JP6997562B2 - 遮蔽装置 - Google Patents

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本発明は、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置に関する。
従来、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置として、ロールスクリーンや横型ブラインド、たくし上げカーテン、プリーツスクリーン等がある。
例えば、ロールスクリーンは、天井面や壁面等の取付面に対してブラケットを介して取着された取付フレームにより支持部材(サイドブラケット)を介して巻取パイプを支持し、スクリーンの上縁部を巻取パイプに取着して垂下させ、巻取パイプによってスクリーンの巻き取り又は巻き戻しを行うことにより室内への採光量を調節可能に構成される。
一般的なロールスクリーンでは、取付フレームの両端に支持部材(サイドブラケット)が固定され、左右両側の支持部材間に円筒状の巻取パイプが回転可能に支持される。
ところで、取付フレームと巻取パイプとの間の隙間を防止するため、隙間防止部材を配置するよう構成したロールスクリーンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実公平4-48316号公報
前述したように、特許文献1には、取付フレームと巻取パイプとの間の隙間を防止するため、隙間防止部材を配置するよう構成したロールスクリーンが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示される隙間防止部材は、常に遮蔽状態にあり、採光状態へと切替えることができない。このため、より快適性の高い優れた遮蔽装置が要望される。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、より快適性の高い優れた遮蔽装置を提供することにある。
本発明の遮蔽装置は、遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、前記枠体の下方から入射する外光を抑制するように可動して調整可能とするフィンと、を備え、前記フィンは、間接的な手操作、又は直接的な手操作で可動した開閉状態を保持できるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置において、前記フィンは前記枠体の下方から入射する外光を遮光可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置において、前記フィンの可動した状態を前記フィンの可動範囲内の任意位置で保持できるように、前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように調整可能とするフィンと、前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記フィンに一端を取着し前記枠体を介して他端が外部に導出された切替コードと、前記切替コードの引き操作で前記切替コードの移動のロック又はロック解除を作動させるストッパー装置とを備え、前記切替コードの引き操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように調整可能とするフィンと、前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段と、を備え、前記切替手段は、操作棒と、前記フィンの被動ギヤ構造の軸部と噛合する駆動ギヤ軸と、前記操作棒の回転を前記駆動ギヤ軸の回転へと伝達する伝達ギヤ部と、前記駆動ギヤ軸の回転に所定の制動トルクを生じさせるブレーキ装置とを備え、前記操作棒の回転操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように可動して調整可能とするフィンと、を備え、前記フィンは、直接的な手操作で可動した開閉状態として、前記フィンの可動範囲内の最大と最小の2選択とする位置で、或いは前記フィンの可動範囲内の任意位置で保持できるようにして、前記フィンは、直接的な手操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の遮蔽装置において、前記フィンは、1つ又は複数段のフィンとして構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、不所望な外光を低減、好適には完全に遮光することや部分的に取り入れるなど、遮蔽装置の上方に配置したフィンの開閉状態を切り替え可能とすることで、より快適性の高い優れた遮蔽装置を構成することができる。
