JPH09248641A - ワーク反転装置およびワーク反転複合装置 - Google Patents

ワーク反転装置およびワーク反転複合装置

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JPH09248641A
JPH09248641A JP8460996A JP8460996A JPH09248641A JP H09248641 A JPH09248641 A JP H09248641A JP 8460996 A JP8460996 A JP 8460996A JP 8460996 A JP8460996 A JP 8460996A JP H09248641 A JPH09248641 A JP H09248641A
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work
reversing
holding
mounting plate
raising
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JP8460996A
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Kunihiro Ishino
邦弘 石野
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HUMAN PLAN KK
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HUMAN PLAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク反転動作のために大きな駆動力源を必
要とせず、かつ、ワーク反転工程のステーションにおい
て反転後のワークに加工を施すことが可能なワーク反転
装置を提供する。 【解決手段】 所定位置に供給されたワーク2を真空吸
着盤60で保持して所定量上昇させた後これを上下に反
転させ、その後、上記所定位置まで下降させた状態で載
置板44によりワーク2を支持する。これにより、ワー
ク反転の際、載置板44を僅かに下降させるだけで、載
置板44とワーク2との干渉を回避可能とする。その結
果、従来のように載置板に長いストロークの上下動を行
わせるための大きな駆動力源が不要となり、また、載置
板44の下方にタッピング装置70を配置するスペース
を確保することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、プレス成形ライ
ン等においてワークを上下に反転させるワーク反転装
置、およびこのワーク反転装置を備えたワーク反転複合
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス成形ライン等において、ワークに
生じる抜けダレあるいは曲げの方向等の都合上、ワーク
を上下に反転させる必要が生じる場合がある。このよう
な場合には、プレス装置の後工程側にワーク反転装置が
設けられる。このワーク反転装置は、一般に、前工程か
ら所定位置に供給されたワークを保持してその場でこれ
を上下に反転させるように構成されている。
【0003】上記ワーク反転装置には、後工程へのワー
ク受け渡しを可能とするため、反転後のワークを支持す
る下置台(支持手段)が設けられるが、この下置台は、
上記反転動作の際にワークと干渉しないようにするた
め、上記反転動作の際には所定量下降してワークの回転
軌跡から外れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のワーク反転
装置において、ワークとの干渉回避に必要な下置台の上
下動ストロークは比較的大きなものとなるが、下置台は
一般にかなりの重量を有するものであるため、これを上
記反転動作の度に大きなストロークで上下動させること
は容易でなく、大きな駆動力源が必要となる。
【0005】また、下置台の下方に加工装置を配置し
て、ワーク反転工程のステーションにおいて反転後のワ
ークに加工を施すことができれば、製造ラインの省スペ
ース化を図ることが可能となるが、上記従来のワーク反
転装置においては、下置台がその上下動の下死点にある
ときを前提として加工装置を配置しなければならないの
で、下置台の下方に加工装置を配置するスペースを確保
することが困難となる。例えば、タッピング装置の場
合、そのタッピングタップの駆動力を伝達するフレキシ
ブルワイヤはあまり大きな曲率で曲げることができない
ので、下置台が上記下死点にあるとすると、下置台の下
方にタッピング装置を配置することが極めて困難とな
る。このため従来より、加工装置は、ワーク反転工程と
は別の後工程側のステーションに設けられている。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ワーク反転動作のために大きな駆動
