JP2018198655A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】オットマン支持部材の変形が抑制された乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートは、着座者が着座するシートクッションと、シートクッションに設けられたオットマンとを備え、シートクッションは、シート幅方向に間隔をあけて設けられたサイドフレーム20およびサイドフレーム21と、サイドフレーム20およびサイドフレーム21に設けられたオットマン支持部29とを有し、オットマン支持部29は、アッパー部材22と、アッパー部材22の下方に配置されたロアー部材23と、ロアー部材23に接続された台座とを有し、アッパー部材22は、サイドフレーム20およびサイドフレーム21に接続されており、ロアー部材23は、サイドフレーム20およびサイドフレーム21に接続されており、ロアー部材23は、シート幅方向に位置する側板42および側板41を有し、側板42および側板41の少なくとも一方は、アッパー部材22に接続された。【選択図】図5

Description

本開示は、乗物用シートに関し、特に、オットマンを有する乗物用シートに関する。
従来から各種の乗物用シートが提案されており(特許文献1参照)、たとえば、オットマン付き乗物用シートについても各種提案されている。
一般に、オットマン付き乗物用シートは、シートバックと、シートクッションと、オットマンとを備える。オットマンは、シートクッションの前端部側に設けられている。オットマンは、シートクッションの前端部の下方に位置する格納位置と、シートクッションの前方側の展開位置との間を移動可能に設けられている。
たとえば、特開2013−112128号公報に記載された乗物用シートは、チップアップさせることができるシートクッションと、シートクッションの前端部に設けられたオットマンとを備える。
特開2010−260537号公報 特開2013−112128号公報
オットマンを備えた乗物用シートにおいて、シートクッションは、クッションフレームと、クッションフレーム上に設けられたクッションパッドとを有する。クッションフレームは、左右方向に間隔をあけて配置された左側サイドフレームおよび右側サイドフレームと、オットマンを支持するオットマン支持部とを有する。
オットマン支持部は、サイドフレームの間に配置されたアッパー部材およびロアー部材と、ロアー部材に接続されると共にオットマンが設けられた台座とを備える。アッパー部材とロアー部材とは、上下方向に間隔をあけて配置されている。
アッパー部材は、シート幅方向の両端が各サイドフレームに接続されている。ロアー部材はアッパー部材の下方に間隔をあけて配置されており、ロアー部材のシート幅方向の両端は各サイドフレームに接続されている。そして、オットマンが設けられた台座は、ロアー部材に接続されている。
台座には、オットマンの自重による荷重が加えられている。台座は、ロアー部材に接続されているため、ロアー部材およびサイドフレームは、オットマンの自重を支持する構成となっている。その結果、ロアー部材が大きく変形するおそれがある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、オットマン支持部材の変形が抑制された乗物用シートを提供することである。
本開示に係る乗物用シートは、着座者が着座するシートクッションと、前記シートクッションに設けられたオットマンとを備える。上記シートクッションは、シート幅方向に間隔をあけて設けられた第1サイドフレームおよび第2サイドフレームと、前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに設けられたオットマン支持部とを有する。上記オットマン支持部は、アッパー部材と、前記アッパー部材の下方に配置されたロアー部材と、前記ロアー部材に接続された台座とを有する。上記アッパー部材は、前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに接続されている。上記ロアー部材は、前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに接続されている。上記ロアー部材は、シート幅方向に位置する第1端部および第2端部を有し、前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方は、前記アッパー部材に接続された。
上記の構成によれば、ロアー部材は、第1および第2サイドフレームと、アッパー部材とによって支持されるので、ロアー部材の変形が抑制されている。
