JPH0281289A - メモリカートリッジの装着装置 - Google Patents

メモリカートリッジの装着装置

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Publication number
JPH0281289A
JPH0281289A JP63232675A JP23267588A JPH0281289A JP H0281289 A JPH0281289 A JP H0281289A JP 63232675 A JP63232675 A JP 63232675A JP 23267588 A JP23267588 A JP 23267588A JP H0281289 A JPH0281289 A JP H0281289A
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JP
Japan
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cartridge
memory cartridge
memory
slide plate
connector
Prior art date
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Application number
JP63232675A
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Inventor
Masaaki Orimoto
正明 織本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ駆動によりメモリカートリッジを使用
する装置本体にメモリカートリッジを装着するメモリカ
ー) IJッジの装着装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子機器等の外部記憶手段としてメモリカートリ
ッジが注目されている。この種のメモリカートリッジと
しては、例えばICカード或いはメモリカートリッジと
呼ばれているものがあり、カード状の筐体内に半導体メ
モIJ  (EFROM SRAM等)、マイクロコン
ピュータ、バックアップ用の電池等が収納されて構成さ
れている。また、半導体メモリ等のアクセスのため、電
子機器側のコネクタと接続される多数の端子が配列され
ている。
尚、筐体の厚さは一般的には数mmであるが、比較的厚
みをもったものもある。
かかるメモリカートリッジは手動によって電子機器のコ
ネクタに差し込み或いはコネクタから抜き取られるが、
端子数が多いため抵抗が大きく、抜き差しに大きな力を
必要としていた。
そこで、従来はメモリカートリッジの抜き取りのだ狛に
装置本体よりメモリカートリッジを突出させており、抜
き取りのための指掛りを確保せねばならず、このためメ
モリカートリッジに触れやすく、メモリカートリッジを
破損する虞があった。
一方、メモリカートリッジ全体が装置本体に入る様に構
成し、手動によってメモリカートリッジを装着し、メモ
リカートリッジの抜き取り時には、てこを利用してメモ
リカートリッジの抜き取りを容易にするメモリカートリ
ッジの取出機構がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、手動によってメモリカートリッジを装着する
場合、メモリカートリッジのコネクタへの装着時に大き
な力を必要とし、特に小型の据え置き用機器の場合には
装着時の操作力によって装置全体が動いてしまうという
問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カー
トリッジ装着用の係合部材をカートリッジ挿入方向にモ
ータ駆動することによってメモリカートリッジをコネク
タに電動で装着することができるとともに、メモリカー
トリッジの初期の挿入時又は排出時には前記係合部材を
自動的に退避させることができるメモリカートリッジの
装着装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、カー) IJッジ
挿入排出方向に移動自在に配設されたスライド部材と、
前記スライド部材に開閉自在に配設され、閉成時にメモ
リカートリッジを使用する装置本体内に挿入されたメモ
リカートリッジに係合可能となる係合部材と、前記スラ
イド部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆動すること
によって前記係合部材を閉成するとともに、該係合部材
を介してメモリカートリッジを前記装置本体内のコネク
タに押し込み、前記スライド部材をカートリッジ排出方
向にモータ駆動することによって前記係合部材を開放す
る駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、係合部材はメモリカー) IJッジの
初期の挿入時又は排出時には開放されてメモリカートリ
ッジの挿入排出動作を阻止しないようになっている。そ
して、メモリカートリッジが所定位置に挿入され、スラ
イド部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆動すると、
このモータ駆動によって前記係合部材は自動的に閉成し
、メモリカートリッジに係合可能になり、更に、スライ