力源を必要とせず、かつ、ワーク反転工程のステーショ
ンにおいて反転後のワークに加工を施すことが可能なワ
ーク反転装置およびワーク反転複合装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、所定位置に
供給されたワークを、従来のようにその場で反転させる
のではなく、その上方に移動させて反転させるようにす
ることにより、上記目的達成を図るようにしたものであ
る。
【0008】すなわち、本願発明に係るワーク反転装置
は、請求項1に記載したように、所定位置に供給された
ワークを保持する保持手段と、この保持手段により保持
された上記ワークを上昇させる上昇手段と、この上昇手
段により所定量上昇した上記ワークを上下に反転させる
反転手段と、この反転手段により反転した上記ワーク
を、上記所定位置まで下降させた状態で支持する支持手
段と、を備えてなることを特徴とするものであり、ま
た、本願発明に係るワーク反転複合装置は、請求項2に
記載したように、所定位置に供給されたワークを保持す
る保持手段と、この保持手段により保持された上記ワー
クを上昇させる上昇手段と、この上昇手段により所定量
上昇した上記ワークを上下に反転させる反転手段と、こ
の反転手段により反転した上記ワークを、上記所定位置
まで下降させた状態で支持する支持手段と、この支持手
段に支持された上記ワークに対して、該ワークの下方か
ら加工を施す加工手段、を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0009】上記各請求項における「反転手段」は、上
記ワークを上下に反転させるように構成されたものであ
れば、その反転の際の回転軸線の方向は特に限定される
ものではない。
【0010】上記各請求項における「支持手段」は、反
転したワークを上記所定位置(ワーク供給位置)まで下
降させた状態で支持するようになっているが、その際の
下降の方法は特に限定されるものではない。例えば、上
記保持手段で保持したまま上記上昇手段により下降させ
る方法、上記保持手段による保持を解放して自然落下さ
せる方法、上記保持手段で保持したまま上記上昇手段に
よりある程度下降させてから上記保持手段による保持を
解放して自然落下させる方法、等が採用可能である。
【0011】請求項2における「加工手段」は、特に限
定されるものではなく、例えば、請求項3に記載したよ
うなタッピング手段、あるいは、カシメ手段、スポット
溶接手段、その他の各種加工手段が採用可能である。
【0012】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、所定位置に供給されたワークを保持して所定
量上昇させた後これを上下に反転させ、その後、所定位
置まで下降させた状態で支持手段によりこれを支持する
ようになっているので、ワーク反転の際、支持手段を全
く下降させなくても、あるいは僅かに下降させるだけ
で、支持手段とワークとの干渉を回避することが可能と
なる。
【0013】したがって、ワーク反転の際に従来必要と
していた支持手段の上下動ストロークをゼロあるいは最
小限に抑えることができ、これにより、従来のような支
持手段上下動のための大きな駆動力源が不要となる。
【0014】また、上記のようにワーク反転の際に必要
な支持手段の上下動ストロークをゼロあるいは最小限に
抑えることができるので、支持手段の下方にタッピング
装置等の加工手段を配置するスペースを確保することが
可能となる。そして、この加工手段を配置するようにす
れば、ワーク反転工程のステーションにおいて反転後の
ワークに加工を施すことができるので、工程削減による
合理化(例えば、製造ラインの省スペース化、物流削
減、打痕防止等)を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0016】図1は、本願発明に係るワーク反転装置の
一実施形態の全体構成を示す正面図である。
【0017】このワーク反転装置10は、プレス成形ラ
インにおいてプレス装置12の次のステーションに設け
られ、プレス成形されたパネル状のワーク2を上下に反
転させるようになっている。
【0018】上記プレス装置12およびワーク反転装置
10間におけるワーク2の受け渡しは、真空吸着盤14
aを備えたロボットアーム14により行われるようにな
っている。そして、上記ワーク反転装置10により反転
したワーク2は、真空吸着盤16aを備えたロボットア
ーム16により、次のステーションの加工装置(例えば
プレス装置)18に受け渡されるようになっている。
【0019】上記ワーク反転装置10は、ベース機構2
0と、ワーク支持機構22と、ワーク昇降機構24と、
1対のワーク保持機構26と、1対のワーク反転機構2
8とからなっている。
【0020】上記ベース機構20は、略直方体のフレー
