JP2617033B2 - 製品分離処理装置 - Google Patents

製品分離処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチプレスで板材
から加工中に切り離されないようにコーナ部を小連結部
で製品を連結すべく製品を加工した後に、板材から製品
を分離せしめて処理する製品分離処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図8に示したごとく、板材
Wからタレットパンチプレスで製品Gを打抜く際板材W
から製品Gをすべて打抜かずに各コーナ部Cに例えば
0.1〜0.15mm程度の小連結部J(ミクロジョイン
ト部)を残して加工する方法(以下ミクロジョイントと
いう。)が知られている。
【0003】そして、このミクロジョイントされた製品
Gを板材Wから分離する方法としては、次の3通りの方
法が知られている。
【0004】(A)、ハンマで製品Gの中央部をたたい
て分離させる。
【0005】(B)、板材Wの端部を作業者が手で持
ち、振って材料Wから製品Gを落すことにより分離させ
る(ただし、板厚0.5mm程度の薄板において)。
【0006】(C)、板材Wをクレーンで持ち上げ、次
に下に落とし、そのときの衝撃で板材Wから製品Gを分
離させる(厚板の場合)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の分離方法はいずれも作業者が介在し、作業者の負担
が大きいと共に危険を伴う。また、NCタレットパンチ
プレスにおける加工時間は大幅に短縮されるが、ミクロ
ジョイント部Jを分離するのに時間がかかる。
【0008】さらに、板材Wから製品Gを分離した際、
各ミクロジョイント部Jに例えばバリが発生したりして
しまうことがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するため、本発明においては、第1の手段とし
て、パンチプレスにより製品のコーナ部に小連結部を残
してパンチング加工を施した板材から、製品を分離して
処理する製品分離処理装置にあって、上記パンチプレス
の一側のサポートエリアにおいて上記板材を支持するワ
ーク支持装置を設け、このワーク支持装置は移動可能な
製品落下開口部を備え、上記パンチプレスからワーク支
持装置まで板材を搬送するワーク搬送装置を設け、この
ワーク搬送装置は、板材の端部をクランプしかつパンチ
プレス側とワーク搬送装置側へ移動可能なワーククラン
プを備え、上記板材から製品を分離するため、ワーク支
持装置の上方位置にセパレート部材を回転可能かつ上下
方向及び水平方向へ移動可能に設けると共に、このセパ
レート部材の外周に板材を打撃する多数の突起を設け、
前記サポートエリアの下方位置において分離された製品
を支持する製品テーブルを設けてなることを特徴とす
る。
【0010】第2の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、前記突起は弾性体により構成してなることを特
徴とする。
【0011】
【作用】前記の構成により、パンチプレスにより製品の
コーナ部に小連結部を残してパンチング加工を施した後
に、予めパンチプレス側に移動せしめておいたワークク
ランプにより、上記板材の端部をクランプする。そし
て、ワーククランプをワーク支持装置側へ移動させるこ
とにより、上記板材をワーク支持装置に支持せしめる。
【0012】板材をワーク支持装置に支持せしめた後
に、製品落下開口部を水平方向へ移動させて製品の下側
に支持せしめる。そして、セパレート部材を下方向へ移
動させると共に回転させることにより、多数の突起によ
り板材(製品を含む)を打撃する。更に、多数の突起に
より板材を打撃しつつ、セパレート部材を製品の大きさ
に対応して水平方向へ移動させる。これによって、製品
が板材から分離されて、製品落下開口部を通って製品テ
ーブルに支持せしめられる。
【0013】ここで、第2の手段の構成によれば、多数
の突起により板材を打撃しても、分離された製品の表面
に打撃による傷がつくことを抑制できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0015】図1および図2を参照するに、パンチプレ
スとしてのタレットパンチプレス1の例えば図2におい
て右側には板材の板材Wを一時的に搬入、搬出せしめて
