JP4402755B2 - 栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術的分野】
この発明は瓶等の容器の口部に打栓により装着して用いられ、その容器の回収に際しては容器に上記容器から外し取ることのできる、栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に打栓により装着される容器のキャップは合成樹脂で形成される。そしてこの場合キャップは容器の口部に柔軟に密接して密閉させられるため、比較的柔軟性を有する合成樹脂、一例としてポリエチレンが用いられる。ポリエチレン製のキャップはその柔軟性のため容器の口部に密接し、従って高い密閉性を表わす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのようなキャップは次のような問題点を有している。それは容器の内容品を消費した後、容器の回収に際してキャップを外し取る場合である。通常これらのキャップは容器の口部に圧接係合していると共に図示は省略するが容器から外し易いように栓抜きを掛止する切欠き等の掛止部が形成されている。しかしこのような掛止部に栓抜きかけて栓抜き動作を行なった際、その材質であるポリエチレンの柔軟さのために栓抜きを掛止する掛止部が変形し、このため栓抜き動作のための反力の生じるのがおそく、それらの変形の限界においてようやく反力が生じて栓抜き動作がなされる。即ち栓抜き動作を行っても直ちに抜き取ることのできないもどかしさを与える。
【0004】
このため容器から外し取る場合には栓抜きに対して直ちに反力を生じる剛性が望まれる。
このように打栓により装着され、栓抜きにより取り外される容器のキャップには柔軟性と剛性という相反する矛盾する機能がのぞまれていた。そしてこのような問題は容易に解決されなかった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたもので、容器口部に装着している場合、同口部に柔軟に密接して密閉を高めることができると共に、栓抜きを用いて容器から外し取る場合には剛性を現わして、上記栓抜き動作に対し直ちに反力を生じ、直ちに壮快に外し取ることができる、栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するこの発明について述べるとそれは、比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設けるとともに、前記剛性突起は平面視において一部がヒンジと交叉して接し、一部がヒンジと交叉しない状態で設けられていることを特徴とする栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、前記剛性突起はヒンジの下方に設けられ、該ヒンジは中央部の弾性ヒンジと両側の通常ヒンジからなる3点式ヒンジであって、前記剛性突起は、少なくとも一つのリブが前記通常ヒンジのいずれかあるいは両方の下部に接して設けられていることを特徴とする栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、外筒は該外筒下端部に前記剛性突起に対応する欠如部を有する栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、剛性突起はヒンジの下方に設けられている前記栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである
又、剛性突起の下端部は蓋体を閉止した状態において、蓋体上端部迄の高さを15mm以上に形成されている前記栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、剛性突起の下部は下端部に至る程かつ半径方向外側に至る程薄肉となる傾斜を有している前記栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分が切欠かれている栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分が栓抜きにより容易に変形させられる薄肉に形成されている前記栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
