JP6408846B2 - 遮蔽材 - Google Patents

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Description

本発明は、遮蔽材に関する。
従来から、例えばロールスクリーン、ベネシャンブラインド、プリーツスクリーン、タペストリー等の遮蔽材が知られている。
下記特許文献1には、両端を回転自在に支持された巻取パイプにスクリーンの上端が巻取り及び巻解き可能に連結され、スクリーンの下端のウエイトバーに取り付けられた操作具の操作によってスクリーンを昇降可能としたロールスクリーンが開示されている。当該操作具は、把持部と把持部の上端に取り付けられた可撓性の環状部を有し、ウエイトバーに設けられた貫通孔に環状部を挿通し、導出された環状部に把持部を通過させることによってウエイトバーに取り付けられており、操作具として携帯機器用ストラップが適用されることが示されている。
当該特許文献1に記載のロールスクリーンは、ウエイトバーへの操作部の取り付けが自在であり、且つ操作部の交換も容易に行なうことができ、環状部と把持部とを有するものを操作具として使用することにより、低コストでバリエーションを持たせることができるという効果を有する。また、操作具として携帯機器用ストラップが適用された場合、それが汎用品であるため、ユーザの好みに応じたデザイン性を有するものを操作具として利用でき、さらにそれにキャラクターや動物のマスコット等を取付けることも可能である。
特開2006−124949号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、操作具としてデザイン性を有するものを取付けることは可能であるものの、遮蔽材としてのロールスクリーン全体の美観を向上させるほどの効果を期待できるものではなかった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、遮蔽材の全体としての美観を向上させることが可能な遮蔽材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る遮蔽材は、支持部材と、遮蔽材本体と、立体構造物とを有する。上記支持部材は、所定面に設置可能である。上記遮蔽材本体は、一端が上記支持部材に支持され、表面に第1の図柄を有する平面状 のものである。上記立体構造物は、上記遮蔽材本体の他端に、上記第1の図柄とデザイン上の連続性を有するように設けられる。
この構成により遮蔽材は、本体の図柄と立体構造物とがデザイン上の連続性を有するため、遮蔽材の全体としての美観を向上させることができる。また、平面状の本体から立体構造物がデザイン上の連続性を持って設けられているため、平面状の図柄に擬似的な立体感が与えられ、特に子供等の興趣を喚起することができる。ここで遮蔽材とは、例えばロールスクリーン、ベネシャンブラインド、プリーツスクリーン、ローマンシェード等の上記支持部材に対する昇降機能を有するものほか、タペストリー等の昇降しないものも含む。
上記立体構造物は長尺状であってもよい。
これにより、立体構造物を手で掴みやすい形状とすることで、子供等の興趣をさらに喚起することができる。
上記遮蔽材本体は上記支持部材から昇降可能に支持されてもよく、この場合上記立体構造物は、上記遮蔽材本体を昇降させることが可能な操作具であってもよい。
これにより、操作具が操作対象の遮蔽材本体とデザイン上の連続性を有することで、操作時の興趣の向上を図ることができる。
上記第1の図柄は動物柄であってもよく、この場合上記立体構造物は上記動物柄で表現された動物の一部を模した形状及び模様を有していてもよい。
これにより立体構造物が動物柄と相俟って動物全体を表現することで、美感をさらに向上させ、また興趣の向上を図ることができる。ここで立体構造物は例えば動物の尻尾を模した形状及び模様とされてもよい。
上記遮蔽材本体は、上記支持部材によって巻取り及び巻解き可能であって、上記他端にウエイトバーを有するスクリーンであってもよく、この場合上記立体構造体は、上記ウエイトバーから吊下されてもよい。
これにより、ウエイトバーから操作具としての立体構造物が吊下されることで、立体構造物の取付性を向上させることができる。
上記遮蔽材本体は、上記支持部材によって巻取り及び巻解き可能であってもよい。この場合上記立体構造物は、上記第1の図柄のうち上記他端側に描かれた一部と共に、上記第1の図柄で表現される物の一要素を構成し、上記遮蔽材本体が上記支持部材に全て巻き取られた場合に、上記一部を含む上記第1の図柄は視認不可能となり、上記立体構造物は上記支持部材で係止されてもよい。
