JP2534033B2 - メモリカ―トリッジの取出機構 - Google Patents

メモリカ―トリッジの取出機構

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JP2534033B2
JP2534033B2 JP7257327A JP25732795A JP2534033B2 JP 2534033 B2 JP2534033 B2 JP 2534033B2 JP 7257327 A JP7257327 A JP 7257327A JP 25732795 A JP25732795 A JP 25732795A JP 2534033 B2 JP2534033 B2 JP 2534033B2
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memory cartridge
lever
cartridge
memory
slide plate
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JP7257327A
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正明 織本
利克 原瀬
雅彦 水野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリカートリッジ
の取出機構に係り、特にメモリカードの飛び出しを防止
するメモリカートリッジの取出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等の外部記憶手段として
メモリカートリッジが注目されている。この種のメモリ
カートリッジとしては、例えばICカードあるいはメモ
リカートリッジと呼ばれているものがあり、カード状の
筐体内に半導体メモリ(EPROM,SRAM等) 、マイクロコン
ピュータ、バックアップ用の電池等が収納されて構成さ
れている。また半導体メモリ等のアクセスのため、電子
機器側のコネクタと接続される多数の端子が配列されて
いる。尚、筐体の厚さは一般的には数mmであるが、比較
的厚みをもったものもある。
【0003】かかるメモリカートリッジは手動によって
電子機器のコネクタに差し込み或いはコネクタから抜き
取られるが、端子数が多いため抵抗が大きく、抜き差し
に大きな力を必要としていた。そこで、従来はメモリカ
ートリッジの抜き取りの時のために装置本体よりメモリ
カートリッジを突出させておき、抜き取りのための指掛
りを確保せねばならず、このためメモリカートリッジに
触れやすく、メモリカートリッジを破損する虞があっ
た。そこで、メモリカートリッジ全体が装置本体に入る
様に構成するとメモリカートリッジの抜き取りができな
いため、従来メモリカートリッジの抜取り時に、てこを
利用してメモリカートリッジの抜取りを容易にするメモ
リカードの取出機構がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、てこを
利用したメモリカートリッジの取出機構は、メモリカー
トリッジがコネクタから抜き取られてコネクタとの摩擦
抵抗がなくなってもメモリカートリッジにはまだ、コネ
クタから抜き取るための大きな力が作用しているのでメ
モリカートリッジが挿入口から飛び出すという欠点があ
る。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、メモリカートリッジを容易に取り出すと共にそ
の飛び出しを防止することができるメモリカートリッジ
の取出機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、メモリカートリッジを使用する装置本体内
にカートリッジ挿入排出方向にスライド自在に配設さ
れ、カートリッジ排出方向のスライド移動時に、メモリ
カートリッジに係合する係合部を有するスライド部材
と、前記スライド部材の移動に連動し、メモリカートリ
ッジと接触する位置とメモリカートリッジと接触しない
位置に移動可能な弾性体とを備え、前記スライド部材を
カートリッジ排出方向に移動させたときにのみ前記弾性
体がメモリカートリッジと接触することを特徴としてい
る。
【0007】上記構成によれば、メモリカートリッジを
排出する時、スライド部材をメモリカートリッジの排出
方向へスライド移動させると、これに連動して弾性体が
メモリカートリッジと接触する位置に移動し、メモリカ
ートリッジを押さえる。これによりメモリカートリッジ
は装置本体から飛び出すことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るメモリカートリッジの取出機構の好ましい実施の形態
について詳説する。図2は本発明に係るメモリカードの
取出機構を適用した電子スチルカメラの内部透視図であ
る。
【0009】一般に、電子スチルカメラは、固体撮像素
子と記録媒体としての磁気シートを用い、被写体を純電
子的にスチル撮影して回転する磁気シートに記録するも
ので、画像の再生は別段のテレビジョンシステムやプリ
