JP2016211361A - ロールスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材を有するロールスクリーンを提供する。【解決手段】本発明のロールスクリーン1は、スクリーン4を昇降させて室内への採光量を調節可能とし、スクリーン4を巻き取り可能に吊下支持する巻取パイプ3と、巻取パイプ3を支持する取付フレーム2及び支持部材2a,2bと、巻取パイプ3と取付フレーム2との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材9とを備える。光漏れ防止部材9は、スクリーン4の下端に設けられたウェイトバー5に非接触となるよう、スクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で移動可能に取付フレーム2又は支持部材2a,2bに支持されている。【選択図】図2

Description

本発明は、スクリーンを昇降させて室内への採光量を調節可能とするロールスクリーンに関する。
従来、スクリーンを昇降させて室内への採光量を調節可能とするロールスクリーンがある。
ロールスクリーンは、天井面等の取付面に対してブラケットを介して取着された枠体(例えば取付フレーム)により巻取パイプを支持し、スクリーンの上縁部を巻取パイプに取着して垂下させ、巻取パイプによってスクリーンの巻取り又は巻戻しを行うことにより室内への採光量を調節可能に構成される。
そこで、スクリーンを巻き取る巻取軸(即ち、巻取パイプ)と、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを防止するために、枠体の下面に基端縁を回動可能に支持して巻取パイプの周面上に垂下させる隙間防止部材を設ける技法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、スクリーンを巻き取る巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを防止するために、枠体の前側面に端部を搖動可能に支持する隙間防止部材を設ける技法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
実公平4−48316号公報 特開2013−136900号公報
前述した特許文献1に開示される技法では、当該隙間防止部材により巻取軸と枠体(即ち、取付フレーム)の下面との間の隙間を塞ぐことができるため、スクリーンを下降させて遮蔽状態としているときの遮光性を高めることができる点で有効である。
しかしながら、特許文献1に開示される技法では、枠体の下面に取着された当該隙間防止部材は、錘部材(ウェイトバー)が巻き取り最終段階で当該隙間防止部材に対し衝突することに伴う課題として当該隙間防止部材が破損するおそれや異音発生のおそれのある構造をしており、改善の余地がある。
また、前述した特許文献2に開示される技法では、スクリーンの最大巻取径を超えて当該隙間防止部材が設置され、設置スペースが増大する。
したがって、錘部材(ウェイトバー)の隙間防止部材への接触を防止しつつ、設置スペースが増大しない構造で、巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する工夫が望まれる。また、スクリーンが巻き取られた状態で隙間防止部材をコンパクト化することで梱包ケースを小さくしたいという要望もある。
ところで、このような隙間防止部材を巻取パイプと枠体の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材として構成するだけでなく、断熱・気密作用を持たせたい用途に適合させたいという要望もある。本願明細書中、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせた光漏れ防止部材を特に、従来技法とは区別するため「隙間遮蔽部材」と称する。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材又は隙間遮蔽部材を有するロールスクリーンを提供することにある。
本発明による第1態様のロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、前記光漏れ防止部材は、前記スクリーンの下端に設けられた錘部材に非接触となるよう、前記スクリーンの最大巻取径を超えない範囲で前記固定部材に支持されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、その基端部で前記固定手段の下面側で回動可能に軸支され、前記固定手段と対向する面とは反対の面で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、その基端部で前記固定手段の下面側端部縁近傍にて回動可能に軸支され、その先端部で、又は前記固定手段と対向する面で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、その本体部で前記固定手段の下面開口部にて略上下方向に移動可能に支持され、その先端部で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記固定手段は、前記光漏れ防止部材の直線移動又は回動移動を支持する係合支持部を有することを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、前記光漏れ防止部材の移動軌跡又は回転軌跡が前記錘部材の移動軌跡に重ならないように、巻取られる当該スクリーンに接触可能に構成され、前記錘部材が前記固定手段又は前記固定手段に取着された固定物に対し当接することにより当該スクリーンの巻取りが阻止可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対して基端部が回動可能に軸支されて吊下され、該光漏れ防止部材が軸支される基端部の回動軸が、前記固定手段の側断面にて前記巻取手段の回転中心より非吊下側に設けられ、前記光漏れ防止部材の先端部の回転軌跡が前記固定手段の外縁より中心側に収まるようフレーム外縁より中心側に収まるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第1態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対して基端部が回動可能に軸支されて吊下され、該光漏れ防止部材が軸支される基端部の回動軸が、前記固定手段の側断面にて前記巻取手段の回転中心より吊下側に設けられ、前記漏れ防止部材が軸支される基端部が前記固定手段の内部に配置され、前記光漏れ防止部材の先端部の回転軌跡が前記固定手段の外縁より中心側に収まるようフレーム外縁より中心側に収まるよう構成されていることを特徴とする。
更に、本発明による第2態様のロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、前記光漏れ防止部材は、上下方向に直線移動可能に前記固定手段に支持されていることを特徴とする。
更に、本発明による第3態様のロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し当該光漏れ防止部材の遮蔽面が出没可能に支持されていることを特徴とする。
また、本発明による第3態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材の先端部が、前記スクリーンの巻き取りに伴い前記固定手段の内部に没入するよう構成されている特徴とする。
更に、本発明による第4態様のロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し移動可能に構成され、且つ前記固定手段との分離を防止する抜け止め構造を有することを特徴とする。
