JP2016211351A - ロールスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】遮蔽材の品質を維持可能とするロールスクリーンを提供する。【解決手段】本発明のロールスクリーン1は、室内側のスクリーン4を巻き取り可能に吊下支持する巻取パイプ9と、室外側のスクリーン4を支持する取付フレーム2と、巻取パイプ9を回転可能に無端状の操作コード3を掛装する操作プーリー10を有し無端状の操作コード3による操作時に、振り子動作する操作ユニット6と、該振り子動作に応じて当該二重の遮蔽材(スクリーン4)の間隔が離れるよう作動する可動フィン7とを備える。操作ユニット6は、当該振り子動作が非作動状態では無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、遮蔽材を有するロールスクリーンに関する。
従来、遮蔽材を有するロールスクリーンとして、例えば二重に重ね合わせたスクリーンを上下方向に相対移動させて室内への採光量を調節可能としたロールスクリーンがある。
このようなロールスクリーンにおけるスクリーンは、光を一部透過させる透過部と、光を遮る遮光部とが縞状に交互に形成され、このスクリーンが二重に重ね合わされた状態で吊下支持されている。そして、操作手段の操作により、前後のスクリーンを上下方向に相対移動させて、透過部と遮光部との重なり具合を調整することにより、採光量を調節可能としている。
例えば、二重のスクリーンを密着状態に維持しながらスクリーンを円滑に昇降可能とする構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、スクリーンを巻き取る巻取軸(即ち、巻取パイプ)と、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを防止するために、枠体の下面に基端縁を回動可能に支持して巻取パイプの周面上に垂下させる隙間防止部材を設ける技法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、スクリーンを巻き取る巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを防止するために、枠体の前側面に端部を搖動可能に支持する隙間防止部材を設ける技法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3311994号明細書 実公平4−48316号公報 特開2013−136900号公報
特許文献1に開示される技法では、二重のスクリーンを密着状態に維持しているため、スクリーンの透過部と遮光部とを一致させて遮光状態としたときスクリーンの間隙から光が洩れるおそれが無くなる点で有効である。しかしながら、この技法では、昇降操作時に二重のスクリーンが密着して相対移動するため、スクリーンを痛めるおそれがあるという問題がある。
また、二重のスクリーンを垂下する場合に限らず、一重のスクリーンを垂下するロールスクリーンにおいて、このスクリーンを巻取り又は巻戻し可能とする巻取パイプと、巻取パイプを支持する枠体との間で光漏れが生じることがある。そこで、特許文献2,3のように、この光漏れを抑制するための光漏れ防止部材を別途、枠体にて可動に軸支させ、その先端部等を巻取りパイプに当接するよう設けることもある。しかしながら、このように光漏れ防止部材を巻取りパイプに当接するよう構成すると、巻取りパイプによるスクリーンの巻取り又は巻戻しにより当該光漏れ防止部材がスクリーンを痛めるおそれがある。また、このような可動式の光漏れ防止部材に対する安全性も考慮することが望まれる。
また、特許文献1に開示されるように、二重のスクリーンの錘部材(ウェイトバー)の開口部近傍にフェイスローラーを設けることで、当該二重のスクリーンの下端部を折り返し円滑に移動させるよう構成することができるが、その錘部材が大型化してしまい、意匠性の観点で改善の余地がある。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、遮蔽材の品質を維持可能とするロールスクリーンを提供することにある。
本発明による一態様のロールスクリーンは、二重の遮蔽材を有するロールスクリーンであって、一方の遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、他方の遮蔽材を支持する固定手段と、前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段と、該振り子動作に応じて当該二重の遮蔽材の間隔が離れるよう作動する遮蔽材間隔調整手段とを備え、前記操作手段は、当該振り子動作が非作動状態では前記無端状の操作コードを前記操作プーリーに対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記二重の遮蔽材は、1枚のスクリーンを折り返して形成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記二重の遮蔽材は、前記一方の遮蔽材を1枚のスクリーンとし、前記他方の遮蔽材を光漏れ防止部材として形成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記操作手段における室外側に垂下される操作コードの出口は、当該振り子動作が非作動状態で前記操作プーリーの軸中心を通る水平線上より下方から開口していることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記操作手段は、操作プーリーから巻取り用に垂下する操作コードを案内する第1コード案内部、及び前記操作プーリーから巻戻し用に垂下する操作コードを案内する第2コード案内部を有し、前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は互いに異なる案内経路で当該操作コードを案内するよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記遮蔽材間隔調整手段は、前記操作手段の振り子動作により当該二重の遮蔽材の間隔が離れるよう当該他方の遮蔽材を押圧する可動フィンを備え、前記可動フィンの基軸は前記固定手段に固定されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記可動フィンは、前記固定手段と前記巻取手段との間の隙間を塞ぐのに十分な長さを有することを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記可動フィンは、当該長さに応じて当該押圧に要する作用力を変更するよう、着脱可能な補助部材により前記操作手段の振り子動作による力点位置を調整可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は、前記保持部材に