JPH05145881A - デイジタルスチルビデオカメラ - Google Patents

デイジタルスチルビデオカメラ

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Publication number
JPH05145881A
JPH05145881A JP3307718A JP30771891A JPH05145881A JP H05145881 A JPH05145881 A JP H05145881A JP 3307718 A JP3307718 A JP 3307718A JP 30771891 A JP30771891 A JP 30771891A JP H05145881 A JPH05145881 A JP H05145881A
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JP
Japan
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memory card
camera
slot
camera body
video camera
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Pending
Application number
JP3307718A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Tsuchida
匡章 土田
Yukinori Koizumi
幸範 小泉
Takashi Minaki
隆志 皆木
Tomoaki Tamura
知章 田村
Katsuya Nagaishi
勝也 永石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICメモリカードの脱落の心配がなく、該カ
ードの挿入口から異物が侵入し難いディジタルスチルビ
デオカメラを提供することを目的とする。 【構成】 カメラ本体21の左端面にICメモリカード
挿入口23を開設し、カメラ本体21の右端後部にハン
ドストラップ24の取付具25を取り付ける。カメラ本
体21の後面のスライド溝38にイジェクト釦37をス
ライド自由に取り付け、挿入口23と相対する位置の溝
38端部に位置させたイジェクト釦37によって作動さ
れてスロットからカード22を押し出すイジェクト機構
と、挿入口23を下向きにした際に、自重によって下方
にスライドして挿入口23側の溝38端部に位置したイ
ジェクト釦37によって作動されてカード22をロック
すると共に、挿入口23と相対する位置の溝38端部に
位置させたイジェクト釦37によってロックを解除する
ロック機構と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学系により得られる
被写体の光画像信号を、撮像素子により電気画像信号に
変換し、さらにA/D変換して得られるディジタル画像
信号をメモリ素子としての着脱式のICメモリカードに
記憶して撮影するディジタルスチルビデオカメラに関
し、特に、カメラ本体へのICメモリカードの保持機構
に係わる改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある一般的なカメラは、撮影し
た光学像を銀塩フィルムに結像させているため、フィル
ムを化学処理して現像しなければ、撮影した画像を見る
ことが不可能なものである。これに対して、近年では撮
影された光学像を電気的な画像信号に変換し、磁性材料
で形成されたフロッピーディスク等の媒体に磁気記録
し、この媒体に記録された磁気信号を電気信号に再生し
て、TVモニタ等で画像信号を表示させるという、所謂
静止画記録・再生システムが提案されている。このシス
テムは、電気的な信号処理のみを行わせることにより、
煩わしい化学処理が不要であるという利点があるため、
市場に除々に普及されつつある。
【0003】ところで、この種の静止画記録・再生シス
テム、例えば、スチルビデオカメラにおいて、電気画像
信号をさらにA/D変換することにより得られるディジ
タル画像信号をメモリ素子に記憶して撮影するディジタ
ル記憶方式のスチルビデオカメラ(以下、ディジタルス
チルビデオカメラと言う)が提案されており、より一層
の高密度記録化及び小型軽量化を図ること等が考えられ
ている。
【0004】このようなディジタルスチルビデオカメラ
においては、メモリ素子としてSRAMを使用した着脱
式のICメモリカードが多く採用されている。かかるデ
ィジタルスチルビデオカメラの本体構造は、例えば図1
0に示すようになっている。即ち、カメラ本体21の長
手方向の一端部の側面には、カメラ本体21内部に形成
されたICメモリカード22の差込部であるスロットと
