JP4396075B2 - 半導体回路及び半導体集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は特にデカップリング容量を有する半導体回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
CMOS回路のスイッチング時に流れる数10psオーダの急峻な電流により、半導体集積回路の電源電位が過渡的に変動する問題(電源ノイズ)がある。
【0003】
対策として電源線と接地線間にデカップリング容量(バイパスコンデンサ)を挿入しなければならない。デカップリング容量からCMOS回路にスイッチング電流を補償する電流を高速に供給するためには、半導体集積回路装置外部ではなくオンチップにデカップリング容量を作る必要がある。
【0004】
近年の半導体集積回路装置の高速化と電源電流の増加に伴い、オンチップデカップリング容量の必要量は急激に増大している。しかし大きな容量を半導体集積回路装置上に搭載しようとすると、必要な面積が増大するため、製造コストが増大する問題がある。
【0005】
半導体集積回路装置の中で、単位面積当たりの容量が最大であるMOS容量をオンチップデカップリング容量として用いられることが多い。
【0006】
しかしながら、半導体集積回路装置、特に高速で回路が駆動される半導体集積回路装置では、全ゲート酸化膜のうち半分以上が、デカップリング容量として使用されている場合が多い。
【0007】
MOSゲート容量をデカップリング容量として用いた例を図10を用いて説明する。
【0008】
n型MOSトランジスタ25のゲート電極を電源線(Vdd)に、ソース電極及びドレイン電極を接地線(Vss)に接続し、p型MOSトランジスタ26のゲート電極を接地線(Vss)に、ソース電極及びドレイン電極を電源線(Vdd)に接続している。
【0009】
図10の構成ではn型MOSトランジスタ25及びp型MOSトランジスタ26のみで形成されているために面積効率は良いが、ゲートが電源線及び接地線に直接接続されているために静電気放電による異常電圧が直接ゲート電極に加わるためにESD耐性が弱い。
【0010】
一方、近年の半導体プロセスの微細化に伴うゲート酸化膜の薄膜化により、MOSトランジスタのゲートのESD耐性がますます弱くなっている。従って、デカップリング容量のESD耐性は半導体集積回路装置の歩留まりを決定する非常に重要な課題である。
【0011】
ESD対策を行ったデカップリング容量の例を図11,12に示す。
【0012】
図11は、図10のゲート電極と電源線又は接地線の間に抵抗29及び抵抗30を挿入する方法である。
【0013】
特開平02−58275号公報に示されるESD対策を行ったデカップリング容量の例を図12に示す。
【0014】
図12においては、p型MOSトランジスタ32のソース電極及びドレイン電極を電源線(Vdd)にn型トランジスタのドレイン電極をp型MOSトランジスタ32のゲート電極に接続し、n型MOSトランジスタ31のソース電極を接地線(Vss)に接続する。n型MOSトランジスタ31のゲート電極は抵抗33を介して電源線(Vdd)に接続されている。
【0015】
p型MOSトランジスタ32のゲートはn型MOSトランジスタ31を介して接地線(Vss)に接続され、n型MOSトランジスタ31のゲート電極は抵抗33を介して電源線(Vdd)に接続されている。
【0016】
n型MOSトランジスタ31のゲートは抵抗33を介して電源線(Vdd)に接続されているので電位はhighになりn型MOSトランジスタ31は導通し、nMOSオン抵抗となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の問題は、ESD耐性を上げたデカップリング容量は、MOSゲート容量のゲート電極と電源線又は接地線の間にESD対策用抵抗を形成する必要がある。
【0018】
一方、半導体集積回路装置は特性の改善のために拡散抵抗・ゲート抵抗・コンタクト抵抗を下げるために拡散層及びポリシリコンをシリサイド化する工程が主流であり、シリサイド層のシート抵抗は低い。このため、シリサイド化した拡散層やポリシリコンを用いてESD対策用抵抗を形成すると大面積が必要となる。また、拡散層やポリシリコンのシート抵抗を高めるには、拡散層やポリシリコンのシリサイド化を防止する追加工程が新たに必要となる。
【0019】
