JPH0448316Y2 - - Google Patents

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JPH0448316Y2
JPH0448316Y2 JP1986176792U JP17679286U JPH0448316Y2 JP H0448316 Y2 JPH0448316 Y2 JP H0448316Y2 JP 1986176792 U JP1986176792 U JP 1986176792U JP 17679286 U JP17679286 U JP 17679286U JP H0448316 Y2 JPH0448316 Y2 JP H0448316Y2
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JP
Japan
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screen
winding shaft
frame
gap prevention
gap
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JP1986176792U
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JPS6383394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はロールスクリーンの巻取軸とその上
部の枠体との間の隙間を埋めるための隙間防止装
置に関するものである。
(従来の技術) ロールスクリーンは両端を枠体のブラケツトに
回転可能に支持された巻取軸から布等のスクリー
ンが吊下支持され、巻取軸を回転させることによ
り同スクリーンを巻上げたりあるいは巻戻して昇
降するようにしている。このようなロールスクリ
ーンではスクリーンを巻取軸に巻取るに従つて巻
取軸の巻取り径が徐々に大きくなるため、巻取軸
と枠体との間には所定の隙間が設けられている。
そして、スクリーンを巻戻した状態における巻取
軸と枠体との隙間から漏れる光を防止するために
枠体から隙間防止片を突出させたり、あるいは一
体に形成されたカバーで枠体から巻取軸にかけて
覆うような構成が提案されていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のような隙間防止片あるいはカ
バーは巻取軸の巻取り径に合わせてあらかじめ所
定の寸法に形成する必要があるため、異なる巻取
り径に対しそれぞれ適したものを用意することは
煩雑であるとともにコストも上昇する。そして、
巻取り径が合わない場合には巻取軸の回転に支障
を来たしたり、あるいは隙間を充分に埋めること
ができないという不具合が生じた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、スク
リーン4を巻装した巻取軸2をブラケツト7によ
り枠体3の下方へ回転可能に支持し、その枠体3
と巻取軸2との間の隙間Sにスクリーン4の全幅
に亘つて隙間防止部材8を配設し、同隙間防止部
材8はその基端縁が枠体3に支持されるととも
に、その先端縁部を常に前記巻取軸2に巻取られ
たスクリーン4の周面上に当接する構成としてい
る。
(作用) 上記手段により、隙間防止部材8は巻取軸2の
巻取り径の変化にともなつて変位し、その先端縁
部一側が常に巻取軸2に巻取られたスクリーン4
の周面に当接する。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、第1図に示すようにロールス
クリーン1は巻取軸2の両端が枠体3の下方へ突
設されたブラケツト7に回転可能に支持され、そ
の巻取軸2に布製スクリーン4の上端が取着され
て同巻取軸2の回転に基いてスクリーン4が昇降
されるようになつている。そして、巻取軸2内に
はスプリングの付勢力を利用してスクリーン4を
自動的に巻上げる巻上げ装置(図示しない)が設
けられ、その駆動力によりスクリーン4が最上位
置まで巻上げられるようになつている。なお、巻
上げ装置にはスクリーン4を所望高さに吊下支持
するストツパ機構(図示しない)が設けられてい
る。
スクリーン4の下縁にはボトムバー5が取着さ
れ、その長手方向中央部には操作紐6が垂下され
ている。巻取軸2と枠体3の間にはスクリーン4
を最上位置まで巻取つた場合にも同巻取軸2の回
転に支障を来たさない程度の隙間Sが形成されて
いる。
枠体3の下面には隙間防止部材8が取着されて
いる。その隙間防止部材8は巻取軸2の全長に亘
つて板状に形成され、その基端縁が巻取軸2の中
心に対しスクリーン4の吊下側の反対側において
枠体3に回動可能に支持され、先端縁部はスクリ
ーン4の吊下側に位置するとともに上方へ湾曲形
成されてその湾曲面9が巻取軸2に巻取られたス