また、本発明による第4態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、前記スクリーンの巻き取りに伴い弾性変形可能に構成されていることを特徴とする。
更に、本発明による第5態様のロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、前記巻取手段を支持する固定手段と、前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間を遮蔽可能な複層構造の隙間遮蔽部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による第5態様のロールスクリーンにおいて、前記複層構造の隙間遮蔽部材は、前後方向に並設される複数の光漏れ防止部材で構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第5態様のロールスクリーンにおいて、前記複層構造の隙間遮蔽部材は、1以上の空間部を有する単一の光漏れ防止部材で構成されていることを特徴とする。
また、本発明による第5態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し直接又は間接的に回動可能に支持されていることを特徴とする。
また、本発明による第5態様のロールスクリーンにおいて、前記光漏れ防止部材は、可撓性材料で構成され、その上端が前記固定手段に対し直接又は間接的に回動不能に支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、錘部材(ウェイトバー)との接触による破損を防止しつつ、設置スペースが増大しない構造で、巻取パイプと、この巻取パイプを支持する枠体の下面との間の隙間からの光漏れを抑制することができる。
特に、光漏れ防止部材を用いて、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材を構成することもできる。
本発明による第1実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける梱包ケースの小型化を説明する側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の変形例を示す側面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の変形例を基に、光漏れ防止部材の移動軌跡を説明する側面図である。 本発明による第1実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の先端部を取付フレームの下面から出没可能に構成した例を示す側面図である。 本発明による第2実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 本発明による第2実施形態のロールスクリーンにおける設置スペースの増大防止効果を説明する側面図である。 本発明による第3実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の変形例を示す側面図である。 (a),(b)は、本発明による第4実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図であり、(c)はその更なる変形例を説明する光漏れ防止部材の斜視図である。 (a),(b),(c)は、本発明による第5実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成と、その動作を説明する側面図である。 本発明による第6実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 本発明による第7実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 (a),(b)は、本発明による第8実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。 (a),(b)は、本発明による第9実施形態のロールスクリーンにおける光漏れ防止部材の構成を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態のロールスクリーンを説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とし、ロールスクリーン1の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
包括的には、本発明に係る各実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ3と、この巻取パイプ3を支持する枠体(取付フレーム2)の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材9が設けられ、この光漏れ防止部材9は、可動に取付フレーム2又は支持部材2a,2bに支持されるよう構成される。尚、以下に説明する「移動」は、「直線移動」及び「回動移動」を含む上位概念として包括的に表現している。よって、「可動」とは、「直線移動」又は「回動移動」を可能とする状態を云う。このように構成される各実施形態のロールスクリーン1について、以下、順に説明する。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
まず、図1を参照して、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図である。第1実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ3と、取付フレーム2の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材9が設けられている。この光漏れ防止部材9の基端部91は、取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支され、光漏れ防止部材9がスクリーン4の錘部材(ウェイトバー5)に非接触となるよう構成される。
図1に示すロールスクリーン1は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸(図示せず)によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ3が回転可能に支持される。取付フレーム2は、ブラケット6により天井面等の取付面に固定される。
巻取パイプ3の右端部には操作プーリー8が設けられ、この操作プーリー8に掛回される無端状の操作コード7が垂下されている。そして、操作コード7の操作により巻取パイプ3を回転操作可能となるよう構成されている。尚、この操作コード7はボールチェーンでもよい。また、操作コード7を省略しウェイトバー5を引くことにより昇降させてもよい。
巻取パイプ3は、スクリーン4の一端を取着して巻き取り可能に吊下支持している。スクリーン4の他端は、錘部材として機能するウェイトバー5に取着されている。従って、スクリーン4はウェイトバー5の重量に基づいて張設される。
そして、操作コード7を操作して巻取パイプ3をスクリーン巻取り方向へ回転させるとウェイトバー5が上昇し、巻取パイプ3をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとウェイトバー5が下降する。
また、巻取パイプ3内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパー置等が収容されている(図示せず)。