ム30と、このフレーム30を移動可能に支持する複数
の車輪32とからなり、ワーク反転装置10の設置され
るべきステーションに位置決め固定可能とされている。
上記フレーム30の上端部は、中央に大きな開口34a
が形成されたプレート34で構成されている。
【0021】上記ワーク支持機構22は、下置台36
と、略直方体のフレーム38と、このフレーム38の下
端水平部に上端部が連結されたシリンダ40とからなっ
ている。上記下置台36は、ワーク2を載置する載置板
44と、支持ブロック46と、治具ベース48とからな
り、上記載置板44には、ワーク2を載置する際のガイ
ドピン50が複数箇所に設けられている。上記フレーム
38は、スリーブ42を介してベース機構20に昇降可
能に支持されている。上記フレーム38の上端部は、中
央に大きな開口52aが形成されたプレート52で構成
されており、このプレート52の周縁部において上記下
置台36の治具ベース48をボルト締めにより固定する
ようになっている。すなわち、上記下置台36は、フレ
ーム38に着脱可能に取り付けられるようになってい
る。上記シリンダ40は、その下端部がベース機構20
に連結されており、その作動により上記フレーム38を
昇降させるようになっている。
【0022】上記ワーク昇降機構24は、プレス成形ラ
インにおけるワーク2の送り方向と平行に略U字形に形
成されたフレーム54と、このフレーム54の下端水平
部に上端部が連結されたシリンダ56と、上記フレーム
54の両鉛直部の上端部に固定された1対のボックス5
8とからなり、上記フレーム54の両鉛直部においてベ
ース機構20に昇降可能に支持されている。上記シリン
ダ56は、その下端部がベース機構20に連結されてお
り、その作動により上記フレーム54を昇降させるよう
になっている。
【0023】上記1対のワーク保持機構26は、互いに
向き合うようにして上記各ボックス58に支持されてい
る。各ワーク保持機構26は、真空吸着盤60と、この
真空吸着盤60を支持するとともに軸部62aにおいて
上記ボックス58に回転可能かつ上記ワーク送り方向に
往復動可能に支持されたアーム62と、このアーム62
を、上記ワーク送り方向に往復動させるシリンダ64と
からなっている。
【0024】上記各ワーク反転機構28は、上記ボック
ス58に支持されたステップモータ66と、このステッ
プモータ66の回転駆動力を上記ワーク保持機構26の
アーム62の軸部62aに伝達するベルト機構68とか
らなっている。
【0025】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0026】ワーク反転装置10によるワーク反転動作
は、図2〜6に示す一連の動作によって行われる。以下
の説明において、ワーク反転装置10を構成する各機構
20、22、24、26および28の基準位置は、図1
に示す位置とする。なお、図1に示すワーク2の位置
が、本願明細書に記載の「所定位置」である。
【0027】まず、図2に示す供給ワーク保持動作を行
う。
【0028】図示のように、ワーク支持機構22のシリ
ンダ40を作動させて下置台36を上記基準位置から僅
かに(30mm程度)下降させるとともに、各ワーク保
持機構26のシリンダ64を作動させてそのアーム62
および真空吸着盤60を上記基準位置から下置台36に
近づける。その後、ロボットアーム14がその真空吸着
盤14aによりワーク2を吸着保持しながら前工程のス
テーションから図示のワーク受け渡し位置まで移動し
て、ワーク2を「所定位置」に供給する。そして、この
ワーク受け渡し位置でロボットアーム14がその真空吸
着盤14aの吸着を解除したとき、各ワーク保持機構2
6がその真空吸着盤60によりワーク2を下面側から吸
着保持してワーク2を受け取る。なお、図中、真空吸着
盤60と下置台36の載置板44とが重複して描かれて
いるが、載置板44の両側縁部にはU字形の切欠きが形
成されており、これにより載置板44と真空吸着盤60
との干渉を生じさせないようになっている。
【0029】次に、図3に示すワーク上昇動作を行う。
【0030】図示のように、ロボットアーム14が上記
ワーク受け渡し位置から図示の待避位置まで移動した
後、ワーク昇降機構24のシリンダ56を作動させてそ
のフレーム54と共にワーク2を吸着保持したワーク保
持機構26を上記基準位置から所定量(120mm程
度)上昇させる。
【0031】次に、図4に示すワーク反転動作を行う。
【0032】図示のように、各ワーク反転機構28のス
テップモータ66を回転駆動して、各ワーク保持機構2
6のアーム62をその軸部62aを中心に180°回転
させ、これにより真空吸着盤60と共にワーク2を反転
させる。
【0033】次に、図5に示すワーク下降支持動作を行
う。
【0034】図示のように、ワーク昇降機構24のシリ
ンダ56を作動させて、そのフレーム54と共に各ワー
