JPH0542569Y2 - - Google Patents

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JPH0542569Y2
JPH0542569Y2 JP1021188U JP1021188U JPH0542569Y2 JP H0542569 Y2 JPH0542569 Y2 JP H0542569Y2 JP 1021188 U JP1021188 U JP 1021188U JP 1021188 U JP1021188 U JP 1021188U JP H0542569 Y2 JPH0542569 Y2 JP H0542569Y2
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JP
Japan
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wire rope
elevating member
pulley
main body
elevating
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JP1021188U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井から吊下げた照明器具等を昇
降する昇降装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、第4図に示すような昇降装置があ
る。図において、51は天井50に固定した本体
であり、本体51内には、モータ52で回転する
ドラム53が設置されている。また、54は本体
51の下方で昇降移動する昇降部材である。昇降
部材54内には一対の滑車55が設けられてお
り、滑車55にワイヤーロープ56を引掛けて支
持している。ワイヤーロープ56は一端をドラム
53に巻回し、他端を本体51の固定部57に固
定してある。ドラム53からワイヤーロープ56
を巻出すと昇降部材54は下降し、ドラム53に
ワイヤーロープ56を巻取ると昇降部材54は上
昇する。なお、照明器具(図示せず)は、昇降部
材54に取付けられている。
第5図に、ワイヤーロープ56を昇降部材54
に通した状態を示す。ワイヤーロープ56を昇降
部材54のワイヤーロープ挿通孔58から挿入
し、滑車55に引掛けて、ワイヤーロープ挿通孔
59から取出す。さらに、昇降部材54の下面を
蓋60で覆う。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような昇降装置では、ワイヤーロ
ープ56を昇降部材54に通す際に、ワイヤーロ
ープ56をワイヤーロープ挿通孔58に挿入する
工程と、ワイヤーロープ挿通孔59から取出す工
程の2工程が必要とり、ワイヤーロープ56の通
し作業に手間がかかるという問題があつた。
この考案の目的は、ワイヤーロープの通し作業
が簡単に行なえる昇降装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の昇降装置は、巻回手段を設けた本体
の下方に、軸が水平である滑車を有した昇降部材
を昇降自在に設け、一端を本体に固定し他端を巻
回手段に巻回したワイヤーロープを滑車に引掛け
たものであり、昇降部材の外周面に対面して、
各々昇降部材の上面の滑車の上方位置から昇降部
材の側面の滑車の下端縁高さ位置に渡つて一対の
ワイヤーロープ挿通孔を形成したものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、滑車の下端縁に沿つ
て、直線状にワイヤーロープを一方のワイヤーロ
ープ挿通孔から他方のワイヤーロープ挿通孔に挿
通できる。このため、ワイヤーロープを直線状に
挿通して滑車に引掛ける工程のみで、ワイヤーロ
ープを通すことができ、ワイヤーロープの通し作
業が簡単に行なえる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を、第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
まず、昇降装置の全体構造を説明する。第1図
において、10は天井11に固定した本体であ
り、本体10内にモータ12で回転するドラムか
らなる巻回手段13が設けられている。巻回手段
13の回転方向は切換えスイツチ(図示せず)に
て左右両方向に切替えることができる。また、1
4は昇降部材であり、本体10の下方に昇降可能
に設けられている。昇降部材14は内部が中空で
あり、下面を蓋15で覆つてある。昇降部材14
内には、軸を水平にして一対の滑車16,17が
並設されている。さらに、昇降部材14の外周面
には、互いに対面する位置に、一対のワイヤーロ
ープ挿通孔18,19が設けられている。各ワイ
ヤーロープ挿通孔18,19は、昇降部材14の
上面14aの滑車16,17の上方位置から、昇
降部材14の側面14bの滑車16,17の下端
縁高さ位置に渡つて形成されている。
昇降部材14にワイヤーロープ20を通す際に
は、第1図の想像線で示すように、一方のワイヤ
ーロープ挿通孔18または19の下端部から、他
方のワイヤーロープ挿通孔19,18の下端部間
に、直線状にワイヤーロープ20を挿通し、滑車
16,17に引掛ける。そして、第1図の実線に
示すように、ワイヤーロープ20の一端を本体1
0に設けた巻回手段13に巻回すると共に、他端
を本体10内の固定部21に固定する。
なお、第2図に示すように、ワイヤーロープ挿
通孔18の幅Xとワイヤーロープ20の径Yなら
びに滑車16の幅Zとの間には、Y<X<Zの関
係が成立している。また、第3図は昇降部材14
の吊下げ状態を示している。
昇降部材14には照明器具(図示せず)が取付
けられ、巻回手段13に巻回したワイヤーロープ
20を巻出すことで照明器具を下降し、巻回手段
13にワイヤーロープ20を巻取ることで照明器
具を上昇する。
このように、構成された昇降装置によると、ワ
イヤーロープ20の通し作業に際し、ワイヤーロ
ープ20を直線状にワイヤーロープ挿通孔18,
19に挿通して滑車16,17に引掛ける工程の
みで済み、ワイヤーロープ20の通し作業が簡単
に行なえる。
また、昇降部材14に蓋15をしておいて、ワ
イヤーロープ20を挿通することができ、蓋15
でワイヤーロープ20を咬み込むのを防止でき
る。
さらに、滑車16,17の幅Zがワイヤーロー
プ挿通孔18,19の幅Xより大きく形成されて
おり、滑車16,17に通したワイヤーロープ2
0が外れ難い。
なお、前記実施例では、2個の滑車16,17
を使用したが、滑車は1個であつてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の昇降装置によると、滑車の下端縁に
沿つて、直線状にワイヤーロープを一方のワイヤ
ーロープ挿通孔から他方のワイヤーロープ挿通孔
に挿通できる。このため、ワイヤーロープを直線
状に挿通して滑車に引掛ける工程のみで、ワイヤ
ーロープを通すことができ、ワイヤーロープの通
し作業が簡単に行なえるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその部分分解斜視図、第3図はその昇降部材の
斜視図、第4図は従来例の正面図、第5図はその
ワイヤーロープの通し状態の断面図である。 10……本体、13……巻回手段、14……昇
降部材、14a……上面、14b……側面、1
6,17……滑車、18,19……ワイヤーロー
プ挿通孔、20……ワイヤーロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻回手段を設けた本体と、この本体の下方に昇
    降可能に設けられ軸が水平である滑車を有した昇
    降部材と、前記滑車に引掛けて一端を本体に固定
    し他端を前記巻回手段に巻回したワイヤーロープ
    とを備えた昇降装置において、前記昇降部材の外
    周面に対面して各々前記昇降部材の上面の前記滑
    車の上方位置から前記昇降部材の側面の前記滑車
    の下端縁高さ位置に渡つて一対のワイヤーロープ
    挿通孔を形成したことを特徴とする昇降装置。
JP1021188U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH0542569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1021188U JPH0542569Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP1021188U JPH0542569Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01113913U JPH01113913U (ja) 1989-07-31
JPH0542569Y2 true JPH0542569Y2 (ja) 1993-10-27

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ID=31217664

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