JP2000354910A - 切断加工装置 - Google Patents

切断加工装置

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JP2000354910A
JP2000354910A JP11166280A JP16628099A JP2000354910A JP 2000354910 A JP2000354910 A JP 2000354910A JP 11166280 A JP11166280 A JP 11166280A JP 16628099 A JP16628099 A JP 16628099A JP 2000354910 A JP2000354910 A JP 2000354910A
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telescopic belt
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断加工装置において、スクラップ又は極小
製品に関して搬出処理時間を短縮すると共にベルトコン
ベア内面への進入を防止し、且つ自動ライン全長を短く
することにある。 【解決手段】 L刃40を構成する下刃42の近傍に、
伸張時には下刃42に接近し収縮時には下刃42から離
反する伸縮ベルトコンベア4を設置し、該伸縮ベルトコ
ンベア4を伸張状態でワークWを切断し、該ワークWか
らスクラップK又は極小製品Sが切断された場合には、
該伸縮ベルトコンベア4を収縮させてスクラップK又は
極小製品Sを下刃42直下のボックス32、33内に落
下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切断加工装置、特に
伸縮ベルトコンベアを設置した切断加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、切断加工装置、例えばブラン
キングシャーにおいては、スクラップや製品を搬出する
場合に、ベルトコンベアが使用されている。
【0003】即ち、ブランキングシャーは、図8(A)
に示すように、上刃41と下刃42から成るL刃40を
有し、ワークWを上刃41と下刃42間に位置決めしラ
ム43を(図2)介して上刃41を降下し該ワークWの
角部の切断を行うようになっている。
【0004】この場合、上記L刃40を構成する下刃4
2の近傍には、ベルトコンべア60が設置され、該ベル
トコンべア60に直列にベルトコンべア61と仕分け装
置62がそれぞれ配置されている。
【0005】この構成により、ワークWから通常の製品
W1が(図8(A))切断された場合には、該通常の製
品W1をベルトコンべア60と61を介して搬送し、仕
分け装置62側に搬出する。
【0006】また、ワークWからスクラップK又は極小
製品Sが(図8(B))切断された場合には、上下シリ
ンダ63を作動してベルトコンべア61の後端を上昇さ
せ、仕分けフラッパ64を所定の角度に調整することに
より、スクラップKはスクラップ用ボックス65へ、極
小製品Sは極小製品用ボックス66へそれぞれ落下させ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】しかし、従来技術においては(図8)、ワ
ークWからスクラップK又は極小製品Sが(図8
(B))切断された場合に、次のような課題がある。
【0009】即ち、ワークWからスクラップK又は極小
製品Sが(図8(B))切断された場合には、既述した
ように、先ず、上下シリンダ63を作動してベルトコン
べア61の後端を上昇させ、この状態で、ベルトコンべ
ア60を前方に循環させてその上のスクラップK又は極
小製品Sを搬送する。
【0010】従って、スクラップKや極小製品Sの搬送
処理には、ベルトコンべア61の上昇時間とベルトコン
べア60の循環時間を合わせた時間を必要とし、そのた
め処理時間が長くなり、加工効率が低下する。
【0011】しかもこの間は、L刃40によるワークW
の切断加工は中断したままであり、全体としての加工時
間も長くなる。
【0012】また、従来は(図8(B))、スクラップ
Kや極小製品Sが、ベルトコンべア60により搬送さ
れ、このため、搬送中のスクラップKや極小製品Sがベ
ルトコンべア60と下刃42の間から該ベルトコンべア
60の内面に進入することがある。
【0013】この結果、ベルトコンべア60が切れるな
どの事故が発生し、加工を中断せざるを得ない。
【0014】更に、従来は(図8)、ベルトコンべア6
0、61が2台必要であって、自動ラインの全長が長く
なる。
