JP4342833B2 - 容量セルと半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

容量セルと半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及び製造・設計方法に関し、特に、高駆動セル等への電源供給に好適な電源補強回路を有する半導体装置、及びその製造・設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の電源配線構造において、セル(マクロセル:プリミティブセルともいう)の配置を自由に行うために、ドライブ(駆動)能力の高いバッファ等高駆動セルに対する給電を考慮して、電源配線の膜厚、配線幅、電源ビア個数、電源配線間の距離等が決められている。
【0003】
なお、従来の半導体装置の電源配線構造として、チップ面積を増加させることなく、駆動能力の高いドライバ回路のレイアウトを可能とするため、給電ラインの下側に、ファンアウトの大きなクロックトドライバ等のマクロセルを配置し、レイアウト面積の増加を抑えマクロセルへ給電を行う半導体装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、近時、電源ノイズ対策等のため、電源配線と接地線間に設けられるデカップリング容量として、半導体集積回路内のMOSゲート容量を用いたオンチップ・デカップリング容量が用いられている。半導体集積回路の動作周波数の向上及び電源電流の増大等にともない、オンチップ・デカップリング容量の容量値が増大しており、チップ上で容量に必要な面積が増大している。このような問題に対して、面積効率の向上を図るデカップリング容量の構成が提案されている(例えば特許文献2参照)。このデカップリング容量の構成は、ESD(electrostatic discharge)対策用抵抗の形成工程を不要としながら、ESD耐性を具備している。後に説明されるように、本発明の実施例で用いる容量セルは、容量素子構造として、上記特許文献2に記載されているデカップリング容量を用いている。
【0005】
なお、半導体集積回路のための電源供給装置において、電源配線の強化に要する工数を低減でき、チップサイズの増大を引き起こさないようにした構成が知られている(例えば特許文献3参照)。この従来の半導体集積回路のための電源供給装置は、基準供給電圧で動作する内部集積回路領域と、この内部集積回路領域の部分の電圧降下値を検出可能な電圧降下解析手段と、前記基準供給電圧よりも高いレベルの電源を内部集積回路領域に供給可能な昇圧回路と、該内部集積回路領域の部分での電圧降下値が許容設計範囲内に入るように、電圧降下解析手段により検出した内部集積回路領域の部分の電圧降下値を、昇圧回路にフィードバックさせるフィードバック手段とを備えて構成され、配置配線後の電圧降下の解析により電圧降下値が設計の許容範囲を下回った場合に、基準供給電圧を昇圧して内部集積回路に供給することにより対処可能とし、電源配線の強化に要する工数を削減でき、またチップサイズの増大も引き起こすことはない旨が記載されている。 しかしながら、上記特許文献3の電源補強回路の構成は、電源降下検出回路、供給電源へのフィードバック構成等を具備しており、回路規模の増大を招く。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−236923号公報(第5頁、第4図)
【特許文献2】
特開2003−86699号公報(第2図)
【特許文献3】
特開2002−313929号公報(第4頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近時、半導体集積回路の微細化プロセスの進展により、配線抵抗が大となり、電圧降下(IR−ドロップ)が顕在化している。高駆動セルでは、給電経路に流れる電流値が大となり、駆動電源の電圧降下が大となる。
【0008】
また、高駆動セルに必要な給電経路は、膜厚、配線幅、電源ビア数、電源配線間の距離等は、平均的な駆動能力のセルに対する給電経路よりも大となる。このため、高駆動セルへの給電を考慮した電源配線構造は、平均的な駆動能力のセル部分では、過剰な電源配線構造となってしまう。さらに、該電源配線構造によって、平均的な駆動能力のセルにおける信号配線領域が圧迫され、配線リソースの有効活用につながらない。
【0009】
したがって、本発明の目的は、給電経路の電圧降下(IR−ドロップ)に対して、効率的に抵抗緩和を行うことを可能とした半導体装置と容量セル及びその製造・設計方法を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、チップ面積の増大、回路規模の増大を抑えながら、高駆動セルの電源補強を可能とし、配線リソースの有効利用を可能とする半導体装置と容量セル及びその製造・設計方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を認識した本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意研究した結果、例えば、駆動能力の高いセルの近傍に配置される、ノイズ低減用の容量セルの上の配線層の空き領域(スペース)を利用する、という知見を得、該知見に基づき、本発明を完成させるにいたった。上記課題を解決する本発明の一つのアスペクトに係る容量セルは、電源供給補強用の容量セル(デカップリング容量セル)上層の配線層の容量セル配置領域に、給電経路の抵抗を緩和する経路を備えたものである。
【0012】
かかる構成により、本発明によれば、高駆動セルのデカップリング容量をなす容量セルを介して、IR−ドロップを低減しながら高駆動セルへ十分な電流を供給することができるとともに、平均的な駆動能力のセル領域における、信号配線のスペースを圧迫することも回避される。
【0013】
本発明の他のアスペクトに係る半導体装置は、半導体基板上に設けられる、容量素子を含む容量セルと、基板上層に位置する一の配線層と、前記一の配線層と層が異なり、電源配線が配設されている、少なくとも一つの他の配線層と、を有し、前記一の配線層には、前記容量セル配置領域に対応する領域に、少なくとも一つの電源配線が配設され、前記電源配線は、前記他の配線層の対応する前記電源配線と少なくとも一つの接続孔を介して電気的に接続されており、前記容量セルに隣接して配置されるセルであって、能動素子を少なくとも一つ含む回路を有するセルを備え、前記容量セルは、前記容量セルに隣接して配置される前記セルのデカップリング容量をなし、前記一の配線層の前記容量セル配置領域に設けられた前記電源配線は、前記セルへの給電経路を構成している。