これにより立体構造物と図柄の一部とが図柄で表現された物の一要素を構成することで、デザイン性及び立体感を向上させることができる。例えば、図柄が動物柄である場合、動物の尻尾の一部分が図柄に含まれており、尻尾のその他の部分が立体構造物として構成されてもよい。
上記立体構造物は、上記ウエイトバーを被覆するように当該ウエイトバー係合可能な可撓性の係合部を有してもよい。
これにより立体構造物がウエイトバーに容易に取り付け可能となるとともに、ウエイトバーを覆い隠すことで上記図柄とのデザイン上の連続性を確保することができる。
上記ウエイトバーは、上記立体構造物と上記デザイン上の連続性を有する上記第1の図柄の一部を有してもよい。
これによりウエイトバーにも図柄が描かれることで、デザイン上の連続性を確保することができる。
上記遮蔽材本体は、上記支持部材によって巻取り及び巻解き可能であってもよく、この場合当該遮蔽材は、上記支持部材を覆うように設けられ、上記遮蔽材本体が上記支持部材に全て巻き取られた場合に上記立体構造物とデザイン上の連続性を有する第2の図柄を有する支持部材カバーをさらに有してもよい。
これにより、遮蔽材本体が全て巻き取られた場合でも全体としての美観及び興趣の向上を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、遮蔽材の全体としての美観を向上させることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の第1の実施形態に係るロールスクリーンの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るロールスクリーンの右側面図である。 図1におけるA−A部分の断面を示す図である。 図3における取付具の底面側斜視図である。 図1においてスクリーンが上限まで巻き上げられた状態を示した図である。 図3においてスクリーンが上限まで巻き上げられた状態を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るロールスクリーンの右側面図である。 図7における操作具とウエイトバーの取付部分の断面を示す図である。 図8における操作具のウエイトバーへの取付状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るロールスクリーンの正面図である。 図10においてスクリーンが上限まで巻き上げられた状態を示した図である。 図11のB−B部分の断面を示す図である。 本発明の他の実施形態を示した正面図である。 本発明の他の実施形態を示した正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
[ロールスクリーンの構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るロールスクリーンの正面図である。また図2は、当該ロールスクリーンの右側面図である。また図3は、図1におけるA−A部分の断面を示す図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るロールスクリーン100は、支持部材1と、遮蔽材としてのスクリーン2と、立体構造物としての操作具3とを有する。
支持部材1は、スクリーン2を図1〜図3のY方向に昇降可能に支持する。支持部材1は、セットフレーム11を有する。当該セットフレーム11が、ブラケット18を介して窓枠や壁等の所定面にネジ等により固定されることで支持部材1が設置される。セットフレーム11の両側面には、一対のサイドプレート12が取り付けられている。
セットフレーム11の内部には、一対のサイドプレート12によって両端を回転可能に支持された巻取パイプ13が設けられる。上記スクリーン2は、巻取パイプ13にその一端が連結され、巻取パイプ13に巻取り及び巻解き可能に吊り下げられている。
図1に示すように、巻取パイプ13内にはコイルスプリング14が収容されており、コイルスプリング14の一端はサイドプレート12に間接的に固定され、その他端は第1ブレーキ15を介して巻取パイプ13に固定される。
巻取パイプ13がスクリーン2の巻解き方向に回転されると、コイルスプリング14の他端が巻取パイプ13と一体に回転して蓄勢され、巻取パイプ13の巻取方向への回転が許容されるとコイルスプリング14の蓄勢力によって巻取パイプ13が巻取方向へと回転し、第1ブレーキ15によって常時減速されながら、スクリーン2を巻き取る。
また図1に示すように、巻取パイプ13内には、巻取パイプ13の回転をコイルスプリング14の蓄勢力に抗して停止させて、スクリーン2を所望の位置で停止させるストッパー装置17が設けられる。
さらに、巻取パイプ13内には、スクリーン2の巻取り最終段階からスクリーン2の巻取速度を減速するための第2ブレーキ16が設けられる。
