JP4371279B2 - 切断加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は切断加工装置、特に伸縮ベルトコンベアを設置した切断加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、切断加工装置、例えばブランキングシャーにおいては、スクラップや製品を搬出する場合に、ベルトコンベアが使用されている。
【0003】
即ち、ブランキングシャーは、図8(A)に示すように、上刃41と下刃42から成るL刃40を有し、ワークWを上刃41と下刃42間に位置決めしラム43を(図2)介して上刃41を降下し該ワークWの角部の切断を行うようになっている。
【0004】
この場合、上記L刃40を構成する下刃42の近傍には、ベルトコンべア60が設置され、該ベルトコンべア60に直列にベルトコンべア61と仕分け装置62がそれぞれ配置されている。
【0005】
この構成により、ワークWから通常の製品W1が(図8(A))切断された場合には、該通常の製品W1をベルトコンべア60と61を介して搬送し、仕分け装置62側に搬出する。
【0006】
また、ワークWからスクラップK又は極小製品Sが(図8(B))切断された場合には、上下シリンダ63を作動してベルトコンべア61の後端を上昇させ、仕分けフラッパ64を所定の角度に調整することにより、スクラップKはスクラップ用ボックス65へ、極小製品Sは極小製品用ボックス66へそれぞれ落下させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、従来技術においては(図8)、ワークWからスクラップK又は極小製品Sが(図8(B))切断された場合に、次のような課題がある。
【0009】
即ち、ワークWからスクラップK又は極小製品Sが(図8(B))切断された場合には、既述したように、先ず、上下シリンダ63を作動してベルトコンべア61の後端を上昇させ、この状態で、ベルトコンべア60を前方に循環させてその上のスクラップK又は極小製品Sを搬送する。
【0010】
従って、スクラップKや極小製品Sの搬送処理には、ベルトコンべア61の上昇時間とベルトコンべア60の循環時間を合わせた時間を必要とし、そのため処理時間が長くなり、加工効率が低下する。
【0011】
しかもこの間は、L刃40によるワークWの切断加工は中断したままであり、全体としての加工時間も長くなる。
【0012】
また、従来は(図8(B))、スクラップKや極小製品Sが、ベルトコンべア60により搬送され、このため、搬送中のスクラップKや極小製品Sがベルトコンべア60と下刃42の間から該ベルトコンべア60の内面に進入することがある。
【0013】
この結果、ベルトコンべア60が切れるなどの事故が発生し、加工を中断せざるを得ない。
【0014】
更に、従来は(図8)、ベルトコンべア60、61が2台必要であって、自動ラインの全長が長くなる。
【0015】
本発明の目的は、切断加工装置において、スクラップ又は極小製品に関して搬出処理時間を短縮すると共にベルトコンベア内面への進入を防止し、且つ自動ライン全長を短くすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明によれば、
(A)上刃41と下刃42から成るL刃40を有し、ワークWを上刃41と下刃42間に位置決めしラム43を介して上刃41を降下し該ワークWの角部の切断を行う切断加工装置において、
(B)上記L刃40を構成する下刃42の近傍に、伸張時には下刃42に接近し収縮時には下刃42から離反する伸縮ベルトコンベア4を設置すると共に下刃42の直下にスクラップK又は極小製品Sを落下させるボックス32、33を設置し、伸張時の伸縮ベルトコンベア4は、下刃42に接近した部分が前記ボックス32、33の直上方に配置され、該伸縮ベルトコンベア4を伸張状態でワークWを切断し、該ワークWからスクラップK又は極小製品Sが切断された場合には、該伸縮ベルトコンベア4を収縮させてスクラップK又は極小製品Sを前記ボックス32、33内に落下させることを特徴とする切断加工装置が提供される。
【0017】