又、注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分に複数の上下方向の弱化ラインを有している前記栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップである。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は前記のように構成されたことにより、比較的柔軟性の合成樹脂製の中蓋によって容器口部と柔軟に密接し、圧接して密閉すると共に、容器の内容品の消費後に前記容器を回収する場合は、前記中蓋に、前記中蓋より剛性の高い合成性樹脂製の外蓋が設けられてあり、該外蓋は前記中蓋と掛合しており、かつ外蓋の外筒は前記筒部に圧接している。そして該外蓋の外筒の外側に前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起が一体に形成されていることにより、この剛性突起に栓抜きをかけ、栓抜き動作を行うと前記剛性突起は高い剛性のため変形せず、又この剛性突起を設けた前記外筒も高剛性のため変形せず、この両者の剛性のため直ちに反力を現わすから、キャップ全体を直ちに壮快に外し取ることができる。これは又前記筒部と外筒が圧接していることによって一体に外れるのである。
【0007】
即ち剛性不足により各部が変形し、なかなか充分な反力が生ぜずにキャップの抜けないもどかしさをなくすことができる。
なお、剛性突起をリブ状に形成しても充分に栓抜きに反力を現わして栓抜き動作を行うことができ、合成樹脂材料を節約きる。
又リブ状の剛性突起はヒンジ部分を3点とするスナップヒンジの、中央部の弾性ヒンジの下を避けて、両側の通常ヒンジの下部に接して設けることにより、弾性ヒンジの下方を避けることができるから、金型を割り型としないですむため、金型形成を簡単にできる。また、スナップヒンジの両端の通常ヒンジに接して設けることにより、その部分のヒンジを補強することができる。
【0008】
請求項3の発明は、外筒の下端部に剛性突起に対応する栓抜き掛止用の欠如部を設けたので、栓抜きは剛性突起と欠如部の両方を利用して、そこに掛止することができるため、剛性突起のみの場合に比較して剛性突起の外方への突出量を少なくすることができ、外観をコンパクトに、スマートに形成でき、商品価値を高めることができる。又合成樹脂材料を節約できる。
【0009】
この発明の前記剛性突起は、ヒンジの下方に設けられたことにより、容器から不正にこのキャップを外し取る場合に、ヒンジが障害となって栓抜きを剛性突起に掛けることができない。このため、このキャップを装着した容器の不正開放を防止できる。なお前記剛性突起に栓抜きを掛ける場合、前記蓋体を持って捩ることにより、容易に前記ヒンジを破断させることができるから、このようにして蓋体を取り去ってから栓抜きを前記剛性突起に掛けるのである。
【0010】
剛性突起は平面視において一部がヒンジと交叉して接し、一部がヒンジと交叉しない状態に設けられているため、ヒンジを破断して蓋体を取り去らないと栓抜きを剛性突起に掛けられないため、このキャップを装着した容器の不正開放を防止できる。又剛性突起は水平視においてその一部がヒンジに交叉して接している状態であり、前記ヒンジが三つの部分、即ち両側の通常ヒンジと中央部に弾性ヒンジを有するいわゆるスナップタイプのヒンジの場合、中央部の弾性ヒンジを部分の下を避けることができる。
この弾性ヒンジはその機能上これに剛性突起を接して形成できず、このためこの両者を上下に間隔をあけて形成すると剛性突起はアンダカット部を形成するため、そのままでは脱型できず、従って金型を割り型としなければならない。しかし前記剛性突起は前記のように中央部の弾性ヒンジの下を避けて、左右の通常ヒンジの一方の下に接して設けられているから、金型を割り型としないですみ、金型形成を簡単にすることができる。又、剛性突起は、蓋体を捩じ切る際に図9に示すようにこの剛性突起に指を当て、他の指と協同して外筒を握ることによりヒンジに最も近い部分を強く保持できるから、蓋体の捩じ切りを容易にすることができる。
【0011】
蓋体の開放状態において剛性突起に栓抜きを掛止することができ、蓋体除去の手間を省略することができる。又剛性突起は平面視においてヒンジと交叉しないから金型を割り型としないですみ、金型形成を簡単にすることができる。又蓋体を捩じ切る際に外筒を握る場合、剛性突起に指をかけることができるから上記捩じ切りを容易にすることができる。
【0012】
外筒の外側面に設ける剛性突起は中蓋より高い剛性とし、その剛性のために板状に形成せずに複数のリブ状に形成しても充分に栓抜きに反力を現わして栓抜き動作を行うことができ、合成樹脂材料を節約できる。又ヒンジ部分を3点とするスナップタイプヒンジの両端の通常ヒンジに接して設けることにより、その部分のヒンジを補強できる。又リブ状の剛性突起はスナップタイプのヒンジの、中央部の弾性ヒンジの下を避けて、両側の通常ヒンジの下部に接して設けることにより、弾性ヒンジの下方を避けることができるから、金型を割り型としないですむため、金型形成を簡単にすることができる。
【0013】
請求項の発明は前記のように構成され、剛性突起の下端部は蓋体を閉止した状態で蓋体上端まで高さを15mm以上としたことにより、図11に示すように通常の栓抜きによっては、蓋体を閉止した状態においては栓抜きを剛性突起と蓋体の上面の内方に、つまり栓抜き動作を行う状態に掛けることができないのである。即ち剛性突起には栓抜きを掛止できても、栓抜きの上部が蓋体上面の内方に達せず、栓抜きはほぼ垂直状態となってしまい、栓抜き動作をすることができない。従って剛性突起がヒンジの下方に、又は平面視において剛性突起の一部がヒンジに交叉している場合、栓抜きを用いることができないから、このキャップの不正な開放を防止することができる。通常一般の栓抜きの、栓、蓋等を咬える上下の部分の間隔は15mm未満である。
