JPH01248767A - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JPH01248767A
JPH01248767A JP63077316A JP7731688A JPH01248767A JP H01248767 A JPH01248767 A JP H01248767A JP 63077316 A JP63077316 A JP 63077316A JP 7731688 A JP7731688 A JP 7731688A JP H01248767 A JPH01248767 A JP H01248767A
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正幸 高原
Hidetoshi Yamada
秀俊 山田
Katsumi Sugata
菅田 勝美
Kenichi Oikami
大井上 建一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は電子的撮像装置、さらに詳しくは、ICカード
等の記憶媒体を用いて被写体の記録および/または再生
を行う電子的撮像装置に関する。
[従来の技術〕 撮影レンズにより形成された被写体像を光電変換素子に
より電気信号に変換し、この電気信号をカメラ本体に着
脱自在に装着した固体メモリ等の記憶媒体に送って記録
するようにした電子スチルカメラは既に提案されている
(例えば、特開昭57−17275号公報参照)。とこ
ろで、この種電子スチルカメラにおいても、記録済駒数
などの表示に関しては、銀塩フィルムカメラの場合と同
様にカメラ本体上に表示される構成となっている。また
一方、電子スチルカメラの外装構造体の一部をもなすよ
うな固体メモリセル構体を記憶媒体として適用し、この
固体メモリセル構体をカメラ本体に着脱可能とするとと
もに、固体メモリセル構体の外装面にメモリセル残容量
等の表示を行う技術も提案されている(特開昭57−1
4260号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] 電子カメラの記憶手段として上述のようなカメラの外装
構造体の一部をなすような固体メモリセル構体を適用す
ると、メモリセル構体のスペアを多数用意する場合など
には、個々の体積も大きく、形状も複数まとめて重ねる
などには不向きで邪魔になる。また形状の異なるカメラ
には全く適用で□きず、記憶手段の互換性がない。
一方、固体メモリである半導体記憶素子を含んで構成さ
れたカード状の記憶媒体、すなわち、いわゆるICカー
ドを記憶手段として適用すれば上記の問題は一応解決で
きる。このICカードには、未記録量および低記録量を
同カードの外装体上に表示できるようにしたものがある
が、この種のICカードを電子スチルカメラに用いる場
合でも、通常は、カメラ本体上の表示手段に記録済駒数
が表示され上記ICカード上の表示部は全(利用されて
いない。他方、カメラ本体は、コストの低減化および小
型・軽量化の観点からいえば、できればカメラ本体上の
記録済駒数などの表示手段も不要にして可能な限りシン
プルな構成にする方が望ましい。
本発明は、このような点に鑑み、記憶手段としてICカ
ード等のカード状のメモリ構体を適用するとともに、こ
のICカード等の記憶媒体の表示部を利用することによ
り、電子スチルカメラ等の電子的撮像装置本体に記録量
表示手段を設けることを不要にして本体のコストの低減
化および小型・軽量化を図った電子的撮像装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明の電子
的撮像装置は、レンズを透過した光を電気信号に変換す
る光電変換手段を備えた電子的撮像装置であって、上記
電気信号を記憶および/または再生するための記憶媒体
としてカード状のメモリ構体を適用するものとし、この
メモリ構体としてその一つの面に記憶状況に関する情報
の表示部が設けられてなるものを選択して装置本体に着
脱自在に装着した状態では、上記表示部が装置本体より
