JP3829222B2 - カートリッジおよび情報ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録および/または再生用のディスクをディスクトレイに搭載した状態で内蔵したカートリッジ、および、選択されたディスクをカートリッジから引き出すようにして、そのディスクに対して少なくとも記録または再生の一方を行う構成の情報ディスク装置に係り、特にディスクトレイの移動阻止、その解除構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CD−ROM,CD−R,CD−RWなどのディスクに対する再生および/または記録を行う記録/再生装置において、複数枚のディスクを、それぞれ個別のディスクトレイに搭載した状態で1つのカートリッジに内蔵し、このカートリッジを記録/再生装置に装着して、複数のディスクの中から使用する1枚を選択し、その選択されたディスクが搭載されているディスクトレイを、記録/再生装置内に設置されているピックアップによる記録/再生動作範囲内の部位にまで移動させる構成のものがある。
【0003】
例えば特公平2−56745号公報には、ディスクが搭載されている複数のディスクトレイをカートリッジ(マガジン)にそれぞれ回動可能に設け、選択されたディスクが搭載されているディスクトレイを記録/再生装置内に設置されているピックアップによる記録/再生動作範囲内の部位まで回動させるようにしたディスクプレーヤの構成が記載されている。
【0004】
特公平2−56745号公報に記載されているディスクプレーヤにおいては、操作者がカートリッジを取り扱う際に、ディスクトレイが不用意にカートリッジ外に突出することを防ぐためにディスクトレイ保持機構が備えられている。
【0005】
前記のように複数枚のディスクを、それぞれ個別のディスクトレイに搭載した状態で内蔵したカートリッジを用いることによって、ディスクを記録/再生装置に1枚ずつ装着,交換する手間が省ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特公平2−56745号公報に記載されているカートリッジでは、ディスクトレイが回転支持軸によって回動する構成になっており、ディスクトレイがカートリッジに対して直線的に移動する構造のものに比べてディスクトレイの移動スペースを広く必要とする。
【0007】
また、ディスクトレイが回転支持軸によってカートリッジに支持されている構造であるためディスクトレイが外れてしまうことはなく、さらにディスクトレイ保持機構を具備しているため、ディスクトレイが不用意に移動することはなく、したがって、ディスクトレイからディスクが落下して、損傷を与えることなどを防止することができる。その反面、ディスクトレイは回動可能範囲しか移動することができず、移動の自由度に問題がある。
【0008】
本発明の目的は、前記従来の問題を解決し、ディスクトレイがカートリッジから完全に抜き出される構造のものであっても、カートリッジに対してディスクトレイが不用意に出てしまうことを防止するとともに、ディスクの交換、あるいは装置に装着して記録/再生を行う際には、ディスクトレイをカートリッジから引き出せるようにしたカートリッジおよび情報ディスク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ディスクが載置されるディスクトレイをカートリッジケース内に移動可能に内蔵したカートリッジにおいて、前記ディスクトレイに該ディスクトレイが前記カートリッジケースに挿入される方向の奥側側部に突出部を有する弾性係止片を設け、前記カートリッジケース内に前記ディスクトレイが前記カートリッジケースに挿入される方向の手前側側部に前記弾性係止片と係合可能な小突起部を設け、前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから抜去する方向へ移動した際に前記弾性係止片と前記小突起部とが係合して前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから移動されることを阻止し、また、前記弾性係止片を変形させて前記弾性係止片と前記小突起部との係合を解除し、前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから移動可能にしたものであり、この構成によって、ディスクトレイがカートリッジから完全に抜き出される構造のものであっても、弾性係止片と小突起部とが係合しているため、ディスクトレイのカートリッジからの脱落を防止することができ、またディスクトレイへのディスク交換などの際には、弾性係止片を変形させて小突起部との係合を解除できるため、ディスクトレイとカートリッジとの係止関係が解除されてディスクトレイの外部への移動が行われるため、ディスク交換作業などを支障なく行うことができる。