ンタ等で行っている。かかる電子スチルカメラの磁気シ
ートの代わりにメモリカートリッジを使用することによ
り、磁気シートを回転させる機構や、該磁気シートに記
録再生を行う磁気ヘッドの移動機構等を含む機構部が不
要となり、カメラの小型軽量化を図ることができる。
尚、現在のメモリカートリッジの記憶容量では6、7枚
の画像の記録が限度であるが、記憶回路の集積化や処理
回路の改善等により、現在の磁気シートの記憶枚数(5
0枚)と同等の枚数の画像の記憶も実現可能である。
【0010】さて、メモリカートリッジは、基板上に多
数のSRAM等が搭載され、バックアップ用の電池が収納さ
れてカード状に形成されている。また、カートリッジ挿
入側には、多数の端子が配列されており、これらの端子
はSRAM等に接続されている。図4はメモリカートリッジ
をコネクタに嵌挿する直前の平面図であり、図5は図4
のA−A線に沿う断面図である。即ち、コネクタ14に
はメモリカートリッジ10内の回路と装置本体側の回路
を接続するピン14Aが設けられており、一方、メモリ
カートリッジ10にはピン14Aをばね性をもって挟み
込み、ピン14Aと電気的に接続するソケット(端子)
10Aが設けられている。そして、メモリカートリッジ
10には、上記ソケット10Aが20〜60個配列さ
れ、各ソケット10Aがばね性をもってピンを挟むた
め、抜き差しの抵抗力が大きくなっている。尚、10B
はSRAM、PROM等の回路が取付けられている基板である。
【0011】図2において、メモリカートリッジ10は
カメラ本体12の側部に開口した挿入口12Aから挿入
され、本体内のコネクタ14に嵌挿される。このとき、
メモリカートリッジ10の後端面はカメラの側面とほぼ
面一となり、カメラグリップ時等に邪魔にならないよう
になっている。尚、16は撮影レンズ、18はCCDセ
ンサ、20はストロボ、22は電池ボックス、24は電
源回路である。
【0012】図1は図2のカメラ内に収納されるメモリ
カートリッジの取出機構の一実施の形態を示す斜視図で
ある。この取出機構は、主としてカートリッジ係合部材
(スライド板)30と、第1レバー32と、第2レバー
34と、イジェクトレバー36とから構成されている。
スライド板30は、カメラ側のフレーム40に固定され
た3つのピン42、44、46に係合する長孔30A、
30B、30Cが形成されており、これによりカートリ
ッジ挿入排出方向にスライド自在にガイドされている。
尚、ピン42及び44は、それぞれ第1レバー32及び
第2レバー34の回動支点としても機能する。
【0013】また、このスライド板30には、鉤状に折
り曲げられた2つの係合部31、31が形成され、これ
らの係合部31、31はフレーム40のガイド溝40
A、40A及びコネクタ14のガイド溝(図示せず)を
介してコネクタ14内に突出している。そして、係合部
31、31は、コネクタ14に嵌挿されるメモリカート
リッジ10の前面の端子が設けられていない両端位置で
当接係合し得るようになっている。
【0014】更に、スライド板30には、コイルばね4
7及び板ばね48が配設されている。コイルばね47
は、スライド板30を初期位置に復帰させるためのもの
である。また、板ばね48はメモリカートリッジ10の
脱落を防止するもので、スライド板30のカートリッジ
排出方向の移動時に、フレーム40の窓部40Cから突
出してメモリカートリッジ10を押さえる。
【0015】第1レバー32は、前記ピン42によって
フレーム40に回動自在に配設され、その作用点となる
一端部32Aにピン33が植設されスライド板30に形
成された長孔30Dと係合可能になっている。同様に、
第2レバー34は前記ピン44によってフレーム40に
回動自在に配設され、その作用点となる一端部34Aが
ピン35を介してスライド板30と係合している。
【0016】また、イジェクトレバー36は、カメラ本
体12の上面にカートリッジ挿入排出方向と同方向にス
ライド自在に配設されており(図1)、その下端部には
第1レバー32の力点となる他端部32Bに係合するピ
ン36Aと、イジェクトレバー36の所定の移動範囲内
でのみ第2レバー34の力点となる他端部34Bと係合
するピン36Bとが設けられている。
【0017】図1からも明らかなように、第1レバー3
2のてこ比(てこを用いることによる力の増大率、ある
いは運動の増倍係数)は大きく、第2レバー34のてこ
比は小さい。例えば、第1レバー32のてこ比は4であ
り、第2レバー34のてこ比は1/4である。従って、
イジェクトレバー36によって第1レバー32を回動さ
せると、大きな力(イジェクトレバー操作力の4倍)が
スライド板30に加わり、第2レバー34を回動させる
と、スライド板30は大きく移動(イジェクトレバーの
移動量の4倍)する。
【0018】次に、上記構成のメモリカートリッジの取
出機構の作用について図3(A)乃至(C)を参照しな
がら詳説する。図3(A)はメモリカートリッジ10が
コネクタ14に嵌挿されている状態に関して示してい
る。この状態では、スライド板30はコイルばね47に