連通する挿入口23が開設されており、この挿入口23
からICメモリカード22をスロットに差し込むことが
できるようになっている。差し込まれたICメモリカー
ド22は、通常スロットとのフリクションのみによって
固定される。
【0005】カメラ本体21の長手方向の他端部の一側
コーナ部にはカメラの携帯時等においてカメラを手にぶ
ら下げて持つためのハンドストラップ24が装着されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たディジタルスチルビデオカメラのカメラ本体構造で
は、カメラ本体21の長手方向の一端部にICメモリカ
ード挿入口23を形成し、他端部にハンドストラップ2
4う装着した構成であるため、カメラの携帯時等におい
てカメラを手にぶら下げて持った場合、ICメモリカー
ド挿入口23が下向きになる。
【0007】このため、上述したように、スロットとの
フリクションのみによって固定されているICメモリカ
ード22がその自重によってスロットから抜け出して落
下する虞を有している。これを回避するため、カメラ本
体21の長手方向の一端部にICメモリカード挿入口2
3とハンドストラップ24の両方を設け、カメラの携帯
時等においてICメモリカード挿入口23が上向きにな
るように構成することが考えられるが、これでは、IC
メモリカード22を装着していないときには、上向きに
開放された挿入口23から埃や塵等の異物が侵入し、こ
れらがスロットに入り込むという問題が生じてしまう。
【0008】ICメモリカード22とスロットとは、細
長い金属ピンと切片により電気的に接触しているため、
上記のようにスロットに埃や塵等が入り込むと導通不良
を引き起こす要因となり、画像データを正確に記録でき
ない状態にもなり得る。そこで、本発明は以上のような
従来の問題点に鑑み、カメラの携帯時等においてICメ
モリカードの脱落の心配がなく、しかも、ICメモリカ
ード挿入口から埃や塵等の異物が侵入し難いディジタル
スチルビデオカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のディ
ジタルスチルビデオカメラは、ICメモリカード挿入口
のあるカメラ本体端面と反対側のカメラ本体端面にハン
ドストラップ取付具を持ち、ICメモリカードを押し出
すためのイジェクト釦はカメラ本体側面にICメモリカ
ード挿入方向に設けられたスライド溝に沿って移動可能
に取り付けてあり、前記イジェクト釦の自重によってI
Cメモリカードをロックすると共に、該イジェクト釦の
ロック方向と反対方向の操作によってロックを解除する
ロック機構を設けた構成とする。
【0010】又、ハンドストラップとカメラ本体を接続
するためのハンドストラップ取付具を持ち、該ハンドス
トラップ取付具はカメラ本体にICメモリカード挿入方
向に設けられたスライド溝に沿って移動可能であり、前
記ハンドストラップ取付具を前記スライド溝に沿って移
動することによりICメモリカードをイジェクトする構
成とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成において、カメラの携帯時等に
おいてカメラをストラップを使用して手にぶら下げて持
った場合、ICメモリカード挿入口が下向きになるが、
ICメモリカードがロックされているため、ICメモリ
カードがその自重によってスロットから抜け出して落下
する虞がなくなる。
【0012】又、ICメモリカード挿入口が下向きに開
放されているため、該挿入口から埃や塵等の異物が侵入
し難くなり、スロットに埃や塵等の異物が入り込むこと
によって生じる導通不良を防止することができ、画像デ
ータの正確な記録に支障を来すことがなくなる。請求項
2の構成において、ICメモリカードを差し込んだ状態
で、カメラを携帯したとき等において、カメラ本体をス
トラップを使用して手にぶら下げて持った場合、ICメ
モリカード挿入口が上向きになるため、ICメモリカー
ドがスロットから抜け出して落下する虞がなくなる。
【0013】又、ICメモリカードを離脱した状態で、
カメラを携帯したとき等において、カメラをストラップ
を使用して手にぶら下げて持った場合、ICメモリカー
ド挿入口が下向きになるため、該挿入口から埃や塵等の
異物が侵入し難くなり、スロットに埃や塵等が入り込む
ことによって生じる導通不良を防止することができ、画
像データの正確な記録に支障を来すことがなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。先ず、図10に基づいて、本実施例のディジタル
スチルビデオカメラの撮影制御システムの構成について
説明する。この図において、レンズ、絞り等の光学系1
を通して撮像素子2上に結像された光学像は、電気信号
