JP2518901B2 - メモリカ―トリッジの装着装置並びに取出装置及び着脱装置 - Google Patents
メモリカ―トリッジの装着装置並びに取出装置及び着脱装置Info
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- JP2518901B2 JP2518901B2 JP63232672A JP23267288A JP2518901B2 JP 2518901 B2 JP2518901 B2 JP 2518901B2 JP 63232672 A JP63232672 A JP 63232672A JP 23267288 A JP23267288 A JP 23267288A JP 2518901 B2 JP2518901 B2 JP 2518901B2
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- memory cartridge
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ駆動によりメモリカートリッジを使
用する装置本体にメモリカートリッジを装着し、該装置
本体からメモリカートリッジを取り出すメモリカートリ
ッジの装着装置並びに取出装着及び着脱装置に関する。
用する装置本体にメモリカートリッジを装着し、該装置
本体からメモリカートリッジを取り出すメモリカートリ
ッジの装着装置並びに取出装着及び着脱装置に関する。
近年、電子機器等の外部記録手段としてメモリカート
リッジが注目されている。この種のメモリカートリッジ
としては、例えばICカード或いはメモリカートリッジと
呼ばれているものがあり、カード状の筺体内に半導体メ
モリ(EPROM,SRAM等)、マイクロコンピュータ、バック
アップ用の電池等が収納されて構成されている。また、
半導体メモリ等のアクセスのため、電子機器側のコネク
タと接続される多数の端子が配列されている。尚、筺体
の厚さは一般的には数mmであるが、比較的厚みをもった
ものもある。
リッジが注目されている。この種のメモリカートリッジ
としては、例えばICカード或いはメモリカートリッジと
呼ばれているものがあり、カード状の筺体内に半導体メ
モリ(EPROM,SRAM等)、マイクロコンピュータ、バック
アップ用の電池等が収納されて構成されている。また、
半導体メモリ等のアクセスのため、電子機器側のコネク
タと接続される多数の端子が配列されている。尚、筺体
の厚さは一般的には数mmであるが、比較的厚みをもった
ものもある。
かかるメモリカートリッジは手動によって電子機器の
コネクタに差し込み或いはコネクタから抜き取られる
が、端子数が多いため抵抗が大きく、抜き差しに大きな
力を必要としていた。
コネクタに差し込み或いはコネクタから抜き取られる
が、端子数が多いため抵抗が大きく、抜き差しに大きな
力を必要としていた。
そこで、従来はメモリカートリッジの抜き取りのため
に装置本体よりメモリカートリッジを突出させており、
抜き取りのための指掛りを確保せねばならず、このため
メモリカートリッジに触れやすく、メモリカートリッジ
を破損する虞があった。
に装置本体よりメモリカートリッジを突出させており、
抜き取りのための指掛りを確保せねばならず、このため
メモリカートリッジに触れやすく、メモリカートリッジ
を破損する虞があった。
一方、メモリカートリッジ全体が装置本体に入る様に
構成し、メモリカートリッジの抜き取り時に、てこを利
用してメモリカートリッジの抜き取りを容易にするメモ
リカートリッジの取出機構がある。
構成し、メモリカートリッジの抜き取り時に、てこを利
用してメモリカートリッジの抜き取りを容易にするメモ
リカートリッジの取出機構がある。
ところで、従来のてこを利用した手動によるメモリカ
ートリッジの取出機構の場合、操作荷重の軽減に限度が
あり、特に小型の据え置き用機器の場合には着脱時の操
作力によって装置全体が動いてしまうという問題があ
る。
ートリッジの取出機構の場合、操作荷重の軽減に限度が
あり、特に小型の据え置き用機器の場合には着脱時の操
作力によって装置全体が動いてしまうという問題があ
る。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、モ
ータ駆動によってメモリカートリッジをコネクタに装着
し、或いはコネクタからメモリカートリッジを排出する
ことができ、操作性の良い装着、取出しを行うことがで
きるメモリカートリッジの装着装置並びに取出装置及び
着脱装置を提供することを目的とする。
ータ駆動によってメモリカートリッジをコネクタに装着
し、或いはコネクタからメモリカートリッジを排出する
