JPH0480492A - 連装型ロールブラインドのスクリーン昇降装置 - Google Patents

連装型ロールブラインドのスクリーン昇降装置

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JPH0480492A
JPH0480492A JP19183290A JP19183290A JPH0480492A JP H0480492 A JPH0480492 A JP H0480492A JP 19183290 A JP19183290 A JP 19183290A JP 19183290 A JP19183290 A JP 19183290A JP H0480492 A JPH0480492 A JP H0480492A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は連装型ロールブラインドのスクリーンを昇降
する昇降装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のロールブラインドとして、室内側に薄地のスクリ
ーン、室外側に厚地のスクリーンを吊下支持するために
二本の巻取軸を並列に連装したものがある。又、二本の
巻取軸は前後にオフセットして配置されており、両スク
リーンが互いに干渉しないようになっている。そして、
そのロールブラインドを昇降する昇降装置の一種類とし
て第7図に示すように、各巻取軸61.62の一端にプ
ーリ63,64を設け、各プーリ63,64にそれぞれ
掛装された無端状の操作コー)”65.66をそれぞれ
別個に操作して各プーリ63,64を回転させることに
より各巻取軸61.62を回転させてス、クリーン67
.68を昇降するとともに、操作コード65.66の不
操作時には各巻取軸61.62内に備えられた自重降下
防止装置(図示しない)により各スクリーン67.68
を所望位置に吊下支持可能としたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような昇降装置では、スクリーン67
.68の一側に二本の操作コード65゜66が互いに重
なり合って垂下されているので、外観上の見栄えが良く
ないという問題があった。
又、二本の操作コード65.66がほぼ同じ位置に垂下
されているため、一方の操作コードを操作する際に他方
の操作コードが邪魔になり、スクリーン67.68の昇
降操作が非常に行いにくいとともに、所望のスクリーン
67.68を昇降させる際にどの操作コード65.66
をいずれの方向に操作すればよいのかを判別することが
煩わしいという問題もある。
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので
あり、その目的は一本の操作コードで二本の巻取軸をそ
れぞれ操作可能とすることにより、美観に優れ、且つ所
望のスクリーンの昇降操作を容易に行い得る連装型ロー
ルブラインドのスクリーン昇降装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するためにこの発明では、スクリーン
を吊下支持する二本の巻取軸を一対の支持ブラケットで
並列にかつ回転可能に支持し、方の支持ブラケットには
一本の無端状の操作コードで操作する操作装置を設け、
同操作装置には操作コードの一方向への操作で一方の巻
取軸のスクリーンのみを昇降させ、他方向への操作で他
方の巻取軸のスクリーンのみを昇降させる選択駆動装置
を設けた構成としている。
〔作用〕
従って、この発明においては、操作コードを一方向へ操
作すると選択駆動装置の動作により一方の巻取軸のスク
リーンのみが昇降され、操作コードを他方向へ操作する
と選択駆動装置の動作により他方の巻取軸のスクリーン
のみが昇降される。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第6図
に従って説明する。
第2図に示すロールブラインドは一対の支持ブラケット
1,2が窓の上枠等に固定され、両支持ブラケット1,
2間に二本の巻取軸3,4がそれぞれ回転可能に支持さ
れ、各巻取軸3,4から布製等のスクリーン5,6が吊
下支持されている。
そして、巻取軸3,4の回転によりスクリーン5゜6が
昇降されるようになっている。又、一方の支持ブラケッ
ト1には操作装置7が設けられ、その操作装置7から一
本の無端状の操作コード8が垂下されている。そして、
操作装置7近傍の各巻取軸3,4一端内部には操作コー
ド8の操作に基いて巻取軸3,4の回転を制御するため
のクラッチ装置9.lOが内蔵されている。又、各巻取
軸3゜4他端内部には捩りコイルスプリング11.12
が配設され、その一端はワインドプラグ13.14を介
して巻取軸3,4に固定され、他端は支持部材15.1
6を介して支持ブラケット2に固定されている。そして
、各巻取軸3,4がスクリーン5,6下降方向に回転さ
れると捩りコイルスプリング11.12が蓄勢され、そ
の蓄勢力により各巻取軸3,4にスクリーン5,6引上
げ方向の回転力が付与されるようになっている。
次に、前記操作装置7の詳細な構造を説明すると、第1
図に示すように、各巻取軸3,4一端に突出される支軸
17.18はその先端部17a。
18aが四角軸状に形成されている。そして、支持ブラ
ケット1に一体形成された二つの支持シャフト19.2
0の軸心には四角孔19a、20aが設けられ、それら
の四角孔19a、20aに各支軸17.18の先端部1
7a、18aが回転不能に嵌合されている。又、各支持
シャフト19゜20には出力軸21.22が回転可能に
支持され、各出力軸21.22先端部には第3図に示す
ように、互いに逆巻きのクラッチスプリング23,24
がそれぞれ嵌着されている。そして、各クラッチスプリ
ング23.24の一方の端部23a、24aは円弧状に
湾曲されている。又、各出力軸21.22には歯車25
.26が回転可能に支持され、各歯車25.26の先端
側内周面は各クラッチスプリング23.24の周囲に位
置するとともに、同先端側内周面の一箇所には係止突条
25a。
26aが形成されている。そして、各歯車25゜26が
それぞれのスクリーン5,6下降方向、すなわち第3図
に示す矢印F、I方向に回転されて各歯車25.26の
係止突条25a、26aが各クラッチスプリング23.
