JP6088963B2 - 前倒式ヘッドレスト - Google Patents

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本発明は、車両用のヘッドレストに関し、特に非使用時にシートバック上で前倒し可能とする前倒式ヘッドレストに関する。
自動車の座席のシートバック上には、通常、ヘッドレストが設けられ、座席に着座する乗員の頭部を、後方からヘッドレストが支持するように使用される。自動車のシートバック上のヘッドレストは、通常、前部座席とともに、後部座席のシートバック上にも取り付けられ、後部座席の乗員の頭部を後方から支持するようになっている。
しかし、後部座席のヘッドレストは、通常、シートバック上に突き出すように設けられるので、前部座席の運転者が後進時などに後方を見る場合、後方視界の障害となる。このため、後部座席のヘッドレストは、使用しない場合、後方視界を確保するために、シートバック上に突出しない状態とすることが望ましい。そこで、従来、ヘッドレストの非使用時、ヘッドレストが起立状態から前倒し状態なるとなるように、ヘッドレストステーを回動可能に枢支した構造のヘッドレストが、下記特許文献1で提案されている。
特開2011−36540号公報
しかし、この前倒し式のヘッドレストは、シートバックの上部に設けた取付部にヘッドレストステーの回動機構を設け、ヘッドレストステーの下端部を上下に回動可能に枢支して取り付けられている。このため、ヘッドレストステーの回動機構が複雑で大型化し、またヘッドレストステーの回動軌跡に沿ってシートバックの上部にスリットが形成されることとなる。このため、スリットから内部が露出して、シートバックの見栄えが悪くなり、また、スリット内に異物が進入しやすいという不具合があった。さらに、従来の前倒式ヘッドレストは、回動機構が複雑で、部品点数が多く、製造工程が増大するため、製造コストが増大する課題がった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、構造が簡単で、製造コストを削減することができる前倒し可能な前倒式ヘッドレストを提供することを目的とする。
本発明に係る前倒式ヘッドレストは、シートバックの上部に、突き出し長を調整可能に差し込まれる両側のステーと、パッドカバーで覆われたパッド部材内にベース部材を設けたヘッドレスト本体と、を備え、該両側のステーの中間部に設けた軸部に対し、該ヘッドレスト本体が該ベース部材を介して前倒し回動可能に取り付けられてなる前倒式ヘッドレストにおいて、
該ベース部材は、
該軸部に固定された第1カム部材と、該第1カム部材に隣接して該軸部に固定された第2カム部材と、該軸部に対し回動可能に外嵌された本体ケースと、該本体ケース内の両側に取り付けられて共に回動し、該第1カム部材の2つの摺動面に対しばね弾性をもって接触する1対の板ばねと、を備え、
該ベース部材を有する該ヘッドレスト本体を、該ステーの軸部に対し回動操作したとき、該第1カム部材と該1対の板ばねとが接触し、且つ該第2カム部材が該ベース部材の一部に当接して、該ベース部材の回動範囲を規制することを特徴とする。
この発明によれば、ヘッドレスト本体を、ステーの軸部に対し回動操作したとき、第1カム部材と1対の板ばねとが接触するので、回動操作時の節度感を生じさせることができ、ヘッドレスト本体を、起立位置と前倒位置との間で、節度感を持って、且つ適度な操作荷重をもって、良好に回動操作することができる。また、第2カム部材の当接によりヘッドレスト本体の回動を起立(使用)位置と前倒位置で確実に止めることができ、しかも、ベース部材を、少ない部品点数で且つ簡単な構成の部品から製造することができるので、従来のものに比べ、遥かに安価に且つ簡単に製造することができる。

ここで、上記本体ケースの開口部にはカバー体が嵌着され、該カバー体の内壁に、上記ヘッドレスト本体の回動限界位置で、上記第2カム部材のカム面が当接するように構成することができる。