従って、本発明の構成によれば、ワークWから切断されたスクラップK又は極小製品Sは(図7(C))、伸縮ベルトコンベア4とは無関係に、下刃42直下のボックス32、33内に直接落下させるので、該スクラップK又は極小製品Sについては、搬出処理時間が短縮されると共にベルトコンベア内面への進入が防止される。
【0018】
また、前記伸縮ベルトコンベア4は1台で済むので、自動ライン全長を短くすることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施形態を示す図であり、図示する切断加工装置は、例えばブランキングシャーである。
【0020】
ブランキングシャーは、上刃41と下刃42から成るL刃40を有している。
【0021】
上刃41は、ラム43に(図2)固定され、該ラム43は、上部フレーム1に(図3)設けられたラムシリンダ44に結合され、下刃42は、下部フレーム2に(図2、図3)固定されている。
【0022】
この構成により、ラムシリンダ44を作動させると、ラム43が支軸45の(図2)回りで回転するので、上刃41は上下動し、下刃42と協働してワークWを切断加工するようになっている。
【0023】
上刃41は、互いに直交するX上刃41XとY上刃41Yにより(図5(A))、下刃42は、互いに直交するX下刃42XとY下刃42Yによりそれぞれ構成されている。
【0024】
また、X上刃41Xは、レーキ角θ1を(図5(A))、Y上刃41Yは、レーキ角θ2をそれぞれ有し、レーキ角θ1の方がレーキ角θ2より大きい。
【0025】
この構成により、例えばX上刃41XとX下刃42Xの長さよりも(図5(A))X軸方向の長さX1の方が大きい通常の製品W1を切断加工する場合には、先ず、上刃41を(図5(B)の上図)途中まで降下させることにより、1ストローク目の切断加工を行う。
【0026】
このときは、Y上刃41Yは(図5(B)の上図)、未だワークWに到達していず、X軸方向のみが切断される(切断線S1)。
【0027】
次に、上刃41を上昇させておいて(図5(B)の中図)、2ストローク目の切断線S2が該上刃41の直下に来るように、ワークWを前進させる。
【0028】
この状態で、再度上刃41を降下させ(図5(B)の下図)、2ストローク目の切断線S2の長さを1ストローク目の切断線S1の長さより大きくとることにより(図5(A))、Y上刃41YはワークWに到達し、2ストローク目の切断加工が行われる。
【0029】
この結果、Y軸方向の切断加工も行われ、X軸方向の長さがX1(図5(A))、Y軸方向の長さがY1の通常の製品W1が、ワークWから切断される。
【0030】
しかし、ワークWを(図5(B)の上図)そのままの状態でしかも上刃41を途中で停止させずに1ストローク目の切断加工と、2ストローク目の切断加工を連続して行えば、例えばX軸方向の長さがX1より短く、Y軸方向の長さがY1の極小製品Sが切断加工される(図7(C))。
【0031】
また、上記通常の製品W1や極小製品SをワークWから切断した後は、X軸方向とY軸方向の長さが規格に合わないスクラップKが切断加工される(図7(C)。
【0032】
また、ブランキングシャーは(図1)、キャリッジべース11とキャリッジ12を有し、キャリッジべース11には、キャリッジ12を介してクランプ13が取り付けられワークWが把持されるようになっている。
【0033】
キャリッジ12は、キャリッジべース11上でX軸ガイド18に(図3、図4)滑り結合し、X軸モータMxの(図2、図4)ボールねじ15に螺合している。
【0034】
更に、キャリッジべース11は、Y軸ガイド17に(図3)滑り結合し、Y軸モータMyのボールねじ14に螺合している。
【0035】
この構成により、クランプ13に把持されたワークWは加工テーブル3上(図1、図2)において上刃41と下刃42の間に位置決めされ、前記ラム43を(図2)介して上刃41を降下することにより、該ワークWから通常の製品W1や(図7(B))極小製品Sや(図7(C))スクラップKが切断加工される。
【0036】
一方、ブランキングシャーが有する上記下刃42の近傍には(図1)、伸縮ベルトコンベア4が設置されている。
【0037】
この伸縮ベルトコンベア4は、コンベアベース5とプーリスライダ6を有し、伸張時には下刃42に接近し(図7(A)、図7(B))、収縮時には下刃42から離反するようになっている(図7(C))。