24の端部23a、24aに当接すると、各クラッチス
プリング23゜24は縮径されようとして各出力軸21
.22外周面に強固に圧接され、各歯車25.26とと
もに各出力軸21.22が各支持シャツ)19.20の
周囲を回転するようになっている。又、各歯車25.2
6がそれぞれのスクリーン5,6上昇方向、すなわち第
3図に示す矢印G、 H方向に回転されて各係止突条2
5a、26aが各クラッチスプリング23.24の端部
23a、24aに当接すると、各クラッチスプリング2
3.24は拡径されて各出力軸21.22との摩擦力が
低下し、各歯車25.26とともに各クラッチスプリン
グ23.24が各出力軸21.22の周囲を回転するよ
うになっている。従って、両出力軸21,22は互いに
同一方向へは回転しないようになっている。
第1図、第3図に示すように、支持ブラケット1にはプ
ーリーシャフト27が一体形成され、そのプーリーシャ
フト27にはプーリ28が回転可能に支持されている。
そして、そのプーリ28から前記操作コード8が垂下さ
れ、その操作コート8の操作によりプーリ28が回転さ
れるようになっている。又、プーリ28の一側には駆動
歯車29が一体に設けられ、その駆動歯車29に前記両
歯車25.26が噛み合っている。そして、駆動歯車2
9の回転が両歯車25.26に伝達されるようになって
いる。
次に、前記巻取軸3に内装されたクラッチ装置9の詳細
な構造を説明する。尚、もう一方のクラッチ装置IO1
すなわち巻取軸4に内装されたクラッチ装置10は後述
のクラッチ装置9と比較して回転方向に対する構成が逆
になっているたけで同一構成であるのでその説明を省略
する。
第1図に示すように、支軸17の中間部は丸軸状に形成
され、その中間部に設けられたフランジ30には筒状の
クラッチケース31が回転可能に且つ支軸17の軸方向
に移動不能に支持されている。そして、そのクラッチケ
ース31の先端部に前記出力軸21が回転不能に嵌挿さ
れて、クラッチケース31が出力軸21と一体に回転さ
れる。
クラッチケース31内には第一クラッチドラム32が内
装され、その第一クラッチドラム32は支軸17の中間
部に回転可能に支持されている。又、クラッチケース3
1内にはコイルスプリング33が配置され、その両端部
はそれぞれ支軸17に沿う方向に折曲げられて、一方の
端部がクラッチケース31内に形成された孔31aに挿
入支持され、他方の端部が第一クラッチドラム32先端
部に形成された孔32aに挿入支持されている。第5゜
6図に示すように、第一クラッチドラム32の基端部3
4周囲には第二クラッチドラム35が配置されている。
そして、第一クラッチドラム32の基端部34外周面に
は二つの突出片34a、34bが所定角度をなして設け
られるとともに、第二クラッチドラム35の先端部36
は一部切除され、その端縁部は当接部36a、36bと
して突出片34a、34bの両側に位置している。
第1,5図に示すように、前記クラッチケース31の内
周面には断面半円状のスライド溝37が軸方向に形成さ
れている。又、第一クラッチトラム32の外周面には同
じく断面半円状の第一ガイド溝38aが形成されるとと
もに、第二クラッチドラム35の先端部36は一部切除
されて第一ガイド溝38aと連通する第二ガイド溝38
bが形成されている。そして、その第一ガイド溝38a
と第二ガイド溝38bとで無端状のガイド溝38が形成
され、そのガイド溝38と前記スライド溝37との間に
クラッチボール39が配設されている。そして、クラッ
チケース31が回転すると、クラッチボール39はスラ
イド溝37内を第1図左右方向に移動しながら無端状の
ガイド溝38内を移動するようになっている。
そのガイド溝38を第6図に示す展開状態で説明すると
、第一クラッチドラム32の先端側には引下げ溝40が
周方向に延び、その両端が第一クラッチドラム32の基
端側に湾曲している。その引下げ溝40の終点部40a
に連なる第一の戻り溝41は第一クラッチドラム32の
周方向に延びた後、同第−クラッチドラム32の基端側
へ斜めに延びている。その第一の戻り溝41の終点部4
1aに連なる引上げ溝42は第一クラッチドラム32の
基端側へ斜めに延びて第二クラッチドラム35の第二ガ