【0010】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載のカートリッジが着脱可能に設けられ、該カートリッジを装着した際に、カートリッジケースに内蔵されたディスクトレイをガイド板に沿って装置本体内に引き出し、ディスクに対して少なくとも記録または再生の一方を行うピックアップが設置されている部位まで搬送する搬送機構を備えた情報ディスク装置において、前記ガイド板に、前記ディスクトレイに設けられた弾性係止片の突出部と当接して、前記弾性係止片と前記カートリッジケースに設けられた小突起部との係合を解除させる傾斜部を設けたものであり、この構成によって、ディスクトレイのカートリッジからの脱落を防止する構造のものであっても、ディスクトレイの弾性係止片とカートリッジケースの小突起部との係合を解除させる傾斜部を、情報ディスク装置本体のガイド板に設けたことにより、装置本体に装填されて記録/再生を行う際には、ディスクトレイとカートリッジとの係止関係が解除され、ディスクトレイが搬送機構によって抜き出されて支障なく所定の位置まで搬送される。
【0012】
また本発明は、前記ロック解除用部材を、前記カートリッジの装置本体への挿入を案内するガイドピンにしたものであり、この構成によって、ロック解除用機能とガイド機能とを同一部材に持たせたことにより、ロック解除用部材の設置構成が簡素化されたものになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態を説明するための情報ディスク記録/再生装置の分解斜視図であり、1はディスク2を載置するディスクトレイ、3は、一方側が開放され、内部に複数枚のディスクトレイ1が出し入れ可能に装着される箱状のカートリッジである。そして、カートリッジ3が出し入れされる挿入口4を有するフロントカバー5と、トップカバー6と、アンダーカバー7と、サイドフレーム8,9と、リアフレーム10とにより装置本体の外装体が構成される。
【0014】
装置本体の内部には、制御,駆動系の回路および電気部品が搭載されるプリント基板11と、ディスク2に対して光学的に記録/再生を行うためのピックアップ12およびディスク2を回転駆動するスピンドルモータ13を備え、かつ駆動機構により上下動されるピックアップモジュール14と、ピックアップモジュール14を設置するピックアップモジュール・ベース15と、ディスク2を押圧してスピンドルモータ13のターンテーブルにローディングするためのクランプ部材18が設けられた上下動可能なクランプベース組立体16と、カートリッジ3が装填されるカートリッジ装着部17にカートリッジベース17aとカートリッジトップベース17bなどが設置される。前記ピックアップモジュール14とピックアップモジュール・ベース15とクランプベース組立体16を組付けることによりピックアップ組立体19が構成される。
【0015】
図2はカートリッジ3の外観斜視図、図3はカートリッジ3の開口側の正面図であり、本例では5枚のディスクトレイ1が収納可能であるように、カートリッジケース20の対向する内壁に5段の溝21が設けられおり、図3に示すように、カートリッジケース20の内壁奥の両側には、収納された各ディスクトレイ1が抜け出さないように、各ディスクトレイ1の一部と係合するロック機構22,23が設けられている。
【0016】
図4はカートリッジ3の側面図、図5はカートリッジ3の底面図であり、図4に示すように、カートリッジケース20の側壁には、図1に示すサイドフレーム9の内壁部に設けられたロックピン25と係脱可能なロック溝26が設けられ、さらにロック機構22とディスクトレイ1との係合を解除させる解除ボタン27が設置されている。
【0017】
カートリッジケース20の底面には、図1に示すカートリッジベース17aに設けられた付勢スプリングおよび付勢部材などからなるカートリッジ排出用付勢部30と係合する溝31と、カートリッジベース17aに設けられた複数(図1には3個を示す)のガイドピン32が移動するガイド溝33とが形成されている。ガイド溝33の奥側終端部にはロック機構22,23における第1のロック解除レバー(後で詳述する)34の一部が露出するように設けられている。
【0018】
またカートリッジケース20における装置本体内へ挿入される側である開口35側とは反対側に突出周部36が設けられ、この突出周部36に、カートリッジ3がフロントカバー5における挿入口4に挿入された状態でフロントカバー5と弾接する弾性密閉部材37を設け、図4に示すように、挿入口4の周囲を外部から遮断して塵埃などが外部から装置本体に侵入しないようにしている。
【0019】
