JPH06236648A - Cd用マガジンのトレイ - Google Patents

Cd用マガジンのトレイ

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JPH06236648A
JPH06236648A JP1997793A JP1997793A JPH06236648A JP H06236648 A JPH06236648 A JP H06236648A JP 1997793 A JP1997793 A JP 1997793A JP 1997793 A JP1997793 A JP 1997793A JP H06236648 A JPH06236648 A JP H06236648A
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JP
Japan
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holding
tray
disc
magazine
tray body
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Pending
Application number
JP1997793A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamashita
俊朗 山下
Fumiya Yamada
文也 山田
Atsushi Togashi
淳 富樫
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH06236648A publication Critical patent/JPH06236648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDが傾いてもディスク保持部材により確実
にCDをトレイ本体に保持させることのできるCD用マ
ガジンのトレイを提供する。 【構成】 所定のCDを保持してCD用マガジンに装着
されるトレイ本体に、先端部にCDの外周縁に係合して
保持する保持部が形成されたディスク保持部材を、CD
の保持位置とCDへの係合を解除する退避位置との間で
回動自在に配設してなるCD用マガジンのトレイ。ディ
スク保持部材の保持部を、退避位置ではトレイ本体から
離隔した位置に位置させ、CDの保持位置ではトレイ本
体に近接した位置に位置させて回動するように、ディス
ク保持部材を配設して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD用マガジンのトレ
イに係り、特にマルチディスクプレーヤに装填されるC
D用マガジンに装着され、CDを載置して保持するため
のCD用マガジンのトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等に搭載され、複数の
CD(コンパクトディスク)を選択して再生動作できる
ようにしたマルチディスクプレーヤが多く用いられてい
る。このようなマルチディスクプレーヤにおいては、マ
ルチディスクプレーヤに装填するためのCD用マガジン
に所定のCDを載置して保持するためのトレイが用いら
れている。これらCDを載置保持するトレイと、複数の
トレイを収納するCD用マガジンと、そのCD用マガジ
ンからCDをロードおよびアンロードするマルチディス
クプレーヤについての機構は、特開昭61−23066
6号公報に詳細に記載されている。
【0003】図8に、このような従来のCD用マガジン
に用いられるトレイの平面図、図9に、使用状態の縦断
面図を示す。平板状のトレイ本体101の中心部分に
は、所定のCD102が載置されるようになされてお
り、トレイ本体101のCD102の外側部分には、そ
の直径方向対称位置にそれぞれディスク保持部材103
が支持軸104を中心としてトレイ本体101の表面に
沿って回動自在に取付けられている。このディスク保持
部材103の先端部には、CD102を保持するための
保持部105が、その先端部がCD102の外周縁に係
合されるように一体に形成されている。また、ディスク
保持部材103の基端部は、トレイ本体101の外側縁
に形成された切欠き部106から外方に露出させた操作
部107とされている。さらに、ディスク保持部材10
3には、このディスク保持部材103をCD102の保
持方向に付勢するバネ部材108が取付けられている。
ディスク保持部材103は、その操作部107を操作し