に変換されて、プリプロセス回路3に送られる。プリプ
ロセス回路3において、撮像素子2より得られた画像信
号は、色分離処理、γ変換処理、ホワイトバランス処理
等の必要な信号処理を施された後に、AD変換器4でA
D変換されてメモリI/F5を通じて、画像用のバッフ
ァメモリ6に一時的に蓄えられる。
【0015】バッファメモリ6に一時的に蓄えられた画
像データは、圧縮・伸長I/F7により順次読み出され
て、圧縮・伸長処理回路8により圧縮処理が施され、I
CメモリカードI/F9、ICメモリカードスロット1
0を介して、カメラに接続されたICメモリカードの、
コントロールユニット11により指定された領域に記録
する。
【0016】同時に、コントロールユニット11によ
り、撮影日時、画像データの画素数、圧縮のための係数
等の、画像に対する付加データを、ICメモリカードI
/F9、ICメモリカードスロット10を介して、カメ
ラに接続されたICメモリカードの、コントロールユニ
ット11により指定された領域に記録する。ICメモリ
カードに記録されたデータを再生するときには、コント
ロールユニット11は、まずはじめにICメモリカード
のフォーマットデータを読み出し、求める画像データ
が、ICメモリカードのどの領域に記録されているか調
べる。
【0017】得られた画像データの記録領域と、その画
像に対する付加データを基に、ICメモリカードスロッ
ト10、ICメモリカードI/F9を介して画像データ
を順次読み出し、圧縮・伸長処理回路8により伸長処理
を施して、圧縮・伸長I/F7を介して画像用のバッフ
ァメモリ6にデータを転送する。バッファメモリ6に転
送された画像データは、D/A変換器12によりアナロ
グの画像データに変換されて、ビデオエンコーダ15を
通じて、NTSC等のビデオ信号として外部に出力され
る。
【0018】又、画像の付加データとして記録されてい
る撮影日時のデータなどを、コントロールユニット11
のCPU16が判別して、キャラジェネ用メモリ20に
記録されている文字フォントを読み出し、キャラクタジ
ェネレータ17を駆動して、撮影日時をスーパーインポ
ーズすることも可能である。以上のカメラの動作は、図
示していない記録・再生切換スイッチ等の動作モード設
定スイッチの状態により、コントロールユニット11の
CPU16が、プログラム用メモリ18に記録されてい
る内容に従って、タイミング回路19で発生する信号に
同期するように、全体の動作を制御する。
【0019】次に、かかるディジタルスチルビデオカメ
ラの本体構造を図1及び図2に基づいて説明する。即
ち、カメラ本体21は長方形の板状に形成されており、
長手方向の一端部の端面、即ち、カメラ左端面には、カ
メラ本体21内部に形成されたICメモリカード22の
差込部であるスロット(図示せず)と連通する挿入口2
3が開設されており、この挿入口23からICメモリカ
ード22をスロットに差し込むことができるようになっ
ている。差し込まれたICメモリカード22は、スロッ
トとのフリクションによって固定される。
【0020】カメラ本体21の長手方向の他端部のカメ
ラ本体21後面側のコーナ部にはカメラ本体21の携帯
時等においてカメラ本体21を手にぶら下げて持つため
のハンドストラップ24の取付具25が装着されてい
る。カメラ本体21の上面には、撮影者の押し操作によ
って画像の記録を開始するレリーズ釦26が設けられて
おり、本体21上面には、表示用液晶部27,REC/
PLAY切換スイッチ28及び撮影モード設定スイッチ
29が設けられており、撮影,再生の表示及び各種の撮
影条件等の設定が行われる。
【0021】カメラ本体21の前面には、撮影レンズ3
0と、ファインダ31と、測光窓32と、調光窓33
と、ストロボ34とが設けられている。カメラ本体21
の後面には、電源釦35,ファインダの覗き口36,後
述するイジェクト釦37が設けられている。ここで、カ
メラ本体21の後面には、ICメモリカード22の差し
込み方向に沿って延びるスライド溝38が設けられてい
る。このスライド溝38にはイジェクト釦37がスライ
ド自由に取り付けられており、イジェクト釦37の作動
部37a(図3〜図5参照)は前記スロット内側に突入
されている。そして、ICメモリカード挿入口23と相
対する位置のスライド溝38端部に位置させたイジェク
ト釦37によって作動されて前記スロットに差し込まれ
たICメモリカード22を押し出す図示しないイジェク
ト機構と、例えば前記ICメモリカード挿入口23を下
向きにした時等に、その自重によって下方にスライドし
て該ICメモリカード挿入口23側のスライド溝38端
部に位置したイジェクト釦37によって作動されて前記
スロットに差し込まれたICメモリカード22をロック
すると共に、イジェクト釦37のロック方向と反対方向
