JP3235158U - セーフティツール - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部材の操作性が低減することを抑制することができるセーフティツールを提供する。【解決手段】遮蔽装置100はプリーツ生地等から構成される遮蔽材12を有するプリーツスクリーンである。遮蔽装置100は、セーフティツール1と、ヘッドボックス11と、遮蔽材12と、昇降コード13と、ボトムレール14と、ボールチェーン15とを備えている。セーフティツール1は収容部材2と転向部とを備えている。収容部材2は紐状の取付部4によってヘッドボックス11に引っ掛けられており、転向部はボールチェーン15のループ部(ループ下端)に引っ掛けられている。収容部材2は開放部2Aと収容筒部2Bとを有する。開放部2Aが第1部分に対応し、収容筒部2Bが第2部分に対応する。第1部分は操作部材(ボールチェーン15)を取り出せるように構成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、セーフティツールに関する。
ブラインド等の遮蔽装置には、遮蔽装置の遮蔽材を動作させる操作部材(操作コード)が設けられているものがある。操作部材はループ状に構成されているものがあり、操作部材のループ部(ループ下端)が人体に引っ掛かってしまう場合がある。そこで、ブラインド等の遮蔽装置の操作部材のループ部が引っ掛かってしまうことを防止するセーフティツールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のセーフティツールは、ヘッドボックスから垂下する操作部材の下部側を収容する収容部材と、収容部材の下端に連結され且つ操作部材のループ部に配置される転向部とを備えている。
特許第6345526号
特許文献1では収容部材と転向部とが連結されているので、収容部材及び操作部材が一体的に動く。つまり、特許文献1の構成では、操作者が操作部材を操作するために操作部材を手繰り寄せると、収容部材も操作者側に移動してきてしまう。このため、操作者が操作部材を操作するときに煩わしく感じる場合がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、操作部材の操作性が低減することを抑制することができるセーフティツールを提供することを目的としている。
本考案によれば、操作部材に付設されるセーフティツールであって、収容部材と、転向部と、を備え、前記操作部材の少なくとも非操作時において、前記操作部材のうちの少なくともループ部が、前記収容部材の少なくとも一部分に隠れるように配置され、前記転向部は、前記操作部材の前記ループ部に設けられ、且つ、前記転向部は、前記収容部材に対して移動可能に構成されている、が提供される。
本考案によれば、転向部が収容部材に対して移動可能に構成されているので、操作部材の操作性が低減することを抑制することができる。
以下、本考案の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記収容部材内には、前記操作部材の少なくとも非操作時において、予め定められた高さ位置に前記転向部が配置され、前記収容部材において露出する前記操作部材を手繰り寄せると前記転向部は前記高さ位置から上昇し、前記操作部材を手離すと前記転向部は前記高さ位置へ戻る、セーフティツールが提供される。
好ましくは、前記収容部材は、前記操作部材の前記ループ部に支持されず、前記操作部材に対して独立して前記収容部材の位置を維持させる手段を更に有する、セーフティツールが提供される。
好ましくは、前記収容部材は、第1及び第2部分を有し、第1部分は、前記操作部材を取り出せるように構成され、第2部分は、前記操作部材の少なくとも非操作時において、前記操作部材の前記ループ部が隠れるように構成され、第2部分は、第1部分よりも上側に設けられている、セーフティツールが提供される。
好ましくは、柔軟性のある部材を更に有し、前記コード状の柔軟性のある部材は、遮蔽材支持部に設けられ、前記収容部材は、前記コード状の柔軟性のある部材によって前記遮蔽材支持部から吊り下げられている、セーフティツールが提供される。
