JP4375707B2 - 自動二輪車の排風構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車の排風構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車の排風構造として、ラジエタカバーを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−118464公報(第2−4頁、図1)
【0004】
特許文献1の図1を以下の図8で説明する。なお、符号は振り直した。
図8は従来の自動二輪車の排風構造を示す側面図であり、ラジエタ101の側方をラジエタカバー102で覆い、ラジエタ101からの排風と、ラジエタカバー102の前部上部に設けた導入口から取り入れた新気とを混合してラジエタカバー102の後方へ吹き出す構造にしたことを示す。なお、104は水平対向エンジン、105は水平対向エンジン104に燃料を供給する気化器である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のラジエタカバー102は、ラジエタ101からの温風利用と、ラジエタ101の側方を覆うことによる外観性向上に効果があるが、走行風が少ない場合には、ラジエタカバー101内の温度上昇が大きくなるため、ラジエタカバー102内からの排風を促す必要がある。
【0006】
また、ラジエタカバー102は、ラジエタ101の側方と、ラジエタ101の後方の気化器105の一部のみを覆う形状であるため、後側の気化器105,105は露出し、外観性向上という点では十分ではない。特に、アメリカンタイプの自動二輪車(「カスタム」と呼ばれる車両である。)では、上記のラジエタカバー102は外観性の点では周囲の部品に合わず、周囲のエンジン、車体フレーム、燃料タンク等との一体感、協調性が求められる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、自動二輪車の排風構造を改良することで、ラジエータカバー内からの排風の排出を促進させ、且つ外観性をより向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車体フレームの前部で前輪を懸架し、車体フレームの後部に設けた後輪懸架部で後輪を懸架し、車体フレームの上部に燃料タンクを取付け、車体フレームの下部にエンジンを取付け、このエンジンの前方にラジエータを配置し、このラジエータの両側方及び上方をラジエータカバーで覆い、このラジエータカバーの後部にラジエータからの排風を車体後方へ排出する排風口を備えた自動二輪車において、排風口を臨む位置に、ラジエータカバーの後方で、且つ燃料タンクとエンジンとの間の側方を覆うサイドカバーを設け、ラジエータカバーの排風口から流れ出た排風が、サイドカバーの前面に当たって側方斜め後方に向きを変えながら、ラジエータカバーの側方からサイドカバーの側面に沿って流れる走行風で吸い出されるようにし、このサイドカバーを後輪懸架部と連続させるようにし、サイドカバーが、上方に凸に湾曲した上面と、内側に凸に湾曲した側面と、前面とを備え、左右それぞれのサイドカバーにおける上面と側面との境界部分である頂部を燃料タンクの側面の頂部よりも車体側方に突出させることを特徴とする。
【0009】
排風口を臨むようにサイドカバーを設けたことで、サイドカバーの側面に沿って流れる走行風によってラジエータからの排風を排風口から外部へ吸い出すことができる。また、サイドカバーを後輪懸架部と連続させるように設けたことで、サイドカバーと後輪懸架部との一体感を高めることができ、外観性をより向上させることができる。
【0010】
請求項2は、サイドカバーで、エンジンの補機を覆うことを特徴とする。
サイドカバーでエンジンの補機を覆うことで、例えば、エンジンコントロールユニット、イグニッションユニット等の補機が外部に露出せず、外観性を一層向上させることができる。
【0011】
請求項3は、サイドカバーを、平面視で燃料タンクの側面よりも車体側方へ突出させたことを特徴とする。
サイドカバーを燃料タンクの側面よりも車体側方へ突出させたことで、運転者の脚部をサイドカバーに当てることができ、更に脚部を内側に寄せた状態では、サイドカバーに加えて脚部を燃料タンクにも当てることができ、脚部の力を燃料タンクとサイドカバーとで分散して受けることができるとともに、乗車姿勢に応じて車体の保持を変更することができる。
【0012】
請求項4は、ラジエータカバーの上方からの走行風と、排風口からの排風とが、サイドカバーの上面に沿って流れることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る排風構造を採用した自動二輪車の斜視図であり、自動二輪車10は、フロントフォーク11を大きく傾けることで、フロントフォーク11の上部に取付けたハンドル12をより車体後方へ配置するとともに、シート13の高さを低くし、更に、ステップ14,14(手前側の符号14のみ図示)をより車体前方に配置して、運転者が楽な乗車姿勢を取れるようにしたロングツーリングに適するアメリカンタイプの車両である。