本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの構成例を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの開閉切り替え動作を説明する側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの動作例を示す側面図である。 本発明による第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの構成例を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの開閉切り替え動作例を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1及び第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンの変形例を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンにおける開閉切り替え動作例を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンの変形例を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明による一実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1を説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とする。
〔第1実施形態〕
まず、図1を参照して、本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明に係る第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1の概略構成を示す正面図である。
図1に示すロールスクリーン1では、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bには軸部材(図示せず)が固定されており、この軸部材から延びる固定軸(図示せず)によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ3が回転可能に支持される。取付フレーム2は、ブラケット6により天井面又は壁面の取着面に固定される。
巻取パイプ3の右端部には操作プーリー(図示せず)が設けられ、この操作プーリーに掛回される無端状の操作コード7が垂下されている。本例では、この操作コード7をボールチェーンで構成し、このボールチェーンが掛回される当該操作プーリーの表面を、そのボールチェーンのボール部に適合する形状の凹凸を有するように構成している。そして、操作コード7の操作により巻取パイプ3を回転操作可能としている。尚、操作コード7を紐状とし、この操作コード7が掛回される当該操作プーリーの表面を高摩擦性の表面形状としてもよい。
巻取パイプ3は、スクリーン4の一端を取着してスクリーン4を巻き取り、又は巻き戻し可能に吊下支持している。スクリーン4の他端は、錘部材として機能するウェイトバー5に取着されている。従って、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設される。尚、本実施形態の例では、スクリーン4は巻取パイプ3の室外側から垂下されている。ただし、巻取パイプ3の室内側からスクリーン4を垂下させる形態としてもよい。
そして、操作コード7を操作して巻取パイプ3をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ3をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降する。
また、本例では、巻取パイプ3内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパー装置等が収容されている(図示せず)。
(開閉切り替え式フィン)
ここで、本発明に係るロールスクリーン1では、所定の生地13を容易に取着可能とした構造を有するフィン9が、取付フレーム2の前側(正面側)に取着され、巻取パイプ3と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れ等を効果的に遮蔽するようになっており、尚且つフィン9は、外光に対し遮蔽する閉状態と、外光に対し部分採光する開状態とを切り替え可能となっている。
特に、本実施形態では、図1に示すように、フィン9の開閉切り替えを操作するための2本の切替コード50が設けられている。各切替コード50の一端はフィン9の背面における下端近傍の取付位置50aに取着され、各切替コード50の他端は取付フレーム2内を案内されて、ストッパー装置51を介した後、支持部材2aに設けられた導出口(図示せず)を介して外部に導出されて下方垂下し切替グリップ52に取着されている。
