JPH078791Y2 - 昇降コード巻取り装置 - Google Patents

昇降コード巻取り装置

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JPH078791Y2
JPH078791Y2 JP1985124266U JP12426685U JPH078791Y2 JP H078791 Y2 JPH078791 Y2 JP H078791Y2 JP 1985124266 U JP1985124266 U JP 1985124266U JP 12426685 U JP12426685 U JP 12426685U JP H078791 Y2 JPH078791 Y2 JP H078791Y2
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JP
Japan
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drum
cord
lifting cord
opening
lifting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985124266U
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English (en)
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JPS6232194U (ja
Inventor
進 三木
Original Assignee
エスエム工業株式会社
株式会社川島織物
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、カーテン、ブラインド、スクリーンなどの
昇降式スクリーンの昇降コード巻取り装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の昇降コード巻取り装置は、ドラムに対す
る昇降コードの巻取り、巻戻し方向をドラムの周面一側
に設定し、この設定側のドラムを軸支したドラムケース
の下部一側(昇降コードの垂下側)に、昇降コード挿通
用の開口部を設け、ドラムの正、逆の回転によって昇降
コードを巻取ったり、巻戻したり(繰出し)していた。
このように構成すると、昇降コードの巻取り、巻戻し
(繰出し)時に、該昇降コードが開口部の口縁に摺接し
ないので、該昇降コードおよび口縁部相互の摩耗、およ
び該摩耗に基づく昇降コードの切断あるいは摺接雑音等
が防止でき、昇降コードが他の部品に接触されることな
くフリーに昇降することで、昇降抵抗を必要最少限にし
て円滑な昇降が得られる利点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 この場合、スクリーンが上限または上下限の中間位置に
あるときは、ドラムに昇降コードが巻付いているので、
最初に設定されたドラムの回転方向によって昇降コード
の巻取り、巻戻しがドラムの周面一側より行なわれ、前
述のようにドラムケースの下部一側に昇降コード挿通用
の開口部を設けても、この開口部で昇降コードが絡む問
題はなかった。
しかし、スクリーンが下限位置にあって、ドラムより昇
降コードを完全に巻戻した状態では、ドラムを正、逆ど
ちらに回転させても、ドラムの昇降コードを巻取ること
ができるため、最初に設定された巻取り方向とは逆にド
ラムが回転されて、昇降コードが巻取られると、昇降コ
ードがドラムケースの開口部下端縁に接触して、該部分
に摩擦しながら摺動され、しかも、この部分とドラム周
面との間隔が狭いことに起因して、この部分で昇降コー
ドが、既に巻取られたドラム側のコードと重なって絡み
合い、この絡み合いで、昇降コードを詰めたり、また、
昇降コードが損傷して切断したり、ドラムケースが損傷
して破損する問題点があった。
そこで、この考案は、開口部の口縁部にガイドコロを設
けることで、ドラムの正、逆どちらの回転で昇降コード
を巻取っても、昇降コードが詰ったり、損傷したりする
ことなく、円滑に巻取り、巻戻しができる昇降コード巻
取り装置の提供を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、昇降コードが巻回され、該昇降コードが周
面一側より垂下されたドラムと、該ドラムを軸支すると
共にドラム円周面を囲繞したドラムケースとを備え、上
記ドラムケースの下部で前記昇降コードの垂下側に昇降
コード挿通用の開口部を形成し、該開口部の下端部開口
縁に、前記昇降コードをドラムより完全に巻戻した状態
から該昇降コードの巻取り方向が該開口部の形成側とは
反対側になるドラム回転時に作動するガイドコロを前記
ドラムと平行に軸支した昇降コード巻取り装置であるこ
とを特徴とする。
(ホ) 作用 上述した構成によれば、昇降コードの巻取り方向がドラ
ムケースの開口部形成側とは反対側になるドラム回転時
に、昇降コードがガイドコロの回転によって案内されな
がらドラムに巻取られる。
(ヘ) 考案の効果 上述の結果、この考案によると、正常時には、昇降コー
ドが直接ドラムに巻取り、巻戻しされて、ドラムケース
との摺接がないので、該昇降コードおよび開口部の口縁
部相互の摩耗、および該摩耗に基づく昇降コードの切断
あるいは摺接雑音等が防止でき、昇降抵抗が必要最少限
にして円滑な昇降が得られる利点がありながら、昇降コ
ードの巻取り方向が開口部の形成側とは反対側になって
も、従来は昇降コードの絡みなどが発生していた情況下
でも、開口部の下端部にドラムと平行に軸支したガイド
コロによって、昇降コードが案内されるので、昇降コー
ドが摩擦抵抗に起因して絡み合ったり、詰ったり、さら
に損傷したりすることがなく、かつドラムケース側もガ
イドコロの存在によって無理な摺動力が加わることな
く、円滑な昇降コードの巻取り、巻戻しができる。
さらに、スクリーンの昇降操作にあたっては、昇降コー
ドの巻取り、巻戻しの回転方向を考える必要がないの
で、その操作が容易となる。
また、ドラムの円周面は、ドラムケースで囲繞されてい
るので、例えば、スクリーンの下降が途中で障害物に当
接して停止されて、ドラムの巻回された昇降コードが緩
んでも、このドラム周面から外れて、その軸部に巻付く
ことが、ドラムケースで防止され、常時円滑な昇降コー
ドの巻取り、巻戻しができる。
(ト) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は昇降コード巻取り装置を示し、第1図および第2
図において、 1は、カーテン(図示省略)を天井部に取付けるための
レール、 2は、レール1上に位置調節可能に取付けられ、カーテ
ンを昇降する昇降コード3の巻取りドラムユニット、 4は、操作コード5の手動回動で巻取りドラムユニット
2の昇降コード3を昇降させる駆動ユニット、 6は、例えば4角形のように多角形に形成された回転軸
で、駆動ユニット4からの回転を各巻取りドラムユニッ