対して着脱可能な部材を用いて形成され、該部材の配置転換により前記巻取手段に対する右側操作と左側操作を配置転換可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記補助部材は、当該右側操作と左側操作に応じて配置転換可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による一態様のロールスクリーンにおいて、前記操作コードは複数のボール部を連結したボールチェーンからなり、前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は、所定ピッチで連続する少なくとも2つの当該ボール部が当該操作時に当接して案内されるよう構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明による第2態様のロールスクリーンは、遮蔽材を有するロールスクリーンであって、遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段と、該振り子動作に応じて回動可能に前記固定手段に軸支され、前記巻取手段と固定手段との間の隙間からの漏れ光を遮光可能とする可動フィンとを備え、前記操作手段は、当該振り子動作が非作動状態では前記無端状の操作コードを前記操作プーリーに対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成されていることを特徴とする。
更に、本発明による第3態様のロールスクリーンにおいて、遮蔽材を有するロールスクリーンであって、遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と固定手段との間の隙間からの漏れ光を遮光可能とする可動フィンとを備え、前記可動フィンの左右方向の両端部に、それぞれフィンカバーが設けられていることを特徴とする。
また、本発明による第3態様のロールスクリーンにおいて、前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段を更に備え、前記可動フィンは、前記操作手段の振り子動作による力点位置を調整可能とする着脱可能な補助部材が設けられていることを特徴とする。
また、本発明による第3態様のロールスクリーンにおいて、前記補助部材は、前記可動フィンの左右方向の両端部にそれぞれ設けられたフィンカバーの開口部に対して嵌め込みにより着脱可能に構成されていることを特徴とする。
更に、本発明による第4態様のロールスクリーンは、遮蔽材を有するロールスクリーンであって、遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段とを備え、前記操作手段は、前後方向に非対称の案内経路で前記無端状の操作コードを案内可能とする複数のコード案内部材を収容した操作ユニットとして構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第4態様のロールスクリーンにおいて、前記複数のコード案内部材は、2つのコード案内部材として構成され、前記操作ユニットは、前記2つのコード案内部材を収容可能な2部材で構成されていることを特徴とする。
また、本発明による各態様のロールスクリーンにおいて、前記巻取手段が1枚のスクリーンを錘部材により折り返してなる該スクリーンの一端を巻き取り可能に吊下支持し、前記固定手段が該スクリーンの他端を支持して、二重の遮蔽材が構成され、前記錘部材が下限位置にある状態で当該二重の遮蔽材の下端は互いに非接触であり、当該二重の遮蔽材の上端は、互いに接触、又は前記下端よりも近接していることを特徴とする。
また、本発明による各態様のロールスクリーンにおいて、前記巻取手段が1枚のスクリーンを錘部材により折り返してなる該スクリーンの一端を巻き取り可能に吊下支持し、前記固定手段が該スクリーンの他端を支持して、二重の遮蔽材が構成され、前記操作手段の当該振り子動作が非作動の静止状態で当該二重の遮蔽材の上端が接触又は近接する際に、前記可動フィンの先端が前記巻取手段の斜め上方で前記固定手段によって支持される遮蔽材に当接するよう構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、昇降操作時に二重の遮蔽材を確実に離間させ、この二重の遮蔽材の摩擦力が無くなるか、又は低減されて相対移動するため、遮蔽材を痛めるおそれが無くなる。また、静止時には二重の遮蔽材の間隔を近接又は密着させることができ、その遮光性を向上させることができる。
本発明による第1実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニット周辺の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニットの詳細構成を示す分解斜視図である。 (a),(b),(c)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニットの動作説明図である。 (a),(b)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニットの説明図である。 (a),(b)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニットの左右配置転換を説明する説明図である。 (a),(b)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける可動フィンを説明する分解斜視図とその斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける可動フィンの構成例を示す部分的な構造を示す斜視図である。 本発明による第2実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態のロールスクリーン1を説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とし、ロールスクリーン1の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
まず、図1及び図2を参照して、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図2は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す側面透視図である。