上記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームは、前記アッパー部材および前記ロアー部材の間に配置されており、前記ロアー部材は、シート幅方向の一方側に位置する第1端部と、他方側に位置する第2端部とを有し、前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方は、前記アッパー部材の下面に接続された。
上記の構成によれば、オットマンの自重などの荷重はロアー部材に加えられており、ロアー部材は当該荷重によって、下方に引っ張られる。ロアー部材に加えられた荷重は、アッパー部材にも加えられ、アッパー部材も下方に引っ張られる。第1サイドフレームおよび第2サイドフレームは、アッパー部材およびロアー部材の間に配置されている。このため、第1および第2サイドフレームおよびアッパー部材は、互いに近づく方向に荷重が加えられるので、第1および第2サイドフレームとアッパー部材とが離れるように変形することを抑制することができる。
上記アッパー部材のシート幅方向の長さは、前記ロアー部材のシート幅方向の長さよりも長い。上記の構成によれば、アッパー部材の上面にシート幅方向に長いクッションパッドを配置することができ、着座者の座り心地の向上を図ることができる。
上記アッパー部材は、板状のアッパーパネルである。当該構成によれば、クッションパッドを板状に形成されたアッパーパネルが支持することになる。アッパー部材をパイプ状の部材で形成した場合においては、着座者がアッパー部材を感じとり易い。その一方で、アッパー部材を板状に形成することで、着座者がアッパー部材を感じにくくすることができ、座り心地の向上を図ることができる。
本開示に係る乗物用シートによれば、オットマンを備えた乗物用シートにおいて、オットマン支持部材の変形を抑制することができる。
乗物用シート1を模式的に示す側面図である。 シートクッション3が跳上位置に位置している状態における乗物用シート1を示す側面図である。 クッションフレーム7を示す斜視図である。 クッションフレーム7を示す斜視図である。 クッションフレーム7を示す分解斜視図である。 アッパーパネル22を下方から視たときの斜視図である。 ロアーパネル23を下方から視たときの斜視図である。 図3に示すVIII−VIII線における断面図である。 図3に示すIX−IX線における断面図である。 側板41およびその周囲の構成を示す断面図である。 側板42およびその周囲の構成を示す断面図である。 実施の形態2に係る乗物用シートにおいて、アッパーパネル22、ロアーパネル23およびサイドフレーム20,21を示す断面図である。 ロアーパネル23の側板51およびその周囲の構成を示す断面図である。 ロアーパネル23の側板52およびその周囲の構成を示す断面図である。
図1から図14を用いて、本実施の形態1,2に係る乗物用シートについて説明する。図1から図14に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する場合がある。
なお、図1などにおいて示す「右」とは、乗物用シート1に着座した着座者の右方向を示す。「左」とは、乗物用シート1に着座した着座者の左方向を示す。同様に、「上」とは上方を示し、「下」とは下方を示す。「前」とは前方向と示し、「後」とは後方向を示す。シート幅方向とは、左右方向であり、シート前後方向とは、前後方向である。
(実施の形態1)
図1は、乗物用シート1を模式的に示す側面図である。乗物用シート1は、シートバック2と、シートクッション3と、オットマン4と、ベース5と、操作リンク6とを備える。
ベース5は、車両のフロアパネルの上面に配置されている。フロアパネルにはスライダーが設けられており、ベース5はスライダー上に設けられている。ベース5は、スライダーによって車両の前後方向に移動可能に設けられている。
シートバック2は、ベース5の上面に設けられている。シートバック2は、バックフレームと、バックパッドとを有する。バックパッドは、バックフレームの上面側に配置されている。シートバック2は、着座者の背凭れとして機能する。シートバック2は、バックフレームの下端部側に設けられたリクライナ11によって、ベース5に回転可能に設けられている。
シートクッション3は、クッションフレーム7と、クッションパッド8とを有する。クッションパッド8は、クッションフレーム7の上面側に配置されている。シートクッション3は、着座者の座部として機能する。クッションフレーム7は、軸12によって、ベース5に対して回転可能に設けられている。軸12は、クッションフレーム7の後端側に設けられている。
