JP4406752B2 - ガラス基板の端面加工装置及び端面加工方法 - Google Patents

ガラス基板の端面加工装置及び端面加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガラス基板の端面加工装置及び端面加工方法に係り、詳しくは、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、直交する二辺のコーナー部に対する角取り加工とを適正に行うための技術に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイなどの各種画像表示機器用のガラスパネルの製作に際しては、複数枚のガラスパネルが一枚の素板ガラスから作り出される手法が採用されるに至っている。そして、近年においては、表示機器の大型化等に伴って、ガラスメーカー等で製造される上記の素板ガラスは、大板化が推進されているのが現状である。
これらの素板ガラスは、製造工程の終盤において、矩形状で且つ所定の大きさに切断されたガラス基板の各辺(詳しくは各辺の端面)に対して面取り加工を施すと共に、当該ガラス基板の直交する二辺のコーナー部に対して角取り加工(詳しくはコーナー部から三角部分を削り取る加工)を施し、その後に洗浄処理や乾燥処理などを行うことにより最終製品として得られるのが通例である。
その具体的一例として、例えば下記の特許文献1によれば、以下に示すような構成が開示されている。即ち、回転テーブル上に90°間隔で互いに回転対称に四枚のガラス基板を保持すると共に、回転テーブルが90°単位で回転していく過程で、先ず回転テーブルの第1の停止位置でガラス基板の位置決めを行う。そして、その後に、回転テーブルの第2の停止位置におけるガラス基板の平行な二辺の面取り加工と、第3の停止位置におけるガラス基板の他の平行な二辺の面取り加工と、第4の停止位置におけるガラス基板の四つのコーナー部の角取り加工とを行う構成である。
このような構成によれば、図7(a)に示すように、位置決めを終えたガラス基板50の平行な二辺50aに沿って研削ツール(例えば砥石)30が移動して当該二辺50aの面取り加工が行われた後、同図(b)に示すように、ガラス基板50が90°旋回し、更に同図(c)に示すように、そのガラス基板50の残りの平行な二辺50aに沿って研削ツール30が移動して当該二辺50aの面取り加工が行われる。そして、これらの全ての辺50aの面取り加工が終了した後、同図(d)に示すように、ガラス基板50が更に90°旋回し、このような状態で同図(e)に示すように、他の研削ツール31によりガラス基板50の全てのコーナー部50cの角取り加工が行われる。
また、これ以外にも、回転テーブルを使用せずに、位置決めされたガラス基板の平行な二辺を研削ツールで面取り加工した後、そのガラス基板を90°旋回させ、更にそのガラス基板の他の平行な二辺を面取り加工し、その後にガラス基板を旋回させることなく当該ガラス基板の各コーナー部を角取り加工することも行われている。
以上の事項を勘案すれば、従来の各種表示機器用の切断後におけるガラス基板の加工は、二回の面取り加工と、一回または二回の旋回作業と、一回の角取り加工との計四工程または五工程で行われていた。
特開2002−120135号公報
ところで、近年においては、液晶ディスプレイ用に代表されるように、ガラス基板の大板化が顕著となっていることから、ガラス基板の各辺の面取り加工に要する時間が不当に長くなり、生産効率の向上を図る上で大きな妨げとなっている。それにも拘らず、上述のように切断後のガラス基板に対する加工を、四工程または五工程で行っていたのでは、加工時間の適正な短縮を図ることができず、生産性の向上を期待することは極めて困難な状況となっているのが実情である。
しかも、このようにガラス基板の大板化が顕著となれば、上記の特許文献1に開示された装置のように、回転テーブル上に90°間隔で互いに回転対称に四枚のガラス基板を保持することが困難となるのはもとより、これを実現しようとすれば回転テーブル及びその付属設備の不当な大型化やコストの高騰を招く。また、既述のように回転テーブルを使用しない場合であっても、切断後のガラス基板に対する加工を四工程または五工程で行っていたのでは、加工ラインの増大や設備の拡大ひいては設備費の高騰をも招く。