JPH0516776Y2 - - Google Patents

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JPH0516776Y2
JPH0516776Y2 JP2613488U JP2613488U JPH0516776Y2 JP H0516776 Y2 JPH0516776 Y2 JP H0516776Y2 JP 2613488 U JP2613488 U JP 2613488U JP 2613488 U JP2613488 U JP 2613488U JP H0516776 Y2 JPH0516776 Y2 JP H0516776Y2
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memory cartridge
cartridge
memory
connector
slide
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメモリカートリツジの取出機構に係
り、特にメモリカードの飛び出しを防止するメモ
リカートリツジの取出機構に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子機器等の外部記憶手段としてデジタ
ル情報等を記憶するメモリカートリツジが注目さ
れている。このメモリカートリツジは、例えば
ICカードあるいはメモリカードと呼ばれている
ものがあり、略名刺大のカード状の筺体内に半導
体メモリ(ROM,SRAM等)、バツクアツプ用
の電池等が収納されて構成されている。また半導
体メモリ等のアクセスのため、電子機器側のコネ
クタと接続される端部には多数の接点が配列され
ている。
かかるメモリカートリツジは手動によつて電子
機器のコネクタに差し込み或いはコネクタから抜
き取られるが、端子数が多いため抵抗が大きく、
特に抜取り時に大きな力を必要としていた。
そこで、従来メモリカートリツジの抜取り時
に、てこを利用してメモリカートリツジの抜取り
を容易にするメモリカードの取出機構がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、てこを利用したメモリカートリ
ツジの取出機構では、メモリカートリツジがコネ
クタから抜き取られてコネクタとの摩擦抵抗がな
くなつてもメモリカートリツジにはまだ、コネク
タから抜き取るための大きな力が作用しているの
でメモリカートリツジが挿入口から飛び出すとい
う欠点がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、メモリカートリツジを容易に取り出すと共に
その飛び出しを防止することができるメモリカー
トリツジの取出機構を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するために、メモリカ
ートリツジを使用する装置本体内にカートリツジ
挿入排出方向にスライド自在に配設され、カート
リツジ排出方向のスライド移動時に、メモリカー
トリツジに係合する係合部を有するスライド部材
と、メモリカートリツジとスライド部材との間に
配設されている仕切部材と、スライド部材に取付
けられ、スライド部材がメモリカートリツジ排出
方向のスライド移動時に仕切部材から突出してメ
モリカートリツジを押さえる弾性体と、を備えた
ことを特徴としている。
〔作用〕
上記構成によれば、メモリカートリツジを排出
する時、スライド部材をメモリカートリツジの排
出方向へスライド移動させると、スライド部材に
取付けられている弾性体が仕切部材から突出して
メモリカートリツジを押さえる。従つて、メモリ
カートリツジがコネクタから抜き取られて摩擦抵
抗がなくなつても、弾性体の付勢力による抵抗が
新たに生じるので、メモリカートリツジは装置本
体から飛び出さない。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係るメモリカー
トリツジの取出機構の好ましい実施例を詳説す
る。
第2図は本考案に係るメモリカードの取出機構
を適用した電子スチルカメラの内部透視図であ
る。
一般に、電子スチルカメラは、固体撮像素子と
記録媒体としての磁気シートを用い、被写体を純
電子的にスチル撮影して回転する磁気シートに記
録するもので、画像の再生は別段のテレビジヨン
システムやプリンタ等で行つている。かかる電子
スチルカメラの磁気シートの代わりにメモリカー
トリツジを使用することにより、磁気シートを回
転させる機構や、該磁気シートに記録再生を行う
磁気ヘツドの移動機構等を含む機構部が不要とな
り、カメラの小型軽量化を図ることができる。
尚、現在のメモリカートリツジの記憶容量では
6,7枚の画像の記録が限度であるが、記憶回路
の集積化や処理回路の改善等により、現在の磁気
シートの記憶枚数(50枚)と同等の枚数の画像の
記憶も実現可能である。
さて、メモリカートリツジは、基板上に多数の
SRAM等が搭載され、バツクアツプ用の電池が
収納されてカード状に形成されている。また、カ
ード挿入側には、多数の端子が配列さえており、
これらの端子はSRAM等に接続されている。
第2図において、メモリカートリツジ10はカ
メラ本体12の側部に開口した挿入口12Aから
挿入され、本体内のコネクタ14に嵌挿される。
このとき、メモリカートリツジ10の後端面はカ
メラの側面とほぼ面一となり、カメラグリツプ時
等に邪魔にならないようになつている。尚、16
は撮影レンズ、18はCCDセンサ、20はスト
ロボ、22は電池ボツクス、24は電源回路であ
る。
第1図は第2図のカメラ内に収納されるメモリ
カートリツジの取出機構の一実施例を示す正面図
である。この取出機構は、主としてスライド板3
0と、板バネ32と、レバー34と、インジエク
トレバー36とから構成されている。
スライド板30は、カメラ側の仕切部材(フレ
ーム板)40に固定されたピン42に係合する長
孔30Aを形成しており、これによりカード挿入
排出方向にスライド自在にガイドされている。
また、このスライド板30には、鉤状に折り曲
げられた2つの係合部31,31が形成され、こ