ド部材のカートリッジ挿入方向の移動に伴って移動して
メモリカートリッジをコネクタに押し込む。
方、前記スライド部材をカートリッジ排出方向にモータ
駆動すると、このモータ駆動によって前記係合部材は再
び開放される。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施例を詳説す
る。
第1図は本発明に係るメモリカートリッジの着脱装置の
一実施例を示す斜視図であり、第2図は同装置の要部分
解斜視図である。
これらの図面に示すように、このメモリカートリッジの
着脱装置は、主としてメモリカートリッジlOのガイド
部材20と、スライド板30及び40と、排出爪50と
、引き込み爪60と、o −ラフ0(第1図)と、スラ
イド板駆動部80 (第2図)とから構成されている。
ガイド部材20は、メモリカートリッジ10をカー) 
IJッジ挿入排出方向に案内するもので、4つの取付足
22によってシャーシ81上に固定配設される。また、
ガイド部材20の奥行端には、ねじ24.24によって
コネクタ26がねじ止めされている。更に、ガイド部材
20の略中央には、ローラ70の回転軸72を軸支する
ための軸受片2OA、2OAが突出形成されている。
スライド板30及び40はそれぞれ排出爪50及び引き
込み爪60をカートリッジ挿入排出方向に移動させるも
ので、スライド板30及び40には、それぞれ3つの長
孔30A1及び長孔40Aが穿設さえている。これらの
長孔30Aと40Aは、第2図に示すように、スライド
板30上に、スライド板40を重ね合わせることにより
略一致するようになっており、スライド板30及び40
よ、上記長孔30A、40Aを介してガイド部材20に
固定される3つのガイドビン32によってガイド部材2
0に対してカートリッジ挿入排出方向に移動自在に配設
される。
また、スライド板30の下面には、後述するスライド板
駆動部材80から駆動力が伝達されるピン34が植立さ
れ、一方、スライド板40には、引き込み爪60を回動
自在に軸支する軸受片42.42が設けられるとともに
、該軸受片42.42に;まスライド板40の移動時に
ローラ70の回転軸72を押し上げるためのテーパカム
部42A142Aが形成されている。
更に、スライド板30及び40にはそれぞれフック36
.36及び44.44が形成されており、これらのフッ
ク36.36及び44.44間にはコイルばね46.4
6が張設されている。尚、スライド板30と40とは、
これらのコイルばね46.46によって、3〜4 kg
程度の力で互いに連結されている。
排出爪50は4つのねじ52によってスライド板30に
ねじ止めされており、その爪150A。
50Aはコネクタ26に形成された切欠き部26A、2
6Aからコネクタ26内に進入してメモリカートリッジ
10の前面に当接係合できるようになっている。そして
、この排出爪50は、スライド板30の移動に伴って移
動し、コネクタ26に装着されたメモリカートリッジ1
oを少なくともコネクタ26から外れるまで排出する。
一方、引き込み爪60は、そのアーム部60B。
60Cに設けられた軸62A、62Bをスライド板40
の軸受片42.42の孔42B、42Bに挿入し、その
後、軸62BにE’Jング64を嵌合させることにより
、スライド板40に回動自在に配設される。また、引き
込み爪60には、引き込み爪60を閉じる方向に付勢す
るコイルばね66が設けられるとともに、アーム部60
Bにはコイルばね66の付勢力に抗して引き込み爪60
を開放させるための駆動力が伝達されるビン68が植立
されている。
そして、この引き込み爪60は、スライド板40のカー
トリッジ挿入方向の移動に伴って閉成されるとともに移
動し、その爪部60A、60Aをメモリカートリッジ1
0の後面に当接係合させてメモリカートリッジ10をコ
ネクタ26に押し込む。
ローラ70 (第1図)は、摩擦係数の大きい部材(例
えばゴム)から成り、回転軸72上に固定されている。
この回転軸72にはギア74が固定され、このギア74
には図示しない可逆モータから回転駆動力が伝達される
ようになっており、これにより、ローラ70はカートリ
ッジ挿入方向に正転又はカートリッジ排出方向に逆転駆
動される。
また、回転軸720両端は、それぞれ支持部材75.7
5に回転自在に配設され且つばね76.76によって付
勢されたレバー78.78によって回転可能に常時押圧
付勢されている。即ち、第1図に示すようにメモリカー
トリッジ10を挿入する前は、回転軸72は軸受片2O
A、2OAによって支持されているが、メモリカートリ
ッジ10を所定位置に挿入すると、ローラ70はメモリ
カートリッジlOによってばね76.76の付勢力に抗
して押し上げられ、メモリカートリッジ10に一定の押
圧力をもって当接するっ これにより、ローラ70を正転又は逆転させると、ロー
ラ70からカートリッジ挿入方向又は排出方向の摩擦力
がメモリカートリッジ1oに加わり、この摩擦力によっ
てメモリカートリッジ10の引き込み又は引き出しが行
われる。
スライド板駆動部80 (第2図)は、モータ82、ウ
オーム83、ギア84.85.86.87及び駆動レバ
ー88から構成されている。モータ82はンヤーシ81
に固定され、モータ軸82Aにはウオーム83が配設さ
れている。また、ギア84.85.86.87はそれぞ
れシャーン81上に回転自在に配設されており、モータ
82の回転駆動力は、ウオーム83、ギア84.85.