てバネ部材108の付勢力に抗して回動させられること
により、保持部105がCD102の外周縁との係合を
解除して外側に退避させることになり、このディスク保
持部材103の退避位置において、CD102の出し入
れ操作が行なわれるようになされている。
【0004】このような従来のCD用マガジンのトレイ
においては、ディスク保持部材103の操作部107が
バネ部材108の付勢力に抗して回動操作され、ディス
ク保持部材103の保持部105が退避した状態で、C
D102がトレイの上面に載置され、その後に、ディス
ク保持部材103をバネ部材108の付勢力により戻り
動作させて、CD102が保持部105に係止されトレ
イ本体101に保持される。
【0005】CD102を保持したトレイは、図示しな
いCD用マガジンに挿入され所定のマルチディスクプレ
ーヤに装填される。マルチディスクプレーヤでは、CD
用マガジンから1枚のトレイが取出され、取出されたト
レイのディスク保持部材103が回動動作されCD10
2が取出されてCD102の再生が行なわれる。再生が
終了すると、ディスク保持部材103を回動動作させ退
避させた状態で、マルチディスクプレーヤのディスク押
え部材109によりCD102がトレイ本体101上に
戻され、その後ディスク保持部材103を戻り動作させ
てCD102をトレイ本体101に保持させ、CD用マ
ガジンに戻すようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のC
D用マガジンのトレイにおいては、トレイ本体101を
ほぼ水平状態で使用する場合には、何ら問題はないが、
トレイ本体101を垂直状態で使用する場合には、再生
が終了したCD102を、マルチディスクプレーヤのデ
ィスク押え部材109によりトレイ本体101上に戻し
てその保持位置に位置させたときに、図9に示すよう
に、CD102が傾いてしまう事態が発生する。したが
って、ディスク保持部材103を戻り動作させた場合
に、保持部105がCD102の外周に当ったり、CD
102の内面側に入り込んでしまい、保持部105によ
り適正にCD102を保持することができなくなってし
まうという問題が生じていた。
【0007】これを防止するためディスク押え部材10
9による戻り動作量を調整して、ディスク押え部材10
9によりCD102をトレイ本体101に接するまで搬
送させ、これにより、CD102がトレイ本体101に
対して傾斜しないようにされている。しかしながらこの
ようにした場合には、逆にCD102がトレイ本体10
1に押し付けられ過ぎて、トレイ本体101に過大な押
圧負荷を与えてしまう事態が発生するため、ディスク押
え部材109の戻り動作量の調整が必要となり、その調
整が極めて困難なものとなっていた。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、トレイを垂直状態にして使用する場合のデ
ィスク保持において、CDが傾いてもディスク保持部材
により確実にCDをトレイ本体に保持させることのでき
るCD用マガジンのトレイを提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るCD用マガジンのトレイは、所定のCDを
保持してCD用マガジンに装着されるトレイ本体に、先
端部に前記CDの外周縁に係合して保持する保持部が形
成されたディスク保持部材を、前記CDの保持位置とC
Dへの係合を解除する退避位置との間で回動自在に配設
してなるCD用マガジンのトレイにおいて、前記ディス
ク保持部材の保持部を、前記退避位置では前記トレイ本
体から離隔した位置に位置させ、前記CDの保持位置で
は前記トレイ本体に近接した位置に位置させて回動する
ように、前記ディスク保持部材を配設して構成される。
【0010】
【作用】本発明のCD用マガジンのトレイでは、ディス
ク保持部材が回動され退避状態にされてCDがトレイ本
体上に戻された時には、ディスク保持部材の保持部がト
レイ本体から離隔した位置に位置される。したがって、
トレイの垂直状態の使用でCDが戻された保持位置にお
いてある程度傾いても、ディスク保持部材の保持部がト
レイ本体から離隔した位置から戻されるため、CDの外
周縁に保持部を係合させることができる。しかも、CD
の保持位置ではディスク保持部材の保持部は、トレイ本
体に近接した位置に位置されるため、CDはトレイ本体
に近接して保持される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
