JP4818190B2 - 車両用フロア構造 - Google Patents
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Description
このように構成することで、サイドシルから作用した衝撃荷重はフロアパネルのサイドシルに接合された溶接フランジ部に均等に作用し、ここから複数のビードによりフロアパネルに作用する。また、サイドシルから作用した衝撃荷重は複数のビードにより剛性を高められたフロアパネルに作用して、フロアトンネル側の溶接フランジ部とビードの下壁からフロアトンネルに効果的に分散可能となる。
また、サイドシルから作用した衝撃荷重は複数のビードにより剛性を高められたフロアパネルに作用して、フロアトンネル側の溶接フランジ部とビードの下壁からフロアトンネルに効果的に分散可能となるため、車両側面衝突時において作用する衝撃荷重をフロアトンネルにも効果的に分担させることができ、衝撃荷重に対して十分に対抗することができる効果がある。
図1、図2に示すように、車両のフロア1には、車幅方向中央部に車体前後方向に延びるフロアトンネルフレーム2が形成されている。このフロアトンネルフレーム2の両側縁には左右のフロアパネル3,4の内側縁が接合され、左右のフロアパネル3,4の外側縁にそれぞれ車体前後方向に延びる車体骨格部材である左右のサイドシル5,6が取り付けられている。左右のサイドシル5,6の後部同士が車体骨格部材であるミドルクロスメンバー7によって連結され、ミドルクロスメンバー7の前縁部は左右のフロアパネル3,4の後縁に接合されている。また、フロアトンネルフレーム2の前後方向略中央部と左右のサイドシル5,6がそれぞれ左右のフロントクロスメンバー9,10によって連結されている。
したがって、フロアトンネルフレーム2の両側壁18,18であって、フロアパネル3,4下に、フロアトンネルフレーム2のウイング部21,21とフロアパネル3,4とで形成された車体前後方向に延出する閉断面構造部H1が形成されることとなる。
サイドシルインナー23の内側壁26に左右のフロアパネル3,4の外側縁に立ち上げ形成されたフランジ部27が接合されている。
フロントクロスメンバー9,10は下側に開いたハット型断面形状の部材であって、左右のフロアパネル3,4上面に前後のフランジ部31,31が接合され、フロアパネル3,4上面に車幅方向に沿う車体骨格部となる閉断面構造部H4を形成するものである。フロントクロスメンバー9,10の外側端はサイドシルインナー23の上壁を含む側壁26に接合され、内側端は図1,図2に示すように、前フランジ部32と後フランジ部33とがフロアトンネルフレーム2の側壁18外面に、上壁34の端縁はフロアトンネルフレームの上壁17に接合されている。
これによりジョイントフレーム35とフロアトンネルフレーム2との間に閉断面構造部H5が形成され、この閉断面構造部H5が左右のフロントクロスメンバー9,10とフロアパネル3,4との間に形成された閉断面構造部H4と連なり、車幅方向に沿ってサイドシル5,6を連結する実質的に連続した車体骨格部材を形成することとなる。
このように形成された、エクステンション11,12とアウトリガー13,14が図4に鎖線で示すように、フロアパネル3,4の前縁上面に接合されたダッシュボードパネル45の裏面に沿って、徐々に前側に立ち上がるようにして形成され、図6、図7に示すように、前側がハット型断面形状に形成されたアウトリガー13,14の下壁43にエクステンション11,12の下壁46が接合され両者が連結されている。そして、アウトリガー13の前端にフロントサイドフレーム(図示せず)の後端が連結されている。尚、図6,図7において鎖線で示すのはアウトリガー13,14、エクステンション11,12との間に閉断面構造部H6を形成するダッシュボードパネル45である。
同じフロアパネル3において、フロントクロスメンバー9を境にして前方と後方ではビード50の配列パターンが異なっている。
このように多数のビード50を設けたことによって、フロアパネル3,4の剛性を高めている。
位置決め孔52は、フロアパネル3においてフロントクロスメンバー9の前後各領域にそれぞれ1つずつ設けられており、隣接するビード50,50の頂部同士を連結した部位に設けられている。
そして、このビード50の谷部53には、フロアトンネルフレーム2の側壁18を下側に延出した後に水平方向外側に延出したフロアトンネルフレーム2のウイング部21のフランジ部20が接合されている。
また、ビードの断面形状を台形としたが、ビードの断面形状は半円形や三角形等であってもよい。
2 フロアトンネルフレーム(フロアパネル)
3,4 フロアパネル
5,6 サイドシル
18 側壁
20 フランジ部
22 フランジ部(溶接フランジ部)
27 フランジ部(溶接フランジ部)
50 ビード
53 谷部(下壁)
Claims (1)
- 左右のサイドシルに接合されるフロアパネルの両側縁に溶接フランジ部を立ち上げ形成し、この溶接フランジ部に端を発するようにして一定間隔で複数のビードを設け、前記フロアパネルの車幅方向中央部ではフロアトンネルの側壁に接合される溶接フランジ部を立ち上げ形成し、前記フロアトンネルの側壁に接合される溶接フランジ部に前記ビードの端末を連結し、前記フロアトンネルの両側壁を前記フロアパネルよりも下側に延出した後、外側に延出し前記フロアパネルの裏面から前記ビードの下壁にフランジ部で接合して閉断面構造部を形成し、前記フロアトンネルの前端部の両側壁に前記閉断面構造部を下から覆うエクステンションの一端側が接合される一方、前記サイドシルの内側壁に一端部が接合されフロアパネル下面との間で閉断面構造部を形成するアウトリガーを設け、前記アウトリガーの他端部に前記エクステンションの他端部が連結され、前記アウトリガーの他端部がフロントサイドフレームの後端に連結されていることを特徴とする車両用フロア構造。
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