JP2537699Y2 - 板材加工装置のワークテーブル装置 - Google Patents

板材加工装置のワークテーブル装置

Info

Publication number
JP2537699Y2
JP2537699Y2 JP3545991U JP3545991U JP2537699Y2 JP 2537699 Y2 JP2537699 Y2 JP 2537699Y2 JP 3545991 U JP3545991 U JP 3545991U JP 3545991 U JP3545991 U JP 3545991U JP 2537699 Y2 JP2537699 Y2 JP 2537699Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
work table
height position
plate material
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3545991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04129529U (ja
Inventor
八郎 鈴木
尊敬 弘田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP3545991U priority Critical patent/JP2537699Y2/ja
Publication of JPH04129529U publication Critical patent/JPH04129529U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537699Y2 publication Critical patent/JP2537699Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、板材加工装置のワーク
テーブル装置に係り、特にタレットパンチプレス装置、
レーザ加工装置の如き板材加工装置のワークテーブル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タレツトパンチプレス装置、レ
ーザ加工装置の如き板材加工装置は、所定のワーク加工
高さ位置に実質的に水平なワークテーブルを有し、前記
ワークテーブル上に載置された板材に対し、パンチプレ
ス、レーザ切断等の加工を行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の如き板材加工装
置に於いては、加工に先立って板材を床面より高い所定
のワーク加工高さ位置(パスライン高さ位置)にあるワ
ークテーブル上に載置しなければならず、この載置作業
は板材の寸法が大きいほど面倒なものになり、例えば9
0cm×180cm程度の大きさの板材にあっては、これの
ワークテーブルに対する載置、またこれのワークテーブ
ルによりの搬出に、複数人の作業者を必要とし、またこ
の作業は、重労働で、危険を伴うものである。
【0004】これに対し板材のワークテーブルに対する
載置、搬出を、ハンドリング装置、ロボット等により自
動化することが行われているが、しかしこれにあって
は、板材加工装置以外に、ハンドリング装置、ロボット
等が必要になってシステムが大型化し、これは小規模の
板材加工装置には不向きである。
【0005】本考案は、従来の板材加工装置に於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、ハンド
リング装置、ロボット等の特別の搬入出装置を必要とす
ることなく板材のワークテーブルに対する載置、搬出が
軽作業により安全に行われ得るようにする板材加工装置
のワークテーブル装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本考
案によれば、所定のワーク加工高さ位置に実質的に水平
なワークテーブルを有し、前記ワークテーブル上に載置
された板材の加工を行う板材加工装置のワークテーブル
装置に於て、前記ワークテーブルの一部が前記ワーク加
工高さ位置とワークストック高さ位置との間に水平状態
にて昇降可能に構成されていることを特徴とする板材加
工装置のワークテーブル装置によって達成される。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、ワークテーブル自体
が板材をワーク加工高さ位置とワークストック高さ位置
との間に昇降するワークリフタとして作用し、ワークス
トック高さ位置にてワークテーブル上に載置された板材
はワークテーブルのワーク加工高さ位置への移動により
ワーク加工高さ位置にもたらされる。
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1〜図4は本考案による板材加工装置の
ワークテーブル装置を適用されたタレットパンチプレス
装置の一実施例を示している。これらの図に於て、符号
1はタレットパンチプレスのストレートサイド型のフレ
ームを全体的に示している。フレーム1の上部フレーム
1aには上部タレット支持軸3により上部タレットディ
スク5が、フレーム1の下部フレーム1bには下部タレ
ット支持軸7により下部タレットディスク9が各々自身
の中心軸線周り回転可能に取付けられている。
【0010】上部タレットディスク5と下部タレットデ
ィスク9は、図示されていない駆動手段により互いに同
期して割り出し回転駆動されるようになっており、その
割り出し数に応じた複数個の各金型保持ステーションに
てパンチプレス用金型としてのパンチ11とダイ13と
を保持している。上部タレットディスク5のパンチ11
はパンチ作用位置にてストライカ15により打圧され、
対向位置にあるダイ13と協働してパンチングを行うよ
うになっている。
【0011】フレーム1の上部フレーム1aには図1に
て左右方向(Y軸方向)に水平にリニアモーションガイ
ドレール17が取付けられており、リニアモーションガ