ク保持機構26を上記基準位置まで下降させ、これによ
りワーク2を「所定位置」(2点鎖線で示す位置)まで
下降させる。そして、各真空吸着盤60による吸着を解
除してワーク2をワーク支持機構22の載置板44上に
自然落下させる。この自然落下により、ワーク2を載置
板44から浮かせることなく、図示実線のように確実に
載置板44上に載置するようにする。上記自然落下の
際、ガイドピン50によりワーク2をガイドして図示実
線位置に位置決めする。
【0035】なお、上記供給ワーク保持動作(図2参
照)において、ワーク支持機構22のシリンダ40を作
動させて下置台36を上記基準位置から僅かに下降させ
るのは、上記ワーク反転動作の際のワーク2の回転軌跡
から下置台36の載置板44を外すとともに、ワーク下
降支持動作においてワーク2をその落下姿勢が乱れない
程度の落差で自然落下させるためである。
【0036】次に、図6に示すワーク取り出し動作を行
う。
【0037】図示のように、各ワーク保持機構26のシ
リンダ64を作動させた後、各ワーク反転機構28のス
テップモータ66を回転駆動して、各ワーク保持機構2
6のアーム62および真空吸着盤60を上記基準位置に
戻す。その後、ワーク支持機構22のシリンダ40を作
動させて下置台36を上記基準位置に戻すと、ロボット
アーム16が後工程側の待避位置から図示のワーク受け
渡し位置まで移動して来て、その真空吸着盤16aによ
りワーク2を吸着保持して取り出して後工程のステーシ
ョンへ移動する。
【0038】以上詳述したように、本実施形態において
は、所定位置に供給されたワーク2を保持して所定量上
昇させた後これを上下に反転させ、その後、所定位置ま
で下降させた状態でワーク支持機構22の下置台36の
載置板44によりワーク2を支持するようになっている
ので、ワーク反転の際、載置板44を僅かに下降させる
だけで、載置板44とワーク2との干渉を回避すること
が可能となる。
【0039】したがって、ワーク反転の際に従来必要と
していた載置板44の上下動ストロークを最小限に抑え
ることができ、これにより、従来のような載置板上下動
のための大きな駆動力源が不要となる。なお、本実施形
態においては、ワーク反転の際、載置板44を僅かに下
降させるようにしたが、回転軌跡の小さいワークを対象
としたワーク反転装置であれば、載置板44を全く下降
させることなくワーク反転動作を行わせることも可能で
ある。
【0040】本実施形態においては、上記のようにワー
ク反転の際に必要な載置板44の上下動ストロークを最
小限に抑えることができるので、載置板44の下方に加
工装置を配置するスペースを確保することが可能とな
る。図1〜6の各図には、上記加工装置の配置例とし
て、タッピング装置70を2点鎖線で示している。
【0041】特に、本実施形態においては、図1に示す
ように、載置板44、支持ブロック46および治具ベー
ス48が下置台36としてユニットで構成されており、
ワーク支持機構22のフレーム38のプレート52に着
脱可能に取り付けられるようになっているので、これを
治具として活用することができる。すなわち、上記下置
台36に代えて、図7に示すようなタッピングユニット
付き下置台82を取り付ければ、ワーク反転複合装置8
0を得ることができる。
【0042】以下、このワーク反転複合装置80につい
て説明する。
【0043】このワーク反転複合装置80の上記タッピ
ングユニット付き下置台82は、治具ベース84と、こ
の治具ベース84に所定間隔をおいて固設された複数の
支柱86と、これら支柱86の上端部に固定された複数
のマグネット88と、治具ベース84に固定された複数
のタッピングユニット72とからなっている。
【0044】上記各マグネット88は、ワーク反転複合
装置80を構成する他の機構およびロボットアーム1
4、16の動作と同期してオンオフするようになってお
り、これにより、ワーク2の受け渡しを円滑に行い得る
ようにしている。
【0045】上記各タッピングユニット72は、ユニバ
ーサルジョイント76を介して、その下方のフレキシブ
ルワイヤ74と連結されることにより、タッピング装置
70を構成するようになっている。上記ユニバーサルジ
ョイント76は、ワンタッチ操作でその連結を解除する
ことができるようになっている。
【0046】このタッピング装置70によるタッピング
加工は、フレキシブルワイヤ74の心線を回転駆動する
ことにより、タッピングユニット72の先端のタップ7
2aを回転させながらワーク2に向けて進出させて行う
ようになっている。このタッピング加工は、反転動作が
完了したワーク2(図5に示すワーク2と同じ状態にあ
るワーク2)に対して施されるが、このタッピング加工
の際には、上記各マグネット88はオン状態となって、
ワーク2をこれらマグネット88上に確実に固定するよ
うになっている。
【0047】上記各タッピングユニット72は、ワーク