図1に示すように、本実施形態のロールスクリーン1は、ブラケット8を介して取付フレーム2の上端を天井面等の取付面に固定して設置される。そして、取付フレーム2の左右両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能な操作ユニット6が設けられている。また、操作ユニット6内には、操作プーリー10が収容され、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能とするよう構成されている。この操作コード3は、所定ピッチで連続するボール部3a及びチェーン部3bからなる無端状のボールチェーンで構成され、操作プーリー10の表面は、そのボール部3aに適合する形状の凹凸を有するように構成される。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一辺を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するウェイトバー5を介して折り返されたスクリーン4の他辺は、巻取パイプ9よりも上部に位置する取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部22(図2参照)に取着されている。固定部22は、図2に示すように、スクリーン4の長さを調整可能にして、スクリーン4の端部を着脱可能に係止することができる。そして、巻取パイプ9と固定部22との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ウェイトバー5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。これにより、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設される。
ところで、このような二重のスクリーン4を垂下するロールスクリーンの場合、そのウェイトバー5に設けられるローラー15によって二重のスクリーンの下端部を折り返し円滑に移動させるよう構成することができるが、図2に示すように、そのウェイトバー5の開口部5a近傍に当該スクリーン4と当接しその開口幅を調節可能とする案内部材5bを設けるのが好適である。また、この案内部材5bは、図2に示すように、スクリーン4との擦れ音を低減させるよう、その表面を丸めた形状とするのが好適である。これにより、そのウェイトバー5の大型化を避けつつ、円滑な動作を実現することができる。ただし、例えば二重のスクリーン4を帯電性素材の生地(例えばポリエステル等)で構成し、この案内部材5bも帯電性素材で形成すると(特に電荷を帯びる極性が異なると)、当該スクリーン4と案内部材5bとの接触(擦れ合い)で静電気の摩擦帯電や剥離帯電が発生し当該スクリーン4や案内部材5bに静電気が帯電されてしまうおそれがある。このような静電気の帯電は、例えば空気中の埃等を吸着してしまい、結果としてその円滑な動作や、前後スクリーン同士の近接・離反の変動を起こし、意匠性を損なう原因となる。そこで、当該スクリーン4や案内部材5bを双方とも帯電防止素材で形成することが望ましいが、そのいずれか一方を帯電防止素材で形成することで当該静電気の発生を抑制することができる。特に、使用するスクリーン4の素材の自由度を高めることを考慮すれば、案内部材5bを帯電防止素材で形成することが望ましい。このような帯電防止素材は、例えばカーボンや導電性フィラー等の導電性付与材を含む樹脂材など、成形可能で帯電防止効果のある既存の素材であればよい。また、導電性付与材を使用せず、スクリーン4がポリエステルの場合、案内部材5bをPET樹脂で成形することも静電気抑制に良好である。
従って、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパー装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。尚、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成するピッチは、任意に定めることができる。
ところで、本発明に係るロールスクリーン1では、詳細は後述するが、図2に示すように、操作ユニット6は、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能に設けられ、操作コード3による操作時に、振り子動作するようになっている。取付フレーム2の底部には、詳細に後述する可動フィン7の基軸を支持する支持部21が設けられている。好適には可動フィン7の上下方向の長さは、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに十分な長さを有する。このように、可動フィン7は、取付フレーム2の長手方向(左右後方)のほぼ全長に亘って設けられ、取付フレーム2に対して前後方向に相対回動可能に支持される。
また、図2に示すように、ウェイトバー4が下限位置にある状態で、当該二重のスクリーン4の下端は互いに非接触であり、当該二重のスクリーン4の上端は、互いに接触、又はその下端よりも近接している。そして、操作ユニット6の当該振り子動作が非作動の静止状態で当該二重のスクリーン4の上端が接触又は近接している際に、可動フィン7の先端が巻取パイプ9の斜め上方で、取付フレーム2によって支持される側のスクリーン4に当接するよう構成されている。
そして、操作ユニット6の振り子動作に応じて操作ユニット6の突出片61が可動フィン7の左右方向の端部に設けられたフィンカバー72の補助部材71を押圧することで、当該二重のスクリーン4の間隔が離れるよう作動する。この補助部材71は、フィンカバー72に対して着脱可能となっており、操作ユニット6の振り子動作による力点位置を調整可能とするために、可動フィン7の当該長さに応じて当該押圧に要する作用力を変更することができる。このように、可動フィン7は、フィンカバー72及びその補助部材71とともに、操作ユニット6の振り子動作に応じて当該二重のスクリーン4の間隔が離れるよう作動する遮蔽材間隔調整機構として構成される。
つまり、操作ユニット6の振り子動作が無いとした場合、ウェイトバー4が下限位置にある状態で、当該二重のスクリーン4の上端が互いに常に接触しているときはもとより、常に接触しないまでも近接している静止状態では、巻取パイプ9による巻取りが行われスクリーン4が巻太りして接触することがある。一方、本発明に係る構成では、操作ユニット6に振り子動作を行わせることで、当該二重のスクリーン4の間隔が離れるよう作動するため、当該接触によるスクリーン4の損傷を抑制することができる。尚、操作ユニット6の当該振り子動作が非作動の静止状態で当該二重のスクリーン4の上端が接触している方が遮光状態としたときの遮蔽性を向上させることができるため、好ましい。