86を介してギア87に伝達される。
一方、駆動レバー88はギア84の軸84Aを共通の支
軸とし回動自在に配設されている。この駆動レバー88
には、カム溝88A及び長孔88Bが形成されるととも
に、押圧片88Cが折り曲げ形成されており、カム溝8
8Aにはギア87上のピン87Aが係合し、長孔88B
にはスライド板30のピン34が係合している。また、
押圧片88Cは駆動レバー880回動位置に応じて引き
込み爪60のピン68を押圧てきるようになっている。
即ち、駆動レバー88は、ギア87の回転により軸84
Aを中心にして矢印ASB方向に回動し、矢印A方向の
回動時には、長孔88B及びピン34を介してスライド
板30に駆動力を伝達しスライドli!230をカート
リッジ挿入方向に移動させるとともに、押圧片88Cに
よりピン68の抑圧を解除して引き込み爪60を閉成さ
せる。また、矢印B方向の回動時には、長孔8gB及び
ピン34を介してスライド板30に駆動力を伝達しスラ
イド板30をカートリッジ排出方向に移動させるととも
に、押圧片88Cによりピン68を押圧して引き込み爪
60を開放させる。
更に、このメモリカー) IJッジの着脱装置には、フ
ォトセンサ91.92 (第1図)及びフォトセンサ9
3 (第2図)の3つのフォトセンサが配設されている
。フォトセンサ91は、メモリカートリッジ10の引き
込み開始位置を検出するもので、メモリカートリッジ1
0の先端がローラ70に接する時、若しくはローラ70
の下に少し入った時のメモリカートリッジ10の先端を
光学的に検出する。フォトセンサ92は、メモリカート
リッジ10がコネクタ26の接点に近づいたことを検出
するもので、メモリカートリッジ10がコネクタ26の
接点に近づいたときのメモリカートリッジlOの後端を
光学的に検出する。尚、フォトセンサ92をコネクタ2
6の近傍に配設し、メモリカートリッジ10がコネクタ
26の接点に近づいたときのメモリカートリッジ10の
先端を光学的に検出するようにしてもよい。
一方、フォトセンサ93は、第2図に示すようにシャー
シ81に配設され、ギア87の回転に伴って揺動するレ
バー93Aの位置に基づいてメモリカートリッツ10が
コネクタ26に装着されたこと及びメモリカートリッジ
10がコネクタ26から抜かれたことを検出する。
そして、ローラ70を回転させるための可逆モータ及び
スライド板30.40を移動させるためのモータ82は
、上記フォトセンサ91.92.93の検出出力によっ
て制御される。
次に、上記構成のメモリカートリッジの着脱装置の作用
について説明する。
先ず、第3図乃至第6図を参照しながら引き込み爪60
の開閉動作及びスライド板30の動作について説明する
第3図(A)及び(B)はそれぞれ引き込み爪とスライ
ド板駆動部の要部側面図及び平面図であり、引き込み爪
60が開放されている状態について示している。
同図に示すように、スライド板駆動部80の駆動レバー
88は、その押圧片88Cが引き込み爪60のピン68
をばね66の付勢力に抗して押圧し、引き込み爪60を
開放させる位Iにあるっこれにより、引き込み爪60の
爪部60Aは、メモリカートリッジlOのカートリッジ
挿入方向の移動を阻止しないように待避している。
また、このときの駆動レバー88の位置、即ちギア87
上のピン87Aの位置は、ギア87の回転によって揺動
するレバー93Aの位置を検出するフォトセンサ93 
(第2図)により、メモリカートリッジ10がコネクタ
26かろ抜かれている状態として検出されている。尚、
ギア87上のピン87Aは、駆動レバー88のカム溝8
8Aのうち、ピン87Aの移動する曲率と同じ曲率の溝
部に位置している。従って、ギア87が一定量回転して
も駆動レバー88は回動せず、その結果、フォトセンサ
93の位置検出精度が低くても駆動レバー88の位置を
正確に検出することができる。
ここで、ギア87を第3図に示す位置から第4図に示す
位置に時計回り方向に回転させると、駆動レバー88は
軸84Aを中心にして時計回り方向に回動じ、押圧片8
8Cによるピン68の押圧が解除される。これにより、
引き込み爪60はばね66の付勢力によって閉じ、その
