JP2000120242A - オーニング装置 - Google Patents

オーニング装置

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JP2000120242A
JP2000120242A JP10295478A JP29547898A JP2000120242A JP 2000120242 A JP2000120242 A JP 2000120242A JP 10295478 A JP10295478 A JP 10295478A JP 29547898 A JP29547898 A JP 29547898A JP 2000120242 A JP2000120242 A JP 2000120242A
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Japan
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canvas
cover
winding drum
edge
awning device
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JP10295478A
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Kazunori Kitatani
和典 北谷
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TENPARU KK
Original Assignee
TENPARU KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • E04F10/02Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins
    • E04F10/06Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins comprising a roller-blind with means for holding the end away from a building
    • E04F10/0685Covers or housings for the rolled-up blind

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンバスが巻き取られた状態での、キャン
バスを前面より覆い隠し、また、機構部分等の隠蔽を行
う。 【解決手段】 建物外壁面Wに基端が固定される一対の
アーム5,6を介してキャンバス支持枠8が設けられ、
外壁面Wに固設される一対のブラケット2,3に両端を
軸支される巻取ドラム10に巻装されるキャンバス13
の一端がキャンバス支持枠8に取り付けられたオーニン
グ装置であって、外壁面Wに固設されて巻取ドラム10
の上方を覆う上部カバー15と、上部カバー15の前縁
部15aに蝶番部19を介して上部カバー15に対して
揺動自在となって吊下状に連結されるフロントカバー2
5とを備え、巻取ドラム10にキャンバス13が巻き取
られている状態におけるキャンバス支持枠8の前面側に
近接して先端縁25bが位置し、巻取ドラム10に巻回
状態のキャンバス13を覆い、かつ、フロントカバー2
5が開閉自在な構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店頭などにおい
て、日除けなどのために、前方にキャンバスを繰り出し
て、張設・保持するオーニング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーニング装置は、建物の外壁
面に固定された取付ブラケットを介してアーム支持枠が
水平に固設され、このアーム支持枠の両端近傍に屈伸自
在な一対のアームが設けられるとともに、このアーム支
持枠の両端に延設される一対のブラケットを介して巻取
ドラムが回動自在に設けられており、巻取ドラムに巻装
されるキャンバスの一端が、両アームの先端に渡設され
るように設けられたキャンバス支持枠に取り付けられ
て、巻取ドラムに連結される回転操作軸を手動等にて回
転させることで、前記各アームに内蔵される弾持機構に
よるアームの伸展方向の付勢力を助力として、巻取ドラ
ムに対してキャンバスを繰り出し、張設する操作を行
い、また、このアームの弾持機構の付勢力に抗してキャ