図2には、本実施形態のロールスクリーン1における一実施例のフィン9の構成を示している。図2に示すように、取付フレーム2の正面側に設けられている軸受部20にフィン9の軸部91が係合しており、これによりフィン9は、取付フレーム2の前側(正面側)で所定の範囲内で回動可能に支持される。
フィン9は、全体として略L字状の断面形状を有しており、取付フレーム2の前側(正面側)で回動可能に係止される。フィン9は遮光性の高い合成樹脂やアルミニウム等により形成するのが好適であるが、本例のように生地13を取着する場合には透明又は半透明の合成樹脂とすることもできる。
そして、フィン9の左右方向幅は、取付フレーム2の左右方向幅と略同一の長さを有し、より正確には取付フレーム2の左右方向幅よりもわずかに短い構成となっており、例えばフィン9が合成樹脂で形成されているときに熱膨張等で左右方向幅が変化しても、スムーズに回動可能に係止されるようになっている。
取付フレーム2の正面下方には、その長手方向に延在する略C字断面形状の軸受部20が形成されている。この軸受部20にフィン9の軸部91が係合しており、これによりフィン9は、取付フレーム2の背面側で回動可能に支持される。取付フレーム2の左右方向の両端部には支持部材2a,2bが取着されている。
より具体的には、軸受部20は、取付フレーム2の底部から上方に延びる回動規制片20aの先端に折曲軸20fを形成し、フィン9の軸部91を支持可能にしている。回動規制片20aは、フィン9の下方への回動を規制する機能を有する。また、取付フレーム2の背面における軸受部20の上方には、フィン9の上方への回動を規制する回動規制片20bが形成されている。図示する例では、回動規制片20aは取付フレーム2の本体正面から前方に突出する略C字状で形成され、回動規制片20bは後方に突出する略板状で形成されている。そして、フィン9の軸部91が軸受部20に軸支されている状態では、フィン9の上下方向への回動が規制され、フィン9をどのように回動させても背面方向へ軸受部20から外れないようになっている。
フィン9は、その概略構成として、先端に略C字状の軸部91を有し取付フレーム2の前側面から前方へ所定長さで屈曲して突出する支持板部93と、この支持板部93から下方へ所定長さで延びる遮蔽板部94とにより、全体として略L字状の断面形状を有し、スクリーン4(或いは後述するウェイトバー5)との干渉による衝突力や接触音を回避又は緩和するよう複曲面形状の部材(本例では単一部材だが、複合部材でもよい)で形成されている。
軸部91の先端は鋭角に屈折した略鉤形状で形成され、軸受部20に対して空間的余裕を持たせた状態で係合させることで、フィン9が軸受部20から外れにくくするとともに、フィン9の回動自由度を高めている。
一方、このように回動自由度を高めた態様でフィン9の軸部91を軸受部20に係止させると、フィン9と回動規制片20bの回動干渉により不快な干渉音(接触音)を生じさせることから、軸部91には、厚みを変化させ回動範囲で肉厚を持たせた曲部92を形成している。
また、支持板部93の先端に設けられる軸部91の付け根近傍には、当接部97が形成されている。当接部97は、詳細は後述するが回動規制片20bと当接することで、フィン9の上方への回動を規制する部位である。
このような軸部91の形状とすることで、フィン9が軸受部20から外れにくくするとともに、ガタツキを抑制してその干渉音を軽減させつつフィン9の回動を許容するものとなっている。これにより、当接部97と回動規制片20bとの回動干渉に起因する不快な干渉音(接触音)も無視できるほど軽減させることができる。
また、支持板部93の先端に設けられている軸部91の下方には、突起部98が形成されており、突起部98は軸部91と並んで支持板部93から突出している。突起部98は、取付フレーム2における軸受部20の回動規制片20aと当接する位置でフィン9の下方への回動を規制する部位である。特に、突起部98の先端は図示するように凹凸段差を持つ形状で構成され、回動規制片20aとの当接時の接触音や衝突力を緩和するよう作用する機能を持たせている。尚、本例の突起部98は支持板部93の左右方向へ延在して突出するよう形成されているが、支持板部93の左右方向へ部分的に突出する形態でもよい。
そして、この支持板部93から下方へ延びる遮蔽板部94の下端には、曲面形状の干渉緩和部95が形成されている。干渉緩和部95は、スクリーン4(或いは巻取パイプ3の室内側からスクリーン4を垂下させる形態ではウェイトバー5)との接触が有るときでも、その接触音や衝突力を緩和するようスクリーン4(又はウェイトバー5)から遠ざかる方向に反り返る形状を有する。