ここで、本発明に係るロールスクリーン1では、光漏れ防止部材9が設けられ、その左右方向幅は、取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在している。そして、光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支され、スクリーン4の錘部材(ウェイトバー5)に非接触となるよう回動可能に構成され、巻取パイプ3と取付フレーム2との間で生じる隙間からの光漏れを効果的に遮蔽するようになっている。言い換えれば、遮光フィン9の移動軌跡がウェイトバー5の移動軌跡に重ならないように取付フレーム2に対しウェイトバー5が当接して巻取りを阻止するよう構成されている。さらに、遮光フィン9の回転軌跡がスクリーン4の最大巻取径を超えない範囲となっている。光漏れ防止部材9を取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支するため、光漏れ防止部材9の基端部91が丸軸で形成され、この基端部91の丸軸が、支持部材2a,2bに設けられている支持孔24により回転可能に支持されている。以下、図2を参照して、本実施形態の光漏れ防止部材9について詳細に説明する。
(第1実施形態の光漏れ防止部材)
図2は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図である。図2を参照するに、光漏れ防止部材9は、全体として略L字状の断面形状で取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在しており、丸軸で形成された光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支されている。図2に示す例では、この基端部91の丸軸は支持部材2a,2b内に取付フレーム2の左右端から挿入される。取付フレーム2は例えばアルミ形材で成形され、図2に図示するように2箇所にビスホール2cを設けている。このビスホール2cに対応する箇所に支持部材2a,2bにも支持孔24が形成されビス打ちすることで固定される。この例では1つのビスホール2cを係合支持部20として利用して基端部91を軸支している。光漏れ防止部材9の横ずれは支持部材2a,2bにより防止される。光漏れ防止部材9は遮光性のあるものとし、例えば合成樹脂で形成されている。
このように、光漏れ防止部材9の回動を支持するよう取付フレーム2の下面には、その長手方向(左右方向)に延在する略C字断面形状の1つのビスホール2cも兼ねている係合支持部20が形成されている。この係合支持部20に光漏れ防止部材9の基端部91が係合しており、これにより光漏れ防止部材9は、取付フレーム2の下面側で回動可能に支持される。また、光漏れ防止部材9の回動はスクリーン4を完全に下げた全閉状態と光漏れ防止部材9の先端部92が取付フレーム2に当接する状態との間の回動範囲に規制されている。光漏れ防止部材9の先端部92の移動軌跡は、ウェイトバー5の移動軌跡に重ならず取付フレーム2の外縁よりも中心方向の範囲に位置する。
図2において、巻取パイプ3によりスクリーン4が巻き取られることで上昇するウェイトバー5の上限位置は、取付フレーム2と当接する位置となり、このときのスクリーン4の最大巻取径がWmとして示されている。
そして、光漏れ防止部材9は、ウェイトバー5に非接触となり、且つスクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で回動可能に構成されている。特に、本例の光漏れ防止部材9は、その基端部91で取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支され、当該取付フレーム2と対向する面とは反対の面で、巻取パイプ3の周面上のスクリーン4と当接可能となっている。つまり、光漏れ防止部材9は、その略板状の本体部から反りを持たせた先端部92が形成されてスクリーン4と当接可能となっており、これにより、スクリーン4の巻取径に応じて光漏れ防止部材9を回動させることができる。また、ウェイトバー5が下限位置から取付フレーム2と当接する上限位置となるまで移動しても、光漏れ防止部材9は、ウェイトバー5とは接触しない。このため、ウェイトバー5との衝突による問題を解決することができる。更に、光漏れ防止部材9は、図示点線から矢印で示すように、スクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で回動可能に構成されているため、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大が生じない。更に、図3に示すように、スクリーン4が巻き取られた状態で光漏れ防止部材9をコンパクト化することで梱包ケースPを小さくすることができる。
また、光漏れ防止部材9は光漏れの抑制機能を持つものであればよく、全体として略L字状の断面形状で形成せずとも、多角形状や複曲面形状とするなど適用するロールスクリーンの形態に応じた形状とすればよい。さらには、水平方向の直接入射光さえ遮る角度まで光漏れ防止部材9の先端部92が下がっていればスクリーン4と光漏れ防止部材9が常時当接する関係になくともよく、スクリーン4の全閉状態で光漏れ防止部材9の先端部92が巻取パイプ3又はスクリーン4に非接触としてもよい。係合支持部20の開口部の部屋内側の突出長さを長くすることにより、光漏れ防止部材9の回動を所定の回動範囲に規制して支持するよう構成することができる。
また、図2に示す例では、光漏れ防止部材9の基端部91を丸軸で構成し、支持部材2a,2bにより支持させ、取付フレーム2の係合支持部20により光漏れ防止部材9の回動を支持するよう構成した例を示しているが、別の形状で構成することもできる。
例えば、図4(a)にて破線で側断面形状を図示するように、取付フレーム2の係合支持部20が案内部20a及び折曲軸20bを有するよう構成し、光漏れ防止部材9の基端部91を、この折曲軸20bに掛合する略C字断面形状で長手方向(左右方向)に延在するよう構成してもよい。本例では、略C字断面形状の案内部20aと、略半円状に折り曲げて形成された折曲軸20bにより、略C字断面形状の基端部91の回動が案内されて支持され、更には光漏れ防止部材9の回動を所定の回動範囲に規制するようになっている。
或いはまた、図4(b)にて破線で側断面形状を図示するように、取付フレーム2の係合支持部20が案内部20a及び丸軸20cを有するよう構成し、光漏れ防止部材9の基端部91を、この丸軸20cに掛合する略C字断面形状で長手方向(左右方向)に延在するよう構成してもよい。本例では、略C字断面形状の案内部20aと、略円柱状の丸軸20cにより、略C字断面形状の基端部91の回動が支持され、更には光漏れ防止部材9の回動を所定の回動範囲に規制するようになっている。
これら図4(a),(b)に示すように構成する場合も、光漏れ防止部材9は、ウェイトバー5とは接触しない長さとすることで、図示点線から矢印で示すように、ウェイトバー5に非接触となるよう回動してウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、スクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で回動可能に構成することで、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。
また、図5に示すように、取付フレーム2の係合支持部20が案内部20a及び折曲軸20bを有するよう構成し、光漏れ防止部材9の基端部91を、この折曲軸20bに掛合する略C字断面形状で長手方向(左右方向)に延在するよう構成してもよい。図2乃至図5に示すいずれの態様においても、光漏れ防止部材9の回動はスクリーン4を完全に下げた全閉状態と光漏れ防止部材9の先端部92が取付フレーム2に当接する状態との間の回動範囲に規制されている。そして、代表して図5で図示するように、光漏れ防止部材9の先端部92の移動軌跡R1は、ウェイトバー5の移動軌跡R2に重なることなく取付フレーム2の外縁Lよりも中心方向の範囲に位置する。
