JPH04366461A - フロッピーディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子スチルカメ
ラ等フロッピーディスクを用いる機器に適用して好適な
フロッピーディスク装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子スチルカメラ等では、フロッ
ピーディスクに画像を記録したり、またフロッピーディ
スクに記録された画像を読みだしたりするようになされ
ている。このフロッピーディスクを駆動するいわゆるメ
カ部分は、一般に匣体に収納され、１つのユニット、即
ちフロッピーディスク装置とされ、上述の電子スチルカ
メラ等、フロッピーディスクを用いて記録または再生す
るような機器に収納され、機器本体と配線されるように
なされている。図４はこのようなフロッピーディスク装
置１を示している。この図４において、２は匣体で、こ
の匣体２には上述のメカ部分等、即ち、フロッピーディ
スク装置本体が収納されている。そしてこのフロッピー
ディスク装置１には、図に示すように、ケースに収納さ
れたフロッピーディスク４を挿入し、このフロッピーデ
ィスク装置１に装着するための挿入口３が設けられてい
る。

【０００３】このフロッピーディスク装置１にフロッピ
ーディスク４を装着するときは、図に矢印ｘで示すよう
に、フロッピーディスク４を挿入口３に挿入する。かく
すると、所定の位置まで、フロッピーディスク４を挿入
口３に挿入したところで、周知の内部の機構により、フ
ロッピーディスク４がフロッピーディスク装置１に装着
される。また、このフロッピーディスク装置１よりフロ
ッピーディスク４を取り出すときには、例えば図示を省
略した取り出し釦の押圧等を行う。かくすると、図に矢
印ｙで示すように、内部の機構により、フロッピーディ
スク４が取り出し可能な位置まで出てくる。そしてこの
後は、手により、このフロッピーディスク４を取り出す
ようになされている。また、一般にフロッピーディスク
装置１においては、フロッピーディスク４に情報の書き
込みを行うと、制御用のＣＰＵに関連した記憶部に、書
き込んだアドレス等の情報を記憶するようになされてい
る。従って、或フロッピーディスク４に書き込みを行っ
て、一旦取り出し、他の或フロッピーディスク４に書き
込みを行うときに、前の或フロッピーディスク４に関連
したアドレス等の情報が残ることのないように、この或
フロッピーディスク４を一旦取り出すときには、リセッ
トを行い、前の或フロッピーディスク４に関連した情報
を消すようにしていた。また、機器に対する電源供給が
、フロッピーディスク４が装着されたままの状態で停止
した場合は、この状態のまま、再び電源供給がなされる
までは、フロッピーディスク４の取り出しができないよ
うになされていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のフロ
ッピーディスク装置１が搭載されている電子スチルカメ
ラ等フロッピーディスク４を用いる機器に故障等により
電源が供給されなくなった場合は、再びこれら機器に電
源が供給されるまでは、フロッピーディスク装置１より
フロッピーディスク４を取り出したりすることができな
い。この場合、再び機器に電源が供給されるまで、機器
に装着したフロッピーディスク４を再生したりすること
ができない。しかしながら、特に放送業界等業務で使用
されているときには、一刻も早くこのフロッピーディス
ク４を再生しなければならない場合もあり、機器に電源
の供給が停止されたままでも強制的にフロッピーディス
ク４をとりだせるようにしたいという要望があった。し
かしながら、例えばこのように、強制的に機器よりフロ
ッピーディスク４を取り出した場合は、再びこの機器に
電源が投入されたときに、本来装着されているままのは
ずのフロッピーディスク４の取り出しが行われない。従
って、この状態でフロッピーディスク４をこの機器に搭
載されているフロッピーディスク装置１に装着すると、
前の或フロッピーディスク４に関連した情報がリセット
されてないので、新たに装着されたフロッピーディスク
４の情報を読み取ることなく、このフロッピーディスク
４に情報の書き込みを行い、このフロッピーディスク４
に装着する前に記録されていた情報を消去してしまう不
都合があった。