て説明する。図1に、本発明に係るCD用マガジンのト
レイの一実施例の平面図を、図2に、ディスク保持部材
の保持部とCDとの係合状態の断面図を示す。また、図
3にCD用マガジンの平面図を、図4にCD用マガジン
の側面図を、図5にCD用マガジンの内部構造図を、図
6にCD用マガジンに収納したトレイの状態図を示す。
【0012】図に示すように、トレイ本体1の凹部4b
に設けられているディスク保持部材6a,6bは、その
先端部に形成された保持部9a,9bがCD2の外周縁
部に当接しない位置まで、支持部7,7を中心として回
動するようにされている。トレイ本体1のディスク保持
部材6a寄りのディスク収容部3の内周縁部には、CD
2の外周縁部に当接する突起3a,3bが突設されてい
る。
【0013】トレイ本体1の前方側には、トレイ本体1
がマガジン20内から引き出される際に、図示しないロ
ーディイング機構の係合爪が係合される係合片11が設
けられている。また、トレイ本体1の後方側には、後述
するトレイ突出防止爪26によって係合される係合突起
12、およびバネ部材27によって係合される係合段部
13bを有した係合突起13が設けられている。またト
レイ本体1の後方側には、後述する位置決め突起23,
24によって位置決めされるガイド溝14,15が設け
られている。
【0014】このような構成のトレイでは、CD2をデ
ィスク収容部3に収容する場合、例えばディスク保持部
材6aをバネ部材8の付勢力に抗し反時計方向に回動さ
せ退避位置に保持し、CD2の外周縁部を他方のディス
ク保持部材6bの保持部9bに当接させる。この状態で
CD2をディスク収容部3に落し込むとともに、ディス
ク保持部材6aをバネ部材8の付勢力によって定位置に
戻す。このとき、ディスク保持部材6aの保持部9aが
CD2の外周縁部上方に位置して回動が停止し、他方の
ディスク保持部材6bの保持部9bとともにCD2に対
して矢印方向に押付け力を与える。そして、CD2のデ
ィスク保持部材6a側の外周縁部は、突起3a,3bに
押し当てられ、CD2はディスク収容部3にてディスク
保持部材6bの保持部9bおよび突起3a,3bにより
3箇所で支持されることになる。
【0015】マガジン本体20には、図3乃至図5に示
すように、トレイ本体1の係合片11を露出させるため
の切欠部21が設けられている。この切欠部21は、C
D2の選択が行われる場合に再生機構側(図示せず)が
上下動することに対応させたものであり、上記のローデ
ィング機構の係合爪が切欠部21内を上下するに最適な
形状とされている。マガジン本体20内部には、トレイ
本体1の挿入のガイドを行うとともに、挿入されたトレ
イ本体1を平行状態に保持するガイド片22が多段に配
設されている。また、マガジン本体20の最奥部には、
上記ガイド溝14,15に嵌り込む位置決め突起23,
24が突設されている。ここで、位置決め突起23の配
置箇所は、後述する理由からバネ部材27寄りとされて
いる。
【0016】位置決め突起23の近傍には、シャフト2
5が配設され、このシャフト25には、トレイ突出防止
爪26が回動自在に取付けられている。いずれかのトレ
イ本体1がマガジン本体20から取り出される場合に
は、トレイ突出防止爪26を回動させて係合が解除さ
れ、取り出しがない場合には係合させることにより、各
トレイ本体1のマガジン本体20からの突出が阻止され
るようにされている。トレイ突出防止爪26と位置決め
突起23との間には、トレイ本体1の係合突起13を図
中右方向に付勢するためのバネ部材27が配設されてい
る。このバネ部材27の付勢力により、マガジン本体2
0の最奥部直前まで押し込まれたトレイ本体1が後述す
るように、最奥部まで引き込まれるようにされている。
【0017】このような構成のマガジンでは、トレイ本
体1をマガジン本体20内部に収納する場合、トレイ本
体1をガイド片22に沿って挿入する。このとき、トレ
イ突出防止爪26はトレイ本体1の挿入の妨げとならな
いように、反時計方向に回動している。トレイ本体1を
マガジン本体20の最奥部近傍まで押し込むと、係合突
起13の傾斜片がバネ部材27に当接する。この状態で
は、トレイ本体1のガイド溝14,15が位置決め突起
23,24に浅めに嵌り込む。この状態からトレイ本体
1をさらに押し込むと、係合突起13がバネ部材27に
よって付勢されることにより、係合突起13の先端部1
3aが位置決め突起23に押し当てられる。これによ
り、バネ部材27による付勢力の作用点が係合突起13
の先端部13aと係合突起13との当接部分となり、バ