また、図6に例示するように、光漏れ防止部材9の先端部92が取付フレーム2の下面に設けられた開口部21を経て出没可能に回動させるよう構成することができる。これにより、例えば、最大巻取径の状態にあるスクリーン4と、取付フレーム2の下面との隙間が狭いが光漏れを防止したい用途に対して、本実施形態に係る光漏れ防止部材9を適用することができる。尚、図6では、その作用・効果を強調するべく光漏れ防止部材9の先端部92をより長尺に図示しているが、この先端部92の長さはその用途に応じて定めればよい。特に、スクリーン4の最小巻取径となる状態(即ち、巻取パイプ3と同径の状態)でも、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができる。尚、当該隙間を2層構造で完全に塞ぐことができるよう光漏れ防止部材9の先端部92にゴム材などの弾性変形可能な当接部材(図示せず)を取着して、常時、取付フレーム2と当接した状態を維持するよう構成することもできる。
このように、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9によれば、光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側で回動可能に軸支され、スクリーン4のウェイトバー5に非接触となるよう構成され、言い換えれば光漏れ防止部材9の先端の移動軌跡はウェイトバー5の移動軌跡に重ならないよう構成されるため、ウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、巻き取り時のスクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で回動可能に構成されるため光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、図7を参照して、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図7は、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付しており、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1の全体構成は、光漏れ防止部材9に係る構成を除き、前述した図1とほぼ同様であることから、その更なる説明は省略する。
第2実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ3と、取付フレーム2の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材9が設けられており、この光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側前端縁近傍にて回動可能に軸支され、光漏れ防止部材9がスクリーン4の錘部材(ウェイトバー5)に非接触となるよう、スクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で回動可能に構成される。
(第2実施形態の光漏れ防止部材)
図7を参照するに、光漏れ防止部材9は、全体として略I字状の断面形状で取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在しており、丸軸で形成された光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側前端縁近傍にて回動可能に軸支されている。この丸軸が、支持部材2a,2bにより支持される。光漏れ防止部材9は遮光性のあるものとし、例えば合成樹脂で形成されている。
また、光漏れ防止部材9の回動を支持するよう取付フレーム2の下面側前端縁近傍には、その長手方向(左右方向)に延在する略C字断面形状の係合支持部20が形成されている。この係合支持部20に光漏れ防止部材9の基端部91が係合しており、これにより光漏れ防止部材9は、取付フレーム2の下面側で回動可能に支持される。また、係合支持部20は、光漏れ防止部材9の回動を所定の回動範囲に規制させた構成とすることもできる。
図7において、巻取パイプ3によりスクリーン4が巻き取られることで上昇するウェイトバー5の上限位置は、取付フレーム2と当接する位置となり、このときのスクリーン4の最大巻取径がWmとして示されている。
そして、本実施形態の光漏れ防止部材9においても、ウェイトバー5に非接触となるよう構成され、且つスクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で回動可能に構成されている。特に、本例の光漏れ防止部材9は、その基端部91で取付フレーム2の下面側端部縁近傍にて回動可能に軸支され、その先端部92で、巻取パイプ3の周面上のスクリーン4と当接可能となっている。つまり、光漏れ防止部材9は、その略板状の本体部に対して丸軸の先端部92が形成されてスクリーン4と当接可能となっており、これにより、スクリーン4の巻取径に応じて光漏れ防止部材9を回動させることができる。尚、本例の、光漏れ防止部材9において、取付フレーム2と対向する面で、巻取パイプ3の周面上のスクリーン4と当接可能に構成してもよい。また、ウェイトバー5が下限位置から取付フレーム2と当接する上限位置となるまで移動しても、光漏れ防止部材9は、その回転軸芯をフレーム断面において巻取軸の回転軸芯より非吊下側に設け、スクリーンの非吊下側面に接触させる構成であるため、図示点線から矢印で示すように、ウェイトバー5とは常時非接触である。更に、光漏れ防止部材9は、スクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で回動可能に構成されているため、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大が生じない。
また、光漏れ防止部材9は光漏れの防止機能を持つものであればよく、全体として略I字状の断面形状で形成せずとも、多角形状や複曲面形状とするなど適用するロールスクリーンの形態に応じた形状とすればよい。そして、本実施形態においても、必要に応じて、ウェイトバー5が下限位置にあるときにスクリーン4と光漏れ防止部材9が非接触となるよう、係合支持部20により回動範囲を規制させた構成とすることもできる。従って、スクリーン4と光漏れ防止部材9が常時当接する関係になくともよく、係合支持部20は、光漏れ防止部材9の回動を所定の回動範囲に規制して支持するよう構成することができる。
また、図7に示す例では、光漏れ防止部材9の基端部91を丸軸で構成し、支持部材2a,2bにより支持させ、取付フレーム2の係合支持部20により光漏れ防止部材9の回動を支持するよう構成した例を示しているが、第1実施形態における図4(a),(b)又は図5にて例示したように光漏れ防止部材9の基端部91を回動可能に軸支するよう構成することもできる。
このように、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9によれば、光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側前端縁近傍にて回動可能に軸支され、ウェイトバー5に非接触となるよう構成され、且つスクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で回動可能に構成されるため、ウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。
