JP4402704B2 - 車両用フロアパネル - Google Patents

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Description

この発明は、車両用フロアパネルに関するものである。
車両用フロアパネルには、剛性を高めるために、そのほぼ全面に同心円弧状のビードを複数条設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−298076号公報
ところで、フロアパネルの下面には、走行中に前輪が跳ね上げた小石等の飛翔物が衝突する場合がある。
前記ビード付きのフロアパネルの場合に前記飛翔物がビードの傾斜面に衝突したときには、水平平坦なフロアパネルに衝突する場合に比べて衝突角度が大きいため、衝撃(反力)が大きくなる。そのため、衝突した飛翔物が傾斜面の塗装を剥がし、錆が発生する場合があるという課題がある。
そこで、この発明は、下面が損傷し難く且つ剛性の高い車両用フロアパネルを提供するものである。
この発明に係る車両用フロアパネルでは、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車体左右に配置されるサイドシル(例えば、後述する実施例におけるサイドシル5,6)との連結部を中心とする同心円弧状のビード(例えば、後述する実施例におけるビード50)を複数条備えた車両用フロアパネル(例えば、後述する実施例におけるフロアパネル3,4)において、前記ビードにおける後壁(例えば、後述する実施例における後壁65)の水平に対する傾斜角度を、同一ビードにて車幅方向内側から車幅方向外側に進むにしたがって緩やかにしたことを特徴とする。
前輪が跳ね上げた小石等は前輪の後方に飛ばされるため、小石等の飛翔範囲は車幅方向外側に偏る。前述のように構成することにより、同一ビードでも車幅方向外側ほどビードにおける後壁の傾斜角度が緩やかになるので、飛翔物がフロアパネルの車幅方向外側のビードにおける後壁に衝突したときにも衝撃(反力)を小さくすることができる。
請求項1に係る発明によれば、飛翔物がフロアパネルのビードにおける後壁に衝突したときの衝撃(反力)を小さくすることができるので、飛翔物の衝突による後壁の塗装剥がれなどの損傷を低減することができる。
以下、この発明に係る車両用フロアパネルの実施例を図1から図10の図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、上下方向、前後方向、左右方向は車体の上下方向、前後方向、左右方向と一致する。
図1、図2に示すように、車両のフロア1には、車幅方向中央部に車体前後方向に延びるフロアトンネルフレーム2が形成されている。このフロアトンネルフレーム2の両側縁には左右のフロアパネル3,4の内側縁が接合され、左右のフロアパネル3,4の外側縁にそれぞれ車体前後方向に延びる車体骨格部材である左右のサイドシル5,6が取り付けられている。左右のサイドシル5,6の後部同士が車体骨格部材であるミドルクロスメンバー7によって連結され、ミドルクロスメンバー7の前縁部は左右のフロアパネル3,4の後縁に接合されている。また、フロアトンネルフレーム2の前後方向略中央部と左右のサイドシル5,6がそれぞれ左右のフロントクロスメンバー9,10によって連結されている。
一方、フロアトンネルフレーム2の前端部の両側壁にはそれぞれエクステンション11、12の一端部が接合され、左右のサイドシル5,6の前端部にはそれぞれアウトリガー13,14の一端部が接合され、これら左右のエクステンション11,12がアウトリガー13,14の内側壁に連結されている。そして、ミドルクロスメンバー7の左右端部47,47は斜め前方に屈曲しており、この左右端部47,47の後壁および左右のサイドシル5,6の後部内壁に左右のリヤサイドフレーム15,16の前端部が連結されている。主としてフロアパネル3,4とフロアトンネルフレーム2とでフロア1を構成している。
また、この実施例において、ミドルクロスメンバー7、フロントクロスメンバー9,10、エクステンション11,12とアウトリガー13,14は、フロアトンネルフレーム2とサイドシル5,6とを車幅方向に連結する横骨格部材を構成している。