ンバスを巻き取る操作が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなオーニ
ング装置は、日除けなどとしての機能をもたせることか
ら、通常、屋外に配設されるものである。そのため、キ
ャンバスを巻取ドラムに巻き取った状態では、巻回状態
のキャンバスと、屈曲されたアーム、及びアーム支持枠
が、建物壁面に表出状態で位置する構造となる。従っ
て、キャンバスを張設していない、すなわち日除けなど
として使用していない状態では、軒先にオーニング装置
の機構部分などが目視されることとなり、外観上好まし
くない。
【0004】また、キャンバスが巻取ドラムに巻き取ら
れた状態であっても、キャンバス支持枠と巻取ドラムと
の間に巻回されない端縁部分がある。これは、屈曲する
アームを有するとともに、このアームの先端にキャンバ
ス支持枠が位置することから生じ、このことから、キャ
ンバスの一端側縁部分は常に風雨及び太陽光に晒される
ことから、日焼け等を起こし、その一端側縁部分のみ色
彩が褪せるなどの不具合が生じている。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、キャンバスが巻き取られた状態での、キャンバス
を前面より覆い隠し、また、機構部分等の隠蔽を行うこ
とを可能とするオーニング装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明のオーニング装置1は、建物躯体
Wに基端が固定されている屈伸自在な一対のアーム5,
6を介してキャンバス支持枠8が設けられ、前記建物躯
体Wに固設される一対のブラケット2,3に両端を軸支
されて配設される巻取ドラム10を有し、該巻取ドラム
10に巻装されるキャンバス13の一端が前記キャンバ
ス支持枠8に取り付けられたオーニング装置であって、
前記建物躯体W側に基端縁が設けられるとともに、前記
巻取ドラム10に前記キャンバス13が巻き取られてい
る状態における前記キャンバス支持枠8の前面側に近接
若しくは接触して先端縁25bが位置し、少なくとも前
記巻取ドラム10に巻回状態のキャンバス13を覆い、
かつ前記先端縁25b側が、前記基端縁に対して揺動自
在とされて、前記建物躯体W側に対して、前記先端縁2
5b側が開閉するカバープレート14を備えたことを特
徴としている。
【0007】なお、前記カバープレート14の先端縁2
5bには、前記キャンバス上を転動自在なローラが配設
されている構成としてもよい。
【0008】また、前記カバープレート14は、前記建
物躯体側に固設されて前記巻取ドラム10の上方を覆う
上部カバー15と、該上部カバー15の前縁部15aに
蝶番部19を介して該上部カバー15に対して揺動自在
となって吊下状に連結されるフロントカバー25とで構
成されることとしてもよい。
【0009】このような構成により、キャンバス13
が、巻取ドラム10に巻き取られて収納状態の際には、
カバープレート14が、巻き取られているキャンバス1
3を覆い隠すことなり、また、キャンバス13が巻取ド
ラム10より繰り出される際には、カバープレート14
が開放し、このキャンバス13の展張状態を阻害するこ
とはない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるオーニング装
置の実施の形態を示す一部分解斜視図、図2は同オーニ
ング装置の側断面図である。
【0011】本発明のオーニング装置1は、左右一対の
ブラケット2,3と、左右一対のアーム5,6と、キャ
ンバス支持枠8と、巻取ドラム10と、キャンバス13
と、カバープレートとで大略構成されている。
【0012】左右一対のブラケット2,3は、図1及び
図2に示すように、やや上下に長尺な板状に形成され、
家屋などの建物の躯体である外壁面Wにそれぞれ固定さ
れ、この外壁面Wに対して略垂直に延設されて、所定の
間隔をおいて、すなわち、後述するキャンバス13の幅
長よりやや長い後述する巻取ドラム10の長さに合わせ
た間隔となるように設けられる。なお、固定される外壁
面Wの強度が足りない場合は、図1に示すような一対の
ベースプレート4,4を壁面に固定し、これらベースプ
レート4,4に各ブラケット2,3を固定する。
【0013】左右一対のアーム5,6は、中途部分の関
節部7で折曲し屈伸自在な構造であり、伸展する方向に
付勢させる図示しない弾持機構が備えられている。この
弾持機構は、本実施の形態では、引張コイルスプリング
で構成され、関節部7にて、屈伸自在な各アーム5,6