図6はディスクトレイ1の平面図であり、ディスクトレイ1は、ディスク2が載置される略半円板状をなす載置面40を有し、載置面40における切欠部40aを有する側が、カートリッジケース20における開口35側に有るようにカートリッジケース20に挿入される。ディスクトレイ1の切欠部40aにおける両側には延出腕部41,42が設けられ、本例では構成部材の配置上、一方の延出腕部41が他方の延出腕部42よりも長くなっている。また長い延出腕部41の先端部には係合爪部43が形成されている。この係合爪部43は、図6において、外側を向きかつ下側43aが外に向かって下がる傾斜を有している。
【0020】
ディスクトレイ1の切欠部40aと反対側における両延出腕部41,42の外側には、一部を切り欠いて弾性係止片44,45がそれぞれ形成されている。さらに弾性係止片44,45近傍の凹部46,47には、図3に示すロック機構22,23と係脱する係止凸部48,49が形成されている。弾性係止片44,45は、それぞれ外側先端部に係止爪44a,45aが設けられ、外側中間部に突出部44b,45bが設けられている。
【0021】
図7はカートリッジ3における内部機構を説明するため一部を切り欠いて示す平面図であり、カートリッジケース20における開口35側の内側壁には、ディスクトレイ1が引き出されたときに、弾性係止片44,45における係止爪44a,45aと係合する小突起部50,51が設けられている。このようにすることによって、ディスクトレイ1が不用意にカートリッジ3から抜け落ちることを防止している。
【0022】
カートリッジケース20の内奥側の一方の隅部には、図3に示す一方のロック機構23を構成する板ばね等からなる弾性係止板材52が上下5つ並べられるように設けられ、各ディスクトレイ1の係止凸部48と係合する。さらにカートリッジケース20の他方の隅部には、他方のロック機構22を構成する爪付レバー55が上下5つ並べられるように設けられ、各ディスクトレイ1の係止凸部49と係合する。爪付レバー55は、解除ボタン27と一体に設けられた軸体54の略中央部に固定されている。軸体54には嵌合軸54aが突設され、さらに外部方向への付勢力をスプリング56から受けている。
【0023】
嵌合軸54aは中央部が回動可能に軸支57された第2のロック解除レバー60の凹部60aに嵌合し、第2のロック解除レバー60にはガイド溝33の奥側終端部に露出する第1のロック解除レバー34が固定され、第2のロック解除レバー60と第1のロック解除レバー34とが共に回動するようになっている。
【0024】
図8はクランプベース組立体16の裏面側の一部を示す斜視図であり、クランプベース組立体16のサイド部16aには、使用選択されたディスクが搭載されているディスクトレイ1における延出腕部41の係合爪部43と係合して、カートリッジ3から装置本体内部にディスクトレイ1を引き込むための搬送機構65とディスクトレイ1の移動をガイドするガイド板66とが設置されている。
【0025】
図9はディスクトレイ1を引き込むための搬送機構65における要部を示す図であり、この搬送機構65としては種々の構造のものを採用することができ、簡略的に説明すれば、本例ではピックアップ組立体19に設けられ、図示しない駆動モータから伝達機構を介して駆動力を受け、図9に示すように、装置本体における奥側(フロントカバー5側)と前側(リアフレーム10側)間を往復動する移動部材67と、移動部材67の一部に固定されて係合爪部43と係合する係合片68とにより構成されている。
【0026】
係合片68は、図9において、ディスクトレイ1における延出腕部41の係合爪部43に形成されている外側を向きかつ下側43aが外に向かって下がる傾斜に合致させるように、先端が上がるような傾斜角度を持って移動部材67に固定されている。このような傾斜設定のためディスクトレイ引き込み時には、延出腕部41に対して駆動力がディスクトレイ1の外側へ向くようにすることができ、内側へ加わる駆動力を抑えることができるため、ディスクトレイ1における長い延出腕部41から短い延出腕部42側へ駆動力が伝達されて摺動抵抗が増すことを防ぐことができるため、引き込み時における短い延出腕部42側の摺動が円滑に行われることになる。
【0027】
図10(a),(b)は引き込み時におけるディスクトレイ1の弾性係止片44,45とカートリッジ3との係合解除の説明図(図には一方の弾性係止片44側の関連構造のみを示す)であり、本例ではディスクの交換などに際してディスクトレイ1をカートリッジ3から引き出した状態にしても、ディスクトレイ1がカートリッジ3から完全に外れて脱落してしまうことを防止するため、図7に示すように、カートリッジケース20の小突起部50(51)とディスクトレイ1の弾性係止片44(45)における係止爪44a(45a)とが係合して抜け出ることを防止している。このため、記録/再生時に、ディスクトレイ1をピックアップ12の設置部位まで移動させる際に、ディスクトレイ1をカートリッジ3から完全に抜き出して移動させるときには、小突起部50(51)と弾性係止片44(45)との係合が支障となる。