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、工程数を削減して生産性の向上を図ることが可能なガラス基板の端面加工装置及び端面加工方法を提供することを技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明は、ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを備えたガラス基板の端面加工装置において、前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動する移動基体に、前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが、該移動基体の移動方向に隣接して配設された状態で該移動基体と一体となって前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿う方向に移動可能とされてなる研削ユニットを備えたことに特徴づけられる。ここで、本発明において、「ガラス基板の辺を面取りする」とは、ガラス基板の端面を、該端面と表裏面との交差部に沿う方向に面取りすることを意味し、「ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りする」とは、ガラス基板の表裏面の輪郭におけるコーナー部を取り除くように角取りすることを意味する(以下、同様)。
このような構成によれば、研削ユニットの移動基体が、ガラス基板の辺に沿って移動した場合には、該移動基体と一体となって、面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが移動する。そして、この一体移動時(その一体移動の直前または直後を含む時期)に、面取り用研削ツールはガラス基板の辺を面取り加工し、コーナーカット用研削ツールは、ガラス基板のコーナー部を角取り加工する。この場合、上記の両研削ツールは、単一の研削手段としてユニット化されて、一体となって移動することから、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを、一工程で連続して行うことが可能となる。これにより、従来のように、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを、別々の工程で行っていた場合と比較して、工程数の削減が図られ、作業能率が改善されると共に、生産性の大幅な向上が図られる。更に、上記の両研削ツールは、単一の研削ユニットに組み込まれていることから、コンパクト化が図られ、設備の小型化或いは配設スペースの狭小化に寄与することが可能となる。
この場合、前記コーナーカット用研削ツールは、前記ガラス基板の表裏面に平行で且つ研削対象とする辺に直交する方向に対して、前記面取り用研削ツールから独立して移動可能となるように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、面取り用研削ツールを、ガラス基板の辺の面取り加工を適切に行い得る位置に保持した状態で、移動基体を当該辺に沿って移動させることにより、当該辺の面取り加工が行われるが、これと連続する動作が次のようにして行なわれ得る。即ち、この面取り用研削ツールとは独立して、コーナーカット用研削ツールを、ガラス基板の当該辺の一端に存するコーナー部でガラス基板の表裏面に平行で且つ当該辺に直交する方向に移動させると同時に、移動基体を上記と同様に当該辺に沿って移動させれば、コーナーカット用研削ツールは、移動基体の移動方向に対して傾斜した方向に移動することになるため、ガラス基板のコーナー部の角取り加工を行うことが可能となる。これにより、移動基体をガラス基板の辺に沿って移動させるだけで、当該辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを円滑に行い得ることになり、作業能率がより一層向上する。
また、前記面取り用研削ツールは、複数個が前記移動基体の移動方向に隣接して配設され、その移動方向前方端に存する面取り用研削ツールの前側または移動方向後方端に存する面取り用研削ツールの後側に、前記コーナーカット用研削ツールが隣接して配設されていることが好ましい。
このようにすれば、研削ユニットが複数個の面取り用研削ツールを有しているため、ガラス基板の辺に対して、先行する面取り用研削ツールにより相対的に粗く多量の面取りを行い、後続の面取り用研削ツールにより相対的に細かく少量の面取りを行うことができ、短時間で要請に応じた微細な仕上げ面を有する面取り部を得ることが可能となる。そして、コーナーカット用研削ツールが複数個の面取り用研削ツールの前側に配設されている場合には、先ずガラス基板のコーナー部に対する角取り加工が行われ、その直後に、上述の面取り加工が行われるのに対して、コーナーカット用研削ツールが後側に配設されている場合には、上述の面取り加工が行われた直後に、コーナー部に対する角取り加工が行われ、この何れであっても、面取り加工と角取り加工とは、スムーズに連続した一連の流れ作業となる。この結果、面取り加工及び角取り加工に要する時間の大幅な短縮が図られ、生産性がより一層向上する。