のそれぞれに内蔵されており、第1アーム5a,6aと
第2アーム5b,6bとの両者にわたって接続されて、
各アーム5,6が、常に、この弾持機構で伸展方向に付
勢力を受けるようになっている。
【0014】そして、これら一対のアーム5,6は、基
端部が、それぞれブラケット2,3の下部に支軸を介し
て取り付けられており、各アーム5,6の先端がブラケ
ット2,3に対して常に突出する方向とされ、かつ、ア
ーム5,6が伸びた状態で略垂直な壁面に対して所定の
角度、例えばアーム基端部に対し先端がやや俯角方向と
なるように例えば建物躯体である外壁面Wに対して15
°となっている。
【0015】キャンバス支持枠8は、図2に示すよう
に、断面略P字状に形成されたすなわち縦長状で、やや
垂下するような断面形状の長尺体で、両端近傍が左右各
アーム5,6の先端に設けられている。なお、本実施の
形態では、キャンバス支持枠8の上半部裏面側が各アー
ム5,6に連結され、下半部が垂下状とされる。また、
このキャンバス支持枠8の上面には、凹溝9が長手方向
に沿って形成され、後述するキャンバス13の先端縁が
取り付けられるようになっている。
【0016】巻取ドラム10は、左右の各ブラケット
2,3に両端が軸支され、これらブラケット2,3間に
て回動自在とされるとともに、一端に、この巻取ドラム
10を回転駆動させる駆動機構部11が配設さている。
駆動機構部11は、図示しないが、例えばウォームとウ
ォームホイールとで構成されるとともに、巻取ドラム1
0に対して下方に延出する操作駆動軸12を有し、この
操作駆動軸12を回転させることで巻取ドラム10を正
逆両方向に回転させるようになっている。
【0017】キャンバス13は、基端縁が巻取ドラム1
0の外周面に固定されており、この巻取ドラム10の外
周面に巻き取られるようになっており、また、先端縁が
キャンバス支持枠8の凹溝9に嵌入されて取り付けら
れ、すなわち、巻取ドラム10とキャンバス支持枠8と
の間を張設されるようになっている。
【0018】次に、カバープレート14は、本実施の形
態では、図2及び図3に示すように、上部カバー15と
フロントカバー25とで構成されている。
【0019】上部カバー15は、図2に示すように、前
縁15aが下向きに湾曲し断面略J字状に形成された湾
曲したアルミ合金などを素材とする板材で、両端近傍に
おける下面が左右ブラケット2,3の上端に固定され
て、左右ブラケット2,3間に配設される巻取ドラム1
0の上方を覆うようになっている。
【0020】また、この上部カバー15の左右両端には
側方のカバーとなる側板16,17がそれぞれ設けら
れ、左右ブラケット2,3の外側面側を覆うようになっ
ている。なお、この上部カバー15は、左右方向に長尺
な構成であることから、図1に示すような略L字形状の
サポートブラケット18が、左右ブラケット2,3間の
略中間位置における建物外壁面Wに設けられ、このサポ
ートブラケット18にて、上部カバー15が支持される
ようになっている。
【0021】さらに、この上部カバー15の前縁部15
aには、蝶番部19を構成する係合凹部20が形成され
ている。この係合凹部20は、図3に示すように、断面
略1/3円弧形状が連続する湾曲壁面21と、略水平な
平滑に形成される底面22とで形成される溝形状とされ
るとともに、湾曲壁面21を形成する円弧の中心位置と
なる、底面22の前縁部分に位置して受溝23が形成さ
れている。また、この係合凹部20の底面22の前縁部
分に連続形成されて、垂下方向に延出する規制片24が
形成されている。
【0022】フロントカバー25は、上部カバー15と
同様にアルミ合金などを素材とする板材よりなり、やや
湾曲した断面形状が連続する短冊板状に形成されてい
る。このフロントカバー25の上縁部25aには、図3
に示すように、前記係合凹部20とともに蝶番部19を
構成する係合凸部26が形成されている。
【0023】この係合凸部26は、前記係合凹部20と
略同形状で、断面略1/3円弧形状が連続し係合凹部2
0の湾曲壁面21の内面に摺接する外面を有した湾曲面
27がフロントカバー25の上縁に延出するように形成
され、また、この湾曲面27の先端縁にフロントカバー
本体と略平行な方向に延出される平板部28が形成され
ている。また、平板部28の先端縁は、断面略円形状に
膨出形成される軸状凸部29を有している。
【0024】また、このフロントカバー25の下縁部で
ある先端縁25bは、略J字状に形成され端縁が湾曲状
とされて、接触面30を形成している。