【0014】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、剛性突起の下部は薄肉の傾斜をもたせて形成されたから栓抜きを容易に挿入することができ、しかも薄肉であるにも拘らず剛性が高いので、栓抜き動作によって力を加えられても変形を起こさず、直ちに反力を生じるから確実に栓抜き機能をさせることができる。
【0015】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、栓抜きの上部を注出筒の半径方向内方に達しさせ、栓抜きを水平方向に傾けた形態とすることができ、栓抜き動作をすることができる。注出筒に切欠きが形成されてない場合、栓抜きは垂直に近い状態となり、栓抜き動作が困難なのである。
【0016】
請求項7及び8の発明は前記のように構成され、栓抜きの際に栓抜きの上部により注出筒の剛性突起に対応する部分を押さえつけることにより、容易に斜め下方に変形させることができ、これにより栓抜きを水平方向に傾けた形態とすることができ、栓抜き動作を容易にすることができる。この場合剛性突起は剛性が高いため変形せずに直ちに反力を生じるから、肉薄部を容易に変形させることができる。
【0017】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、栓抜きの上部により、注出筒の剛性突起に対応する部分を斜め下方に押圧すると、複数の弱化ラインは破断したり、又は各弱化ラインの部分において変形し、斜め下向きに変形する。こうして栓抜きを斜下方に向けた姿勢で、栓抜きを動作態勢とすることができる。
【0018】
【発明の実態の形態】
図1〜図5において1は中蓋であり、合成樹脂、一例として比較的柔軟性で容易に容器口部と密接するポリエチレンによって形成されている。この中蓋1は容器2の口部3外周に係合しかつ圧接する筒部4と、容器2の内溶液(図示省略)の通行を遮断する上壁5により形成され、該上壁5に開口を形成する薄肉状のスコア6が形成されている。7は注出筒である。なお前記口部3の外周には凹条8が形成され、前記筒部4内面に該凹条8と圧接係合する突条9が設けられている。10は前記上壁3に設けられた後記外蓋との掛合部を示す。
【0019】
次に11は外蓋であり、前記中蓋を形成する合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂。一例としてポリカーボネート、ABS樹脂、ポリプロピレン等によって形成されており、前記筒部4の外側に圧接する外筒12と、これにヒンジ13によって一体に設けられた蓋体14により形成されている。15は該外蓋11に設けられた、前記掛合部10と掛止する掛止部である。16は前記スコア6を裂取る裂取部材、17は内筒であり、前記口部3内面に圧接している。
【0020】
次に18は栓抜き19(図6)と係止する剛性突起であり、前記外筒12の外周一部に外側に突出して設けられている。該剛性突起18は前記中蓋1を形成する合成樹脂よりも高い剛性を持たせて形成されていて、栓抜き19を係止して上方にこじ上げても実用上全く変形せず、従って直ちに反力が生じ、このため変形に伴うもどかしい開けにくさがなく、直ちに壮快に開放できるようになっている。なおこの場合前記外筒12も、高剛性のため変形しないことが剛性突起18の変形しないことに協同している。なお前記ヒンジ13について述べると、図5に示すように三つの部分から成るいわゆるスナップタイプのヒンジであり、両側にはそれぞれ通常ヒンジ13aが形成され、(一つの通常ヒンジ13aは図には表われない)中央部には下方に屈曲して突出する弾性ヒンジ13bが設けられている。前記通常ヒンジ13aは長さ方向の中心13cにおいて屈曲するようになっている。そして前記弾性ヒンジ13bは下方に突出して弾性変形自在に形成されている。通常この外蓋11は図5に示す状態で射出成形され、32はこのキャップの上部を形成する図示しない上型と、下部を形成する下型とで形成するパーティングラインである。剛性突起18は弾性ヒンジ13bの下方にあるため、そしてこの場合弾性ヒンジ13bの機能上これと接して設けられず、上下方向に間隔をあけて設けてあるのでアンダカット部を形成し、このままでは成形後上下方向には脱型できず、図5において、紙面に対して垂直方向に移動可能な割り型を用いて成型するのである。
【0021】