特に、操作ユニット6は、無端状の操作コード3を掛装する操作プーリー10を、その両側から挟み込むことで相対回動可能に収容して支持する第1及び第2操作ユニット部材6a,6bが設けられる。また、第1及び第2操作ユニット部材6a,6b間に、操作プーリー10から巻取り用に垂下する操作コード3を案内する第1コード案内部材6c、及び操作プーリー10から巻戻し用に垂下する操作コード3を案内する第2コード案内部材6dとを有するよう構成される。そして、第1及び第2コード案内部材6c,6dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bの間の下方に位置するコード案内壁64を利用して、それぞれ第1コード案内部としての案内経路及び第2コード案内部としての案内経路が形成され、無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するように、互いに異なる案内経路で操作コード3を案内するようになっている。
(操作ユニット及び遮蔽材間隔調整機構)
以下、図3及び図4を参照して、操作ユニット6及びその周辺の具体的な構成について説明する。図3は、本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける操作ユニット6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。図4は、その操作ユニット6の詳細構成を示す分解斜視図である。
まず、図3を参照するに、取付フレーム2の底部には、可動フィン7の基軸を支持する支持部21が設けられている。従って、可動フィン7は、取付フレーム2の長手方向(左右後方)のほぼ全長に亘って設けられ、取付フレーム2に対して前後方向に相対回動可能に支持される。
操作ユニット6は、無端状の操作コード3を掛装する操作プーリー10及び操作プーリー10から垂下する操作コード3を案内する第1及び第2コード案内部材6c、6dを内側に収容し、操作プーリー10に対して相対回動可能に挟み込んで一体化する2つの操作ユニット部材6a,6bから構成される。この2つの操作ユニット部材6a,6bは、一体化のために取付ネジ60を用いて固定することができる。
操作プーリー10は、支持部材2aから延びる固定軸11を回転軸とするための透孔が設けられている。また、操作プーリー10の右端側には操作コード3を掛装する凹凸が形成され、操作プーリー10の左端側には操作コード3を掛装する外周よりも拡径したフランジを介して、巻取パイプ9の右端内周面に嵌合する嵌合部10aが設けられる。このため、操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9が回転可能に支持部材2aに支持される。
スクリーン4(図3では図示略)は、巻取パイプ9と固定部22との間で垂下され、ウェイトバー5の重量に基づいて張設される。
そして、第1及び第2コード案内部材6c,6dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bの間の下方に位置するコード案内壁64を利用して、非振り子動作時に無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するように、互いに異なる案内経路で操作コード3を案内する。第1及び第2コード案内部材6c,6dを、本例では第1及び第2操作ユニット部材6a,6bに対して着脱可能に構成しているが、これは、図示するように操作ユニット6を右側に配置した右操作で構成するときと、操作ユニット6を左側に配置した左操作で構成するときに、同じ部材を利用して配置転換可能とするためである。
このように、操作ユニット6は、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能に設けられ、これにより操作コード3による操作時に振り子動作する。
そして、操作ユニット6の振り子動作に応じて操作ユニット6の突出片61が可動フィン7の左右方向の端部に設けられたフィンカバー72の補助部材71を押圧することで、当該二重のスクリーン4の間隔が離れるよう作動する。この補助部材71の詳細は後述するが、フィンカバー72に対して着脱可能となっている。これにより、操作ユニット6の振り子動作による力点位置を調整可能とし、可動フィン7の当該長さに応じて当該押圧に要する作用力を変更することができる。更には、図示するように操作ユニット6を右側に配置した右操作で構成するときには、補助部材71は可動フィン7の右端側のフィンカバー72に取着可能とし、操作ユニット6を左側に配置した左操作で構成するときには、補助部材71は可動フィン7の左端側のフィンカバー72に取着できるようになっている。
このようにして、可動フィン7は、フィンカバー72及びその補助部材71とともに、操作ユニット6の振り子動作に応じて当該二重のスクリーン4の間隔が離れるよう作動する遮蔽材間隔調整機構として構成される。
次に、図4を参照して操作ユニット6を構成する第1及び第2操作ユニット部材6a,6b及び第1及び第2コード案内部材6c,6dについて、その詳細構造を説明する。図4に示すように、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bは、それぞれ概ね逆雫状の外形を有する概ねプレート部材で形成され、互いに操作プーリー10を内側に収容し、相対回動可能に挟み込んで支持可能に係合するようになっている。このため、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bは、それぞれ支持する操作プーリー10の外径に合わせて略円形の開口支持部65f,66fが形成されている。即ち、操作プーリー10の右端側には筒状に突起した突起部が形成されており(図示せず)、この突起部と係合するべく、第1操作ユニット部材6aには、当該突起部の外径よりもわずかに拡径した丸孔状に開口支持部65fが形成される。そして、操作プーリー10の左端側における操作コード3を掛装する外周よりも拡径したフランジと係合するべく、第2操作ユニット部材6bには、当該フランジの外径よりもわずかに拡径した丸孔状に開口支持部66fが形成される。
そして、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bの上方には、当該振り子動作が非作動状態(静止状態)で操作プーリー10の軸中心を通る水平線上より上部にて、互いに一体化して略半円状の断面形状を形成するべく係合方向に突出するコードカバー部62,63がそれぞれ形成されている。そして、コードカバー部62の内壁には二箇所に爪部62aが形成され、この爪部62aと嵌合可能に、コードカバー部63には二箇所に嵌合孔63aが設けられており、コードカバー部62,63が重なって一体嵌合し、コードカバーが形成され、これにより、掛装する操作コード3が操作プーリー10から外れず滑りを生じさせないようにすることができる。
尚、第1操作ユニット部材6aの頂部には、略逆台形状の突出片61が形成され、この突出片61には略方形で階段状に凹みを有する凹溝61aが形成されている。そして、この凹溝61aと係合して埋没するように、第2操作ユニット部材6bの頂部には、略方形で階段状に突出する凸片63bが形成されている。
一方、第2操作ユニット部材6bの下方には、係合方向に突出する略四角箱状のコード案内壁64が形成され、第1操作ユニット部材6aの下方には、このコード案内壁64の上方に設けられている内溝66eと係合するよう、係合方向に突出する略I断面形状の係合片65eが設けられている。
