JP4337380B2 - シートリクライニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシート装置に装着され、乗員の着座部となるシートクッションに対し、背凭れ部となるシートバックの角度を自在に調整可能とするリクライニング装置に関する。特に、シートバック内にシートベルトの巻取り機構を備え、シートバック上端の左右側の一方でシートベルトの荷重を支持できるように構成したシート装置に適用されるリクライニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなリクライニング装置では、ロック機構を内蔵する1対のリクライニング機構がシート装置の左右に夫々配置され、車両が前方の障害物と衝突したときにシートバックをシートの前方に引くように作用するシートベルトから大きな荷重に耐え得るように強度を確保できるようにしている。また、左右のリクライニング機構は互に連動機構で結合され、連動して作動する構成となっている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−321554号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術であると、シートバック上端の左右側の一方でシートベルトからの荷重を受けるために、図8に2点鎖線で示されるように、シートバックには捩れ変形が生じる。シートバックの大きな捩れ変形によって、変形の大きい側に装着されている一方側のリクライニング機構51aは、他方側のリクライニング機構51bに対して反時計方向(図示矢印方向)に回転する。リクライニング機構51aに内蔵されるロック機構を解除するために設けられている操作レバー52は、連動機構80に係合して、他方側のリクライニング機構51bによって拘束されているために、リクライニング機構51aの回転は、操作レバー52を反時計方向に回転させたときと同様になる。そして、リクライニング機構51aのロック機構が解除されてしまう。このために、シートバックによる乗員の保護が不十分になる可能性がある。
【0005】
よって本発明の課題は、シートバックに大きな捩れ変形が生じてもロック機構が解除されること無く、シートバックによって乗員を拘束しつつ、衝撃を効率よく吸収できるようにして乗員を保護できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために本発明において講じられた第1の技術的手段は、シートバックの一方の側にシートベルトが取付けられるシートにおいて、該シートバックに両側に固定して取付けられる1対のアッパアームと、前記アッパアームと回転自在に、且つシートクッションの両側に固定して取付けられる1対のロアアームと、各前記アッパアームと前記ロアアームの回動を夫々規制する1対のロック機構と、前記1対のロック機構の両方を連動して解除する連動機構と、前記1対のロック機構の一方側に装着される操作部材とを備え、前記連動機構を介して前記操作部材の作動を受け、前記1対のロック機構の他方側を解除するように構成されたシートリクライニング装置において、
前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側に配設される前記ロック機構に前記操作部材を装着し、
前記1対のロック機構は、各々回転中心部に挿通され前記操作部材の作動に伴う一方向への回動時に前記アッパアームと前記ロアアームとの回動規制状態を解除するとともに前記連動機構に連係する1対のシャフトを備え、
前記ロック機構の一方側を解除する方向へ前記操作部材が操作された際に当接して、前記一方側のロック機構、前記操作部材、前記連動機構、前記他方側のロック機構を互に連係可能とする凸部及び溝部のいずれか一方を前記1対のシャフトに形成し、他方を前記連動機構において該シャフトが挿入される軸穴に形成するとともに、
両シャフトと前記連動機構とにおける前記凸部と前記溝部との間のそれぞれに、前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側が他方側よりも大きな変形を受けたときに生じる前記操作部材が装着された側の前記シャフトの回動及び前記連動機構の前記ロック機構を解除する方向とは逆方向への回動をそれぞれ許容する隙間を設定したことである。
【0007】
この構成によって、シートバックに大きな捩れ変形が生じても、ロック機構はロック状態を維持できるようになる。そして、車両の前方衝突の際、より良く乗員を保護するように拘束できるようになる。
【0009】
この構成によって、従来技術より少ない部材でロック状態を維持できるロック機構が構成できるようになる。
【0010】
本発明において講じられた第の技術的手段は、シートバックの一方の側にシートベルトが取付けられるシートにおいて、該シートバックに両側に固定して取付けられる1対のアッパアームと、
前記アッパアームと回転自在に、且つシートクッションの両側に固定して取付けられる1対のロアアームと、