【0014】
本発明の他のアスペクトに係る方法は、セルベース半導体装置のレイアウトをコンピュータを用いて行う設計方法において、少なくとも一つの容量素子を備えた容量セルとして、前記容量セル上層の前記容量セルの配置領域に対応する領域に、給電経路の抵抗を緩和するための、少なくとも一つの経路を備えている容量セル(「抵抗緩和経路付き容量セル」という)を、マクロセルとして、セルライブラリに、予め登録しておくものであり、以下のステップを含む。
ステップ1:回路接続情報を記憶する記憶装置から回路接続情報を読み出す。
ステップ2:前記回路接続情報にしたがって配置されるセルが、駆動能力が相対的に高いセルである場合、前記セルライブラリに登録されている前記抵抗緩和経路付き容量セルを、前記セルへの電源供給補助を行う容量セルとして、前記セルに隣接した行又は列に配置する。
【0015】
本発明の他のアスペクトに係る製造方法は、半導体基板上に、電源供給を補助するための容量素子を形成する工程と、前記容量素子の上層の配線層に、給電経路の抵抗を緩和する、少なくとも一つの経路を設ける工程と、を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
まず本発明の原理について説明した後、各種実施例について説明する。本発明に係る容量セルは、電源供給を補助する容量セルにおいて、前記容量の領域の上の配線層に、給電経路の抵抗を緩和する少なくとも一つの経路を有する。
【0017】
本発明によれば、電源供給補助のためのMOSゲート容量からなる容量セル(10)の領域上に配置される配線層(15、16)に、上層からビア(13、14)を配置し、電流密度の高い高駆動セルの高位側電源(Vdd)と低位側電源(Vss)に対応させて、容量セル(10)を配置することで、高駆動セルの電源供給を補助する。
【0018】
本発明によれば、高駆動セルの内部構成に影響を与えることなく、必要最低限の面積で、電源補強を行うことができる。
【0019】
高駆動セルの電源供給補助を行うデカップリング容量セルにおいて、従来、第1金属配線層以上の層は、有効に利用されていない。本発明は、第1金属配線層以上の層を利用し、上層から接続孔(ビアあるいはスタックトビア)を設けることで、高駆動セル用の給電経路の抵抗値を低くしている。
【0020】
また、本発明によれば、容量セル上層の領域を利用し、高駆動セルの電源供給を上層から行う構成としているため、無駄な面積を用いることなく、多層配線構造の低層でのチップアーキテクチャに対して、最適な電源構造を提供することができる。
【0021】
【実施例】
本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。本発明の実施例で用いられる容量セルについて説明する。図1は、容量セルを説明するための説明図である。容量セルを構成するMOSキャパシタは、よく知られているように、半導体基板表面に設けられたソース・ドレイン拡散領域の間に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜を覆うようにして形成されたゲート電極(ポリシリコンゲート)を有する。ゲート容量Cgは、ソース・ドレイン拡散領域間に、チャネル抵抗Rsdをもつことから、公知のように、図1(B)のようなモデル(等価回路)として表すことができる。
【0022】
2n個の並列接続された容量Cと、n個の直列抵抗Rよりなり、C=Cg/2n、抵抗R=Rsd/nとなる。チャネル抵抗Rが高いほど、電荷がMOSゲート容量に到達するまでに時間がかかり、ゲート容量が大きいほど、電荷がフルとなるまでの時間がかかる。
このため、ゲート長が長いと、ゲート容量に電荷が貯まりきる前に、電流が切り替わり、容量が十分に活用されない。ソース、ドレイン拡散領域付近の容量には電荷はたまるが、ソースとドレイン拡散領域の中間(チャネル領域中間)では、電荷が蓄積されてないうちに電流が切り替わることになる。したがって、ゲート長が長すぎるのは適切でない。
しかしながら、ゲート長が長いほうが、逆に、好ましい場合もある。例えば、ゲート長が長いと、ソース、ドレインの面積率が減り、ゲート長の面積効率はよくなる。
このように、ゲート長は、その長短について、周波数応答特性と面積効率の観点から、トレードオフが存在している。
よって、実効ゲート容量が最大となるゲート長として、最適化された設計が行われる。なお、本発明においてゲート電極(ポリシリコンゲート)のパタン形状は、発明の主題ではなく、デバイス特性に対応して、任意のパタンMOSゲート容量が適用される。
【0023】
図2は、本発明の一実施例の容量セルの回路構成を示す図である。図2を参照すると、デカップリング容量セルを構成するMOSゲートは、高位側電源線(Vdd)15にソース拡散領域が接続されたPMOSトランジスタ102と、低位側電源線(Vss)16に、ソース拡散領域が接続されたNMOSトランジスタ101とを有し、PMOSトランジスタ102のドレイン拡散領域がNMOSトランジスタ101のゲート電極(ポリシリコンゲート)に接続され、NMOSトランジスタ101のドレイン拡散領域がPMOSトランジスタ102のゲート電極に接続されている。PMOSトランジスタ102のソース拡散領域のコンタクト領域は、例えば第1金属配線層の高位側電源線(Vdd)15にコンタクトによって接続され、さらに、上層の電源配線17に、ビア・配線もしくはスタックトビア(図2では抵抗13で示す)を介して接続されている。NMOSトランジスタ101のソース拡散領域のコンタクト領域は、第1金属配線層の低位側電源線(Vss)16にコンタクトで接続され、上層の電源線18に、ビア・中継配線もしくはスタックトビア(図2では抵抗14で示す)を介して、接続されている。
【0024】
このように、本実施例においては、下層の電源線15、16と上層の電源線17、18の間には、抵抗緩和経路13、14が設けられている。第1金属配線層において、基板表面のMOSトランジスタ101、102を含む容量セル10の配置領域に対応する分のスペースを、電源配線構造における電源配線パタンとして利用し、高位側電源及び低位側電源の給電線の配線抵抗の緩和を図る構成としている。なお、図2では、簡単のため、高位側電源配線15と低位側電源配線16との間に一つの容量素子を備えた構成が示されているが、容量素子を複数備えた構成(容量アレイ)としてもよいことは勿論である。