実施形態1に係るセーフティツール1が設けられた遮蔽装置100の斜視図である。図1では、収容部材2に隠れている転向部3と、収容部材2に隠れているボールチェーン15(操作部材)の一部とを破線で模式的に示している。 図2Aは遮蔽装置100等の正面図であり、図2Bは遮蔽装置100等の右側面図である。 図3Aはセーフティツール1の斜視図であり、図3Bは図3Aに示す収容部材2の収容筒部2Bを前側部と後側部とに切断した状態を示す斜視図である。 図4Aは転向部3の斜視図であり、図4Bは転向部3の左側面図であり、図4Cは転向部3の右側面図であり、図4Dは転向部3の正面図である。 転向部3の分解斜視図である。 図6Aは図4Bに示す転向部3のA−A断面図であり、図6Bは図4Dに示す転向部3のB−B断面図である。 図7Aはボールチェーン15が操作されていないときの収容部材2及び転向部3を示し、図7Bはボールチェーン15が操作者側に手繰り寄せられたときの収容部材2及び転向部3を示している。図7A及び図7Bにおいて、収容部材2は、鉛直方向に平行な端面で切断した状態を示している。 実施形態2に係るセーフティツールの収容部材2の斜視図である。 図9Aは実施形態3に係るセーフティツールの正面図であり、図9Bは実施形態3に係るセーフティツールの右側面図である。図9A及び図9Bでは、便宜上、遮蔽装置100を破線で示し、また、ボールチェーン15(操作部材)を図示省略している。 図10Aは実施形態4に係るセーフティツール1を備える遮蔽装置100の右側面図であり、図10Bは係合部44の分解斜視図である。
以下、本考案の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して考案が成立する。
1.実施形態1
1−1.全体構成等
遮蔽装置100には、建築物等に据付される遮蔽材支持部から垂下されるループ状の操作部材に付設されるセーフティツール1が設けられている。遮蔽材支持部は、例えばヘッドボックスやヘッドレール等に対応する構成である。セーフティツール1は、例えば、横型ブラインド、たくし上げカーテン、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、ロールアップスクリーン、縦型ブラインド、カーテンレール、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、及び、パネルカーテン等の操作部材(ループ状の操作コード)に適用することができる。実施形態1において、遮蔽装置100はプリーツスクリーンである。そして、遮蔽材支持部はヘッドボックス11に対応し、操作部材はボールチェーン15に対応している。
図1〜図2Bに示すように、遮蔽装置100はプリーツ生地等から構成される遮蔽材12を有するプリーツスクリーンである。遮蔽装置100は、セーフティツール1と、ヘッドボックス11と、遮蔽材12と、昇降コード13と、ボトムレール14と、ボールチェーン15とを備えている。セーフティツール1は収容部材2と転向部3とを備えている。収容部材2は紐状の取付部4によってヘッドボックス11に引っ掛けられており、転向部3はボールチェーン15のループ部(ループ下端)に引っ掛けられている。
ヘッドボックス11はブラケット11A及びプーリー11B等を備えている。ブラケット11Aは、窓の上枠等といった被取付体に固定される。これにより、遮蔽装置100は被取付体に固定される。ヘッドボックス11内には、ボールチェーン15が掛装されたプーリー11Bが設けられている。ヘッドボックス11内には図示省略の巻取軸等の回転機構が設けられている。遮蔽材12は、ヘッドボックス11に吊下支持されている。遮蔽材12の下端部にはボトムレール14が取り付けられている。昇降コード13の一端側はヘッドボックス11内の巻取軸等の回転機構に取り付けられ、昇降コード13が当該回転機構に巻き取り及び巻き戻し可能になっており、また、昇降コード13の他端側はボトムレール14に取り付けられている。