各前記アッパアームと前記ロアアームの回動を夫々規制する1対のロック機構と、
前記1対のロック機構の両方を連動して解除する連動機構と、
前記1対のロック機構の一方側に装着される操作部材とを備え、前記連動機構を介して前記操作部材の作動を受け、前記1対のロック機構の他方側を解除するように構成されたシートリクライニング装置において、
前記1対のロック機構は、各々回転中心部に挿通され前記操作部材の作動に伴う一方向への回動時に前記アッパアームと前記ロアアームとの回動規制状態を解除するとともに前記連動機構に連係する1対のシャフトを備え、
前記連動機構は、前記1対のシャフトと共にそれぞれ回動する1対の伝達部材と、該伝達部材とそれぞれ連動可能な1対のアームと、それらアーム間を連結する連動ロッドとを有する複数のリンク部品で構成され、
前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側の前記伝達部材と前記アームとを、該シャフトが対応する前記ロック機構を解除する方向への回動時には連動可能とし、該ロック機構を解除する方向とは逆方向への回動時には連動不能に構成したことである。
【0011】
この構成によれば、操作部材をシートバックのいずれの側にも配置して、ロック状態を維持できるように構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のリクライニング装置50に関る第1の実施例について、図1から図5に基づき説明する。
【0013】
図1に示されるシート装置10は、既知のクッション部材、スプリング、シート表皮部材等を有するが、本発明に関る構成を説明するために図示を省略してある。シート装置10は、乗員の背凭れ部となるシートバック11と、着座部となるシートクッション部15を備えている。シートバック11は、左右側(図1に矢印で示す側)にシートバックフレーム12a、12bと、各シートバックフレーム12a、12bに溶接され双方を連結するクロスメンバ13を備えている。一方側のシートバックフレーム12aにはシートベルト20が、その巻き取り装置21と共に取付けられる。
【0014】
巻き取り装置21から延びるシートベルト20は、シートバックフレーム12aの上端部に設けられたベルト支持部14を経由して、シート10の前方に導かれる。そして、シートベルト20は、シートクッション部15の左右側に備えられるクッションフレーム16a、16bに取付けられるシートベルト(図示せず)にバックル装置(図示せず)で結合して乗員を拘束できる、所謂3点方式のシートベルト装置のショルダーベルトを構成するものである。
【0015】
このように、一方側のシートバックフレーム12aにシートベルト20が取付けられる方式のシート装置10では、車両が前方の障害物と衝突し、乗員がシート10から前方に飛び出すのをシートベルト20で拘束する際、一方側のシートバックフレーム12aには他方側のシートバックフレーム12bに比べ、シートベルト20の張力による非常に大きな荷重が作用する。このために、シートバックフレーム12aを、シートバックフレーム12bより、強度が大きくなるように構成されているが、大きな荷重を受けるシートバックフレーム12aは、他方のシートバックフレーム12bより大きく変形し、衝突の際シートバック11が捩れ変形を受けることは避けられない。
【0016】
左右のシートバックフレーム12a、12bと左右のクッションフレーム16a、16bの間には、夫々既知の構成によるリクライニング機構51a、51bが装着される。更に図2に詳細に示される2つのリクライニング機構51a、51bは、後述するように基本的構成は類似するが、シートベルト20が装着される側のシートバックフレーム12aに固定されるリクライニング機構51aは、他方側のリクライニング機構51bより、大きな強度を備えるように構成されている。同様に、リクライニング機構51aに固定されるクッションフレーム16aも他方側のクッションフレーム16bより大きな強度を持つように構成されている。
【0017】
次に、図2と図5を用いて、シートベルト20が装着される側のリクライニング機構51aの構成を先ず説明する。リクライニング機構51aは、円盤状の外形をしたロアアーム57aとアッパアーム54aを備えている。ロアアーム57aは、クッションフレーム15aに溶接によって固定され、アッパアーム54aは、シートバックフレーム12aに溶接によって固定されている。ロアアーム57aとアッパアーム54aは、それぞれ円盤形状が重なり合うように組付けられる。組付け状態で、ロアアーム57aに形成された窪みの内周とアッパアーム54aの外周は摺接して、互に回動自在となっている。
【0018】