スクリーン2の表面21には、図柄22が例えば印刷や刺繍等によって施されている。図柄22は例えば同図に示すような動物柄(キツネザルの柄)であるが、これに限られない。
スクリーン2の下端には、ウエイトバー23が取り付けられている。スクリーン2の下端は、当該ウエイトバー23の内部で固定されているが、当該下端がウエイトバー23を周回して縫製されていてもよい。
ウエイトバー23は、例えば両端が開口した円筒状の本体を有し、当該両開口端にはウエイトバーキャップ23aが設けられる。また図3に示すように、本体の下端にはその軸方向(図1〜図3のX方向)に沿ってスリット23cが設けられている。
また当該ウエイトバー23の表面にも、スクリーン2上の図柄22の一部22aと連続するように、当該図柄22の一部23bが描かれている。
操作具3は、例えば長尺状に形成され、スクリーン2の昇降操作のために、ウエイトバー23の下端に取り付けられる。操作具3は、例えば可撓性のある素材からなり、例えばぬいぐるみの尻尾等と同様に化学繊維等の布材で立体的に成型されてもよい。
当該操作具3は、上記スクリーン2の図柄22とデザイン上の連続性を有するように設けられている。すなわち、操作具3は、上記図柄22で表現された動物の一部(例えば尻尾)を模した形状及び模様を有しており、図柄22のうちウエイトバー23に描かれた一部23bの位置に合致する位置に設けられている。
換言すると、操作具3は、図柄22で表現されている動物の一要素としての尻尾を、スクリーン21の下端に描かれた一部22a及びウエイトバー23に描かれた一部23bと共に構成している。
ここで、スクリーン2の図柄22は表面21に描かれているため平面的であるが、それとデザイン上の連続性を有する操作具3が立体構造物であることから、平面状の図柄22に擬似的な立体感が与えられ、特に子供等の興趣を喚起することができる。
[操作具の構成]
次に、上記操作具3の詳細について説明する。
図2及び図3に示すように、操作具3は、長尺状の把持部31と、取付具32とを有する。図3に示すように、取付具32は、把持部31の上端に、取付軸33を介して取り付けられている。
図4は、取付具32の底面側斜視図である。同図に示すように、取付具32は、半円筒状の本体32aと、当該本体32aの底部から突出した突出部32bとを有する。
突出部32bは、ウエイトバー23の軸方向(同図X方向)に沿って設けられた溝32cと、突出部32bから本体32aの上縁に向かうよう垂直方向(同図Y方向)に設けられた左右一対のスリット32dとを有する。図3に示すように、上記溝32cには、左右一対のスリット32dを利用して上記取付軸33が挿入され、把持部31と取付具32とが結合される。
このように取付具32が把持部31に結合された状態で、上記突出部32bが、上記ウエイトバー23のスリット23cに(ウエイトバーキャップ23aが取り外された状態において)挿入され、ウエイトバー23の上記一部23bの位置まで移動させられることで、操作具3がウエイトバー23に設置される。
[ロールスクリーンの動作]
次に、以上のように構成されたロールスクリーン100の動作について説明する。
図5は、図1においてスクリーン2が上限まで巻き上げられた状態を示した図である。また図6は、図3においてスクリーン2が上限まで巻き上げられた状態を示した図である。
両図に示した状態から、ユーザがスクリーン2の下端に取り付けられた操作具3の把持部31を引っ張り、スクリーン2を巻取パイプ13から巻き解いていくと、巻取パイプ13が回転してコイルスプリング14にバネ反力が蓄勢されつつ、スクリーン2が下降していく。
ユーザが所望の高さまでスクリーン2を下降させた後、ストッパー装置17を作用させると、コイルスプリング14の蓄勢力に抗して巻取パイプ13の回転が阻止され、スクリーン2は停止し、例えば図1〜図3に示したような状態となる。
一方、スクリーン2を上昇させる場合には、ユーザは、操作具3の把持部31を把持した状態でストッパー装置17を解除して、コイルスプリング14の蓄勢力によって巻取パイプ13を巻取方向へ回転させて、スクリーン2を巻き取っていく。
このとき、第1ブレーキ15によって巻取パイプ13の巻取速度は減速される。しかしながら、巻取パイプ13はスクリーン2を巻き取っていくにしたがって巻径が大きくなるため、巻取りの初期段階から継続的に作動する第1ブレーキ15だけでは、スクリーン2の巻取りの最終段階においてスクリーン2の巻取速度が速くなってしまい、完全に巻き取ったときにウエイトバー23による衝撃音や衝撃力が過大になる。そのため、巻取りの最終段階において第2ブレーキ16が作動するようになっている。