本発明の目的はESD耐性があり、面積効率に優れ、且つ工程増のないデカップリング容量を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明による容量素子は、n型MOSトランジスタおよびp型MOSトランジスタのいずれもそのゲート電極が電源線や接地線に接続されていない。n型MOSトランジスタおよびp型MOSトランジスタのゲート電極はトランジスタの拡散層と接続され、p型n型接合を介して電源線あるいは接地線と接続される。電源線あるいは接地線に静電気等による非常に高い電位が加わった場合、p型n型接合の順バイアスあるいはブレークダウンにより、高電位を引き起こす電荷が半導体基板に放出されるため、本発明の容量素子を構成するトランジスタのゲート電極は高電位にさらされる危険性がないために高いESD耐性が得られる。
【0021】
さらに、本発明の容量素子では、n型MOSトランジスタおよびp型MOSトランジスタのゲート電極と電源線あるいは接地線との間にトランジスタのソース、ドレインが接続される。つまり、電源線や接地線とゲート電極の間にMOSトランジスタのチャネル抵抗が挿入される。このため、電源線や接地線からの高電位が直接MOSトランジスタのゲート電極に入ることがないために高いESD耐性が得られる。
【0022】
【作用】
図1、2及び3を用いて本発明の作用を説明する。
【0023】
図1は電源線(VDD)と接地線(VSS)との間にp型MOSトランジスタ2とn型MOSトランジスタ1とからなる1段目のインバータ3とp型MOSトランジスタ5とn型MOSトランジスタ4とからなる2段目のインバータ6が形成されている。
【0024】
1段目のインバータ3の入力はLowで出力はhighとなる。1段目のインバータ3の出力は2段目のインバータ6に入力される。
【0025】
2段目のインバータはhighが入力されるので出力はLowとなり、2段目のインバータの出力が1段目のインバータ3に入力されている。
【0026】
この場合1段目のインバータのp型MOSトランジスタ2はオンとなり、n型MOSトランジスタ1はオフとなる。2段目のインバータのp型MOSトランジスタ5はオフとなり、n型MOSトランジスタ4はオンとなる。
【0027】
このオンとなるトランジスタのみを残すと図1は図2のようになる。
【0028】
図2を等価回路にすると図3に示されるように、VDDと接地線の間に、直列に接続されたpMOS容量8とnMOSオン抵抗9、pMOSオン抵抗10とnMOS容量7が並列に接続された状態になる。
【0029】
n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタ両方がそれぞれゲート容量とESD対策用抵抗の両方の役割を果たしており、新たにESD対策用抵抗を形成するための面積が不要であり、面積効率に優れている。
【0030】
又、図2に示すように、本構造はリング状に接続された2段のインバータから、オフしたトランジスタを除去した構造と等価である。従って、本構造は、ESD耐性も半導体集積回路装置を構成する回路部と同じである。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図4を用いて説明する。
【0032】
n型MOSトランジスタ11とp型MOSトランジスタ12から構成されており、n型MOSトランジスタ11のソース電極が接地線に、p型MOSトランジスタ12のソース電極が電源線に、n型MOSトランジスタ11のドレイン電極がp型MOSトランジスタ12のゲート電極に、p型MOSトランジスタ12のドレイン電極がn型MOSトランジスタ11のゲート電極に接続されている。
【0033】
図4の発明の動作について説明する。n型MOSトランジスタ11、p型MOSトランジスタ12のゲート電極のノードはそれぞれフローティングである。しかし、各トランジスタのリーク電流によって電源投入後短時間でn型MOSトランジスタのゲート電極のノードは電源線電位に、p型MOSトランジスタのゲート電極のノードは接地線電位に確定する。従って、両方のトランジスタは共にオンして導通している。
【0034】
電源線/接地線間に、n型MOSトランジスタのオン抵抗とp型MOSトランジスタのゲート容量の直列接続と、p型MOSトランジスタのオン抵抗とn型MOSトランジスタのゲート容量の直列接続が形成されている。
【0035】
n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタ両方がそれぞれゲート容量とESD対策用抵抗の両方の役割を果たしており、新たにESD対策用抵抗を形成するための面積が不要であるため、面積効率に優れている。図2に示すように、本構造はリング状に接続された2段のインバータから、オフしたトランジスタを除去した構造と等価である。従って、本構造は、ESD耐性も半導体集積回路装置を構成する回路部と同じである。