ボールチェーン15が操作されてプーリー11Bが回転すると、ヘッドボックス11内の回転機構が駆動し、昇降コード13が巻取軸に巻き取られる又は巻取軸から巻き戻される。昇降コード13がヘッドボックス11の巻取軸に巻き取られると、ボトムレール14が上昇し、その結果、遮蔽材12は畳み込まれながら上方に引き上げられる。また、昇降コード13がヘッドボックス11の巻取軸から巻き戻されると、ボトムレール14が下降し、その結果、遮蔽材12は畳み込まれた状態が伸ばされながら下方に引き下げられる。
1−2.セーフティツール1
図1、図3A及び図3Bに示すように、セーフティツール1は収容部材2と転向部3と取付部4とを備えている。
1−2−1.収容部材2
図1、図3A及び図3Bに示すように、収容部材2は開放部2Aと収容筒部2Bとを有する。開放部2Aが第1部分に対応し、収容筒部2Bが第2部分に対応する。第1部分は操作部材(ボールチェーン15)を取り出せるように構成されている。第2部分は、操作部材(ボールチェーン15)の少なくとも非操作時において、ボールチェーン15のループ部(ループ下端)が隠れるように構成されている。また、操作部材(ボールチェーン15)の少なくとも非操作時において、このループ部に加えて転向部3も、第2部分に隠れている。
収容部材2は長尺状の筒状部材である。収容部材2内にはボールチェーン15が配置されている。つまり、ボールチェーン15のループ部は、収容部材2内に隠れている。ボールチェーン15の周囲には収容筒部2B及び開放部2Aが配置され、ボールチェーン15に外力が加えられた場合(例えば、人体が意図せずに触れた場合や風で揺れる場合等)において、ボールチェーン15の移動範囲が規制され、ボールチェーン15が、室内の壁面に当たること、及び、人体や室内の配置物等に引っ掛かること等が抑制される。
開放部2Aは、セーフティツール1がヘッドボックス11に吊り下げられている状態において、収容筒部2Bよりも上側に設けられている。開放部2Aは水平断面形状が半円弧状であり、開放部2Aは収容筒部2Bから収容部材2の上端にかけて延びている。収容部材2がこのような構成の開放部2Aを有するので、操作者がボールチェーン15を手元に手繰り寄せても、ボールチェーン15と収容部材2との干渉が抑制され、操作者の操作性の低減が抑制される。なお、開放部2Aの水平断面形状が半円弧状に限定されるものではない。すなわち、開放部2Aの水平断面形状の中心角は180度に限定されるものではない。例えば、開放部2Aの水平断面形状の中心角は90度,120度,150度,180度,210度,240度,270度であってもよいし、また、開放部2Aの水平断面形状の中心角は、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内で規定されてもよい。
開放部2Aの長手方向に平行な方向の全長は、収容筒部2Bの長手方向に平行な全長よりも長くなっている。これにより、ボールチェーン15が収容部材2から露出する範囲が適度に広がり、セーフティツール1の操作性が向上する。また、実施形態1では、ボールチェーン15が開放部2Aにおいて露出しているが、ボールチェーン15を隠すカバー部材が開放部2Aに開閉自在に設けられていてもよい。この場合には、操作者は、このカバー部材を開いてボールチェーン15を露出させることで、操作者は、ボールチェーン15を持つことができる。
ボールチェーン15の非操作時において、収容筒部2B内には転向部3が配置されている。また、操作者がボールチェーン15を手元に手繰り寄せる長さがさほど長くなければ、ボールチェーン15の操作時においても、収容筒部2B内には転向部3が配置されている。ここで、転向部3にはボールチェーン15のループ部が配置されている。このため、収容筒部2B内にはボールチェーン15のループ部が収容されることとなる。したがって、セーフティツール1は、ループ部が人体に引っ掛かることを防止することができる。
1−2−2.転向部3
図4A〜図6Bに示すように、転向部3は、転向部本体3Aと、プーリー3Bと、軸部3Cと、錘3Dと、蓋部3Eとを有する。
