JPH0516774Y2 - - Google Patents

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JPH0516774Y2
JPH0516774Y2 JP1988020803U JP2080388U JPH0516774Y2 JP H0516774 Y2 JPH0516774 Y2 JP H0516774Y2 JP 1988020803 U JP1988020803 U JP 1988020803U JP 2080388 U JP2080388 U JP 2080388U JP H0516774 Y2 JPH0516774 Y2 JP H0516774Y2
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cartridge
memory cartridge
memory
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は画像信号をメモリカートリツジに記録
するようにしたデジタル電子スチルカメラにおけ
るメモリカートリツジの取出機構に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子機器等の外部記憶手段として、デジ
タル情報等を記憶するメモリカートリツジが注目
されている。このメモリカートリツジとしては、
例えばICカードあるいはメモリカードと呼ばれ
ているものがあり、略名刺大のカード状の筺体に
半導体メモリ(ROM,SRAM等)、バツクアツ
プ用の電池等が収納されて構成されている。また
半導体メモリ等のアクセスのため、電子機器側の
ソケツトと接続される端面には多数の端子が配列
されている。
かかるメモリカートリツジはメモリカートリツ
ジ端部を手で持つて電子機器のソケツトに差し込
み或いはソケツトから抜き取りが行われている。
このような手動式のものは、メモリカートリツジ
の端子数が多いために抵抗が大きく、特に抜取り
時にはメモリカートリツジを手でつまみ出さねば
ならず操作がやりずらかつた。
また、従来メモリカートリツジの抜取り時に、
てこを利用してメモリカートリツジの抜取りを容
易にするメモリカートリツジの取出機構もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、メモリカートリツジ端部で手で
持つて本体への抜き差しを行うためには、メモリ
カートリツジ端部を手がかりだけ突出しなければ
ならず、カメラのような機器では、メモリカート
リツジが破損する危険がある。そのため、メモリ
カートリツジをカメラ本体内にその大半を収納す
る必要があるが、メモリカートリツジの排出時に
はメモリカートリツジを指先でつまみ出すことが
できる程度、装置本体から引き出さなければなら
ず、前記のようにイジエクトレバーが操作パルス
前面に設けられているものではメモリカートリツ
ジ装着時のイジエクトレバーが装置本体より大き
く飛び出しているため、カメラのような小型の機
器では使い難いという問題がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、イジエクトレバーの大きなストロークを確保
することができ、メモリカートリツジを使用する
デジタル電子スチルカメラに好適なメモリカート
リツジの取出機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するために、メモリカ
ートリツジをカメラ本体内に挿入排出可能に設
け、撮影レンズの結像位置に配置したイメージセ
ンサから得られるアナログ画像信号をデジタル画
像信号に変換したのち、このデジタル画像信号を
前記メモリカートリツジに記録するようにしたデ
ジタル電子スチルカメラにおいて、カメラ本体表
面に沿つてメモリカートリツジ挿入排出方向と同
方向にスライド自在に配設されたイジエクトレバ
ーと、カメラ本体内にメモリカートリツジの挿入
排出方向と同方向に移動自在に配設され、少なく
とも排出方向の移動時にメモリカートリツジに係
合する係合部を有するカートリツジ係合部材と、
を備え、前記イジエクトレバーをスライドさせる
ことによりカートリツジ係合部材を移動させメモ
リカートリツジの排出を行うことを特徴としてい
る。
〔作用〕
上記構成によれば、イジエクトレバーをカメラ
本体の表面に沿つてスライドできるように配設し
たため、大きなストロークを持つイジエクトレバ
ーをカメラ操作性をそこなうことなくカメラに取
付けることができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係るデジタル電
子スチルカメラにおけるメモリカートリツジの取
出機構の好ましい実施例を詳説する。
一般に、電子スチルカメラは、固体撮像素子と