おくワーク搬入、搬出装置3が配置されている。タレッ
トパンチプレス1の図1および図2において左側にはサ
ポートテーブル5を介して製品分離処理装置7が配置さ
れている。
【0016】前記ワーク搬入、搬出装置3は上下動自在
なりフタテーブル上に板材Wが積層されて搬入されて所
定の位置に位置決めされる。このリフタテーブル上に積
層された板材Wのうちの最上部の板材Wはリフタテーブ
ルの上方に設けられた上下動自在なワーク吸着キャリア
9が下降して、ワーク吸着キャリア9の下部に設けられ
た複数の吸着パッド11で吸着された後、ワーク吸着キ
ャリア9を所定の位置に上昇せしめる。
【0017】次いで、X軸方向(図2において左右方
向)へ延伸したローダレール13に案内されてワーク吸
着キャリア9が図2において左方へ移動してタレットパ
ンチプレス1へ板材Wを搬送すると共に、ワーク吸着キ
ャリア9を下降せしめ、さらに、吸着パッド11の吸着
を解除せしめることによって板材Wはタレットパンチプ
レス1のワークテーブル上に搬送されることになる。
【0018】前記タレットパンチプレス1は、すでに公
知であるため、本実施例に必要な部分のみについて説明
する。すなわち、図1および図2においてフレーム15
には上部タレット17、下部タレット19が回転自在に
支承されており、この上、下部タレット17,19にお
ける円周上の相対応した位置には複数のパンチP、ダイ
Dが装着されている。
【0019】上、下部タレット17,19における加工
位置21の上方には上下自在なラム23が設けられてお
り、このラム23を上下動せしめる駆動装置25が前記
フレーム15内に設けられている。
【0020】上記構成により、駆動装置25を駆動せし
めることにより、ラム23が上下動されるから、加工位
置21に割出されたパンチPとダイDとの協働で板材W
に打抜き加工が行なわれることになる。
【0021】前記上、下部タレット17,19の前側
(図2において上側)には固定テーブル27が設けられ
ていると共に、固定テーブル27のX軸方向における両
側にはサイドテーブル29が設けられている。このサイ
ドテーブル29は固定テーブル27に跨がってX軸方向
へ延伸したキャレッジベース31が連結されており、こ
のキャレッジベース31は図示省略のサーボモータのご
ときY軸モータによってY軸方向(図2において上下方
向)へ移動されるから、サイドテーブル29も同時にY
軸方向へ移動されることになる。
【0022】また、キャレッジベース31には図示省略
のサーボモータのごときX軸方向へ移動自在なキャレッ
ジ33が設けられており、このキャレッジ33には板材
Wをクランプする複数のワーククランプ35が備えられ
ている。したがって、ワーククランプ35にクランプさ
れた板材Wは、キャレッジベース31をY軸方向へ、キ
ャレッジ33をX軸方向へ移動せしめることによって、
X軸、Y軸方向へ移動する。その結果、板材Wの所望位
置が加工位置に位置決めされると共に、パンチPとダイ
Dとの協働で打抜き加工が行なわれ、図8に示したごと
き小連結部(ミニジョイントという。)Jを有した製品
Gが加工されることになる。
【0023】前記タレットパンチ1の図1において左方
にはサポートテーブル5を介して製品分離処理装置7が
配置されている。この製品分離処理装置7は、図1およ
び図2に示されているように、タレットパンチプレス1
から板材Wをクランプして搬送せしめるワーク搬送装置
37と、詳細を後述する製品落下開口部75を有した複
数のサポートローラ39を支承したワーク支持装置41
と、複数な分離部材を備えたセパレートローラ(セパレ
ート部材)43を有した上下動自在かつ回転自在なセパ
レータ装置45とを備えている。上記ワーク支持装置4
1はタレットパンチプレス1の左側のサポートエリアに
おいて板材Wを支持するものである。
【0024】さらに、前記製品落下開口部の下方位置に
は油圧リフタ47により上下動自在な製品テーブル49
が配置されている。しかも、ワーク支持装置41のタレ
ットパンチプレス1と反対側には端材切断機51が配置
されている。
【0025】前記製品分離処理装置7におけるワーク搬
送装置37としては、図3および図4に示されているよ
うに、製品分離処理装置7の骨格を構成するフレーム5
3にはX軸方向へ延伸した支持フレーム55が設けられ
ており、この支持フレーム55の前面(図3において左
側面)にはX軸方向へ延伸した複数(本実施例では2