更に、前記複数個の面取り用研削ツールのうち、移動方向前方端に存する面取り用研削ツールの砥粒の粗さが最も粗く、且つ移動方向後方端に存する面取り用研削ツールの砥粒の粗さが最も細かくなるように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、研削ユニットによるガラス基板の辺に対する面取り加工は、砥粒の粗さが最も粗い面取り用研削ツールによって、先ず初期段階で、ガラス基板の辺の主としてエッジ部(側縁部)を多量に研削して切除し、最終段階で、砥粒の粗さが最も細かい面取り用研削ツールによって、そのようなエッジ部が切除された辺を殆ど形状が変わらない程度で少量だけ微細に研削(研磨)することが可能となる。これにより、効率良く面取り加工を行うことが可能となるだけでなく、微細な仕上げ面を有する面取り部を確実且つ容易に得ることが可能となる。
加えて、前記面取り用研削ツール及びコーナーカット用研削ツールは、前記ガラス基板の辺及びコーナー部をそれぞれ研削する断面略円弧状の凹部をなす外周面を有する円板形状を呈し、それぞれの軸芯廻りに回動するように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、切断後のガラス基板の辺には、その長手方向と直交する方向の両側縁にそれぞれエッジ部が存在しているが、この両エッジ部は、断面略円弧状の凹部をなす外周面(研削面)を有する円板形状の面取り用研削ツールが、軸芯廻りに回動しながら当該辺に沿って移動することにより、その外周面によって一挙同時に研削して切除される。また、切断後のガラス基板のコーナー部については、そのコーナー部を形成する二辺の直交部の両側縁にもそれぞれエッジ部が存在しており、これらのエッジ部も、上記と同様にコーナーカット用研削ツールの断面円弧状の凹部をなす外周面によって、一挙同時に研削して切除される。従って、ガラス基板の辺及びコーナー部に対しては、両エッジ部にそれぞれ別々に面取り加工を施す必要がなくなり、加工能率が向上すると共に、液晶ディスプレイ用のガラス基板のように極めて薄い肉厚(0.6〜0.8mm程度)であっても、適切且つ容易に面取り加工を行うことが可能となる。
そして、前記コーナーカット用研削ツールは、前記面取り用研削ツールよりも小径であることが好ましい。
このようにコーナーカット用研削ツールを小径にすれば、コーナーカット用研削ツールが移動基体に退避位置で待機している状態から、ガラス基板のコーナー部の研削を完了する完了位置に到達するまでの間において、コーナーカット用研削ツールの移動に要するスペースを狭小にすることができ、研削ユニットの実質的な小型化が図られる。
更に、前記面取り用研削ツールにより前記ガラス基板の辺を面取りする直前または面取りした直後に、前記コーナーカット用研削ツールにより前記辺の長手方向一端に存するコーナー部を角取りするように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、面取り用研削ツールによるガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナーカット用研削ツールによるガラス基板のコーナー部に対する角取り加工とを、スムーズに連続した一連の流れ作業として行えることになり、両加工に要する時間短縮及び生産性の向上を図る上で極めて有利となる。
以上の構成を備えた研削ユニットは、前記ガラス基板の両側方にそれぞれ配置されていることが好ましい。
このようにすれば、ガラス基板の両側方に配置された研削ユニットにより、ガラス基板の平行な二辺と、これらの二辺の長手方向端部にそれぞれ存在するコーナー部とを、同時期に一挙に加工することが可能となり、生産性の更なる向上が図られる。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを用いて、ガラス基板の端面を加工する方法において、前記面取り用研削ツールによる前記ガラス基板の辺の面取り加工と、前記コーナーカット用研削ツールによる前記ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを、前記面取り用研削ツール及び前記コーナーカット用研削ツールを前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動させて、連続して一工程で行うことに特徴づけられる。