よって初期位置に復帰しており、その結果、第1レバー
32、第2レバー34及びイジェクトレバー36は所定
の回動位置又はスライド位置に位置している。
【0019】上記状態からメモリカートリッジ10を取
り出す場合には、イジェクトレバー36を図3上で右方
向にスライドさせる。図3(B)はイジェクトレバー3
6を図3(A)に示す位置から一定量スライドさせ、イ
ジェクトレバー36のピン36Bが第2レバー34の力
点となる他端部34Bに当接した状態に関して示してい
る。
【0020】この間におけるイジェクトレバー36の移
動により、第1レバー32は、ピン42を中心にして回
動し、この第1レバー32の作用点となる部分に植設さ
れたピン33がスライド板30の長孔30Dの左端に係
合して該スライド板30をスライドさせる。尚、第1レ
バー32のてこ比は大きいため、スライド板30の係合
部31、31を介してメモリカートリッジ10には大き
な力が加わる。従って、コネクタ14に嵌挿されている
メモリカートリッジ10をコネクタ14から容易に引き
出すことができる。
【0021】ところで、コネクタ14に嵌挿されている
メモリカートリッジ10を引き抜く場合には、最初に2
〜3mm引き抜くのに最も大きな力を必要とする。従っ
て、上記イジェクトレバー36の移動量によるスライド
板30の移動量はその大きな力を必要とする移動量に合
致するように設計されるのが望ましい。続いて、イジェ
クトレバー36を図3(B)に示す位置から更にスライ
ドさせると、第1レバー32及び第2レバー34はとも
にピン42、44を中心にして回動するが、第2レバー
34の作用点(ピン35)の移動量の方が大きいため、
スライド板30は第2レバー34の回動に伴って移動す
る。尚、このときスライド板30は長孔30Dによって
第1レバー32のピン33と干渉しないようになってい
る。
【0022】以上のイジェクトレバー36の移動により
メモリカートリッジ10はコネクタ14から引き抜か
れ、カメラ本体12の挿入口12Aから大きく突出す
る。従って、その後は突出したメモリカートリッジ10
の後端部を把持して引き抜くことにより、容易に取り出
すことができる。イジェクトレバー36に力を加えるの
をやめるとコイルばね47の力によりスライド板30が
右方向に移動し、その結果、図3図(A)の位置に復帰
し、メモリカートリッジ挿入可能となる。挿入時にはメ
モリカートリッジ端部を指先で押し込むことにより、十
分な装着力が得られるので簡単にメモリカートリッジを
装着できる。
【0023】尚、本実施の形態では、イジェクトレバー
36を手動で移動させるようにしたが、電動で移動させ
るようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るメモリ
カートリッジの取出機構によれば、スライド部材のカー
トリッジ排出方向への移動に連動して弾性体がメモリカ
ートリッジと接触する位置に移動し、メモリカートリッ
ジを押さえるため、メモリカートリッジが装置本体から
飛び出すことがない。また、弾性体はメモリカートリッ
ジがコネクタに装着されているときには、メモリカート
リッジに接触しないため、メモリカートリッジに不要な
力を常時加えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るメモリカートリッジの取出
機構の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したメモリカートリッジの取出
機構が適用される電子スチルカメラの概略図である。
【図3】図3(A)乃至(C)はそれぞれ図1に示した
メモリカートリッジの取出機構の動作を説明するために
用いた平面図である。
【図4】図4はメモリカートリッジとコネクタの平面図
である。
【図5】図5は図4のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10…メモリカートリッジ 12…カメラ本体 30…スライド板 31…係合部 40…フレーム 48…板ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリカートリッジを使用する装置本体
    内にカートリッジ挿入排出方向にスライド自在に配設さ
    れ、カートリッジ排出方向のスライド移動時に、メモリ
    カートリッジに係合する係合部を有するスライド部材
    と、 前記スライド部材の移動に連動し、メモリカートリッジ
    と接触する位置とメモリカートリッジと接触しない位置
    に移動可能な弾性体とを備え、 前記スライド部材をカートリッジ排出方向に移動させた
    ときにのみ前記弾性体がメモリカートリッジと接触する
    ことを特徴とするメモリカートリッジの取出機構。
JP7257327A 1995-10-04 1995-10-04 メモリカ―トリッジの取出機構 Expired - Lifetime JP2534033B2 (ja)

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