次に該剛性突起18の下端部に対応する前記外筒12には、図1〜図6に示すように切欠き状の欠如部20が形成されている。なおこの欠如部20は穴であってもよい。このように形成することにより、前記栓抜き19の掛止する掛止深さを深くすることができるから、その分前記剛性突起18の突出量を小さくすることができる。従って外観をコンパクト、スマートに形成することができ、商品価値を高めることができる。次に、前記剛性突起18は図1〜図5に示すようにヒンジ13の下方に形成された。このように形成されたことにより、不正にこのキャップを開放する場合には、前記蓋体14をヒンジ13から破断して除去しなければ、蓋体14が障害となり、栓抜き19をかけることができないため、不正な開放を防止することができる。次に図7に示す剛性突起18は、平面視において一部がヒンジ13と交叉して接し、一部が交叉しないようになっている。
【0022】
このヒンジ13は上記のように構成されたことにより、蓋体14を除去しなければ蓋体14が障害となり栓抜き19を剛性突起18に掛けられないため、不正な開放を防止できる。そして剛性突起18はヒンジ13の、中央部の弾性ヒンジ13bの下方を避けて設けられているため、又剛性突起18は前記通常ヒンジ13aと接して形成されているため、この部分にアンダカット部は生ぜす、射出成形の金型を割り型としないですみ、金型形成を簡単にすることができる。又消費者等が容器2内容品を消費し、次に容器の回収に際して蓋体14をヒンジ13から破断する際には、図9に示すように剛性突起18に指21をかけ、他の指22によって、このキャップを握り、蓋体14を矢印A14方向に捩ることによって、ヒンジ13を容易に捩切ることができる。そしてこの場合指21はヒンジ13至近の剛性突起18によってこのキャップを押さえているので力を加えるのが容易であり、このためヒンジ13は容易に捩じ切れるのである。
【0023】
次に、前記剛性突起18は図10に示すように上下方向に複数のリブ状部23に形成された。このように形成すると上下方向にリブを形成したことになり、栓抜き19による力に一層強い反力を現わすことができる。又合成樹脂材料を節約することができる。リブ状の剛性突起18はスナップタイプヒンジの中央部の弾性ヒンジ13bの下を避けて、両側の普通ヒンジ13aの下部に接して設けることにより、剛性突起18はアンダカット部を形成しないですむため、金型を割り型としないですみ、金型形成を簡単にすることができる。そしてこの場合も、第3図に示す場合も剛性突起18は下端が下方に凸状に形成されている。このように形成することにより栓抜きを掛け易くすることができる。
次に、前記剛性突起18は図2に示すように、その下端部24と、蓋体14を閉止した場合の蓋体14の上端25迄の高さ26を15mm以上に形成されている。このように形成することにより、通常の栓抜きは図11に示すようにかからないので、不正な開放を防止することができる。なお市販の栓抜きの栓、蓋等を咬える部分の間隔は前述のように通常15mm未満である。
【0024】
又前記掛合部10は前記上壁5上に設けられ、外筒12の掛止部15がこれに掛止され、これに対し剛性突起18は外筒12の下端部近くに設けられたことにより、前記掛合部10と剛性突起18間の距離を大きくとることができるから前記掛合部10と掛止部15が外れずに、中蓋1と外蓋11を一体に外すことができる。
又前記剛性突起18は図1、図2に示すように、下端部に至る程かつ又半径方向外側に至る程薄肉となる傾斜27を持たせて形成された。このように形成することにより栓抜き19を掛止することが容易にできる。しかもこの部分は高剛性に形成されているため薄肉であっても栓抜きによって力を加えた際変形したり、破損したりすることがなく、直ちに反力を生じるから確実に機能するのである。
次に図1、図4に示すように前記注出筒7は、剛性突起18に対応する部分を切欠き28として形成された。このように形成することにより、図6に示すように、栓抜き19の上部を前記掛合部10等に掛けることができる。栓抜19を、栓抜き動作のできるように水平方向に傾いた状態きで掛けることができる。このように切欠き28が形成されていない場合は、図示は省略する栓抜き19は垂直に近い状態となり、栓抜き動作が困難なのである。
【0025】
次に同様な理由により、図12に示すように前記注出筒7は剛性突起18に対応する部分を薄肉29に形成された。このように形成することにより、この薄肉部29は栓抜き19の上部により内側に、かつ斜下方に押圧された際に、容易に変形して押し曲げられるから、前述のように栓抜き19を垂直方向より水平方向に傾いた状態、即ち栓抜き動作が行えるような状態にすることができるのである。又図13に示す中蓋1の注出筒7も同様な理由で、剛性突起18に対応する部分に、上下方向の複数の弱化ライン30を形成したものである。この弱化ライン30は、この間を栓抜き19の上部によって内側に。斜下方に押圧することにより、破断したり、破断しない迄も容易に内方に斜め下方に変形して栓抜き19が垂直に近い状態よりも水平に近い傾斜状態とすることができ、栓抜き動作を容易にすることができるものである。
【0026】