このような方法によれば、ガラス基板の辺の面取り加工と、該ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とが、一工程で行われることから、従来のように、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを、別々の工程で行っていた場合と比較して、工程数の削減が図られ、作業能率が改善されると共に、生産性の大幅な向上が図られる。
この場合、前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとを有する研削ユニットを、前記ガラス基板の両側方にそれぞれ配置し、ガラス基板の平行な二辺のうち、一辺の面取り加工と該一辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを一方の研削ユニットにより行い、他辺の面取り加工と該他辺の長手方向他端に存するコーナー部の角取り加工とを他方の研削ユニットにより行うことが好ましい。ここで、上記の「一辺の長手方向一端」及び「他辺の長手方向他端」とは、ガラス基板の平行な二辺が手前側と奥側とにそれぞれ配列された状態で両辺共に左右方向に延びていると仮定したならば、この仮定の下で「手前側の辺の右端」が、上記の「一辺の長手方向一端」に相当する場合には、「奥側の辺の左端」が、上記の「他辺の長手方向他端」に相当することを意味している。
このようにすれば、一方の研削ユニットにより面取り加工及び角取り加工が施された辺及びコーナー部と、他方の研削ユニットにより面取り加工及び角取り加工が施された辺及びコーナー部とは、180°隔てた状態となる。従って、このような状態からガラス基板を90°旋回させて、残りの平行な二辺と二つのコーナー部とに対して、同様に一方の研削ユニット及び他方の研削ユニットにより面取り加工及び角取り加工を施せば、ガラス基板の四辺に対する面取り加工と四つのコーナー部に対する角取り加工とが全て完了する。
そして、前記一方の研削ユニットによる前記一連の加工と、前記他方の研削ユニットによる前記一連の加工とは、同時期に行うことが好ましい。
このようにすれば、相互に対称となる二種の一連の加工が同時期に行われることにより、加工作業の複雑化を招くことなく加工時間の短縮が図られ、生産性が飛躍的に向上する。
この場合、前記研削ユニットは、前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが、前記ガラス基板の辺に沿って移動する移動基体に、該移動基体の移動方向に隣接して配設された状態で該移動基体と一体となって前記ガラス基板の辺に沿う方向に移動可能とされてなることが好ましい。このようにすれば、面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが、単一の研削手段としてユニット化されて、一体となって移動することから、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを、コンパクト化された研削ユニットにより一工程で連続して行うことが可能となる。これにより、工程数の削減が図られ、且つ作業能率が改善されて、生産性の大幅な向上が図られるのは勿論の事、上記の両研削ツールが、単一の研削ユニットに組み込まれているため、設備の小型化或いは配設スペースの狭小化が図られる。
また、上記の本発明に係る基本となる方法に対応する本発明に係る装置は、ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを用いて、ガラス基板の端面を加工するように構成したガラス基板の端面加工装置において、前記面取り用研削ツールによる前記ガラス基板の辺の面取り加工と、前記コーナーカット用研削ツールによる前記ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを、前記面取り用研削ツール及び前記コーナーカット用研削ツールを前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動させて、連続して一工程で行うように構成したことに特徴づけられる。
以上のように本発明によれば、ガラス基板の辺の面取り加工と、該ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とが、一工程で行われることから、従来のように、ガラス基板の辺に対する面取り加工と、コーナー部に対する角取り加工とを、別々の工程で行っていた場合と比較して、工程数の削減が図られ、作業能率が改善されると共に、生産性の大幅な向上が図られる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