また、遮蔽板部94の前面上端及び下端には、それぞれ略鉤断面形状で突出する突起片96a,96bが設けられ、生地13の上端及び下端を係合させる凹部を形成している。特に、遮蔽板部94の前面上端には、突起片96aの内側に位置する爪部99が形成されており、突起片96a及び爪部99は生地押さえとして機能する掴持手段として構成される。一方、遮蔽板部94の前面下端における突起片96bは、生地13のバタツキを抑えるための部位であり、バタツキを抑制且つ圧接しない凹部が形成される。
ところで、本実施形態では、このフィン9に対し、その開閉切り替えを操作するための2本の切替コード50が設けられている。図2に示すように、各切替コード50の一端はフィン9の背面における下端近傍の取付位置50aに取着され、各切替コード50の他端は支持板部93に形成される挿通孔93aに挿通された後、取付フレーム2における回動規制片20bの上部に設けられた挿通孔23にも挿通されて、取付フレーム2内に案内される。取付フレーム2内に案内された各切替コード50の他端は、ストッパー装置51を介した後、支持部材2aに設けられた導出口(図示せず)を介して外部に導出されて下方垂下し切替グリップ52に取着される(図1参照)。
即ち、切替グリップ52による取付フレーム2からの各切替コード50の引き出し操作により、ストッパー装置51の作用で各切替コード50の移動をロック又はロック解除を操作することができ、フィン9の回動範囲内の任意角度で、その開状態と閉状態とを切り替えることができる。尚、ストッパー装置51のロックを解除した状態では、フィン9は自重で、その基本姿勢として、フィン9の遮蔽板部94の長手方向が取付フレーム2の前後方向に対しほぼ垂直(鉛直方向への垂下)になり、フィン9の回動範囲内で自由回動可能な状態となる。
図3(a),(b)は、本実施形態のロールスクリーン1における一実施例のフィン9の動作を説明する側面図であり、特に、図3(a)にはフィン9の下側回動規制に関して、図3(b)にはフィン9の上側回動規制に関して図示している。
図3(a)に示すように、支持板部93の先端に設けられている軸部91の下方には、突起部98が形成されており、突起部98は軸部91と並んで支持板部93から突出している。フィン9は、軸部91により軸受部20における折曲軸20fによって回動可能に係止される。フィン9に設けられる突起部98は、取付フレーム2における軸受部20の回動規制片20aと当接する位置でフィン9の下方への回動を規制する機能を有する。このとき、フィン9は、その基本姿勢として、フィン9の遮蔽板部94の長手方向が取付フレーム2の前後方向に対しほぼ垂直(鉛直方向への垂下)になるように規制されている。このように、フィン9をロールスクリーン1の取付フレーム2に取り付けたときの基本姿勢としてフィン9の遮蔽板部94の長手方向が取付フレーム2の前後方向に対しほぼ垂直(鉛直方向への垂下)となるため、その意匠性を向上させている。
また、図3(b)に示すように、フィン9に設けられる軸部91の付け根近傍には、当接部97が形成されている。当接部97は、当該基本姿勢からフィン9が回動した際に回動規制片20bと当接することでフィン9の上方への回動を規制する部位である。これにより、フィン9がブラケット6やその取付面に対し非当接となるようになっている。このように、フィン9をロールスクリーン1の取付フレーム2に取り付けた場合の操作性を損なうことなく、その品質を維持することができる。
図4(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの開閉切り替え動作例を示す側面図である。
図4(a)に示すように、切替グリップ52による取付フレーム2からの各切替コード50の僅かな引き出し操作により、ストッパー装置51のロックを解除した状態では、フィン9は自重で、その基本姿勢として、フィン9の遮蔽板部94の長手方向が取付フレーム2の前後方向に対しほぼ垂直(鉛直方向への垂下)な閉状態となる(フィン9の回動範囲内で自由回動可能な状態となる)。即ち、図4(a)に示すフィン9の閉状態は、取付フレーム2の下方からの光漏れを防止する遮蔽時の状態となる。
一方、図4(b)に示すように、切替グリップ52による取付フレーム2からの各切替コード50の引き出し操作により、ヘッドボックス1から各切替コード50を引き出することでフィン9は回動し、ストッパー装置51によるロックを作動させることでその回動範囲内の任意角度で開状態に維持される。即ち、図4(b)に示すフィン9の開状態は、取付フレーム2の下方からの外光を部分的に取り入れる部分採光時の状態となる。
従って、切替グリップ52による取付フレーム2からの各切替コード50の引き出し操作により、ストッパー装置51の作用で各切替コード50の移動をロック又はロック解除を操作して、フィン9の回動範囲内の任意角度で、その開状態と閉状態とを切り替えることができ、即ちフィン9の遮蔽状態と部分採光状態とを切り替えることができる。