アッパアーム54aには第1の内歯55aと、第1の内歯55aの内側に位置して第2の内歯56aが形成されている。ロアアーム57aとアッパアーム54aとの間には、ロック機構60aが配設されている。ロック機構60aは、ロアアーム57aとアッパアーム54aの回転軸線と直交する面内にそれぞれ等しい角度間隔で配置された、3つのポール61a(図5)を備えている。ポール61aには、アッパアーム54aの第1の内歯55aと噛合が可能な第1の外歯65aと、第2の内歯56aと噛合可能な第2の外歯66aが形成されている。第1の内歯55aと第1の外歯65aが噛合うと同時に、第2の内歯56aと第2の外歯66aが噛合い、2か所で噛合う構成によって大きな強度が確保される構成となっている。
【0019】
また、図2と図5に示されるように、ポール64aにはカム面69aとカム穴63aが形成されている。更にロック機構60aは、係脱カム71aを備えている。係脱カム71aには、ポール64aのカム面62a及びカム穴63aと係合して、ポール61aの第1、第2の外歯65a、66aをアッパアーム2の第1、第2の内歯55a、56aと係脱するようにポール61aを移動させるためのピン72と端面73が形成されている。
【0020】
図2に示されるように、シャフト84aがロアアーム57a、カム71a、アッパアーム54a夫々の回転中心部に設けられた穴を挿通して配置される。シャフト84aの外周面上に径方向に開口し軸方向に延びる複数の溝を有するスプライン85が成形され、カム71aの軸穴74aの内周には、シャフト84aのスプライン85に係合する雌型のスプライン75が形成され、シャフト84aとカム40は一体的に結合され回転する構成となっている。シャフト84aには留め輪88が取付けられ、留め輪88によってリクライニング機構50を組み付け状態に保持されている。
【0021】
さらに図2に示されるように、シャフト84aの一方側端部には操作ハンドル52(操作部材)が溶接によって一体的に取付けられる。図1において、操作ハンドル52を時計方向に回転操作すると、カム71aは、図5で時計方向に回転する。そして、カム71aに形成されたピン72aがポール61aのカム穴63aと係合して、ポール61aを、シャフト84から離れる方向へ引く。その結果、ポール61aの第1、第2の外歯65a、66aと、アッパアーム2の第1、第2の内歯55a、56aとの噛合いを解除する構成となっている。
【0022】
図2、図3に示されるように、シャフト84aの操作ハンドル52が取付けられている反対側の端部には、軸方向に延びる3つの凸部85aが、外周上に均等に配置されて形成され、シャフト84は3つの凸部85aに係合する3つの溝81を備える連結ロッド80(連動機構)に挿入されている。連結ロッド80は、シート装置10の幅方向に延び、シート装置10の他方側に取付けられたリクライニング機構51bのシャフト84bとを連結する。
【0023】
他方側のリクライニング装置51bは、上記に説明した一方側のリクライニング装置51aと同様の構成で、ロアアーム57bとアッパアーム54bを備え、アッパアーム54bに形成された内歯55bと噛合う外歯65bを有するポール61b、及びカム71bからなるロック機構60bを備えている。そして、図3に示すように、リクライニング装置51bのシャフト84bも連結ロッド80の他方端とシャフト84bと同様に係合する。従って、操作ハンドル52を操作することによって、両側のリクライニング機構51a、51bが備えるロック機構60a、60bを互に連係させて同時に解除することができる構成となっている。なお、リクライニング機構51bはシートベルト20から作用する荷重の分担がすくないため、ロック機構60bは、第1の外歯のみを備え、リクライニング機構51aのロック機構60aより強度は小さく、また部品も少なく小型に構成されている。
【0024】
図2に示されるように、各リクライニング機構51a、51bは、夫々アッパアーム54a、54bとカム71a、71b間に、カム71a、71bをロック方向に回動させるように付勢するスプリング68a、68bを有している。スプリング68a、68bの作用によって、操作ハンドル52の操作で解除されたロック機構60a、60bは、操作ハンドル52を放すことによって、再びロック状態に戻る構成となっている。
【0025】
図3に示されるように、ロック機構60a、60bがロック状態にあるとき、操作レバー52が固定されているシャフト84aの凸部85は係合する連動ロッド80の溝81の当接壁面と、シャフト84aがロック機構60aを解除する回転方向(図4において時計方向)に角度aの隙間を、また角度aの隙間と反対側には角度bの隙間が設けられている。一方図4に示されるように、操作レバー52が備えていないシャフト84bでは、ロック機構60bを解除する方向とは反対側に、角度cの隙間が設けられている。
【0026】
隙間aは、ロック機構60a、60bがロック状態のとき、カム71a、71bの停止位置のバラツキでロック機構60a、60bが互に干渉してロックが不完全な状態にならないために必要な最小限の大きさに設定されている。一方、隙間bと隙間cはその合計で、後述するように、シートバック11にシートベルト20からの過大な荷重が作用して大きな捩れ変形が発生したときでも、図3で連結ロッド80に対してシャフト84aが反時計方向に回転したとき互に当接し合わない大きさに設定されている。従って、ロック機構60aがシートバック11の捩れ変形によっては解除されないようになっている。勿論、隙間b又は隙間cの一方のみを十分大きく確保すれば、他方は設定しなくてもよいことは明らかである。