ト2に伝達する。
上述の巻取りドラムユニット2は、第3図および第4図
にも示すように、 多角形の回転軸6を中心部に挿通して、該回転軸6の回
転力が伝達されると共に、軸方向に摺動可能であって、
昇降コード3を巻回するドラム7と、 一対のケース8a,8bよりなり、上述のドラム7を軸支す
ると共に、ドラム7の円周面を囲繞したドラムケース8
と、 ドラムケース8の下部に、前述のドラム7と平行に軸支
したガイドコロ9とで構成されている。
なお、ドラムケース8がドラム円周面を囲繞すること
で、ドラム7から昇降コード3が外れることを防止す
る。
上述のドラムケース8の両側上部には、取付用のフラン
ジ11,11を形成し、第4図に示すように、下面側を開口
した枠形のレール1の内端部12,12上に載置した止め座
金13を、ビス14,14によって締付けて取付けるようにし
ている。
このビス14,14を緩めて、レール1の内端部12,12と、フ
ランジ11,11間に隙間を生じさせると、巻取りドラムユ
ニット2および止め座金13をレール1に対して摺動させ
ることができ、すなわち、レール1に対して巻取りドラ
ムユニット2を位置調節可能に構成している。
前述の昇降コード3の上端部は、ドラム7の周面に設け
た孔15よりドラム7の内部に通して、抜止めのための結
び目16を形成している。
前述のドラムケース8の下部で昇降コード3の垂下側に
は、昇降コード3の挿通用の開口部17を形成し、この開
口部17の下端部開口縁の両側部にドラム7と平行にガイ
ドコロ9の軸受18,18を形成して、この軸受18,18でガイ
ドコロ9を軸支している。
以上のように構成したので、カーテンの任意間隔に取付
けた昇降コード3の巻取りドラムユニット2をレール1
に位置調節して取付ける。
さらに、カーテンを昇降するには、駆動ユニット4の操
作コード5を正、逆に回転操作することによって回転軸
6が回転され、この回転で各巻取りドラムユニット2の
ドラム7が正、逆回転されて、昇降コード3がカーテン
と共に昇降する。
上述の昇降コード3の昇降は、第4図に示すドラム7の
開口部17側の実線の位置で行なわれ、昇降コード3をド
ラム7より終端近くまで巻戻したのち、再び巻取る場合
は、ドラム7の正、逆回転のどちらでもドラム7に昇降
コード3を巻取るので、逆回転の時は図示の実線の状態
で巻取られ、正回転の時は図示の鎖線の状態で巻取るこ
とになり、昇降コード3はガイドコロ9を介してドラム
7に巻取られる。
上述の実施例によれば、ドラムケース8の開口部17の下
端部開口縁に、ドラム7と平行にガイドコロ9を軸支し
たので、ドラム7周面の反対側(他側)より昇降コード
3が昇降されるときは、昇降コード3がガイドコロ9の
回転で案内されるので、昇降コード3が摩擦抵抗に基づ
いて、絡み合ったり、詰ったり、さらに損傷したりする
ことがなく、かつドラムケース8側もガイドコロ9の存
在によって無理な摺動力が加わることがない。
また、昇降コード3が緩んでも、ドラム7の円周面はド
ラムケース7で囲繞されているので、ドラム7の周面よ
り昇降コード3が外れることがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は昇降コード巻取り装置の一部縦断正面図、 第2図は同装置の一部横断裏面図、 第3図は第1図中の拡大断面図、 第4図は第3図の縦断側面図である。 3……昇降コード、7……ドラム 8……ドラムケース、9……ガイドコロ 17……開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−17896(JP,U) 実開 昭50−116719(JP,U) 実開 昭48−53419(JP,U) 実公 昭30−16051(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降コードが巻回され、該昇降コードが周
    面一側より垂下されたドラムと、該ドラムを軸支すると
    共にドラム円周面を囲繞したドラムケースとを備え、上
    記ドラムケースの下部で前記昇降コードの垂下側に昇降
    コード挿通用の開口部を形成し、 該開口部の下端部開口縁に、前記昇降コードをドラムよ
    り完全に巻戻した状態から該昇降コードの巻取り方向が
    該開口部の形成側とは反対側になるドラム回転時に作動
    するガイドコロを前記ドラムと平行に軸支した 昇降コード巻取り装置。
JP1985124266U 1985-08-12 1985-08-12 昇降コード巻取り装置 Expired - Lifetime JPH078791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985124266U JPH078791Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12 昇降コード巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985124266U JPH078791Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12 昇降コード巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232194U JPS6232194U (ja) 1987-02-26
JPH078791Y2 true JPH078791Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=31016121

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JP1985124266U Expired - Lifetime JPH078791Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12 昇降コード巻取り装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503302Y2 (ja) * 1989-08-09 1996-06-26 立川ブラインド工業株式会社 ロ―ルブラインドの操作装置
JP6467210B2 (ja) * 2014-12-12 2019-02-06 タカノ株式会社 物干し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017896U (ja) * 1983-07-13 1985-02-06 萩原株式会社 スクリ−ン巻上装置

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Publication number Publication date
JPS6232194U (ja) 1987-02-26

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