JP2504296B2 - カセット収納装置 - Google Patents

カセット収納装置

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JP2504296B2
JP2504296B2 JP2144823A JP14482390A JP2504296B2 JP 2504296 B2 JP2504296 B2 JP 2504296B2 JP 2144823 A JP2144823 A JP 2144823A JP 14482390 A JP14482390 A JP 14482390A JP 2504296 B2 JP2504296 B2 JP 2504296B2
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cassette
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潤一郎 戸倉
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、標準サイズカセット(以下、標準カセッ
ト)と小型サイズカセット(以下、小型カセットとい
う)の両方に共用できる磁気記録再生装置におけるカセ
ット収納装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の磁気記録再生装置は、主に、標準カセットの記
録再生をおこなうようになっており、小型カセットの記
録再生を上記磁気記録再生装置によっておこなう場合に
は、小型カセットをあらかじめ、標準カセット大のアダ
プタに収納してから、カセット挿入口から装填し、記録
再生可能な状態とする(とくに、先行文献は提示しな
い)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のカセット収納装置によれ
ば、小型カセットをカセット挿入口から挿入して装填す
る場合には、標準カセット大のアダプタが不可欠であ
り、上記標準カセット大のアダプタがなければ、小型カ
セットの記録再生ができないものであった。
この発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであっ
て、標準カセット大のアダプタがなくても小型カセット
の記録再生をそのまま、一つの磁気記録再生装置でおこ
なえるカセット収納装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの発明は、磁気記録再
生装置本体に設けた突起と、上記突起に当たって反時計
回転方向に回動する開蓋用レバーと、上記開蓋用レバー
に一体形成され、小型カセットの挿入時、少なくとも小
型カセットの前蓋のロックが作用しない前蓋の開度にな
るまで、上記前蓋のロック解除ボタンを押しつづける押
圧片部とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明によれば、小型カセットをカセット挿入口か
ら挿入して磁気記録再生装置本体内の受台に支持させる
と、上記磁気記録再生装置本体に設けた突起に、上記受
台に配設した開蓋用レバーが当たり、この開蓋用レバー
と押圧片部が同時に反時計回転方向に回動する。このと
き、上記押圧片部の回動によって、上記小型カセットの
前蓋のロックが作用しない前蓋の開度になるまで、上記
小型カセットの前蓋のロック解除ボタンが押圧される。
したがって、上記小型カセットの前蓋が所定開度まで確
実かつスムーズに開かれる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を添付図面にもとづいて説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すカセット収納装置
の斜視図、第2図は同じく右側面図、第3図は同じく正
面図である。
これらの図面において、(1)は磁気記録再生装置本
体内にて、駆動機構(図示せず)により、カセット挿脱
位置と磁気記録再生装置本体内の記録再生位置のあいだ
を移動する受台であって、(1a),(1a)は小型カセッ
ト案内部、(1e),(1e)は標準カセット案内部であ
る。上記受台(1)の天井部には、ばね掛け(1b)と、
このばね掛け(1b)に離間した部分に切欠部(1f)が形
成され、この切欠部(1f)の一部から下向きに折曲げ部
(1d)が設けられている。また、受台(1)の底部に
は、切欠部(1c)が形成されている。(2)は小型カセ
ットの前蓋と係合して、これを開くための開蓋用レバー
であって、同開蓋用レバー(2)は上記切欠部(1f)か
ら上方に突出する突起片部(2a)と底部側の切欠部(1
c)まで延びる爪部(2c)とを有している。また、上記
開蓋用レバー(2)はその上端部分が上記折曲げ部(1
d)にて回転支点(3)により回動可能に支持され、ば
ね(4)により上記ばね掛け(1b)とのあいだで時計回
転方向に付勢され、上記切欠部(1c)に当たって係止さ
れている。(2b)は上記開蓋用レバー(2)に一体的に
形成された押圧片部であって、小型カセットが磁気記録
再生装置本体のカセット挿入口から受台(1)の所定位
置まで挿入されたとき、小型カセットの前蓋ロック解除
ボタン(図示せず)を押してロック解除できる位置にあ
るように設定されている。
また、第6図は小型カセットの一部(前蓋ロック解除
ボタン付近)の平面図、第7図は同じく右側面図であっ
て、これらの図面において、(10)は小型カセットであ
って、(10a)は前蓋ロック解除ボタン、(10b)は前
蓋、(10c)は上記前蓋(10b)を開くための回転支点で