【０００５】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
、電源の供給が停止した状態で、フロッピーディスク４
を強制的に取り出しても、再び電源が供給されたときに
リセットが行われた状態にでき、新たなフロッピーディ
スクを使用したときに、既に書き込まれている情報を書
き込みにより消去しないようにすることのできるフロッ
ピーディスク装置を提案しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明フロッピーディス
ク装置５は例えば図１〜図３に示す如く、モータにより
フロッピーディスク４の駆動を行うようにしたフロッピ
ーディスク装置５において、装着されたフロッピーディ
スク４を強制的に取り出す手動のレバー８を設けたもの
である。また本発明フロッピーディスク装置５は例えば
図１〜図３に示す如く、モータによりフロッピーディス
ク４の駆動を行うようにしたフロッピーディスク装置５
において、装着されたフロッピーディスク４を強制的に
取り出す手動のレバー８を設け、このレバー８を操作し
たときに、フロッピーディスク装置５本体の制御手段の
動作を制御するリセットスイッチ１６をオンとするよう
にしたものである。

【０００７】

【作用】上述せる本発明によれば、装着されたフロッピ
ーディスク４を強制的に取り出す手動のレバー８を設け
たので、電源の供給が停止した状態で、フロッピーディ
スク４を強制的に取り出すことができる。また上述せる
本発明によれば、装着されたフロッピーディスク４を強
制的に取り出す手動のレバー８を操作したときに、フロ
ッピーディスク装置５本体の制御手段の動作を制御する
リセットスイッチ１６をオンとするようにしたので、電
源の供給が停止した状態で、フロッピーディスクを強制
的に取り出せると共に、再び電源が供給されたときにリ
セットが行われた状態とすることができ、新たなフロッ
ピーディスクを使用したときに、既に書き込まれている
情報を書き込みにより消去しないようにすることができ
る。

【０００８】

【実施例】以下に、図１を参照して本発明フロッピーデ
ィスク装置の一実施例について詳細に説明する。この図
１において、５はフロッピーディスク装置を示し、この
フロッピーディスク装置５は既に上述したが、１つのユ
ニットとして、電子スチルカメラ等のフロッピーディス
ク４を用いる種々の機器に搭載される。このフロッピー
ディスク装置５本体を匣体６に収納する。この匣体６に
フロッピーディスク４を挿入する挿入口７を設け、更に
紙面において上部には溝６ａを形成する。８はレバーで
、このレバー８の一端に操作突起８ｃを形成し、このレ
バー８の他端に爪８ａを形成し、このレバー８の他端側
の外側付近に係止片部８ｂを形成する。そしてこのレバ
ー８の略中心付近に軸１０を取り付ける。このレバー８
に取り付けた軸１０を匣体６の中心付近に回転自在に取
り付ける。１１はねじりコイルばねで、このねじりコイ
ルばね１１のコイル部を匣体６に取り付けられた係止部
１４に係止し、このねじりコイルばね１１の一方の腕部
の先端部分を匣体６に取り付けられた係止片部９に係止
し、このねじりコイルばね１１の他方の腕部の先端より
手前付近の部分をレバー８に形成された係止片部８ｂに
係止する。また上述の操作突起８ｃは、搭載された機器
の匣体の表面より操作できるようにする如くする。

【０００９】図に示すように位置されているレバー８を
操作突起８ｃを矢印ｚ１で示す方向に押すと、軸１０が
矢印ｚ２で示す如く回転し、これと共にこのレバー８が
回転する。そしてレバー８の爪８ａが、矢印ｚ３で示す
方向に溝６ａを移動する。ここでレバー８の操作突起８
ｃを解放すると、ねじりコイルばね１１の力（図中矢印
ｚ４で示す）により、上述の各矢印ｚ１〜ｚ３と反対の
方向に各部が移動し、この図に示す位置にもどされ、ス
トッパ１５により保持される。

【００１０】図２にこのフロッピーディスク装置５の上
面図を示す。この図２において、図１と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。この図２
において、レバー８を実線及び破線で夫々示し、上述と
重複するが、実線で示したレバー８を操作突起８ｃを破
線で示したレバー８側に押すと、溝６ａをレバー８の爪
８ａが移動する。これによって図示を省略したケース１
２の突起１２ａを破線の位置に移動せしめる。１６はリ
セットスイッチで、このリセットスイッチ１６は、その
釦１６ａの押圧により、フロッピーディスク装置５より
フロッピーディスク４が取り出された状態、即ち、フロ
ッピーディスク装置５本体の制御を行うＣＰＵ（図示を
省略する）の保持するフロッピーディスク４の情報がリ
セットされた状態にする。従って、レバー８の操作突起
８ｃを押すと、操作突起８ｃの下部がリセットスイッチ
１６の釦１６ａを押圧し、これにより上述のＣＰＵの記
憶エリアは、フロッピーディスク４が取り出された状態
に対応した状態となる。