ことができ、操作性の良い装着、取出しを行うことがで
きるメモリカートリッジの装着装置並びに取出装置及び
着脱装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するために、メモリカートリ
ッジを使用する装置本体のカートリッジ挿入排出方向に
移動自在に配設されたスライド部材と、前記スライド部
材に開閉自在に配設され、メモリカートリッジの先端が
前記装置本体内のコネクタの近傍に至るまではカートリ
ッジ挿入経路より退避し、メモリカートリッジが手で挿
入されその先端が前記コネクタの近傍に至るとともに後
端が本体前面より内側に達したのち、閉じることにより
該メモリカートリッジの後端に係合可能となる第1の係
合部材と、前記第1の係合部材がメモリカートリッジに
係合可能になったのち前記スライド部材をカートリッジ
挿入方向にモータ駆動することによってメモリカートリ
ッジをコネクタに押し込むスライド部材駆動手段と、を
備えたことを特徴としている。
ッジを使用する装置本体のカートリッジ挿入排出方向に
移動自在に配設されたスライド部材と、前記スライド部
材に開閉自在に配設され、メモリカートリッジの先端が
前記装置本体内のコネクタの近傍に至るまではカートリ
ッジ挿入経路より退避し、メモリカートリッジが手で挿
入されその先端が前記コネクタの近傍に至るとともに後
端が本体前面より内側に達したのち、閉じることにより
該メモリカートリッジの後端に係合可能となる第1の係
合部材と、前記第1の係合部材がメモリカートリッジに
係合可能になったのち前記スライド部材をカートリッジ
挿入方向にモータ駆動することによってメモリカートリ
ッジをコネクタに押し込むスライド部材駆動手段と、を
備えたことを特徴としている。
また、メモリカートリッジを使用する装置本体のカー
トリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスライド
部材と、前記装置本体内のコネクタに装着されたメモリ
カートリッジの前面に係合する第2の係合部材であっ
て、前記スライド部材のカートリッジ排出方向の移動時
に該スライド部材とともに移動し、コネクタに装着され
たメモリカートリッジを該コネクタから押し出す第2の
係合部材と、前記スライド部材をカートリッジ排出方向
にモータ駆動することによってメモリカートリッジをコ
ネクタから排出するスライド部材駆動手段と、メモリカ
ートリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢し、メモ
リカートリッジがコネクタから排出されると該メモリカ
ートリッジを引き出すポップアップ手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
トリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスライド
部材と、前記装置本体内のコネクタに装着されたメモリ
カートリッジの前面に係合する第2の係合部材であっ
て、前記スライド部材のカートリッジ排出方向の移動時
に該スライド部材とともに移動し、コネクタに装着され
たメモリカートリッジを該コネクタから押し出す第2の
係合部材と、前記スライド部材をカートリッジ排出方向
にモータ駆動することによってメモリカートリッジをコ
ネクタから排出するスライド部材駆動手段と、メモリカ
ートリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢し、メモ
リカートリッジがコネクタから排出されると該メモリカ
ートリッジを引き出すポップアップ手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
更に、メモリカートリッジを使用する装置本体のカー
トリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスライド
部材と、前記スライド部材に開閉自在に配設され、メモ
リカートリッジの先端が前記装置本体内のコネクタの近
傍に至るまではカートリッジ挿入経路より退避し、メモ
リカートリッジが手で挿入されその先端が前記コネクタ
の近傍に至るとともに後端が本体前面より内側に達した
のち、閉じることにより該メモリカートリッジの後端に
係合可能となる第1の係合部材と、前記装置本体内にコ
ネクタに装着されたメモリカートリッジの前面に係合す
る第2の係合部材であって、前記スライド部材のカート
リッジ排出方向の移動時に該スライド部材とともに移動
し、コネクタに装着されたメモリカートリッジを該コネ
クタから押し出す第2の係合部材と、前記第1の係合部
