JPS6323261A - デイスクプレ−ヤのデイスク着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はモータを用いることなくしてディスクの着脱が
容易に行なえるようにしたディスクプレーヤのディスク
着脱装置に関する。

（ロ）従来の技術 光学式ディスクプレーヤにおいて、ディスクの再生を行
なうにはディスクをターンテーブル上に載置し、且つデ
ィスク上よりチャック部材でチャックし該ディスクを演
奏状態にセットし、又ディスクを交換等のために取出す
には前述とは逆にまずチャック部材によるチャックを解
除し、然る後ディスクをターンテーブルより離脱し排出
許せている。斯るディスクを演奏状態にセットし又取出
するいわゆるディスクの着脱方式としてディスクをター
ンテーブルに直接着脱する方式と、ディスクトレイを用
いて着脱する方式とがあり、ディスクを縦方向にし演奏
する縦型ディスクプレーヤでは直接ディスクをターンテ
ーブルに着脱する方式が多く用いられているが、ディス
クを水平方向にし演奏する水平型ディスクプレーヤでは
特開昭６０−８０１５９号公報に記載されているように
、トレーをモータによってディスクがターンテーブルに
よって回転駆動させる閉室位置とディスクの出し入れを
行なう開放位置とに移動許せている。

（ハ〉発明が解決しようとする問題点 上述したように従来の水平型ディスクプレーヤでは、デ
ィスクをディスクトレイに収納し、該ディスクトレイを
モータにて水平方向にローディングを行ないディスクの
着脱を行なっているが、ディスクトレイを摺動させるた
めにモータを必要とするため構造が複雑となり、又ディ
スクトレイ糾開放位置方向に摺動させる場合と閉室位置
方向に摺動許せる場合とでは、モータの回転方向を反転
させる必要があったので電気回路も複雑となった。

本発明は斯る点に鑑みて水平型ディスクプレーヤにおい
てもディスクトレイを用いることなしにディスクの装着
が行なえるようにしたディスクプレーヤのディスク着脱
装置を提供するものである。

輛）問題点を解決するための手段 本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置は上述し
たように、一端を上下方向に回動自在に取付けられ収納
部を有するディスクケースと、水平方向に回動自在に設
けられディスクを排出又は装着するための第１、第２ピ
ン及び係止片を有する反転アームと、該反転アームをデ
ィスク装着状態又は排出状態のいずれかの状態になるよ
うに付勢する反転ばねと、摺動自在に設けられ前記ディ
スクケースの一端を上方向に回動させる押上片及び反転
アームの係止片に係合する係合突部を有するイジェクト
レバーとにて構成きれる。

（ホ）作用 本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置は上述の
構成をなしており、イジェクトレバーを操作すると押上
片にディスクケースがあたり該ディスクケースを上方向
に回動してディスクをターンテーブルより浮上させ、又
イジェクトレバーの係合突部が係止片を押圧することに
より反転アームが多少回動すると第１ビンがディスクの
周縁にあたる。一方前記反転アームはイジェクトレバー
にである角度まで回動きれると、反転ばねの付勢力が反
転し該反転ばねの付勢力により反転アームをきらに回動
許せるので、ディスクは第１ビンで押されてディスクケ
ースの収納部より排出される。ディスクを装着するには
該ディスクをディスクケースの収納部に挿入し押込むと
、前記ディスクが第１ビンにあたり反転アームを前記と
逆方向に回動させ、再び反転ばねの付勢力が反転し該反
転ばねの付勢力で反転アームを前記と逆方向に反転アー
ムを回動させる。反転アームが逆方向に回動すると今度
は第２ピンがディスクにあたり該ディスクをディスクケ
ースの収納部に引っ張り込み、前記ディスクがターンテ
ーブル上まで引っ張り込まれる。一方反転アームが反対
方向に回動きれることにより係合突部が係止片にあたり
イジェクトレバーを押戻すので、それまでディスクケー
スを浮上許せていた押上片の押上げ力が解除キれ該ディ
スクケースはスプリングの付勢力で元の方向に回転きれ
るので、ディスクケースの収納部に収納されているディ
スクはターンテーブルに装着される。