先ず、図1に示す概略平面図に基づいて、本発明の実施形態に係るガラス基板の端面加工装置の構成要素である研削ユニットについて説明する。同図に示すように、研削ユニット1は、矢印A方向に移動する移動基体2と、複数個(図例では三個)の面取り用研削ツール3と、一個のコーナーカット用研削ツール4とを有し、これらの全ての研削ツール3、4は、移動基体2と一体となって矢印A方向に移動する構成とされている。前記面取り用研削ツール3は、移動方向Aの前方から順に、砥粒が最も粗い粗砥石3aと、砥粒の粗さが中程度の中粗砥石3bと、砥粒が最も細かい細砥石3cとに区分され、この細砥石3cの後方に、細砥石3cと砥粒の粗さが同程度のコーナーカット用研削ツール4(以下、角砥石4という)が配設されている。尚、面取り用研削ツール3は、上記のように三個に限定されるわけではなく、例えば細砥石3cの後方(角砥石4よりも前方)に、細砥石3cよりも砥粒が更に細かい微細砥石を配設するなどして四個以上としてもよく、或いはその逆に、一個または二個であってもよい。
前記面取り用の各砥石3a、3b、3cは、図2に示すように、断面略円弧状の凹部をなす外周面(研削面)3wを有する円板形状(円柱形状をも含む)を呈しており、軸芯3x廻りに回動するように構成されている。また、角砥石4も、これと同形状で同様の構成とされているが、面取り用の各砥石3a、3b、3cの径が150mm程度であるのに対して、角砥石4は径が60mm程度であって相対的に小径とされている。そして、このような形状から把握できるように、角砥石4は、ガラス基板のコーナー部をカットしつつ面取りをも行うものである。また、図3及び図4から把握できるように、面取り用の各砥石3a、3b、3c及びコーナーカット用の角砥石4は、ガラス基板5の表裏面に平行で且つガラス基板5の辺5aに直交する方向に全てが独立して移動(突出動及び後退動)可能とされている。
この研削ユニット1は、図5に示すように、搬送ベルトや作業台等の載置面6上で位置決めされるガラス基板5の両側方に配設されて、ガラス基板5の端面加工装置7の一構成要素となっている。詳述すると、端面加工装置7は、ガラス基板5を載置する搬送ベルト等の両側方に設置された走行レール8を有し、この二本の走行レール8に研削ユニット1の移動基体2がそれぞれスライド可能となるように保持されている。従って、一対の研削ユニット1は、ガラス基板5の平行な二辺5aに沿ってそれぞれ移動するように構成されている。この場合、一方の研削ユニット1は、同図におけるガラス基板5の左方から右方に向かって研削対象とする辺5aに沿って移動するのに対して、他方の研削ユニット1は、これとは反対にガラス基板5の右方から左方に向かって研削対象とする辺5aに沿って移動する構成とされている。
このような構成を備えたガラス基板の端面加工装置7によれば、先ず図5(a)に示すように、一対の研削ユニット1が、ガラス基板5の平行な二辺5aの長手方向の一端側及び他端側からそれぞれ対応する辺5aに沿って相反する方向に移動することにより、当該二辺5aの面取り加工が行われる。この場合、図3に示すように、研削ユニット1の移動方向(矢印A方向)の前方端に存する粗砥石3aが先ずガラス基板5の辺5aの所定幅t1(例えば0.1mm程度)を研削した後、その後続の中粗砥石3bにより更にガラス基板5の一段研削後の辺5aの所定幅t2(例えば0.1mm程度)を研削し、然る後、更にその後続の細砥石3cによりガラス基板5の二段研削後の辺5aの所定幅t3(例えば0.1mm程度)を研削する。尚、必要ならば、細砥石3cの後方に微細砥石を配設して、その微細砥石によりガラス基板5の三段研削後の辺5aの端面仕上加工を施してもよい。
このようなガラス基板5の二辺5aに対する同時期の研削が終了した後は、図4に示すように、ガラス基板5の各辺5aの終端部で、研削ユニット1の矢印A方向に対する移動速度を低下させると共に、角砥石4をその低下した移動速度と同速度で突出動させていく。これにより、ガラス基板5の相対称的に位置する二つのコーナー部5cが、45°の傾斜をもってそれぞれ角取りされる。尚、この場合の研削ユニット1の矢印A方向に対する移動速度と、角砥石4が突出動する速度とは同一でなくてもよく、そのようにした場合には、ガラス基板5のコーナー部5cが、45°以外(例えば30°)の傾斜をもって角取りされる。以上の動作が行われることにより、ガラス基板5の平行な二辺5aのうち、一方の辺5aの全長に亘る面取り加工及びその辺5aの終端部(例えば右端部)に存するコーナー部5cの角取り加工と、他方の辺5aの全長に亘る面取り加工及びその辺5aの終端部(例えば左端部)に存するコーナー部5cの面取り加工とが同時期に行われる。