【0014】
図2は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパイプ16から後方斜め下方にメインフレーム17を延ばし、このメインフレーム17の上部に燃料タンク21を取付け、メインフレーム17の下部に水平対向型のエンジン22を取付け、メインフレーム17の前部下部であってエンジン22の前方にラジエータ23を取付け、このラジエータ23の両側方及び上方をラジエータカバー24で覆い、このラジエータカバー24に設けた排風口26を臨むようにラジエータカバー24の後方で且つ燃料タンク21とエンジン22との間の両側方にサイドカバー27、27(手前側の符号27のみ図示)を配置した車両である。
【0015】
ここで、31はフロントフォーク11にリンク機構32を介して連結した前輪、33は前輪31の上部を覆うフロントフェンダ、34はヘッドランプ、35,36はエンジン22の下部に接続した排気管及び消音器、38はメインフレーム17の下部に設けた後輪懸架部41に図示せぬスイングアームを介して上下動自在に取付けた後輪、42は後輪38の上方を覆うリヤフェンダ、43はエンジン22の前方に設けたエンジンガードである。
【0016】
サイドカバー27は、エンジン22の上部であって燃料タンク21の下方に配置したエンジンコントロールユニット、イグニッションユニット等のエンジンの補機及びキャブレタを覆うとともに、メインフレーム17に連続するように配置することでメインフレーム17と一体感を持たせ、外観性を向上させるようにした部品である。
上記したヘッドパイプ16、メインフレーム17及び後輪懸架部41は、車体フレーム45を構成する部材である。
【0017】
図3は本発明に係る自動二輪車の平面図であり、簡略に表したものである。なお、図中の風の流れは、車体の左右で対称であるが、便宜上、片側のみ示す。
自動二輪車10は、燃料タンク21の両側方の下方にサイドカバー27,27を備え、これらのサイドカバー27,27の前方にラジエータカバー24を配置したものである。なお、46はラジエータカバー24の空気取入れ口、47は運転者である。
【0018】
自動二輪車10の走行中、走行風は矢印で示すように、前輪31の側方から一部はラジエータカバー24内に進入し、ラジエータ23を通過してラジエータカバー24の排風口26から外部に流れ出る。
【0019】
また、走行風は前輪31の側方からラジエータカバー24の側方を通り、サイドカバー27の表面に沿って流れ、更に運転者47の脚部48の脇を通り、車体後方へ流れる。
【0020】
このとき、排風口26から外部に流れ出る排風は、ラジエータカバー24の側方からサイドカバー27の側方を流れる走行風の流れによる圧力の低下によって吸い出され、排風口26からの排風量をより多くすることができる。
従って、ラジエータカバー24内の過度の温度上昇を抑えることができる。
【0021】
図4は本発明に係るサイドカバー及びその周囲を示す第1斜視図であり、図中の矢印(front)は車体前方を示す(以下同じ)。
サイドカバー27は、ほぼ上方に凸に湾曲した上面51と、内側に凸に湾曲した側面52と、前面53とを備え、ラジエータカバー24の排風口26(図2参照)から流れ出た排風は、矢印(1)で示すように前面53に当たって側方斜め後方に向きを変えながら、ラジエータカバー24の側方からサイドカバー27の側面52に沿って流れる矢印(2)で示す走行風で吸い出される。
【0022】
図5は本発明に係るサイドカバー及びその周囲を示す第2斜視図であり、ラジエータカバー24は、排風口26に整流板55…(…は複数個を表す。以下同じ。)を備える。
車両走行中には、ラジエータカバー24及びサイドカバー27の周囲には矢印(3)〜矢印(6)で示す風の流れが発生する。
即ち、矢印(3)は、ラジエータカバー24の上方からサイドカバー27の上面51に沿って流れる走行風を示し、矢印(4)は、排風口26から上面51に沿って流れる排風を示し、矢印(5)は、排風口26から前面53に沿って流れる排風を示し、矢印(6)は、ラジエータカバー24の側方からサイドカバー27の側面52に沿って流れる走行風を示す。
【0023】