これにより、第1実施形態によれば、遮蔽装置の上方に配置したフィン9の開閉状態を切り替え可能とすることで、より快適性の高い優れた遮蔽装置を構成することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図5を参照して、本発明による第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1の構成を説明する。図4は、本発明に係る第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1の概略構成を示す正面図である。図5に示す第2実施形態において、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図5に示すロールスクリーン1では、第1実施形態と同様に、操作コード7を操作して巻取パイプ3をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ3をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降するよう構成される。
また、図5に示すロールスクリーン1では、第1実施形態と同様に、フィン9が、取付フレーム2の前側(正面側)に取着され、巻取パイプ3と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れ等を効果的に遮蔽するようになっており、尚且つフィン9は、外光に対し遮蔽する閉状態と、外光に対し部分採光する開状態とを切り替え可能となっている。
ただし、図5に示すロールスクリーン1では、フィン9の開閉切り替えを操作可能とするために、第1実施形態のような切替コード50、ストッパー装置51及び切替グリップ52を設ける代わりに、図6に示すように、フィン9の軸部91を被動ギヤ構造とし、この被動ギヤ構造の軸部91と噛合する駆動ギヤ軸63、操作棒60、ブレーキ装置61及び伝達ギヤ部62を設けている。図5に示すロールスクリーン1におけるフィン9の形状は、フィン9の軸部91を被動ギヤ構造としている点を除き、第1実施形態と同様とすることができる。
(開閉切り替え式フィン)
従って、図6に示す本実施形態においても、所定の生地13を容易に取着可能とした構造を有するフィン9が、取付フレーム2の前側(正面側)に取着され、巻取パイプ3と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れ等を効果的に遮蔽するようになっており、尚且つフィン9は、外光に対し遮蔽する閉状態と、外光に対し部分採光する開状態とを切り替え可能となっている。
図6に示すように、フィン9の軸部91は被動ギヤ構造としており、軸部91の左右両側から円柱軸911が延在している。フィン9の軸部91は取付フレーム2内に位置して、その左右両側の円柱軸911は、それぞれ左右両側の支持部材2a,2bに設けられた丸孔(図示せず)により回動可能に支持される。
駆動ギヤ軸63は、被動ギヤ構造の軸部91と噛合するよう構成され、駆動ギヤ軸63の左右両側から円柱軸631が延在している。駆動ギヤ軸63は取付フレーム2内に位置して、その左右両側の円柱軸631は、それぞれ左右両側の支持部材2a,2bに設けられた丸孔(図示せず)により回動可能に支持されるとともに、右側の円柱軸631の端部には被動ベベルギヤ622が設けられている。また、駆動ギヤ軸63の右側の円柱軸631上にはゴム材等の制動部材611が設けられており、取付フレーム2内に固定支持されるブレーキ装置61により、操作棒60の非操作時には、フィン9に対し直接的な外力が加わらない限りフィン9の回動状態を保持するよう常に駆動ギヤ軸63の円柱軸631の回転に制動トルクが生じるようになっている。
操作棒60は、例えば六角棒状に形成され、その上端に駆動ベベルギヤ621が形成され、伝達ギヤ部62に対し回転可能に支持されている。
伝達ギヤ部62は、支持部材2aの外側側面に設置され、駆動ギヤ軸63の端部に設けられる被動ベベルギヤ622と、操作棒60の上端に設けられる駆動ベベルギヤ621とが互いに噛合するように支持して、操作棒60の回転を駆動ギヤ軸63の回転へと伝達するようになっている。そして、駆動ギヤ軸63の回転は、フィン9の軸部91へ伝達されて、フィン9の開閉が切り替え操作できるようになっている。
尚、本例では、駆動ベベルギヤ621と被動ベベルギヤ622とにより、操作棒60の回転を駆動ギヤ軸63の回転へと伝達する構成例を示しているが、ウォームとウォームホイールを利用した回転伝達機構やベルトを利用した回転伝達機構とするなど任意である。
図7(a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーンにおけるフィンの開閉切り替え動作例を示す側面図である。
図7(a)に示すように、フィン9の基本姿勢として、フィン9の遮蔽板部94の長手方向が取付フレーム2の前後方向に対しほぼ垂直(鉛直方向への垂下)な閉状態となる(フィン9の回動範囲内で自由回動可能な状態となる)。即ち、図7(a)に示すフィン9の閉状態は、取付フレーム2の下方からの光漏れを防止する遮蔽時の状態となる。尚、図6に示すブレーキ装置61により、操作棒60の非操作時には、フィン9に対し直接的な外力が加わらない限りフィン9の回動状態を保持するよう常に駆動ギヤ軸63の回転に制動トルクが生じている。