本)のガイドレール57が平行に取付けられている。
【0026】この各ガイドレール57には、図3に示さ
れているように、ガイド部材59を介してX軸方向へ延
伸した第1移動体61が図示省略の例えばボールねじに
連動連結した駆動モータのごとき駆動装置によりX軸方
向へ移動自在に設けられている。この第1移動体61の
前面(図3において左面)には、X軸方向へ延伸した複
数(本実施例では2本)のガイドレール63が平行に取
付けられている。
【0027】この各ガイドレール63には、図3に示さ
れているように、ガイド部材65を介してX軸方向へ延
伸した第2移動体67が図示省略の例えばボールねじに
連動連結した駆動モータのごとき駆動装置によりX軸方
向へ移動自在に設けられている。この第2移動体67に
はY軸方向へ延伸したアンローダ69の例えば左側端が
一体的に設けられている。このアンローダ69には、前
記タレットパンチプレス1によって打抜加工された製品
Gをミニジョイントで連結されている板材Wの端部をク
ランプする複数(本実施例では2個又は3個)のワーク
クランプ71がY軸方向へスライド自在に取付けられて
いる。
【0028】この各ワーククランプ71のY軸方向への
スライドは例えば手動でも、あるいは例えばボールねじ
に連動連結した駆動モータによって行な得るようになっ
ている。しかも、各ワーククランプ71は図3に示した
ごとく、例えば流体シリンダ73が内蔵されていて、Z
軸方向(図3において上下方向)へ例えば30mm程度移
動するようになっている。
【0029】上記構成により、タレットパンチプレレス
1で加工された製品Gをミニジョイントしている板材W
はタレットパンチプレス1のワーククランプ35でキャ
レッジベース31の図4において左側へ移動されてくる
と、アンローダ69に取付けられているワーククランプ
71で前記板材Wの端部をクランプすると共に、ワーク
クランプ35をアンクランプせしめることによって、板
材Wはアンローダ71側に受渡される。
【0030】次いで、板材Wをクランプしたワーククラ
ンプ71を例えば流体シリンダ73の作動で例えば30
mm程度持ち上げた状態にして、例えば第2移動体67を
図4において左方向へ移動しめると共に、さらに、第1
移動体61を支持フレーム55に対して図4において左
方向へ移動せしめることによって、ワーククランプ71
にクランプされた板材WはX軸方向の適宜な位置に位置
決めされることになる。すなわち、ワーク搬送装置37
は2段伸縮構造となっている。
【0031】前記ワーク支持装置41は、図1、図4お
よび図5に示されているように、Y軸方向へ延伸したサ
ポートローラ39がX軸方向へ適宜な間隔で複数設けら
れている。しかも、このサポートローラ39の間隔のう
ち、図5に示されているように、製品落下開口部75が
形成されている。この製品落下開口部75を境にして、
右側の各サポートローラ39を第1サポートローラ群3
9A、左側の各サポート39を第2サポートローラ群3
9Bと呼ぶことにする。
【0032】前記各サポートローラ39の両端は、例え
ばエンドレス部材としてエンドレス状のチェン77に取
付けられている。このエンドレス状のチェン77は前記
フレーム53の両側に設けられている複数のスプロケッ
ト79に噛合されている。そして、この複数のスプロケ
ット79のうちの例えばフレーム53の右側の下方に設
けられているスプロケット79には図示省略のサーボモ
ータのごとき駆動モータが連動連結されていて、チェン
77は図5において左方向にも、あるいは右方向にも駆
動モータで正転、逆転せしめることによって走行される
ようになっている。
【0033】そして、図5に示されているように、チェ
ン77が巻回されているフレーム53の右側部に第1巻
取りエリア81が形成されていると共に、フレーム53
の左側部には第2巻取りエリア83が形成されている。
【0034】上記構成により、図示省略の駆動モータに
よりスプロケット79を介してチェン7を例えば図5に
おいて右方向へ走行させると、第1サポートローラ群3
9Aが第1巻取りエリア81に巻取られて格納されると
共に、チェン77を例えば図5において左方へ走行させ
ると、第2サポートローラ群39Bが第2巻取りエリア
83に巻取られて格納されるようになっている。
【0035】次に、前記セパレータ装置45の具体的な
構成について説明する。より詳細には、図3および図6