オットマン4は、シートクッション3の前部に設けられており、具体的には、クッションフレーム7の前端部側に設けられている。オットマン4は、固定部9と、オットマン本体10と、図示しないリンク機構およびロック機構とを備える。固定部9は、クッションフレーム7の先端部に固定されている。
オットマン本体10は、着座者の脹脛を支持する部材である。オットマン本体10は、固定部9に対して移動可能に設けられており、格納位置と展開位置との間を移動可能に設けられている。オットマン本体10の格納位置は、シートクッション3の下方に位置する。オットマン本体10の展開位置は、シートクッション3の前方側に位置しており、図1の二点鎖線で示す位置である。
リンク機構は、オットマン本体10を格納位置と、展開位置との間を移動させる機構である。ロック機構は、オットマン本体10を固定部9に固定したり、オットマン本体10の固定状態を解除したりする機構である。
操作リンク6は、ベース5および固定部9を接続するように設けられている。本実施の形態に係る乗物用シート1は、チップアップ機構と、操作部とを備える。操作部が操作されると、チップアップ機構は、図1に示すように着座使用位置に位置するシートクッション3を、図2に示すように、シートクッション3を跳上位置まで移動させると共に、シートバック2を前傾させる。
図2は、シートクッション3が跳上位置に位置している状態における乗物用シート1を示す側面図である。
操作リンク6は、シートクッション3が着座使用位置から跳上位置まで移動する過程において、オットマン4をシートクッション3の下面側に移動させる。シートクッション3を跳上位置に移動させた際に、オットマン4をシートクッション3の下面側に移動させることで、乗物用シート1をコンパクトにすることができる。
シートバック2を前傾させて、シートクッション3を跳上位置に移動させた状態で、乗物用シート1を前方に移動させることで、室内後方に広い空間を作り出すことができる。
図3および図4は、クッションフレーム7を示す斜視図である。クッションフレーム7は、サイドフレーム20と、サイドフレーム21と、オットマン支持部29とを有する。
サイドフレーム20,21は、シート前後方向に長尺に延びるように形成されている。サイドフレーム20およびサイドフレーム21は、シート幅方向に間隔をあけて配置されている。
図5は、クッションフレーム7を示す分解斜視図である。サイドフレーム20は、上壁部30と、側壁部31と、下壁部32とを有する。側壁部31は、上壁部30の右側側辺と、サイドフレーム21の右側側辺を接続しており、サイドフレーム20は、シート幅方向の左側に向けて開口するように形成されている。
サイドフレーム21は、上壁部33と、側壁部34と、下壁部35とを有する。側壁部34は、上壁部33の左側側辺と、下壁部35の左側側辺とを接続する。サイドフレーム21は、シート幅方向の右側に向けて開口するように形成されている。
オットマン支持部29は、アッパーパネル22と、ロアーパネル23と、台座24とを有する。
アッパーパネル22は、板状に形成されている。アッパーパネル22は、天板40と、側板41,42とを有する。
天板40は、シート幅方向に長尺に形成されている。天板40は、支持板43,44と、接続部45とを有する。
支持板43はサイドフレーム21側に設けられており、支持板44はサイドフレーム20側に設けられている。支持板43および支持板44は、クッションフレーム7の上面側に設けられるクッションパッド8を支持する。
凹部49は、支持板44と支持板43との間に形成されている。凹部49は、シート前後方向に延びるように形成されており、ロアーパネル23に向けてへこむように形成されている。
凹部49が形成されたアッパーパネル22と、凹部49が形成されていないアッパーパネル22とを比較すると、凹部49が形成されているアッパーパネル22の方が剛性が高い。
接続部45は、凹部49の底部に形成されている。接続部45は、前側接続部47と、後側接続部48と、中間部46とを有する。前側接続部47と、後側接続部48とは、シート前後方向に間隔をあけて形成されている。中間部46は、前側接続部47と、後側接続部48との間に形成されている。
図6は、アッパーパネル22を下方から視たときの斜視図である。前側接続部47および後側接続部48は下方に突出するように形成されており、中間部46は前側接続部47および後側接続部48よりも上方に突出するように形成されている。
中間部46が形成された接続部45と、中間部46が形成されていない接続部45とを比較すると、中間部46が形成された接続部45の方が剛性が高い。