一方、図7(b)に示すように、操作棒60の回転操作により駆動ギヤ軸63が回転し、その駆動ギヤ軸63の回転は、フィン9の軸部91へ伝達されて、フィン9の開閉が切り替え操作できるようになっている。ブレーキ装置61により、フィン9は、その回動範囲内の任意角度で開状態に維持される。即ち、図7(b)に示すフィン9の開状態は、取付フレーム2の下方からの外光を部分的に取り入れる部分採光時の状態となる。
従って、操作棒60の回転操作により、フィン9の回動範囲内の任意角度で、その開状態と閉状態とを切り替えることができ、即ちフィン9の遮蔽状態と部分採光状態とを切り替えることができる。
これにより、第2実施形態によれば、遮蔽装置の上方に配置したフィン9の開閉状態を切り替え可能とすることで、より快適性の高い優れた遮蔽装置を構成することができる。
(変形例)
上述した第1及び第2実施形態に係るロールスクリーン1では、いずれも1つのフィン9の開閉状態を切り替え可能とする例を説明したが、複数段のフィン(例えば、2段のフィン9A,9B)を設け、それぞれ個別に、その開閉状態を切り替え可能とする構成とすることもできる。
例えば、図8(a),(b)は、それぞれ本発明による第1及び第2実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1の変形例を示す側面図である。尚、第1及び第2実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
まず、図8(a)では、第1実施形態の変形例として、取付フレーム2と巻取パイプ3との間で、2段のフィン9A,9Bを上下に配置した例である。フィン9Aは、その軸部91Aが取付フレーム2の上述した軸受部20に係合して回動可能に支持されている。一方、フィン9Bは、その軸部91Bが取付フレーム2の軸受部20の下方で吊下支持される支持体24に対し回動可能に支持されている。即ち、支持体24は、取付フレーム2の軸受部20の下方の左右両側で吊下支持される吊下部241と、上述した軸受部20とほぼ同形状の軸受部242で構成され、その軸受部242と軸受部20との間、及び軸受部242と巻取パイプ3との間は空洞が形成されており採光できる。
そして、フィン9Aは、第1実施形態と同様に、その開閉切り替えを操作するための2本の切替コード50Aが設けられ、各切替コード50Aの一端はフィン9Aの背面における下端近傍の取付位置に取着され、各切替コード50Aの他端は取付フレーム2内に案内され、ストッパー装置51Aを介した後、支持部材2aに設けられた導出口(図示せず)を介して外部に導出されて下方垂下し切替グリップ52Aに取着される。
また、フィン9Bも同様に、その開閉切り替えを操作するための2本の切替コード50Bが設けられ、各切替コード50Bの一端はフィン9Bの背面における下端近傍の取付位置に取着され、各切替コード50Bの他端は取付フレーム2内に案内され、ストッパー装置51Bを介した後、支持部材2aに設けられた導出口(図示せず)を介して外部に導出されて下方垂下し切替グリップ52Bに取着される。
このように構成された2段のフィン9A,9Bは、それぞれ個別に、切替グリップ52A,52Bによる取付フレーム2からの各切替コード50A,50Bの引き出し操作により、ストッパー装置51A,51Bの作用で各切替コード50A,50Bの移動をロック又はロック解除を操作して、フィン9A,9Bの回動範囲内の任意角度で、その開状態と閉状態とを切り替えることができ、即ちフィン9A,9Bの遮蔽状態と部分採光状態とを、それぞれ個別に切り替えることができる。
また、図8(b)では、第2実施形態の変形例として、取付フレーム2と巻取パイプ3との間で、2段のフィン9A,9Bを上下に配置した例である。フィン9Aは、その被動ギヤ構造の軸部91Aが取付フレーム2内で回転可能に支持される駆動ギヤ軸63Aに噛合して左右両側の支持部材2a,2bに対し回動可能に支持されている。一方、フィン9Bは、その被動ギヤ構造の軸部91Bが取付フレーム2の軸受部20の下方の左右両側で吊下支持される支持体25の間で回転可能に支持される駆動ギヤ軸63Bに噛合して、その左右両側の支持体25に対し回動可能に支持されている。
尚、支持体25は、支持部材2a,2bと一体化したものでもよい。従って、駆動ギヤ軸63B(又は軸部91B)と軸受部20との間、及び駆動ギヤ軸63B(又は軸部91B)と巻取パイプ3との間は空洞が形成されており採光できる。
そして、フィン9Aに関して、第2実施形態と同様に、その開閉切り替えを操作するための操作棒60Aの回転を駆動ギヤ軸63Aに伝達する伝達ギヤ部(図示せず)、及びフィン9Aに対し直接的な外力が加わらない限りフィン9Aの回動状態を保持するよう常に制動トルクを生じさせるブレーキ装置(図示せず)が設けられている。