【００１１】次に、フロッピーディスク４がレバー８の
操作突起８ｃの移動によって取り出される状態について
図３を参照して説明する。この図３に示すように、匣体
６の挿入口７より挿入されたフロッピーディスク４は、
ホルダ１３に装着されるようになされている。このホル
ダ１３は、図に示すように、夫々両側面に軸１３ａが２
つずつ取り付けられている。そしてこのホルダ１３はケ
ース１２に収納されると共に、取り付けられた軸１３ａ
がこのケース１２の両側面に２つずつ形成された長孔１
２ｂを摺動可能に取り付けられる。また、このケース１
２の上部には突起１２ａが形成されている。さて、図１
及び図２において説明したレバー８の操作突起８ｃを、
図３Ｂに示す矢印ｙ２の方向に押すと、図３Ａに示すよ
うに、ホルダ１３の軸１３ａがケース１２の長孔１２ｂ
を矢印ｙ１で示す方向に摺動すると共に、図３Ｂに示す
如く、ホルダ１３が矢印ｙ３で示す如く持ち上げられ、
この後、フロッピーディスク４が匣体６の挿入口７より
外側に押し出される。この後は、図３Ｃに示すように、
図１及び図２において説明したねじりコイルばね１１の
力により、矢印ｙ４で示す方向にレバー８の爪８ａが移
動し元の状態となる。尚、このフロッピーディスク４が
押し出されるようになされる機構については既に一般に
広く用いられているので、その図示及び説明を省略する
。

【００１２】このように、本例では、フロッピーディス
ク装置５の使用時に、このフロッピーディスク装置５に
電源が供給されなくなっても、レバー８により手動で簡
単にフロッピーディスク４の取り出しができる。また、
このレバー８の操作時に、フロッピーディスク４が取り
出された状態とされるリセットスイッチ１６のオン動作
を行うようにしたので、フロッピーディスク装置５が搭
載された機器に電源が供給されなくなったときに強制的
にフロッピーディスク４を取り出し、この後この機器に
電源が供給されたときに、新たにフロッピーディスク４
を使用しても、このフロッピーディスク４に既に書き込
まれている情報が新たな書き込みによって消去されたり
することがない。

【００１３】尚、本発明は上述の実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。

【００１４】

【発明の効果】上述せる本発明によれば、装着されたフ
ロッピーディスクを強制的に取り出す手動のレバーを設
けたので、電源の供給が停止した状態で、フロッピーデ
ィスクを強制的に取り出すことができる。また上述せる
本発明によれば、装着されたフロッピーディスクを強制
的に取り出す手動のレバーを操作したときに、フロッピ
ーディスク装置本体の制御手段の動作を制御するリセッ
トスイッチをオンとするようにしたので、電源の供給が
停止した状態で、フロッピーディスクを強制的に取り出
せると共に、再び電源が供給されたときにリセットが行
われた状態とすることができ、新たなフロッピーディス
クを使用したときに、既に書き込まれている情報を書き
込みにより消去されないようにすることができる利益が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明フロッピーディスク装置の一実施例を示
す外観斜視図である。

【図２】本発明フロッピーディスク装置の一実施例の上
面図である。

【図３】本発明フロッピーディスク装置の一実施例の説
明に供する線図である。

【図４】従来のフロッピーディスク装置の例を示す外観
斜視図である。

【符号の説明】

４　　フロッピーディスク ５　　フロッピーディスク装置 ８　　レバー １６　　リセットスイッチ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　モータによりフロッピーディスクの駆
   動を行うようにしたフロッピーディスク装置において、
   装着された上記フロッピーディスクを強制的に取り出す
   手動のレバーを設けたことを特徴とするフロッピーディ
   スク装置。
2. 【請求項２】　　モータによりフロッピーディスクの駆
   動を行うようにしたフロッピーディスク装置において、
   装着された上記フロッピーディスクを強制的に取り出す
   手動のレバーを設け、該レバーを操作したときに、フロ
   ッピーディスク装置本体の制御手段の動作を制御するリ
   セットスイッチをオンとするようにしたことを特徴とす
   るフロッピーディスク装置。