爪部60Aがメモリカートリッジ10の後端面に係合可
能になる。
また、上記駆動レバー88の回動により、ピン34が駆
動レバー88の長孔88Bに係合しているスライド板3
0は、カートリッジ挿入方向に移動し、これに伴って引
き込み爪60も同方向に移動する。
続いて、ギア87を第4図に示す位置から第5図に示す
位置に時計回り方向に回転させると、駆動レバー88は
軸84Aを中心にして更に時計回り方向に回動し、駆動
レバー88の長孔88Bに係合しているピン34の移動
に連動して、引き込み爪60はカートリッジ挿入方向に
移動する。これにより、引き込み爪60は、爪部60A
がメモリカートリッジ10の後端に係合してメモリカー
トリッジ10をコネクタ26に押し込む。また、駆動レ
バーの押圧片88Cはピン68から離間するようになる
。尚、第5図は、駆動レバー88がカー) IJッジ挿
入方向に最も回動した状態に関して示している。
次に、ギア87を第5図に示す位置から第6図に示す位
置に時計回り方向に回転させると、駆動レバー88は軸
84 Aを中心にして反時計回り方向にわずかに回動す
る。これにより、スライド板30はカートリッジ排出方
向に若干戻される。尚、この位置は、フォトセンサ93
によりメモリカートリッジ10がコネクタ26に装着さ
れた位置として検出され、また、このときギア87上の
ピン87Aは第3図で説明したと同様に、駆動レバー8
3のカム溝88Aのうち、ピン87Aの移動する曲率と
同じ曲率の他の溝部に位置している。
そして、ギア87を第6図に示す位置から再び第3図に
示す位置に時計回り方向に回動させると、駆動レバー8
8は軸84Aを中心にして反時計回り方向に回動する。
これにより、後述するようにスライド板30はカートリ
ッジ排出方向に移動し、これに伴って排出爪50も同方
向に移動してメモリカートリッジ10をコネクタ26か
ら排出する。
また、引き込み爪60は、ピン68が駆動レバー88の
押圧片88Cによって押圧されることにより再び開き、
メモリカートリッジ10の引出しを可能にする。
尚、上記駆動レバー88は、スライド板30を駆動する
に際し、てこ捧として作用し、ギア87上のピン87A
から加えられる力よりも大きい力(約2倍の力)をピン
34を介してスライド板30;ご加えることができる。
次に、第7図及び第8図を参照しながらメモリカートリ
ッジの装着及び取出動作について説明するっ 先ず、メモリカートリッジ10を第7図(A)に示す位
置に挿入すると、フォトセンサ91はメモリカー) I
Jッジ10の先端を検出し、その出力信号はHレベルに
立ち上がる(第8図(A))。
このフォトセンサ91の出力信号の立ち上がり時に、ロ
ーラ70を駆動する可逆モータは正転駆動され、メモリ
カートリッジ10に一定圧で当接するローラ70はカー
トリッジ挿入方向に回転してメモリカートリッジ10を
その摩擦力によって引き込む(第8図(D))。
メモリカートリッツ10がローラ70によって第7図C
B)に示す位置まで引き込まれると、メモリカートリッ
ジ10の後端がフォトセンサ92の検出位置を通過する
ため、フォトセンサ92の出力信号はLレベルに立ち下
がる(第8図(B>。
このフォトセンサ92の出力信号の立ち下がり時に、ロ
ーラ70の引き込み動作が停止されるとともに、スライ
ド板駆動部80のモータ82が駆動されてスライド板3
0のカートリッジ挿入方向の移動が開始される(第8図
(D)、(E))。尚、このとき、メモリカートリッジ
lOの先端は、コネクタ26の接点の直前に位置してい
る。
スライド板30のカートリッジ挿入方向の移動が開始す
ると、前述したように引き込み爪60が閉じ、この引き
込み爪60によるメモリカートリッジ10の押し込みが
可能になる(第7図(C))。
そして、スライド板30が第7図上で最も右端の第7図
(D>の位置を経由して第7図(E)の位置まで移動す
ると、フォトセンサ93の出力信号がHレベルに立ち上
がる(第8図(C))。このフォトセンサ93の出力信
号の立ち上がり時に、モータ82が停止されスライド板
30の移動、即ち引き込み爪60の移動によるメモリカ