の操作、即ち、前記ICメモリカード挿入口23と相対
する位置のスライド溝38端部に位置させたイジェクト
釦37によってロックを解除するロック機構とが設けら
れている。
【0022】ここで、図3〜図5に基づいて、上記ロッ
ク機構とイジェクト釦37の関係について説明する。こ
れらの図おいて、スロットの内側には、ロックレバー3
9が設けられている。このロックレバー39は、細長い
板状の作動片部39aと該作動片部39aの長手方向側
縁から直角に折曲されて張り出す支持片部39bとから
構成される。
【0023】作動片部39aの先端部はスロット内部に
差し込まれたICメモリカード22の側面側に凸となる
略V字形状の係合爪部39cが折曲形成されている。こ
の係合爪部39cはICメモリカード22の側面に係合
された略V字形状の係合溝部22aに係合可能である。
又、作動片部39aの後端部はイジェクト釦37の作動
部37a側に傾斜して張り出すイジェクト釦固定片部3
9dが折曲形成されている。このイジェクト釦固定片部
39dはイジェクト釦37の作動部37aに圧接して該
イジェクト釦37の動きを抑える。
【0024】前記支持片部39bは、スロット内部に固
定された支持軸40に回動自由に支持される。かかるロ
ックレバー39は、スプリング41によって常時は前記
係合爪部39cがICメモリカード22の側面から離れ
る方向に弾性付勢される。次に、かかる構成のロック機
構とイジェクト釦37の関係に基づく動作について説明
する。
【0025】ICメモリカード22をスロットに差し込
んでいないときには、イジェクト釦37をICメモリカ
ード挿入口23と相対する位置のスライド溝38端部に
位置させる。このときには、図3に示すように、ロック
レバー39のイジェクト釦固定片部39dがイジェクト
釦37の作動部37aに圧接するため、該イジェクト釦
37はその位置に固定保持される。又、ロックレバー3
9は、スプリング41によって係合爪部39cがICメ
モリカード22の側面から離れる方向に弾性付勢された
状態にあり、ロックレバー39がスロット内においてI
Cメモリカード22の差し込みに邪魔にならないように
なっている。
【0026】ICメモリカード22をスロットに差し込
むと、イジェクト機構によってイジェクト釦37がスラ
イド溝38端部位置からスライド動作され、図4に示す
ように、ロックレバー39のイジェクト釦固定片部39
dがイジェクト釦37の作動部37aから離れるため、
該イジェクト釦37は固定保持された状態から開放さ
れ、スライド可能な状態となる。かかる状態では、IC
メモリカード22のロック機構は働いておらず、ICメ
モリカード22はスロットとの間のフリクションのみに
よって固定される。即ち、この状態では、ロックレバー
39は、依然としてスプリング41によって係合爪部3
9cがICメモリカード22の側面から離れる方向に弾
性付勢された状態にあり、ロック機構がICメモリカー
ド22の差し込み操作に対して、該操作が重くなる等の
弊害を何等もたらしていない。
【0027】この状態で、カメラ本体21をストラップ
24を保持して持ち上げた場合、当然ICメモリカード
挿入口23が下向きとなる。そして、イジェクト釦37
は、上述したように、固定保持された状態から開放さ
れ、スライド可能な状態となっているため、その自重に
よりICメモリカード挿入口23位置のスライド溝38
端部までスライドする。このようにイジェクト釦37が
スライドすることによって、該イジェクト釦37の作動
部37aがロックレバー39をスプリング41の弾性力
に抗してICメモリカード22の側面に近付く方向に移
動し、ロックレバー39の係合爪部39cがICメモリ
カード22の側面の係合溝部22aに係合する(図5参
照)。かかるロックレバー39の係合爪部39cとIC
メモリカード22の係合溝部22aとの係合によってI
Cメモリカード22はロックされる。
【0028】尚、イジェクト釦37は、ロックレバー3
9をスプリング41の弾性力に抗して移動させる力が発
生するような重量にするのは言うまでもない。上記のよ
うなICメモリカード22のロックを解くには、イジェ
クト釦37をスライドして、ICメモリカード挿入口2
3と相対する位置のスライド溝38端部に位置させれ
ば、図3のようになり、ロックレバー39の係合爪部3
9cがICメモリカード22の係合溝部22aから離脱
してICメモリカード22のロックが解除される。
【0029】かかるディジタルスチルビデオカメラの構
成によると、カメラの携帯時等においてカメラをストラ
ップ24を使用して手にぶら下げて持った場合、ICメ
モリカード挿入口23が下向きになるが、ICメモリカ
ード22がロック機構によってロックされているため、
ICメモリカード22がその自重によってスロットから
抜け出して落下する虞がなくなる。