記録媒体としての磁気シートを用い、被写体を純
電子的にスチル撮影して回転する磁気シートに記
録するもので、画像の再生は別段のテレビジヨン
システムやプリンタ等で行つている。かかる電子
スチルカメラの磁気シートの代わりにメモリカー
トリツジを使用することにより、磁気シートを回
転させる機構や、該磁気シートに記録再生を行う
磁気ヘツドの移動機構等を含む機構部が不要とな
り、カメラの小型軽量化を図ることができる。尚
現在のメモリカートリツジの記憶容量では6,7
枚の画像の記録が限度であるが、記憶回路の集積
化や処理回路の改善等により、現在の磁気シート
の記憶枚数(50枚)と同等の枚数の画像の記憶も
実現可能である。
さて、メモリカートリツジは、基板上に多数の
SRAM等が搭載され、バツクアツプ用の電池が
収納されて構成されている。また、カートリツジ
挿入側には、多数の端子が配列されており、これ
らの端子はSRAM等に接続されている。
第1図は本考案が適用されるデジタル電子スチ
ルカメラの一実施例を示す斜視図である。このデ
ジタル電子スチルカメラは、いわゆるコンパクト
カメラタイプの外観を有し、記録媒体としてメモ
リカートリツジ10を用いている。また、磁気シ
ートを用いる通常の電子スチルカメラと同様に、
撮影レンズ12の結像位置には固体撮像デバイス
(CCDセンサ)14が配置されている。尚、この
CCDセンサ14は、カメラ背面に沿つて設けら
れたセンサ基板16上に固定されている。
一方、前記センサ基板16と平行にA/D基板
20が配設され、このA/D基板20上には上記
CCDセンサ14から得られる画像信号(アナロ
グ信号)を前記メモリカートリツジ10に記録可
能な画像信号(デジタル信号)に変換するための
A/D変換器(図示せず)、及びメモリカートリ
ツジ10とデジタル信号の授受を行うソケツト1
8が固定されている。尚、22はストロボ、24
は電池ボツクス、26はフアインダ、28は電源
回路である。また、上記基板16,20上には
CCDセンサ14の駆動回路、システムコントロ
ール回路等、種々の電気回路が搭載されている。
そして、メモリカートリツジ10は、カメラ本
体30の側面に開口した挿入口30Aからメモリ
カートリツジホルダ11の挿入され、本体内のソ
ケツト18に嵌挿される。
次に、カメラ内のソケツトに嵌挿されたメモリ
カートリツジを取り出す機構の実施例について説
明する。
第2図は上記カメラに適用れたメモリカートリ
ツジの取出機構の斜視図である。この取出機構
は、主として、イジエクトレバー40と、カート
リツジ係合部材44とから構成されている。
イジエクトレバー40はカメラ本体の上面(第
1図参照)に沿つてメモリカートリツジ10の挿
入排出方向と同方向にスライド自在に配設されて
いる。これにより、イジエクトレバー40はカー
トリツジ排出に必要とする十分なストロークが得
られるようになつている。
カートリツジ係合部材44は、カメラ本体に固
定された3つのピン45,45,45にそれぞれ
係合する長孔44A,44A,44Aが形成され
ており、これによりカートリツジ挿入排出方向に
スライド自在にガイドされている。また、このカ
ートリツジ係合部材44には、鉤状に折り曲げら
れた2つの係合部44C,44Cが形成され、こ
れらの係合部44C,44Cはソケツト18のガ
イド溝18A,18Aを介してソケツト内に進入
し、カートリツジ前面に当接できるようになつて
いる。
従つて、第2図に示す状態からイジエクトレバ
ー40をカートリツジ排出方向(矢印A方向)に
押圧すると、カートリツジ係合部材44に力が伝
達される。これにより、カートリツジ係合部材4
4はカートリツジ排出方向にスライドし、カート
リツジ係合部材44の係合部44C,44Cが係
合しているメモリカートリツジ10もカートリツ
ジ係合部材44とともにスライドし、ソケツト1
8から引き出される。そして、ソケツト18から
引き出されカメラ本体30の挿入口30Aから突
出したメモリカートリツジ10は、その後端部を
把持して引き抜くことにより、容易に取り出すこ
とができる。
第3図は前記カメラに適用されたメモリカート
リツジの取出機構の他の実施例を示す斜視図であ
り、てこを利用してメモリカートリツジを取り出
すようにしている。即ち、この取出機構は、主と
してイジエクトレバー140と、レバー142
と、カートリツジ係合部材144とから構成され
ている。
イジエクトレバー140は、カメラ本体の上面
に沿つてメモリカートリツジ10の挿入排出方向
と同方向にスライド自在に配設されている。これ
により、イジエクトレバー140はカートリツジ
排出に必要とする十分なストロークが得られるよ
うになつている。
レバー142は、カメラ本体に固定されたピン
142Aを支点にして回動自在に配設され、その
力点となる他端には前記イジエクトレバー140
が配設されている。