材がメモリカートリッジに係合可能になったのち前記ス
ライド板部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆動する
ことによってメモリカートリッジをコネクタに押し込む
とともに、前記スライド部材をカートリッジ排出方向に
モータ駆動することによってメモリカートリッジをコネ
クタから排出するスライド部材駆動手段と、メモリカー
トリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢し、メモリ
カートリッジがコネクタから排出されると該メモリカー
トリッジを引き出すポップアップ手段と、を備えたこと
を特徴している。
トリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスライド
部材と、前記スライド部材に開閉自在に配設され、メモ
リカートリッジの先端が前記装置本体内のコネクタの近
傍に至るまではカートリッジ挿入経路より退避し、メモ
リカートリッジが手で挿入されその先端が前記コネクタ
の近傍に至るとともに後端が本体前面より内側に達した
のち、閉じることにより該メモリカートリッジの後端に
係合可能となる第1の係合部材と、前記装置本体内にコ
ネクタに装着されたメモリカートリッジの前面に係合す
る第2の係合部材であって、前記スライド部材のカート
リッジ排出方向の移動時に該スライド部材とともに移動
し、コネクタに装着されたメモリカートリッジを該コネ
クタから押し出す第2の係合部材と、前記第1の係合部
材がメモリカートリッジに係合可能になったのち前記ス
ライド板部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆動する
ことによってメモリカートリッジをコネクタに押し込む
とともに、前記スライド部材をカートリッジ排出方向に
モータ駆動することによってメモリカートリッジをコネ
クタから排出するスライド部材駆動手段と、メモリカー
トリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢し、メモリ
カートリッジがコネクタから排出されると該メモリカー
トリッジを引き出すポップアップ手段と、を備えたこと
を特徴している。
本発明によれば、第1の係合部材は、メモリカートリ
ッジが装置本体内のコネクタの近傍まで手で挿入された
のち、閉じることにより該メモリカートリッジに係合可
能となり、手によるメモリカートリッジの挿入中はカー
トリッジ挿入経路から退避し、メモリカートリッジの挿
入を阻止しないようになっている。そして、手によるメ
モリカートリッジの挿入後、スライド部材駆動手段によ
って、スライド部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆
動すると、メモリカートリッジの後端には前記第1の係
合部材を介してカートリッジ挿入方向の力が加えられ、
該メモリカートリッジはコネクタに押し込まれる。
ッジが装置本体内のコネクタの近傍まで手で挿入された
のち、閉じることにより該メモリカートリッジに係合可
能となり、手によるメモリカートリッジの挿入中はカー
トリッジ挿入経路から退避し、メモリカートリッジの挿
入を阻止しないようになっている。そして、手によるメ
モリカートリッジの挿入後、スライド部材駆動手段によ
って、スライド部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆
動すると、メモリカートリッジの後端には前記第1の係
合部材を介してカートリッジ挿入方向の力が加えられ、
該メモリカートリッジはコネクタに押し込まれる。
一方、第2の係合部材は、コネクタに装着されたメモ
リカートリッジの前面に係合し、スライド部材をカート
リッジ排出方向に移動させると該スライド部材とともに
移動し、コネクタからメモリカートリッジを押し出す。
また、このようにしてコネクタから排出されたメモリカ
ートリッジは、カートリッジ排出方向ばね付勢されたポ
ップアップ手段によって引き出される。
リカートリッジの前面に係合し、スライド部材をカート
リッジ排出方向に移動させると該スライド部材とともに
移動し、コネクタからメモリカートリッジを押し出す。
また、このようにしてコネクタから排出されたメモリカ
ートリッジは、カートリッジ排出方向ばね付勢されたポ
ップアップ手段によって引き出される。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施例を詳説
する。
する。
第1図は本発明に係るメモリカートリッジの着脱装置
の一実施例を示す斜視図である。