ネ部材27に近接した位置となるため、マガジン本体2
0内部でトレイ本体1が回動することなく定姿勢を保っ
た状態で押し込まれる。
【0018】この状態からトレイ本体1をマガジン本体
20の最奥部直前まで押し込むと、図6に示すように、
バネ部材27が係合突起13の傾斜辺を乗り越えて係止
段部13b側に移動する。このバネ部材27が傾斜辺を
乗り越えることによってトレイ本体1に対し引き込み力
が作用するため、マガジン本体20の最奥部直前ではト
レイ本体1が自動的に引き込まれる。このとき、トレイ
突出防止爪26が時計方向に回動して係合突起12に係
合することにより、トレイ本体1の飛び出し方向への移
動が阻止される。また、バネ部材27の付勢力によって
係合突起13が押付けられるので、マガジン本体20内
部でのトレイ本体1のガタつきも防止される。
【0019】本実施例では、図1および図2に示すよう
に、トレイ本体1とディスク保持部材6a,6bとに、
CD2の保持位置でそれぞれ係合する係合凹部30a,
30bと係合突起31a,31bとが設けられている。
本実施例においては、ディスク保持部材6a,6bをバ
ネ部材8に抗して回動操作し、保持部9a,9bを退避
位置に位置させた状態で、CD2をトレイ本体1上面に
載置し、その後、ディスク保持部材6a,6bをバネ部
材8の付勢力により戻り動作させることにより、ディス
ク保持部材6a,6bに設けられている係合凹部30
a,30bが、トレイ本体1に設けられている係合突起
31a,31bにそれぞれ係合し、CD2が保持部9
a,9bに係止されてトレイ本体1に保持される。
【0020】このようにCD2を保持したトレイ本体1
は、マガジン20に挿入されてマルチディスクプレーヤ
(図示せず)に装填される。マルチディスクプレーヤで
は、マガジン20から1枚のトレイを取出し、取出した
トレイのディスク保持部材6a,6bを回動して退避さ
せ、CD2を取出し再生が行なわれる。再生が終了する
と、ディスク保持部材6a,6bを退避位置に保持した
状態で、マルチディスクプレーヤのアンローディイング
機構に備えられるディスク押え部材(図示せず)によ
り、CD2がトレイ本体1上の保持位置に戻される。そ
の後、ディスク保持部材6a,6bを戻し動作させてC
D2をトレイ本体1に保持させ、このトレイ本体1をマ
ガジン20に挿入するようにされている。
【0021】図7に、ディスク保持部材6a,6bの退
避位置から保持位置に至る回動での、保持部9a,9b
の位置を説明する図を示す。同図は、図1に示すA−A
の断面図であり、(1)に本実施例の断面図を、(2)
〜(4)に他の実施例の断面図を示す。また図中、
(a)はディスク保持部材6a,6bが退避位置に位置
するとき、(b)は退避位置と保持位置との途中に位置
するとき、(c)は保持位置に位置するときを示す。
【0022】本実施例では、図7(1)に示すように、
ディスク保持部材6a,6bが退避位置に保持されて、
CD2がトレイ本体1上に戻された後に保持位置に戻さ
れるが、このとき(b)に示すように、ディスク保持部
材6a,6bがトレイ本体1の係合突起31a,31b
を乗り越えるように回動し、この乗り越え動作により保
持部9a,9bがトレイ本体1から離隔する方向へ移動
する。これによりトレイ本体1に戻されたCD2がある
程度傾いている場合でも、保持部9a,9bがCD2の
外面側から係合するように保持位置に戻される。保持位
置では(c)に示すように、ディスク保持部材6a,6
bの係合凹部30a,30bがトレイ本体1の係合突起
31a,31bに係合することにより、保持部9a,9
bがトレイ本体1に近接する位置に位置してCD2を保
持する。
【0023】したがって、本実施例においては、トレイ
本体1に係合突起31a,31bを設け、この係合突起
31a,31bの乗り越え動作により、保持部9a,9
bをトレイ本体1から離隔する位置に移動させるように
しているので、CD2がトレイ本体1に対して傾いた状
態で戻された場合でも、保持部9a,9bがCD2の外
周縁の外側に係合されることになり、従来のようにディ
スク押えの調整を行なうことなく、CD2を確実に保持
することができる。
【0024】なお、上記実施例において、ディスク保持
部材に係合突起を、トレイ本体に係合凹部を設けて係合
させるようにしてもよい。次に、図7(2)〜(4)に
示す他の実施例を説明する。
【0025】図7(2)に示す実施例は、ディスク保持
部材6aの保持部9aの下面に、先端部の厚みを小さく
したテーパ面32を形成したものである。この実施例で
は保持部9aの基端部でCD2が保持される。この実施