支持機構22の昇降に伴って昇降することとなるが、ワ
ーク支持機構22の昇降ストロークは上述のように僅か
30mm程度である。このため、各タッピングユニット
72が昇降しても、その下方に連結されたフレキシブル
ワイヤ74には、その曲率を大きく変化させるような外
力が作用することはない。
【0048】上記ワーク反転複合装置80を採用すれ
ば、ワーク反転工程のステーションにおいて反転後のワ
ーク2にタッピング加工を施すことができるので、工程
削減による合理化(例えば、製造ラインの省スペース
化、物流削減、打痕防止等)を図ることができる。
【0049】また、上記タッピングユニット付き下置台
82に代えて、他の加工機能を有するツールを備えた下
置台をプレート52に取り付ければ、異なる種類のワー
ク反転複合装置を得ることができる。
【0050】上記実施形態においては、プレス成形され
たパネル状のワーク2をワーク反転動作(およびタッピ
ング加工)の対象としているが、これ以外のワーク(例
えば箱状のワーク等)を上下に反転させる場合において
も本願発明を適用することができることはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るワーク反転装置を
示す正面図
【図2】上記ワーク反転装置による供給ワーク保持動作
を示す要部正面図
【図3】上記ワーク反転装置によるワーク上昇動作を示
す要部正面図
【図4】上記ワーク反転装置によるワーク反転動作を示
す要部正面図
【図5】上記ワーク反転装置によるワーク下降支持動作
を示す要部正面図
【図6】上記ワーク反転装置によるワーク取り出し動作
を示す要部正面図
【図7】本願発明の一実施形態に係るワーク反転複合装
置を示す要部正面図
【符号の説明】
2 ワーク 10 ワーク反転装置 12 プレス装置 14、16 ロボットアーム 14a、16a 真空吸着盤 18 加工装置 20 ベース機構 22 ワーク支持機構(支持手段) 24 ワーク昇降機構(上昇手段) 26 ワーク保持機構(保持手段) 28 ワーク反転機構(反転手段) 30、38、54 フレーム 34、52 プレート 34a、52a 開口 36 下置台 40、56、64 シリンダ 42 スリーブ 44 載置板 46 支持ブロック 48 治具ベース 50 ガイドピン 58 ボックス 60 真空吸着盤 62 アーム 62a 軸部 66 ステップモータ 68 ベルト機構 70 タッピング装置(加工手段)(タッピング手段) 72 タッピングユニット 72a タップ 74 フレキシブルワイヤ 76 ユニバーサルジョイント 80 ワーク反転複合装置 82 タッピングユニット付き下置台 84 治具ベース 86 支柱 88 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23Q 7/00 B23Q 7/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に供給されたワークを保持する
    保持手段と、 この保持手段により保持された上記ワークを上昇させる
    上昇手段と、 この上昇手段により所定量上昇した上記ワークを上下に
    反転させる反転手段と、 この反転手段により反転した上記ワークを、上記所定位
    置まで下降させた状態で支持する支持手段と、を備えて
    なることを特徴とするワーク反転装置。
  2. 【請求項2】 所定位置に供給されたワークを保持する
    保持手段と、 この保持手段により保持された上記ワークを上昇させる
    上昇手段と、 この上昇手段により所定量上昇した上記ワークを上下に
    反転させる反転手段と、 この反転手段により反転した上記ワークを、上記所定位
    置まで下降させた状態で支持する支持手段と、 この支持手段に支持された上記ワークに対して、該ワー
    クの下方から加工を施す加工手段と、を備えてなること
    を特徴とするワーク反転複合装置。
  3. 【請求項3】 上記加工手段がタッピング手段である、
    ことを特徴とする請求項2記載のワーク反転複合装置。
JP8460996A 1996-03-13 1996-03-13 ワーク反転装置およびワーク反転複合装置 Pending JPH09248641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019150937A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 三菱電機株式会社 ワーク搭載装置、ワーク搭載装置ユニットおよびユニット
CN113510935A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 丁琛琦 一种铆压装置

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