この後は、図5(b)に示すように、ガラス基板5を90°だけ水平旋回させ、然る後、図5(b)に示すように、ガラス基板5の残りの平行な二辺5aの長手方向の一端側及び他端側にそれぞれ待機している研削ユニット1を、相反する方向に移動させることにより、その残り二辺5aの面取り加工と残り二つのコーナー部5cの角取り加工とを上記と同様に行う。
以上の動作から把握できるように、この端面加工装置7は、図6(a)に示すガラス基板5の二辺5aの面取り加工及び二つのコーナー部5cの角取り加工を行う第1工程と、同図(b)に示すそれらの加工が施されたガラス基板5を90°だけ水平旋回させる第2工程と、同図(c)に示す残り二辺5aの面取り加工及び残り二つのコーナー部5cの角取り加工を行う第3工程との計三つの工程を実行するだけで、全ての辺5aの面取りと全てのコーナー部5cの角取りとがなされたガラス基板5を製作することができる。これにより、端面加工装置7によってガラス基板5に施される加工の工程数の削減が図られる。
尚、上記実施形態では、第1工程及び第3工程が双方共に、一対の研削ユニット1が、ガラス基板5の平行な二辺5aの長手方向の一端側及び他端側からそれぞれ対応する辺5aに沿って相反する方向に移動するようにしたが、これとは別に、一対の研削ユニット1を、ガラス基板5の平行な二辺5aの何れについても長手方向の一端側(同一側)から同方向に移動するようにして、一方の研削ユニット1については、一方の辺5aに沿う面取り加工を行った後にコーナー部5cの角取り加工を行い、他方の研削ユニット1については、コーナー部5cの角取り加工を行った後に他方の辺5aに沿う面取り加工を行うようにしてもよい。この場合には、いずれか一方のみの研削ユニット1について、移動方向の前方端にコーナーカット用研削ツールである角砥石4を配置すると共に、この角砥石4の後方側位置に、面取り用研削ツール3として、前方から順に、砥粒が最も粗い粗砥石3aと、砥粒の粗さが中程度の中粗砥石3bと、砥粒が最も細かい細砥石3cと(好ましくは更にその後方に微細砥石と)を配置することが好ましい。
本発明の実施形態に係るガラス基板の端面加工装置の構成要素である研削ユニットを示す概略平面図である。 前記研削ユニットの構成要素である面取り用研削ツール及びコーナーカット用研削ツールの主として形状を説明するための要部斜視図である。 前記端面加工装置の研削ユニットがガラス基板の辺を研削している状態を示す要部概略平面図である。 前記端面加工装置の研削ユニットがガラス基板のコーナー部を研削している状態を示す要部概略平面図である。 図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ前記端面加工装置の作用を示す概略平面図である。 図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ前記端面加工装置の各工程での実施状況を示す概略平面図である。 図7(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ従来における端面加工装置の各工程での実施状況を示す概略平面図である。
符号の説明
1 研削ユニット
2 移動基体
3 面取り用研削ツール
3a 粗砥石(面取り用研削ツール)
3b 中粗砥石(面取り用研削ツール)
3c 細砥石(面取り用研削ツール)
4 角砥石(コーナーカット用研削ツール)
5 ガラス基板
5a ガラス基板の辺
5c ガラス基板のコーナー部
7 ガラス基板の端面加工装置

Claims (13)

  1. ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを備えたガラス基板の端面加工装置において、
    前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動する移動基体に、前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが、該移動基体の移動方向に隣接して配設された状態で該移動基体と一体となって前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿う方向に移動可能とされてなる研削ユニットを備えたことを特徴とするガラス基板の端面加工装置。
  2. 前記コーナーカット用研削ツールは、前記ガラス基板の表裏面に平行で且つ研削対象とする辺に直交する方向に対して、前記面取り用研削ツールから独立して移動可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板の端面加工装置。