【0025】
なお、図2に示す容量セルは、半導体基板上に、電源供給を補助するための容量素子をなすMOSトランジスタ101、102を形成し、該容量素子の上層の所定の配線層に、給電経路の抵抗を緩和する経路13、14を設けることで、製造される。
【0026】
図2に示したデカップリング容量は、NMOSトランジスタ101とPMOSトランジスタ102両方がそれぞれゲート容量とESD対策用抵抗の両方の役割を果たしている構造とされ、面積効率に優れている。なお、図2に示したMOSゲート容量の詳細については、上記特許文献2の記載が参照される。
【0027】
図3は、本発明の一実施例のレイアウト構成を示す図である。図3には、容量セル直上の金属配線層(例えば第1金属配線層)に設けられた電源配線のレイアウト・パタン(Vdd強化用のパタン)が示されている。図4は、図3の一側(例えば左側)からX軸方向をみたビアの断面構成等を模式的に示した説明図である。
【0028】
本実施例においては、高位側電源Vddの電源補強経路として、図3に示すような電源配線パタンが設けられており、高位側電源Vddの給電経路の抵抗を緩和(抵抗値を低減)している。
【0029】
より詳細には、図3及び図4を参照すると、ゲート容量のPMOSトランジスタ102のソース拡散領域、及びNMOSトランジスタ101のソース拡散領域と、第1金属配線層に配設されている高位側電源配線(Vdd)110A、及び、低位側電源配線(Vss)110Bとは、それぞれ、コンタクト(コンタクトホール)111A、111Bを介して接続されており、高位側電源Vddの電源配線110Cは、上層電源配線(不図示)と、ビア112を介して接続されている。本実施例においては、容量セル10上において、ゲート容量セル直上の第1金属配線層に配設されている電源配線110Cと、上層配線層の電源配線Vdd(不図示)とを並列接続する複数本のビア(スルーホール)112を備えており、かかる構成により、給電経路の抵抗を減少させている。なお、以下では、第1金属配線層の電源配線110A、110B等、参照符号110に続く”A”、”B”等をはずして、第1金属配線層の電源配線を、単に、参照符号110で表す場合もある。
【0030】
図3に示す例では、容量セル10上の第1金属配線層の電源配線パタンは、高位側電源Vddの電源配線として、並行して延在されている2行の配線パタン110A、110Cを有し、2行の配線パタン110A、110C同士は、X軸方向に所定の間隔で設けられている、列方向に延在されたパタン110Dによって複数箇所で接続され、配線パタン110A、110C間での配線抵抗の低減が図られている。図3に示す例では、配線パタン110A、110C、110Dは、2行・7列の格子状のパタンを構成している。低位側電源配線(Vss)パタン110Bは一行とされており、配線パタン110A、110Cから離間して配置されており、配線パタン110A、110Cとは非導通(電気的に非接続)とされている。なお、高位側電源側の電源配線パタンは、2行・7列の格子状等に限定されるものでなく、行、列数等は、任意であり、斜め配線等、任意の形状のパタンであってもよい(以下の実施例でも同様とされる)。また、低位側電源Vss強化用の構成として、図3の構成を用いてもよい。この場合、図3の電源配線110A、110Cに低位側電源電圧Vssが供給され、図3の電源配線110Bに高位側電源電圧Vddが供給される。
【0031】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図5には、容量セル直上の金属配線層(例え第1金属配線層)に設けられた電源配線のレイアウト・パタン(Vdd強化用のパタン)が示されている。図6は、図5の左側からX軸方向からみたビアの断面構成等を模式的に示した説明図である。
【0032】
図5を参照すると、容量セル10上の第1金属配線層の電源配線のパタンは、高位側電源Vddの電源強化パタンとして、行方向に、所定の間隔離間して延在されている3行の配線パタン110A、110C、110Dを有し、2、3行目の各配線パタン110C、110Dと、上層電源配線(不図示)とをそれぞれ接続するビア(スルーホール)112、112’を備えた構成とされている。高位側電源Vddの1行目と2行目の配線パタン110A、110C、及び、2行目と3行目の配線パタン110C、110Dは、X軸方向に所定の間隔で設けられ、Y方向に延在されている、複数本の配線パタン110E、及び110Fによってそれぞれ接続されており、3行、7列の格子状のパタンを構成している。
【0033】
高位側電源Vddの2行目と3行目の配線パタン110C、110D(配線パタン110Fによって導通している)には、それぞれ、同一のX座標位置に、ビア112、112’が設けられている。また、ビア対112、112’は、電源配線110C、110D上において、X軸(行)方向に、所定の間隔で、複数設けられている。なお、図5に示す例では、配線パタン110Cと離間して配置される低位側電源配線(Vss)パタン110Bは、一行とされている。
【0034】
図5及び図6に示すように、MOSゲート容量をなすPMOSトランジスタ102のソース拡散領域、及びNMOSトランジスタ101のソース拡散領域と、第1金属配線層に配設されている、高位側電源配線(Vdd)110A、及び低位側電源配線(Vss)110Bとは、それぞれ、コンタクト111A、111Bを介して接続されており、高位側(Vdd)電源配線110C、110Dは、それぞれビア112、112’を介して、上層電源配線(不図示)と接続されており、電源配線110Aは、電源配線110C、Dと同電位とされる。このように、本実施例においては、高位側電源Vddの給電経路として、行及び列方向に、複数本のビアを備えており、給電経路の抵抗を減少させている。なお、低位側電源Vss強化用の構成として、図5の構成を用いてもよい。この場合、図5の電源配線110A、110C、110Dに低位側電源Vssが供給され、図5の電源配線110Bに高位側電源Vddが供給される。
【0035】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図7は、本発明の第3の実施例の構成を示す図である。図7には、容量セル直上の金属配線層(例えば第1金属配線層)に設けられた電源配線のレイアウト・パタン(VddとVss強化用のパタン)が示されている。図8は、図7の左側からX軸方向をみたビアの断面構成等を模式的に示した説明図である。
【0036】