イドレール17にはキャレッジベース19が吊下げ式に
係合している。キャレッジベース19は、図1の紙面を
直角に貫通する方向、即ち図2にて左右方向(X軸方
向)に延在し、リニアモーションガイドレール17に案
内されて図1にて左右方向(Y軸方向)に水平移動にな
っており、ボールねじ21によりY軸方向に駆動される
ようになっている。
【0012】キャレッジベース19には図2にて左右方
向(X軸方向)に水平にリニアモーションガイドレール
23が取付けられている。リニアモーションガイドレー
ル23にはキャレッジ25がX軸方向に移動可能に取付
けられており、キャレッジ25はボールねじ27により
X軸方向に駆動されるようになっている。キャレッジ2
5にはワーククランプ29が取付けられており、ワーク
クランプ29は図示されていない板材(被加工板材)を
所定のワーク加工高さ位置、即ちパスラインPLによる
高さ位置にて着脱可能に把持するようになっている。
【0013】下部タレットディスク9の図1にて右方に
は、図2に示されている如く、固定のセンターテーブル
31が下部フレーム1b上に設けられている。センター
テーブル31はフリーベアリング33により板材をパス
ラインPLによる高さ位置にて水平に滑動可能に支持す
るようになっている。
【0014】センターテーブル31の両側方、即ち図2
にて左右両側には各々サイドテーブル35が配置されて
いる。サイドテーブル35は下部フレーム1bに鉛直に
取付けられたリニアモーションガイドレール37に係合
して水平状態にてワーク加工高さ位置、即ちパスライン
PLによる高さ位置と床面の高さ位置より少し高いワー
クストック高さ位置との間に昇降可能になっている。サ
イドテーブル35にはこれの上面上にて板材を滑動可能
に支持すべくフリーベアリング39が取付られている。
【0015】下部フレーム1bにはブラケット41によ
り鉛直に延在する送りねじ軸43が自身の中心軸線周り
に回転可能に設けられている。送りねじ軸43にはサイ
ドテーブル35に固定されたナット部材45が螺合して
おり、送りねじ軸43の回転によりサイドテーブル31
が昇降駆動されるようになっている。送りねじ軸43に
はタイミングベルトプーリ47が固定されており、タイ
ミングベルトプーリ47は、これと電動機49のタイミ
ングベルトプーリ51との間に掛け渡されたタイミング
ベルト53により電動機49と駆動連結され、送りねじ
軸43を正逆回転駆動するようになっている。
【0016】図2に示されている如く、サイドテーブル
35の側方には板材のストック台55があり、これとサ
イドテーブル35との間にはワークストック高さ位置に
沿ってローラコンベア装置57が配置されている。
【0017】上述の如き構成よりなるタレットパンチプ
レス装置に於いては、板材のワークテーブルに対する載
置は、電動機49により送りねじ軸43を回転駆動して
サイドテーブル35を図2にて実線により示されている
如きワークストック高さ位置Bに水平降下させ、この状
態にてストック台55上の板材Wをローラコンベア装置
57上を滑らせながらサイドテーブル31のフリーベア
リング39上に載せる。これにより板材Wはサイドテー
ブル35上に載置され、この後に電動機49により送り
ねじ軸43を逆回転駆動してサイドテーブル31を図2
にて仮想線により示されている如きワーク加工高さ位置
A、即ちパスラインPLによる高さ位置まで上昇させ
る。これによりサイドテーブル35はセンタテーブル3
1と同一の高さ位置に位置し、板材Wは、パスラインP
Lによる高さ位置に位置するようになる。
【0018】この板材Wは、パスラインPLによる高さ
位置にてワーククランプ29により把持され、キャレッ
ジベース19のY軸方向移動、キャレッジ25のX軸方
向移動により、互いに面一のセンタテーブル31とサイ
ドテーブル35上を水平移動し得るようになる。
【0019】加工後に板材Wを搬出する場合は、上述の
搬入時に使用したストック台55の側、あるいはそれと
は反対の側のサイドテーブル35上に板材Wを位置さ
せ、これのワーククランプ29による把持を解除し、こ
の後にサイドテーブル35を最降下位置等、所定の高さ
位置まで降下させればよく、これにより板材Wは降下
し、サイドテーブル35より搬出される。
【0020】上述の実施例に於いては、サイドテーブル
35は送りねじにより昇降駆動されるようになっている
が、このサイドテーブル35の昇降駆動は、これに限定
されるものではなく、例えば図5、図6に示されてる如
く、パンダグラフ式のリンク機構59と流体圧シリンダ
装置61によるものであってもよい。
【0021】尚、センタテーブル31のフリーベアリン
グ33は、図6に示されている如く、支持桟63により
上下動可能に支持され、支持桟63のカムローラ65と
キャレッジベース19の押し下げカム67との係合によ
りワーククランプ29との干渉をさけるべく降下するよ
うになっていてもよい。サイドテーブル35について
は、この構造を組み込むことが難しいならば、サイドテ
ーブル35の上面には、図5、図6に示されている如
く、フリーベアリングに代えて人工芝シート69が敷設
されればよい。
【0022】以上に於ては、本考案を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本考案は、これらに限定される
ものではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0023】本実施例ではサイドテーブル35を下方か
ら上方へ移動せしめてワーク加工高さ位置に位置決めす
る例で説明したが、サイドテーブル35を上方から下方
へ移動せしめてワーク加工高さ位置に位置決めするよう
にすることでも対応可能である。
【0024】
【考案の効果】以上の説明から理解される如く、本考案
による板材加工装置のワークテーブル装置によれば、ワ
ークテーブルの一部、例えばサイドテーブル自体が板材
をワーク加工高さ位置とワークストック高さ位置との間
に昇降するワークリフタとして作用し、ワークストック