【0025】そして、このフロントカバー25は、上部
カバー15に対し、長手方向にスライドさせて、この上
部カバー15の係合凹部20に、フロントカバー25の
係合凸部26を嵌入させ、互いを取り付ける。この取付
状態においては、図2に示すように、上部カバー15の
係合凹部20に形成されている受溝23に、フロントカ
バー25の軸状凸部29が嵌入状態となり、フロントカ
バー25の湾曲面27外周面が上部カバー15の湾曲壁
面21の内面に摺接状態となり、これら係合凸部26と
係合凹部20とで蝶番部19を構成して、軸状凸部29
を中心に、上部カバー15に対してフロントカバー25
が揺動自在となる。この揺動の範囲は、フロントカバー
25の上縁25aが、上部カバー15に延出形成されて
いる規制片24に当接する位置から、上部カバー15の
前縁部15aに当接する位置となっているとともに、通
常の状態、すなわち、キャンバス13が巻取ドラム10
に巻き取られて収納されいる状態においては、フロント
カバー25は上部カバー15に対し自重で吊下状態とさ
れ、かつ、フロントカバー25の上縁25aが上部カバ
ー15の規制片24に当接した状態とされ、また、この
フロントカバー25の先端縁25bが図2に示すように
キャンバス支持枠8の前面側に近接した位置となる。
【0026】なお、この規制片24には、フロントカバ
ー25と当接する面に、このフロントカバー25との接
触音を和らげ、かつ互いに衝撃が発生しないように、緩
衝材31が取り付けられている。この緩衝材31は、例
えば連続した帯状若しくは断続した複数の部材に形成さ
れるゴム、不織布などよりなる。
【0027】以上のような構成により、このオーニング
装置1は、巻取ドラム10に巻回され収納されているキ
ャンバス13を繰り出す際には、操作駆動軸12を操作
し、駆動機構部11を作動させて巻取ドラム10を回転
させることで、屈曲状態の各アーム5,6が弾持機構に
て伸展を始める。
【0028】このとき、キャンバス支持枠8の前面が、
フロントカバー25の下縁25bに当接するとともに、
繰り出され移動するキャンバス支持枠8が、このフロン
トカバー25を上方に揺動させ、フロントカバー25を
キャンバス13上面に乗せ上げ、すなわち、開放状態と
し、キャンバス13が徐々に展張される。このキャンバ
ス13が繰り出される際には、フロントカバー25の下
縁部25bの接触面30がキャンバス13上面を摺接す
る。そして、キャンバス13の繰り出しが終了し、展張
状態とされると、フロントカバー25はキャンバス13
の上面に載置状態となる(図2中破線)。
【0029】次に、展張状態のキャンバス13を巻き取
り収納する際には、上記同様操作駆動軸12を操作し、
駆動機構部11を作動させて巻取ドラム10を回転さ
せ、アーム5,6の弾持機構の付勢力に抗してこのアー
ム5,6を屈折させながらキャンバス13を巻き取る。
キャンバス13が巻き取られるとともに、キャンバス1
3上面に載置状態のフロントカバー25は、このキャン
バス13上を摺接状態となる。
【0030】そして、キャンバス13が巻取ドラム10
に巻回されて収納状態となる直前に、フロントカバー2
5は、キャンバス13の先端側のキャンバス支持枠8を
乗り越え、そして、キャンバス13が収納状態となり、
アーム5,6が屈曲状態となると、キャンバス支持枠8
とフロントカバー25とは互いに離脱して、フロントカ
バー25は上部カバー15に対して吊下状態となり、す
なわち閉鎖状態となる。この吊下状態においては、フロ
ントカバー25の上縁部25aが規制片24に当接状態
となり、そして、このフロントカバー25により、巻回
状態のキャンバス13の前面側を覆い隠すこととなる。
なお、本実施の形態では、キャンバス支持枠8が、断面
P字状に形成されて、下方向にやや垂下する形状とされ
ていることから、図2に示すように、このキャンバス支
持枠8にて、屈曲状態のアーム5,6を前面から覆い隠
すようになっている。
【0031】従って、巻取ドラム10に巻回され収納さ
れているキャンバス13を、前面側からフロントカバー
25にて覆い隠すので、巻取ドラム10に巻き取られな
いキャンバス13の先端縁側を覆い隠すこととなり、風
雨,太陽に晒されず、色褪せなどの不具合を起こすこと
がなくなる。
【0032】また、このフロントカバー25が設けられ
ることで、キャンバス13の上面をフロントカバー25
が摺接されることとなり、特に、展張状態から巻回され
収納される際に、キャンバス13上面に乗ってしまった
枯葉やゴミなどを、このフロントカバー25が払いのけ