露呈することになる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本発明を適用した電子スチルカメラの一実施例を第1図
および第2図に示す。第1図に示した状態はこのカメラ
の非撮影時の状態であり、第2図に示した状態は撮影時
の状態である。
カメラ本体1は外形が略等しい大きさの第1ユニット部
IAと第2ユニット部IBとからなり、非撮影状態では
、第1図に示すように、両ユニット部IA、IBが重な
り合って、携帯に便利なようにコンパクトな1個の直方
体の形状を呈している。この第1図に示した非撮影時の
形態から、両ユニット部IA、1Bを連結しているヒン
ジ2を中心にして両ユニット部IA、IBを回動させ、
互いに直角をなす位置まで開くと、第2図に示す撮影時
の形態となる。撮影時形態で下本体枠を形成する第1ユ
ニット部IAには、記憶媒体としてのカード状のメモリ
構体たるICカード3が装填される。撮影時の形態でカ
メラ本体1の底面となる第1ユニット部IAの外面には
大きな切欠部4が形成されていて、装填されたICカー
ド3の表面の大部分が切欠部4より露呈している(第1
図参照)。このICカード3は、第3図(A)に示すよ
うに、表面には未記録および既記録の撮影駒数を表示す
るための、液晶、フォトクロミック、磁気表示素子等に
よる表示部5が形成されており、未記録部分は無表示で
、低記録部分は黒く表示されるようになっている(なお
、表示はICカード3をカメラ本体1より取り外した状
態でも、自己のバックアップ電源等で保持される)、。
したがってICカード3が第1ユニツトIAに装填され
た状態で表面の表示部5も切欠部4より露呈していて、
外部から撮影駒数の残量が一目で分かるようになってい
る。ICカード3の裏面には、第3図(B)に示すよう
に、その°カメラ本体1に対する挿入側端部に接点群6
が設けられている。上記切欠部4の長手方向の寸法g1
はICカード3の挿入方向である縦方向の長さtlより
も短く形成され、切欠部4の幅寸法12はICカード3
の幅方向の長さt2に略等しく形成されている。
第1ユニット部IAのヒンジ2を有する側とは反対側の
端面には、ユーザが指を入れてICカード3を取り出す
ための取出ロアが上記切欠部4に連続して切り欠かれて
形成されている。また、第2ユニット部IBのヒンジ2
を有する側とは反対側の端面には、シャツタ釦8および
開閉部材9が設けられている。開閉部材9は本体1の一
部に切り込みを入れることにより本体1の可撓性を利用
して変位自在にしたもので、第1ユニット部IAと対向
する部分に係止爪9aが形成されている。
この係止爪9aは両ユニット部IA、1Bを折り畳んだ
とき第1ユニット部IAに形成されている係止溝10と
係合して非撮影時形態を維持するようになっている。第
2ユニット部IBの第1ユニット部IAと対向する面に
は短円筒からなるレンズ保持部11の端部が突出して設
けられていて、同しンズ保持部11内に撮影レンズアセ
ンブリ12が光軸方向に伸縮自在に配設されている。レ
ンズ保持部11と隣接する上記開閉部材9寄りの位置に
はファインダレンズアセンブリ13が配設されている。
そして、第1ユニット部IAの上記第2ユニット部IB
と対向する面には、上記レンズ保持部11および収縮し
た状態の撮影レンズアセンブリ12を収容するための四
部14が形成されている。
ところで、ICカード3の挿脱は、上記カメラ本体1の
両ユニット部IA、IBを第1図に示すように閉じた非
撮影時形態で行われる。カメラ本体1の所定位置に装填
されたICカード3は、第2図に示す撮影時形態では所
定位置にロックされた状態にあり、不用意にICカード
3が抜き外されないようにしている。そして、この状態
で、ヒンジ2の第2ユニット部IBと一体に動く部分に
形成された左右一対のビン15が、後述するように上記
ICカード3をロックしている姿勢にある、第1ユニッ
ト部IAより突出した接点ばね台22の延出部22bに
係合し、て、第2ユニット部IBを第1ユニット部IA
に対して直角の姿勢に維持している。
次に、さらに、この電子スチルカメラの内部構造を示す
第4図(A)〜(C)および第5図を用いて、ICカー
ド3を装填してロックする構成について詳細に説明する