の一実施例を示す斜視図である。
同図に示すように、このメモリカートリッジの着脱装
置は、主としてメモリカートリッジ10のガイド部材20
と、スライド板30と、排出爪40と、引き込み爪50と、ス
ライド板駆動部60とから構成されている。
置は、主としてメモリカートリッジ10のガイド部材20
と、スライド板30と、排出爪40と、引き込み爪50と、ス
ライド板駆動部60とから構成されている。
ガイド部材20は、前記プレート21の挿入口21Aから挿
入されるメモリカートリッジ10をカートリッジ挿入排出
方向に案内するもので、図示しない取付足によってシャ
ーシ61上に固定配設される。尚、前記プレート21には手
動によるカートリッジ押し込み用の凹部21Bが形成され
ており、また、ガイド部材20の奥行端には、コネクタ22
が配設されている。
入されるメモリカートリッジ10をカートリッジ挿入排出
方向に案内するもので、図示しない取付足によってシャ
ーシ61上に固定配設される。尚、前記プレート21には手
動によるカートリッジ押し込み用の凹部21Bが形成され
ており、また、ガイド部材20の奥行端には、コネクタ22
が配設されている。
スライド板30はそれぞれ排出爪40及び引き込み爪50を
カートリッジ挿入排出方向に移動させるもので、ガイド
部材20に対してカートリッジ挿入排出方向に移動自在に
配設される。
カートリッジ挿入排出方向に移動させるもので、ガイド
部材20に対してカートリッジ挿入排出方向に移動自在に
配設される。
このスライド板30の下面には、後述するスライド板駆
動部材60から駆動力が伝達されるピン32が植立され、ま
た、スライド板30の両側面には排出爪40を案内するガイ
ド孔30A及び排出爪40と係合する係合部30Bが形成されて
いる。
動部材60から駆動力が伝達されるピン32が植立され、ま
た、スライド板30の両側面には排出爪40を案内するガイ
ド孔30A及び排出爪40と係合する係合部30Bが形成されて
いる。
排出爪40は、前記スライド板30のガイド孔30Aに係合
するガイドピン42によってスライド板30に対してカート
リッジ挿入排出方向に移動自在に配設されており、その
爪部40A、40Aはコネクタ22に形成された切欠き部22A、2
2Aからコネクタ22に進入できるようになっている。そし
て、この排出爪40は、スライド板30のカートリッジ排出
方向の移動時にスライド板30の係合部30Bによって押圧
されスライド板30とともに移動し、コネクタ22に装着さ
れたメモリカートリッジ10を少なくともコネクタ22から
外れるまで排出する。
するガイドピン42によってスライド板30に対してカート
リッジ挿入排出方向に移動自在に配設されており、その
爪部40A、40Aはコネクタ22に形成された切欠き部22A、2
2Aからコネクタ22に進入できるようになっている。そし
て、この排出爪40は、スライド板30のカートリッジ排出
方向の移動時にスライド板30の係合部30Bによって押圧
されスライド板30とともに移動し、コネクタ22に装着さ
れたメモリカートリッジ10を少なくともコネクタ22から
外れるまで排出する。
また、排出爪40は、メモリカートリッジ10のポップア
ップ機構のポップアップ部材として作用し、ばね44によ
ってカートリッジ排出方向に常時ばね付勢されている。
ップ機構のポップアップ部材として作用し、ばね44によ
ってカートリッジ排出方向に常時ばね付勢されている。
一方、引き込み爪50は、支持軸52により、スライド板
30に回動自在に配設されている。また、引き込み爪50に
は、引き込み爪50を閉じる方向に付勢するばね54が設け
られるとともに、アーム部50Bにはばね54の付勢力に抗
して引き込み爪50を開放させるための駆動力が伝達され
るピン56(第3図、第4図参照)が植立されている。
30に回動自在に配設されている。また、引き込み爪50に
は、引き込み爪50を閉じる方向に付勢するばね54が設け
られるとともに、アーム部50Bにはばね54の付勢力に抗
して引き込み爪50を開放させるための駆動力が伝達され
るピン56(第3図、第4図参照)が植立されている。
そして、この引き込み爪50は、スライド板30のカート
リッジ挿入方向の移動に伴って閉成され、スライド板30
のカートリッジ挿入方向の移動時に、その爪部50A、50A
をメモリカートリッジ10の後面に当接係合させてメモリ
カートリッジ10をコネクタ22に押し込む。
リッジ挿入方向の移動に伴って閉成され、スライド板30
のカートリッジ挿入方向の移動時に、その爪部50A、50A
をメモリカートリッジ10の後面に当接係合させてメモリ
カートリッジ10をコネクタ22に押し込む。
スライド板駆動部60は、モータ62、ウォーム63、ギア
