JP2002291563A - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

車両用シートリクライニング装置

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JP2002291563A
JP2002291563A JP2001101177A JP2001101177A JP2002291563A JP 2002291563 A JP2002291563 A JP 2002291563A JP 2001101177 A JP2001101177 A JP 2001101177A JP 2001101177 A JP2001101177 A JP 2001101177A JP 2002291563 A JP2002291563 A JP 2002291563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カム状板とロックツースとの押圧力のバラン
スを維持しつつ、異音の発生を防止することにある。 【解決手段】 ロックツース20を機枠10における周
方向に180度離れた位置に配置し、ロックカム面41
をカム状板40における回転軸回りに180度離れた位
置に形成し、カム状板40には各ロックカム面41を結
ぶ線L1に対して略直交する線L2上の位置であって回
転軸回りに180度離れた位置に被拘束外周面45を設
け、機枠10には各ロックツース20の被ロックカム面
25を結ぶ線L3に対して略直交する線L4上の位置で
あって周方向に180度離れた位置にガイド部11Aを
設け、ガイド部11Aには各被拘束外周面45に摺接す
る摺接面11cを設ける構成をとっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、座面となるシー
トクッションに対して背もたれとなるシートバックを回
転可能に取り付けるための車両用シートリクライニング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用シートリクライニ
ング装置としては、例えば特開平7−136032号公
報に示されているものが知られている。即ち、シートク
ッション側のベースプレートに取り付けられた機枠と、
シートバック側のアームプレートに取り付けられた蓋体
とが相互に回動可能に構成され、機枠内に配置したロッ
クツースの歯と蓋体の内周面に形成した内歯ギヤとの噛
合によって機枠と蓋体との相互回転を阻止するようにな
っている。即ち、機枠と蓋体とを貫通して設けられた操
作軸を介してカム状板を所定量回転することにより、ロ
ックツースを内歯ギヤ側に移動させ、このロックツース
の歯と内歯ギヤと噛合とを噛合させるようになってい
る。また、上記操作軸を介してカム状板を反対方向に回
転させることにより、カム状板によって直接あるいは間
接部材を介してロックツースを内歯ギヤから離れる方向
に移動させ、ロックツースの歯と内歯ギヤとのロック状
態を解除するようになっている。
【0003】また、カム状板は、周方向に180度離れ
た位置にある2つのロックツースを内歯ギヤ側に同時に
移動させるようになっている。このため、カム状板は、
その中心部に、ロックツースとカム状板とが押圧する方
向に長く形成された長孔を有し、この長孔に挿通された
操作軸との隙間の分だけカム状板を長孔に沿って移動可
能にすることにより、カム状板と2つのロックツースと
の押圧力のバランスがくずれるのを防止して、ロックツ
ースの歯と内歯ギヤとが半噛み状態になるのを阻止でき
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、操作
軸を回転させることによりカム状板を介してロックツー
スをロック方向及びロック解除方向に移動させるように
構成された車両用シートリクライニング装置では、ロッ
クツースの歯と内歯ギヤとが半噛み状態になるのを阻止
するために、カム状板と操作軸との間に少量のクリアラ
ンスを付与しているが、このクリアランスによりカム状
板と操作レバーが取り付けられた操作軸との間にガタが
発生し、操作レバーのガタ及び異音が発生するという問
題があった。
【0005】そこで、従来は操作レバーにスプリングを
設けることによりカム状板と操作軸との間のガタを防止
し、異音の発生を防止している。このため、部品点数が
増加すると共に、組付け工数も増加する等の問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するためな
されたもので、カム状板とロックツースとの押圧力のバ
ランスを維持しつつ、異音の発生を防止することができ
る車両用シートリクライニング装置を提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、機枠(10)と、この機枠