イド溝38bに連通している。その引上げ溝42の終点
部42aに連通ずる第二の戻り溝43は第二クラッチド
ラム35の周方向に延びた後、同第二クラッチドラム3
5の先端側へ斜めに延びて第一クラッチドラム32の第
一ガイド溝38aに連通し、その終点部43aは前記引
下げ溝40の端部に連通している。又、第一クラッチド
ラム32はコイルスプリング33が縮径された状態でク
ラッチケース31に内装されており、このコイルスプリ
ング33は拡径する方向、すなわち第6図に示す矢印M
方向にクラッチケース31を回転させようとするため、
クラッチボール39は常には第一の戻り溝41の終点部
41a或いは第二の戻り溝43の終点部43aに位置す
るようになっている。
第1図に示すように、支軸17の中間部にはブレーキド
ラム44が回転可能に支持され、その内側にはブレーキ
キャリア45が回転可能に支持されている。第4図に示
すように、そのブレーキキャリア45の先端部は一部切
除されて端縁部45Cが形成され、前記第一クラッチド
ラム32の基端部34に設けられた第一駆動片46がそ
の切除された部分に突出している。又、支軸17の中間
部にはストップスプリング47が嵌着され、その端部4
7a、47bはそれぞれ外側に折曲げられている。そし
て、ブレーキキャリア45の先端部内周面には係止溝4
5aが軸方向に形成されるとともに、第一クラッチドラ
ム32の第一駆動片46にも係止溝46aが軸方向に形
成され、その両件止溝45a、46aにストップスプリ
ング47の端部47a、47bがそれぞれ嵌着されてい
る。
そして、第一クラッチドラム32にスクリーン5下降方
向、すなわち第4図に示す矢印J方向の回転力が作用す
ると、ストップスプリング47は拡径されて支軸17と
の摩擦力が低下し、第一クラッチドラム32とともにス
トップスプリング47が支軸17に対し回転されるよう
になっている。
又、ブレーキキャリア45にスクリーン5下降方向の回
転力が作用すると、ストップスプリング47は縮径され
ようとして支軸17との摩擦力が増大し、支軸17外周
面に強固に圧接されるようになっている。尚、このスト
ップスプリング47は前記捩りコイルスプリング11の
蓄勢力に基づく巻取軸3のスクリーン5上昇方向、すな
わち第4図に示す矢印に方向への回転力によっては拡径
されないように設定されている。
第1,4図に示すように、前記ブレーキドラム44の内
周面にはブレーキスプリング48が嵌着され、その端部
48a、48bはそれぞれ内側に折曲げられている。又
、第二クラッチドラム35の基端部には第二駆動片49
が設けられ、ブレーキスプリング48とブレーキキャリ
ア45との間に突出されている。前記ブレーキキャリア
45の外周面には係止溝45bが軸方向に形成されると
ともに、第二駆動片49の外面には係止溝49aが形成
されている。そして、前記ブレーキスプリング48の一
方の端部48aはブレーキキャリア45の係止溝45b
に嵌着され、他方の端部48bは第二駆動片49の係止
溝49a内に位置している。そして、第4図に鎖線で示
すように、第二クラッチドラム35がスクリーン5下降
方向に回転されて第二駆動片49の係止溝49a端縁部
でブレーキスプリング48の端部48bが押圧されると
、ブレーキスプリング48は縮径されてブレーキドラム
44との摩擦が低下し、ブレーキドラム44がブレーキ
スプリング48に対し回転可能となるようになっている
第1図に示すように、前記ブレーキドラム44の基端部
外周面にはコイルスプリング50が嵌着され、その一端
は外側に折曲げられている。又、前記クラッチケース3
1先端部からブレーキドラム44基端部までは操作キャ
ップ51に覆われており、同操作キャップ51はその先
端がベアリング52を介してクラッチケース31の先端
部に回転可能に支持されている。そして、前記コイルス
プリング50の折曲げられた一端は操作キャップ51に
固定され、その操作キャップ51の外周面には巻取軸3
が嵌着されている。又、このコイルスプリング50は操
作者が直接巻取軸3をスクリーン5巻上げ方向、すなわ
ち第4図に示す矢印に方向へ回転させようとする時、ブ
レーキドラム44に対して空回りして内部の破損を防ぐ
ためのものである。