64、65、66、67及び駆動レバー68から構成されている。
モータ62はシャーシ61に固定され、モータ軸62Aにはウ
ォーム63が配設されている。また、ギヤ64、65、66、67
はそれぞれシャーシ61上に回転自在に配設されており、
モータ62の回転駆動力は、ウォーム63、ギア64、65、66
を介してギア67に伝達される。
64、65、66、67及び駆動レバー68から構成されている。
モータ62はシャーシ61に固定され、モータ軸62Aにはウ
ォーム63が配設されている。また、ギヤ64、65、66、67
はそれぞれシャーシ61上に回転自在に配設されており、
モータ62の回転駆動力は、ウォーム63、ギア64、65、66
を介してギア67に伝達される。
一方、駆動レバー68はギア64の軸64Aを共通の支軸と
し回動自在に配設されている。この駆動レバー68には、
長孔68A及び68Bが形成されるとともに、押圧片68Cが折
り曲げ形成されており、長孔68Aにはギア67上のピン67A
が係合し、長孔68Bにはスライド板30のピン32が係合し
ている。また、押圧片68Cは駆動レバー68の回動位置に
応じて引き込み爪50のピン56を押圧できるようになって
いる。
し回動自在に配設されている。この駆動レバー68には、
長孔68A及び68Bが形成されるとともに、押圧片68Cが折
り曲げ形成されており、長孔68Aにはギア67上のピン67A
が係合し、長孔68Bにはスライド板30のピン32が係合し
ている。また、押圧片68Cは駆動レバー68の回動位置に
応じて引き込み爪50のピン56を押圧できるようになって
いる。
即ち、駆動レバー68は、ギア67の回転により軸64Aを
中心にして矢印A、B方向に回動し、矢印A方向の回動
時には、長孔68B及びピン34を介してスライド板30に駆
動力を伝達しスライド板30をカートリッジ挿入方向に移
動させ、同様に矢印B方向の回動時には、長孔68B及び
ピン32を介してスライド板30に駆動力を伝達しスライド
板30をカートリッジ排出方向に移動させる。
中心にして矢印A、B方向に回動し、矢印A方向の回動
時には、長孔68B及びピン34を介してスライド板30に駆
動力を伝達しスライド板30をカートリッジ挿入方向に移
動させ、同様に矢印B方向の回動時には、長孔68B及び
ピン32を介してスライド板30に駆動力を伝達しスライド
板30をカートリッジ排出方向に移動させる。
次に、上記構成のメモリカートリッジの着脱装置の作
用について説明する。
用について説明する。
先ず、第2図及び第3図を参照しながら引き込み爪50
の開閉動作について説明する。
の開閉動作について説明する。
第2図(A)及び(B)はそれぞれ引き込み爪とスラ
イド板駆動部の要部側面図及び平面図であり、引き込み
爪50が開放されている状態について示している。
イド板駆動部の要部側面図及び平面図であり、引き込み
爪50が開放されている状態について示している。
同図に示すように、スライド板駆動部60の駆動レバー
68は、その押圧片68Cが引き込み爪50のピン56をばね54
の付勢力に抗して押圧し、引き込み爪50を開放させる位
置にある。これにより、引き込み爪50の爪部50Aは、メ
モリカートリッジ10のカートリッジ挿入方向の移動を阻
止しないように退避している。
68は、その押圧片68Cが引き込み爪50のピン56をばね54
の付勢力に抗して押圧し、引き込み爪50を開放させる位
置にある。これにより、引き込み爪50の爪部50Aは、メ
モリカートリッジ10のカートリッジ挿入方向の移動を阻
止しないように退避している。
ここで、ギア67を第2図に示す位置から第3図に示す
位置に時計回り方向に回転させると、駆動レバー68は軸
64Aを中心にして時計回り方向に回動し、押圧片68Cによ
るピン56の押圧が解除される。これにより、引き込み爪
50はばね54の付勢力によって閉じ、その爪部50Aがメモ
リカートリッジ10の後端面に係合可能になる。
位置に時計回り方向に回転させると、駆動レバー68は軸
64Aを中心にして時計回り方向に回動し、押圧片68Cによ
るピン56の押圧が解除される。これにより、引き込み爪
50はばね54の付勢力によって閉じ、その爪部50Aがメモ
リカートリッジ10の後端面に係合可能になる。
また、上記駆動レバー68の回動により、ピン32が駆動
レバー68の長孔68Bに係合しているスライド板30は、カ
ートリッジ挿入方向に移動し、これに伴って引き込み爪
50も同方向に移動する。
レバー68の長孔68Bに係合しているスライド板30は、カ
ートリッジ挿入方向に移動し、これに伴って引き込み爪
50も同方向に移動する。
次に、第4図を参照しながらメモリカートリッジの着