側板42は、支持板44の右側側辺に形成されており、支持板44の右側側辺から下方に延びるように形成されている。側板41は、支持板43の左側側辺に形成されている。側板41は、支持板43の左側側辺から下方に延びるように形成されている。
図5において、ロアーパネル23は、底板50と、側板51,52とを有する。底板50は、支持板53と、支持板54と接続部55とを有し、底板50には凹部59が形成されている。支持板53はシート幅方向の左側に設けられており、支持板54はシート幅方向の右側側に設けられている。支持板53および支持板54には、台座24が取り付けられる。
図7は、ロアーパネル23を下方から視たときの斜視図である。凹部59は、支持板53および支持板54の間に形成されている。凹部59はアッパーパネル22に向けて突出するように形成されており、凹部59は上方に向けて突出するように形成されている。
凹部59が形成されたロアーパネル23と、凹部59が形成されていないロアーパネル23とを比較すると、凹部59が形成されたロアーパネル23の方が剛性が高い。
接続部55は、凹部59の上端壁に形成されている。接続部55は、前側接続部57と、後側接続部58と、中間部56とを有する。前側接続部57および後側接続部58はシート前後方向に間隔をあけて形成されている。中間部56は、前側接続部57および後側接続部58の間に形成されている。
中間部56は、前側接続部57および後側接続部58から下方に突出するように形成されている。中間部56が形成された接続部55と、中間部56が形成されていない接続部55とを比較すると、中間部56が形成された接続部55の方が剛性が高い。
側板51は支持板53の左側側辺から上方に延びるように形成されており、側板52は支持板54の右側側辺から上方に延びるように形成されている。側板52は、ロアーパネル23の右側端部(第1端部)を形成しており、側板51はロアーパネル23の左側端部(第2端部)を形成している。
図4および図5において、台座24は、固定板27と、溶接片25と、係合片26とを含む。
固定板27には、オットマン4の固定部9が固定される。溶接片25は、ロアーパネル23に溶接される。係合片26は、アッパーパネル22と係合すると共にアッパーパネル22に溶接される。
図8は、図3に示すVIII−VIII線における断面図である。アッパーパネル22の接続部45と、ロアーパネル23の接続部55とは、互いに溶接部60によって接続されている。具体的には、前側接続部47と、前側接続部57とが溶接されており、後側接続部48と後側接続部58とが溶接されている。その一方で、接続部45の中間部46と、接続部55の中間部56とは、離れている。
図9は、図3に示すIX−IX線における断面図である。サイドフレーム21は、アッパーパネル22の側板41およびロアーパネル23の側板51よりも外側に配置されている。同様に、サイドフレーム20は、アッパーパネル22の側板42およびロアーパネル23の側板52よりも外側に配置されている。
図10は、側板41およびその周囲の構成を示す断面図である。アッパーパネル22の支持板43は、溶接部71によって、サイドフレーム21の上壁部33に溶接されている。
ロアーパネル23の支持板53は、溶接部73によって、サイドフレーム21の下壁部35に溶接されている。
ロアーパネル23の側板51は、溶接部70によって、アッパーパネル22の側板41に溶接されている。
そして、サイドフレーム21は、アッパーパネル22の側板41およびロアーパネル23の側板51を外側から覆うように設けられている。
図11は、側板42およびその周囲の構成を示す断面図である。
アッパーパネル22の支持板44は、溶接部81によって、サイドフレーム20の上壁部30に接続されている。ロアーパネル23の支持板54は、溶接部83によって、サイドフレーム20の下壁部32に溶接されている。
ロアーパネル23の側板52は、溶接部80によって、アッパーパネル22の側板42に溶接されている。
上記のように構成された乗物用シート1において、ロアーパネル23には、オットマン4の自重などの荷重が加えられている。
図10および図11に示すように、ロアーパネル23は、サイドフレーム20,21の下壁部32,35と、アッパーパネル22の側板42,41とに接続されている。
ロアーパネル23は、複数の位置でサイドフレーム20,21およびアッパーパネル22に接続されているため、ロアーパネル23が大きく撓むことを抑制することができる。
ロアーパネル23の側板51,52はロアーパネル23の幅方向の両端に位置すると共にアッパーパネル22に接続されており、ロアーパネル23の底板50の両端部はサイドフレーム20,21に接続されている。