例においては、CD2がトレイ本体1上に戻され、ディ
スク保持部材6aが退避位置にあるときには、(a)に
示すように、保持部9aがトレイ本体1から離隔した位
置になる。そして(b)に示すように、そのままで保持
位置まで戻されるが、(c)に示すように保持位置で
は、保持部9aの基端部がトレイ本体1に近接した位置
でCD2を保持する。したがって、トレイ本体1に戻さ
れたCD2がある程度傾いている場合でも、保持部9a
の先端部がCD2の外周縁の外面側に係合し保持するこ
とが可能になる。
【0026】図7(3)に示す実施例は、ディスク保持
部材6aの支持部7を傾斜して形成する(図示せず)こ
とにより、ディスク保持部材6aの保持部9aを、退避
位置ではトレイ本体1から離隔させ(a)、保持位置で
トレイ本体1に近接するようにさせたものである。
【0027】また、図7(4)に示す実施例は、トレイ
本体1上のディスク保持部材6aの回動面を傾斜させて
形成し、その傾斜面33a上を底面を同様に傾斜させて
形成したディスク保持部材6aを摺動させて回動させる
ようにしたものである。これにより、退避位置にあると
きには保持部9aがトレイ本体1から離隔した位置に位
置し、その位置から保持位置に戻されるに従ってトレイ
本体1に近接した位置に位置される(b、c)。したが
って、この実施例においても上記各実施例と同様に、C
D2がトレイ本体1に対して傾いた状態で戻された場合
でも、保持部9aをCD2の外周縁の外側に係合させる
ことができ、CD2を確実に保持することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るCD
用マガジンのトレイによれば、ディスク保持部材の保持
部を、退避位置ではトレイ本体から離隔した位置に位置
させ、保持位置ではトレイ本体に近接した位置に位置さ
せて回動するように、ディスク保持部材を配設している
ため、トレイの垂直状態での利用においてCDがある程
度傾いた状態でトレイ本体に戻されたとしても、保持部
をCDを保持する位置で係合させることができ、従来の
ようにディスク押えの調整等を行なうことなく、CDを
確実に保持させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCD用マガジンのトレイの一実施
例の平面図である。
【図2】実施例における、ディスク保持部材の保持部と
CDとの係合状態を示す断面図である。
【図3】実施例におけるCD用マガジンの平面図であ
る。
【図4】実施例におけるCD用マガジンの側面図であ
る。
【図5】実施例におけるCD用マガジンの内部構造図で
ある。
【図6】実施例におけるCD用マガジンに収納したトレ
イの状態図である。
【図7】図1に示すA−Aの断面図であり、(a)にデ
ィスク保持部材が退避位置にあるときの状態、(b)に
退避位置と保持位置の途中の位置にあるときの状態、
(c)に保持位置にあるときの状態を示し、(1)〜
(4)に各実施例の断面図を示したものである。
【図8】従来のトレイを示す平面図である。
【図9】従来のディスクプレーヤにおけるトレイの垂直
使用状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…トレイ本体 2…CD 3…ディスク収容部 4…支持軸 6a,6b…ディスク保持部材 7…支持部 8…バネ部材 9a,9b…保持部 20…マガジン本体 30a,30b…係合凹部 31a,31b…係合突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のCDを保持してCD用マガジンに
    装着されるトレイ本体に、先端部に前記CDの外周縁に
    係合して保持する保持部が形成されたディスク保持部材
    を、前記CDの保持位置とCDへの係合を解除する退避
    位置との間で回動自在に配設してなるCD用マガジンの
    トレイにおいて、 前記ディスク保持部材の保持部を、前記退避位置では前
    記トレイ本体から離隔した位置に位置させ、前記CDの
    保持位置では前記トレイ本体に近接した位置に位置させ
    て回動するように、前記ディスク保持部材を配設してな
    ることを特徴とするCD用マガジンのトレイ。
JP1997793A 1993-02-08 1993-02-08 Cd用マガジンのトレイ Pending JPH06236648A (ja)

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