【0036】
図4において、n型MOSトランジスタ11又は、p型MOSトランジスタ12に並列に同じ導電型のMOSトランジスタを配置することもできる。
【0037】
本発明の第1の実施の形態の変形例を図5及び図6を用いて説明する。
【0038】
図5は第1の変形例で、n型MOSトランジスタ13及びn型MOSトランジスタ15とp型MOSトランジスタ14から構成されている。
【0039】
n型MOSトランジスタ13のソース電極が接地線に、p型MOSトランジスタ14のソース電極が電源線に、n型MOSトランジスタ13のドレイン電極がp型MOSトランジスタ14のゲート電極に、p型MOSトランジスタ14のドレイン電極がn型MOSトランジスタ13及びn型MOSトランジスタ15のゲート電極に接続され、n型MOSトランジスタ15のソース電極及びドレイン電極は接地線(Vss)に接続されている。
【0040】
図6は第1の実施例の第2の変形例で、n型MOSトランジスタ13とp型MOSトランジスタ14及びp型MOSトランジスタ16から構成されている。
【0041】
n型MOSトランジスタ13のソース電極が接地線に、p型MOSトランジスタ14のソース電極が電源線に、n型MOSトランジスタ13のドレイン電極がp型MOSトランジスタ14のゲート電極及びp型MOSトランジスタ16のゲート電極に接続され、p型MOSトランジスタ14のドレイン電極が型MOSトランジスタ13ゲート電極に接続され、p型MOSトランジスタ16のソース電極及びドレイン電極は接地線(Vss)に接続されている。
【0042】
第2の実施形態を図7を用いて説明する。
【0043】
p型MOSトランジスタ19及び20のソース電極が電源線(Vdd)に接続され、n型MOSトランジスタ17及び18のソース電極が接地線(Vss)に接続され、p型MOSトランジスタ19のドレイン電極はn型MOSトランジスタ17のゲート電極に接続され、n型MOSトランジスタ17のドレイン電極はp型MOSトランジスタ20のゲート電極に接続され、p型MOSトランジスタ20のドレイン電極はn型MOSトランジスタ18のゲート電極に接続され、n型MOSトランジスタ18のドレイン電極はp型MOSトランジスタ19のゲート電極に接続されている。
【0044】
尚、第3の変形例として図示しないがn型MOSトランジスタ13のゲート電極及びp型MOSトランジスタ14のドレイン電極とゲート電極が接続され、ソース電極及びドレイン電極が接地線(Vss)と接続されるn型MOSトランジスタ15及び、n型MOSトランジスタ13のドレイン電極及びp型MOSトランジスタ14のゲート電極とゲート電極が接続され、ソース電極及びドレイン電極が電源線(Vdd)と接続されるp型MOSトランジスタ16とを同時に持っていることも可能である。
【0045】
第2の実施例の変形例を図8及び図9を用いて説明する。
【0046】
図8は第2の実施例の第1の変形例である。
【0047】
図7と同一の部分は同一の記号を用いる。図8の変形例は図7のp型MOSトランジスタ19のドレイン電極とゲート電極が接続されソース電極とドレイン電極が接地線(Vss)に接続されたn型MOSトランジスタ21及び、p型MOSトランジスタ20のドレイン電極とゲート電極が接続されソース電極とドレイン電極が接地線(Vss)に接続されたn型MOSトランジスタ22を有している点である。
【0048】
尚、n型トランジスタ21及び22は少なくともいずれか一方ある場合であっても有効であることは言うまでもない。
【0049】
図9は第2の実施例の第2の変形例である。
【0050】
図7と同一の部分は同一の記号を用いる。図9の変形例は図7のp型MOSトランジスタ19のゲート電極とゲート電極が接続されソース電極とドレイン電極が電源線(Vdd)に接続されたp型MOSトランジスタ17と、p型MOSトランジスタ20のゲート電極とゲート電極が接続されソース電極とドレイン電極が電源線(Vdd)に接続されたp型MOSトランジスタ18とを有している点である。
【0051】
尚、p型トランジスタ23及び24は少なくともいずれか一方ある場合であっても有効であることは言うまでもない。
【0052】
又、図示していないが、少なくともn型トランジスタ21及び22のいずれか一方と、少なくともp型トランジスタ23及び24のいずれか一方がある場合も可能である。
【0053】
なお、本発明が上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