ートリッジ10のコネクタ26への装着動作が完了する
(第8図(E))。
ところで、引き込み爪60には、スライド板30からコ
イルばね46及びスライド板40を介してカートリッジ
挿入方向の力が加えられるようになっており、また、ス
ライド板30は第7図(D)に示すようにメモリカート
リッジ10をコネクタ26に装着する位置よりも更にカ
ートリッジ挿入方向にオーバーストロークするようにな
っている。従って、このオーバーストロークによるコイ
ルばね46の伸びに応じた荷重(例えば3 kgf)が
メモリカートリッジ10とコネクタ26の間に加わり、
その装着が保証される。
また、スライド板40の軸受片42に設けたテーパカム
142Aは、スライド板40のカートリッジ挿入方向の
移動に伴ってローラ70の回転軸72に係合してローラ
70を押し上げ、第7図(D)に示すメモリカートリッ
ジ10の装着完了時にはローラ70がメモリカートリッ
ジ10に接触しないようにする。これにより、メモリカ
ートリッジ10をコネクタ26に装着した状態で長時間
放置しても、ローラ70はメモリカートリッジ10に接
触していないため、ローラ70の変形を防止することが
でき、更にメモリカートリッジ10にローラ70の押圧
による不要な外力が加わらないため、その内部部品を破
壊する虞もなくなる。
一方、メモリカートリッジlOを取り出す場合には、イ
ジェクトボタン等を○Nにし、スライド板駆動B80の
モータ82を再び駆動してスライド板30をカートリッ
ジ排出方向に移動させる。
これにより、スライド板30に固定された排出爪50は
、その爪部50がコネクタ26内に進入してメモリカー
トリッジ10の前面に係合し、メモリカートリッジ10
をコネクタ26から押し出す。
このようにして、メモリカートリッジ10がコネクタ2
6から排出されると、フォトセンサ93の出力信号がL
レベルに立ち下がる(第8図(C))。このフォトセン
サ93の立ち下がり時に、モータ82が停止されスライ
ド板30の移動、即ち排出爪50の移動によるメモリカ
ートリッジlOのコネクタ26からの排出動作が完了す
るとともに、ローラ70による引出し動作が開始される
(第8図(D)、(E))。即ち、ローラ70を駆動す
る可逆モータは逆転駆動され、メモリカートリッツ10
に一定圧で当接するローラ70はカートリッジ排出方向
に回転してメモリカートリッジ10をその摩擦力によっ
て引き出す。
そして、ローラ70によるメモリカートリッジ10の引
出しが終了する位置までメモリカートリッジ10が引き
出されると、フォトセンサ91の出力信号がLレベルに
立ち下がる(第8図(A))5このフォトセンサ91の
出力信号の立ち下がり時に、可逆モータの駆動が停止さ
れローラ70の引き出し動作が完了する(第8図(D)
)。
上記メモリカートリッジlOの取出動作により、メモリ
カートリッジ10は、メモリカートリッジ10を使用す
る装置本体から抜き取り時の指掛りに十分な量だけ突出
するようになり、その後は手動によって簡単に抜き取る
ことができるっ尚、第1図に示すようにメモリカートリ
ッジ10には、メモリカートリッジ10の表面又は前後
の逆挿入を防止するためのガイド溝10 Aが形成され
ており、また、コネクタ26にはこのガイド溝10Aに
進入する凸部(図示せず)が形成されれている。従って
、メモリカートリッジ10が逆挿入されると、メモリカ
ートリッジ10はローラ70によって引き込まれるが、
メモリカートリッジ10のエツジが前記コネクタ26の
凸部に当接するため、メモリカートリッジ10を所定位
置、即ち、コネクタ26の接点直前位置まで引き込むこ
とができなくなる。これにより、フォトセンサ92の出
力信号はLレベルにならず、引き込み爪60によるメモ
リカートリッジ10のコネクタ26への装着動作は阻止
される。また、このときローラ70とメモリカートリッ
ジ10との間にはすべりが生じ、ローラ70は空回りす
るが、例えば、ローラ70が所定の引き込みに必要な時
間以上回転している場合には、メモリカートリッジ10
が逆挿入されたと判断してローラ70をカートリッジ排
出方向に逆転させるようにすれば、逆挿入されたメモリ