図7を参照すると、容量セル10上の第1金属配線層の電源配線パタンは、高位側電源Vddの電源強化パタンとして、行方向に、所定の間隔離間して延在されている2行の配線パタン110A、110Cを有し、2行目の配線パタン110Cと、上層電源配線(不図示)と接続するビア112Aを、行方向(図のX軸方向)に沿って複数備えている。配線パタン110A、110Cは、列方向(図のY軸方向)に延在される複数本の配線パタン110Eによって互いに接続されている。また、低位側電源Vssの電源強化パタンとして、行方向に、所定の間隔離間して延在されている2行の配線パタン110B、110Dを有し、配線パタン110Dと、上層電源配線(不図示)と接続するビア112Bを行方向に沿って複数備えている。配線パタン110B、110Dは、図のY軸方向に延在される複数本の配線パタン110Fによって互いに接続されている。高位側電源Vddの電源配線パタン110C上のビア112Aの行方向(X軸方向)の位置と、低位側電源Vssの電源配線パタン110D上のビア112Bの行方向(X軸方向)の位置は、それぞれ、上層配線層の高位側電源Vddの電源配線、低位側電源Vssの電源配線の位置に対応して決定される。なお、図示されない、上層配線層の高位側電源Vddの電源配線と、低位側電源Vssの電源配線は、図7のY軸方向に沿って並行に延在されている。
【0037】
図7及び図8を参照すると、MOSゲート容量をなすPMOSトランジスタ102のソース拡散領域、及びNMOSトランジスタ101のソース拡散領域と、第1金属配線層の高位側電源Vdd配線110A、及び低位側電源配線(Vss)110Bとは、それぞれ、コンタクト111A、111Bを介して接続されており、高位側電源Vdd及び低位側電源Vssの電源配線110C、及び110Dは、上層電源配線(不図示)と、それぞれ、給電経路の抵抗緩和経路をなすビア(スルーホール)112A、及び112Bを介して接続されている。
【0038】
本実施例においては、容量セル10上において、ゲート容量セル直上の金属配線層の高位側電源及び低位側電源配線と、上層配線層の対応する電源配線とを接続する複数本のビアを備えており、それぞれの電源配線の配線抵抗を減少させている。
【0039】
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図9は、本発明の抵抗緩和経路付容量セルを備えた半導体装置の回路構成の一部を示す図である。図9において、下層配線層の高位側電源線(Vdd)15と低位側電源線(Vss)16間には、図2に示した容量セル10が配設されている。図9において、17、18は、電源線15と16が配設される下層配線層よりも、上層の配線層の高位側電源線(Vdd)と低位側電源線(Vss)であり、例えば半導体チップの外部電極に接続される。抵抗13、14は、上層の配線層の高位側電源線(Vdd)17と低位側電源線(Vss)18と下層の高位側電源線(Vdd)15と低位側電源線(Vss)16とを接続するビア(又はスタックトビア)の配線抵抗を表している。
【0040】
容量セル10上層に設けられた配線層の高位側電源線(Vdd)15と低位側電源線(Vss)16は、容量セル10が電源補強を行う対象のセル20の、高位側電源(Vdd)と低位側電源(Vss)のコンタクト領域(端子)にそれぞれ電気的に接続されている。
【0041】
セル20の高位側電源(Vdd)と低位側電源(Vss)のコンタクト領域には、上層の配線層の高位側電源線(Vdd)17及び低位側電源線(Vss)18から、ビア(あるいはスタックトビア)21及びビア(あるいはスタックトビア)22を介して、電源が供給される。図9において、ビア(あるいはスタックトビア)21及びビア(あるいはスタックトビア)22は、セル20給電用の電源配線構造に対応し、容量セル10に設けられた抵抗13、14が、本発明に係る容量セルに設けられた抵抗緩和用の経路を表している。すなわち、本発明に係る半導体装置によれば、デカップリング容量として機能する容量セル10上層の金属配線層から、給電経路の配線抵抗を抵抗緩和させた状態で、高位側電源(Vdd)と低位側電源(Vss)をセル20に供給している。
【0042】
次に、本発明の第5の実施例について説明する。図10は、本発明の第5の実施例のレイアウトの一例を示す図であり、図9の回路構成に対応している。図11は、図10の一側(左側)からX軸方向をみたビアの断面構成等を模式的に示す説明図である。図10に示すように、セル20は、ソースが接地されたNMOSトランジスタ201と、ソースが電源に接続され、ドレインが、NMOSトランジスタ201のドレインに接続され、ゲートが、NMOSトランジスタ201のゲートに共通接続されたPMOSトランジスタ202からなる複数のCMOSインバータを並列接続した高駆動バッファとしている。複数のCMOSインバータの入力端は、共通に接続され、CMOSインバータの出力端も共通に接続されている。
【0043】
図10において、セル20が配置されている行の上段、下段の行に配置される容量セル10、10’のパタンは、図7に示した電源配線パタンを、上下逆さとしたものであり、図7における第1金属配線層の抵抗緩和回路の2行、7列の格子パタンの2組(4行、7列)の下2行を、高位側電源配線(Vdd)、上2行を低位側電源配線(Vss)としている。図10において、117、118は、上層の配線層の電源配線であり、下層の電源配線110A、110Bの長手方向(図のX軸方向)と直行する方向(図のY軸方向)に延在されている。電源配線117、118は、それぞれ、図9の上層の高位側電源線17と上層の低位側電源線18に対応している。また図10において、115、116は、下層の電源配線110A、110Bが拡延された電源配線であり、それぞれ、図9の高位側電源線15と低位側電源線16に対応している。
【0044】
第1金属配線層等の下層配線層に配設される電源配線(Vdd)110Aと、上層の配線層の電源配線(Vdd)117とを接続するビア113(スタックトビア)は、電源配線構造の電源経路をなしている(図9の抵抗21に対応)。
【0045】
図10及び図11を参照すると、セル20上段の行の容量セル10上の配線パタン110Cは、上層の配線層の電源配線117とビア112により接続され、抵抗を緩和した状態で、それぞれのCMOSインバータのPMOSトランジスタ202のソースの高位側電源電圧Vddを供給している。セル20下段の行の容量セル領域10上の配線パタン110Dは、上層の配線層の電源配線118とビア112で接続され、抵抗を緩和した状態で、それぞれのCMOSインバータのNMOSトランジスタ201のソースの低位側電源電圧Vssを供給している。