に示されているように、フレーム53の上部先端にはX
軸方向へ延伸した上部フレーム53Uが一体的に設けら
れており、この上部フレーム53UにはX軸方向へ延伸
した平行な複数(本実施例では2個)のガイドレール8
5が取付けられている。
【0036】この各ガイドレール85にはガイド部材8
7を介してX軸方向へ移動自在なL字形状の第3移動体
89が設けられている。この第3移動体89は図示省略
のボールねじのごとき駆動モータに連動連結してX軸方
向へ移動されるようになっている。
【0037】この第3移動体89には、図6に示されて
いるように、Z軸方向(図3、図6において上下方向)
へ延伸したボールねじ91が上下に取付けられた軸受9
3によって回転自在に支承されている。このボールねじ
91にはナット部材95が螺合されていると共に、プー
リ97が一体化されている。しかも、ナット部材95の
下部には支持フレーム99が設けられている。
【0038】この支持フレーム99には、図6に示され
ているようにブレーキ付のサーボモータ101が取付け
られていると共に、このサーボモータ101の出力軸に
は駆動プーリ103が回転自在に支承されている。この
駆動プーリ103と前記プーリ97とにはタイミングベ
ルト105が巻回されている。また、支持フレーム99
の両側端には複数のZ軸方向へ延伸した第4移動体10
7が設けられている。この第4移動体107は、前記第
3移動体89に設けられたガイドレール109に沿っ
て、ガイド部材111を介してZ軸方向へ移動されるよ
うになっている。しかも、第4移動体107の下部には
Y軸方向へ延伸した支持部材113が一体化されてい
る。
【0039】上記構成により、サーボモータ101を駆
動せしめると、駆動プーリ103、タイミングベルト1
05、プーリ97を介してボールねじ91が回転される
ことにより、ナット部材95がZ軸方向へ移動されるこ
とになる。ナット部材95がZ軸方向へ移動されること
により、支持フレーム99がZ軸方向へ移動されること
になる。この際、支持フレーム99には第4移動体10
7が一体化されているため、第4移動体107はガイド
レール109に沿って移動するから、第4移動体111
を介して支持部材113がZ軸方向へスムーズに移動さ
れることになる。
【0040】前記支持部材113の両端には、図3に示
されているように、軸受115が取付けられており、こ
の軸受115には回転自在なシャフト117が装着され
ている。このシャフト117の図3において左端にはプ
ーリ119が装着されている。一方、前記支持部材11
3の左上部には回転用駆動モータ121が設けられてい
ると共に、回転用駆動モータ121の出力軸には駆動プ
ーリ123が回転自在に支承されている。この駆動プー
リ123と前記プーリ119とにはタイミングベルト1
25が巻回されている。
【0041】前記セパレータ装置43としては、前記シ
ャフト117には前記セパレートローラ(セパレート部
材)43が嵌着されていると共に、セパレートローラ4
3の表面にはウレタンや合成ゴムなどの弾性体からなる
多数の突起127が取付けられている。
【0042】上記構成により、回転用駆動モータ121
を駆動せしめると、駆動プーリ123、タイミングベル
ト125、プーリ119を介してシャフト117が回転
されるから、シャフト117に嵌着された複数の突起1
27を表面に備えたセパレートローラ43が回転される
ことになる。
【0043】したがって、タレットパンチプレス1で製
品Gを加工し、小連結部(ミリジョイント)で連結され
た板材Wの各製品Gがアンローダ71を図7に示されて
いるように、第1サポートローラ群39Aと第2サポー
トローラ群39Bとの間に形成された製品落下開口部7
5(図5参照)の位置に移動位置決めする。次いで、支
持部材113を下降せしめると共に、セパレータローラ
43を回転せしめることによって、複数の突起127で
製品Gが打撃されて板材Wからミニジョイント部から離
れて油圧リフタ47における製品テーブル49の所望位
置に載置されることになる。板材Wに小連結されている
各製品Gを次々と複数の突起127で打撃することによ
り、製品テーブル49上に載置されることになる。な
お、板材Wから各製品Gを切離して製品テーブル49上
に載置した後、ワーククランプ71をアンクランプした
端材はサポートローラ39を図1において左方へ移動せ
しめることにより、端材切断機51に送られると共に、