【0015】本発明の目的は、切断加工装置において、
スクラップ又は極小製品に関して搬出処理時間を短縮す
ると共にベルトコンベア内面への進入を防止し、且つ自
動ライン全長を短くすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、(A)上刃41と下刃42から成
るL刃40を有し、ワークWを上刃41と下刃42間に
位置決めしラム43を介して上刃41を降下し該ワーク
Wの角部の切断を行う切断加工装置において、(B)上
記L刃40を構成する下刃42の近傍に、伸張時には下
刃42に接近し収縮時には下刃42から離反する伸縮ベ
ルトコンベア4を設置し、該伸縮ベルトコンベア4を伸
張状態でワークWを切断し、該ワークWからスクラップ
K又は極小製品Sが切断された場合には、該伸縮ベルト
コンベア4を収縮させてスクラップK又は極小製品Sを
下刃42直下のボックス32、33内に落下させること
を特徴とする切断加工装置が提供される。
【0017】従って、本発明の構成によれば、ワークW
から切断されたスクラップK又は極小製品Sは(図7
(C))、伸縮ベルトコンベア4とは無関係に、下刃4
2直下のボックス32、33内に直接落下させるので、
該スクラップK又は極小製品Sについては、搬出処理時
間が短縮されると共にベルトコンベア内面への進入が防
止される。
【0018】また、前記伸縮ベルトコンベア4は1台で
済むので、自動ライン全長を短くすることが可能であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す図であり、図示する切断加工装置は、例えば
ブランキングシャーである。
【0020】ブランキングシャーは、上刃41と下刃4
2から成るL刃40を有している。
【0021】上刃41は、ラム43に(図2)固定さ
れ、該ラム43は、上部フレーム1に(図3)設けられ
たラムシリンダ44に結合され、下刃42は、下部フレ
ーム2に(図2、図3)固定されている。
【0022】この構成により、ラムシリンダ44を作動
させると、ラム43が支軸45の(図2)回りで回転す
るので、上刃41は上下動し、下刃42と協働してワー
クWを切断加工するようになっている。
【0023】上刃41は、互いに直交するX上刃41X
とY上刃41Yにより(図5(A))、下刃42は、互
いに直交するX下刃42XとY下刃42Yによりそれぞ
れ構成されている。
【0024】また、X上刃41Xは、レーキ角θ1を
(図5(A))、Y上刃41Yは、レーキ角θ2をそれ
ぞれ有し、レーキ角θ1の方がレーキ角θ2より大き
い。
【0025】この構成により、例えばX上刃41XとX
下刃42Xの長さよりも(図5(A))X軸方向の長さ
X1の方が大きい通常の製品W1を切断加工する場合に
は、先ず、上刃41を(図5(B)の上図)途中まで降
下させることにより、1ストローク目の切断加工を行
う。
【0026】このときは、Y上刃41Yは(図5(B)
の上図)、未だワークWに到達していず、X軸方向のみ
が切断される(切断線S1)。
【0027】次に、上刃41を上昇させておいて(図5
(B)の中図)、2ストローク目の切断線S2が該上刃
41の直下に来るように、ワークWを前進させる。
【0028】この状態で、再度上刃41を降下させ(図
5(B)の下図)、2ストローク目の切断線S2の長さ
を1ストローク目の切断線S1の長さより大きくとるこ
とにより(図5(A))、Y上刃41YはワークWに到
達し、2ストローク目の切断加工が行われる。
【0029】この結果、Y軸方向の切断加工も行われ、
X軸方向の長さがX1(図5(A))、Y軸方向の長さ
がY1の通常の製品W1が、ワークWから切断される。
【0030】しかし、ワークWを(図5(B)の上図)
そのままの状態でしかも上刃41を途中で停止させずに
1ストローク目の切断加工と、2ストローク目の切断加
工を連続して行えば、例えばX軸方向の長さがX1より
短く、Y軸方向の長さがY1の極小製品Sが切断加工さ
れる(図7(C))。
【0031】また、上記通常の製品W1や極小製品Sを
ワークWから切断した後は、X軸方向とY軸方向の長さ
が規格に合わないスクラップKが切断加工される(図7
(C)。
【0032】また、ブランキングシャーは(図1)、キ
ャリッジべース11とキャリッジ12を有し、キャリッ
ジべース11には、キャリッジ12を介してクランプ1
3が取り付けられワークWが把持されるようになってい
る。
【0033】キャリッジ12は、キャリッジべース11
上でX軸ガイド18に(図3、図4)滑り結合し、X軸
モータMxの(図2、図4)ボールねじ15に螺合して
いる。