スクリーン2が完全に(上限まで)巻き取られた場合、上記図5及び図6に示すように、スクリーン2上の図柄22は、その下端の一部22a及びウエイトバー23上の一部23bも含めて、視認不可能となり、操作具3のみが支持部材1の下端に係止されて露出している。
以上説明したように、本実施形態によれば、ロールスクリーン100において、スクリーン2上の図柄22と立体構造物としての操作具3とがデザイン上の連続性を有するため、ロールスクリーン100の全体としての美観を向上させることができる。また立体構造物が操作具として機能することで、立体構造物に、美感の向上を図る機能と操作具としての機能を併せ持たせることができる。
また、平面状のスクリーン2から操作具3がデザイン上の連続性を持って設けられているため、平面状の図柄22に擬似的な立体感が与えられ、操作具3がデザイン上のアクセントになることで、ロールスクリーン100の静止状態のみならず、操作具3によってスクリーン2を昇降する際等に、ユーザの興趣を向上させることができる。
さらに、スクリーン2上に描かれた図柄22及びそれとデザイン上の連続性を有する操作具3により、ユーザ(居住者等)に心の安らぐ癒しの空間を提供することができる。特に病院等にロールスクリーン100が設置された場合、患者(例えば小児等)の心のケアをする効果が期待できる。
また、本実施形態のように、スクリーン2に描かれた図柄と操作具3とによって1つのパーツ(例えば動物の尻尾)を構成することで、図柄で表現される物の大きさ、向き、高さ、位置等に制約を受けずに図柄のデザインを自由に表現することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態及びこれ以降の実施形態において、上記第1の実施形態と同様の構成及び機能を有する箇所については同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
上述の第1の実施形態では、ウエイトバー23のうち、スクリーン2の表面21と操作具3との間に位置する一部23bにも図柄が描かれることで、スクリーン2と操作具3との間のデザイン上の連続性が担保されていた。
しかし、本実施形態では、ウエイトバー23には図柄が描かれない代わりに、操作具3が、ウエイトバー23を覆う構成とされている。
図7は、本実施形態に係るロールスクリーン100の右側面図である。図8は、図7における操作具3とウエイトバー23の取付部分の断面を示す図である。また図9は、図8における操作具3のウエイトバー23への取付状態を示す図である。
これらの図に示すように、本実施形態では、操作具3は、その上端に、ウエイトバー23をその径方向周囲で覆う被覆部34を有する。操作具3とウエイトバー23との取付構造は上記第1の実施形態と同様に取付具32により実現される。
図8に示すように、被覆部34は、ウエイトバー23の径に沿ったバンド状の構造を有し、被覆部34の内側に形成された袋状部34b内に、例えばワイヤ状あるいは板ばね状の可撓性部材34aを内蔵している。被覆部34の表面は把持部31と同様の素材で構成され、把持部31と連続的な模様を有する。
当該可撓性部材34aにより、被覆部34は、図9の矢印方向に開閉可能とされている。操作具3がウエイトバー23に取り付けられる際には、被覆部34は把持部31側に開いた状態とされる。操作具3がスクリーン2の図柄22の一部22aに対応する位置まで移動した状態で、被覆部34が同図矢印方向に閉じられることで、被覆部34がウエイトバー23に係合し、ウエイトバー23のうち、上記図柄22の一部22aに対応する位置を被覆する。
このように本実施形態では、操作具3が被覆部34を有することで、ウエイトバー23に図柄が施されなくても、スクリーン2上の図柄22と操作具3との境界をなくし、両者のデザイン上の連続性を確保することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図10は、本実施形態に係るロールスクリーン100の正面図である。図11は、図10においてスクリーン2が上限まで巻き上げられた状態を示した図である。図12は、図11のB−B部分の断面を示す図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るロールスクリーン100においては、上述の2つの実施形態と異なり、支持部材1に、それを覆う支持部材カバー40が設けられている。それに伴い、支持部材1の内部構造も上述の2つの実施形態とは異なっている。スクリーン2及び操作具3の構成は上記第1の実施形態と同様である。
これらの図に示すように、支持部材カバー40は、巻取パイプ13の前側を主として覆う長尺状の前側カバー41と、巻取パイプ13の後側を主として覆う長尺状の後側カバー42とから構成される。