前記操作キャップ51及び、巻取軸4内の操作キャップ
53の先端には公知のガバナ装置54゜55がそれぞれ
嵌着され、それらのガバナ装置54.55には支軸17
.18の基端部が挿入されている。これらのガバナ装置
54.55はスクリーン5,6が過大な速度で引上げら
れた時にのみ作動して、それらの引上げ速度を適宜に抑
制するためのものである。
次に、上記のように構成された連装型ロールブラインド
のスクリーン昇降装置の作用を説明する。
さて、この連装型ロールブラインドの一方のスクリーン
5を下降させるには、第1図において下側に配設された
巻取軸3のクラッチ装置9のクラッチボール39が第二
の戻り溝43の終点部43aに位置している状態で操作
コート8を操作してプーリ28を第3図に示す矢印り方
向に回転させると、駆動歯車29を介して一方の歯車2
5は矢印F方向に回転され、他方の歯車26は矢印H方
向に回転される。この時、一方の歯車25の係止突条2
5aはクラッチスプリング23の端部23aに当接し、
クラッチスプリンタ23は縮径されようとするため出力
軸21とともに支持シャフト19の周囲を回転し、他方
の歯車26の係止突条26aはクラッチスプリング24
の端部24aに当接し、クラッチスプリング24は拡径
されるため歯車26とともに出力軸22の周囲を回転す
る。
そして、一方の出力軸21とともにクラッチケース31
がコイルスプリング33の付勢力に抗して第4図に示す
矢印J方向に回転され、クラッチボール39が引下げ溝
40を第6図に示す矢印り方向に移動して、第6図に実
線で示すようにその終点部40aに当接する。そして、
クラッチケース31の回転がクラッチボール39を介し
て第一クラッチドラム32に伝達され、ストップスプリ
ング47が拡径されて第一クラッチドラム32とともに
支軸17の周囲を回転する。そして、第一クラッチドラ
ム32の第一駆動片46がブレーキキャリア45の端縁
部45cを押圧することによりブレーキキャリア45が
回転され、これによりブレーキスプリング48が拡径さ
れようとするためブレーキドラム44も一体に回転され
る。従って、操作キャップ51を介して巻取軸3が回転
され、スクリーン5が巻下ろされる。この時、捩りコイ
ルスプリング11は巻取軸3の回転によって蓄勢される
スクリーン5を所望位置まで巻下ろした後に操作コード
8を手放すと、クラッチケース31は内装されたコイル
スプリング33の付勢力により第6図に示す矢印M方向
に回転し、その回転にともなってクラッチボール39が
第一の戻り溝41を通ってその終点部41aに当接する
。又、巻取軸3は捩りコイルスプリング11の蓄勢力に
よってスクリーン5巻上げ方向に回転しようとするが、
その回転力はストップスプリング47を拡径するために
必要な力より弱いため、操作コート8を手放しても巻取
軸3は回転することかなく、スクリーン5はその下降位
置で吊下支持される。
この状態から操作コード8を若干引き下げてプーリ28
を前記と同じく第3図に示す矢印り方向に回転させると
、一方の出力軸21のみが矢印F方向に回転し、その出
力軸21とともにクラッチケース31がコイルスプリン
グ33の付勢力に抗して第4図に示す矢印J方向に回転
され、クラッチボール39が引上げ溝42を通って、第
6図に鎖線で示すようにその終点部42aに当接する。
そして、クラッチケース31の回転がクラッチボール3
9を介して第二クラッチドラム35に伝達され、第4図
に鎖線で示すように、第二駆動片49の係止溝49a端
縁部でブレーキスプリング48の端部48bが押圧され
る。そして、この押圧によりブレーキスプリング48が
スクリーン5下降方向に回転されようとするとともに、
その回転力がブレーキスプリング48の端部48aを介
してブレーキキャリア45に伝達され、これにより支軸
17とストップスプリング47との摩擦力が増大してブ
レーキキャリア45は支軸17に対して強固に固定され
る。そして、ブレーキスプリング48の端部48aがブ
レーキキャリア45に固定された状態でもう一方の端部
48bが更に押圧されると、ブレーキスプリング48は
縮径されてブレーキドラム44との摩擦力が低下し、ブ
レーキドラム44がブレーキスプリング48に対し回転