【0038】
上記コンベアベース5は(図1)脚37を介して床上に設置され、該コンベアベース5のX軸枠38上には、LMガイドレール7が敷設され、該LMガイドレール7には、プーリスライダ6が滑り結合され後述するピニオン・ラック機構によりX軸方向に移動可能に取り付けられている。
【0039】
上記プーリスライダ6のX軸枠46には(図1)、ラック9が設けられ、該ラック9は、コンベアベース5側のピニオン8と噛み合っており、該ピニオン8は、コンベアベース5のX軸枠38にブラケット10を介して取り付けられたX軸モータmxで回転駆動する。
【0040】
プーリスライダ6のX軸枠46のY下刃42Y側には、右上プーリ19が、また該X軸枠46の下面中央部には、右折り返しプーリ20がそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0041】
更に、コンベアベース5のX軸枠38のY下刃42Y側には、右下プーリ21が、該X軸枠38の仕分け装置34側には、左下プーリ22と左中間プーリ23と駆動プーリ24がそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0042】
このうち、前記駆動プーリ24は、コンベアベース5のY軸枠39上に設置されたモータmにより回転駆動するようになっている。
【0043】
そして、伸縮ベルトコンベア4が、前記コンベアベース5の駆動プーリ24、プーリスライダ6の右上プーリ19と右折り返しプーリ20、コンベアベース5の右下プーリ21と左下プーリ22と左中間プーリ23の順に巻回されている。
【0044】
この構成により、ワークWからスクラップK又は極小製品Sが切断加工された場合には(図7(C))、上記X軸モータmxを駆動すると、プーリスライダ6がコンベアベース5上でX軸方向に移動して下刃42から離れる。
【0045】
従って、伸縮ベルトコンベア4が右上プーリ19と右折り返しプーリ20を伴って収縮し、下刃42から離反する。
【0046】
このため、下刃42が設けられている領域は全く空になり(図7(C))、仕分けフラッパ35を調整することにより、上記スクラップK又は極小製品Sを下刃42直下のスクラップ用ボックス33又は極小製品用ボックス32内に落下させることができる。
【0047】
また、ワークWから通常の製品W1が切断加工された場合には(図7(B))、上記伸縮ベルトコンベア4を伸張状態のままでモータmを駆動すると、駆動プーリ24が反時計方向に回転して該伸縮ベルトコンベア4が循環し、その上の通常の製品W1が仕分け装置34側へ搬出される。
【0048】
更に、上記プーリスライダ6には、ベルト昇降機構が設けられ、ワークWを切断する場合には(図7(A))、伸縮ベルトコンベア4をパスラインPLまで上昇させ、加工途中の通常の製品W1や極小製品SがワークWから垂れ下がるのを防止している。
【0049】
即ち、プーリスライダ6の(図1)Y軸枠47には、水平シリンダ25が設けられ、該水平シリンダ25のピストンロッド26は、連結部材27の下端に結合している。
【0050】
連結部材27は、プーリスライダ6のX軸枠46側の回転軸28に取り付けられ、該連結部材27の上端には、縦断ロッド29の左端が結合している。
【0051】
縦断ロッド29は、プーリスライダ6内をX軸方向に縦断し、ほぼ中央部と右端においてそれぞれ連結棒36が結合し、該連結棒36には、Y軸方向に延びていてその両端においてレバー30が取り付けられ、該レバー30はX軸枠46に対して回転自在に取り付けられている。
【0052】
この構成により、水平シリンダ25を作動しピストンロッド26を突出させると(図1、図7(A))、連結部材27が回転軸28を支軸として反時計方向に回転して縦断ロッド29が水平シリンダ25側に引っ張られるので(図1、図7(A))、レバー30が時計方向に回転することにより、アイドラプーリ31を上昇させる。
【0053】
これにより、伸縮ベルトコンベア4は(図1、図7(A))、パスラインPLまで上昇し、既述したように、加工途中の通常の製品W1や極小製品SがワークWから垂れ下がるのが防止される。
【0054】