また、第1操作ユニット部材6aの下方に設けられているビス孔65dと、第2操作ユニット部材6bのコード案内壁64の下方に設けられているビス孔66dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bを係合させて固定させるために、取付ネジ60(図3参照)を用いて固定可能とするために設けられている。
そして、第1操作ユニット部材6aには、第1及び第2コード案内部材6c,6dをそれぞれ支持するために係合方向へ突出する支持棒65bが二箇所に形成され、各支持棒65bは、それぞれ第1及び第2コード案内部材6c,6dに設けられた透孔67b,68bを経て第2操作ユニット部材6bに二箇所で設けられたそれぞれの支持棒受部66bと係合可能となっている。
また、第1操作ユニット部材6aには、第1及び第2コード案内部材6c,6dをそれぞれの形状に合わせて支持可能とするための係合溝65a,65cが前後方向に対称の位置関係で二箇所に設けられており、同じく、第2操作ユニット部材6bにも、第1及び第2コード案内部材6c,6dをそれぞれの形状に合わせて支持可能とするための係合溝66a,66cが前後方向に対称の位置関係で二箇所に設けられている。
第1コード案内部材6cは、図示するように幅太の略三角柱状の本体67を有し、支持棒65bを挿通可能に、その柱方向に貫通する透孔67bと、係合溝65c,66cと係合可能に、その略三角面の両側にて対称的に突起する突起部67cが設けられている。
第2コード案内部材6dは、図示するように縦長に幅細の略三角柱状の本体68を有し、支持棒65bを挿通可能に、その柱方向に貫通する透孔68bと、係合溝65a,66aと係合可能に、その略三角面の両側にて対称的に突起する突起部68aが設けられている。
従って、第1及び第2コード案内部材6c,6dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bに対して、前後に配置を転換して装着可能となっている。
そして、第1及び第2コード案内部材6c,6dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bの間の下方に位置するコード案内壁64を利用して、無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するように、互いに異なる案内経路で操作コード3を案内するようになっている。
より具体的に、図5を参照して、操作ユニット6の動作について説明する。まず、図5(a)を参照するに、操作ユニット6は、操作プーリー10(及び巻取パイプ9)に対して相対回動可能に支持され、ウェイトバー5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作ユニット6には自重(スクリーン4やウェイトバー5等の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向にトルクが働く。これにより、操作コード3は第1及び第2コード案内部材6c,6dを基準に垂下される。
この静止時では、ウェイトバー5が下限位置にあるとき、或いはウェイトバー5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に所定の巻取径でスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。尚、本実施形態の取付フレーム2の固定部22は、スクリーン4の長さを調整可能に係止するよう構成されているため、例えばウェイトバー5が下限位置にあるときに遮蔽状態とするようスクリーン4の長さを調整するのが容易な構造となっている。また、可動フィン7は、アルミニウムなどの金属材料か、又は非透光性の樹脂材料で形成することで、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から入射しうる外光を遮蔽することもできる。
次に、図5(b)を参照するに、例えばウェイトバー5が下限位置や中間位置にある状態からウェイトバー5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3が室内側の第2コード案内部材6dに当接して操作ユニット6に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット6が振り子動作し、操作ユニット部材6aの突出片61の側端部が可動フィン7を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図5(c)を参照するに、例えばウェイトバー5が中間位置や上限位置にある状態からウェイトバー5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3が室外側のコード案内部6cに当接して操作ユニット6に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット6が振り子動作し、操作ユニット部材6aの突出片61の側端部が可動フィン7を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
尚、スクリーン4の生地が巻き太る上限付近の一部では摩擦が発生したとしても、摩擦力が低減される方向に作用する。
また、上昇操作時には、室内側の第2コード案内部材6dとコード案内壁64との間で操作コード3のボール部3aの外形よりわずかに大きい案内経路は、所定ピッチで連続する少なくとも2つのボール部3aが第2コード案内部材6dに当接するよう形成されているため、操作コード3の操作時における操作ユニット6内のガタツキを抑制するとともに、ボール部3aと第2コード案内部材6dとの干渉で生じうる操作音を軽減させることができる。また、下降操作時には、所定ピッチで連続する少なくとも2つのボール部3aが第1コード案内部材6cに当接するよう形成されているため、ボール部3aと第1コード案内部材6cとの干渉で生じうる操作音を軽減させることができる。更に、室外側の第1コード案内部材6cとコード案内壁64との間で操作コード3のボール部3aの外形より十分に大きい案内経路が確保されているため、逆向きの振り子動作や、干渉で生じうる操作音が発生しにくいものとなっている。
即ち、本発明に係る操作ユニット6では、図6(a)における破線A,Bで示すように、非振り子動作時(静止時)に、無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するように構成され、垂下される各操作コード3は、互いに異なる案内経路で案内されるため、無端状の操作コード3を前方に引く場合に限らず、鉛直下方に引いても確実に振り子動作するようになり、その操作性を向上させている。また、図6(b)における開口角θで示すように、非振り子動作時(静止時)に、室外側に垂下される操作手段の操作コード3の出口は、操作プーリー10の軸中心を通る水平線上より下方から開口しているため、室外側へと引き込みやすい下降操作時の操作コード3による逆向きの振り子動作を抑制することができる。そして、操作プーリー10と操作ユニット6との干渉で生じうる操作音も発生しにくいものとなっている。