ることとなり、キャンバス13巻き取り時に、これらの
ゴミなどを巻き込まなくなる。
【0033】なお、上述した実施の形態では、操作駆動
軸12にて、駆動機構部11を作動させる、所謂手動に
より、キャンバス13の繰り出し及び巻き取りを行うオ
ーニング装置としての例について述べたが、このキャン
バス13の巻き取り及び繰り出しを電動モータなどの駆
動源を備えた駆動機構部を有するオーニング装置に、上
記カバープレート14を設ける構成としてもよい。
【0034】また、上述した実施の形態では、キャンバ
ス支持枠8の形状が、やや下方に垂下状に長い断面形状
とし、このキャンバス支持枠8の下半部にて、アーム
5,6などを覆い隠せるような構造とした例について述
べたが、図4に示すように、キャンバス支持枠8の形状
が略角パイプ状に形成されるものでも構成されていても
よい。なお、この図4に示されるキャンバス支持枠8の
下縁に吊下状に設けられる部材は、キャンバス13と同
等の素材よりなるカバーシート32である。
【0035】さらに、上述した実施の形態では、オーニ
ング装置1が、垂直な外壁面Wに配設される例について
述べたが、図5に示すように、建物の軒部分など、天井
面Rを構成する位置に配設されるオーニング装置に対し
ても、この図5に示すようなカバープレート14を配設
することで、上記同様の効果をえることが可能である。
【0036】また、上述した実施の形態では、カバープ
レート14を構成するフロントカバー25が、上部カバ
ー15に対して、蝶番部19を介して吊下状態で揺動自
在な構成とした例について述べたが、この蝶番部19に
バネなどの付勢部材を備え、フロントカバー25が閉鎖
方向に常に付勢力が発生するよう構成させてもよく、こ
の場合、キャンバス13が巻き取られてフロントカバー
25が閉じている状態では、このフロントカバー25が
閉じようとする方向に付勢力が発生している状態で吊下
状態とされることから、この吊下状態において、フロン
トカバー25が風に煽られて揺動してしまうことがな
く、これによりフロントカバー25がふらついて異音を
発することがなくなる。
【0037】さらに、上述した実施の形態では、フロン
トカバー25が上部カバー15に吊下状態な構造とした
例について述べたが、このフロントカバー25を建物躯
体側の上下から延出するように、すなわち、フロントカ
バー25を上部と下部とで構成し、オーニング装置の巻
取ドラムやキャンバス,機構部の全体を上下から覆い隠
すような構造としてもよい。この場合、上記したバネな
どの付勢部材を備える構造とすることで、上下のフロン
トカバー25は、キャンバス13収納時に、閉鎖して機
構部分等を前面から全て覆い隠せることとなる。
【0038】また、上述した実施の形態では、カバープ
レート14を、上部カバー15とフロントカバー25と
で構成し、これらを蝶番部19にて連結する構成につい
て述べたが、この蝶番部19の構造は、上記例の構造に
限ることはなく、例えばピンにより連結される構造の蝶
番部としてもよく、さらには、樹脂などを素材としてこ
のカバープレート14を一体成形し、蝶番部となる部分
を薄肉に形成し、この部分にて屈曲自在となる構造など
としてもよい。
【0039】さらに、上述した実施の形態では、カバー
プレート14が、上部カバー15と、フロントカバー2
5とで構成される例について述べたが、このカバープレ
ート14は一体な構造、すなわち、一枚板状に形成され
ていてもよい。この場合、カバープレート14は、その
基端縁が建物躯体、例えば外壁面Wに固定、若しくは蝶
番などの連結部材を介して取り付けられ、先端側が揺動
自在な構成とされればよい。
【0040】また、上述した実施の形態では、カバープ
レート14を構成するフロントカバー25の下縁部であ
る先端縁25bに、湾曲した接触面30を形成し、この
接触面30がキャンバス13の上面を摺接する構成とし
た例について述べたが、この先端縁25bにはキャンバ
ス13上面に対しての摺接に摩擦抵抗の少ない別構成の
部材を設ける構造としてもよく、例えば耐摩耗性,耐熱
性,難燃性,耐水性などが良好で、表面硬度の優れた合
成樹脂などにて、この先端縁25bを覆うように構成し
たり、さらには、この先端縁25bに、ローラを設け、
キャンバス13の上面を転動する構成としてもよい。こ
のローラの場合、複数のローラを先端縁25bの複数箇
所に等間隔などで設ける構成としてもよく、また、キャ
ンバス13の幅方向に沿って長尺なローラを設ける構成
などとしてもよい。
【0041】さらに、上述した実施の形態では、カバー