このように、ロアーパネル23の両端部側が強固にサイドフレーム20,21またはアッパーパネル22に接続されている。このため、ロアーパネル23にオットマン4の自重などの荷重が加えられたとしても、ロアーパネル23の両端部側が変形することを抑制することができる。その結果、ロアーパネル23全体の変形量を小さく抑えることができる。
図8などに示すように、接続部45はアッパーパネル22の幅方向の中央部に位置しており、接続部55はロアーパネル23の幅方向の中央部に位置している。そして、アッパーパネル22の接続部45と、ロアーパネル23の接続部55とは、溶接部60によって互いに接続されている。
ロアーパネル23は、シート幅方向の両端のみならず、シート幅方向の中央部においても、アッパーパネル22に接続されている。
このように、アッパーパネル22と、ロアーパネル23と、サイドフレーム20,21とが、複数の箇所で接続されることで、オットマン支持部29全体の剛性が向上する。
これにより、オットマン支持部29全体においても、大きく変形する部分が生じることを抑制することができる。
図5などに示すように、クッションパッド8は、板状に形成されたアッパーパネル22によって支持されている。アッパーパネル22がパイプ状に形成されている場合と比較すると、着座者がアッパーパネル22を感じにくく、着座者にとって、着座した感触がよい。
なお、上記の実施の形態1においては、ロアーパネル23の右側端部である側板52がアッパーパネル22に溶接されており、ロアーパネル23の左側端部である側板51がアッパーパネル22に溶接されているが、側板52および側板51の少なくとも一方をアッパーパネル22に溶接するようにしてもよい。
上記の実施の形態1においては、サイドフレーム20,21は、アッパーパネル22およびロアーパネル23の外側に配置されており、アッパーパネル22およびロアーパネル23を挟み込むように設けられている。
その一方で、サイドフレーム20,21と、アッパーパネル22と、ロアーパネル23との配置構成については各種の配置構成を採用することができる。
(実施の形態2)
図12は、実施の形態2に係る乗物用シートにおいて、アッパーパネル22、ロアーパネル23およびサイドフレーム20,21を示す断面図である。
サイドフレーム20およびサイドフレーム21は、アッパーパネル22およびロアーパネル23の間に配置されている。
アッパーパネル22のシート幅方向の長さは、サイドフレーム20およびサイドフレーム21のシート幅方向の距離よりも長い。アッパーパネル22の側板41は、サイドフレーム21よりもシート幅方向の左側側に離れた位置に位置している。アッパーパネル22の側板42は、サイドフレーム20よりもシート幅方向の右側側に離れた位置に位置している。
ロアーパネル23のシート幅方向の長さは、サイドフレーム20およびサイドフレーム21のシート幅方向の距離よりも長い。そして、ロアーパネル23の側板51は、サイドフレーム21の側壁部34と、アッパーパネル22の側板41との間に配置されている。ロアーパネル23の側板52は、サイドフレーム20の側壁部31と、アッパーパネル22の側板42との間に配置されている。
なお、アッパーパネル22のシート幅方向の長さは、ロアーパネル23のシート幅方向の長さよりも長い。アッパーパネル22のシート幅方向の長さが長いため、シート幅方向の長いクッションパッドをアッパーパネル22の上面上に配置することが可能となり、座り心地の向上が図られている。
図13は、ロアーパネル23の側板51およびその周囲の構成を示す断面図である。ロアーパネル23は、シート幅方向の左側に位置する端部61を有し、端部61は側板51の上端部に位置している。端部61は、シート前後方向に長尺に延びるように形成されている。
ロアーパネル23の端部61は、溶接部90によって、アッパーパネル22の支持板43の下面に接続されている。ロアーパネル23の支持板53は、溶接部91によって、サイドフレーム21の下壁部35に接続されている。
サイドフレーム21の上壁部33は、溶接部92によって、アッパーパネル22の支持板43に接続されている。図14は、ロアーパネル23の側板52およびその周囲の構成を示す断面図である。ロアーパネル23は、シート幅方向の右側に位置する端部62を有し、端部62は、側板52の上端部に位置している。端部62は、シート前後方向に長尺に延びるように形成されている。
ロアーパネル23の端部62は、溶接部93によって、アッパーパネル22の支持板44の下面に接続されている。ロアーパネル23の支持板54は、溶接部95によって、サイドフレーム20の下壁部32に接続されている。
サイドフレーム20の上壁部30は、溶接部94によって、アッパーパネル22の支持板44に接続されている。