転向部本体3Aは、軸保持部3A1と、錘収容部3A2とを有する。軸保持部3A1は向かい合い一対の板状部材を有しており、この一対の板状部の間にはプーリー3Bが配置されている。また、軸保持部3A1には軸部3Cが挿入され、軸保持部3A1は軸部3Cを保持している。錘収容部3A2内には収容空間Spが形成されている。収容空間Spには錘3Dが設けられている。錘収容部3A2の上端面には軸保持部3A1が接続されている。錘3Dは転向部3の重量を増大させるものであり、転向部3が錘3Dを備えることで、ボールチェーン15の張力が増加する。その結果、操作者がボールチェーン15を操作しているときにボールチェーン15のバタつきが抑制され、操作者はボールチェーン15を安定的に操作することができる。蓋部3Eは錘収容部3A2の下部の開口部に取り付けられ、蓋部3Eは錘3Dを支持する機能を有する。
プーリー3Bは軸部3Cに回転自在に設けられている。プーリー3Bはボールチェーン15に係合している。操作者がボールチェーン15を操作してボールチェーン15が上下方向に動くと、プーリー3Bが回転する。これにより、ボールチェーン15が動いても、転向部3がボールチェーン15とともに移動することが回避され、転向部3がボールチェーン15のループ部に留まり続ける。
図7Aに示すように、ボールチェーン15の非操作時において、転向部3の下端の位置は収容筒部2Bの下端よりも上に位置しており、且つ、転向部3の上端の位置は収容筒部2Bの上端よりも下に位置している。このように、転向部3は収容筒部2Bに隠されるので、セーフティツール1は美観が向上している。
1−2−3.取付部4
取付部4は適度な柔軟性を有する。これにより、操作者は収容部材2を自由な方向に動かすことができる。取付部4が柔軟性のある部材に対応する。取付部4は収容部材2の挿入孔2aに通されている。取付部4がヘッドボックス11に引っ掛けられることで、収容部材2がヘッドボックス11に吊り下げられている。これに対し、転向部3は、ボールチェーン15のループ部に引っ掛けられている。つまり、収容部材2及び転向部3はそれぞれ別々の構成に保持されるので、従来のセーフティツールのように転向部3が収容部材2に連結されていなくても、転向部3は脱落しない。なお、実施形態1では、取付部4がヘッドボックス11に引っ掛けられている形態であるが、それに限定されるものではない。取付部4は、ブラケット11Aに吊り下げられていてもよいし、建築物の室内の天井に吊り下げられていてもよい。更に、収容部材2は、建築物の室内の床面、建築物の室内の壁面、及び建築物の室内の窓枠に固定又は取り付けられる構成であってもよいし、収容部材2は、遮蔽材12に取り付けられる構成であってもよい。このように、収容部材2は、ボールチェーン15のループ部に支持されず、ボールチェーン15に対して独立して収容部材2の位置を維持させる手段を有する。
1−3.セーフティツール1の動作説明
図7Aに示すように、ボールチェーン15の非操作時において、収容筒部2B内には、ボールチェーン15のループ部に引っ掛けられた転向部3が配置されている。つまり、
収容筒部2B内には、ボールチェーン15の少なくとも非操作時において、予め定められた高さ位置に転向部3が配置されている。
そして、操作者が図7Bに示す矢印A方向に、ボールチェーン15を手繰り寄せると、ボールチェーン15のループ部の位置の上昇に伴い、転向部3の位置も上昇する。換言すると、操作者が、開放部2Aにおいて露出するボールチェーン15を手繰り寄せると、転向部3は上述の予め定められた高さ位置から上昇する。ここで、収容筒部2Bと転向部3とは移動可能に構成されている。すなわち、収容筒部2Bと転向部3とは一体的にはなっておらず、収容筒部2B及び転向部3のそれぞれが自由に動く。このため、操作者がボールチェーン15を手繰り寄せ、転向部3の位置を上昇させても、収容筒部2Bが転向部3とともに上昇することがない。このため、セーフティツール1は操作者の操作性の低減が抑制されている。
また、図7Bに示す状態で操作者がボールチェーン15の操作を完了し、操作者がボールチェーン15から手を離すと、ボールチェーン15のループ部は、転向部3が落下する作用によって、下側に引かれる。換言すると、操作者がボールチェーン15を手離すと、転向部3の重みで転向部3は上述した予め定められた高さ位置へ戻る。つまり、ボールチェーン15は、図7Bに示す状態から図7Aに示す状態へすみやかに移行する。これにより、操作者がボールチェーン15から手を離した後に、ボールチェーン15が収容筒部2Bの上端に引っ掛かり、ボールチェーン15が当該上端に垂れ下がった状態となることがなくなる。その結果、人体が、収容筒部2Bの上端に垂れ下がったボールチェーン15に引っ掛かることが回避される。また、セーフティツール1の美観が損なわれることが抑制される。