(10)に回転可能に取り付けられ、内周面に沿って内
歯ギヤ(61)を有する蓋体(60)と、前記機枠(1
0)に取り付けられ、前記内歯ギヤ(61)に噛合可能
な歯(21)を有するロックツース(20)と、所定の
角度回転した際に、前記ロックツース(20)の被ロッ
クカム面(25)を押圧して該ロックツース(20)を
内歯ギヤ(61)側に移動させ前記歯(21)を内歯ギ
ヤ(61)に噛合させるロックカム面(41)を有する
回転式のカム状板(40)とを備え、前記機枠(10)
及び蓋体(60)の一方をシートクッション(150)
側に連結し、他方をシートバック(160)側に連結し
た状態で、前記ロックツース(20)の歯(21)を内
歯ギヤ(61)における異なる位置に噛合させることに
よりシートバック(160)の傾きを変更するようにな
っており、前記ロックツース(20)は、機枠(10)
における周方向に180度離れた位置に配置され、前記
ロックカム面(41)は、カム状板(40)における回
転軸回りに180度離れた位置に形成され、前記カム状
板(40)には、各ロックカム面(41)を結ぶ線(L
1)に対して略直交する線(L2)上の位置であって回
転軸回りに180度離れた位置に被拘束外周面(45)
を設け、前記機枠(10)には、各ロックツース(2
0)の被ロックカム面(25)を結ぶ線(L3)に対し
て略直交する線(L4)上の位置であって周方向に18
0度離れた位置にガイド部(11A)を設け、このガイ
ド部(11A)には、前記各被拘束外周面(45)に摺
接する摺接面(11c)を設けていることを特徴として
いる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、各被拘束外周面(45)は、カム状板(4
0)の回転軸を中心とする円弧状の曲面に形成され、該
カム状板(40)の回転範囲において常にガイド部(1
1A)の摺接面(11c)に摺接するようになっている
ことを特徴としている。
【0009】そして、上記のように構成された請求項1
記載の発明においては、ロックツース(20)が機枠
(10)における周方向に180度離れた位置に配置さ
れ、ロックカム面(41)がカム状板(40)における
回転軸回りに180度離れた位置に形成され、カム状板
(40)には各ロックカム面(41)を結ぶ線(L1)
に対して略直交する線(L2)上の位置であって回転軸
回りに180度離れた位置に被拘束外周面(45)を設
け、機枠(10)には各ロックツース(20)の被ロッ
クカム面(25)を結ぶ線(L3)に対して略直交する
線(L4)上の位置であって周方向に180度離れた位
置にガイド部(11A)を設け、このガイド部(11
A)には各被拘束外周面(45)に摺接する摺接面(1
1c)を設けているので、カム状板(40)の回転の自
由性及びロックツース(20)が設置されている方向へ
のカム状板(40)の移動の自由性を確保することがで
きると共に、ロックツース(20)が設けられている方
向とは略直交する方向へのカム状板(40)の移動を防
止して、カム状板(40)の位置の安定化を図ることが
できる。
【0010】即ち、カム状板(40)は各ロックツース
(20)との押圧力のバランスがとれた位置に移動する
ことができるので、各ロックツース(20)の歯(2
1)を内歯ギヤ(61)に確実に噛合させることができ
る。しかも、この押圧力のバランスをとるために、カム
状板(40)の例えば回転中心孔にガタを有する操作軸
を嵌合する必要がないので、そのガタによる異音の発生
を防止することができると共に、その異音を防止するた
めのスプリングなどの部品の点数やその部品を組み込む
ための工数を低減することができる。
【0011】更に、ガイド部(11A)によってカム状
板(40)の位置が安定するので、機枠(10)、蓋体
(60)、ロックツース(20)、カム状板(40)等
の全体を組み立てた後に、例えばカム状板(40)の回
転中心孔に操作軸を圧入により固定することも可能にな
るという利点がある。
【0012】請求項2記載の発明においては、各被拘束
外周面(45)がカム状板(40)の回転軸を中心とす
る円弧状に形成され、該カム状板(40)の回転範囲に
おいて常にガイド部(11A)の摺接面(11c)に摺
接するようになっているので、カム状板(40)の回転
の自由性及びロックツース(20)が設けられている方
向へのカム状板(40)の移動の自由性をより確実に確
保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき、図1〜図9を参照して説明する。
【0014】この実施例で示す車両用シートリクライニ
ング装置Eは、機枠10に形成した円形凹部14の内面
側に嵌合すると共に、円形凹部14の内周面に沿って同
軸状に回転可能な蓋体60を有し、これらの機枠10及