カートリツジ係合部材144は、カメラ本体に
固定された2つのピン145,145にそれぞれ
係合する長孔144A,144Aが形成されてお
り、これによりカートリツジ挿入排出方向にスラ
イド自在にガイドされている。そして、このカー
トリツジ係合部材144は前記レバー142の略
中央に形成された長孔142Bとピン144Bを
介して係合している。また、このカートリツジ係
合部材144には、鉤状に折り曲げられた2つの
係合部144C,144Cが形成され、これらの
係合部144C,144Cはソケツト18のガイ
ド溝18A,18Aを介してソケツト内に進入
し、カートリツジ前面に当接できるようになつて
いる。
従つて、第3図に示す状態からイジエクトレバ
ー140をカートリツジ排出方向(矢印A方向)
に押圧すると、レバー142を介してカートリツ
ジ係合部材144に約2倍の力が伝達される。こ
れにより、カートリツジ係合部材44はカード排
出方向にスライドし、カートリツジ係合部材14
4の係合部144C,144Cが係合しているメ
モリカートリツジ10もスライド部材144とと
もにスライドしソケツト18から引き出される。
そして、ソケツト18から引き出されカメラ本体
の挿入口から突出したメモリカートリツジ10
は、その後端部を把持して引き抜くことにより、
容易に取り出すことができる。
尚、本実施例ではカメラ上面に沿つてイジエク
トレバーをスライド自在に配設するようにした
が、これに限らず、カメラ下面、背面等、他の面
に沿つてスライド自在に配設するようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るデジタル電子
スチルカメラにおけるメモリカートリツジの取出
機構によれば、イジエクトレバーをカメラ本体の
表面に沿つてスライドできるように配設したた
め、カートリツジ係合部材に対して大きなストロ
ークを与えることができ、メモリカートリツジ排
出時にメモリカートリツジをカメラ本体より大き
く突出させることができ、イジエクトレバーの取
付けやメモリカートリツジ取出時の操作性が向上
するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたデジタル電子スチ
ルカメラを示す斜視図、第2図は第1図における
メモリカートリツジの取出機構の一実施例を示す
斜視図、第3図は本考案の他の実施例を示す斜視
図である。 10……メモリカートリツジ、12……撮像レ
ンズ、14……CCDセンサ、18……ソケツト、
30……カメラ本体、40,140……イジエク
トレバー、142……レバー、44,144……
スライド部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) メモリカートリツジをカメラ本体内に挿入排
    出可能に設け、撮影レンズの結像位置に配置し
    たイメージセンサから得られるアナログ画像信
    号をデジタル画像信号に変換したのち、このデ
    ジタル画像信号を前記メモリカートリツジに記
    録するようにしたデジタル電子スチルカメラに
    おいて、 カメラ本体表面に沿つてメモリカートリツジ
    挿入排出方向と同方向にスライド自在に配設さ
    れたイジエクトレバーと、 カメラ本体内にメモリカートリツジの挿入排
    出方向と同方向に移動自在に配設され、少なく
    とも排出方向の移動時にメモリカートリツジに
    係合する係合部を有するカートリツジ係合部材
    と、 を備え、前記イジエクトレバーをスライドさせ
    ることによりカートリツジ係合部材を移動させ
    メモリカートリツジの排出を行うことを特徴と
    するデジタル電子スチルカメラにおけるメモリ
    カートリツジの取出機構。 (2) 前記イジエクトレバーと前記カートリツジ係
    合部材とは、前記カメラ本体に支点を介して回
    転自在に配設されたレバーにより結合されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル電子ス
    チルカメラにおけるメモリカートリツジの取出
    機構。 (3) 前記レバーは、前記支点と、前記イジエクト
    レバーと結合し力が加えられる力点と、前記カ
    ートリツジ係合部材と結合する作用点とがてこ
    の作用となり、前記力点に加えられた力が前記
    作用点にて増幅される様にしたことを特徴とす
    る請求項2記載のデジタル電子スチルカメラに
    おけるメモリカートリツジの取出機構。
JP1988020803U 1988-02-19 1988-02-19 Expired - Lifetime JPH0516774Y2 (ja)

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