【0046】
また図10及び図11に示すように、並列接続される回路(図示の例ではCMOSインバータ)を構成するPMOSトランジスタ202とNMOSトランジスタ201のソース拡散領域は、コンタクト111で電源配線パタン110A、110Bに接続され、並列接続されるそれぞれのCMOSインバータのPMOSトランジスタのソース拡散領域の直近には、デカップリング容量をなすPMOSトランジスタ102のソース拡散領域が接続されている。CMOSインバータのNMOSトランジスタのソース拡散領域の直近には、デカップリング容量をなすNMOSトランジスタ101のソース拡散領域が接続されている。
【0047】
なお、容量セル10が配置される領域の両側に配置される上層電源配線(Vss)118A、上層電源配線(Vdd)117A、及び、上層電源配線(Vss)118、上層電源配線(Vdd)117は、例えば最上層の電源配線パタンに対応し電源配線構造(縦方向の電源バス)に対応した配線パタンとされている。このように、本実施例によれば、容量セル10領域内に電源パタンを備えており、上層に電源バスを通すことができるため、高駆動セル20に対して設けられる電源配線構造の縦(列)方向の電源バス(図10の118A、117、118、117A)において、電源配線幅を大としなくても済む。
【0048】
図10及び図11を参照すると、セル20内のCMOSインバータのPMOSトランジスタ202のソース拡散領域はコンタクト111で、第1金属配線層の高位側電源配線110Aに接続され、電源配線110Aに接続する電源配線110Cは、抵抗緩和経路をなすビア112にて、上層配線層の高位側電源配線(Vdd)117に接続されている。電源配線110Aは、電源配線構造として設けられるビア113によっても、上層配線層の高位側電源配線(Vdd)117に接続されている。セル20のCMOSインバータのNMOSトランジスタ201のソース拡散領域はコンタクト111で、第1金属配線層の低位側電源配線110Bに接続され、電源配線110Bに接続する電源配線110Dは、抵抗緩和経路をなすビア112にて、上層配線層の低位側電源配線(Vss)118に接続されている。電源配線110Bは、電源配線構造として設けられるビア113によっても、上層配線層の低位側電源配線(Vss)118に接続されている。
【0049】
また、セル20のデカップリング容量をなす第1の容量セル10のNMOSトランジスタ101のソース拡散領域は、コンタクト111で第1金属配線層の電源配線110Bに接続され、第1金属配線層の電源配線110Bは、前述した通り、ビア112及びビア113にて上層配線の電源配線(Vss)118に接続されている。またPMOSトランジスタ102のソース拡散領域は、コンタクト111で第1金属配線層の電源配線110Aに接続され、第1金属配線層の電源配線110Aは、前述した通り、ビア112及びビア113にて上層配線層の電源配線(Vdd)117に接続されている。
【0050】
セル20のデカップリング容量をなす第2の容量セル10’のPMOSトランジスタ102のソース拡散領域は、コンタクト111で第1金属配線層の電源配線110Aに接続され、第1金属配線層の電源配線110Aは、前述した通り、ビア112及びビア113にて上層配線層の電源配線(Vdd)117に接続され、NMOSトランジスタ101のソース拡散領域は、コンタクト111で第1金属配線層110Bに接続され、第1金属配線層の電源配線110Bは、前述した通り、ビア112及びビア113にて、上層配線の電源配線(Vss)118に接続されている。
【0051】
図12は、図11の変形例を説明するための図である。図11に示した例では、第1金属配線層と上層の配線層をスタックトビアで接続する例を示したが、第1金属配線層と上層の配線層はスタックトビアによる接続でなく、ビアと配線による接続構成としてもよい。図12では、第1金属配線層と上層配線層の間の二つの配線層121、122が設けられており、第1金属配線層はビアを介して第2金属配線層122の中継配線に接続し、第2金属配線層122の中継配線はビアを介して第3金属配線層121の中継配線に接続し、さらにビアを介して第4金属配線層の電源配線117/118に接続される構成とされる。
【0052】
図13は、本発明の第6の実施例の構成を示す図である。図13には、容量セル直上の金属配線層(例えば第1金属配線層)に設けられた電源配線のレイアウトパタンが示されている。
【0053】
図13を参照すると、セル20と同一行の左右の列のそれぞれに容量セルが配設されており、容量セルの上層の金属配線層の電源配線パタンは、第1金属配線層の抵抗緩和回路の2行、4列の格子の2組(4行、4列)の下2行をVdd、上2行をVssの補強パタンとしている。図13において、117、118は、上層の配線層の電源配線であり、下層の電源配線110A、110Bと直行する方向に延在されている。
【0054】
セル20の左右両側のセル列の容量セル10、10’上の電源配線110Aと、上層の配線層の電源配線(Vss)118と接続するビア112により、給電経路の抵抗を緩和した状態で、それぞれのCMOSインバータのNMOSトランジスタ201のソースに低位側電源電圧(Vss)を供給しており、セル20の左右両側のセル列の容量セル10、10’上の電源配線110Aは、上層の配線層の電源配線(Vdd)117とを接続するビア112により抵抗を緩和した状態で、それぞれのCMOSインバータのPMOSトランジスタ202のソースに高位側電源電圧(Vdd)を供給している。なお、上層の配線層の電源配線(Vdd)117と接続するビア113は、容量セル10の抵抗緩和経路とは別のビアであり、電源配線構造の電源ビアである。
【0055】
並列接続されるCMOSインバータのPMOSトランジスタ202、NMOSトランジスタ201のソース拡散層はコンタクト111で電源配線110A、110Bに接続され、並列接続されるそれぞれのCMOSインバータのPMOSトランジスタ202のソース拡散層の直近には、デカップリング容量をなすPMOSトランジスタ102のソースが接続され、CMOSインバータのNMOSトランジスタ201のソース拡散層の直近には、デカップリング容量をなすNMOSトランジスタ101のソースが接続されている。
【0056】