【0054】
実施例3として、本デカップリング容量を半導体集積回路に適用した状態を図面を用いて説明する。
【0055】
図13は本デカップリング容量を半導体集積回路装置34に適用したものである。
【0056】
電源線(Vdd)と接地線(Vss)の間に内部回路ブロック35が配置され、内部回路ブロック35の直近にデカップリング容量36が配置されている。
【0057】
内部回路ブロックは、高速動作し、高速動作時にスイッチングノイズを発生する回路ブロックにたいしデカップリング容量を配置することが望ましい。
【0058】
本デカップリング容量は、構成がインバータ回路と等価的に同一構成であり、回路部のスイッチング電流と同程度の速度で応答するためにノイズの低減と電源の共振防止を両立できる。この際、回路部を構成するトランジスタに対しデカップリング容量を構成するトランジスタのゲート長が1.5〜2倍位の時に最も効果的にノイズの低減と電源の共振を防止できることが判明した。
【0059】
実施例3の変形例を図14を用いて説明する。
【0060】
図14でデカップリング容量は内部回路ブロック35の中で高速動作し、高速動作時にスイッチングノイズを発生する回路あるいは素子の直近に配されている。図においては回路としてインバータ37であるが、インバータ以外の回路であってもクロックバッファ、フリップフロップ、入出力回路等の動作率の高い回路でも良い。
【0061】
この場合も回路を構成するトランジスタに対しデカップリング容量を構成するトランジスタのゲート長が1.5〜2倍位の時に最も効果的にノイズの低減と電源の共振を防止できることが判明した。
【0062】
図13、14において電源電圧は外部から供給されているが、外部から供給された電源電圧をもとに内部で作られた電源を用いても良い。
【0063】
電源線と接地線は高電位線と低電位線であっても構わない。
【0064】
図15を用いて第4の実施形態を説明する。
【0065】
図15は、所望の半導体集積回路装置を自動回路設計、自動配置配線を行う回路設計ツールの概略図である。
【0066】
この回路設計ツールは要求される半導体集積回路装置の要求特性を入力端末38から入力し演算装置部39において記憶装置40に記憶されている半導体回路のマクロを組み合わせて所望の半導体集積回路装置回路及び半導体集積回路装置の配置配線を行う。
【0067】
出力端末41は入力データ、演算された結果等を出力し、画像出力端末42は入力データ、出力データ等の画像を出力する。
【0068】
通常の回路の自動設計、自動配置配線に関する点は通常の方法で行われるので詳細は省略する。
【0069】
本デカップリング容量は記憶装置40にマクロとして記憶されている。
【0070】
本マクロは回路設計された回路ブロック中で高速動作しノイズを発生する回路ブロックの直近に配置されるか、回路ブロック中で高速動作しノイズを発生する回路の直近に配置される。更に、半導体集積回路装置の配置においても同様に高速動作しノイズを発生する回路ブロックの直近に配置されるか、回路ブロック中で高速動作しノイズを発生する回路の直近に配置される必要がある。
【0071】
なお、本発明が上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるデカップリング容量では、n型MOSトランジスタ、p型MOSトランジスタ両方がそれぞれゲート容量とESD対策用抵抗の両方の役割を果たしている構造であるので、新たにESD対策用抵抗を形成するための工程が必要ない。
【0073】
更に、抵抗の代わりにトランジスタを用いているので抵抗の面積が不要であり、面積効率に優れている。
【0074】
通常トランジスタのオン抵抗は数キロオームであるのに対し拡散抵抗は数100オームであるので、本デカップリング容量は拡散抵抗を用いた場合よりも約1/10の面積ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作用を示す回路図
【図2】 本発明の作用を示す回路図
【図3】 本発明の作用を示す等価回路図
【図4】 本発明の第1の実施の形態を示す回路図
【図5】 本発明の第1の実施の形態の変形例を示す回路図
【図6】 本発明の第1の実施の形態の変形例を示す回路図
【図7】 本発明の第2の実施の形態を示す回路図
【図8】 本発明の第2の実施の形態の変形例を示す回路図
【図9】 本発明の第2の実施の形態の変形例を示す回路図
【図10】 従来のデカップリング容量の第1の例を示す回路図
【図11】 従来のデカップリング容量の第2の例を示す回路図