また、第1及び第2コード案内部材6c,6dを第1及び第2操作ユニット部材6a,6bのいずれか一方に対して一体化したものとすることも可能であるが、着脱可能に構成することで、図7(a)に示すように操作ユニット6を左側に配置した左操作で構成するとき、及び図7(b)に示すように操作ユニット6を右側に配置した右操作で構成するときのいずれにおいても、第1コード案内部材6cを室外側に、第2コード案内部材6dを室内側に取着可能としており、同一部材で配置転換が可能となる。このように配置転換を可能とする部材構成とすることで、操作ユニット6の部品管理負担を軽減させ、強いてはコストを削減することができる。
また、可動フィン7は、その左右方向の端部に設けられたフィンカバー72に対して着脱可能に補助部材71を別部材とすることで、この補助部材71の有無や、補助部材71の形状変化で操作ユニット6の振り子動作による力点位置を調整可能とし、ロールスクリーンの種々の形態への適応性・共用性を高めることができる。例えば、可動フィン7の上下方向の長さに応じて操作ユニット6の振り子動作に係る押圧に要する作用力を変更し、操作力を低減させるよう構成することができる。
また、可動フィン7は、フィンカバー72及び補助部材71を一体化したものとすることも可能であるが、その左右方向の端部に設置するフィンカバー72の形状を共通化し、補助部材71を別部材として、その左右方向の端部に設けるフィンカバー72のいずれにも着脱可能に構成するのが好適である。これにより、フィンカバー72及び補助部材71の部品管理負担を軽減させ、強いてはコストを削減することができる。
より具体的には、補助部材71を別部材として可動フィン7にフィンカバー72を設ける例を図8に示している。図8(a)は可動フィン7を説明する分解斜視図であり、図8(b)は可動フィン7に補助部材71を別部材としてフィンカバー72に組み付けた様子を示す斜視図である。ここでは、アルミニウム製の可動フィン7に、合成樹脂性のフィンカバー72及び補助部材71を例に説明するが、可動フィン7も合成樹脂としてもよい。
図8(a)に示すように、フィンカバー72は、可動フィン7の左右両端のいずれにも取着可能に構成され、補助部材71を別部材として嵌合により一体化できるようになっている。フィンカバー72は、略菱形板片72aを側部に持つ略くの字の断面形状の本体プレート72bで形成されている。その略菱形板片72aは、その略中央にネジ孔72cが形成されており、可動フィン7の一側端部を覆うことができる。また、本体プレート72bの頂部には切欠き72dが設けられ、これにより取付フレーム2の底部に設けられた支持部21により軸支させる基軸7aを本体プレート72bから突出させることができる。そして、可動フィン7の一側端部にフィンカバー72を装着し、ネジ孔72cを経て可動フィン7の凹部7bに螺合する固定ネジ73により固着させることができる。
また、フィンカバー72の本体プレート72bには開口部72eが設けられており、補助部材71における略くの字断面形状の被当接部71aを露出させるよう補助部材71を装着できるようになっている。補助部材71は二股状の脚部71bが形成されており、上下方向に弾性変形可能である。そして、この脚部71bには左右方向に突出する突当部71cが形成されており、この突当部71cがフィンカバー72の開口部72eの周囲の内壁72fに当接して位置決めされる。そして、この位置決めされた状態で保持されるよう、フィンカバー72には、弾性変形させて装着させた補助部材71の脚部71bを上下から係止可能とする爪部72gが上下二箇所に設けられている。このようにして、可動フィン7に補助部材71を別部材としてフィンカバー72に組み付けた様子を図8(b)に示している。
従って、可動フィン7は、その左右方向の端部に設けるフィンカバー72の形状を共通化し、補助部材71をいずれのフィンカバー72にも着脱可能に構成することができる。
また、可動フィン7の上下方向長さは、適用するロールスクリーン1における取付フレーム2の構造や、巻取パイプ9の巻取径、或いは取付フレーム2と巻取パイプ9との間の距離に応じて定めることができ、その断面形状も特に限定する必要はない。ただし、フィンカバー72及び補助部材71の部品管理負担を軽減させ、強いてはコストを削減する趣旨から、例えば図9(a)に示すように上述した可動フィン7の形態(上下方向長さa)の他、図9(b)に示すような可動フィン7の形態(上下方向長さb<a)も用意し、補助部材71の適用の有無を加えた種類数で、種々のロールスクリーン1に適用可能に運用することができる。尚、図9(b)に示すような可動フィン7の形態では、比較的に大きく屈曲させた断面形状を有する例を示しているが、これに限定する必要はない。
以上のように、本実施形態のロールスクリーン1では、昇降操作時に二重のスクリーン4を確実に離間させ、二重のスクリーンの摩擦力が無くなるか、又は低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。そして、静止時には二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、透過部4bと遮光部4aとを有するスクリーン4では、その透過部と遮光部とを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
特に、第1及び第2コード案内部材6c,6dは、第1及び第2操作ユニット部材6a,6bの間の下方に位置するコード案内壁64を利用して、非振り子動作時(静止時)に無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するように、互いに異なる案内経路で操作コード3を案内することで、その操作性を向上させることができる。
また、非振り子動作時(静止時)に、室外側に垂下される操作手段の操作コード3の出口が操作プーリー10の軸中心を通る水平線上より下方に開口するよう操作ユニット6を構成することで、逆向きの振り子動作を抑制することができ、その際の操作プーリー10と操作ユニット6との干渉で生じうる操作音も発生しにくいものとすることができる。
また、可動フィン7は、その上下方向長さに応じて当該振り子動作に係る押圧に要する作用力を変更するよう、着脱可能な補助部材71により操作ユニット6の振り子動作による力点位置を調整可能に構成することで、その操作力を軽減するよう構成することができる。
また、操作ユニット6や可動フィン7を右側操作と左側操作を配置転換可能にする部材で構成することで、部品管理負担を軽減させ、強いてはコストを削減することができる。
