JP6940797B2 - 乗物用シート - Google Patents
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図1及び図2に示すように、乗物用シートSは、シートクッションフレームF1を含むシートクッションS1と、シートバックフレームF2を含むシートバックS2とを有する。シートバックフレームF2の下端は、リアリンク1を介してシートクッションフレームF1の後端に前後に回動可能に取り付けられている。シートクッションフレームF1の前端は、左右一対のフロントリンク2によって、フロアFLに設けられた前ブラケット3に支持されている。各フロントリンク2は、左右に延びる軸線を中心として前後に回動可能に前ブラケット3に支持されると共に、軸線の下方に位置し左右に延びる軸線を中心として前後に回動可能にシートクッションフレームF1に支持されている。シートバックフレームF2の下部は、フロアFLに設けられた後ブラケット4に、左右に延びる支持軸線4A(図5参照)を中心として前後に回動可能に支持されている。
次に、本発明に係る乗物用シートSの第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、補強部材16は屈曲部13Aと中間フレーム14の間に掛け渡したが、図9に示すように、補強部材16は屈曲部13Aと前フレーム12との間に掛け渡してもよい。この場合でも、補強部材16を屈曲部13Aと中間フレーム14の間に掛け渡した場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、中間フレーム14により、シートクッションフレームF1の剛性が向上する。また、後フレーム13が屈曲部13Aを有する場合でも、補強部材16により、シートクッションフレームF1の剛性が維持される。
次に、本発明に係る乗物用シートSの第3実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、右部分13Cは左部分13Bよりも高い位置に配置したが、図10に示すように、左部分13B及び右部分13Cを同じ高さの位置に配置し、右部分13Cの上面にブラケット18を設けることにより、右部分13Cの上面の位置が左部分13Bの上面の位置よりも高くなるようにしてもよい。この場合でも、右部分13Cは左部分13Bよりも高い位置に配置した場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、中間席32よりも使用される頻度が高い左側席31において、シートクッションパッド34の厚さを厚くすることができる。
12 :前フレーム
13 :後フレーム
13A :屈曲部
13B :左部分
13C :右部分
14 :中間フレーム
15 :後フレーム補強部材
16 :補強部材
31 :左側席
32 :中間席
33 :右側席
34 :シートクッションパッド
34A :凹部
36 :凹部
41 :バックル装置
44 :バックル支持アーム
45 :バックル
47 :付勢装置
FL :フロア
F1 :シートクッションフレーム
F2 :シートバックフレーム
S :乗物用シート
S1 :シートクッション
S2 :シートバック
Claims (13)
- フロアに所定の範囲で前後に回動可能に取り付けられたシートバックフレームと、
前記シートバックフレームの前方への傾倒に応じて前方に移動するシートクッションフレームと、
前記フロアに取り付けられた基端と、シートベルトのタングプレートと結合可能なバックルが設けられた先端とを備え、前記バックルが前記基端に対して上方に位置する使用位置と、前記使用位置に対して前記バックルが前方に位置した収納位置との間で移動可能なバックル支持アームとを有し、
前記シートクッションフレームは、前後に延びる左右一対のサイドフレーム、左右の前記サイドフレームの前部間に掛け渡された前フレーム、及び左右の前記サイドフレームの後部間に掛け渡された後フレームを有し、
前記後フレームは、左右における中間部に前方に突出した屈曲部を有し、
前記バックル支持アームは、前記屈曲部と対向して配置され、
前記バックルは、前記バックル支持アームが収納位置にあるときに、その全体が、前記シートバックフレームの前方への傾倒に応じて前方に移動する前記シートクッションフレームの前記後フレームが有する前記屈曲部の内側に収納されることを特徴とする乗物用シート。 - 前記屈曲部は、前記後フレームを前方に向けて湾曲させることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記屈曲部は、平面視で前方に突出したV字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記シートバックフレームに支持されるシートバックパッドをさらに有し、
前記バックルは、前記使用位置において、前記シートバックパッドの下端部の前方に位置し、前記屈曲部と前記シートバックパッドの前面とによって画定される空間内に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。 - 前記バックルは、前記使用位置において、その少なくとも一部が、前記シートバックパッドの下端部と当接していることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
- 前記シートクッションフレームに支持され、前記屈曲部と対応する部分に後縁から前方に凹んだ凹部を有するシートクッションパッドをさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。
- 前記バックルは、前記収納位置において、その上端が前記シートクッションパッドの上面よりも下方に位置することを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記シートクッションフレームを構成するフレーム間に前記屈曲部を避けるようにして掛け渡され、前記シートクッションパッドを下方から支持する支持部材をさらに有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の乗物用シート。
- 前記後フレームは、前記屈曲部の左右においてそれぞれ左右に延びる左部分及び右部分を有し、
前記シートクッションフレームは、左右に2人分の着座部を構成し、
前記左部分は一方の前記着座部を構成し、前記右部分は他方の前記着座部を構成し、前記屈曲部は2つの前記着座部の境界に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。 - 前後に延びて前記屈曲部と前記前フレームとに掛け渡された補強部材を有し、
前記補強部材の後端は、前記屈曲部における、前記バックル支持アームとの干渉を避けることができる位置に連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。 - 前記前フレームと前記後フレームとの間を左右に延びて左右の前記サイドフレームのそれぞれに掛け渡された中間フレームと、
前後に延びて前記屈曲部と前記中間フレームとに掛け渡された補強部材を有し、
前記補強部材の後端は、前記屈曲部における、前記バックル支持アームとの干渉を避けることができる位置に連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。 - 前記補強部材の後端は、前記屈曲部の頂部を避けた位置で前記屈曲部に連結されることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の乗物用シート。
- 前記屈曲部は、シート左右方向における中央部を避けた位置に配置され、
前記補強部材の後端は、シート左右方向における前記中央部側の位置で前記屈曲部に連結されることを特徴とする請求項12に記載の乗物用シート。
Priority Applications (1)
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JP2020101868A JP6940797B2 (ja) | 2016-07-29 | 2020-06-11 | 乗物用シート |
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JP2016150359A Division JP6718116B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 乗物用シート |
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JP2020164163A JP2020164163A (ja) | 2020-10-08 |
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2020
- 2020-06-11 JP JP2020101868A patent/JP6940797B2/ja active Active
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JP2020164163A (ja) | 2020-10-08 |
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