【0028】
よって、本例では、ディスクトレイ1を引き込むときに搬送機構65におけるディスクトレイ1をガイドするガイド板66に、弾性係止片44(45)の突出部44b(45b)と当接して弾性係止片44(45)を内側に撓めるように作用する解除部材である傾斜部66aを設けており、図10(a)に示すディスクトレイ1の引き込み移動過程において、図10(b)に示すように、弾性係止片44(45)を内側へ弾性変形させてカートリッジ3の小突起部50(51)との係合を解除させ、ディスクトレイ1の装置本体内部への引き込みが支障なく行えるようにしている。
【0029】
前記構成のカートリッジ3において、非使用時に各ディスクトレイ1は、一方の係止凸部48が一方のロック機構23の弾性係止板材52とそれぞれ係合し、他方の係止凸部49が他方のロック機構22の爪付レバー55とそれぞれ係合しており、カートリッジ3から引き出すことができない。
【0030】
ディスクトレイ1にディスク2を装填するか、あるいは交換する際には、カートリッジ3側部の解除ボタン27を押すと、軸体54が装置本体内部へ移動して、爪付レバー55が係止凸部49から離れる。したがって、ディスクトレイ1をカートリッジケース20における開口35から、弾性係止板材52の弾性係止力に抗して外部へ引き抜くようにすれば、ディスクトレイ1の略全体を引き出すことができる。このとき、カートリッジケース20の小突起部50,51とディスクトレイ1の弾性係止片44,45における係止爪44a,45aとが係合するため、ディスクトレイ1がさらに抜け出ることはなく、また不用意にディスクトレイ1が抜け落ちてしまうこと等の不具合の発生が防止される。
【0031】
記録/再生時、カートリッジ3を装置本体内へフロントカバー5の挿入口4から挿入すると、装置本体内のカートリッジベース17aのガイドピン32にカートリッジケース20の底面におけるガイド溝33が入り、ガイドピン32に案内されてカートリッジ3が装置本体の内奥側へ挿入される。カートリッジ3が所定位置まで挿入されると、最も奥側に設置されているガイドピン32が、ガイド溝33の奥側終端部に配設されている第1のロック解除レバー34と当接して押圧する。すると、図7に示すように、第1のロック解除レバー34が反時計方向へ回動されると共に、第2のロック解除レバー60も反時計方向へ回動する。この第2のロック解除レバー60の回動により嵌合軸54aを介して軸体54がスプリング56の付勢力に抗して押下され、爪付レバー55がディスクトレイ1の係止凸部49から離れる。
【0032】
このようにしてカートリッジ3が装置本体の所定の位置に挿入されてセットされ、かつディスクトレイ1に対する動作ロックが解除され、さらに記録および/または再生のために使用されるディスク2が選択されると、そのディスク2が載置されているディスクトレイ1がカートリッジ3から引き出されることになる。本例ではプリント基板11に搭載されているCPU(中央演算処理ユニット)によって各部が駆動制御される。
【0033】
すなわち、記録/再生時、カートリッジ3が装置本体内に挿入セットされると、ピックアップ組立体19が、サイドフレーム8に設けられた階段状ガイド機構70および上下駆動機構などによって、使用されるディスク2を有するディスクトレイ1が収納されているカートリッジケース20の溝21の高さまで移動される。移動後、クランプベース組立体16の搬送機構65が始動して、図9に示すように、ディスクトレイ1をカートリッジケース20から引き出し、ディスクトレイ1をスピンドルモータ13方向へ移動させる。ディスクトレイ1のディスク2がスピンドルモータ13のターンテーブル上で、かつピックアップ12に対向する位置に達すると、クランプベース組立体16がクランプ部材18によりディスク2をスピンドルモータ13のターンテーブルに対してローディングする。
【0034】
前記ローディング完了後、スピンドルモータ13が回転し、かつディスク2が回転駆動され、ピックアップ12により公知のような光学的記録/再生動作、および処理が行われる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスクトレイがカートリッジから完全に抜き出される構造でありながら、ディスクトレイのカートリッジからの脱落を防止することができ、ディスクトレイへのディスク交換などの際には、ディスクトレイとカートリッジとの係止関係が解除されて、ディスクトレイの外部への移動が可能になるため、ディスク交換作業などを支障なく行うことができる。
【0036】