プレート14を構成する上部カバー15とフロントカバ
ー25とを、アルミ合金などを素材とする例について述
べたが、その素材については限定されるものではなく、
例えば樹脂や鋼板を素材として構成されることとしても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるオーニ
ング装置では、巻取ドラムに巻回され収納されているキ
ャンバスを、前面側からカバープレートにて覆い隠すの
で、アームの屈曲状態によって巻取ドラムに巻き取るこ
とのできないキャンバスの先端縁側を覆い隠すことが可
能となり、風雨や太陽光に晒されることがなくなり、こ
れにより、キャンバスの先端部側のみの色褪せなどの不
具合を起こすことがなくなるという効果がある。
【0043】また、このオーニング装置によれば、カバ
ープレートを揺動自在な構成としたので、キャンバスが
巻取ドラムより繰り出される際には、カバープレートが
開放状態となり、このキャンバスの展張動作及び展張状
態を阻害することがないという効果がある。
【0044】さらに、カバープレートを上部カバーとフ
ロントカバーとで構成し、これらを蝶番部を介して連結
する構造としたので、フロントカバーが上部カバーに対
して容易に開閉動作を行え、揺動がスムーズとなる効果
がある。
【0045】また、このカバープレートが設けられ、キ
ャンバスの上面をカバープレートが摺接される構成とす
ることにより、キャンバスが展張している状態から巻回
されて収納される際に、展張時にキャンバスの上面に乗
ってしまった枯葉やゴミなどを、このカバープレートが
払いのけることとなり、キャンバス巻き取り時に、これ
らのゴミなどを巻き込むことがなくなるという効果があ
る。
【0046】さらに、カバープレートの先端縁にローラ
を設ける構成とすることで、展張時や巻き取り時のキャ
ンバスに対して、カバープレート先端縁が接触状態であ
っても、互いが抵抗を受けることなく、そのキャンバス
の展張操作に支障を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーニング装置の実施の形態を示
す一部分解斜視図
【図2】同オーニング装置の側断面図
【図3】同オーニング装置のカバープレートの拡大断面
【図4】他の実施の形態のオーニング装置を示す側断面
【図5】他の実施の形態のオーニング装置を示す側断面
【符号の説明】
1…オーニング装置 2,3…ブラケット 5,6…アーム 8…キャンバス支持枠 10…巻取ドラム 13…キャンバス 14…カバープレート 15…上部カバー 19…蝶番部 25…フロントカバー 25b…先端縁 W…建物躯体(外壁面)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に基端が固定されている屈伸自
    在な一対のアームを介してキャンバス支持枠が設けら
    れ、前記建物躯体に固設される一対のブラケットに両端
    を軸支されて配設される巻取ドラムを有し、該巻取ドラ
    ムに巻装されるキャンバスの一端が前記キャンバス支持
    枠に取り付けられたオーニング装置であって、 前記建物躯体側に基端縁が設けられるとともに、前記巻
    取ドラムに前記キャンバスが巻き取られている状態にお
    ける前記キャンバス支持枠の前面側に近接若しくは接触
    して先端縁が位置し、少なくとも前記巻取ドラムに巻回
    状態のキャンバスを覆い、かつ前記先端縁側が、前記基
    端縁に対して揺動自在とされて、前記建物躯体側に対し
    て、前記先端縁側が開閉するカバープレートを備えたこ
    とを特徴とするオーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記カバープレートの先端縁には、前記
    キャンバス上を転動自在なローラが配設されていること
    を特徴とする請求項1記載のオーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記カバープレートは、前記建物躯体側
    に固設されて前記巻取ドラムの上方を覆う上部カバー
    と、該上部カバーの前縁部に蝶番部を介して該上部カバ
    ーに対して揺動自在となって吊下状に連結されるフロン
    トカバーとで構成されることを特徴とする請求項1又は
    2記載のオーニング装置。
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