また、第1及び第2実施形態のロールスクリーン1であれば、光漏れ防止部材9の基端部91がウェイトバー5に非接触となるよう構成され、且つスクリーン4の最大巻取径Wmを超えない範囲で回動可能に構成されるため、例えば代表して第2実施形態のロールスクリーン1について図8に示すように、光漏れ防止部材9の設置とは無関係に、最大設置スペースHは、ウェイトバー5の移動軌跡を考量した最大巻取径Wmに依存するものとなり、カーテンボックスSなど狭い場所に取り付けることも可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、図9を参照して、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図9は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付しており、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1の全体構成は、光漏れ防止部材9に係る構成を除き、前述した図1とほぼ同様であることから、その更なる説明は省略する。
第3実施形態のロールスクリーン1では、巻取パイプ3と、取付フレーム2の下面との間の隙間からの光漏れを抑制する光漏れ防止部材9が設けられ、この光漏れ防止部材9の本体部が取付フレーム2の下面開口部20dを形成する係合支持部20で移動可能に支持される。
(第3実施形態の光漏れ防止部材)
図9を参照するに、光漏れ防止部材9は、全体として略U字状の断面形状で取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在しており、光漏れ防止部材9の本体部が取付フレーム2の下面開口部20dを形成する係合支持部20で上下方向に移動可能に支持されている。この光漏れ防止部材9の上下動は、光漏れ防止部材9の基端部91が、その本体部からそれぞれ前後方向に突出する突出片を有し、この基端部91同士の幅が取付フレーム2の内下面に形成された基端部91同士の幅より狭い溝と当接することで規制され取付フレーム2から分離することを阻止する(抜け止め構造)。取付フレーム2の上面は光漏れ防止部材9の上方への移動を阻止するよう構成される。尚、本例では、光漏れ防止部材9を取付フレーム2により可動に支持する例を示しているが、基端部91に形成される突出片を光漏れ防止部材9の左右両端部からわずかに突出させ、支持部材2a,2bにより支持させてもよい。光漏れ防止部材9は遮光性のあるものとし、例えば合成樹脂で形成されている。
本例の係合支持部20は、光漏れ防止部材9の移動を支持するよう取付フレーム2の下面開口部20dにて起立して設けられた略C字断面形状の案内支持片20eにより構成される。図5に示す案内支持片20eは、元より取付ネジにより取付フレーム2を支持部材2a,2bに固定する際の螺合片(図2に示すビスホール2cと同様)として形成されているものを利用したものであるが、係合支持部20は、取付フレーム2の下面開口部20dにて光漏れ防止部材9の移動を支持するよう形成したものであれば、任意の形態とすることができる。
従って、本例の係合支持部20は、案内支持片20eが形成された下面開口部20dにより構成され、光漏れ防止部材9の本体部と係合しており、これにより光漏れ防止部材9は、取付フレーム2の下面側で上下方向に移動可能に、言い換えれば取付フレーム2に対し出没可能に支持される。また、この案内支持片20eにより、光漏れ防止部材9における基端部91と当接可能にして、光漏れ防止部材9の移動を所定の移動範囲に規制することができる。
図9において、巻取パイプ3によりスクリーン4が巻き取られることで上昇するウェイトバー5の上限位置は、取付フレーム2と当接する位置となる。
そして、本実施形態の光漏れ防止部材9においても、ウェイトバー5に非接触となるよう構成され、且つスクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で移動可能に構成されている。その移動軌跡はフレーム外縁より中心側に収められている。特に、本例の光漏れ防止部材9は、取付フレーム2の係合支持部20(即ち、案内支持片20eを有する下面開口部20d)にて上下方向に移動可能に支持され、先端部92で、巻取パイプ3の周面上のスクリーン4と当接可能となっている。つまり、光漏れ防止部材9は、先端部92(略U字状の本体部の底面)がスクリーン4と当接可能となっており、これにより、スクリーン4の巻取径に応じて光漏れ防止部材9を上下方向に移動させることができる。従って、ウェイトバー5が下限位置から取付フレーム2と当接する上限位置となるまで移動しても、光漏れ防止部材9は、図示点線から矢印で示すように、ウェイトバー5とは常時非接触である。更に、光漏れ防止部材9は、スクリーン4の最大巻取径を超えることなく移動可能に構成されているため、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大が生じない。また、遮光面は複層であるので遮光性が高まるようになる。
また、光漏れ防止部材9は光漏れの抑制機能を持つものであればよく、全体として略U字状の断面形状で形成せずとも、適用するロールスクリーンの形態に応じた形状とすればよい。
例えば、図10(a)に示すように、光漏れ防止部材9を、遮光面を単層で構成してもよい。抜け止め構造は丸軸状の基端部91とそれより狭く形成された取付フレーム2の溝としてもよい。鑓状の先端部92により全体として略碇断面形状で長手方向(左右方向)に延在するよう構成してもよい。この場合も、係合支持部20は、図9に示す例とほぼ同様に、取付フレーム2の下面開口部20dにて起立して形成した案内支持片20eにより光漏れ防止部材9の本体部と係合しており、これにより光漏れ防止部材9は、取付フレーム2の下面側で上下方向に移動可能に支持される。また、この案内支持片20eにより、光漏れ防止部材9における基端部91と当接可能にして、光漏れ防止部材9の移動を所定の移動範囲に規制することができる。
或いはまた、図10(b)に示すように、図9に示す例の変形例として、斜めに傾斜させた形状とした光漏れ防止部材9を、ウェイトバーの移動軌跡と重ならない光漏れ防止部材9の移動軌跡にて取付フレーム2の下面側で上下方向(斜め上方及び斜め下方)に移動可能に支持するよう構成することもできる。
このように、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9によれば、光漏れ防止部材9の本体部が取付フレーム2の下面開口部20dを形成する係合支持部20で上下方向に移動可能に支持され、ウェイトバー5に非接触となるよう、スクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で移動可能に構成されるため、ウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。
そして、各実施形態において、光漏れ防止部材9の先端部92は、スクリーン4との接触により当該移動(上下動や回動を含む移動)を誘導するよう曲面(丸軸を含む)で形成するのが好適である。
〔第4実施形態〕
次に、図11を参照して、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図11(a),(b)は、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図であり、図11(c)はその更なる変形例を説明する光漏れ防止部材9の斜視図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付しており、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1の全体構成は、光漏れ防止部材9に係る構成を除き、前述した図1とほぼ同様であることから、その更なる説明は省略する。