図3に示すように、フロアトンネルフレーム2は、上壁17と傾斜した両側壁18,18によってフロアパネル3,4の上方に凸となるように膨出形成されたトンネル本体19と、このトンネル本体19の両側縁を左右のフロアパネル3,4面よりも下側に延出した後、水平方向外側に延出し、フロアパネル3,4下面にフランジ部20によって溶接されるウイング部21,21とで構成されている。左右のフロアパネル3,4の内側縁にはフランジ部22が立ち上げ形成され、このフランジ部22がフロアトンネルフレーム2のトンネル本体19の両側壁18,18に溶接されている。したがって、フロアトンネルフレーム2の両側壁18,18であって、フロアパネル3,4下に、フロアトンネルフレーム2のウイング部21,21とフロアパネル3,4とで形成された車体前後方向に延出する閉断面構造部H1が形成されることとなる。
サイドシル5,6は、車室内側に凸形状に形成されたサイドシルインナー23と、このサイドシルインナー23と共に上下の接合フランジ部24,24で接合されて閉断面構造部を形成するレインフォース25と、このレインフォース25の外側に閉断面構造部を形成し前記接合フランジ部24に接合されるサイドシルアウター8とで構成されている。サイドシルインナー23はほぼ全長に亘って同一断面形状に形成されているが、図1、図2に示すようにレインフォース25は前端および後端から前後方向中央に進むにしたがって徐々に外側への突出寸法が大きくなる傾斜閉断面形状部HF2、HR2が形成されている。レインフォース25の外側への突出寸法が最大となる最大突出閉断面構造部H2は車体前後方向所定長さに亘って形成され、この最大突出閉断面構造部H2はミドルクロスメンバー7とフロントクロスメンバー9,10との間に配置されている。サイドシルインナー23の内側壁26に左右のフロアパネル3,4の外側縁に立ち上げ形成されたフランジ部27が接合されている。
図4に示すように、ミドルクロスメンバー7は、略L字形断面の2つの部材を対向配置し、後部上縁フランジ部28と前部下縁フランジ部29とを互いに溶接してフロアパネル3,4上面に車体骨格部となる略矩形の閉断面構造部H3を形成するものである。前部下縁フランジ部29は左右のフロアパネル3,4の後縁に溶接され、後壁30にはリヤサイドフレーム15,16の前端部が接合されている。
フロントクロスメンバー9,10は下側に開いたハット型断面形状の部材であって、左右のフロアパネル3,4上面に前後のフランジ部31,31が接合され、フロアパネル3,4上面に車幅方向に沿う車体骨格部となる閉断面構造部H4を形成するものである。フロントクロスメンバー9,10の外側端はサイドシルインナー23の上壁を含む側壁26に接合され、内側端は図1,図2に示すように、前フランジ部32と後フランジ部33とがフロアトンネルフレーム2の側壁18外面に、上壁34の端縁はフロアトンネルフレーム2の上壁17に接合されている。
ここで、図3に示すように、フロアトンネルフレーム2のトンネル本体19の裏側には、左右のフロントクロスメンバー9,10を結ぶ位置にジョイントフレーム35が接合されている。このジョイントフレーム35は、フロントクロスメンバー9,10とは逆に上側に開いたハット型断面形状の部材であって、下壁36はフロアパネル3,4面に整合している。ジョイントフレーム35の前側フランジ37と後側フランジ38(図1,図2参照)はトンネル本体19の裏側に接合され、下壁36の両端縁39,39はフロアトンネルフレーム2のトンネル本体19の裏側に接合されている。
これによりジョイントフレーム35とフロアトンネルフレーム2との間に閉断面構造部H5が形成され、この閉断面構造部H5が左右のフロントクロスメンバー9,10とフロアパネル3,4との間に形成された閉断面構造部H4と連なり、車幅方向に沿ってサイドシル5,6を連結する実質的に連続した車体骨格部材を形成することとなる。
図5に示すように、左右のエクステンション11,12の一端側はフロアトンネルフレーム2のウイング部21を下方から全面を覆うように上に開いた形状に形成されたものであって、内側壁40はフロアパネル3,4のフランジ部22に至る部位をフロアトンネルフレーム2のトンネル本体19の側壁18裏面に接合されている。エクステンション11,12の一端側の外側のフランジ部41はウイング部21のフランジ部20に重合されている。
一方、アウトリガー13,14の一端部はサイドシルインナー23,23の下壁42に接合される下壁43とこの下壁43からフロパネル3,4の下面に立ち上がりフランジ部44によってフロアパネル3,4に接合され、サイドシル5,6とフロアパネル3,4との間に閉断面構造部H6を形成している。
このように形成された、エクステンション11,12とアウトリガー13,14が図4に鎖線で示すように、フロアパネル3,4の前縁上面に接合されたダッシュボードパネル45の裏面に沿って、徐々に前側に立ち上がるようにして形成され、図6、図7に示すように、前側がハット型断面形状に形成されたアウトリガー13,14の下壁43にエクステンション11,12の下壁46が接合され両者が連結されている。そして、アウトリガー13の前端にフロントサイドフレーム(図示せず)の後端が連結されている。尚、図6,図7において鎖線で示すのはアウトリガー13,14、エクステンション11,12との間に閉断面構造部H6を形成するダッシュボードパネル45である。