消費者等の一般の使用者は最初にこのキャップを開放する場合、蓋体14を開け、裂取り部材16を摘んで引っ張り、スコア6を破断し、そこに通口を形成して容器2の図示しない内容品を注出して用いる。内容品の消費後、容器2回収の際は前述のように蓋体14を捩じ切って除去し、又は剛性突起18がヒンジ13下方でなく、外筒12の平面視においてヒンジ13と交叉せずに設けられている場合は、蓋体14を開けて剛性突起18と、前記注出筒7の切欠き28等を用い、掛合部10等に栓抜き19を掛け、かつ前述のように垂直に近い状態よりも水平に近い傾斜の状態にして栓抜き動作の後このキャップを除去し、容器を回収する。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明は前記のように構成されたことにより、比較的柔軟性の合成樹脂製の中蓋によって容器口部と柔軟に密接し、圧接して密閉すると共に、容器の内容品の消費後に前記容器を回収する場合は、前記中蓋に、前記中蓋より剛性の高い合成性樹脂製の外蓋が設けられてあり、該外蓋は前記中蓋と掛合しており、かつ外蓋の外筒は前記筒部に圧接している。そして該外蓋の外筒の外側に前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に形成されていることにより、この剛性突起に栓抜きをかけ、栓抜き動作を行うと前記剛性突起は高い剛性のため変形せず、又この剛性突起を設けた前記外筒も高剛性のため変形せず、この両者の剛性のため直ちに反力を現わすから、キャップ全体を直ちに壮快に外しとることができる。
これは又前記筒部と外筒が圧接していることによって一体に外れるのである。即ち剛性不足により各部が変形し、なかなか充分な反力が生ぜずにキャップのぬけないもどかしさをなくすことができる。なお、剛性突起をリブ状に形成しても充分に栓抜きに反力を現わして栓抜き動作を行うことができ、合成樹脂材料を節約きる。
又請求項2の発明は前記のように構成されたことにより、リブ状の剛性突起はヒンジ部分を3点とするスナップヒンジの、中央部の弾性ヒンジの下を避けて、両側の通常ヒンジの下部に接して設けることにより、弾性ヒンジの下方を避けることができるから、金型を割り型としないですむため、金型形成を簡単にできる。また、スナップヒンジの両端の通常ヒンジに接して設けることにより、その部分のヒンジを補強することができる。
【0028】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、栓抜きは剛性突起と欠如部の両方を利用して、そこに掛止することができるため、剛性突起のみの場合に比較して剛性突起の外方への突出量を少なくすることができ、外観をコンパクトにスマートに形成でき商品価値を高めることができる。又剛性樹脂材料を節約できる。
【0029】
容器から不正にこのキャップを外し取る場合に、ヒンジが障害となって栓抜きを剛性突起に掛けることができない。このため、このキャップを装着した容器の不正開放を防止できる。なお前記剛性突起に栓抜きを掛ける場合、前記蓋体を持って捩ることにより、容易に前記ヒンジを破断させることができるから、このようにして蓋体を取り去ってから栓抜きを前記剛性突起に掛けるのである。
【0030】
この発明剛性突起は、平面視において一部がヒンジと交叉して接し、一部がヒンジと交叉しない状態に設けられているため、ヒンジを破断して蓋体を取り去らないと栓抜きを剛性突起に掛けられないため、このキャップを装着した容器の不正開放を防止できる。
又剛性突起は水平視においてその一部がヒンジに交叉して接している状態であり、前記ヒンジが三つの部分、即ち両側の通常ヒンジと中央部に弾性ヒンジを有するいわゆるスナップタイプのヒンジの場合、中央部の弾性ヒンジを部分の下を避けることができる。
この弾性ヒンジはその機能上これに剛性突起を接して形成できず、このためこの両者を上下に間隔をあけて形成すると剛性突起はアンダカット部を形成するため、そのままでは脱型できず、従って金型を割り型としなければならない。しかし前記剛性突起は前記のように中央部の弾性ヒンジの下を避けて、左右の通常ヒンジの一方の下に接して設けられているから、金型を割り型としないでみ、金型形成を簡単にすることができる。
又、剛性突起は、蓋体を捩じ切る際に図9に示すようにこの剛性突起に指を当て、他の指と協同して外筒を握ることによりヒンジに最も近い部分を強く保持できるから、蓋体の捩じ切りを容易にすることができる。
【0031】
蓋体の開放状態において剛性突起に栓抜きを掛止することができ、蓋体除去の手間を省略することができる。又剛性突起は平面視においてヒンジと交叉しないから金型を割り型としないですみ、金型形成を簡単にすることができる。
又蓋体を捩じ切る際に外筒を握る場合、剛性突起に指をかけることができるから上記捩じ切りを容易にすることができる。
【0032】
外筒の外側面に設ける剛性突起は中蓋より高い剛性とし、その剛性のために板状に形成せずに複数のリブ状に形成しても充分に栓抜きに反力を現わして栓抜き動作を行うことができ、合成樹脂材料を節約できる。又ヒンジ部分を3とするスナップタイプヒンジの両端の通常ヒンジに接して設けることにより、その部分のヒンジを補強することができる。