【0034】更に、キャリッジべース11は、Y軸ガイ
ド17に(図3)滑り結合し、Y軸モータMyのボール
ねじ14に螺合している。
【0035】この構成により、クランプ13に把持され
たワークWは加工テーブル3上(図1、図2)において
上刃41と下刃42の間に位置決めされ、前記ラム43
を(図2)介して上刃41を降下することにより、該ワ
ークWから通常の製品W1や(図7(B))極小製品S
や(図7(C))スクラップKが切断加工される。
【0036】一方、ブランキングシャーが有する上記下
刃42の近傍には(図1)、伸縮ベルトコンベア4が設
置されている。
【0037】この伸縮ベルトコンベア4は、コンベアベ
ース5とプーリスライダ6を有し、伸張時には下刃42
に接近し(図7(A)、図7(B))、収縮時には下刃
42から離反するようになっている(図7(C))。
【0038】上記コンベアベース5は(図1)脚37を
介して床上に設置され、該コンベアベース5のX軸枠3
8上には、LMガイドレール7が敷設され、該LMガイ
ドレール7には、プーリスライダ6が滑り結合され後述
するピニオン・ラック機構によりX軸方向に移動可能に
取り付けられている。
【0039】上記プーリスライダ6のX軸枠46には
(図1)、ラック9が設けられ、該ラック9は、コンベ
アベース5側のピニオン8と噛み合っており、該ピニオ
ン8は、コンベアベース5のX軸枠38にブラケット1
0を介して取り付けられたX軸モータmxで回転駆動す
る。
【0040】プーリスライダ6のX軸枠46のY下刃4
2Y側には、右上プーリ19が、また該X軸枠46の下
面中央部には、右折り返しプーリ20がそれぞれ回転自
在に取り付けられている。
【0041】更に、コンベアベース5のX軸枠38のY
下刃42Y側には、右下プーリ21が、該X軸枠38の
仕分け装置34側には、左下プーリ22と左中間プーリ
23と駆動プーリ24がそれぞれ回転自在に取り付けら
れている。
【0042】このうち、前記駆動プーリ24は、コンベ
アベース5のY軸枠39上に設置されたモータmにより
回転駆動するようになっている。
【0043】そして、伸縮ベルトコンベア4が、前記コ
ンベアベース5の駆動プーリ24、プーリスライダ6の
右上プーリ19と右折り返しプーリ20、コンベアベー
ス5の右下プーリ21と左下プーリ22と左中間プーリ
23の順に巻回されている。
【0044】この構成により、ワークWからスクラップ
K又は極小製品Sが切断加工された場合には(図7
(C))、上記X軸モータmxを駆動すると、プーリス
ライダ6がコンベアベース5上でX軸方向に移動して下
刃42から離れる。
【0045】従って、伸縮ベルトコンベア4が右上プー
リ19と右折り返しプーリ20を伴って収縮し、下刃4
2から離反する。
【0046】このため、下刃42が設けられている領域
は全く空になり(図7(C))、仕分けフラッパ35を
調整することにより、上記スクラップK又は極小製品S
を下刃42直下のスクラップ用ボックス33又は極小製
品用ボックス32内に落下させることができる。
【0047】また、ワークWから通常の製品W1が切断
加工された場合には(図7(B))、上記伸縮ベルトコ
ンベア4を伸張状態のままでモータmを駆動すると、駆
動プーリ24が反時計方向に回転して該伸縮ベルトコン
ベア4が循環し、その上の通常の製品W1が仕分け装置
34側へ搬出される。
【0048】更に、上記プーリスライダ6には、ベルト
昇降機構が設けられ、ワークWを切断する場合には(図
7(A))、伸縮ベルトコンベア4をパスラインPLま
で上昇させ、加工途中の通常の製品W1や極小製品Sが
ワークWから垂れ下がるのを防止している。
【0049】即ち、プーリスライダ6の(図1)Y軸枠
47には、水平シリンダ25が設けられ、該水平シリン
ダ25のピストンロッド26は、連結部材27の下端に
結合している。
【0050】連結部材27は、プーリスライダ6のX軸
枠46側の回転軸28に取り付けられ、該連結部材27
の上端には、縦断ロッド29の左端が結合している。
【0051】縦断ロッド29は、プーリスライダ6内を
X軸方向に縦断し、ほぼ中央部と右端においてそれぞれ
連結棒36が結合し、該連結棒36には、Y軸方向に延
びていてその両端においてレバー30が取り付けられ、
該レバー30はX軸枠46に対して回転自在に取り付け
られている。
【0052】この構成により、水平シリンダ25を作動
しピストンロッド26を突出させると(図1、図7
(A))、連結部材27が回転軸28を支軸として反時
計方向に回転して縦断ロッド29が水平シリンダ25側
に引っ張られるので(図1、図7(A))、レバー30