ここで、上記第1カム部材及び第2カム部材は、略菱形に形成することができる。また、上記ベース部材の本体ケースは、一方の側面を開口した直方体状の箱体から形成され、略コ字状に曲折されたカバー体を該本体ケースの開口部に被せるように嵌着する構成とすることができる。これによれば、部品の構造を一層簡単化することができ、製造が容易となる。
また、上記1対の板ばねは、ばね板の両端を略コ字状に曲折し、該コ字状の端部を該本体ケースの内側に嵌め込んで取り付けることができる。これによれば、製造時、1対の板ばねを定位置に簡単に取り付けることができる。
本発明の前倒式ヘッドレストによれば、使用位置と前倒位置との間で、ヘッドレスト本体を、節度感を持って良好に回動操作することができ、且つ少ない部品点数で且つ簡単な構造の部品から製造することができ、従来のものに比べ遥かに安価に且つ簡単に製造することができる。
本発明の一実施形態を示す前倒式ヘッドレストのベース部材の正面図である。 同ベース部材の左側面図である。 同ベース部材平面図である。 ベース部材の分解斜視図である。 本体ケースの斜視図である。 図3のVI-VI断面図である。 ヘッドレストの正面図である。 ヘッドレストの左側面図である。 ヘッドレストを前に倒した状態の左側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。この前倒式のヘッドレスト1は、自動車の座席シートのシートバックS上にステー3を介して昇降可能に装着されるヘッドレストであり、図7〜図9に示すように、そのヘッドレスト本体2は、起立した使用状態から前に回動させて倒すことが可能な前倒式として構成される。1対のステー3は、パッド部材6の後側で、ヘッドレスト本体2の裏面から下方に向けて突設されている。なお、この明細書で使用する前、後、上、下は、図8にその方向を示すように、車内の座席シートの前、後、上、下を基準としている。
図7〜図9に示すように、ヘッドレスト1は、概略的には、座席シートのシートバックの上部に突き出し長を調整可能に差し込まれる1対のステー3と、パッドカバー7で覆われたパッド部材6内にベース部材4を設けたヘッドレスト本体2と、を備えて構成される。
ヘッドレスト本体2は、1対のステー3に対し、軸部9を中心にベース部材4を介して、前後に傾動可能つまり起立位置から前倒位置まで回動可能に取り付けられる。1対のステー3はヘッドレスト1をシートバック上に取り付けるための部材で、図示は省略されているが、シートバックの上部には、1対のステー3を上から挿入するための挿入孔が設けられている。また、挿入孔の開口部にはロック機構が設けられ、ステー3の外周部には一定の間隔で切欠凹部が設けられ、挿入されたステー3は任意の高さ位置で、ロック機構によりロックすることができるようになっている。
ヘッドレスト本体2のパッド部材6は、図7〜図9に示す如く、軟質のクッション材、発泡合成樹脂等から構成され、パッドカバー7がパッド部材6の周囲を覆って被せられる。パッド部材6に内部には、内ケースなどを介して、ベース部材4が配設され、ベース部材4の内部をステー3の軸部9が貫通し、ベース部材4を含むヘッドレスト本体2が軸部9を軸に回動する。
ベース部材4は、図4に示すように、直方体形状の箱体からなる本体ケース15と、本体ケース15の開口部を覆うように嵌着されるカバー体10とを備え、本体ケース15内には、1対の板ばね13,14が、中央に間隔をあけて縦方向に、且つ平行に取り付けられている。
また、図4に示すように、軸部9は、1対のステー3間の上部に延設される水平中間部として一体に形成され、軸部9上には、第1カム部材11と第2カム部材12とが隣接して固定される。第1カム部材11は本体ケース15内の1対の板ばね13,14間に収容され、第2カム部材12はカバー体10の内側に収容されてその内壁に当接可能となっている。本体ケース15には図4に示すように、中央下寄りに貫通孔15aが穿設され、その貫通孔15aに軸部9が回動可能に嵌挿される。同様に、カバー体10の中央下寄りに貫通孔10aが穿設され、その貫通孔10aに軸部9が回動可能に嵌挿される。