又リブ状の剛性突起はスナップタイプのヒンジの、中央部の弾性ヒンジの下を避けて、両側の通常ヒンジの下部に接して設けることにより、弾性ヒンジの下方を避けることができるから、金型を割り型としないですむため、金型形成を簡単にすることができる。
【0033】
請求項の発明は前記のように構成され、剛性突起の下端部は蓋体を閉止した状態で蓋体上端まで高さを15mm以上としたことにより、図11に示すように通常の栓抜きによっては、蓋体を閉止した状態においては栓抜きを剛性突起と蓋体の上面の内方に、つまり栓抜き動作を行う状態に掛けることができないのである。即ち剛性突起には栓抜きを掛止できても、栓抜きの上部が蓋体上面の内方に達せず、栓抜きはほぼ垂直状態となってしまい、栓抜き動作をすることができない。従って剛性突起がヒンジの下方に、又は平面視において剛性突起の一部がヒンジに交叉している場合、栓抜きを用いることができないから、このキャップの不正な開放を防止することができる。通常一般の栓抜きの、栓、蓋等を咬える上下の部分の間隔は15mm未満である。
【0034】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、剛性突起の下部は薄肉の傾斜をもたせて形成されたから栓抜きを容易に挿入することができ、しかも薄肉であるにも拘らず剛性が高いので、栓抜き動作によって力を加えられても変形を起こさず、直ちに反力を生じるから確実に栓抜き機能をさせることができる。
【0035】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、栓抜きの上部を注出筒の半径方向内方に達しさせ、栓抜きを水平方向に傾けた形態とすることができ、栓抜き動作をすることができる。注出筒に切欠きが形成されてない場合、栓抜きは垂直に近い状態となり、栓抜き動作を困難なのである。
【0036】
請求項7及び8の発明は前記のように構成され、栓抜きの際に栓抜きの上部により注出筒の剛性突起に対応する部分を押さえつけることにより、容易に斜め下方に変形させることができ、これにより栓抜きを水平方向に傾けた形態とすることができ、栓抜き動作を容易にすることができる。この場合剛性突起は剛性が高いため変形せずに直ちに反力を生じるから、肉薄部を容易に変形させることができる。
【0037】
請求項の発明は前記のように構成されたことにより、栓抜きの上部により、注出筒の剛性突起に対応する部分を斜め下方に押圧すると、複数の弱化ラインは破断したり、又は各弱化ラインの部分において変形し、斜め下向きに変形する。こうして栓抜きを斜下方に向けた姿勢で、栓抜きを動作態勢とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示し、栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップの、容器に装着した場合の断面図である。
【図2】 図1に示した同ヒンジキャップの側面図である。
【図3】 図1に示した同ヒンジキャップの後面図である。
【図4】 図1に示した同ヒンジキャップの、蓋体を開いて示した断面図である。
【図5】 図1に示す同ヒンジキャップの、外蓋の射出成型される場合の形態を示す図である。
【図6】 図1に示す同ヒンジキャップの蓋体を除去後、栓抜きで外す場合の断面図である。
【図7】 この発明の他の実施例を示し、栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップの、外蓋の平面図である。
【図8】 この発明の更に他の実施例を示し、図7に相当する図である。
【図9】 剛性突起の一部が平面視においてヒンジと交叉し、一部が交叉していない同キャップにおいて、蓋体を除去する場合の説明図である。
【図10】 この発明の更に他の実施例を示し、同キャップの後面図である。
【図11】 図1に示す同キャップの、蓋体を閉止した状態で、剛性突起の下端と蓋体上端迄の距離では、通常の栓抜きは掛けられないことを示す図である。
【図12】 この発明の更に他の実施例を示し、蓋体を除去して示した図1に相当する図である。
【図13】 この発明の更に他の実施例を示し、同キャップの中蓋の後面図である。
【符号の説明】
1 中蓋
2 容器
3 口部
4 筒部
5 上壁
6 スコア
7 注出筒
8 凹条
9 突条
10 掛合部
11 外蓋
12 外筒
13 ヒンジ
14 蓋体
15 掛止部
16 裂取り部
17 内筒
18 剛性突起
19 栓抜き
20 欠如部
21 指
22 他の指
23 筋状部
24 下端部
25 上面
26 高さ
27 傾斜部
28 切欠き
29 薄肉部
30 弱化ライン

Claims (13)