【図12】 従来のデカップリング容量の第3の例を示す回路図
【図13】 本発明の実施例3のデカップリング容量を半導体集積回路装置に応用した図
【図14】 本発明の第3の実施例の変形例を示した図
【図15】 本発明の第4の実施例の回路設計ツールの概略図
【符号の説明】
1、4、11,13,15、17,18、21,22、25、27、31・・・n型MOSトランジスタ
2、5、12,14,16、19,20、23,24、26、28、32・・・p型MOSトランジスタ
8・・・p型MOSトランジスタのゲート容量
9・・・n型MOSトランジスタのオン抵抗
10・・・p型MOSトランジスタのオン抵抗
7・・・n型MOSトランジスタのゲート容量
29、30,33・・・拡散抵抗
34・・・半導体集積回路装置
35・・・内部回路ブロック
36・・・デカップリング容量
3、6、37・・・インバータ
38・・・入力端末
39・・・演算装置部
40・・・記憶装置
41・・・出力装置
42・・・画像端末
Claims (9)
- ソース電極が高電位線に接続され、ドレイン電極がn型MOSトランジスタのゲートに接続され、ゲート電極が前記n型MOSトランジスタのドレイン電極に接続されたp型のMOSトランジスタと、ソース電極が低電位線に接続された前記n型のMOSトランジスタを有し、前記n型MOSトランジスタおよび前記p型MOSトランジスタのいずれもそのゲート電極が電源線又は接地線に接続されておらず、少なくともゲートが前記p型MOSトランジスタの前記ドレイン電極に接続され、ソース電極及びドレイン電極が前記低電位線に接続された第2のn型トランジスタとゲート電極が前記n型MOSトランジスタのドレイン電極に接続され、ソース電極とドレイン電極が前記高電位線に接続された第2のp型MOSトランジスタのいずれか一方を有していることを特徴とする半導体回路。
- 前記n型MOSトランジスタおよび前記p型MOSトランジスタのいずれもそのゲート電極が、電源線又は接地線に、抵抗素子を介して接続されていないことを特徴とする請求項1に記載の半導体回路。
- N個のn型MOSトランジスタとN個のp型MOSトランジスタからなる半導体回路であって、全てのn型MOSトランジスタのソース電極は低電位線に接続され、全てのp型MOSトランジスタのソース電極は高電位線に接続され、n(N>n≧1)番目のp型MOSトランジスタのドレイン電極はn番目のn型MOSトランジスタのゲート電極と接続され、n番目のn型MOSドレイン電極はn+1番目のp型MOSトランジスタのゲート電極と接続され、N番目のn型MOSトランジスタのドレイン電極は1番目のp型MOSトランジスタゲート電極と接続され、前記n型MOSトランジスタおよび前記p型MOSトランジスタのいずれもそのゲート電極が電源線又は接地線に接続されていないことを特徴とする半導体回路。
- 請求項3に記載の半導体集積回路装置において、前記N個のp型MOSトランジスタのゲート電極とゲート電極が接続され、ソース電極とドレイン電極が高電位線に接続されたN個のp型MOSトランジスタと、前記N個のn型MOSトランジスタのゲート電極とゲート電極が接続され、ソース電極とドレイン電極が低電位線と接続されたN個のn型MOSトランジスタの少なくともいずれか1個のトランジスタを有することを特徴とする半導体回路。
- 前記n型MOSトランジスタおよび前記p型MOSトランジスタのいずれもそのゲート電極が、電源線又は接地線に、抵抗素子を介して接続されていないことを特徴とする請求項3または4に記載の半導体回路。
- 半導体集積回路を構成する回路ブロックの近傍に請求項1乃至5に記載の半導体回路を配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
- 前記回路ブロック内で頻繁に動作する半導体素子の近傍に請求項1乃至5に記載の半導体回路を配置したことを特徴とする半導体集積回路。
- 前記回路を構成するトランジスタのゲート長が、前記回路ブロックを構成するMOSトランジスタのゲート長の1.5〜2倍であることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
- 前記回路を構成するトランジスタのゲート長が、前記回路ブロック内で頻繁に動作する半導体素子のゲート長の1.5〜2倍であることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
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