第1カム部材11は、図4〜図6に示すように、略菱形形状に形成され、その外周面がカム面となり、本体ケース15内に配設された1対の板ばね13,14の間に、その外周のカム面を接触可能に収容される。1対の板ばね13,14は図6に示すように、長方形状の本体ケース15内に中央に間隔を明けて平行に取り付けられ、第1カム部材11はその板ばね13,14の間に、対向する2面を接触させて挿入され、本体ケース15の貫通孔15aには、軸部9が回動可能に挿通される。1対の板ばね13,14は、その間に収容される第1カム部材11に対しばね弾性をもって接触し、本体ケース15の回動に伴い、弾性変形しながら接触状態を保持するように取り付けられる。
これにより、軸部9を固定状態として、ヘッドレスト本体2のベース部材4つまり本体ケース15を回動操作したとき、図8,9に示すように、板ばね13,14は第1カム部材11によって弾性変形しながら回動し、板ばね13,14が接触する第1カム部材11のカム面が一方の辺部から次の隣接する辺部へと移行し、その間、板ばね13,14の接触位置が第1カム部材11の辺部から角部を経て隣の辺部へと移行する。
これにより、ヘッドレストを回動操作(前倒操作)する使用者には、適度な操作荷重が生じ、使用(起立)状態と前倒状態に達したとき、図8,9に示す如く、第1カム部材11の平坦な辺部が板ばね13,14の平面に当接して、良好な節度感が得られ、さらに、安定したガタツキのない使用(起立)状態と前倒状態となるようになっている。
つまり、図8,9に示すように、本体ケース15が使用(起立)状態または前倒状態にあるとき、板ばね13,14の平面がばね弾性をもって第1カム部材11の平坦な2つの辺部を保持し、本体ケース15が軸部9及び第1カム部材11に対し回動操作されたとき、1対の板ばね13,14が第1カム部材11に押されて弾性変形して本体ケース15の回動を許容する。これにより、ベース部材4の本体ケース15つまりヘッドレスト本体2を回動操作したとき、使用者には、その回動操作に伴い適度な操作荷重と良好な節度感が生じるようになっている。
1対の板ばね13,14は、図5,6に示すように、その両側端部が略コ字状に曲折され、その状態で、長方形箱型の本体ケース15内に密に収納すれば、板ばね13,14の中間部が容易に弾性変形する状態で配設可能である。これにより、板ばね13,14の組付けは簡単に行なうことができる。
図4に示すように、軸部9上には第1カム部材11に隣接して第2カム部材12が取り付けられ、本体ケース15の開口部には、カバー体10が覆うように嵌着される。カバー体10は、金属板を略コ字状に曲折して形成され、図4に示すように、中央部下寄りに貫通孔10aが穿設され、その貫通孔10aに軸部9が挿通される。第2カム部材12の外周部には、図4に示すように、平坦な第1辺部12aと第2辺部12bが、角部の両側に形成される。
カバー体10は第2カム部材12の側から本体ケース15の開口部を覆うように嵌め込まれるが、このとき、第2カム部材12の外周の2辺のカム面(第1辺部12aと第2辺部12b)がカバー体10の内壁に当接して、本体ケース15とカバー体10とからなるベース部材4の回動範囲を起立位置と前倒位置間で制限するようになっている。つまり、第2カム部材12は、ベース部材4の回動範囲を起立位置と前倒位置間で規制する機能を有して、軸部9に固定され、回動操作時の回動荷重の付与や節度感を発生させるための第1カム部材11とは、異なる機能を第2カム部材12に持たせている。