図12に示すように、前側カバー41はその上部に溝部を有しており、該溝部に、支持ブラケット45が挿入されている。これにより、前側カバー41は支持ブラケット45に対して着脱可能に取り付けられる。前側カバー41は、その上面、前面及び下面が、それぞれ巻取パイプ13の上側、前側及び下側の一部を覆っている。
巻取パイプ13は、サイドプレート12に回転可能に支持されており、サイドプレート12にはセットフレーム11が一体的に固定され、セットフレーム11が、図12に示した取付用ブラケット46に着脱可能に取り付けられる。
取付用ブラケット46は、壁面、窓枠等の取付面Cに予め固定された支持ブラケット45に、ボルト、ビス等によって取り付けられている。支持ブラケット45は、その取付面取付面Cにビス等によって取り付けられている。
取付用ブラケット46は、公知の任意の構成のものを使用することができるが、図12に示すように、接離方向に相対的に可動となった一対の挟持爪を有し、該挟持爪の間でセットフレーム11をその両側から挟み付けるようになっている。当該挟持爪は、セットフレーム11を挟み付ける方向に付勢されており、挟持爪を付勢方向に抗して移動させることにより、セットフレーム11の取り外しが可能となる。
図12に示すように、後側カバー42は、支持ブラケット45に対して、取付用ブラケット47によって着脱可能に取り付けられる。取付用ブラケット47としては、上記取付用ブラケット46と同じ共通の部品を使用することができる。取付用ブラケット47は、支持ブラケット45に、ボルト、ビス等によって、取付用ブラケット46と反対側、即ち後側を向いて取り付けられている。
後側カバー42は、取付用ブラケット46の挟持爪に挟み付けられることで設置される。後側カバー42は、その後面、下面及び上面がそれぞれ巻取パイプ13の後側及び下側と上側の一部を覆っている。
さらに、図10〜図12に示すように、前側カバー41及び後側カバー42の両側部には、それぞれ、前側サイドキャップ43と後側サイドキャップ44とが嵌合されている。
巻取パイプ12にその一端が巻取り・巻解き可能に取り付けられたスクリーン2は、前側カバー41の下面と後側カバー42の下面との間に形成される前後方向の間隙を挿通する。スクリーン2の昇降にあたっては、前側カバー41と後側カバー42の間隙を通ってスクリーン2が移動するために、支持部材カバー40がスクリーン2の昇降の邪魔になることはない。
このように、支持部材カバー40の前側カバー41が巻取パイプ13の前側と上側を覆い、後側カバー42が巻取パイプ13の後側を覆い、前側カバー41と後側カバー42の両方で巻取パイプ13の下側を覆うことにより、支持部材カバー40が巻取パイプ13を含む支持部材1の周囲をほぼ覆って巻取パイプ13をほぼ完全に収容することができる。
特に、ロールスクリーン100が図12に示したように天井付けで取り付けられ室内の間仕切りとして使用された場合などに、巻取パイプ13が露出しないために、ロールスクリーン100の前後から見た意匠を向上させることができる。また、ロールスクリーン100を吹き抜け部分に取り付けられて、上の階からロールスクリーン100が見えるという状況においても、ロールスクリーン100の上側から見た意匠を向上させることができる。
さらに本実施形態において、図10及び図11に示すように、前側カバー41の前面には、図柄50が描かれている。当該図柄50は、例えばスクリーン2に描かれた図柄22と同一の対象(例えば特定の動物)を表現したものである。
具体的には、本実施形態では、図柄50は、図柄22で表現された動物を後方(尻側)から見た図を示し、その尻尾の一部50bを含む。
当該一部50bの位置は、上記操作具3が設けられている位置と、スクリーン2の昇降方向(図10のY方向)において一致している。
これにより、図11に示すように、当該図柄50は、スクリーン2が上限まで巻き取られた場合において、スクリーン2上の図柄22(ウエイトバー23上の一部23bも含まれ得る)とデザイン上の連続性を有している。
このように、本実施形態によれば、支持部材カバー40にも、操作具3とデザイン上の連続性を有する図柄50が描かれることで、スクリーン2が全て巻き取られた場合でも、ロールスクリーン100全体としての美観及び興趣の向上を図ることができる。
<変形例>
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、ロールスクリーン100は1台のみ示されたが、複数のロールスクリーン100が並列して設置されてもよい。図13は、この場合のロールスクリーン100の設置例を示した図である。同図に示すように、それぞれスクリーン2上に図柄を有し、かつ、当該図柄とデザイン上の連続性を有する操作具3を有する複数のロールスクリーン100が、例えば連窓等に横並びで設置されている。図柄はそれぞれ異なる動物を表しており、操作具3は動物の尻尾を模したものもあれば、動物の脚を模したものある。このように、それぞれ図柄を有する複数のロールスクリーン100が設置されることで、連窓等の設置部分の美観を向上させ、またユーザにさらに癒しの効果を与えることができる。