図6は本発明に係る燃料タンク及びサイドカバーを示す断面図であり、サイドカバー27,27、詳しくは、それぞれのサイドカバー27における上面51と側面52との境界部分である頂部27aを燃料タンク21の側面の頂部56よりも車体側方に突出量Pだけ突出させ、運転者47の脚部48,48の内側部分をサイドカバー27,27に当てるようにしたことを示す。従って、サイドカバー27,27を脚部48,48で保持することができる。更に、脚部48,48に力を入れて内側に寄せるようにすれば、サイドカバー27,27に加えて燃料タンク21の側面をも脚部48,48で保持することができ、この保持力を燃料タンク21とサイドカバー27,27とで分散させることができる。このように、本発明の自動二輪車10では、乗車姿勢に応じてサイドカバー27,27のみを保持したり、サイドカバー27,27と燃料タンク21との両方を保持するのを選択することができる。
【0024】
図中の57はエンジンの燃料供給や点火タイミング等を制御する補機としてのエンジンコントロールユニット、58は点火プラグにスパークを発生させる補機としてのイグニッションユニットであり、それぞれサイドカバー27で覆ったものであり、これらのエンジンコントロールユニット57、イグニッションユニット58をサイドカバー27で覆うことで外部に露出せず、自動二輪車の外観性を高めることができる。
【0025】
図7は本発明に係る排風構造の別の実施の形態を示す断面図であり、ラジエータカバーとサイドカバーとを一体にしたボディフロントカバー60を示す。
ボディフロントカバー60はラジエータ23の側方及び上方を覆うとともに排風口61を備えたラジエータカバー部62と、このラジエータカバー部62の後部に一体に成形したサイドカバー部63とからなり、ラジエータカバー部62及びサイドカバー部63は、前述のラジエータカバー24(図2参照)及びサイドカバー27(図2参照)と同じ機能を備えた部分である。なお、65はボディフロントカバー60の空気取入れ口、66はボディフロントカバー60の後部開口である。
【0026】
図中の矢印はボディフロントカバー60内及び排風口61からの風の流れを示す。破線で示した矢印は、ボディフロントカバー60の排風口61から排出せずにサイドカバー部63内を車体後方へ向かう風であり、後部開口から外部に流れ出る。
【0027】
以上の図2及び図3で説明したように、本発明は第1に、車体フレーム45の前部で前輪31を懸架し、車体フレーム45の後部に設けた後輪懸架部41で後輪38を懸架し、車体フレーム45の上部に燃料タンク21を取付け、車体フレーム45の下部にエンジン22を取付け、このエンジン22の前方にラジエータ23を配置し、このラジエータ23からの排風を車体後方へ排出する排風口26を備えるラジエータカバー24でラジエータ23を覆った自動二輪車10において、排風口26を臨む位置、即ち排風口26の後方に、燃料タンク21とエンジン22との間の両側方を覆うサイドカバー27、27を設け、これらのサイドカバー27、27をメインフレーム17及び後輪懸架部41と連続させるようにしたことを特徴とする。
【0028】
排風口26を臨むようにサイドカバー27を設けたことで、サイドカバー27の側面に沿って流れる走行風によってラジエータ23からの排風を排風口26から外部へ吸い出すことができる。従って、ラジエータカバー24内から外部へ流れ出る排風の排風量をより多くすることができ、ラジエータカバー24内の過度の温度上昇を抑えることができる。
【0029】
また、サイドカバー27をメインフレーム17及び後輪懸架部41と連続させるように設けたことで、サイドカバー27とメインフレーム17及び後輪懸架部41との一体感を高めることができ、特にアメリカンタイプの自動二輪車10の外観性をより向上させることができる。
【0030】
本発明は第2に、図2及び図6において、サイドカバー27で、エンジン22の補機を覆うことを特徴とする。
サイドカバー27でエンジン22の補機、例えば、エンジンコントロールユニット57、イグニッションユニット58を覆うことで、エンジンコントロールユニット57、イグニッションユニット58が外部に露出せず、外観性を一層向上させることができる。
【0031】
本発明は第3に、図2、図3及び図6において、サイドカバー27の側面の頂部27aを、平面視で燃料タンク21の側面の頂部56よりも車体側方へ突出させたことを特徴とする。
サイドカバー27の頂部27aを燃料タンク21の頂部56よりも車体側方へ突出させたことで、運転者の脚部48,48をサイドカバー27に当てることができ、更に脚部48,48を内側に寄せた状態では、サイドカバー27に加えて脚部48,48を燃料タンク21にも当てることができ、脚部48,48の力を燃料タンク21とサイドカバー27とで分散して受けることができるとともに、乗車姿勢に応じて車体の保持を変更することができる。従って、乗車姿勢の自由度が増すために、自動二輪車10(図2参照)の使い勝手を向上させることができる。
【0032】