上記のように、第2カム部材12は、略菱形状に形成され、角部の両側外周部に第1辺部12aと第2辺部12bが設けられる。そして、図8に示すように、ヘッドレスト本体2(ベース部材4)を起立(使用)位置まで回動操作したとき、第2カム部材12の第1辺部12aがカバー体10の一方の内壁に当接する構造である。一方、ヘッドレスト本体2(ベース部材4)を前倒位置まで回動操作したとき、第2カム部材12の第2辺部12bは、カバー体10の他方の内壁に当接する構造となっている。
なお、この図例の実施形態では、ベース部材4の起立位置から前倒位置までの角度は約75°としているが、ベース部材4の回動角度範囲は第2カム部材12の形状に応じて任意の角度に設定することができる。
また、ベース部材4は、上述の如く、本体ケース15の開口部側にコ字状のカバー体10を嵌着させ、第2カム部材12のカム面(第1辺部12a、第2辺部12b)をカバー体10の内壁に当接させるようにしたが、本体ケースとカバー体を一体に形成し、第2カム部材12のカム面を第1カム部材11と同様に本体ケースの内壁に当接させて、ベース部材4の回動操作時、起立位置と前倒位置で停止させるようにすることもできる。
しかし、本実施形態のように、第2カム部材12のカム面を、カバー体10の内壁に当接させて、回動操作時の起立位置と前倒位置を設定する構造とすることにより、起立位置と前倒位置の設定が容易となり、ベース部材4の組付作業も容易となる。
ステー3は、金属パイプを略コ字状に曲折して形成され、その中間部水平部分に軸部9が形成されるが、別部材の軸部9をステー3の曲折された上端部に溶接することもできる。1対のステー3はヘッドレスト本体2の後部下面から下方に突き出すように取り付けられ、ベース部材4は上記のように、ステー3上部の軸部9に対し回動可能に軸支される。
このように、ヘッドレスト1は、2つのカムつまり第1カム部材11と第2カム部材12を軸部9に固定し、ベース部材4の本体ケース15内に、1対の板ばね13,14を配設するのみの簡単な部品構成で構成され、歯車や回動爪などを含むラチェット機構などを使用しないため、非常に簡単な構造で、少ない部品点数、少ない加工工数により、前倒式ヘッドレストを製造することができる。
次に、上記構成の前倒式ヘッドレストの使用態様を説明する。ヘッドレスト1は、例えば自動車の後部座席のシートバック上に、1対のステー3を介して昇降可能に装着される。乗員がヘッドレスト1を使用する場合、ヘッドレスト1は、シートバック上の所定位置までステー3が引き出され、ヘッドレスト本体2は、図8のように、起立状態とする。
この状態で、図8のように、第2カム部材12の第1辺部12aがベース部材4のカバー体10の内壁に当接し、第1カム部材11の対向する2つのカム面は平行な板ばね13,14間に、ばね弾性をもって挟持される状態となるので、ヘッドレスト本体2は、ガタツキなく起立状態に保持される。このような状態で、座席シート上に着座した乗員は、その頭部がヘッドレスト本体2の正面部に後方から支持されることとなる。
一方、後部座席のヘッドレスト1が非使用の状態となり、自動車の後方視界を確保する場合、ヘッドレスト1を押し下げるとともに、図9のように、ヘッドレスト本体2を前に倒すように回動させる。
このとき、ステー3の軸部9上の第1カム部材11及び第2カム部材12に対し、ヘッドレスト本体2内のベース部材4が所定の角度(例えば約75°)だけ前に回動し、図9に示す如く、カバー体10の内壁が第2カム部材12の第2辺部12bに当接して、前倒位置で停止する。
このようなヘッドレスト本体2の回動時、第1カム部材11の対向する2つのカム面は、平行な板ばね13,14間にばね弾性をもって挟持されてベース部材4が回動するので、ヘッドレスト本体2は、適度な操作荷重を付与された状態で回動することとなる。そして、ヘッドレスト本体2が図9のように前倒状態で停止したとき、第1カム部材11の対向する2つのカム面は平行な板ばね13,14間に、ばね弾性をもって挟持される状態となるので、ヘッドレスト本体2はガタツキなく前倒状態で停止し、ヘッドレスト1は非使用状態となる。