切断されて収納されることになる。
【0044】このように、タレットパンチプレス1で板
材Wから製品Gを加工した後、板材Wを製品分離処理装
置7へ移動せしめて、板材Wから製品Gを容易かつ短時
間で、人手を使わずに分離させることができると共に端
材も同時に処理することができる。さらに製品にバリな
どの傷を付けることがなくなる。
【0045】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば本実施例のエン
ドレス状部材としてチェン77を用いて説明したが、ベ
ルトであっても構わない。
【0046】
【発明の効果】以上のごとき、請求項1又は請求項2に
記載の発明によれば、パンチプレスにより製品のコーナ
部に小連結部を残してパンチング加工を施した後に、ワ
ーク搬送装置により上記板材をクランプしてワーク支持
装置へ搬送せしめ、セパレート部材に備えた多数の突起
により板材を打撃することにより、人手を使わず、板材
から製品を容易かつ短時間に分離せしめることができ、
製品にバリが生じることを抑制して、製品の品質向上を
図ることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
を奏する他に、製品の表面に多数の突起の打撃による傷
がつくことを抑制して、より一層の製品の品質向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンチプレスでワークから製品を加工し、製品
分離処理装置でワークから製品を切離す工程のラインの
正面図で、図2におけるI矢視図である。
【図2】製品搬入、搬出装置、パンチプレス、製品分離
処理装置を配置したラインの平面図である。
【図3】製品分離処理装置におけるワーク搬送装置、セ
パレータ装置の部分を表わした側面図である。
【図4】製品分離処理装置のワーク搬送装置とワーク支
持装置の部分を表わした斜視図である。
【図5】製品分離処理装置のワーク支持装置と製品を載
置する製品テーブルの部分を表わした斜視図である。
【図6】製品分離処理装置のセパレータ装置部分を表わ
した斜視図である。
【図7】製品分離処理装置におけるセパレータ装置のセ
パレータでワークから製品を切離して分離させる作用説
明図である。
【図8】ワークから製品を加工し、ワークに製品に小連
結部で連結させている状態のワークの一例図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(パンチプレス) 3 ワーク搬入、搬出装置 5 サポートテーブル 7 製品分離処理装置 37 ワーク搬送装置 39 サポートローラ 39A 第1サポートローラ群 39B 第2サポートローラ群 41 ワーク支持装置 43 セパレータローラ 45 セパレータ装置 47 油圧リフタ 49 製品テーブル 51 端材切断機 53 フレーム 69 アンローダ 71 ワーククランプ 75 製品落下開口部 127 突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスにより製品のコーナ部に小
    連結部を残してパンチング加工を施した板材から、製品
    を分離して処理する製品分離処理装置にあって、 上記パンチプレスの一側のサポートエリアにおいて上記
    板材を支持するワーク支持装置を設け、このワーク支持
    装置は移動可能な製品落下開口部を備え、上記パンチプ
    レスからワーク支持装置まで板材を搬送するワーク搬送
    装置を設け、このワーク搬送装置は、板材の端部をクラ
    ンプしかつパンチプレス側とワーク搬送装置側へ移動可
    能なワーククランプを備え、上記板材から製品を分離す
    るため、ワーク支持装置の上方位置にセパレート部材を
    回転可能かつ上下方向及び水平方向へ移動可能に設ける
    と共に、このセパレート部材の外周に板材を打撃する多
    数の突起を設け、前記サポートエリアの下方位置におい
    て分離された製品を支持する製品テーブルを設けてなる
    ことを特徴とする製品分離処理装置。
  2. 【請求項2】 前記突起は弾性体により構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の製品分離処理装置。
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