上記切欠部4の実所にはICカード3を装填するための
カード装填部16が第1ユニツトIAの枠体に沿って形
成されている。第1ユニット部IA内のヒンジ2に近い
側の位置に、ばね台受け17が固設されていて、このば
ね台受け17と上記カード装填部16との間に、戻しば
ね18によって連結した滑り板19が配置されている。
滑り板19は装填されるICカード3の先端部を押圧す
るためのもので、断面がL字形状の板部材からなり、第
5図に示すように、底面に戻しばね18の伸縮する方向
に沿って形成された長孔19aに止め部材20が嵌合し
ていて、ある範囲だけ摺動自在な構成になっている。ば
ね台受け17の上部両側には支軸21が突出していて、
この支軸21に接点ばね台22が回動自在に支持されて
いる。
この接点ばね台22は、装填されるICカード3の接点
群6と接続する接点ばね群23を保持するためのもので
、第5図に示すように、押え板24により接点ばね群2
3を接点ばね台22との間で挟んで固定している。接点
ばね群23は接点用FPC(フレキシブルプリント基板
)25により図示しないプロセス回路に接続されている
。接点ばね台22は、接点ばね群23の両側位置で、カ
ード装填部16側へ向かって延出した先端に左右−対の
ストッパ部22aが形成され、また、支軸21を介した
反対側にもヒンジ2に向かって斜め上方向へ左右の一部
分が延出し、同延出部22bにはヒンジ2に一体のピン
15が係合できるクリック用四部22cが形成されてい
る。この延出部22bの先端は、切欠孔26を貫通して
第1ユニット部IAの外に突出し、さらに、この第1ユ
ニット部IAに第2ユニット部IBが折り重なった状態
では、同ユニット部IB内へ切欠孔27より嵌入してい
る(第4図(A)、 (B)参照)。また、この接点ば
ね台22は捩りばね28によって常時、図中、反時計方
向、っまりヒンジ2側へ回動する習性を与えられている
。なお、第4図(^)〜(C)に示すように、第2ユニ
ット部IBのレンズ保持部11内にCCD等の撮像素子
29およびフィルタ30が配設されている。
ここで、第4図(A)に示した非撮影時形態では、第2
ユニット部IBと一体のヒンジ2に形成されたピン15
は、第1ユニット部IA内で接点ばね台22から遠ざか
った位置にあり、このため接点ばね台22は回動習性に
よってヒンジ2側へ最大限に回動した状態にあるので、
そのストッパ部22aは滑り板19の移動を妨げない位
置にある。
そこで、ICカード3を装填するに際しては、ICカー
ド3の表示部5が形成されている表面を手前に向けた状
態で、第4図(A)に示すように、ICカード3の挿入
側端部を切欠部4よりカード装填部16の一端部に差し
入れ、このICカード3の先端部で滑り板19を戻しば
ね18の弾撥習性に抗して押し動かす。そして、ICカ
ード3を矢印aの方向にある程度挿入した状態で、続い
てその挿入された先端部を支点としてICカード3を矢
印すの方向に回動させれば、ICカード3は後端部を切
欠部4の端部4′に妨げられることなくカード装填部1
6内に収容され、この後、手を離せば、戻しばね18の
弾撥習性によってIcカード3は若干量押し戻され、第
4図(B)に示すように所定位置に装填されることとな
る。
また、ICカード3を取り外すに際しては、取出ロアよ
り露出したICカード3の後端部を押して第4図(B)
に示すように、ICカード3を戻しばね18の弾撥習性
に抗してカード装填部16の壁面に平行した矢印a。の
方向にスライドさせ、ICカード3の後端部を切欠部4
の端部4′に係止されなくなる位置に至った状態で、上
記矢印すの方向とは逆の矢印Cで示す手前方向に引けば
、ICカード3は上記装填時の場合と同様に、容易にカ
ード装填部16内より取り出される。
ここで、ICカード3が第4図(B)に示すようにカー
ド装填部16に装填された状態で、第4図(C)に示す
撮影時形態にすべく、ヒンジ2を中心に第2ユニット部
IBを第1ユニット部IAに対して回動させると、第2
ユニット部IBの回動に伴ってヒンジ2に一体のピン1
5が回動するので、同ビン15は接点ばね台22の延出
部22bに接触した後、この接点ばね台22を捩じりば
ね28による回動習性に抗して、図中、時計方向に回動