  1. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設けるとともに、前記剛性突起は平面視において一部がヒンジと交叉して接し、一部がヒンジと交叉しない状態で設けられていることを特徴とする栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  2. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設け、前記ヒンジは中央部の弾性ヒンジと両側の通常ヒンジからなる3点式ヒンジであって、前記剛性突起は、少なくとも一つのリブが前記通常ヒンジのいずれかあるいは両方の下部に接して設けられ、かつ、平面視において一部がヒンジと交叉して接し、一部がヒンジと交叉しない状態で設けられていることを特徴とする栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  3. 外筒は該外筒下端部に前記剛性突起に対応する欠如部を有する請求項1又は2記載の栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  4. 剛性突起の下端部は蓋体を閉止した状態において、蓋体上端部迄の高さを15mm以上に形成されている請求項1又は2記載の栓抜き使用のヒンジキャップ。
  5. 剛性突起の下部は、下端部に至る程かつ半径方向外側に至る程薄肉となる傾斜を有している請求項1又は2記載の栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  6. 注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分が切欠かれている請求項1又は2記載の栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  7. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設けるとともに、
    注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分が栓抜きにより容易に変形させられる薄肉に形成されている栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  8. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設け、前記ヒンジは中央部の弾性ヒンジと両側の通常ヒンジからなる3点式ヒンジであって、前記剛性突起は、少なくとも一つのリブが前記通常ヒンジのいずれかあるいは両方の下部に接して設けられるとともに、
    注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分が栓抜きにより容易に変形させられる薄肉に形成されている栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  9. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設けるとともに、
    注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分に複数の上下方向の弱化ラインを有している栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  10. 比較的柔軟性の合成樹脂製で、容器口部に係合圧接する筒部及び上壁から成り、該上壁には開口形成部を区画するスコアを有し、かつ該スコアの外側に注出筒を有する中蓋と、該中蓋に形成された後記外蓋と掛合する掛合部と、前記筒部外側に圧接する外筒と該外筒にヒンジ結合した蓋体とを有し、前記掛合部に掛止する掛止部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも高い剛性を有する合成樹脂により形成された外蓋から成り、前記外筒の外側面に、前記中蓋より高い剛性の、栓抜きを係止する上下方向の複数のリブから成る剛性突起を一体に設け、前記ヒンジは中央部の弾性ヒンジと両側の通常ヒンジからなる3点式ヒンジであって、前記剛性突起は、少なくとも一つのリブが前記通常ヒンジのいずれかあるいは両方の下部に接して設けられるとともに、
    注出筒は平面視において剛性突起に対応する部分に複数の上下方向の弱化ラインを有している栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  11. 外筒は該外筒下端部に前記剛性突起に対応する欠如部を有する請求項7、8、9、又は、10記載の栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
  12. 剛性突起の下端部は蓋体を閉止した状態において、蓋体上端部迄の高さを15mm以上に形成されている請求項7、8、9、又は、10記載の栓抜き使用のヒンジキャップ。
  13. 剛性突起の下部は、下端部に至る程かつ半径方向外側に至る程薄肉となる傾斜を有している請求項7、8、9、又は、10記載の栓抜き使用の分別回収ヒンジキャップ。
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