れらの係合部31,31はフレーム板40のガイ
ド溝40A,40A及びコネクタ14のガイド溝
(図示せず)を介してコネクタ14内に突出して
いる。そして、係合部31,31は、コネクタ1
4に嵌挿されるメモリカートリツジ10の前面の
端子が設けられていない両端位置で当接係合し得
るようになつている。
さらに、スライド板30とフレーム板40との
間にはコイルバネ47が配設され、このコイルバ
ネ47はスライド板30を第1図に示す位置(初
期位置)に復帰させるように付勢している。
板バネ32は、その一端部32Aがスライド板
30に固定され、全体が略く字形に折り曲げられ
ている。また、その他端部32Bはフレーム板4
0を付勢すると共にその上面を摺動できるように
略半円状に形成されている。一方、フレーム板4
0には窓部40Cが形成されており、スライド板
30と共に板バネ32がメモリカートリツジ10
の排出方向に移動すると、板バネ32の他端部3
2Bは、その窓部40Cから突出する。
レバー34は、その一端部34Aがカメラ側の
フレーム板40に固定されたピン44に回動自在
に配設され、レバー34とスライド板30はピン
35によつて回動自在に連結されている。
インジエクトレバー36は、カメラ本体12の
上面にカード挿入排出方向にスライド自在に配設
されており(第1図)、その下端部にはレバー3
4の力点となる他端部34Bに係合するピン36
Aが設けられている。この結果、インジエクトレ
バー36によつてレバー34を回動させると、ピ
ン35を介してスライド板30にメモリカートリ
ツジ10を排出させる方向の力が作用する。
前記の如く構成された本考案に係るメモリカー
トリツジの取出機構の作用を説明する。
第3図Aはメモリカートリツジが装着される状
態を示している第1図のA−A断面図である。こ
の状態では、コイルバネ47の付勢力により、ス
ライド板30は初期位置に保持されているので板
バネ32の他端部32Bはフレーム板40上に位
置している。これにより、メモリカートリツジ1
0は板バネ32に阻止されることなく容易にカメ
ラ本体12に挿入される。
上記状態からメモリカートリツジ10を取り出
す場合には、インジエクトレバー36を第1図上
で左方向にスライドさせる。このインジエクトレ
バー36の移動により、レバー34はピン44を
中心にして回動し、このレバー34の作用点とな
る部分に植設されたピン35を介してスライド板
30にカード排出方向の力が作用する。
これにより、スライド板30はカード排出方向
にスライドし、スライド板30の係合部31,3
1が係合しているメモリカートリツジ10もスラ
イド板30とともにコネクタ14から引き出され
る。
また、スライド板30とともに板バネ32の他
端部32Bがフレーム板40上をスライドし、第
3図Bに示すように、他端部32Bは、フレーム
板40の窓部40Cから突出してメモリカートリ
ツジ10を押さえる。この結果、カメラ本体12
から飛び出すことなくメモリカートリツジ10を
コネクタ14から引き出すことが出来、その後、
挿入口12Aから突出したメモリカートリツジ1
0の後端部を把持して引き抜くことにより、容易
に取り出すことが出来る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るメモリカート
リツジの取出機構によれば、メモリカートリツジ
を排出する時、スライド部材に取付けられている
弾性体が仕切部材から突出してメモリカートリツ
ジを押さえるため、メモリカートリツジの飛び出
しを防止することができる。
また、弾性体はメモリカートリツジ排出時の所
定時期のみメモリカートリツジを押さえるため、
弾性体が挿入排出時の抵抗になつたり、カートリ
ツジを傷つけたりすることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るメモリカートリツジの取
出機構の一実施例を示す正面図、第2図は第1図
に示したメモリカートリツジの取出機構が適用さ
れる電子スチルカメラの概略図、第3図Aは第1
図に示したメモリカートリツジのA−A断面図、
第3図Bは第3図Aの板バネがメモリカートリツ
ジを押さえている状態図である。 10……メモリカートリツジ、12……カメラ
本体、30……スライド板、31……係合部、3
2……板バネ、40……フレーム板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 メモリカートリツジを使用する装置本体内にカ
    ートリツジ挿入排出方向にスライド自在に配設さ
    れ、カートリツジ排出方向のスライド移動時に、
    メモリカートリツジに係合する係合部を有するス
    ライド部材と、 メモリカートリツジとスライド部材との間に配
    設されている仕切部材と、 スライド部材に取付けられ、スライド部材がメ
    モリカートリツジ排出方向のスライド移動時に仕
    切部材から突出してメモリカートリツジを押さえ
    る弾性体と、 を備えたことを特徴とするメモリカートリツジの
    取出機構。
JP2613488U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0516776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2613488U JPH0516776Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP2613488U JPH0516776Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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Publication Number Publication Date
JPH01129966U JPH01129966U (ja) 1989-09-05
JPH0516776Y2 true JPH0516776Y2 (ja) 1993-05-06

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