可能となる。従って、巻取軸3は捩りコイルスプリング
11の蓄勢力により回転されてスクリーン5が巻上げら
れる。この時、スクリーン5が過大な速度で巻上げられ
ると、巻取軸3に内装されたガバナ装置54によりその
巻上げ速度を適宜に抑制することができる。
そして、スクリーン5を所望位置まで上昇させた後に操
作コード8を手放すと、クラッチケース31は内装され
たコイルスプリング33の付勢力により第6図に示す矢
印M方向に回転し、その回転にともなってクラッチボー
ル39が第二の戻り溝43を通ってその終点部43aに
当接して、スクリーン5は前述のようにその位置で吊下
支持される。そして、操作コード8を操作してプーリ2
8を第3図に示す矢印り方向に回転させると、前述のよ
うにクラッチホール39が引下げ溝40を通って、第6
図に実線で示すようにその終点部40aに当接し、再び
スクリーン5を下降させることができる。
又、他方のスクリーン6を昇降させる場合は、操作コー
ド8を操作してプーリ28を前記と逆方向、すなわち第
3図に示す矢印E方向に回転させて、他方の出力軸22
のみにプーリ28の回転を伝達するようにするだけでよ
い。
以上のように、この昇降装置は二つのスクリーン5,6
の昇降操作を二本の操作コート8を使用することなく、
一本の操作コード8て行うことができるので、美観を損
なうおそれがなく、外観上の見栄えが良いものとなる。
そして、その一本の操作コード8の一方向への引下げ操
作と、それに続く同方向への若干の引下げ操作及び、操
作コード8の他方向への引下げ操作と、それに続く同方
向への若干の引下げ操作とで二つのスクリーン5゜6を
昇降することができるので、所望のスクリーン5,6を
昇降する際に操作コード8を選ぶ煩雑さがほとんどなく
、操作性が非常に良いとともに、操作コード8を若干引
下げるだけでスクリーン5゜6を上昇させることができ
、スクリーン5,6巻上げ操作を非常に簡単に行うこと
ができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は一本の無端状の操作コ
ードで二つのスクリーンを昇降することができるので、
外観上の見栄えがよいとともに、所望のスクリーンを容
易に昇降することができるという優れた効果を発揮する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したスクリーン昇降装置の一
実施例を示す要部拡大断面図、第2図は連装型ロールブ
ラインド全体を示す一部破断正面図、第3図は第1図に
おけるA−A線断面図、第4図は第1図におけるB−B
線断面図、第5図は第1図におけるC−C線断面図、第
6図はガイド溝の展開図、第7図は従来の連装型ロール
ブラインドの正面図である。 支持ブラケット1,2、巻取軸3,4、スクリーン5,
6、操作装置7、操作コード8、クラッチスプリング(
選択駆動装置)23,24゜特許出願人  立川ブライ
ンド工業株式会社代理人  弁理士  恩1)博宣(ほ
か1名)第 図 ′34 メー4し・ 」 〆 \ノ 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、スクリーン(5、6)を吊下支持する二本の巻取軸
    (3、4)を一対の支持ブラケット(1、2)で並列に
    かつ回転可能に支持し、一方の支持ブラケット(1)に
    は一本の無端状の操作コード(8)で操作する操作装置
    (7)を設け、同操作装置(7)には操作コード(8)
    の一方向への操作で一方の巻取軸のスクリーンのみを昇
    降させ、他方向への操作で他方の巻取軸のスクリーンの
    みを昇降させる選択駆動装置(23、24)を設けたこ
    とを特徴とする連装型ロールブラインドのスクリーン昇
    降装置。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10176471A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 連装型ロールブラインドのスクリーン昇降装置
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