更に、操作者が、ボールチェーン15の操作の度にボールチェーン15を収容筒部2B内にしまい込む必要がない。つまり、セーフティツール1は、操作者がボールチェーン15から手を離すと、自動的に収容筒部2B内に収まるように構成されているので、操作者はボールチェーン15を収容筒部2B内にしまい込む必要がない。このため、セーフティツール1は操作性が向上している。
1−4.実施形態1の効果
従来のセーフティツールは収容部材と転向部とが連結されているので、操作者が操作部材を操作するために操作部材を手繰り寄せると、収容部材も操作者側に移動してきてしまう。このため、操作者が、従来のセーフティツールが取り付けられた操作部材を操作すると、煩わしく感じる場合がある。しかし、実施形態1に係るセーフティツール1の構成は、収容筒部2Bがヘッドボックス11に吊り下げられ、且つ、転向部3がボールチェーン15に引っ掛けられる、構成である。このため、実施形態1に係るセーフティツール1の構成は、転向部3が収容部材2に連結されていなくても転向部3が脱落してしまうことはない。また、転向部3が収容部材2に連結されていないので、収容筒部2Bと転向部3とが互いに自由に移動可能となる。その結果、操作者がボールチェーン15を手繰り寄せたときに収容部材2がボールチェーン15とともに操作者側に移動してくることがない。このため、セーフティツール1の構成では、ボールチェーン15の操作性の低減が抑制される。
2.実施形態2
実施形態2のセーフティツール1は、収容部材2の構成が実施形態1とは異なるが、その他の部分は同様である。以下、実施形態2では、実施形態1との差異点を中心に説明する。
図8に示すように、実施形態2の収容部材2は、上部及び下部に収容筒部2Bが設けられ、当該上部と当該下部との間に開放部2Aが設けられている。実施形態2の収容部材2では、ボールチェーンが露出する範囲が更に狭まることになり、ボールチェーンと人体等との意図しない干渉が更に抑制される。この実施形態2の構成であっても、実施形態1のセーフティツール1と同様の効果を有する。
3.実施形態3
実施形態3のセーフティツールは、取付部4の構成が実施形態1とは異なるが、その他の部分は同様である。以下、実施形態3では、実施形態1との差異点を中心に説明する。
実施形態3のセーフティツール1は、紐状の取付部4の代わりに、連結部43を有する。連結部43はヘッドボックス11に固定されている。また、収容部材2は連結部43に連結している。連結部43はヒンジ機能を有している。つまり、連結部43は、収容部材2が前後方向に軸回転するように構成されている。また、連結部43は収容部材2の中心軸に平行な軸を有しており、連結部43は当該軸回りに回転可能となっている。具体的には、図9Aに示すように、操作者は、収容部材2の中心軸に平行な軸回りに連結部43を回転させることができる。また、図9Bに示すように、操作者は連結部43を軸として収容部材2を前後方向に振ることができる。更に、図9A及び図9Bに示す状態から、操作者が、収容部材2の中心軸に平行な軸回りに90度、連結部43を回転させることで、操作射は、収容部材2を左右方向に振ることもできる。この実施形態3の構成であっても、実施形態1のセーフティツール1と同様の効果を有する。
4.実施形態4
実施形態4のセーフティツールは、取付部4の構成が実施形態1とは異なるが、その他の部分は同様である。以下、実施形態4では、実施形態1との差異点を中心に説明する。
実施形態4のセーフティツール1は、紐状の取付部4の代わりに、係合部44を有する。図10Aに示すように、収容部材2は係合部44を有する。係合部44は開放部2Aに設けられている。係合部44はボールチェーン15が操作されたときに上下位置が変わらないように構成されている。