カートリッジ10を自動的に排出することができる。
また、本実施例ではメモリカー) IJッジの着脱装置
について説明したが、メモリカートリッジの装着のみ上
記実施例のようにモータ駆動で行い、メモリカートリッ
ジの取出は手動で行うようにしてもよい。
更に、本実施例では、引き込み爪600閉成時にスライ
ド板30が移動するように構成されているが、駆動レバ
ー88の長孔88Bを所定形状のカム孔にすることによ
って引き込み爪60の閉成時にスライド板30を停止さ
せることもできる。
更にまた、引き込み爪60の開閉動作は、駆動レバー8
8からの駆動力に限らず、例えばスライド板30の移動
に連動させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、カートリッジ装着
用の係合部材をカー) IJッジ挿入方向にモータ駆動
することによってメモリカートリッジをコネクタに電動
で装着するようにしたため、カートリッジ装着時の操作
性が向上し、また、上記係合部材をカートリッジ挿入排
出方向に移動させる駆動手段からの駆動力によって係合
部材を開閉動作させるようにしたため、係合部材の開閉
動作とカー) IJッジ挿入排出方向の移動とを簡単に
同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す斜視図、第2図は
第1図に示した装置の要部分解斜視図、第3図乃至第6
図はそれぞれ引き込み爪の開閉動作及びスライド板の動
作を説明するために用いた各動作状態を示す図、第7図
(A)乃至(E)はそれぞれメモリカートリッジの着脱
動作を説明するだめに用いた各動作状態を示す要部側面
図、第8図(A )乃至(E)はそれぞれセンサ出力と
着脱動作との関係を示すタイミングチャートである。 10・・メモリカートリッジ、  20・・・ガイド部
材、  26・・・コネクタ、  30.40・・・ス
ライド板、  60・・・引き込み爪、  80・・・
スライド板駆動部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カートリッジ挿入排出方向に移動自在に配設されたスラ
    イド部材と、 前記スライド部材に開閉自在に配設され、閉成時にメモ
    リカートリッジを使用する装置本体内に挿入されたメモ
    リカートリッジに係合可能となる係合部材と、 前記スライド部材をカートリッジ挿入方向にモータ駆動
    することによって前記係合部材を閉成するとともに、該
    係合部材を介してメモリカートリッジを前記装置本体内
    のコネクタに押し込み、前記スライド部材をカートリッ
    ジ排出方向にモータ駆動することによって前記係合部材
    を開放する駆動手段と、 を備えたことを特徴とするメモリカートリッジの装着装
    置。
JP63232675A 1988-09-19 1988-09-19 メモリカートリッジの装着装置 Pending JPH0281289A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63232675A JPH0281289A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 メモリカートリッジの装着装置
US07/401,606 US5146069A (en) 1988-09-19 1989-08-31 Device for loading and unloading a memory cartridge using a sliding member
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5146070A (en) * 1991-02-11 1992-09-08 Olympus Optical Co., Ltd. Drive device for use with the information recording/reproducing apparatus

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