また、ディスクトレイのカートリッジからの脱落を防止する構造のものであっても、装置本体に装填されて記録/再生を行う際には、ディスクトレイとカートリッジとの係止関係を解除することができるため、ディスクトレイが搬送機構によって抜き出されて、所定の位置まで支障なく搬送することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための情報ディスク記録/再生装置の分解斜視図
【図2】本発明の実施形態におけるカートリッジの外観斜視図
【図3】本発明の実施形態におけるカートリッジの開口側の正面図
【図4】本発明の実施形態におけるカートリッジの側面図
【図5】本発明の実施形態におけるカートリッジの底面図
【図6】本発明の実施形態におけるディスクトレイの平面図
【図7】本発明の実施形態におけるカートリッジの内部機構を説明するため一部を切り欠いて示す平面図
【図8】本発明の実施形態におけるクランプベース組立体の裏面側一部を示す斜視図
【図9】本発明の実施形態におけるディスクトレイを引き込むための搬送機構の要部を示す図
【図10】本発明の実施形態における引き込み時のディスクトレイの弾性係止片とカートリッジとの係合解除の説明図
【符号の説明】
1 ディスクトレイ
2 ディスク
3 カートリッジ
4 挿入口
20 カートリッジケース
21 溝
22,23 ロック機構
27 解除ボタン
32 ガイドピン
33 ガイド溝
34 第1のロック解除レバー
49 係止凸部
54 軸体
54a 嵌合軸
55 爪付レバー
56 スプリング
60 第2のロック解除レバー
65 搬送機構
Claims (2)
- ディスクが載置されるディスクトレイをカートリッジケース内に移動可能に内蔵したカートリッジにおいて、
前記ディスクトレイに該ディスクトレイが前記カートリッジケースに挿入される方向の奥側側部に突出部を有する弾性係止片を設け、前記カートリッジケース内に前記ディスクトレイが前記カートリッジケースに挿入される方向の手前側側部に前記弾性係止片と係合可能な小突起部を設け、
前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから抜去する方向へ移動した際に前記弾性係止片と前記小突起部とが係合して前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから移動されることを阻止し、また、前記弾性係止片を変形させて前記弾性係止片と前記小突起部との係合を解除し、前記ディスクトレイを前記カートリッジケースから移動可能にしたことを特徴とするカートリッジ。 - 請求項1記載のカートリッジが着脱可能に設けられ、該カートリッジを装着した際に、カートリッジケースに内蔵されたディスクトレイをガイド板に沿って装置本体内に引き出し、ディスクに対して少なくとも記録または再生の一方を行うピックアップが設置されている部位まで搬送する搬送機構を備えた情報ディスク装置において、
前記ガイド板に、前記ディスクトレイに設けられた弾性係止片の突出部と当接して、前記弾性係止片と前記カートリッジケースに設けられた小突起部との係合を解除させる傾斜部を設けたことを特徴とする情報ディスク装置。
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---|---|---|---|
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JP23242399A JP3829222B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | カートリッジおよび情報ディスク装置 |
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JP2001056999A JP2001056999A (ja) | 2001-02-27 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103680538A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 株式会社东芝 | 用于光盘的盘盒与换片装置 |
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1999
- 1999-08-19 JP JP23242399A patent/JP3829222B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103680538A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 株式会社东芝 | 用于光盘的盘盒与换片装置 |
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