上記のように構成された乗物用シートにおいて、ロアーパネル23にオットマン4の自重などの荷重が加えられると、ロアーパネル23の側板51,52を通して、アッパーパネル22に荷重が加えられる。この荷重の荷重方向は、下方向である。
アッパーパネル22に加えられた上記荷重は、サイドフレーム20,21によって支持されている。サイドフレーム20,21は、アッパーパネル22の下側に位置しているため、アッパーパネル22はサイドフレーム20,21に押さえ付けられる。
その結果、溶接部92に、アッパーパネル22およびサイドフレーム21とが上下方向に離れる方向に荷重が加えられることを抑制することができ、溶接部92が破断することを抑制することができる。
なお、本実施の形態2に係る乗物用シートにおいても、ロアーパネル23は、支持板53,54がサイドフレーム21,20に接続されており、さらに、側板51,52がアッパーパネル22に接続されているため、ロアーパネル23が大きく変形することが抑制されている。
なお、上記の実施の形態2においては、ロアーパネル23の端部61および端部62のいずれもアッパーパネル22に溶接しているが、端部61および端部62の少なくとも一方をアッパーパネル22に溶接するようにしてもよい。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 乗物用シート、2 シートバック、3 シートクッション、4 オットマン、5 ベース、6 操作リンク、7 クッションフレーム、8 クッションパッド、9 固定部、10 オットマン本体、11 リクライナ、12 軸、20 サイドフレーム(第1サイドフレーム)、21 サイドフレーム(第2サイドフレーム)、22 アッパーパネル(アッパー部材)、23 ロアーパネル(ロアー部材)、24 台座、25 溶接片、26 係合片、27 固定板、29 オットマン支持部、30,33 上壁部、31,34 側壁部、32,35 壁部、40 天板、41 側板(第2端部)、42 側板(第1端部)、43,44,53,54 支持板、45,55 接続部、46,56 中間部、47,57 前側接続部、48,58 後側接続部、49,59 凹部、50 底板、60,70,71,73,80,81,83,90,91,92,93,94,95 溶接部、61,62 端部。

Claims (4)

  1. 着座者が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションに設けられたオットマンと、
    を備え、
    前記シートクッションは、シート幅方向に間隔をあけて設けられた第1サイドフレームおよび第2サイドフレームと、
    前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに設けられたオットマン支持部とを有し、
    前記オットマン支持部は、アッパー部材と、
    前記アッパー部材の下方に配置されたロアー部材と、
    前記ロアー部材に接続された台座とを有し、
    前記アッパー部材は、前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに接続されており、
    前記ロアー部材は、前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームに接続されており、
    前記ロアー部材は、シート幅方向に位置する第1端部および第2端部を有し、
    前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方は、前記アッパー部材に接続された、乗物用シート。
  2. 前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームは、前記アッパー部材および前記ロアー部材の間に配置されており、
    前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方は、前記アッパー部材の下面に接続された、請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記アッパー部材のシート幅方向の長さは、前記ロアー部材のシート幅方向の長さよりも長い、請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記アッパー部材は、板状のアッパーパネルである、請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用シート。
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