図11(a),(b)に示す光漏れ防止部材9は、その基端部91が本体部90から起立する板状に形成されており、基端部91及び本体部90が硬質材料で形成されているのに対して、光漏れ防止部材9の先端部92は、弾性変形可能な板状フィンとして軟質材料で形成されている。このような先端部92は、本体部90に別部材で嵌合・接着等で固着させてもよいが、光漏れ防止部材9を2色成形により一体化させた態様で形成することができる。より具体的には、図11(a)に示すように、板状の基端部91には、上下方向に延びる長孔91a(A視参照)が、光漏れ防止部材9の長手方向(即ち、ロールスクリーン1の左右方向)にて複数個所に設けられている。そして、この長孔91aと対応する位置で、取付フレーム2の一側面(図示する例では背面側の側面)にビス孔22が複数個所に設けられており、長孔91aを介してビス孔22に固定される支持ビス100により、光漏れ防止部材9の板状の基端部91が取付フレーム2の一側面に沿って上下方向に移動可能に支持される。即ち、支持ビス100が、光漏れ防止部材9を移動可能に支持する軸部101を形成している。
図11(a),(b)に示す光漏れ防止部材9の先端部92は、弾性変形可能な軟質材料でフィン状に形成され、長孔91aからの光漏れを防止するようその先端部92が常時取付フレーム2の底面に当接するよう構成されている。例えば、図11(a)に示すスクリーン4の全閉状態では、支持ビス100(軸部101)が長孔91aの上端に位置しており(A視参照)、本体部90の下面に設けられた突起部90aがスクリーン4に当接した状態で、先端部92が取付フレーム2の底面に当接している。本体部90の下面に設けられた突起部90aがスクリーン4に当接しているため、この全閉状態から巻取パイプ3によりスクリーン4の巻取りを開始すると(図11(a)に示す実線矢印)、本体部90も上方に移動する(図11(a)に示す破線矢印)。そして、ウェイトバー5が上限位置になると、図11(b)に示すように、支持ビス100(軸部101)が長孔91aの下端に位置する(B視参照)。すると、光漏れ防止部材9の先端部92は、取付フレーム2の底面への当接を維持して弾性変形する。巻取パイプ3によるスクリーン4の巻き戻しにより図11(a)に示す全閉状態となると、図11(a)に示す状態に戻る。尚、ウェイトバー5が上限位置になるとき、図11(b)に示すように、ウェイトバー5は支持ビス100のビス頭部に対しては当接可能であるが、光漏れ防止部材9には当接しないようになっている。
このように、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9においても、ウェイトバー5に非接触となるよう、スクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で移動可能に構成されるため、ウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。そして、上述した各実施形態の梱包等の作用・効果も同様に生じさせることができる。
尚、図11(a),(b)に示す例では、支持ビス100により取付フレーム2の軸部101を形成する例を説明したが、光漏れ防止部材9を移動可能に支持することが可能な形態であれば、別の固定形態としてもよい。例えば、支持ビス100により軸部101を形成する代わりに、取付フレーム2の一側面から突出するよう棒状片101aを形成しておき、図11(c)に示すように、この棒状片101aと係合して上下移動を支持(即ち、案内)するスライド用溝91bを有するように支持機構91cを光漏れ防止部材9の板状の基端部91に設けるように構成することができる。この場合、長孔91aが基端部91に形成されないため、図11(a),(b)に示すようなフィン状の先端部92の形成は省略してもよい。従って、ウェイトバー5は、取付フレーム2における支持ビス100や棒状片101a等の固定物に対しては当接可能であるが、光漏れ防止部材9には当接しないように構成することができる。
〔第5実施形態〕
次に、図12を参照して、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図12(a),(b),(c)は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成と、その動作を説明する側面図である。尚、第1実施形態と同様な構成要素には同一の参照番号を付しており、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1の全体構成は、光漏れ防止部材9に係る構成を除き、前述した図1とほぼ同様であることから、その更なる説明は省略する。
図12に示す光漏れ防止部材9は、弾性を有する板状部材で形成され、変形により移動するよう構成された部材である。本例の板状部材で形成される光漏れ防止部材9は、その両辺に、丸軸状の基端部91が形成されている。各基端部91は、取付フレーム2の前後方向の2箇所に設けられた下面開口部20dに設けられた係合支持部20により移動可能に支持される。即ち、この係合支持部20は、光漏れ防止部材9の移動を支持(即ち、案内)するよう、取付フレーム2の中央から下面開口部20dに延びる逆Y字状の案内支持片20eと、略C字断面形状の螺合片(図2に示すビスホール2cと同様)とにより構成されている。尚、係合支持部20は、取付フレーム2の下面開口部20dにて光漏れ防止部材9の移動を支持(即ち、案内)するよう形成したものであれば、任意の形態とすることができる。
そして、図12に示す光漏れ防止部材9は、弾性を有する板状部材で形成されているため、変形により移動することができるようになっている。例えば、図12(a)はスクリーン4の全閉状態、図12(b)はスクリーン4の巻取り途中状態、図12(c)はスクリーン4の全開状態を示している。スクリーン4が全閉状態から全開状態になるほど、スクリーン4と当接する光漏れ防止部材9が大きく弾性変形し、全開状態から全閉状態になると、元の状態に(即ち、図12(a)に示す状態)に回復するようになっている。
このように、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9においても、ウェイトバー5に非接触となるよう、スクリーン4の最大巻取径を超えない範囲で移動可能に構成されるため、ウェイトバー5との接触による破損を防止することができ、光漏れ防止部材9の設置に起因する設置スペースの増大を生じないものとすることができる。そして、上述した各実施形態の梱包等の作用・効果も同様に生じさせることができる。
(隙間遮蔽部材)
ところで、上述した図6、図9、図10(b)、図11及び図12に示した各実施形態における光漏れ防止部材9は、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができるため、当該光漏れ防止作用と、断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材として機能する。
そして、上述した各実施形態における光漏れ防止部材9を更に応用して、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材として機能するよう様々な別の実施形態を構成することができ、以下、その典型的な例を幾つか説明する。
〔第6実施形態〕
図13は、本発明による第6実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図である。尚、上述と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図13に示す第6実施形態における2つの光漏れ防止部材9は、図7に示す第2実施形態を基に、当該光漏れ防止作用と、断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材として機能するよう応用した例である。即ち、図13に示す第6実施形態では、図7に示す第2実施形態に係る光漏れ防止部材9が取付フレーム2の前後方向の2箇所に設けられている。この光漏れ防止部材9は、第2実施形態と同様に、全体として略I字状の断面形状で取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在しており、丸軸で形成された光漏れ防止部材9の基端部91が取付フレーム2の下面側の前後縁近傍の2箇所の係合支持部20にてそれぞれ回動可能に軸支されている。