そして、ワークWの切断後は、上昇時とは(図7(A))反対の動作をさせることにより、前記水平シリンダ25等のベルト昇降機構により伸縮ベルトコンベア4をパスラインPLより降下させる(図7(B)、図7(C))。
【0055】
これにより、既述したように、伸縮ベルトコンベア4を伸張状態のままで循環させその上の通常の製品W1を仕分け装置34側へ搬出したり(図7(B))、伸縮ベルトコンベア4を収縮して下刃42から離反させてその直下のボックス33、32内にスクラップK、極小製品Sを直接落下させたりする。
【0056】
図6は、本発明の他の実施形態を示す図であり、本発明を構成する伸縮ベルトコンベア4をブランキングシャーとタレットパンチプレスの複合機に適用した場合である。
【0057】
即ち、図6において、L刃40の近傍には、前記図1〜図5と同様に、伸縮ベルトコンベア4が設置され、更に、反対側には、上部タレット48と下部タレット49が設置されている。
【0058】
そして、上部タレット48にはパンチPが、下部タレット49にはダイDがそれぞれ配置され、ラム50によりパンチPを殴打することにより、ダイDと協働でワークWに所定のパンチ加工を施した後、該ワークWを右側に変位して前記上刃41と下刃42の間に位置決めすることにより、所定の切断加工を施す。
【0059】
その後は、前記したように(図7(C))、例えばワークWからスクラップK又は極小製品Sが切断加工された場合には、伸縮ベルトコンベア4を(図6)収縮して下刃42から離反させその直下のスクラップ用ボックス33又は極小製品用ボックス32内に上記スクラップK又は極小製品Sを直接落下させる。
【0060】
以下、前記構成を有する本発明の動作を図7に基づいて説明する。
【0061】
(1)切断加工時の動作。
【0062】
先ず、当初は、X軸モータmxを(図1)駆動してピニオン・ラック機構を介して伸縮ベルトコンベア4を(図7(A))伸張させ下刃42側へ接近させておく。
【0063】
そして、水平シリンダ25(図7(A))を作動しピストンロッド26を突出させ連結部材27を介して縦断ロッド29を引っ張ることにより、レバー30とアイドラプーリ31を介して伸縮ベルトコンベア4をパスラインPLまで上昇させる。
【0064】
この状態で、クランプ13に把持されたワークWを、前記上昇した伸縮ベルトコンベア4で支持したまま上刃41と下刃42の間に位置決めし、ラム43を介して上刃41を降下させ下刃42と協働してワークWに切断加工を施す。
【0065】
切断加工終了後は、前記水平シリンダ25を再度作動させ、反対の動作により伸縮ベルトコンベア4をパスラインPLより下降させておく(図7(A)、図7(B))。
【0066】
(2)通常の製品W1が切断加工された場合の動作。
【0067】
上記ワークWから通常の製品W1が切断加工された場合には(図7(B))、上記パスラインPLより降下した伸縮ベルトコンベア4を伸張状態のままで循環させ、その上の通常の製品W1を仕分け装置34側へ搬出する。
【0068】
即ち、この場合は、モータmを(図7(B))駆動すると、駆動プーリ24が反時計方向に回転して伸縮ベルトコンベア4が循環し、その上の通常の製品W1が左方へ移動することにより、該通常の製品W1は、仕分け装置34側へ搬出される。
【0069】
上記の場合(図7(B))、プーリスライダ6はコンベアベース5上で停止しており、前記したように、伸縮ベルトコンベア4は伸張状態のまま駆動プーリ24により右上プーリ19などに沿って循環するだけである。
【0070】
(3)スクラップK又は極小製品Sが切断加工された場合の動作。
【0071】
上記ワークWからスクラップK又は極小製品Sが切断加工された場合には(図7(C))、パスラインPLより降下した伸縮ベルトコンベア4を収縮させて該スクラップK又は極小製品Sを下刃直下のボックス33又は32内に落下させる。
【0072】
即ち、この場合は、X軸モータmxを(図1)駆動すると、ピニオン8が(図7(C))回転し、それに噛み合っているラック9を介して、プーリスライダ6がコンベアベース5上をX軸方向に移動して下刃42から離れる。
【0073】
これにより、伸縮ベルトコンベア4が(図7(C))、右上プーリ19と右折り返しプーリ20を伴って収縮し、下刃42から離反する。
【0074】
従って、下刃42の領域は空になり、仕分けフラッパ35を介して、スクラップK又は極小製品Sがスクラップ用ボックス33又は極小製品用ボックス32内に直接落下する。