させる。接点ばね台22が時計方向に回動すると、同ば
ね台22のストッパ部22aが下降して滑り板19に接
近していき、第2ユニット部IBが第一 4図(のに示
すように垂直状態を保っ回動位置に至った状態で、スト
ッパ部22aは滑り板19の立上辺に僅かの隙間をもっ
て対向する。ストッパ部22aが滑り板19に近接した
位置にあると、滑り板19は上記戻しばね18による弾
撥習性に抗する方向には僅かしか移動できなくなるので
、上記カード装填部16内のICカード3を上記矢印a
0方向にスライドさせることが不可能となり、ICカー
ド3はその後端が切欠部4の端部4′から離脱できずに
カード装填部16内にロックされた状態となる。また、
このICカード3のロック状態で、ICカード3の接点
群6に接点ばね23が接触する状態となる。
また、第4図(C)に示すように、第2ユニット部IB
が垂直状態を保っ回動位置に至った状態では、上記ピン
15の先端が前記捩じりばね281;加えて接点ばね2
3の反力による図中反時計方向への回動力を与えられた
接点ばね台22の延出部22bのクリック用凹部22c
に嵌入するので、この撮影時形態における第2ユニット
部IBの姿勢が安定する。
そして、この撮影時形態でユーザは、カード装填部16
に装填されたICカード3の表示部5を直接見ることが
できるので、撮影の都度、残量駒数を確認することがで
きる。
この撮影時形態のロック状態を解除するには、第2ユニ
ット部IBをやや強い回動力で第1ユニット部IA側に
倒すと、ピン15がクリック用四部22cから脱してク
リックストップ機構、が解除されるので、この後は、そ
のまま第2ユニット部IBを回動して非撮影時形態にす
ればよい。すなわち、第2ユニット部IBに連動したピ
ン15が、図中、時計方向へ回動するのに伴って、接点
ばね台22は捩じりばね28の回動習性により図中、反
時計方向に回動していき、ピン15が接点ばね台22に
係合しなくなる回動位置に至ると、ストッパ部22aが
滑り板19から離間してロック状態が解除される。この
あと、両ユニット部IA。
IBが完全に折り畳まれると、上述した第4図(B)に
示す非撮影時形態となる。
なお、上記電子スチルカメラは、上記第2図および第4
図(C)に示す撮影時形態では、第6図に示すように、
撮影レンズアセンブリ12より入射した被写体光が撮像
素子2つに結像されると、制御回路31により撮像素子
29およびプロセス回路32が制御され、撮像素子29
の光電変換出力はプロセス回路32で信号処理されて上
記カード装填部16内に装填されているICカード3に
記録される。制御回路31およびプロセス回路32は第
4図(A)〜(C)には図示されていないが、上記第1
ユニツトIAまたは第2ユニツトIB内の適宜の空間部
に配設されている。
次に本発明を適用した電子スチルカメラの他の実施例を
第7図および第8図(A) 、 (B)によって説明す
る。この電子スチルカメラは一眼レフレックスタイプの
もので、このカメラ本体41の前面には撮影レンズ鏡筒
42およびシャツタ釦43が設けられ、上面には中央に
ファインダ窓45を有するペンタプリズム部44が設け
られ、その側部には操作部材46およびロック解除釦4
7が設けられている。そして、カメラ本体41の背面に
は前記実施例と同様に、切欠部48が形成されていて、
その実所のカード装填部49(第゛8図(A)参照)内
に装填された前記ICカード3の表面の大部分が切欠部
48より露呈し、ICカード3上の表示部5もユーザ側
から視認できるようになっている(第7図参照)。
この電子スチルカメラにおいても、ICカード3を装填
する構成については前記実施例と略同様である。すなわ
ち、上記切欠部48およびカード装填部49の一端に連
続して取出口50が形成され、カード装填部49の他端
に隣接する位置、つまり、挿入されるICカード3の先
端部方向の位置に、ばね受は台51.戻しばね52およ
び滑り板53からなるカード押圧機構が配設されている
このカード抑圧機構は前記実施例のばね受は台17、戻
しばね18および滑り板19からなるカード押圧機構と
同様に構成されている(第5図参照)。ばね受は台51