が時計方向に回転することにより、アイドラプーリ31
を上昇させる。
【0053】これにより、伸縮ベルトコンベア4は(図
1、図7(A))、パスラインPLまで上昇し、既述し
たように、加工途中の通常の製品W1や極小製品Sがワ
ークWから垂れ下がるのが防止される。
【0054】そして、ワークWの切断後は、上昇時とは
(図7(A))反対の動作をさせることにより、前記水
平シリンダ25等のベルト昇降機構により伸縮ベルトコ
ンベア4をパスラインPLより降下させる(図7
(B)、図7(C))。
【0055】これにより、既述したように、伸縮ベルト
コンベア4を伸張状態のままで循環させその上の通常の
製品W1を仕分け装置34側へ搬出したり(図7
(B))、伸縮ベルトコンベア4を収縮して下刃42か
ら離反させてその直下のボックス33、32内にスクラ
ップK、極小製品Sを直接落下させたりする。
【0056】図6は、本発明の他の実施形態を示す図で
あり、本発明を構成する伸縮ベルトコンベア4をブラン
キングシャーとタレットパンチプレスの複合機に適用し
た場合である。
【0057】即ち、図6において、L刃40の近傍に
は、前記図1〜図5と同様に、伸縮ベルトコンベア4が
設置され、更に、反対側には、上部タレット48と下部
タレット49が設置されている。
【0058】そして、上部タレット48にはパンチP
が、下部タレット49にはダイDがそれぞれ配置され、
ラム50によりパンチPを殴打することにより、ダイD
と協働でワークWに所定のパンチ加工を施した後、該ワ
ークWを右側に変位して前記上刃41と下刃42の間に
位置決めすることにより、所定の切断加工を施す。
【0059】その後は、前記したように(図7
(C))、例えばワークWからスクラップK又は極小製
品Sが切断加工された場合には、伸縮ベルトコンベア4
を(図6)収縮して下刃42から離反させその直下のス
クラップ用ボックス33又は極小製品用ボックス32内
に上記スクラップK又は極小製品Sを直接落下させる。
【0060】以下、前記構成を有する本発明の動作を図
7に基づいて説明する。
【0061】(1)切断加工時の動作。
【0062】先ず、当初は、X軸モータmxを(図1)
駆動してピニオン・ラック機構を介して伸縮ベルトコン
ベア4を(図7(A))伸張させ下刃42側へ接近させ
ておく。
【0063】そして、水平シリンダ25(図7(A))
を作動しピストンロッド26を突出させ連結部材27を
介して縦断ロッド29を引っ張ることにより、レバー3
0とアイドラプーリ31を介して伸縮ベルトコンベア4
をパスラインPLまで上昇させる。
【0064】この状態で、クランプ13に把持されたワ
ークWを、前記上昇した伸縮ベルトコンベア4で支持し
たまま上刃41と下刃42の間に位置決めし、ラム43
を介して上刃41を降下させ下刃42と協働してワーク
Wに切断加工を施す。
【0065】切断加工終了後は、前記水平シリンダ25
を再度作動させ、反対の動作により伸縮ベルトコンベア
4をパスラインPLより下降させておく(図7(A)、
図7(B))。
【0066】(2)通常の製品W1が切断加工された場
合の動作。
【0067】上記ワークWから通常の製品W1が切断加
工された場合には(図7(B))、上記パスラインPL
より降下した伸縮ベルトコンベア4を伸張状態のままで
循環させ、その上の通常の製品W1を仕分け装置34側
へ搬出する。
【0068】即ち、この場合は、モータmを(図7
(B))駆動すると、駆動プーリ24が反時計方向に回
転して伸縮ベルトコンベア4が循環し、その上の通常の
製品W1が左方へ移動することにより、該通常の製品W
1は、仕分け装置34側へ搬出される。
【0069】上記の場合(図7(B))、プーリスライ
ダ6はコンベアベース5上で停止しており、前記したよ
うに、伸縮ベルトコンベア4は伸張状態のまま駆動プー
リ24により右上プーリ19などに沿って循環するだけ
である。
【0070】(3)スクラップK又は極小製品Sが切断
加工された場合の動作。
【0071】上記ワークWからスクラップK又は極小製
品Sが切断加工された場合には(図7(C))、パスラ
インPLより降下した伸縮ベルトコンベア4を収縮させ
て該スクラップK又は極小製品Sを下刃直下のボックス
33又は32内に落下させる。
【0072】即ち、この場合は、X軸モータmxを(図
1)駆動すると、ピニオン8が(図7(C))回転し、
それに噛み合っているラック9を介して、プーリスライ
ダ6がコンベアベース5上をX軸方向に移動して下刃4
2から離れる。
【0073】これにより、伸縮ベルトコンベア4が(図
7(C))、右上プーリ19と右折り返しプーリ20を
伴って収縮し、下刃42から離反する。