クリーン4の周面上に当接している。また、隙間
防止部材8の先端縁は上方へ回動されると、枠体
3に当接してそれ以上の回動が阻止されるように
なつている。
さて、このように構成されたロールスクリーン
1の隙間防止装置では第1図に示す状態から巻上
げ装置によりスクリーン4を巻上げると、隙間防
止部材8はその湾曲面9で巻取軸2に巻取られた
スクリーン4上を滑りながら常に同スクリーン4
の周面上に当接している。そして、巻取軸2の巻
取り径は徐々に増大し、それに従つて隙間防止部
材8の湾曲面9も上方へ押し上げられる。
このようにしてスクリーン4が巻上げられる
と、第2図に示すようにやがてボトムバー5が隙
間防止部材8の湾曲面9に当接し、巻取軸2のそ
れ以上の回転が阻止される。
一方、スクリーン4を下降させる場合には操作
紐6を持つて引下げればスクリーン4が巻取軸2
から巻戻され、同巻取軸2の巻取り径が徐々に減
少すると、隙間防止部材8の湾曲面9がスクリー
ン4上を滑りながら下方へ徐々に回動される。
従つて、この隙間防止装置では隙間防止部材8
の湾曲面9が常に巻取軸2に巻取られたスクリー
ン4上に当接して同巻取軸2と枠体3との間の隙
間Sを確実に埋めることができる。そして、隙間
防止部材8の先端縁部が上方に湾曲されているの
でボトムバー5を係止して巻取軸2の必要以上の
回転を阻止することができるとともに、スクリー
ン4には常に湾曲面9で当接するのでその生地を
痛めることもない。
なお、前記実施例では上方へ湾曲形成された隙
間防止部材8の先端縁が枠体3に当接するように
したが、第3図に示すように隙間防止部材8の中
間部に上方への突出片10を設けて枠体3に当接
可能とし、先端縁を枠体3側方まで突出するよう
にしてもよい。また一方、前記隙間防止部材8の
先端縁部は巻取軸2に巻取られたスクリーン4の
周面上に当接可能でさえあれば、必ずしも上方へ
湾曲形成される必要はなく、本考案の隙間防止部
材8には水平板状のものも適用可能である。さら
にまた、前記実施例では隙間防止部材8の基端縁
を枠体3に回動可能としたが、同隙間防止部材8
の先端縁部を巻取軸2の周面に当接させた状態に
てその基端縁を枠体3に対し回動不能に支持固定
し、巻取り径の変化に従つて前記先端縁部をたわ
ませることにより常に巻取軸2に巻取られたスク
リーン4の周面上に当接させる構成としてもよ
い。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は枠体3と巻取
軸2との隙間Sを同巻取軸2の巻取り径の変化に
関わらず隙間防止部材8で確実に埋めることがで
きるばかりでなく、そのための構成を単一部材か
らなる簡単なものとしたので、装置全体の組付作
業を容易に行えるとともに部材コストの低減を図
ることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した隙間防止装置の
一実施例を示す縦断面図、第2図は同じくスクリ
ーンを巻上げた状態を示す縦断面図、第3図はこ
の考案の変形例を示す概略図である。 ロールスクリーン……1、巻取軸……2、枠体
……3、スクリーン……4、ブラケツト……7、
隙間防止部材……8、隙間……S。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スクリーン4を巻装した巻取軸2をブラケツ
    ト7により枠体3の下方へ回転可能に支持し、
    その枠体3と巻取軸2との間の隙間Sにスクリ
    ーン4の全幅に亘つて隙間防止部材8を配設
    し、同隙間防止部材8はその基端縁が枠体3に
    支持されるとともに、その先端縁部を常に前記
    巻取軸2に巻取られたスクリーン4の周面上に
    当接する構成としたことを特徴とするロールス
    クリーンの隙間防止装置。 2 前記隙間防止部材8はその基端縁が巻取軸2
    の回転中心に対しスクリーン4吊下側の反対側
    に位置して枠体3に回動可能に支持されている
    とともに、その先端縁部は前記スクリーン4吊
    下側に位置して上方へ湾曲形成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のロールスク
    リーンの隙間防止装置。 3 前記隙間防止部材8は可撓性を有する板材か
    らなり、その先端縁部が前記巻取軸2の周面に
    当接するようにその基端縁が枠体3に支持固定
    されたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のロールスクリーンの隙間防止装置。
JP1986176792U 1986-11-18 1986-11-18 Expired JPH0448316Y2 (ja)

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