JPH0228550Y2 - - Google Patents

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JPH0228550Y2
JPH0228550Y2 JP1983021948U JP2194883U JPH0228550Y2 JP H0228550 Y2 JPH0228550 Y2 JP H0228550Y2 JP 1983021948 U JP1983021948 U JP 1983021948U JP 2194883 U JP2194883 U JP 2194883U JP H0228550 Y2 JPH0228550 Y2 JP H0228550Y2
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JP
Japan
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flag
rope
pole
weight
cylindrical body
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JP1983021948U
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JPS59128690U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、国旗等を掲揚する旗ポールに係るも
ので、特に旗ロープへの旗取付け装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
旗をポールから垂下した旗ロープに取付けるに
あたり、旗取付け個所のロープがポールから自由
に、遊離してしまう構造では、風により吹き上げ
られ、または側方へ押し流されて旗の美観が損な
われ、また旗やロープがポールにからみついて上
げ下げが円滑に行われない、ロープが風にあおら
れて、ポール本体にあたりロープの当り音が発生
する等の欠点がある。
そこで、実公昭57−8050号公報ではポールの外
側面に2つのリングをはめてこれらを連結棒で結
合し、このリングで旗を止着するようなものが提
案されている。かかる構成によれば少なくともロ
ープのポールへのからみつきや旗のロープへのか
らみつきは防止できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この実公昭57−8050号公報のものでは
上下2つのリングと連結棒の上下端はしつかりと
結合されており、このリングに旗の上下隅を結び
付けるものであるから旗の縦巾と連結棒の長さは
常に対応していなければならない。
したがつて、異なる縦巾の旗を取付けることは
できなかつた。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
特に旗取付部分のロープを常時垂直に保つて旗や
ロープをポール近傍に位置させることができるの
で、旗やロープのからみつきをなくし、また1つ
の重錘及び環体という少ない部材で安価に作製で
きるとともにポールにはこの環体1つだけが接触
するので、旗の上げ下げも円滑で、しかも縦巾が
異なる旗に対しても取付け位置を自由に調整でき
る旗ポールへの旗取付け装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、間隔を存し
て鍔を一体に形成し、上方端に内向突縁を形成し
た筒体と、該筒体内に挿入可能な巾で複数の孔を
穿設した細長板とで旗上隅結合用の取付け具を構
成し、ポール内を通りポール頂部より昇降自在に
垂下する旗ロープの途中をこの取付け具の筒体に
通し、次いで細長板に形成した孔に順次縫うよう
に挿通させ、また旗ロープの先端を両端に環状部
を設けた重錘の上方の環状部に結合し、該重錘の
環状部のいずれか一方は旗下隅結合用のものと
し、かつこの重錘の下方の環状部に外側を柔軟性
物質で被覆した金属製環体を挿通し、さらに該金
属製環体をポール外周に摺動自在に嵌めたことを
要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、旗はその下隅は重錘の環状部
のいずれか一方に結合され、上隅は旗ロープの途
中の取付け具に結合されて旗ロープに取付けられ
る。
このようにして旗ロープによりポール本体の上
部に掲揚された旗は下隅がポール本体に環体及び
重錘を介して係止され、かつ重錘の荷重で下向き
に引張られ続けるので、下から風力を受けてもま
るまつたり、からんだりすることはない。さら
に、ポール頂部と環体がポール本体に対して同時
に回動するので旗のポール本体への巻きつきも防
止できる。
また、細長板はロープが孔を介して縫い通るこ
とによりしつかりと固定され、この状態で細長板
を筒体に挿入すれば該細長板を介して筒体はロー
プに取付くことになるが、この細長板へロープが
縫い通る位置を変更すれば取付け具の位置を変更
することができ、取付け具と重錘のいずれか一方
の環状部との巾を調整して旗の縦巾に合わせるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の旗ポールへの旗取付け装置の
実施例を示す正面図、第2図は要部の一部切欠い
た正面図である。アルミ製の中空ポール本体1の
上端開口にベアリング2を介して同じくアルミ製
の円盤状の中空頂部3を同軸上に回転自在に取付
ける。図中3aは頂部3の下面中央に設けた連通
孔を示す。
該頂部3の下面の適宜個所に筒体5を突設し、
その先端を開口部5aとする。頂部3内で前記連
通孔3aと開口部5aの上方に、ロープガイド
4,4′を配設する。
図中14は旗の上隅を結びつける旗ロープに沿
つて進退自在な取付具で、該取付具14は、間隔
を存して鍔10a,10bを一体に形成し、鍔1
0aの上方部8bの端に内向突縁8aを形成した
筒体と該筒体8内に挿入可能な巾で複数の孔6を
穿設した細長板7とで構成される。
また、上下両端に環状部11a,11bを設け
た重錘11の下方の環状部11bにポール本体1
に摺動自在に嵌める環体12を挿通連結する。
なお、該環体12は金属輪若しくはチエーンか
らなり、その外周面を腐食からの保護のためとポ
ール本体1との摩擦抵抗を少なくし、ぶつかり合
いによる騒音をなくすため、ビニールやゴム等の
柔軟性物質12aで被覆しておく。
ポール本体1の下方に内設した旗ロープ巻取り
装置(図示せず)から引出したロープ9をポール
本体1内を通過させ、ポール本体1の上端から連
通孔3aを介して頂部3内へ通し、ロープガイド
4,4′に架け渡した後に筒体5の開口部5aを
介して頂部3から繰り出す。
このようにしてポール本体1の上端から昇降自
在に垂下するロープ9を筒体8に通し、次いで細