上述の実施形態では、ロールスクリーン2(または支持部材カバー40)上の図柄22として、動物柄が描かれ、操作具3として当該動物の一部(例えば尻尾)を模したものが採用されていたが、図柄22及び操作具3は動物に関するものに限られない。すなわち、例えば、図14に示すように、スクリーン2上にクレーン車の図柄22が描かれ、操作具3として、図柄22中の、クレーンのアームに吊下げられたワイヤーロープの一部22aとデザイン上の連続性を有する、ワイヤーロープ及びフックを模した立体構造物が採用されてもよい。この場合ウエイトバー23にも上記ワイヤーロープの図柄の一部23bが描かれてもよい。
上述の各実施形態では、スクリーン2の下端に、図柄22とデザイン上の連続性を有するように設けられた立体構造物は、操作具として機能したが、当該立体構造物は操作具でなくても構わず、単なる装飾品でもよい。この場合、スクリーン2の昇降用の操作具が別途支持部材1等に設けられる。
上述の各実施形態では、ウエイトバー23の表面にも、スクリーン2上の図柄22の一部22aと連続するように、当該図柄22の一部が描かれているようにしたが、図柄22のデザインや大きさによっては、操作具3と上記スクリーン2の図柄22との間でデザイン上の連続性が保てるため、その場合にはウエイトバー23に図柄22の一部を描くことを省略してもよい。
上述の各実施形態では、遮蔽材としてロールスクリーンが適用された例が示された。しかし、遮蔽材はロールスクリーンに限られず、例えばベネシャンブラインド、プリーツスクリーン、ローマンシェード等の上記支持部材1に対する昇降機能を有するものほか、タペストリー等の昇降しないものも同様に本発明に適用され得る。
1…支持部材
2…スクリーン
3…操作具
11…セットフレーム
12…サイドプレート
13…巻取パイプ
22、50…図柄
23…ウエイトバー
23c…スリット
31…把持部
32…取付具
34…被覆部
40…支持部材カバー
C…取付面
100…ロールスクリーン

Claims (8)

  1. 所定面に設置可能な支持部材と、
    一端が前記支持部材に支持され、表面に第1の図柄を有する平面状の遮蔽材本体と、
    前記遮蔽材本体の他端に、前記第1の図柄とデザイン上の連続性を有するように設けられた立体構造物と
    を具備し、
    前記第1の図柄は、動物柄または乗り物柄であり、
    前記立体構造物は、前記動物柄で表現された動物の一部または前記乗り物柄で表現された乗り物の一部を模した形状及び模様を有する
    遮蔽材。
  2. 請求項1に記載の遮蔽材であって、
    前記立体構造物は長尺状である
    遮蔽材。
  3. 請求項1に記載の遮蔽材であって、
    前記遮蔽材本体は前記支持部材から昇降可能に支持され、
    前記立体構造物は、前記遮蔽材本体を昇降させることが可能な操作具である
    遮蔽材。
  4. 請求項3に記載の遮蔽材であって、
    前記遮蔽材本体は、前記支持部材によって巻取り及び巻解き可能であって、前記他端にウエイトトバーを有するスクリーンであり、
    前記立体構造物は、前記ウエイトバーから吊下される
    遮蔽材。
  5. 請求項に記載の遮蔽材であって、
    前記立体構造物は、前記第1の図柄のうち前記他端側に描かれた一部と共に、前記第1の図柄で表現される物の一要素を構成し、
    前記遮蔽材本体が前記支持部材に全て巻き取られた場合に、前記一部を含む前記第1の図柄は視認不可能となり、前記立体構造物は前記ウエイトバーを介して前記支持部材で係止される
    遮蔽材。
  6. 請求項に記載の遮蔽材であって、
    前記立体構造物は、前記ウエイトバーを被覆するように当該ウエイトバー係合可能な可撓性の係合部を有する
    遮蔽材。
  7. 請求項に記載の遮蔽材であって、
    前記ウエイトバーは、前記立体構造物と前記デザイン上の連続性を有する前記第1の図柄の一部を有する
    遮蔽材。
  8. 請求項1に記載の遮蔽材であって、
    前記遮蔽材本体は、前記支持部材によって巻取り及び巻解き可能であり、
    当該遮蔽材は、前記支持部材を覆うように設けられ、前記遮蔽材本体が前記支持部材に全て巻き取られた場合に前記立体構造物とデザイン上の連続性を有する第2の図柄を有する支持部材カバーをさらに具備する
    遮蔽材。
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