また、本例ではボールチェーンで構成した操作コード7上に移動制限部材7aを取着しており、ウェイトバー5の上限位置が図示するようにスクリーン4に近接又は当接する位置となるよう、この移動制限部材7aにより操作プーリー8等に当接させてその回転を停止させ、ウェイトバー5の更なる上昇を阻止している。
これにより、第6実施形態では、2つの光漏れ防止部材9を用いて、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができ、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせることができる。
尚、第2実施形態の例でも説明したように、光漏れ防止部材9の基端部91は、丸軸とする以外にも様々な構造とすることができ、例えば図4(a),(b)又は図5にて例示したような構造としてもよい。
〔第7実施形態〕
図14は、本発明による第7実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図である。尚、上述と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図14に示す第7実施形態における2つの光漏れ防止部材9は、図13に示す第6実施形態の変形例として構成される。即ち、図14に示す第7実施形態では、光漏れ防止部材9を可撓性材料(例えば生地)で構成し、2つの光漏れ防止部材9の各上端をそれぞれの係止部材93により取付フレーム2の前後方向の2箇所の係合支持部20で係止することで、各光漏れ防止部材9を吊下支持している。本例の係止部材93は、係合支持部20で可撓性材料の光漏れ防止部材9の上端を挟み込み係止する丸軸を持ち略T字断面形状で取付フレーム2の左右方向幅とほぼ同じ長さで延在する外形形状を有する例を示しているがこれに限定する必要はない。
本実施形態の光漏れ防止部材9は、スクリーン4の巻取径に倣って密着し、特に、スクリーン4の最小巻取径となる状態(即ち、巻取パイプ3と同径の状態)でも、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができる。
これにより、第7実施形態では、可撓性材料よりなる2つの光漏れ防止部材9を用いて、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができ、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせることができる。
尚、係止部材93の形状・材質や係合支持部20の形状・位置は任意に構成することができる。
〔第8実施形態〕
図15(a)は、本発明による第8実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図であり、図15(b)は、その光漏れ防止部材9の部分拡大図である。尚、上述と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図15(a)に示す第8実施形態における光漏れ防止部材9は、図7に示す第2実施形態における光漏れ防止部材9の変形例として、当該光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材として機能するよう応用した例である。即ち、第8実施形態における光漏れ防止部材9は、それ自体が2層構造を有するように構成されている。
より具体的に、第8実施形態に係る光漏れ防止部材9は、図15(b)に示すように、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を塞ぐため軸部91から板状に延びる遮蔽板部94が形成され、その下端にはスクリーン4等との干渉を緩和可能とする曲面状端部95が形成されている。
また、遮蔽板部94の前面上端及び下端に、それぞれ略鉤断面形状で突出する突起片96a,96bが設けられ、生地13の上端及び下端を係合させる凹部を形成している。特に、遮蔽板部94の前面上端には、突起片96aの内側に爪部99が形成されており、突起片96a及び爪部99は生地押さえとして機能する掴持手段として構成される。一方、遮蔽板部94の前面下端における突起片96bは、生地13のバタツキを抑えるための部位である。突起片96a,96bの形成により、生地13と遮蔽板部94との間には、空間部Sが形成される。このように、第8実施形態に係る光漏れ防止部材9は、それ自体が2層構造を有する。尚、この空間部Sを確実に形成するために、突起片96bの内側にも爪部99を形成して、生地13を掴持するように構成することもできる。また、生地13とする代わりに板状部材とすることや、空間部Sを有するように光漏れ防止部材9を形成してもよい。即ち、空間部Sを構造的に設けた光漏れ防止部材9であればよい。
これにより、第8実施形態では、単一の光漏れ防止部材9を用いて、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層構造でほぼ完全に塞ぐことができ、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせることができる。
尚、本実施形態においても、光漏れ防止部材9の基端部91は、丸軸とする以外にも様々な構造とすることができ、例えば図4(a),(b)又は図5にて例示したような構造としてもよい。
〔第9実施形態〕
図16(a)は、本発明による第9実施形態のロールスクリーン1における光漏れ防止部材9の構成を示す側面図であり、図16(b)は、その光漏れ防止部材9の部分拡大図である。尚、上述と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図16(a)に示す第9実施形態における光漏れ防止部材9は、図15(a)に示す第8実施形態における光漏れ防止部材9の変形例として、当該光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせた隙間遮蔽部材として機能するよう応用した例である。即ち、第9実施形態に係る光漏れ防止部材9は、それ自体が3層構造を有するように構成されている。
より具体的に、第9実施形態に係る光漏れ防止部材9は、図16(b)に示すように、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を塞ぐため軸部91から板状に延びる遮蔽板部94が形成され、その下端にはスクリーン4等の干渉を緩和可能とする曲面状端部95が形成されている。
また、遮蔽板部94の前面上端及び下端に、それぞれ略鉤断面形状で突出する突起片96a,96bが2組設けられ、2枚の生地13の上端及び下端をそれぞれ係合させる凹部を形成している。特に、遮蔽板部94の前面上端には、各突起片96aにそれぞれ爪部99が形成されており、2枚の生地13の上端をそれぞれ掴持するようになっている。これにより、2枚の生地13及び遮蔽板部94により、2つの空間部Sが形成される。このように、第9実施形態に係る光漏れ防止部材9は、それ自体が3層構造を有する。尚、この2つの空間部Sを確実に形成するために、2つの突起片96bの内側にもそれぞれ爪部99を形成して、2つの生地13をそれぞれ掴持するように構成することもできる。また、生地13とする代わりに板状部材とすることや、複数の空間部Sを有するように光漏れ防止部材9を形成してもよい。即ち、複数の空間部Sを構造的に設けた光漏れ防止部材9であればよい。
従って、第8及び第9実施形態で示されるように、単一の光漏れ防止部材9を用いて、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を2層以上の複層構造でほぼ完全に塞ぐことができ、光漏れ防止作用と断熱・気密作用を持たせることができる。
尚、本実施形態においても、光漏れ防止部材9の基端部91は、丸軸とする以外にも様々な構造とすることができ、例えば図4(a),(b)又は図5にて例示したような構造としてもよい。