具体的には、図10A及び図10Bに示すように、係合部44は、本体部材44Aと、プーリー44Bと、ベース部44Cとを有する。本体部材44Aは第1部材44a及び第2部材44bを有している。また、本体部材44Aはベース部44C上に設けられている。第1部材44aと第2部材44bとは連結可能に構成されている。プーリー44Bは第1部材44aと第2部材44bとの間に設けられ、プーリー44Bは本体部材44Aに対して回転自在となっている。プーリー44Bはボールチェーン15と係合している。操作者がボールチェーン15の前コード部15Aを下側に引くと、プーリー44Bが反時計回りに回転し、前コード部15Aが下に移動し、ボールチェーン15の後コード部15Bが上に移動する。このように、操作者がボールチェーン15を操作するとプーリー44Bが回転するので、操作者がボールチェーン15を操作しても係合部44の上下位置が変わらない。収容部材2の開放部2Aの上端は、係合部44のベース部44Cと連結している。この実施形態4の構成であっても、実施形態1のセーフティツール1と同様の効果を有する。
なお、実施形態1のセーフティツール1は収容部材2の前側が開放された構成であったが、図10Aの形態のセーフティツール1は、収容部材2の右側方が開放された構成となっている。ここで、図10Aに示すベース部44Cを90度回転させることで、実施形態1と同様の構成とすることができる。
1 :セーフティツール
2 :収容部材
2A :開放部
2B :収容筒部
2a :挿入孔
3 :転向部
3A :転向部本体
3A1 :軸保持部
3A2 :錘収容部
3B :プーリー
3C :軸部
3D :錘
3E :蓋部
4 :取付部
11 :ヘッドボックス
11A :ブラケット
11B :プーリー
12 :遮蔽材
13 :昇降コード
14 :ボトムレール
15 :ボールチェーン
15A :前コード部
15B :後コード部
43 :連結部
44 :係合部
44A :本体部材
44B :プーリー
44C :ベース部
44a :第1部材
44b :第2部材
100 :遮蔽装置
Sp :収容空間

Claims (5)

  1. 操作部材に付設されるセーフティツールであって、
    収容部材と、転向部と、を備え、
    前記操作部材の少なくとも非操作時において、前記操作部材のうちの少なくともループ部が、前記収容部材の少なくとも一部分に隠れるように配置され、
    前記転向部は、前記操作部材の前記ループ部に設けられ、且つ、前記転向部は、前記収容部材に対して移動可能に構成されている、セーフティツール。
  2. 請求項1に記載のセーフティツールであって、
    前記収容部材内には、前記操作部材の少なくとも非操作時において、予め定められた高さ位置に前記転向部が配置され、
    前記収容部材において露出する前記操作部材を手繰り寄せると前記転向部は前記高さ位置から上昇し、前記操作部材を手離すと前記転向部は前記高さ位置へ戻る、セーフティツール。
  3. 請求項1又は2に記載のセーフティツールであって、
    前記収容部材は、前記操作部材の前記ループ部に支持されず、前記操作部材に対して独立して前記収容部材の位置を維持させる手段を更に有する、セーフティツール。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のセーフティツールであって、
    前記収容部材は、第1及び第2部分を有し、
    第1部分は、前記操作部材を取り出せるように構成され、
    第2部分は、前記操作部材の少なくとも非操作時において、前記操作部材の前記ループ部が隠れるように構成され、
    第2部分は、第1部分よりも上側に設けられている、セーフティツール。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のセーフティツールであって、
    柔軟性のある部材を更に有し、
    前記コード状の柔軟性のある部材は、遮蔽材支持部に設けられ、
    前記収容部材は、前記コード状の柔軟性のある部材によって前記遮蔽材支持部から吊り下げられている、セーフティツール。
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