図14は、本発明にしたがって、駆動能力の高い高駆動セルと平均的な駆動能力のセルの電源配線を行った場合の一例(「第7の実施例」という)を模式的に示す図である。図14を参照すると、この第7の実施例において、セル30は、平均的な駆動能力のセルであり、第1金属配線層の電源配線110にビア112を有する抵抗緩和付容量セル10と10’が、セル20の高位側電源端子(電源コンタクト)と、低位側電源端子(電源コンタクト)側にそれぞれ配置されている。この例では、抵抗緩和付容量セルは、図3と図4を参照して説明した実施例の構成とされており、セル20の高位側電源及び低位側電源端子には、上層の電源配線層117、118に接続するビア113、第1金属配線層110、コンタクト111を介して、電源が供給される構成とされている。一方、セル30、30’には、高位側と低位側電源間に、抵抗緩和付容量セルは配置されていない。
【0057】
一方、図15は、本発明の比較例として、高駆動セルが消費する電流の仕様にあわせた電源配線構造とした例を模式的に示す図である。高駆動セル20には、上層の電源配線層117、118に接続するビア113’、第1金属配線層の電源配線110’を介して電源が供給される構成とされている。駆動能力が平均的なセル30、30’において、第1金属配線層の電源配線110’は、高駆動セル20対応の電源配線構造(電源配線の配線幅、ピッチ、電源ビアの本数)とされ、過剰な電源配線が配設されることになり、信号配線等の配線領域が圧迫されていることがわかる。
【0058】
本発明においては、図14に示すように、高駆動セル20の近傍だけに、抵抗緩和経路付き容量セル10を配置して、高駆動セル20に電源を供給する構成とし、駆動能力が平均的なセル30、30’に対して過剰な電源配線が配設されることはなくなり、信号配線等の配線領域が圧迫されることは回避されている。
【0059】
次に、本発明の第8の実施例について説明する。本発明の第8の実施例は、設計自動化装置、レイアウト装置等のコンピュータを用いて、例えばセルベースLSIのレイアウトを行うものである。図16は、本発明の第8の実施例の方法を説明するための流れ図である。
【0060】
電源供給を補助するための容量素子を備えた容量セル(マクロセル、あるいはプリミティブセルという)として、容量セルの上層に給電経路の抵抗を緩和する、少なくとも一つの経路が設けられた容量セル(「抵抗緩和経路付き容量セル」という)(図2、図3、図5、図7等参照)を、記憶装置のセルライブラリF002に登録しておく。
【0061】
回路接続情報(ネットリスト)を記憶する記憶装置(ファイル)F001から回路接続情報を読み出す(ステップS1)。
【0062】
回路接続情報にしたがって配置されるセルが、駆動能力が相対的に高いセルである場合(ステップS2のYES分岐)、セルライブラリF002に登録されている、抵抗緩和経路付き容量セルを、セルへの電源供給補助を行う容量セルとして、セルに隣接して配置する(ステップS3)。
【0063】
当該セルが、駆動能力が平均的の場合(ステップS2のNO分岐)、必要に応じて、デカップリングセルを配置する(ステップS4)。上記ステップを配置すべきセルがなくなるまで繰り返す(ステップS5)。セルの配置結果は、図示されないレイアウト結果ファイルに出力される。
【0064】
本実施例においては、容量セルを自動配置する例を説明したが、変形例として、レイアウト装置を用いて、容量セルの上層に、抵抗緩和経路を、端末からマニュアル(対話型)で配置するようにしてもよい。すなわち、本発明に係る容量セルは、セルベースICの設計に適用して好適とされるが、フルカスタム仕様等のLSIの設計に適用してもよいことは勿論である。
【0065】
なお、上記実施例において、多層配線構造の金属配線層として、例えばCu等が用いられるが、Al等であってもよく、配線材料は任意である。また、上記実施例では、容量セルを構成する容量素子としてMOSキャパシタを用いた例を示したが、導電膜と誘電体膜とで構成される平行平板コンデンサ等、任意の容量素子を用いてもよいことは勿論である。
【0066】
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の原理の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、駆動能力の高いセルの近傍に配置される容量セルに、電源の抵抗緩和経路を設けることにより、無駄な面積を用いることなく、効果的な電圧降下(IR−ドロップ)の緩和を施すことができる。
【0068】
また、本発明によれば、デカップリング容量セルにより、高駆動セル動作時のグラウンドバウンズ等のノイズを低減しながら、高駆動セルに対して十分な電流を供給することができる。
【0069】
さらに、本発明によれば、駆動能力の低いセルに対しては、抵抗緩和経路を設けることなく電源仕様に適合した電源配線が行われるため、信号の配線を圧迫することはなくなり、配線リソースの確保、及び設計自由度の緩和を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はMOSゲート容量(MOSキャパシタ)を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例の容量セルの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の容量セル上の配線層のレイアウトパタンを示す図である。
【図4】図3のビア、コンタクトの構成・配置を模式的に示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の容量セル上の配線層のレイアウトパタンを示す図である。
【図6】図5のビア、コンタクトの構成・配置を模式的に示す図である。
【図7】本発明の第3の実施例の容量セル上の配線層のレイアウトパタンを示す図である。
【図8】図7のビア、コンタクトの構成・配置を模式的に示す図である。
【図9】本発明の第4の実施例をなす容量セルを用いた回路構成の一例を示す図である。
【図10】本発明の第5の実施例のレイアウトパタンの一例を示す図である。
【図11】図10のビア、コンタクトの構成・配置の一例を模式的に示す図である。
【図12】図10のビア、コンタクトの構成・配置の他の例を模式的に示す図である。
【図13】本発明の第6の実施例のレイアウト・パタンの一例を示す図である。
【図14】本発明の第7の実施例のビア、コンタクトの構成・配置を模式的に示す図である。
【図15】図14に示した例の比較例をなす給電構造の一例を模式的に示す図である。
【図16】本発明の第8の実施例の方法を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