図1、図2に示すように、フロアパネル3,4にはそのほぼ全面に波紋状の多数のビード50が規則的に設けられるとともに、多数の液抜き孔51と、複数の位置決め孔52が設けられている。フロアパネル3,4は、フロアトンネルフレーム2を中心にして左右対称形をなし、ビード50、液抜き孔51、位置決め孔52についてもフロアパネル3,4では左右対称な配列となっている。以下、左側のフロアパネル3について詳述し、右側のフロアパネル4についての説明は省略する。
なお、図3〜図5の断面図において、正確には複雑な形状となるビード50の断面形状は、図示都合上単純な形状として示す。
同じフロアパネル3において、フロントクロスメンバー9を境にして前方と後方ではビード50の配列パターンが異なっている。
フロアパネル3においてフロントクロスメンバー9よりも前方の略矩形領域(以下、前方領域という)S1では、アウトリガー13の一端部における断面中心とサイドシルインナー23の内側壁26との交点X1を中心としてビード50が同心円弧状に一定間隔で複数条設けられている。ビード50の一端側はサイドシルインナー23に直交するように延び、ビード50の他端側の一部は、アウトリガー13に連結される前記フロントサイドフレームの幅方向に対して直交するように延びている。
ビード50はプレス加工により一般面よりも上方に突出させた断面台形状に形成されている。ただし、同一ビード50においてビード50の長手方向の位置によって台形断面の形状を異にしている。
図9(A),(B),(C)は図8におけるF−F線、G−G線、H−H線に沿って切った断面図である。
ビード50は平坦に形成された頂部55と頂部55に連なる傾斜した前壁64および後壁65からなり、隣接するビード50,50間に谷部53が形成されている。同一ビード50において、前壁64はビード50の長手方向いずれの位置においても水平に対して同一角度に傾斜しているが、後壁65の水平に対する傾斜角度はサイドシル5に接近する方向へ進むにしたがって緩やかになるように設定されている。換言すると、同一ビード50において、後壁65の水平に対する傾斜角度は車幅方向内側から車幅方向外側に進むにしたがって緩やかにされている。
例えば、前方領域S1の前部において車幅方向に沿うF−F線での断面では、図9(A)に示すように、いずれのビード50においても前壁64と後壁65が水平に対して同一角度、例えば45度の角度に傾斜しているが、F−F線からビード50の円弧の中心X1回りに約45度サイドシル5側に回転した位置のG−G線に沿う断面では、図9(B)に示すように、いずれのビード50においても前壁64は水平に対して45度の角度に傾斜しているが、後壁65は水平に対して約30度の角度に傾斜している。さらに、サイドシル5にほぼ平行な車体前後方向に沿うH−H線での断面では、図9(C)に示すように、いずれのビード50においても前壁64は水平に対して45度の角度に傾斜しているが、後壁65は水平に対して約15度の角度に傾斜している。そして、後壁65の傾斜角度が緩やかになる分、頂部55の幅寸法が小さくなっている。なお、図1,図2,図8では図示の都合上、頂部55の幅寸法を同一寸法で示している。
一方、フロアパネル3においてフロントクロスメンバー9よりも後方の略矩形領域(以下、後方領域という)S2では、ミドルクロスメンバー7の左側の端部47における断面中心とサイドシルインナー23の内側壁26との交点X2を中心としてビード50が同心円弧状に一定間隔で複数条設けられている。ビード50の一端側はサイドシルインナー23に直交するように延び、ビード50の他端側は、ミドルクロスメンバー7に直交するように延びている。
後方領域S2においても、前方領域S1における場合と同様に、同一ビード50においてビード50の長手方向の位置によって台形断面の形状を異にしており、前壁55はビード50の長手方向いずれの位置においても水平に対して同一角度の姿勢をなしているが、後壁65の水平に対する傾斜角はサイドシル5に接近する方向へ進むにしたがって緩やかになるように設定されている。換言すると、同一ビード50において、後壁65の水平に対する傾斜角度は車幅方向内側から車幅方向外側に進むにしたがって緩やかにされている。
このように多数のビード50を設けたことによって、フロアパネル3,4の剛性を高めている。
なお、ビード50の高さは、フロアパネル3,4に必要とされる剛性と車室内空間との兼ね合いにより適宜設定することが可能である。