同様に、フィン9Bに関して、第2実施形態と同様に、その開閉切り替えを操作するための操作棒60Bの回転を駆動ギヤ軸63Bに伝達する伝達ギヤ部(図示せず)、及びフィン9Bに対し直接的な外力が加わらない限りフィン9Bの回動状態を保持するよう常に制動トルクを生じさせるブレーキ装置(図示せず)が設けられている。
このように構成された2段のフィン9A,9Bは、それぞれ個別に、操作棒60A,60Bによる回転操作により、フィン9A,9Bの回動範囲内の任意角度で、その開状態と閉状態とを切り替えることができ、即ちフィン9A,9Bの遮蔽状態と部分採光状態とを、それぞれ個別に切り替えることができる。
〔第3実施形態〕
上述した第1及び第2実施形態、並びにその変形例に係るロールスクリーン1では、いずれも間接的な操作で1つ又は複数のフィン9(又は9A,9B)の開閉状態を切り替え可能とする例を説明したが、直接的な手操作で、その開閉状態を切り替え可能とする構成とすることもできる。
例えば、図9(a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1における1つのフィン9における開閉切り替え動作例を示す側面図である。尚、図9(a),(b)に示すフィン9は、図3(a),(b)を参照して前述した第1実施形態のフィン9と対比可能に図示しており、同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図9(a),(b)に示す第3実施形態に係るフィン9は、図3(a),(b)に示す第1実施形態のフィン9と対比して、支持板部93の先端に設けられる軸部91の付け根近傍の当接部97の近傍に、凹部97aが形成されている点で相違しており、尚且つ当接部97と当接可能な取付フレーム2の軸受部20の上部に位置する回動規制片20bの先端に、凹部97aと嵌合可能な凸部20cが形成されている点で相違している。
本例では、フィン9の凹部97aがフィン9の左右方向のほぼ全長に亘って形成され、回動規制片20bの凸部20cが、回動規制片20bの左右方向のほぼ全長に亘って形成されている例を示しているが、いずれも当該左右方向で適所に、1つ又は複数の凹部97a及び凸部20cを部分的に形成してもよい。
当接部97は、図9(a)に示す状態から直接的な手動操作でフィン9を上方へと回動させたときに、回動規制片20bと当接することで、フィン9の上方への回動を規制する部位であるが、本実施形態では、フィン9の上方への回動を更に押し上げることで、回動規制片20b、或いはフィン9の当接部97が弾性変形してフィン9の凹部97aと回動規制片20bの凸部20cが嵌合し、図9(b)に示すようにフィン9が回動した状態を保持できるようになる。
従って、本実施形態では、手でフィン9を上げるとクリック機能が働いて固定され、部分採光状態となる。その部分採光状態からフィン9を遮蔽状態にするには、手でフィン9を下げると固定が解除される。
このように、1つ又は複数のフィン9(又は9A,9B)について、直接的な手操作で、その開閉状態を切り替え可能とする構成とすることができる。
このような直接的な手操作を可能とするフィン9の他の例として、例えば図10(a)に示すように、フィン9の軸部91を丸軸等で構成し、ゴム材等の制動部材70を介して制動力を持たせた上で、支持部材2a,2bに形成される丸孔に対し回動可能に支持する構成としてもよい。
或いは図10(b)に示すように、フィン9の軸部91を丸軸等で構成して支持部材2a,2bに形成される丸孔に対し回動可能に支持する構成とし、その軸部91上にて、外周の一部又は全部に凹凸81を形成したリング81を固定しておき、取付フレーム2の軸受部20、或いは支持部材2a,2bに形成される凸部20dと段階的に係合するようにして、多段的な回動支持を可能とする構成としてもよい。
また、図9及び図10に例示したような直接的な手操作を可能とする第3実施形態の遮蔽装置としてのロールスクリーン1において、上述した第1及び第2実施形態、並びにその変形例に係る間接的な操作を可能とする切替操作機構(第1実施形態における切替コード50や、第2実施形態における操作棒等)を追加した形態とすることもできる。
以上、特定の実施形態及び実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。特に、フィン9は、生地13を取着可能とする形態に限らず、生地13を取着不能としてもよい。
また、フィン9の軸部91の形状・構造や、係止する方法はその一例を説明したにすぎず、例えばフィン9の軸部91を丸軸等で形成してもよいし、フィン9の軸部91を、例えばロールスクリーンであれば、枠体としての取付フレーム2に支持するではなく支持部材2a,2bに支持する構成とすることもできる。