ある。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
いま、第9図で示すように、小型カセット(10)をカ
セット挿入口(20a)より磁気記録再生装置本体(20)
内に挿入すると、上記小型カセット(10)は、第1図も
しくは第3図で示す受台(1)の小型カセット案内部
(1a)、(1a)に沿って所定位置まで入る(第4図参
照)、この段階で、スイッチ(図示せず)が入って駆動
機構(図示せず)が動き、上記受台(1)は図中、右方
へ移動する。この受台(1)が記録再生位置まで移動す
る途中に、磁気記録再生装置本体(20)に設けてある突
起(21)に開蓋用レバー(2)の一端(2a)が突き当た
り(第5図参照)、上記開蓋用レバー(2)は回転支点
(3)を中心軸として、第5図中、反時計回転方向に回
動する。このとき、上記開蓋用レバー(2)の爪部(2
c)が小型カセットの前蓋(10b)に当たると同時に、上
記開蓋用レバー(2)の押圧片部(2b)で小型カセット
(10)の前蓋ロック解除ボタン(10a)を押圧し、ロッ
ク解除しているので、上記小型カセットの前蓋(10b)
は開蓋用レバー(2)により、図中、矢印に示すよう
に、反時計回転方向に回転して開かれる。
一方、第10図で示すように、標準カセット(11)をカ
セット挿入口(20a)より磁気記録再生装置本体(20)
内に挿入すると、上記標準カセット(11)の先端部分が
開蓋用レバー(2)の押圧片部(2b)に突き当たり、上
記開蓋用レバー(2)は機能しない位置にまで回動させ
られる(第8図参照)。
なお、上記実施例では、小型カセットをその前蓋側か
ら磁気記録装置本体内の受台に挿入する形式のものを例
示したが、いかなる挿入形式(たとえば、最も広い面か
ら挿入するもの)においても、上記実施例と同様の効果
を奏することはいうまでもない。また、小型カセット挿
入時における開蓋用レバーの逃げ動作を磁気記録再生装
置本体に設けた突起で行うように説明したが、カムによ
る動作あるいは別駆動機能(ソレノイドなど)による動
作によってもおこなっても差し支えない。
上述したように、上記実施例によれば、小型カセット
の前蓋を開く開蓋用レバーと前蓋ロック解除ボタンを押
す押圧片部とを一体的に構成しただけの簡単な構成であ
るので、少ない部品点数でカセット収納装置を容易に製
作できる利点がある。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明によれば、小型カセ
ットの前蓋を開く開蓋用レバーと、前蓋ロック解除ボタ
ンを押す押圧片部とを一体的に構成しただけの簡単な構
成であるので、少ない部品点数でカセット収納装置を容
易にかつ安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すカセット収納装置の
斜視図、第2図は同じく右側面図、第3図は同じく正面
図、第4図は同じく小型カセットを入れた場合の右側面
図、第5図は同じく移動途中の小型カセットを入れた場
合の右側面図、第6図は小型カセットの一部(前蓋ロッ
ク解除ボタン付近)の平面図、第7図は同じく右側面
図、第8図は第2図の装置に標準カセットを入れた場合
の右側面図、第9図は磁気記録再生装置本体に小型カセ
ットを装填する場合の斜視図、第10図は磁気記録再生装
置本体に標準カセットを装填する場合の斜視図である。 (1)……受台、(2)……開蓋用レバー、(2b)……
押圧片部、(10)……小型カセット、(11)……標準カ
セット、(10a)……前蓋ロック解除ボタン、(10b)…
…小型カセットの前蓋、(20)……磁気記録再生装置本
体、(21)……突起。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準カセットもしくは小型カセットのそれ
    ぞれをカセット挿脱位置と磁気記録再生装置本体内の記
    録再生位置とのあいだで受台に支持させて移動せしめる
    カセット収納装置において、上記磁気記録再生装置本体
    に設けた突起と、上記突起に当たって反時計回転方向に
    回動する開蓋用レバーと、上記開蓋用レバーに一体形成
    され、小型カセットの挿入時、少なくとも小型カセット
    の前蓋のロックが作用しない前蓋の開度になるまで、上
    記前蓋のロック解除ボタンを押しつづける押圧片部とを
    備えたことを特徴とするカセット収納装置。
JP2144823A 1990-05-31 1990-05-31 カセット収納装置 Expired - Lifetime JP2504296B2 (ja)

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JPH0438652A JPH0438652A (ja) 1992-02-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970001987B1 (ko) * 1993-09-15 1997-02-20 대우전자 주식회사 테이프 레코더의 카세트 리드 프리 오픈(pre-open)장치
JP4844018B2 (ja) * 2005-06-15 2011-12-21 ミツミ電機株式会社 カートリッジホルダ装置

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JPH0438652A (ja) 1992-02-07

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