脱動作について説明する。
脱動作について説明する。
第4図(A)は、メモリカートリッジ10をメモリカー
トリッジを使用する装置本体内に装着する前の状態を示
す上記メモリカートリッジの着脱装置の要部側面図であ
る。
トリッジを使用する装置本体内に装着する前の状態を示
す上記メモリカートリッジの着脱装置の要部側面図であ
る。
同図に示すように、引き込み爪50は第2図に示したよ
うにピン56が駆動レバー68の押圧片68Cによって押圧さ
れ、ばね54の付勢力に抗して開放されている。この状態
で、メモリカートリッジ10を手で挿入すると、メモリカ
ートリッジ10の前面が排出爪40の爪部40Aに当接し、メ
モリカートリッジ10の挿入に伴って排出爪40がスライド
板30のガイド孔30Aに沿ってカートリッジ挿入方向に移
動する。
うにピン56が駆動レバー68の押圧片68Cによって押圧さ
れ、ばね54の付勢力に抗して開放されている。この状態
で、メモリカートリッジ10を手で挿入すると、メモリカ
ートリッジ10の前面が排出爪40の爪部40Aに当接し、メ
モリカートリッジ10の挿入に伴って排出爪40がスライド
板30のガイド孔30Aに沿ってカートリッジ挿入方向に移
動する。
そして、メモリカートリッジ10を第4図(B)に示す
位置(メモリカートリッジ10がコネクタ22に挿入される
直前の位置)まで押し込むと、この位置を図示しないセ
ンサが検出し、スライド板駆動部60のモータ62を駆動さ
せる。このモータ62の駆動により前述したように引き込
み爪50が閉成されるとともに、スライド板30のカートリ
ッジ挿入方向の移動が開始する。尚、排出爪40によって
排出されないように、引き込み爪50が閉じるまではメモ
リカートリッジ10の後端を手で押圧する必要である。
位置(メモリカートリッジ10がコネクタ22に挿入される
直前の位置)まで押し込むと、この位置を図示しないセ
ンサが検出し、スライド板駆動部60のモータ62を駆動さ
せる。このモータ62の駆動により前述したように引き込
み爪50が閉成されるとともに、スライド板30のカートリ
ッジ挿入方向の移動が開始する。尚、排出爪40によって
排出されないように、引き込み爪50が閉じるまではメモ
リカートリッジ10の後端を手で押圧する必要である。
その後、スライド板30が第4図(C)に示す位置まで
移動すると、メモリカートリッジ10は、引き込み爪50に
よりコネクタ22に押し込まれ、コネクタ22に装着され
る。
移動すると、メモリカートリッジ10は、引き込み爪50に
よりコネクタ22に押し込まれ、コネクタ22に装着され
る。
一方、メモリカートリッジ10を取り出す場合には、イ
ジェクトボタン等をONにし、スライド板駆動部60のモー
タ62を再び駆動してスライド板30をカートリッジ排出方
向に移動させる。これにより、第4図(D)に示すよう
にスライド板30の係合部30Bは排出爪40に係合し、カー
トリッジ排出方向に移動してメモリカートリッジ10をコ
ネクタ22から押し出す。
ジェクトボタン等をONにし、スライド板駆動部60のモー
タ62を再び駆動してスライド板30をカートリッジ排出方
向に移動させる。これにより、第4図(D)に示すよう
にスライド板30の係合部30Bは排出爪40に係合し、カー
トリッジ排出方向に移動してメモリカートリッジ10をコ
ネクタ22から押し出す。
このようにして、メモリカートリッジ10がコネクタ22
から排出されると、ばね44によってカートリッジ排出方
向に付勢された排出爪40は、メモリカートリッジ10をポ
ップアップすることが可能となり、その後、前述したよ
うに引き込み爪50が開放されると、メモリカートリッジ
10は排出爪40によって抜き取り時の指掛りに十分な量だ
け引き出される。
から排出されると、ばね44によってカートリッジ排出方
向に付勢された排出爪40は、メモリカートリッジ10をポ
ップアップすることが可能となり、その後、前述したよ
うに引き込み爪50が開放されると、メモリカートリッジ
10は排出爪40によって抜き取り時の指掛りに十分な量だ
け引き出される。
尚、本実施例ではメモリカートリッジの着脱装置につ
いて説明したが、メモリカートリッジの装着のみ上記実
施例のようにモータ駆動で行い、メモリカートリッジの
取出は手動で行うようにしてもよく、逆にメモリカート
リッジの取出のみ上記実施例のようにモータ駆動で行
い、メモリカートリッジの装着は手動で行うようにして
もよい。
いて説明したが、メモリカートリッジの装着のみ上記実
施例のようにモータ駆動で行い、メモリカートリッジの
取出は手動で行うようにしてもよく、逆にメモリカート
リッジの取出のみ上記実施例のようにモータ駆動で行
い、メモリカートリッジの装着は手動で行うようにして