長板7に形成した孔6に順次縫うように挿通し、
さらに上下端に鍔15a,15bを形成した筒体
15に挿通したのち、端を下方への張力が付与さ
れるように前記重錘11の他方の環状部11aに
結合する。
なお、細長板7はロープ9が孔6を介して縫い
通ることによりしつかりと固定され、この状態で
細長板7を筒体8に挿入すれば該細長板7を介し
て筒体8はロープ9に取付くことになる。
次に使用法について説明すると、図示しない旗
ロープ巻取り装置を逆転させてこれからロープ9
を繰り出せば、ロープ9は先端に取付けた重錘1
1の重さで頂部3の筒体5から垂れ下がつた状態
で下降する。この下降は、環体12を介してポー
ル本体1に沿つて行われる。
環体12及び重錘11が下に来たところで、ロ
ープ9に旗13を取付けるが、その際細長板7を
重錘11の環状部11a間のロープ9の長さが旗
13の縦巾とほぼ等しくなるよう、細長板7の取
付位置を調整する。
旗13には上下隅及びその中間に結び紐13
a,13b,13cが設けられているが、上隅の
紐13aを筒体の8の胴体に、下隅の紐13bを
重錘11の環状部11aに、中の紐13cを筒体
15の胴体に結び付ける。
この際、鍔10b、15a及び15bにより紐
13a,13cが抜け落ちるおそれはない。
次にロープ巻取り装置でロープ9を巻き取れ
ば、ロープ9を介して旗13は上昇するが、この
旗13が取付いたロープ9の先端部分は重錘11
の自重で常に下方へ向けて引張され、また環体1
2でポール本体1に沿うのでからむことなく円滑
に上昇する。
筒体8の上端が頂部3の筒体5内に挿入し、鍔
10aが開口部5a端と当接したところで、筒体
8のそれ以上の上昇が停止され、旗13の上隅は
該筒体8を介して頂部3に係止する。
このようにしてポール本体1の上部に掲揚され
た旗13は下隅がポール本体1に環体12及び重
錘11を介して係止されかつ下向きに引張られ続
けるので、下から風力を受けてもまるまつたり、
からんだりすることはない。さらに、頂部3と環
体12がポール本体1に対して同時に回動するの
で旗13のポール本体1への巻きつきも防止でき
る。
旗13をポール本体1から下すには、逆の動作
を行うが、このように旗の上げ下げに伴う環体1
2の上下動は柔軟性物質12aがあるので騒音を
出さずに行うことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の旗ポールへの旗取
付け装置は1つの重錘及び環体という簡単かつ少
ない部材で常に旗取付部分のロープを垂直に、か
つポール近傍に位置させることができ、その結
果、旗やロープのからみつきをなくし、円滑な上
げ下げを可能とするものであつて、意匠的にもい
たつて体裁がよい。
また、旗の結び紐は一方が重錘に、他方が旗ロ
ープに沿つて進退自在に取付けた取付け具にそれ
ぞれ結合されるので、縦巾の異なる旗に対して取
付け具を上下に移動させて位置調整することで自
由に対処できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の旗ポールへの旗取付け装置の
1実施例を示す正面図、第2図は要部の一部切欠
いた正面図である。 1……ポール本体、2……ベアリング、3……
頂部、3a……連通孔、4,4′……ロープガイ
ド、5……筒体、5a……開口部、6……孔、7
……細長板、8……筒体、8a……内向突縁、8
b……上方部、9……ロープ、10a,10b…
…鍔、12……環体、11a,11b……環状
部、13……旗、12a……柔軟性物質、13
a,13b,13c……結び紐、14……取付
具、15……筒体、15a,15b……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔を存して鍔を一体に形成し、上方端に内向
    突縁を形成した筒体と、該筒体内に挿入可能な巾
    で複数の孔を穿設した細長板とで旗上隅結合用の
    取付け具を構成し、ポール内を通りポール頂部よ
    り昇降自在に垂下する旗ロープの途中をこの取付
    け具の筒体に通し、次いで細長板に形成した孔に
    順次縫うように挿通させ、また旗ロープの先端を
    両端に環状部を設けた重錘の上方の環状部に結合
    し、該重錘の環状部のいずれか一方は旗下隅結合
    用のものとし、かつこの重錘の下方の環状部に外
    側を柔軟性物質で被覆した金属製環体を挿通し、
    さらに該金属製環体をポール外周に摺動自在に嵌
    めたことを特徴とする旗ポールへの旗取付け装
    置。
JP2194883U 1983-02-17 1983-02-17 旗ポールへの旗取付け装置 Granted JPS59128690U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194883U JPS59128690U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 旗ポールへの旗取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194883U JPS59128690U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 旗ポールへの旗取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128690U JPS59128690U (ja) 1984-08-29
JPH0228550Y2 true JPH0228550Y2 (ja) 1990-07-31

Family

ID=30153069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2194883U Granted JPS59128690U (ja) 1983-02-17 1983-02-17 旗ポールへの旗取付け装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59128690U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578050U (ja) * 1980-06-04 1982-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578050U (ja) * 1980-06-04 1982-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128690U (ja) 1984-08-29

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