また、可動フィン7は、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに十分な長さとすることで、スクリーン4の遮光性に関わらず、その隙間からの光漏れも防止することが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、図10を参照して、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。尚、図10において、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照番号を付している。
第1実施形態では、1枚のスクリーン4を折り返した二重のスクリーン4とする例を説明したが、1枚のスクリーン4と、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに十分な長さを有する光漏れ防止部材4Sとを用いて二重の遮蔽材とすることができ、これを第2実施形態として説明する。
例えば、可動フィン7を透光性の合成樹脂で構成するときや、金属材料で構成する際にもその軽量化のために開口を持たせるような場合、或いは取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに不十分な長さとした場合など、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から光漏れが生じるおそれがある。このとき、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに十分な長さを有する光漏れ防止部材4Sを、例えば図10に示すように取付フレーム2の固定部22から垂下することで、その遮光性を高めるようにすることができる。
そして、図10に示すように、1枚のスクリーン4と光漏れ防止部材4Sとで二重の遮蔽材を構成する場合も、第1実施形態で説明したように、操作ユニット6及び可動フィン7を構成することで、スクリーン4の昇降操作時に、スクリーン4と光漏れ防止部材4Sとを確実に離間させ、二重の遮蔽材の摩擦力が無くなるか、又は低減されて相対移動させ、スクリーン4や光漏れ防止部材4Sを痛めるおそれが無くすことができる。また、静止時にはスクリーン4と光漏れ防止部材4Sとの間隔を近接又は密着させることができ、その遮光性を向上させることができる。更には、スクリーン4の昇降操作時に、生地等で形成した光漏れ防止部材4Sが捲り上がるのを防止することもできる。
〔他の実施形態〕
第1実施形態又は第2実施形態の変形例として、例えば図10に示すような光漏れ防止部材4Sを用いずに、1枚のスクリーン4を吊下支持する巻取パイプ9と取付フレーム2との間の隙間からの漏れ光を遮光可能とする目的で、当該可動フィン7を光漏れ防止部材として構成することができる。
したがって、上述した各実施形態に関して、二重のスクリーン4を垂下する場合に限らず、一重のスクリーン4を垂下するロールスクリーンにおいて、巻取パイプ9と取付フレーム2との間で光漏れを抑制するよう可動フィン7を設ける際に、操作ユニット6を当該振り子動作させることにより、巻取りパイプ9によるスクリーン4の巻取り又は巻戻し時にスクリーン4と可動フィン7とが当接することが無くなり、可動フィン7によってスクリーン4を痛めるおそれを解消することができる。
また、操作ユニット6を当該振り子動作が非作動の静止状態では、無端状の操作コード3を操作プーリー10に対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成することで逆向きの振り子動作を抑制するため、例えば逆向きの振り子動作に起因して光漏れが起こりうる場合でも、より確実に防止できるようになる。
更に、上述した各実施形態に関して、可動フィン7の左右方向の両端部に、それぞれフィンカバー72を設けることで、例えば可動フィン7を金属材料で形成した際のエッジ切断加工で生じうる両端部の切断面を合成樹脂製のフィンカバー72で覆うことができるため、操作ユニット6の振り子動作に伴って作動する可動フィン7の安全性を高めることができる。
また、可動フィン7は、上述したように、操作ユニット6の振り子動作による力点位置を調整可能とする着脱可能な補助部材71を用意することで、様々な形態のロールスクリーンに対して、可動フィン7及びフィンカバー72を共用可能な部材とすることができ、その低廉化に寄与する。特に、補助部材71は、フィンカバー72の開口部72eに対して嵌め込みにより着脱可能に構成することで、共用部材としての利便性を高めることができる。
また、前述した第1実施形態の例では、1枚のスクリーンを折り返した二重のスクリーン4として、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成されている例を説明したが、例えば水玉模様とするなど、透過部4bと遮光部4aとを交互に形成した態様でなくともよく、二重のスクリーンであれば、本発明に係る作用・効果を生じさせる点で有効である。
また、操作ユニット6及び可動フィン7の形状、或いは取付フレーム2の固定部22の形状等、本発明の作用・効果を生じさせる限りにおいて様々な形状とすることができる。また、操作時にスクリーン4を確実に離間させるためスクリーン4が離間する方向に移動する振り子動作を補助するスプリング等の付勢手段をさらに設けてもよい。
従って、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
本発明によれば、昇降操作時に二重の遮蔽材を確実に離間させることができるので、二重の遮蔽材を用いるロールスクリーンの用途に有用である。
1 ロールスクリーン
2 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 操作コード
4 スクリーン
4a 遮光部
4b 透過部
5 ウェイトバー
5a ウェイトバーの開口部
5b 案内部材
6 操作ユニット
6a 第1操作ユニット部材
6b 第2操作ユニット部材
6c 第1コード案内部材
6d 第2コード案内部材
7 可動フィン
8 ブラケット
9 巻取パイプ
10 操作プーリー
11 固定軸
21 支持部
22 固定部
61 操作ユニットの突出片
71 補助部材
72 フィンカバー

Claims (19)

  1. 二重の遮蔽材を有するロールスクリーンであって、
    一方の遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    他方の遮蔽材を支持する固定手段と、
    前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段と、
    該振り子動作に応じて当該二重の遮蔽材の間隔が離れるよう作動する遮蔽材間隔調整手段とを備え、