10、10’ 容量セル
13、14 抵抗(ビア)
15、16 下層電源配線
17、18 上層電源配線
20 高駆動セル
21、22 ビア(スタックトビア)
30、30’ セル(平均的な駆動能力のセル)
101、201 NMOSトランジスタ
102、202 PMOSトランジスタ
110、110A〜110F 下層配線層の電源配線
111、111A、111B コンタクト(コンタクトホール)
112、112’、112A、112B、113 ビア(スルーホール)
115、116 下層電源配線
117、118 上層電源配線
121、122 配線層

Claims (25)

  1. 電源供給を補助する、少なくとも一つの容量素子を有する容量セルであって、
    前記容量素子の上層に位置する少なくとも一の配線層が、
    前記容量素子の配置領域に対応する領域に、前記容量素子に接続される、同一層から成る格子状の電源配線のパタンとして、
    高位側及び/又は低位側電源の給電経路と、前記高位側及び/又は低位側電源の給電経路の抵抗緩和用の少なくとも一つの経路と、を備え
    前記一の配線層に配設され、前記抵抗緩和用の経路をなす電源配線は、前記一の配線層よりも上層の配線層に配設されている電源配線と、少なくとも一つの接続孔を介して、電気的に接続される、ことを特徴とする容量セル。
  2. 前記容量素子は、前記容量セルに隣接して配置されるセルであって、能動素子を少なくとも一つ含むセルのデカップリング容量をなし、
    前記一の配線層に配設された電源配線は、前記セルへの給電経路を構成している、ことを特徴とする請求項記載の容量セル。
  3. 請求項1記載の容量セルが、前記少なくとも一の配線層として、高位側及び/又は低位側電源の給電経路と、前記高位側及び/又は低位側電源の給電経路の抵抗緩和用の少なくとも一つの経路とを含む電源配線パタンを備えた配線層を有し、
    前記配線層の下地の容量素子を備え、
    高駆動セルの高位側及び/又は低位側電源端子の近傍に選択的に配置され、前記高駆動セルの電源強化作用をなす、ことを特徴とする容量セル。
  4. 前記容量素子が、ソースが高位側電源に接続されているPMOSトランジスタと、
    ソースが低位側電源に接続され、ドレインが前記PMOSトランジスタのゲートに接続され、ゲートが前記PMOSトランジスタのドレインに接続されているNMOSトランジスタと、
    を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の容量セル。
  5. 請求項1乃至のいずれか一に記載の容量セルを備え、
    半導体装置の電源配線構造における給電経路が、前記容量セルの前記経路によって増設されてなる、ことを特徴とする半導体装置。
  6. 半導体基板上に設けられる、請求項1乃至のいずれか一に記載の容量セルと、
    前記容量セル上層に位置する一の配線層と、
    前記一の配線層と層が異なり、電源配線が配設されている、少なくとも一つの他の配線層と、
    を有し、
    前記一の配線層には、前記容量セル配置領域に対応する領域に、少なくとも一つの電源配線が配設され、前記電源配線は、前記他の配線層の対応する前記電源配線と少なくとも一つの接続孔を介して電気的に接続され、
    前記容量セルの近傍に配置されるセルであって、能動素子を少なくとも一つ含む回路を有するセルを備え、
    前記容量セルは、前記容量セルの近傍に配置される前記セルのデカップリング容量をなし、
    前記一の配線層の前記容量セル配置領域に設けられた前記電源配線は、前記セルへの給電経路を構成している、ことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記セルが配置される行の両側又は一側で隣接する行に、前記容量セルが配設されている、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  8. 前記セルが配置される行と同一の行の、前記セルが配置される列の両側又は一側で隣接する列に、前記容量セルが配設されている、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  9. 前記セルは、前記セルが配置される行の少なくとも一側に少なくとも一つの電源端子を有し、
    前記セルが配置される前記行の一側に対応させて前記容量セルを有し、
    前記容量セルにおいて、前記一の配線層の前記容量セル配置領域に設けられた前記電源配線が、前記セルが配置される前記行の一側の前記電源端子と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  10. 前記セルが、前記セルが配置される行の両側に、少なくとも一つの高位側電源端子と少なくとも一つの低位側電源端子とをそれぞれ有し、
    前記セルが配置される前記行を間に挟む二つの行のそれぞれに、前記容量セルを有し、
    二つの前記容量セルのうち一の前記容量セルにおいて、前記一の配線層の前記一の容量セル配置領域に設けられた前記電源配線は、前記セルの高位側電源端子と電気的に接続され、
    他の前記容量セルにおいて、前記一の配線層の前記他の容量セル配置領域に設けられた前記電源配線は、前記セルの低位側電源端子と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  11. 前記セルが、前記セルが配置される行の両側に、少なくとも一つの高位側電源端子と少なくとも一つの低位側電源端子とをそれぞれ有し、
    前記セルが配置される行と同一行とされ、前記容量セルを間に挟む二つの列のうち少なくとも一方の列に前記容量セルを有し、
    前記容量セル配置領域の上層の前記一の配線層に設けられ、前記他の配線層の高位側電源配線及び/又は低位側電源配線に接続される前記電源配線を介して、前記セルの高位側電源端子及び/又は低位側電源端子に電源が供給される、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  12. 前記セルが、前記セルが配置される行に沿って、互いに並置される複数の回路を備え、
    前記複数の回路のそれぞれの高位側電源端子及び低位側電源端子に対して、前記容量セルの配置領域上層の前記一の配線層に設けられ、前記他の配線層の高位側電源と低位側電源配線にそれぞれ接続される前記電源配線を介して、電源が供給される、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  13. 前記一の配線層は、前記容量セル配置領域に対応する領域に設けられる電源配線パタンとして、
