JP4388732B2 - リールケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リールケースに関し、特に、釣り糸を巻回したリールを収納するためのプラスチック製リールケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣り糸を巻回したリールを収納した状態で展示販売するためのリールケースとして、プラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成したケース本体と、該ケース本体の側面板開口端から延出してケース本体の両側開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋板と、背面側の側面板から上方に延出した吊下片とを有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなリールケースにおいて、従来は、収納したリールがケース内でがたついたり、回転したりすることを防止するため、別部材からなるクッション材や周り止め部材をケース内に挿入していたが、別部材を用いる場合は、ケースの組み立てやリールの収納に手間が掛かり、また、材料等のコストも掛かるという問題があった。
【0004】
そこで本発明は、リールを支持するための部材を、ケースを構成する蓋板部分に一体に設けることによって組み立て作業性の向上や材料費のコストダウンを図ることができるリールケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のリールケースは、フランジ部に一つの係止溝が形成されているとともにスポーク部が形成されている糸巻回用リールを収納するプラスチックシート製のリールケースであって、プラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成したケース本体と、前記ケース本体の側面板開口端から延出してケース本体の両側開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋板及び前記一対の蓋板から延出した差込片とを有するリールケースにおいて、前記蓋板の一方から延出した差込片の一部にケース内方に折り込まれることによりケース内に収納されるリールの前記一つの係止溝に係止されて前記リールに巻回している前記糸の外周面に接触してリール外周方向に弾性変形する折込係止片を設けるとともに、前記蓋板の他方から延出した差込片にケース内方に折り込まれることによりケース内に収納されるリールのスポーク部を挟持する一対の折込挟持片を延出して設けたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は、本発明のリールケースの一形態例を示すもので、図1はリールケースの展開図、図2は組み立てたリールケースの斜視図、図3はケース内にリールを収納した状態を示すリールケースの断面正面図、図4は同じく断面側面図である。このリールケースは、所定形状に打ち抜かれ、所定位置に折曲げ線を設けた一枚のプラスチックシート1を、前記折曲げ線に沿って所定方向に折曲げるとともに、糊代片を接着することによって箱状に組立てられるものであって、後部上方に吊下片を設けて吊下げ状態で陳列できるようにしている。
【0007】
前記プラスチックシート1には、折曲げ線11〜14により、幅広の前面板21及び後面板22と、一対の幅狭の側面板23,23と、糊代片24とが区画形成され、後面板22の上方には吊下げ孔25aを有する吊下片25が延出されている。また、両側面板23の上下には、折曲げ線15,15を介して内蓋板26,26がそれぞれ設けられている。さらに、前記前面板21の上方には、折曲げ線16,17を介して上蓋板27及び上差込片28が設けられ、下方には、折曲げ線18、19を介して下蓋板29及び下差込片30が設けられている。
【0008】
そして、前記上差込片28の中央部には、一対の切込溝31,31及び折曲げ線32により折込係止片33が区画形成されており、前記下差込片30の先端からは、中央部に切込溝からなる挟持溝34を備えた一対の折込挟持片35,35が折曲げ線36、36を介して延出されている。
【0009】
前記折込係止片33は、ケース組立時に上差込片28からケース内方に折り込まれることにより、ケース内に収納するリール2のフランジ部3に形成されている係止溝4に係止するように形成されており、前記折込挟持片35は、ケース組立時に下差込片30の先端からケース内方に直角に折り込まれることにより、両折込挟持片35同士の間の前記挟持溝34部分でリール2に形成されているスポーク部5を挟持するように形成されている。
【0010】
このリールケースは、プラスチックシート1の折曲げ線11〜14を同一方向に直角に折り曲げて糊代片24を後面板22の端部に接着することにより、リール2を収納可能な箱形のケース本体が組み立てられる。次に、上部側の内蓋板26を折り曲げた後、上差込片28の折込係止片33をケース内方に直角に折り込んだ状態で折曲げ線16,17を直角に折曲げてケース本体の上部開口を閉塞した状態とする。
【0011】
この状態でケース本体の下部開口からリール2を設定された向きでケース内に挿入し、フランジ部3の係止溝4を折込係止片33に係止させる。最後に、下部側の内蓋板26を折り曲げてから、折曲げ線36、36を折り曲げて両折込挟持片35にケース内方への折り癖をつけた状態で、折曲げ線18、19を折り曲げながら折込挟持片35及び下差込片30をリール2と後面板22との間に挿入し、両折込挟持片35間の挟持溝34内にスポーク部5を進入させるようにしながら下部開口を下蓋板29で閉塞する。
【0012】
このようにしてケース内にリール2を収納することにより、折込係止片33と折込挟持片35とによってケース内でのリール2の回転やがたつきを防止することができ、別部材からなるクッション材や周り止め部材を使用する必要がなくなる。さらに、リール2に巻回した糸6の外周面に折込係止片33が接触してリール外周方向に弾性変形することにより、その復元力によってリール2がより確実に保持された状態となる。
【0013】
なお、本形態例では、吊下片25を設けているため、ケース自体に上下の方向性を生じているが、吊下片25を有しないケースの場合は、蓋板の設置位置は上下に限るものではなく、折込係止片及び折込挟持片の位置も任意に選択することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のリールケースによれば、クッション材や周り止め部材を使用せずにリールをケース内に確実に保持することができる。また、ケース内に収納するリールを支持するための折込係止片及び折込挟持片を、ケースを構成する蓋板部分に一体に設けることによって組み立て作業性の向上や材料費のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態例を示すリールケースの展開図である。
【図2】 組み立てたリールケースの斜視図である。
【図3】 ケース内にリールを収納した状態を示すリールケースの断面正面図である。
【図4】 ケース内にリールを収納した状態を示すリールケースの断面側面図である。
【符号の説明】
1…プラスチックシート、2…リール、3…フランジ部、4…係止溝、5…スポーク部、6…糸、11〜19…折曲げ線、21…前面板、22…後面板、23…側面板、24…糊代片、25…吊下片、26…内蓋板、27…上蓋板、28…上差込片、29…下蓋板、30…下差込片、31…切込溝、32…折曲げ線、33…折込係止片、34…挟持溝、35…折込挟持片、36…折曲げ線

Claims (1)

  1. フランジ部に一つの係止溝が形成されているとともにスポーク部が形成されている糸巻回用リールを収納するプラスチックシート製のリールケースであって、プラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成したケース本体と、前記ケース本体の側面板開口端から延出してケース本体の両側開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋板及び前記一対の蓋板から延出した差込片とを有するリールケースにおいて、前記蓋板の一方から延出した差込片の一部にケース内方に折り込まれることによりケース内に収納されるリールの前記一つの係止溝に係止されて前記リールに巻回している前記糸の外周面に接触してリール外周方向に弾性変形する折込係止片を設けるとともに、前記蓋板の他方から延出した差込片にケース内方に折り込まれることによりケース内に収納されるリールのスポーク部を挟持する一対の折込挟持片を延出して設けたことを特徴とするリールケース。
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