【0075】
このため、スクラップKや極小製品Sについては、伸縮ベルトコンベア4とは無関係に、下刃42の直下のボックス33や32内に直接に落下するので、搬出処理時間が短縮すると共にベルトコンベア内面への進入が防止されるようになる。
【0076】
また、上記伸縮ベルトコンベア4は1台設置すればよいので、自動ライン全長を短くすることができる。
【0077】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、ワークから切断されたスクラップ又は極小製品は、伸縮ベルトコンベアとは無関係に下刃直下のボックス内に直接落下させるので、該スクラップ又は極小製品については、搬出処理時間が短縮されると共にベルトコンベア内面への進入が防止され、また、伸縮ベルトコンベアは1台で済むので、自動ライン全長を短くするという技術的効果を奏することとなった。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の具体例を示す斜視図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】本発明を構成するL刃40を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 上部フレーム
2 下部フレーム
3 加工テーブル
4 伸縮ベルトコンベア
5 コンベアベース
6 プーリスライダ
7 LMガイドレール
8 ピニオン
9 ラック
10 ブラケット
11 キャリッジべース
12 キャリッジ
13 クランプ
14、15 ボールねじ
17 Y軸ガイド
18 X軸ガイド
19 右上プーリ
20 右折り返しプーリ
21 右下プーリ
22 左下プーリ
23 左中間プーリ
24 駆動プーリ
25 水平シリンダ
26 ピストンロッド
27 連結部材
28 回転軸
29 縦断ロッド
30 レバー
31 アイドラプーリ
32 極小製品用ボックス
33 スクラップ用ボックス
34 仕分け装置
35 仕分けフラッパ
36 連結棒
40 L刃
41 上刃
42 下刃
43 ラム
44 ラムシリンダ
45 支軸
K スクラップ
S 極小製品
W ワーク
W1 通常の製品

Claims (6)

  1. 上刃と下刃から成るL刃を有し、ワークを上刃と下刃間に位置決めしラムを介して上刃を降下し該ワークの角部の切断を行う切断加工装置において、
    上記L刃を構成する下刃の近傍に、伸張時には下刃に接近し収縮時には下刃から離反する伸縮ベルトコンベアを設置すると共に下刃の直下にスクラップ又は極小製品を落下させるボックスを設置し、伸張時の伸縮ベルトコンベアは、下刃に接近した部分が前記ボックスの直上方に配置され、該伸縮ベルトコンベアを伸張状態でワークを切断し、該ワークからスクラップ又は極小製品が切断された場合には、該伸縮ベルトコンベアを収縮させてスクラップ又は極小製品を前記ボックス内に落下させることを特徴とする切断加工装置。
  2. 上記伸縮ベルトコンベアがコンベアベースとプーリスライダを有し、該プーリスライダはコンベアベースに滑り結合されて長手方向に移動可能に取り付けられている請求項1記載の切断加工装置。
  3. 上記プーリスライダに設けられたラックが、コンベアベースに取り付けられたモータで回転するピニオンに噛み合っている請求項2記載の切断加工装置。
  4. 上記プーリスライダには右上プーリと右折り返しプーリが、コンベアベースには右下プーリと左下プーリと左中間プーリと駆動プーリがそれぞれ回転自在に取り付けられ、各プーリには伸縮ベルトコンベアが巻回されている請求項2記載の切断加工装置。
  5. 上記プーリスライダにベルト昇降機構が設けられ、ワークを切断する場合には伸縮ベルトコンベアをパスラインまで上昇させ、ワークの切断加工終了後は伸縮ベルトコンベアをパスラインより降下させる請求項2記載の切断加工装置。
  6. ワークから通常の製品が切断された場合には、上記伸縮ベルトコンベアを伸張状態のまま循環させてその上の通常の製品を搬出する請求項1記載の切断加工装置。
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