もよい。
以上説明したように本発明によれば、モータ駆動と手
動操作とを併用してメモリカートリッジのコネクタへの
装着或いはメモリカートリッジのコネクタからの取出し
を行うようにしたため、操作性が良く、メモリカートリ
ッジの装着又は取出しを確実に行うことができる。
動操作とを併用してメモリカートリッジのコネクタへの
装着或いはメモリカートリッジのコネクタからの取出し
を行うようにしたため、操作性が良く、メモリカートリ
ッジの装着又は取出しを確実に行うことができる。
第1図は本発明装置の一実施例を示す斜視図、第2図及
び第3図はそれぞれ引き込み爪の開閉動作を説明するた
めに用いた各動作状態を示す図、第4図(A)乃至
(D)はそれぞれメモリカートリッジの着脱動作を説明
するために用いた各動作状態を示す要部側面図である。 10……メモリカートリッジ、20……ガイド部材、22……
コネクタ、30……スライド板、40……排出爪、50……引
き込み爪、60……スライド板駆動部。
び第3図はそれぞれ引き込み爪の開閉動作を説明するた
めに用いた各動作状態を示す図、第4図(A)乃至
(D)はそれぞれメモリカートリッジの着脱動作を説明
するために用いた各動作状態を示す要部側面図である。 10……メモリカートリッジ、20……ガイド部材、22……
コネクタ、30……スライド板、40……排出爪、50……引
き込み爪、60……スライド板駆動部。
Claims (3)
- 【請求項1】メモリカートリッジを使用する装置本体の
カートリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスラ
イド部材と、 前記スライド部材に開閉自在に配設され、メモリカート
リッジの先端が前記装置本体内のコネクタの近傍に至る
まではカートリッジ挿入経路より退避し、メモリカート
リッジが手で挿入されその先端が前記コネクタの近傍に
至るとともに後端が本体前面より内側に達したのち、閉
じることにより該メモリカートリッジの後端に係合可能
となる第1の係合部材と、 前記第1の係合部材がメモリーカートリッジに係合可能
になったのち前記スライド部材をカートリッジ挿入方向
にモータ駆動することによってメモリカートリッジをコ
ネクタに押し込むスライド部材を駆動手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカートリッジの装着装
置。 - 【請求項2】メモリカートリッジを使用する装置本体の
カートリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスラ
イド部材と、 前記装置本体内のコネクタに装着されたメモリカートリ
ッジの前面に係合する第2の係合部材であって、前記ス
ライド部材のカートリッジ排出方向の移動時に該スライ
ド部材とともに移動し、コネクタに装着されたメモリカ
ートリッジを該コネクタから押し出す第2の係合部材
と、 前記スライド部材をカートリッジ排出方向にモータ駆動
することによってメモリカートリッジをコネクタから排
出するスライド部材駆動手段と、 メモリカートリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢
し、メモリカートリッジがコネクタから排出されると該
メモリカートリッジを引き出すポップアップ手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカートリッジの取出装
置。 - 【請求項3】メモリカートリッジを使用する装置本体の
カートリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスラ
イド部材と、 前記スライド部材に開閉自在に配設され、メモリカート
リッジの先端が前記装置本体内のコネクタの近傍に至る
まではカートリッジ挿入経路より退避し、メモリカート
リッジが手で挿入されその先端が前記コネクタの近傍に
至るととともに後端が本体前面より内側に達したのち、
閉じることにより該メモリカートリッジの後端に係合可
能となる第1の係合部材と、 前記装置本体内のコネクタに装着されたメモリカートリ
ッジの前面に係合する第2の係合部材であって、前記ス
ライド部材のカートリッジ排出方向の移動時に該スライ
ド部材とともに移動し、コネクタに装着されたメモリー
カートリッジを該コネクタから押し出す第2の係合部材
と、 前記第1の係合部材がメモリカートリッジに係合可能に
なったのち前記スライド板部材をカートリッジ挿入方向
にモータ駆動することによってメモリカートリッジをコ
ネクタに押し込むとともに、前記スライド部材をカート
リッジ排出方向にモータ駆動することによってメモリカ