また、フィン9は、枠体に対し回動する形態に限らず、枠体に対しスライドする形態など、任意の可動形態とすることもできる。
また、ロールスクリーンに限らず、横型ブラインド、たくし上げカーテン、プリーツスクリーン等の遮蔽装置に対し、本発明に係る開閉切り替え式のフィン9を適用することができる。
本発明によれば、遮蔽装置の上方に配置したフィンの開閉状態を切り替え可能とすることで、より快適性の高い優れた遮蔽装置を構成することができるので、フィンによる遮光及び部分採光を要する遮蔽装置の用途に有用である。
1 ロールスクリーン
2 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 巻取パイプ
4 スクリーン
5 ウェイトバー
9,9A,9B フィン
20 軸受部
20a,20b 回動規制片
20c 回動規制片の凸部
50 切替コード
51 ストッパー装置
52 切替グリップ
60 操作棒
61 ブレーキ装置
62 伝達ギヤ部
63 駆動ギヤ軸
70 制動部材
80 リング
91 フィンの軸部
92 フィンの曲部
93 フィンの支持板部
94 フィンの遮蔽板部
95 フィンの干渉緩和部
96a,96b フィンの突起片
97 フィンの当接部
97a フィンの凹部
98 フィンの突起部

Claims (7)

  1. 遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、
    前記枠体の下方から入射する外光を抑制するように可動して調整可能とするフィンと、
    を備え、前記フィンは、間接的な手操作、又は直接的な手操作で可動した開閉状態を保持できるように構成されていることを特徴とする遮蔽装置。
  2. 前記フィンは前記枠体の下方から入射する外光を遮光可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  3. 前記フィンの可動した状態を前記フィンの可動範囲内の任意位置で保持できるように、前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段を更に備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮蔽装置。
  4. 遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、
    前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように調整可能とするフィンと、
    前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段と、を備え、
    前記切替手段は、前記フィンに一端を取着し前記枠体を介して他端が外部に導出された切替コードと、前記切替コードの引き操作で前記切替コードの移動のロック又はロック解除を作動させるストッパー装置とを備え、前記切替コードの引き操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とす遮蔽装置。
  5. 遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、
    前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように調整可能とするフィンと、
    前記フィンを可動させ開閉状態を切り替え可能とする切替手段と、を備え、
    前記切替手段は、操作棒と、前記フィンの被動ギヤ構造の軸部と噛合する駆動ギヤ軸と、前記操作棒の回転を前記駆動ギヤ軸の回転へと伝達する伝達ギヤ部と、前記駆動ギヤ軸の回転に所定の制動トルクを生じさせるブレーキ装置とを備え、前記操作棒の回転操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とす遮蔽装置。
  6. 遮蔽材の開閉を可能とする遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材を開閉可能に支持する枠体と、
    前記枠体の下方から入射する外光を抑制又は遮光するように可動して調整可能とするフィンと、を備え、
    前記フィンは、直接的な手操作で可動した開閉状態として、前記フィンの可動範囲内の最大と最小の2選択とする位置で、或いは前記フィンの可動範囲内の任意位置で保持できるようにして、前記フィンは、直接的な手操作で前記フィンの開閉状態を切り替え可能に構成されていることを特徴とす遮蔽装置。
  7. 前記フィンは、1つ又は複数段のフィンとして構成されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
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