【0030】又、ICメモリカード挿入口23が下向き
に開放されているため、該挿入口23から埃や塵等が侵
入し難くなり、スロットに埃や塵等の異物が入り込むこ
とによって生じる導通不良を防止することができ、画像
データの正確な記録に支障を来すことがなくなる。尚、
かかる実施例においては、ロック機構として、ロックレ
バー39に係合爪部39cを、ICメモリカード22に
係合溝部を22a夫々設け、これらを係合させる構成を
採用したが、ロックレバー39のICメモリカード22
との接触部に摩擦係数の高い部材を使用して、摩擦力で
ICメモリカード22をロックする構成でも良い。この
場合、ICメモリカード22に係合溝部22aを設ける
必要がなくなる。
【0031】次に、本発明の他の実施例を図6〜図8に
基づいて説明する。図6において、カメラ本体21の長
手方向の一端部の端面、即ち、左端面には、カメラ本体
21内部に形成されたスロットと連通する挿入口23が
開設されている。又、カメラ本体21の前記端面と該端
面に相対する他端部の端面との間に位置する側面、即
ち、後面にはICメモリカード22の差し込み方向に沿
って延びるスライド溝42が設けられており、このスラ
イド溝42にハンドストラップ24の取付具25がスラ
イド自由に取り付けられている。
【0032】そして、前記ICメモリカード挿入口23
と相対する位置のスライド溝42端部に位置させたハン
ドストラップ24の取付具25によって作動されて前記
スロットに差し込まれたICメモリカード22を押し出
す図示しないイジェクト機構が設けられている。尚、I
Cメモリカード挿入口23位置のスライド溝42端部位
置をカードイン(IN)位置とし、ICメモリカード挿
入口23と相対する位置のスライド溝42端部位置をイ
ジェクト(EJECT)位置とする。
【0033】図示しないが、カメラ本体21の各面に
は、レリーズ釦、表示用液晶部、REC/PLAY切換
スイッチ、撮影モード設定スイッチ、撮影レンズ、ファ
インダ、測光窓、調光窓、ストロボ、電源釦,ファイン
ダの覗き口が夫々設けられている。かかる構成におい
て、ICメモリカード22をスロットに差し込んでいな
いときには、ハンドストラップ24の取付具25をスラ
イド溝42のイジェクト位置にスライド位置させる。こ
のときには、ハンドストラップ24の取付具25はその
位置に固定保持される。そして、ハンドストラップ24
を持ってカメラを持ち歩いても、ICメモリカード挿入
口23は下向きに開放されているため、埃や塵等がスロ
ット内に侵入する可能性が低い。
【0034】一方、ICメモリカード22をスロットに
差し込むと、イジェクト機構によってハンドストラップ
24の取付具25は上記の固定保持された状態から開放
され、スライド可能な状態となる。このように、ICメ
モリカード22をスロットに差し込んだ状態にしたとき
には、ハンドストラップ24の取付具25をスライド溝
42のカードイン位置にスライド位置させる。この状態
で、ハンドストラップ24を持ってカメラを持ち歩いた
場合、ICメモリカード挿入口23が上向きに開放され
ているため、スロット内に差し込まれたICメモリカー
ド22の落下を防止できる。この場合、スライド溝42
のカードイン位置にクリックを設けておけば、その位置
にハンドストラップ24の取付具25を固定しておくこ
とができる。
【0035】そして、ハンドストラップ24の取付具2
5をスライド溝42のカードイン位置からイジェクト位
置にスライド位置させることにより、イジェクト機構が
ハンドストラップ24の取付具25によって作動され、
該イジェクト機構によってスロットに差し込まれたIC
メモリカード22が押し出される。ICメモリカード2
2が取り出された状態においては、スライド溝42のイ
ジェクト位置、即ち、初期位置にハンドストラップ24
の取付具25が位置しているため、ハンドストラップ2
4の取付具25は再びその位置に固定保持される。
【0036】かかるディジタルスチルビデオカメラの構
成によると、ICメモリカード22を差し込んだ状態
で、カメラを携帯したとき等において、カメラをストラ
ップ24を使用して手にぶら下げて持った場合、ICメ
モリカード挿入口23が上向きになるため、ICメモリ
カード22がスロットから抜け出して落下する虞がなく
なる。
【0037】又、ICメモリカード22を離脱した状態
で、カメラを携帯したとき等において、カメラをストラ
ップ24を使用して手にぶら下げて持った場合、ICメ
モリカード挿入口が下向きになるため、該挿入口から埃
や塵等が侵入し難くなり、スロットに埃や塵等が入り込
むことによって生じる導通不良を防止することができ、
画像データの正確な記録に支障を来すことがなくなる。
【0038】尚、上記各実施例においては、カメラ本体
21の長手方向の一端部の端面、即ち、左端面にICメ