ートリッジをコネクタから排出するスライド部材駆動手
段と、 メモリカートリッジをカートリッジ排出方向にばね付勢
し、メモリカートリッジがコネクタから排出されると該
メモリカートリッジを引き出すポップアップ手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカートリッジの着脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232672A JP2518901B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | メモリカ―トリッジの装着装置並びに取出装置及び着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232672A JP2518901B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | メモリカ―トリッジの装着装置並びに取出装置及び着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281286A JPH0281286A (ja) | 1990-03-22 |
JP2518901B2 true JP2518901B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=16942989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63232672A Expired - Fee Related JP2518901B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | メモリカ―トリッジの装着装置並びに取出装置及び着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19506606C2 (de) * | 1995-02-24 | 1996-12-19 | Amphenol Tuchel Elect | Chipkartenleser |
JP4402704B2 (ja) | 2007-04-20 | 2010-01-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両用フロアパネル |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125966U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-10 | ||
FR2594988B1 (fr) * | 1986-02-21 | 1989-11-24 | Radiotechnique Ind & Comm | Appareil pour etablir des transferts de donnees avec une carte electronique portative |
JPS6354687A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-09 | Toshiba Corp | Icカ−ドの読み取り・書き込み装置 |
JPS6354688A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-09 | Toshiba Corp | Icカ−ドの読み取り・書き込み装置 |
JPS6356776A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | Toshiba Corp | Icカ−ドの読み取り・書き込み装置 |
JPS6358591A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | Toshiba Corp | 携帯可能媒体の読み取り・書き込み装置 |
JPS6389170U (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-10 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63232672A patent/JP2518901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281286A (ja) | 1990-03-22 |
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