には支軸54に一体の接点ばね台55が回動自在に設け
られ、この接点ばね台55は捩りばね56によって常時
、図中、反時計方向へ回動する習性を与えられている。
接点ばね台55には接点用FPC58を有する接点ばね
群57が前記第5図に示した構成と略同様の構成で配設
されている。接点ばね台55の自由端には上記滑り板5
3の立上辺に係合することのできるストッパ部55aが
形成されていることも前記実施例と同様である。上記支
軸54はカメラ本体41の上板に形成された孔(図示さ
れず)を貫通して操作部材46に連結固定されている。
この実施例では、操作部材46が反時計方向に回動した
解除位置にある状態で、接点ばね台55は回動習性によ
って第8図(A)に示すように滑り板53に係合する位
置から退避し、図示されないストッパにより停止してい
る。したがって、この第8図(A)に示す状態において
前記実施例と全く同様の操作手順でICカード3を切欠
部48の端部48′に妨げられることなくカード装填部
49に装填することができる。
ICカード3がカード装填部49に装填された状態では
、滑り板53がICカード3の先端面を押圧しているだ
けであるが、操作部材46を第7図に矢印dで示した時
計方向へロック位置まで回動させると、接点ばね台55
も時計方向へ一体に回動し、第8図(B)に示すように
、前記実施例と同様にストッパ部55aが滑り板53の
立上辺に僅かの隙間をもって対向して上記装填されたI
Cカード3をロックし、同時に接点ばね群57がICカ
ード3の接点群6に接触する状態となる。
次にICカード3をカード装填部49から取り出すには
、まず、カメラ本体41の上面に突出しているロック解
除釦47をその弾撥力に抗して押し下げる。すると、こ
のロック解除釦47に連動している図示しない解除部材
が操作部材のロックを解除し、これにより接点ばね台5
5は捩じりばね56による回動習性によって一挙に第8
図(A)に示す位置まで回動し、同時に操作部材46も
口ツク解除位置に戻る。ロック解除後のICカード3の
取り出し操作に関しては前記実施例と全く同様にして行
われる。なお、ロック解除釦47は指を離すと、その弾
撥習性によって図示しない解除部材とともに上昇し、上
記操作部材46の回動操作によって再びロックが可能な
初期状態に戻る。
次に本発明を適用した電子スチルカメラのさらに他の実
施例を第9図(A) 、 (B)および第10図によっ
て説明する。この電子スチルカメラも一眼レフレックス
タイプのもので、その外観は第7図に示したカメラと略
同様であり、同一部分には同一符号を付しである。しか
し、このカメラでは、ロック機構に関する構成の図示が
省略されている。
また、このカメラにおいては、第11図に示すICカー
ド3Aが使用される。このICカード3Aの一表面には
、表示部5Aが形成されているとともに、その挿入側端
部に接点群6Aが設けられている。
カメラ本体61内の、挿入されるICカード3Aの先端
部方向の位置に、ばね受は台62.戻しばね63および
滑り板64からなるカード押圧機構が配設されている。
ばね受は台62は、カメラ本体61の背面内壁上の突起
部に、接点用FPC66を有する接点ばね群65を挟持
した状態で固定されており、接点ばね群65はカード装
填部49の方向に向かって延出している。滑り板64は
、ばね受は台62に植設された案内ピン67にガイドさ
れて(第10図参照)、戻しばね63を緊縮する方向に
移動できるようになっている。
この実施例においても、ICカード3Aは、前記実施例
と同様にしてカード装填部49に装填される。すなわち
、第9図(^)に示すように、ICカード3Aの挿入側
端部を接点群6Aが設けられている表面を手前にして切
欠部48よりカード装填部49の一端部に差し込み、I
Cカード3Aの先端部で滑り板64を戻しばね63の弾
撥習性に抗して押し動かし、ICカード3Aを矢印aの
方向にある程度挿入したのち、挿入時に切欠部48の内
側突起部に摺接する先端部近傍を支点としてICカード
3Aを矢印すの方向に回動させると、ICカード3Aは
切欠部48の端部48′に妨げられることなくカード装
填部49内に収容され、この後、戻しばね63の弾撥習