また、第8及び第9実施形態を更に応用して、取付フレーム2の前後方向の2箇所の係合支持部20で係止することで、より複層構造化した隙間遮蔽部材を有するロールスクリーン1を構成することもできる。
以上のように、巻取パイプ3と取付フレーム2の下面との間の隙間を複層構造でほぼ完全に塞ぐことができるよう隙間遮蔽部材として機能する光漏れ防止部材9を構成することができる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、単一の光漏れ防止部材9を有する各実施形態において、主に、スクリーン4を巻取パイプ3の室外側から垂下するロールスクリーンに、本発明に係る光漏れ防止部材9を適用する例を説明したが、本発明に係る光漏れ防止部材9は、スクリーン4を巻取パイプ3の室内側から垂下するロールスクリーンにも適用して構成することができる。
また、上述した第1乃至第9実施形態の例では、光漏れ防止部材9を単一部材で構成した例を説明したが、上述した作用・効果を生じさせる限りにおいて、光漏れ防止部材9を屈曲可能な部材で構成してもよいし、更には、屈曲可能に複数部材を連結したものとしてもよい。
また、上述した第1乃至第9実施形態の例では、主に、光漏れ防止部材9を取付フレーム2の係合支持部20により係合させて移動又は回動、或いは固定に支持する例を説明したが、支持部材2a,2bにより支持する構成とすることができる。従って、上述した第1乃至第9実施形態における光漏れ防止部材9は、取付フレーム2に対し直接又は間接的に支持されるものであればよい。
本発明によれば、巻取パイプと取付フレームとの間で生じる隙間からの光漏れを効果的に遮蔽することができる光漏れ防止部材を構成できるので、任意の形態のロールスクリーンの用途に有用である。
1 ロールスクリーン
2 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 巻取りパイプ
4 スクリーン
5 ウェイトバー
9 光漏れ防止部材
91 基端部
92 先端部
20 係合支持部
20a 案内部
20b 折曲軸
20c 丸軸
20d 下面開口部
20e 案内支持片
24 支持孔

Claims (18)

  1. スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、
    前記光漏れ防止部材は、前記スクリーンの下端に設けられた錘部材に非接触となるよう、前記スクリーンの最大巻取径を超えない範囲で前記固定部材に支持されていることを特徴とするロールスクリーン。
  2. 前記光漏れ防止部材は、その基端部で前記固定手段の下面側で回動可能に軸支され、前記固定手段と対向する面とは反対の面で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  3. 前記光漏れ防止部材は、その基端部で前記固定手段の下面側端部縁近傍にて回動可能に軸支され、その先端部で、又は前記固定手段と対向する面で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  4. 前記光漏れ防止部材は、その本体部で前記固定手段の下面開口部にて略上下方向に移動可能に支持され、その先端部で前記巻取手段の周面上のスクリーンと当接可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  5. 前記固定手段は、前記光漏れ防止部材の直線移動又は回動移動を支持する係合支持部を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  6. 前記光漏れ防止部材は、前記光漏れ防止部材の移動軌跡又は回転軌跡が前記錘部材の移動軌跡に重ならないように、巻取られる当該スクリーンに接触可能に構成され、
    前記錘部材が前記固定手段又は前記固定手段に取着された固定物に対し当接することにより当該スクリーンの巻取りが阻止可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  7. 前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対して基端部が回動可能に軸支されて吊下され、
    該光漏れ防止部材が軸支される基端部の回動軸が、前記固定手段の側断面にて前記巻取手段の回転中心より非吊下側に設けられ、
    前記光漏れ防止部材の先端部の回転軌跡が前記固定手段の外縁より中心側に収まるようフレーム外縁より中心側に収まるよう構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のロールスクリーン。
  8. 前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対して基端部が回動可能に軸支されて吊下され、
    該光漏れ防止部材が軸支される基端部の回動軸が、前記固定手段の側断面にて前記巻取手段の回転中心より吊下側に設けられ、
    前記漏れ防止部材が軸支される基端部が前記固定手段の内部に配置され、前記光漏れ防止部材の先端部の回転軌跡が前記固定手段の外縁より中心側に収まるようフレーム外縁より中心側に収まるよう構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のロールスクリーン。
  9. スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、
    前記光漏れ防止部材は、上下方向に直線移動可能に前記固定手段に支持されていることを特徴とするロールスクリーン。
  10. スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、
    前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し当該光漏れ防止部材の遮蔽面が出没可能に支持されていることを特徴とするロールスクリーン。
  11. 前記光漏れ防止部材の先端部が、前記スクリーンの巻き取りに伴い前記固定手段の内部に没入するよう構成されている特徴とする、請求項10に記載のロールスクリーン。
  12. スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間から生じる光漏れを抑制する光漏れ防止部材とを備え、
    前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し移動可能に構成され、且つ前記固定手段との分離を防止する抜け止め構造を有することを特徴とするロールスクリーン。
  13. 前記光漏れ防止部材は、前記スクリーンの巻き取りに伴い弾性変形可能に構成されていることを特徴とする、請求項12に記載のロールスクリーン。
  14. スクリーンを昇降可能とするロールスクリーンであって、
    スクリーンを巻き取り可能に吊下支持する巻取手段と、
    前記巻取手段を支持する固定手段と、
    前記巻取手段と前記固定手段との間の隙間を遮蔽可能な複層構造の隙間遮蔽部材と、
    を備えることを特徴とするロールスクリーン。
  15. 前記複層構造の隙間遮蔽部材は、前後方向に並設される複数の光漏れ防止部材で構成されていることを特徴とする、請求項14に記載のロールスクリーン。
  16. 前記複層構造の隙間遮蔽部材は、1以上の空間部を有する単一の光漏れ防止部材で構成されていることを特徴とする、請求項14に記載のロールスクリーン。
  17. 前記光漏れ防止部材は、前記固定手段に対し直接又は間接的に回動可能に支持されていることを特徴とする、請求項15又は16に記載のロールスクリーン。
  18. 前記光漏れ防止部材は、可撓性材料で構成され、その上端が前記固定手段に対し直接又は間接的に回動不能に支持されていることを特徴とする、請求項15又は16に記載のロールスクリーン。
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