【0027】
次に、以上のように構成されたリクライニング装置10の作動について説明する。
【0028】
図1において、操作ハンドル52を操作し、連結ロッド80を時計方向に回転させ、リクライニング機構51a、51bの各ロック機構60a、60bは解除し、シートバック11の角度を希望に位置に回転させる。そして、操作ハンドル52を放すとスプリング68a、68bの作用で再度ロック状態にもどり、シートバック11の角度は希望の位置に調整できる。
【0029】
車両が前方の障害物に衝突した緊急の場合は、シートベルト20からシートバック11に過大な荷重が作用し、図8に2点鎖線で示されるように、シートバックには大きな捩れ変形が生じる。しかし、左右のリクライニング機構51a、51bのシャフト84a、84bの凸部は、連動ロッド80両端に設けられた溝81との隙間bおよび隙間cの範囲の中で互に当接しないように回転するために、ロック機構60a、60bは解除されずに各ロック機構60a、60bのロック状態が維持される。シートバックフレーム12a、12b及びシートクッションフレーム16a、16bは乗員を拘束しつつ、大きく変形することができるようになり、衝突のエネルギーを効率良く吸収し、乗員への衝撃を緩和する効果が大きくなる。
【0030】
尚、この第1の実施例を図8に示す従来のリクライニング装置と比較して分かるように、リクライニング装置50では特別な部品の追加しない簡単な構成で上記したようにロック状態を保持できる機能を可能にしている。
【0031】
次に、図6を用いて本発明に関する第2実施例のリクライニング装置150を説明する。シートベルト20を支持する側のシートバックフレーム12aに、操作レバー152を備えるリクライニング機構151aを装着する点では、上記第1実施例と同様である。操作レバー152の作動は、リクライニング機構151aのシャフト184aに伝えられると共に、シャフト184aに固定された伝達部材189a、伝達部材189aに固定されたピン186、連動ロッド181の一方端に固定されたアーム182と、更に連動ロッド181に他方端に固定されたアーム182、ピン187、ピン187が固定された伝達部材189b、そして伝達部材189bが固定されるリクライニング機構151bのシャフト184bに伝達される。ここで、ピン186は、操作レバー152がリクライニング機構151aのロック機構(図示せず)を解除する方向(図6の時計方向)に操作されたときのみ、アーム182の当接溝184と当接するように構成されている。従って、アーム182が反時計方向に回転することで、他端のアーム183に形成された長穴185によって、ピン187を介し伝達部材189bを時計方向に回転させ、リクライニング機構151bのロック機構(図示せず)を解除するように作動する。しかし、シートバックフレーム12aが大きく変形して、リクライニング機構151aが伝達機構180に対して反時計方向に回転したときは、ピン186は、当接溝184と当接しないために、リクライニング機構151a、51bのロック機構(図示せず)は解除されることはない。
【0032】
更に図7を用いて、本発明に係わる第3実施例のリクライニング装置250について説明する。第3実施例は、上記の第2実施例の構成に対して、操作レバー252が反対側に取付けられている。即ち、操作レバー252はシートベルト20が取付けられていないシートバックフレーム12b側のリクライニング機構251bのシャフト284bに固定して取付けられている。操作レバー252の作動は、連動機構280を介して、他方側のリクライニング機構251aのシャフト284aに伝達される構成となっている。この第3実施例におけるリクライニング機構251aは、その伝達部材289が反時計方向に回転したときに、ロック機構(図示せず)が解除される構成となっている。そして、連動機構280のアーム282が時計方向に回転したときに伝達部材289を反時計方向に回転させるように、伝達部材289に固定されたピン286とアーム282の当接溝284は当接するが、リクライニング機構251aがシートバックフレーム12aの変形で反時計方向に回転したときはピン286と当接溝284の間は離れ、当接しない。これによって、上記第1及び第2実施例と同様に、衝突のエネルギーを効率的に吸収し、乗員への衝撃が緩和される。
【0033】