（へ）実施例 本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置を図面に
従って説明する。

（１）はシャーシ、（２）は一端が前記シャーシ（１）
上の支持体（３）に軸（４）にて回動自在に軸支された
ディスクケースで、下面に取付けた補助板（５）とでも
って前面及び後面がともに開口する収納部（６）を形成
している。又前記ディスクケース（２）は側壁（７〉に
側方へ突出する係止突片（８）を有し、且つスプリング
（９）にて前端は下方に付勢されている。（１０）は中
央部がシャーシ（１）上の軸（１１）に軸支された反転
アームで、一端にディスク（１２）を排出するための第
１ビン（１３）が設けられ他端に前記ディスク（１２）
を引き込むための第２ピン（１４）が設けられており、
芒らに前記中央部外周には側方へ突出する係止片（１５
）が形成きれている。り１６）は中央に巻回部（１７）
を有する反転ばねで、一端（１８）が前記第１ビン（１
３）に固定され且つ他端（１９）がシャーシ（１）の小
孔（２０）に挿入し保持している。

（２１）はイジェクトレバーで、長孔（２２）（２２）
に貫通されるピン（２３）（２３）でもって前記シャー
シ（１）に摺動自在に設けられ、傾斜辺（２４）を有し
前記ディスフケース（２）の下面に係合する第１押上片
（２５）、同じく傾斜辺（２６）を有し前記係止突片（
８）に係合する第２押上片（２７）及び反転アーム（１
０）の係止片（１５）に係合する係合突片（２８）が夫
々形成されている。（２９）はモータ（図示せず）にて
回転きれる回転軸（３０）に取付けられたターンテーブ
ルで、ディスク（１２）の孔（３１）が嵌合される円錐
台状の中央突部（３２）とディスク載置台（３３）とを
有する。（３４）は前記ディスクケース（２）の中央膨
出部（３５）に上下左右いずれの方向にも動き得るよう
に収納されたチャック部材で、ディスクケース（２）の
内方突出縁（３６）に係合する鍔（３７）、ディスク押
圧部（３８）及び球（３９）を有する。

次に本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置の動
作について説明する。

最初に演奏に先立ってディスクを装着する場合について
説明する。先ずディスクを装着するには第４図に示す如
く、ディスクケース（２）の前面開口を浮上移せておく
。

斯る状態でディスク（１２〉を前面開口よりディスクケ
ース（２）の収納部（６）に手でもって押し込む。

ディスク（１２）を押し込むと反転アーム（１０）の第
１ビン（１３）にあたり、該反転アーム（１０）を時計
方向に回動させる。反転アーム（１０）は始め反転ばね
（１６）の付勢力で反時計方向に付勢きれているが、前
記ディスク（１２）を押し込むことによりある角度まで
時計方向に付勢されると、反転ばね（１６）の付勢力の
方向が変り今度は反転アーム（１０）を時計方向に付勢
する力が働き、反転アーム（１０）を時計方向にさらに
回動させる。前記反転アーム（１０）が時計方向に回動
啓せると、第２図に示す如く第２ピン（１４）がディス
ク（１２）の周縁にあたり該ディスク（１２）を押し込
み、ディスク（１２）の孔（３１）をターンテーブル（
２９）の中央突部（３２）上に位置させる。前記ディス
ク（１２）の孔（３１）がターンテーブル（２９）の中
央突部（３２）上に位置されるまで反転アーム（１０）
が回動されると、反転アーム（１０）の係止片（１５）
がイジェクトレバー（２１）の係合突部（２８）にあた
り、イジェクトレバー（２１）を矢印Ａ方向に摺動させ
る。前記ディスク（１２）の挿入開始前においてはイジ
ェクトレバー（２１）の第１押上片（２５）にディスク
ケース（２）の下面があたり、又第２押上片（２７）に
係止突片（８）が係合しているためディスクケース（２
）の前端は浮上されているが、イジェクトレバー（２１
）が矢印Ａ方向に摺動することによりディスクケース（
２）の下面は第１押上片（２５）の傾斜辺（２４）を滑
り下り、又係止突片（８）も第２押上片（２７）の傾斜
辺（２６）を滑降するため、ディスクケース（２）はス
プリング（９）にて反時計方向に回動きれディスク（１
２）の孔（３１）を中央突部（３２）に嵌合し第３図に
示す如くディスク（１２）をターンテーブル（２９）上
に載置させる。ディスク（１２）がターンテーブル（２
９）に載置された状態では、ディスク（１２）はディス
クケース（２）の底面より浮上される一方、チャック部
材（３４）がディスク（１２）の孔（３１）周縁にあた
り該ディスク（１２）のチャキングを行なう。