一方、ヘッドレスト1の使用時には、ヘッドレスト本体2を図9の前倒状態から図8のように後方に(上方に)回動操作する。このとき、ヘッドレスト本体2のベース部材4は、軸部9上で図の反時計方向に回動し、図8のように、第2カム部材12の第1辺部12aがベース部材4のカバー体10の内壁に当接してヘッドレスト本体2は使用状態で停止する。
このときも、ヘッドレスト本体2は、第1カム部材11の対向する2つのカム面が平行な板ばね13,14間にばね弾性をもって挟持されて、ベース部材4が回動するので、ヘッドレスト本体2は、適度な操作荷重を付与された状態で回動する。そして、停止時には、図8の如く第1カム部材11の対向する2つのカム面が、平行な板ばね13,14間に、ばね弾性をもって挟持される状態となるので、ヘッドレスト本体2は、ガタツキなく起立状態に保持されることとなる。
このように、ヘッドレスト本体2を、ステー3の軸部9に対し回動操作したとき、第1カム部材11と1対の板ばね13,14との接触により、回動操作時の節度感を生じさせるように構成したから、ヘッドレスト本体2を、起立位置と前倒位置との間で、節度感を持って、且つ適度な操作荷重をもって、良好に回動操作することができる。また、第2カム部材12の当接によりヘッドレスト本体2の回動を起立(使用)位置と前倒位置で確実に止めることができ、しかも、ベース部材4を、少ない部品点数で且つ簡単な構成の部品から製造することができるので、従来のものに比べ、遥かに安価に且つ簡単に製造することができる。
1 ヘッドレスト
2 ヘッドレスト本体
3 ステー
4 ベース部材
6 パッド部材
7 パッドカバー
9 軸部
10 カバー体
10a 貫通孔
11 第1カム部材
12 第2カム部材
12a 第1辺部
12b 第2辺部
15 本体ケース
15a 貫通孔

Claims (5)

  1. シートバックの上部に、突き出し長を調整可能に差し込まれる両側のステーと、パッドカバーで覆われたパッド部材内にベース部材を設けたヘッドレスト本体と、を備え、該両側のステーの中間部に設けた軸部に対し、該ヘッドレスト本体が該ベース部材を介して前倒し回動可能に取り付けられてなる前倒式ヘッドレストにおいて、
    該ベース部材は、
    該軸部に固定された第1カム部材と、該第1カム部材に隣接して該軸部に固定された第2カム部材と、該軸部に対し回動可能に外嵌された本体ケースと、該本体ケース内の両側に取り付けられて共に回動し、該第1カム部材の2つの摺動面に対しばね弾性をもって接触する1対の板ばねと、を備え、
    該ベース部材を有する該ヘッドレスト本体を、該ステーの軸部に対し回動操作したとき、該第1カム部材と該1対の板ばねとが接触し、且つ該第2カム部材が該ベース部材の一部に当接して、該ベース部材の回動範囲を規制することを特徴とする前倒式ヘッドレスト。
  2. 前記本体ケースの開口部にはカバー体が嵌着され、該カバー体の内壁に、前記ヘッドレスト本体の回動限界位置で、前記第2カム部材のカム面が当接することを特徴とする請求項1記載の前倒式ヘッドレスト。
  3. 前記第1カム部材及び第2カム部材は、略菱形に形成されたことを特徴とする請求項2記載の前倒式ヘッドレスト。
  4. 前記ベース部材の本体ケースは、一方の側面を開口した直方体形状の箱体から形成され、略コ字状に曲折されたカバー体が、該本体ケースの開口部に被せるように嵌着されたことを特徴とする請求項3記載の前倒式ヘッドレスト。
  5. 前記1対の板ばねは、ばね板の両端を略コ字状に曲折して形成され、該コ字状端部を該本体ケースの内側に嵌め込んで取り付けられたことを特徴とする請求項4記載の前倒式ヘッドレスト。
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