第2及び第3実施例に示されるように連動機構を複数のリンク部品で構成することによって、操作レバーをシート装置にいずれ側にも設定することができ、設計の自由度がえられるようになる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の構成によって、シートベルトがシートバックの一方側に取付けられているために、大きな捩れ変形が生じるシート装置において、1対のロック機構は解除されずにロック状態が維持される。そして、シートバックフレーム及びシートクッションフレームは乗員を拘束しつつ、より大きく変形することができ、衝突のエネルギーを効率的に吸収して、乗員への衝撃を緩和することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施例のリクライニング装置を備えるシート装置の斜視図である。
【図2】図1のA−Aにおける断面図である。
【図3】図2のB−Bにおける断面図である。
【図4】図2のC−Cにおける断面図である。
【図5】図2のD−Dにおける断面図である。
【図6】本発明にかかる第2実施例のリクライニング装置を備えるシート装置の斜視図である。
【図7】本発明にかかる第3実施例のリクライニング装置を備えるシート装置の斜視図である。
【図8】従来技術のリクライニング装置を備えるシート装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 シート(シート装置)
11 シートバック
20 シートベルト
52 操作部材(操作レバー)
54 アッパアーム
57 ロアアーム
60 ロック機構
80 連動機構(連動ロッド)
81 溝部
84 シャフト
85 凸部

Claims (2)

  1. シートバックの一方の側にシートベルトが取付けられるシートにおいて、該シートバックに両側に固定して取付けられる1対のアッパアームと、
    前記アッパアームと回転自在に、且つシートクッションの両側に固定して取付けられる1対のロアアームと、
    各前記アッパアームと前記ロアアームの回動を夫々規制する1対のロック機構と、
    前記1対のロック機構の両方を連動して解除する連動機構と、
    前記1対のロック機構の一方側に装着される操作部材とを備え、前記連動機構を介して前記操作部材の作動を受け、前記1対のロック機構の他方側を解除するように構成されたシートリクライニング装置において、
    前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側に配設される前記ロック機構に前記操作部材を装着し、
    前記1対のロック機構は、各々回転中心部に挿通され前記操作部材の作動に伴う一方向への回動時に前記アッパアームと前記ロアアームとの回動規制状態を解除するとともに前記連動機構に連係する1対のシャフトを備え、
    前記ロック機構の一方側を解除する方向へ前記操作部材が操作された際に当接して、前記一方側のロック機構、前記操作部材、前記連動機構、前記他方側のロック機構を互に連係可能とする凸部及び溝部のいずれか一方を前記1対のシャフトに形成し、他方を前記連動機構において該シャフトが挿入される軸穴に形成するとともに、
    両シャフトと前記連動機構とにおける前記凸部と前記溝部との間のそれぞれに、前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側が他方側よりも大きな変形を受けたときに生じる前記操作部材が装着された側の前記シャフトの回動及び前記連動機構の前記ロック機構を解除する方向とは逆方向への回動をそれぞれ許容する隙間を設定したことを特徴とするシートリクライニング装置。
  2. シートバックの一方の側にシートベルトが取付けられるシートにおいて、該シートバックに両側に固定して取付けられる1対のアッパアームと、
    前記アッパアームと回転自在に、且つシートクッションの両側に固定して取付けられる1対のロアアームと、
    各前記アッパアームと前記ロアアームの回動を夫々規制する1対のロック機構と、
    前記1対のロック機構の両方を連動して解除する連動機構と、
    前記1対のロック機構の一方側に装着される操作部材とを備え、前記連動機構を介して前記操作部材の作動を受け、前記1対のロック機構の他方側を解除するように構成されたシートリクライニング装置において、
    前記1対のロック機構は、各々回転中心部に挿通され前記操作部材の作動に伴う一方向への回動時に前記アッパアームと前記ロアアームとの回動規制状態を解除するとともに前記連動機構に連係する1対のシャフトを備え、
    前記連動機構は、前記1対のシャフトと共にそれぞれ回動する1対の伝達部材と、該伝達部材とそれぞれ連動可能な1対のアームと、それらアーム間を連結する連動ロッドとを有する複数のリンク部品で構成され、
    前記シートバックにおける前記シートベルトが取付けられる側の前記伝達部材と前記アームとを、該シャフトが対応する前記ロック機構を解除する方向への回動時には連動可能とし、該ロック機構を解除する方向とは逆方向への回動時には連動不能に構成したことを特徴とするシートリクライニング装置。
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