従って再生釦を押圧することによりモータが回転しそれ
によってターンテーブル（２９）とともにディスク（１
２）が回転し、ディスク（１２）に記録されている信号
の演奏を行なう。

ディスク（１２）の演奏が終了しディスク（１２）を取
出すにはイジェクトレバー（２１〉を矢印Ｂ方向に押し
込む。前記ディスク（１２）の装着状態では第２押上片
（２７）の傾斜辺（２６）の裾がディスクケース（２）
の係止突片（８）にあたり矢印Ｂ方向に摺動させ、イジ
ェクトレバー（２１）の係合突部（２８）は反転アーム
（１０）の係止片（１５）より離間されているので、デ
ィスク（１２）を取出すためイジェクトレバー（２１）
を矢印Ｂ方向に押し込んだときに、先ず前記第２押上片
（８）が係止突片（２７）にあたりディスクケース（２
）をスプリング（９）の付勢力に抗し時計方向に回動さ
せ、ディスク（１２）を浮上し該ディスク（１２）の孔
（３１）を中央突部（３２）より離脱する。イジェクト
レバー（２１）をさらに押し込むと係止突片（８）が第
２押上片（２７）の傾斜辺（２６）を滑り上り、又ディ
スクケース（２）の下面が第１押上片（２５）の傾斜辺
（２４）を滑り上るため、ディスクケース（２）は第２
図に示すごとく前面開口が浮上される。前記ディスクケ
ース（２）が時計方向に回動きれるとともにイジェクト
レバー（２１）の係合突片（２８）が反転アーム（１０
）の係止片（１５）にあたり該反転アーム（１０）を反
時計方向に回動許せる。反転アーム（１０）は反転ばね
（１６）にて時計方向に付勢力されているが、ある角度
まで回動きれると反転ばね（１６）の付勢力の向きが変
り前記反転アーム（１０）を反時計方向に付勢する。反
転アーム（１０）が反転ばね（１６）で反時計方向に回
動させると、第１ピン（１３）がディスク（１２）の周
縁にあたり該ディスク（１２）を矢印Ａ方向に押する。

従って前記ディスク（１２）の一部は収納部（６〉より
排出きれ外部に露出されるので、手でもってディスク（
１２）を取り出すことが出来る。

（ト）発明の効果 本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置は上述し
た如く、回動自在に設けられ反転ばねにてディスク排出
状態又ディスク装着状態に付勢きれる反転アームにディ
スク排出用の第１ピンとディスク装着用の第２ピンとを
設け、且つ摺動自在に設けたイジェクトレバーにディス
クケースを押上げる押上片を゛設けたので、ディスクの
着脱時にディスク又はイジェクトレバーを押し込み多少
反転アームを回動きせれば、反転ばねの付勢力が反転し
反転アームを確実にディスク排出状態又はディスク装着
状態にまで回動させ且つこれら動作に関連しディスクケ
ースの前面開口を上下動させるので、簡単な機構にし且
っモータを使用することがなくディスクの着脱が出来る
。

【図面の簡単な説明】

図は全て本発明のディスクプレーヤのディスク着脱装置
に関するもので、第１図はディスク排出状態を示す平面
図、第２図はディスクの装着又は排出の途中を示す平面
図、第３図はディスク装着状態を示す平面図、第４図は
ディスク排出状態を示す断面図、第５図はディスク装着
状態を示す断面図である。 （１）・・・シャーシ、（２）・・・ディスクケース、
−（６）・・・収納部、　（８）・・・係止突片、　（
１ｏ〉・・・反転アーム、　（１２）・・・ディスク、
（１３）・・・第１ピン、（１４）・・・第２ピン、　
（１５）・・・係止片、　（１６）用反転ばね、　（２
１）・・・イジェクトレバー、（２５）・・・第１押上
片、　（２７）・・・第２押上片、　（２８）・・・係
合突片、　（２９）・・・ターンテーブル。 出願人　三洋電機株式会社外１名 代理人　弁理士　西野卓嗣　外１名 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）収納部を有し一端を上下方向に回動自在に取付け
   られたディスクケースと、ディスク排出・装着用の第１
   、第２ピン及び係止片を有する反転アームと、該反転ア
   ームをディスク装着状態又は排出状態のいずれか一方の
   状態になるように付勢する反転ばねと、摺動自在に設け
   られ前記ディスクケースの一端を上方向に回動させる押
   上片及び反転アームの係止片に係合する係合突部を有す
   るイジェクトレバーとよりなるディスクプレーヤのディ
   スク着脱装置。