【0074】従って、下刃42の領域は空になり、仕分
けフラッパ35を介して、スクラップK又は極小製品S
がスクラップ用ボックス33又は極小製品用ボックス3
2内に直接落下する。
【0075】このため、スクラップKや極小製品Sにつ
いては、伸縮ベルトコンベア4とは無関係に、下刃42
の直下のボックス33や32内に直接に落下するので、
搬出処理時間が短縮すると共にベルトコンベア内面への
進入が防止されるようになる。
【0076】また、上記伸縮ベルトコンベア4は1台設
置すればよいので、自動ライン全長を短くすることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、ワーク
から切断されたスクラップ又は極小製品は、伸縮ベルト
コンベアとは無関係に下刃直下のボックス内に直接落下
させるので、該スクラップ又は極小製品については、搬
出処理時間が短縮されると共にベルトコンベア内面への
進入が防止され、また、伸縮ベルトコンベアは1台で済
むので、自動ライン全長を短くするという技術的効果を
奏することとなった。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の具体例を示す斜視図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】本発明を構成するL刃40を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 上部フレーム 2 下部フレーム 3 加工テーブル 4 伸縮ベルトコンベア 5 コンベアベース 6 プーリスライダ 7 LMガイドレール 8 ピニオン 9 ラック 10 ブラケット 11 キャリッジべース 12 キャリッジ 13 クランプ 14、15 ボールねじ 17 Y軸ガイド 18 X軸ガイド 19 右上プーリ 20 右折り返しプーリ 21 右下プーリ 22 左下プーリ 23 左中間プーリ 24 駆動プーリ 25 水平シリンダ 26 ピストンロッド 27 連結部材 28 回転軸 29 縦断ロッド 30 レバー 31 アイドラプーリ 32 極小製品用ボックス 33 スクラップ用ボックス 34 仕分け装置 35 仕分けフラッパ 36 連結棒 40 L刃 41 上刃 42 下刃 43 ラム 44 ラムシリンダ 45 支軸 K スクラップ S 極小製品 W ワーク W1 通常の製品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上刃と下刃から成るL刃を有し、ワーク
    を上刃と下刃間に位置決めしラムを介して上刃を降下し
    該ワークの角部の切断を行う切断加工装置において、 上記L刃を構成する下刃の近傍に、伸張時には下刃に接
    近し収縮時には下刃から離反する伸縮ベルトコンベアを
    設置し、該伸縮ベルトコンベアを伸張状態でワークを切
    断し、該ワークからスクラップ又は極小製品が切断され
    た場合には、該伸縮ベルトコンベアを収縮させてスクラ
    ップ又は極小製品を下刃直下のボックス内に落下させる
    ことを特徴とする切断加工装置。
  2. 【請求項2】 上記伸縮ベルトコンベアがコンベアベー
    スとプーリスライダを有し、該プーリスライダはコンベ
    アベースに滑り結合されて長手方向に移動可能に取り付
    けられている請求項1記載の切断加工装置。
  3. 【請求項3】 上記プーリスライダに設けられたラック
    が、コンベアベースに取り付けられたモータで回転する
    ピニオンに噛み合っている請求項2記載の切断加工装
    置。
  4. 【請求項4】 上記プーリスライダには右上プーリと右
    折り返しプーリが、コンベアベースには右下プーリと左
    下プーリと左中間プーリと駆動プーリがそれぞれ回転自
    在に取り付けられ、各プーリには伸縮ベルトコンベアが
    巻回されている請求項2記載の切断加工装置。
  5. 【請求項5】 上記プーリスライダにベルト昇降機構が
    設けられ、ワークを切断する場合には伸縮ベルトコンベ
    アをパスラインまで上昇させ、ワークの切断加工終了後
    は伸縮ベルトコンベアをパスラインより降下させる請求
    項2記載の切断加工装置。
  6. 【請求項6】 ワークから通常の製品が切断された場合
    には、上記伸縮ベルトコンベアを伸張状態のまま循環さ
    せてその上の通常の製品を搬出する請求項1記載の切断
    加工装置。
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