高さ位置にてワークテーブル上に載置された板材はワー
クテーブルのワーク加工高さ位置への移動によりワーク
加工高さ位置にもたらされ、これによりハンドリング装
置、ロボット等の特別の搬入出装置を必要とすることな
く板材のワークテーブルに対する載置、搬出が軽作業に
より安全に行われ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による板材加工装置のワークテーブル装
置を適用されたタレットパンチプレス装置の一実施例を
示す全体正面図である。
【図2】本考案による板材加工装置のワークテーブル装
置を適用されたタレットパンチプレス装置のワークテー
ブル部分の側面図である。
【図3】本考案による板材加工装置のワークテーブル装
置を適用されたタレットパンチプレス装置のワークテー
ブル部分の平面図である。
【図4】図3の線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】本考案による板材加工装置のワークテーブル装
置を適用されたタレットパンチプレス装置の他の実施例
を示す全体正面図である。
【図6】図5に示されたタレットパンチプレス装置のワ
ークテーブル部分の側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 5 上部タレットディスク 9 下部タレットディスク 15 ストライカ 19 キャレッジベース 25 キャレッジ 29 ワーククランプ 31 センターテーブル 35 サイドテーブル 37 リニアモーションガイドレール 43 送りねじ軸 45 ナット部材 49 電動機 55 ストック台 59 リンク機構 61 流体圧シリンダ装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のワーク加工高さ位置に実質的に水
    平なワークテーブルを有し、前記ワークテーブル上に載
    置された板材の加工を行う板材加工装置のワークテーブ
    ル装置に於て、前記ワークテーブルの一部が前記ワーク
    加工高さ位置とワークストック高さ位置との間に水平状
    態にて昇降可能に構成されていることを特徴とする板材
    加工装置のワークテーブル装置。
JP3545991U 1991-05-20 1991-05-20 板材加工装置のワークテーブル装置 Expired - Lifetime JP2537699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3545991U JP2537699Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 板材加工装置のワークテーブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3545991U JP2537699Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 板材加工装置のワークテーブル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04129529U JPH04129529U (ja) 1992-11-26
JP2537699Y2 true JP2537699Y2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=31917599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3545991U Expired - Lifetime JP2537699Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 板材加工装置のワークテーブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537699Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04129529U (ja) 1992-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5056964A (en) Machining apparatus
EP0215263A3 (en) Press brake
JP3515387B2 (ja) 板材の搬入出装置
CN115740560A (zh) 一种高效的五金薄板加工设备及加工方法
CN213827509U (zh) 自动镭雕机
JP2537699Y2 (ja) 板材加工装置のワークテーブル装置
CN205110479U (zh) 一种全自动钥匙胚冲压机
CN115383282A (zh) 一种全自动摩擦焊接设备
JPH11179463A (ja) 板材加工機におけるワーク搬入出装置
JPH04288935A (ja) タレットパンチプレス
CN220282433U (zh) 一种多功能机械手转盘式货架
CN220825359U (zh) 一种伺服机械手半自动冲床
JP3208035B2 (ja) 板材加工機における製品取り装置
CN211250291U (zh) 一种批量线路板冲孔机
JP3447373B2 (ja) 板材加工機のワーク搬出装置
CN210657430U (zh) 自动上下料缝纫系统
JP2004167568A (ja) 板材加工装置及び板材加工機に対するワーク搬入方法
JPH09248641A (ja) ワーク反転装置およびワーク反転複合装置
JP3737531B2 (ja) 板材加工装置
JPS632189Y2 (ja)
JP2617033B2 (ja) 製品分離処理装置
JP2510381Y2 (ja) タレットパンチプレスにおけるワ―ク搬出装置
JPH0735620Y2 (ja) 板金加工機械のワーク支持装置
JP3285916B2 (ja) 板材加工機のワークテーブル装置
JP2571462Y2 (ja) タレットパンチプレス