また、前方領域S1では、アウトリガー13とサイドシルインナー23との結合部と、フロアトンネルフレーム2とフロントクロスメンバー9との結合部とを結ぶ対角線近くであってビード50に直交する直線上に、液抜き孔51および位置決め孔52が配置されている。一方、後方領域S2では、フロアトンネルフレーム2とフロントクロスメンバー9との結合部と、ミドルクロスメンバー7とサイドシルインナー23との結合部とを結ぶ対角線近くであってビード50に直交する直線上に、液抜き孔51および位置決め孔52が配置されている。
液抜き孔51は隣接するビード50,50間の谷部53の中央に1つずつ設けられている。この液抜き孔51はフロアパネル3の電着塗装工程において、電着液からフロアパネル3を取り出した際にフロアパネル3から電着液を抜くためのものである。
位置決め孔52はフロアパネル3の前方領域S1と後方領域S2にそれぞれ1つずつ設けられており、隣接する2つのビード50,50を連結した部位に設けられている。位置決め孔52は、フロア1を組み立てる際に、位置決め孔52に位置決め治具を挿入してフロアパネル3,4を位置決めするためものである。
このフロアパネル3,4では前述したように同一ビード50において後壁65の水平に対する傾斜角度をサイドシル5に接近する方向へ進むにしたがって緩やかにしているので、フロアパネル3,4の下面において塗装剥がれ等の損傷を受け難くすることができる。以下、これについて図8および図10を参照して説明する。
車両の走行中には、図8に示すように、サイドシル5の延長上前方に配置された前輪100が、路上の小石等をフロア下後方に跳ね飛ばす場合がある。このときの小石の飛翔範囲はおよそ矢印P,Q間であり、車幅方向外側に偏っている。
ところで、同じ小石が同じ速度、同じ角度で飛翔してきた場合、後壁65の水平に対する傾斜角度が小さい方が、衝突角度が小さくなるので、後壁65が受ける衝撃は小さい。例えば、図10(A)に示すように水平に対する傾斜角度が30度の後壁65に小石が衝突したときと、図10(B)に示すように水平に対する傾斜角度が15度の後壁65に小石が衝突したときを比較すると、傾斜角度15度の後壁65の方が傾斜角度30度の後壁65よりも小石の衝突角度が小さくなるので、傾斜角度15度の後壁の方が小石から受ける衝撃が小さい。
ここで、前述したように同一ビード50において後壁65の水平に対する傾斜角度をサイドシル5に接近する方向へ進むにしたがって緩やかにしておくと、小石の飛翔範囲においては後壁65の水平に対する傾斜角度が小さくなるので、小石が衝突したときの衝撃を小さくすることができる。その結果、前輪100が跳ね上げた小石等の飛翔物がビード50の後壁65に衝突した場合にも、後壁65に施されている塗装を剥がすなどの損傷を受け難くなり、フロアパネル3の下面の損傷を低減することができる。
一方、小石等の飛翔範囲から遠ざかる部位ではビード50の後壁65の水平に対する傾斜角度が大きくなるので、フロアパネル3,4の剛性を高く維持することができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例ではビードの断面形状を台形としたが、ビードの断面形状は半円形や三角形等であってもよい。
また、前述した実施例では、フロアパネル3にビード50を形成する際に、一般面に対して上に凸にプレス加工することにより上向きにビード50を形成したが、一般面に対して下に凸にプレス加工することにより下向きにビード50を形成してもよい。
この発明に係る車体フロアの実施例における外観斜視図である。 前記実施例における車体フロアの平面図である。 図2のD−D断面図である。 図2のE−E断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のA−A断面図である。 前記実施例におけるフロア左部の平面図である。 (A),(B),(C)はそれぞれ図8のF−F断面図、G−G断面図、H−H断面図である。 ビードの後壁に小石が衝突する場合において後壁の傾斜角度の違いによる衝突角度の違いを説明する図である。
符号の説明
3,4 フロアパネル
5,6 サイドシル
50 ビード
65 後

Claims (1)

  1. 車体左右に配置されるサイドシルとの連結部を中心とする同心円弧状のビードを複数条備えた車両用フロアパネルにおいて、
    前記ビードにおける後壁の水平に対する傾斜角度を、同一ビードにて車幅方向内側から車幅方向外側に進むにしたがって緩やかにしたことを特徴とする車両用フロアパネル。
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