    前記操作手段は、当該振り子動作が非作動状態では前記無端状の操作コードを前記操作プーリーに対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成されていることを特徴とするロールスクリーン。
  2. 前記二重の遮蔽材は、1枚のスクリーンを折り返して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  3. 前記二重の遮蔽材は、前記一方の遮蔽材を1枚のスクリーンとし、前記他方の遮蔽材を光漏れ防止部材として形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  4. 前記操作手段における室外側に垂下される操作コードの出口は、当該振り子動作が非作動状態で前記操作プーリーの軸中心を通る水平線上より下方から開口していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  5. 前記操作手段は、操作プーリーから巻取り用に垂下する操作コードを案内する第1コード案内部、及び前記操作プーリーから巻戻し用に垂下する操作コードを案内する第2コード案内部を有し、前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は互いに異なる案内経路で当該操作コードを案内するよう構成されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  6. 前記遮蔽材間隔調整手段は、前記操作手段の振り子動作により当該二重の遮蔽材の間隔が離れるよう当該他方の遮蔽材を押圧する可動フィンを備え、前記可動フィンの基軸は前記固定手段に固定されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  7. 前記可動フィンは、前記固定手段と前記巻取手段との間の隙間を塞ぐのに十分な長さを有することを特徴とする、請求項6に記載のロールスクリーン。
  8. 前記可動フィンは、当該長さに応じて当該押圧に要する作用力を変更するよう、着脱可能な補助部材により前記操作手段の振り子動作による力点位置を調整可能に構成されていることを特徴とする、請求項7に記載のロールスクリーン。
  9. 前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は、前記保持部材に対して着脱可能な部材を用いて形成され、該部材の配置転換により前記巻取手段に対する右側操作と左側操作を配置転換可能に構成されていることを特徴とする、請求項5から8のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  10. 前記補助部材は、当該右側操作と左側操作に応じて配置転換可能に構成されていることを特徴とする、請求項8又は9に記載のロールスクリーン。
  11. 前記操作コードは複数のボール部を連結したボールチェーンからなり、前記第1コード案内部と前記第2コード案内部は、所定ピッチで連続する少なくとも2つの当該ボール部が当該操作時に当接して案内されるよう構成されていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  12. 遮蔽材を有するロールスクリーンであって、
    遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段と、
    該振り子動作に応じて回動可能に前記固定手段に軸支され、前記巻取手段と固定手段との間の隙間からの漏れ光を遮光可能とする可動フィンとを備え、
    前記操作手段は、当該振り子動作が非作動状態では前記無端状の操作コードを前記操作プーリーに対する掛装位置から鉛直線上よりも室外側へ案内するよう構成されていることを特徴とするロールスクリーン。
  13. 遮蔽材を有するロールスクリーンであって、
    遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と固定手段との間の隙間からの漏れ光を遮光可能とする可動フィンとを備え、
    前記可動フィンの左右方向の両端部に、それぞれフィンカバーが設けられていることを特徴とするロールスクリーン。
  14. 前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段を更に備え、
    前記可動フィンは、前記操作手段の振り子動作による力点位置を調整可能とする着脱可能な補助部材が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載のロールスクリーン。
  15. 前記補助部材は、前記可動フィンの左右方向の両端部にそれぞれ設けられたフィンカバーの開口部に対して嵌め込みにより着脱可能に構成されていることを特徴とする、請求項14に記載のロールスクリーン。
  16. 遮蔽材を有するロールスクリーンであって、
    遮蔽材を巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段を回転可能に無端状の操作コードを掛装する操作プーリーを有し、前記無端状の操作コードによる操作時に、振り子動作する操作手段とを備え、
    前記操作手段は、前後方向に非対称の案内経路で前記無端状の操作コードを案内可能とする複数のコード案内部材を収容した操作ユニットとして構成されていることを特徴とするロールスクリーン。
  17. 前記複数のコード案内部材は、2つのコード案内部材として構成され、
    前記操作ユニットは、前記2つのコード案内部材を収容可能な2部材で構成されていることを特徴とする、請求項16に記載のロールスクリーン。
  18. 前記巻取手段が1枚のスクリーンを錘部材により折り返してなる該スクリーンの一端を巻き取り可能に吊下支持し、前記固定手段が該スクリーンの他端を支持して、二重の遮蔽材が構成され、
    前記錘部材が下限位置にある状態で当該二重の遮蔽材の下端は互いに非接触であり、当該二重の遮蔽材の上端は、互いに接触、又は前記下端よりも近接していることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  19. 前記巻取手段が1枚のスクリーンを錘部材により折り返してなる該スクリーンの一端を巻き取り可能に吊下支持し、前記固定手段が該スクリーンの他端を支持して、二重の遮蔽材が構成され、
    前記操作手段の当該振り子動作が非作動の静止状態で当該二重の遮蔽材の上端が接触又は近接する際に、前記可動フィンの先端が前記巻取手段の斜め上方で前記固定手段によって支持される遮蔽材に当接するよう構成されていることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
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