    高位側電源用及び低位側電源用の第1及び第2の電源配線を有し、
    前記第1及び第2の電源配線は、前記容量素子の対応する二つの端子と、それぞれ、少なくとも一つの接続孔を介して、電気的に接続され、
    さらに、前記他の配線層に配設されている高位側電源配線と少なくとも一つの接続孔によって接続される高位側電源用の第3の電源配線を一又は複数含む、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  14. 前記一の配線層は、前記容量セル配置領域に対応する領域に設けられる電源配線パタンとして、
    高位側電源用及び低位側電源用の第1及び第2の電源配線を有し、
    前記第1及び第2の電源配線は、前記容量素子の対応する二つの端子と、それぞれ、少なくとも一つの接続孔を介して、電気的に接続され、
    さらに、前記他の配線層に配設されている低位側電源配線と少なくとも一つの接続孔によって接続される、低位側電源用の第4の電源配線を一又は複数含む、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  15. 前記一の配線層は、前記容量セル配置領域に対応する領域に設けられる電源配線パタンとして、
    高位側電源用及び低位側電源用の第1及び第2の電源配線を有し、
    前記第1及び第2の電源配線は、前記容量素子の対応する二つの端子と、それぞれ、少なくとも一つの接続孔を介して電気的に接続され、
    さらに、前記他の配線層に配設されている高位側電源配線と少なくとも一つの接続孔によって接続される、高位側電源用の第3の電源配線を一又は複数含むとともに、
    前記他の配線層に配設されている低位側電源配線と少なくとも一つの接続孔によって接続される、低位側電源用の第4の電源配線を一又は複数含む、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  16. 前記第1及び第3の電源配線は、互いに並置され、それぞれ、前記容量セルが配置される行方向に沿って延在されており、
    前記第1及び第3の電源配線同士を、互いに接続する、少なくとも1つの第5の電源配線を有し、
    前記第2の電源配線は、前記第1及び第3の電源配線と非接続とされている、ことを特徴とする請求項13記載の半導体装置。
  17. 前記第2及び第4の電源配線は、互いに並置され、それぞれ、前記容量セルが配置される行方向に沿って延在されており、
    前記第2及び第4の電源配線同士を、互いに接続する、少なくとも1つの第6の電源配線を有し、
    前記第1の電源配線は、前記第2及び第4の電源配線と非接続とされている、ことを特徴とする請求項14記載の半導体装置。
  18. 前記第1乃至第4の電源配線は、互いに並置され、それぞれ、前記容量セルが配置される行方向に沿って延在されており、
    前記第1及び第3の電源配線同士を、互いに接続する、少なくとも1つの第5の電源配線を有し、
    前記第2及び第4の電源配線同士を、互いに接続する、少なくとも1つの第6の電源配線を有し、
    前記第2及び第4の電源配線は、前記第1及び第3の電源配線と非接続とされている、ことを特徴とする請求項15記載の半導体装置。
  19. 前記第1及び第3の電源配線は、前記容量セルに隣接する前記セルの高位側電源端子に電気的に接続される、ことを特徴とする請求項13又は15記載の半導体装置。
  20. 前記第2及び第4の電源配線は、前記容量セルに隣接する前記セルの低位側電源端子に電気的に接続される、ことを特徴とする請求項14又は15記載の半導体装置。
  21. 前記セルが、駆動能力が相対的に高い回路を含むセル(「高駆動セル」という)であり、
    前記容量セルは、前記高駆動セルに対して配設される、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  22. 前記容量素子が、MOSゲート容量よりなる、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  23. 前記容量素子が、ソースが高位側電源に接続されるPMOSトランジスタと、
    ソースが低位側電源に接続され、ドレインが前記PMOSトランジスタのゲートに接続され、ゲートが前記PMOSトランジスタのドレインに接続されているNMOSトランジスタと、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  24. コンピュータを用いて、半導体装置のレイアウトを行う設計方法において、
    少なくとも一つの容量素子を配置する工程と、
    前記容量素子が配置される領域の上層に位置する少なくとも一の配線層の前記一つの容量素子の配置領域に対応する領域に、前記容量素子に接続される、同一層から成る格子状の電源配線パタンとして、
    高位側及び/又は低位側電源の給電経路と、前記高位側及び/又は低位側電源の給電経路の抵抗緩和用の少なくとも一つの経路を設ける工程と、
    を含み、
    前記一の配線層に配設され、前記抵抗緩和用の経路をなす電源配線は、前記一の配線層よりも上層の配線層に配設されている電源配線と、少なくとも一つの接続孔を介して、電気的に接続される、ことを特徴とする半導体装置の設計方法。
  25. 請求項2記載の半導体装置の設計方法により設計され、前記少なくとも一つの容量素子を備えた容量セルとして、前記容量セル上層の前記容量セルの配置領域に対応する領域に、前記給電経路の抵抗緩和用の少なくとも一つの経路を備えている容量セル(「抵抗緩和経路付き容量セル」という)を、マクロセルとして、セルライブラリに、予め登録しておき、
    回路接続情報を記憶する記憶装置から回路接続情報を読み出す工程と、
    前記回路接続情報にしたがって配置されるセルが、駆動能力が相対的に高いセルである場合、前記セルライブラリに登録されている前記抵抗緩和経路付き容量セルを、前記セルへの電源供給補助を行う容量セルとして、前記セルに隣接した行又は列に配置する工程と、
    を含む、ことを特徴とする半導体装置の設計方法。
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