尚、本発明のサイドカバーは、ラジエータカバーと連続させるように設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の自動二輪車の排風構造は、排風口を臨む位置に、ラジエータカバーの後方で、且つ燃料タンクとエンジンとの間の側方を覆うサイドカバーを設け、ラジエータカバーの排風口から流れ出た排風が、サイドカバーの前面に当たって側方斜め後方に向きを変えながら、ラジエータカバーの側方からサイドカバーの側面に沿って流れる走行風で吸い出されるようにし、このサイドカバーを後輪懸架部と連続させるようにしたので、サイドカバーの側面に沿って流れる走行風によってラジエータからの排風を排風口から外部へ吸い出すことができる。従って、ラジエータカバー内から外部へ流れ出る排風の排風量をより多くすることができ、ラジエータカバー内の過度の温度上昇を抑えることができる。
【0034】
また、サイドカバーを後輪懸架部と連続させるように設けたことで、サイドカバーと後輪懸架部との一体感を高めることができ、特にアメリカンタイプの自動二輪車の外観性をより向上させることができる。
【0035】
請求項2の自動二輪車の排風構造は、サイドカバーでエンジンの補機を覆ったので、例えば、エンジンコントロールユニット、イグニッションユニット等の補機が外部に露出せず、外観性を一層向上させることができる。
【0036】
請求項3の自動二輪車の排風構造は、サイドカバーを、平面視で燃料タンクの側面よりも車体側方へ突出させたので、運転者の脚部をサイドカバーに当てることができ、更に脚部を内側に寄せた状態では、サイドカバーに加えて脚部を燃料タンクにも当てることができ、脚部の力を燃料タンクとサイドカバーとで分散して受けることができるとともに、乗車姿勢に応じて車体の保持を変更することができる。
【0037】
請求項4の自動二輪車の排風構造は、ラジエータカバーの上方からの走行風と、排風口からの排風とが、サイドカバーの上面に沿って流れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排風構造を採用した自動二輪車の斜視図
【図2】 本発明に係る自動二輪車の側面図
【図3】 本発明に係る自動二輪車の平面図
【図4】 本発明に係るサイドカバー及びその周囲を示す第1斜視図
【図5】 本発明に係るサイドカバー及びその周囲を示す第2斜視図
【図6】 本発明に係る燃料タンク及びサイドカバーを示す断面図
【図7】 本発明に係る排風構造の別の実施の形態を示す断面図
【図8】 従来の自動二輪車の排風構造を示す側面図
【符号の説明】
10…自動二輪車、21…燃料タンク、22…エンジン、23…ラジエータ、24…ラジエータカバー、26…排風口、27…サイドカバー、27a…サイドカバーの頂部、31…前輪、38…後輪、41…後輪懸架部、45…車体フレーム、51…サイドカバーの上面、52…サイドカバーの側面、53…サイドカバーの前面、56…燃料タンクの側面の頂部、57,58…補機(エンジンコントロールユニット、イグニッションユニット)。

Claims (4)

  1. 車体フレームの前部で前輪を懸架し、車体フレームの後部に設けた後輪懸架部で後輪を懸架し、車体フレームの上部に燃料タンクを取付け、車体フレームの下部にエンジンを取付け、このエンジンの前方にラジエータを配置し、このラジエータの両側方及び上方をラジエータカバーで覆い、このラジエータカバーの後部に前記ラジエータからの排風を車体後方へ排出する排風口を備えた自動二輪車において、
    前記排風口を臨む位置に、前記ラジエータカバーの後方で、且つ前記燃料タンクと前記エンジンとの間の側方を覆うサイドカバーを設け、ラジエータカバーの排風口から流れ出た排風は、前記サイドカバーの前面に当たって側方斜め後方に向きを変えながら、ラジエータカバーの側方からサイドカバーの側面に沿って流れる走行風で吸い出されるようにし、このサイドカバーを前記後輪懸架部と連続させるようにし、前記サイドカバーは、上方に凸に湾曲した上面と、内側に凸に湾曲した側面と、前面とを備え、左右それぞれのサイドカバーにおける上面と側面との境界部分である頂部を燃料タンクの側面の頂部よりも車体側方に突出させることを特徴とする自動二輪車の排風構造。
  2. 前記サイドカバーは、前記エンジンの補機を覆うことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の排風構造。
  3. 前記サイドカバーは、平面視で前記燃料タンクの側面よりも車体側方へ突出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の排風構造。
  4. 前記ラジエータカバーの上方からの走行風と、前記排風口からの排風とが、前記サイドカバーの上面に沿って流れることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の排風構造。
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