性によってICカード3Aは若干量押し戻され、第9図
(B)に示す装填状態となる。また、この装填状態で、
ICカード3Aの接点群6Aは接点ばね群65に接触す
る。
そして、この装填状態で、ユーザは切欠部49より露呈
したICカード3Aの表面の表示部5Aを見て撮影駒数
などの記憶量の残量を知ることができる。
また、前記実施例にも共通して言えることであるが、記
憶媒体としてのICカード3Aは厚みが薄くかさばらな
いため、カメラ本体も小型でシンプルな構成となってい
る。
ICカード3Aを取り出す場合も、前記実施例と同様に
、取出口50より露出したICカード3Aの後端部を戻
しばね63の弾撥習性に抗して押し動かした状態で、I
Cカード3Aの後端部を手前方向に引けば、ICカード
3Aは容品にカード装填部49内より取り出される。
なお、ロック機構については、前記各実施例におけるロ
ック機構と同様にカード抑圧機構の滑り板64の動きを
阻止する構成のロック機構を設けてもよく、また、この
カード抑圧機構とは関係ない位置に、カード装填部49
内のICカード3Aが不用意に取り出されないようにす
るための機構を設けてもよい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、記憶媒体としてカ
ード状のメモリ構体を適用しているので、スペアのメモ
リ構体を多数重ねてもかさばることなく、また記憶媒体
として電子スチルカメラ等の装置本体に対する互換性に
も優れている。さらに、メモリ構体の表示部が露呈する
状態で、装置本体に装着されるので、本体に記憶状況に
関する情報の表示手段を設けることを不要にして本体の
コストの低減化および小型・軽量化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した電子スチルカメラの一実施
例の非撮影時形態を示す外観斜視図、第2図は、上記第
1図に示す実施例の撮影時形態を示す外観斜視図、 第3図(A)および(13)は、上記実施例に用いられ
るICカードの表面および裏面の各平面図、第4図(A
) 、 (B)および(C)は、上記第1図に示す実施
例の、それぞれICカード挿入時、ICカード装填完了
時およびICカードロック時における各縦断面図、 第5図は、上記第1図に示す実施例のロック機構の分解
斜視図、 第6図は、上記第1図に示す実施例の記録系統の概略ブ
ロック図、 第7図は、本発明を適用した電子スチルカメラの他の実
施例を示す背面側から見た外観斜視図、第8図(A)お
よび(B)は、上記第7図に示す実施例の、それぞれI
Cカード挿入時およびICカード装填ロック時における
要部を破裁して示した各平面図、 第9図(A)および(B)は、本発明を適用した電子ス
チルカメラのさらに他の実施例の、それぞれICカード
挿入時およびICカード装填完了時における要部を破裁
して示した各平面図、第10図は、上記第9図(A)中
のX−X線に沿う縦断正面図、 第11図は、上記第9図(A) 、 (B)に示した実
施例に用いられるICカードの一表面側の平面図である
。 3.3A・・・・・・ICカード(記憶媒体としてのカ
ード状のメモリ構体) 4.48・・・・・・切欠部 5.5A・・・・・・表示部(記憶状況に関する情報の
表示部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レンズを透過した光を電気信号に変換する光電変
    換手段を備えた電子的撮像装置において、上記電気信号
    を記憶および/または再生するための記憶媒体としてカ
    ード状のメモリ構体を適用するものとし、かつこのメモ
    リ構体としてその一つの面に記憶状況に関する情報の表
    示部が設けられてなるものを選択したときには、上記表
    示部が露呈する状態で着脱自在に装着し得るように構成
    されたことを特徴とする電子的撮像装置。
JP63077316A 1988-03-29 1988-03-29 電子的撮像装置 Expired - Lifetime JP2702141B2 (ja)

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