  3. 前記面取り用研削ツールは、複数個が前記移動基体の移動方向に隣接して配設され、その移動方向前方端に存する面取り用研削ツールの前側または移動方向後方端に存する面取り用研削ツールの後側に、前記コーナーカット用研削ツールが隣接して配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス基板の端面加工装置。
  4. 前記複数個の面取り用研削ツールのうち、移動方向前方端に存する面取り用研削ツールの砥粒の粗さが最も粗く、且つ移動方向後方端に存する面取り用研削ツールの砥粒の粗さが最も細かくなるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガラス基板の端面加工装置。
  5. 前記面取り用研削ツール及びコーナーカット用研削ツールは、前記ガラス基板の辺及びコーナー部をそれぞれ研削する断面略円弧状の凹部をなす外周面を有する円板形状を呈し、それぞれの軸芯廻りに回動するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のガラス基板の端面加工装置。
  6. 前記コーナーカット用研削ツールは、前記面取り用研削ツールよりも小径であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のガラス基板の端面加工装置。
  7. 前記面取り用研削ツールにより前記ガラス基板の辺を面取りする直前または面取りした直後に、前記コーナーカット用研削ツールにより前記辺の長手方向一端に存するコーナー部を角取りするように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のガラス基板の端面加工装置。
  8. 前記研削ユニットは、前記ガラス基板の両側方にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1〜7に記載のガラス基板の端面加工装置。
  9. ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを用いて、ガラス基板の端面を加工する方法において、
    前記面取り用研削ツールによる前記ガラス基板の辺の面取り加工と、前記コーナーカット用研削ツールによる前記ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを、前記面取り用研削ツール及び前記コーナーカット用研削ツールを前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動させて、連続して一工程で行うことを特徴とするガラス基板の端面加工方法。
  10. 前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとを有する研削ユニットを、前記ガラス基板の両側方にそれぞれ配置し、ガラス基板の平行な二辺のうち、一辺の面取り加工と該一辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを一方の研削ユニットにより行い、他辺の面取り加工と該他辺の長手方向他端に存するコーナー部の角取り加工とを他方の研削ユニットにより行うことを特徴とする請求項9に記載のガラス基板の端面加工方法。
  11. 前記一方の研削ユニットによる前記一連の加工と、前記他方の研削ユニットによる前記一連の加工とを、同時期に行うことを特徴とする請求項10に記載のガラス基板の端面加工方法。
  12. 前記研削ユニットは、前記面取り用研削ツールとコーナーカット用研削ツールとが、前記ガラス基板の辺に沿って移動する移動基体に、該移動基体の移動方向に隣接して配設された状態で該移動基体と一体となって前記ガラス基板の辺に沿う方向に移動可能とされてなることを特徴とする請求項10または11に記載のガラス基板の端面加工方法。
  13. ガラス基板の辺に沿って移動しつつ該辺を面取りする面取り用研削ツールと、前記ガラス基板の直交する二辺のコーナー部を角取りするコーナーカット用研削ツールとを用いて、ガラス基板の端面を加工するように構成したガラス基板の端面加工装置において、
    前記面取り用研削ツールによる前記ガラス基板の辺の面取り加工と、前記コーナーカット用研削ツールによる前記ガラス基板における前記辺の長手方向一端に存するコーナー部の角取り加工とを、前記面取り用研削ツール及び前記コーナーカット用研削ツールを前記ガラス基板の研削対象とする辺に沿って移動させて、連続して一工程で行うように構成したことを特徴とするガラス基板の端面加工装置。
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