モリカード挿入口23を開設するようにしたが、図9に
示すように、カメラ本体21の長手方向と直交する方向
の一端部の端面、例えば、下端面にICメモリカード挿
入口23を開設するようにしても良く、これに合わせて
スライド溝42をカメラ本体21の長手方向と直交する
方向に沿って延びるように構成しても良い。
【0039】以上のように、特定の実施例を参照して本
発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、当該技術分野における熟練者等により、本発明に
添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、種々
の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラの携帯時等において、ICメモリカードの脱落の
虞がなく、しかもICメモリカード挿入口から埃や塵等
の異物が侵入し難いディジタルスチルビデオカメラを提
供できる有用性大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るディジタルスチルビデオカメラ
の一実施例の斜視図
【図2】 同上のディジタルスチルビデオカメラの斜視
【図3】 同上実施例の作動を示す要部拡大斜視図
【図4】 同上実施例の作動を示す要部拡大斜視図
【図5】 同上実施例の作動を示す要部拡大斜視図
【図6】 他の実施例の斜視図
【図7】 同上実施例の使用例を示す斜視図
【図8】 同上実施例の使用例を示す斜視図
【図9】 更に他の実施例の斜視図
【図10】 同上のディジタルスチルビデオカメラのシス
テム構成図
【符号の説明】
21 カメラ本体 22 ICメモリカード 23 挿入口 24 ハンドストラップ 25 取付具 37 イジェクト釦 37a 作動部 38 スライド溝 39 ロックレバー 42 スライド溝
フロントページの続き (72)発明者 田村 知章 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 永石 勝也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系により得られる被写体の光画像信号
    を、撮像素子により電気画像信号に変換し、さらにA/
    D変換して得られるディジタル画像信号を着脱可能なI
    Cメモリカードに記憶するディジタルスチルビデオカメ
    ラにおいて、該カメラはICメモリカード挿入口のある
    カメラ本体端面と反対側のカメラ本体端面にハンドスト
    ラップ取付具を持ち、ICメモリカードを押し出すため
    のイジェクト釦はカメラ本体側面にICメモリカード挿
    入方向に設けられたスライド溝に沿って移動可能に取り
    付けてあり、前記イジェクト釦の自重によってICメモ
    リカードをロックすると共に、該イジェクト釦のロック
    方向と反対方向の操作によってロックを解除するロック
    機構を設けたことを特徴とするディジタルスチルビデオ
    カメラ。
  2. 【請求項2】光学系により得られる被写体の光画像信号
    を、撮像素子により電気画像信号に変換し、さらにA/
    D変換して得られるディジタル画像信号を着脱可能なI
    Cメモリカードに記憶するディジタルスチルビデオカメ
    ラにおいて、ハンドストラップとカメラ本体を接続する
    ためのハンドストラップ取付具を持ち、該ハンドストラ
    ップ取付具はカメラ本体にICメモリカード挿入方向に
    設けられたスライド溝に沿って移動可能であり、前記ハ
    ンドストラップ取付具を前記スライド溝に沿って移動す
    ることによりICメモリカードをイジェクトすることを
    特徴とするディジタルスチルビデオカメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100341805B1 (ko) * 1998-12-26 2003-01-08 삼성전자 주식회사 메모리인카세트검색용데크구조
JP2005203432A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nec Access Technica Ltd 筐体の嵌合構造
KR100635666B1 (ko) * 2005-07-07 2006-10-17 엘지전자 주식회사 메모리카드 착탈유닛 및 그를 구비한 전자기기
US7283356B2 (en) 2005-08-24 2007-10-16 Fujitsu Limited Electronic apparatus

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