び蓋体60の軸方向の間に配置された揺動式のロックツ
ース20及び回転式のカム状板40を有している。
【0015】蓋体60には、内周面に沿う互いに対向す
る2ヶ所の位置に内歯ギヤ61が形成されている。ロッ
クツース20は、機枠10における2ヶ所の位置に揺動
自在に取り付けられている共に、上記各内歯ギヤ61に
対向する位置にその内歯ギヤ61に噛合可能な外歯ギヤ
(歯)21を有している。カム状板40は、このカム状
板40の回転中心孔42を中心にして一方向(反時計方
向)に回転することにより、2つの各ロックツース20
を半径方向外側に押して外歯ギヤ21を内歯ギヤ61に
噛合させたり、他方向(時計方向)に回転することによ
りその噛合を解除させたりするようになっている。
【0016】また、機枠10及び蓋体60は、その一方
がシートクッション150側に連結され、他方がシート
バック160側に連結された状態で、前記ロックツース
20の外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合することによ
り、シートバック160をシートクッション150に対
して所定の角度に保持するようになっている。なお、こ
の実施例では、機枠10をシートクッション150側に
おける幅方向の左右両側の各位置にそれぞれ配置して固
定すると共に、蓋体60をシートバック160側におけ
る幅方向の左右両側の各位置にそれぞれ固定し、左右両
側の操作軸30を後述するセレーション(継手部)32
を介して円筒状のシャフト50で連結するようになって
いる。
【0017】カム状板40の回転中心孔42には、操作
軸30が圧入により固定されるようになっており、この
操作軸30は、外部との回転力の伝達を行うためのセレ
ーション32、34を有し、このセレーション32、3
4における回転方向の所定の位置が機枠10の所定の位
置に合わされた状態で、カム状板40の回転中心孔42
に圧入されるようになっている。なお、セレーション3
2は、シャフト50の内面に形成したセレーション(継
手部)51に噛み合うように形成されたものであり、セ
レーション34は、操作レバー31の連結孔に形成され
たセレーション35に噛み合うように形成されている。
また、これらのセレーション32、34は、凹凸の位置
や形状が周方向において一致したものとなっている。
【0018】また、操作軸30は、カム状板40の回転
によりロックツース20の外歯ギヤ21を内歯ギヤ61
に噛合し終え、かつ操作軸30のセレーション32、3
4における回転方向の所定の位置と機枠10の所定の位
置と合わせた状態で、その圧入軸部30aをカム状板4
0の回転中心孔42に圧入するようになっている。回転
中心孔42にはセレーション42aが形成されている
が、このセレーション42aは、操作軸30の圧入軸部
30aを圧入する際の力を軽減すると共に、圧入後の圧
入軸部30aをより強固に保持する上で役立つようにな
っている。
【0019】更に、シートの左右に配置された各操作軸
30のセレーション32とシャフト50のセレーション
51とは、回転方向に所定の角度の遊びが生じる噛み合
いをもって連結されるようになっている。この遊びは、
例えばシートクッション150の左側などの一方の側に
ベルトアンカなどから大きな力が作用し、その際のシー
トクッション150の強度メンバ等の弾性変形によりそ
の一方の側の操作軸30が回転してその回転がシャフト
50を介して他方の側の操作軸30に伝わり、同他方の
側の外歯ギヤ21と内歯ギヤ61との噛合が解除される
のを防止することができる最小限の量に設定されてい
る。
【0020】また、ロックツース20は、機枠10にお
ける周方向に180度離れた位置に配置され、ロックカ
ム面41は、カム状板40における回転中心孔(回転
軸)42回りに180度離れた位置に形成されている。
カム状板40は、各ロックカム面41を結ぶ線L1に対
して略直交する線L2上の位置であって回転中心孔42
回りに180度離れた位置に被拘束外周面45を有し、
機枠10は、各ロックツース20の被ロックカム面25
を結ぶ線L3に対して略直交する線L4上の位置であっ
て周方向に180度離れた位置に後述する第1ガイド凸
部(ガイド部)11Aを有している。この第1ガイド凸
部11Aには、各被拘束外周面45に摺接する摺接面1
1cが形成されている。そして、各被拘束外周面45
は、カム状板40の回転中心孔42を中心とする円弧状
の曲面によって形成され、該カム状板40の回転範囲に
おいて常にガイド部11Aの摺接面11cに摺接するよ
うになっている。なお、摺接面11cは各ロックツース
20の被ロックカム面25を結ぶ線L3に対して略平行
な平面状に形成されおり、カム状板(40)が各被ロッ
クカム面25方向に移動するのを許容するようになって
いる。
【0021】以下、上記構成についてさらに詳細に説明
する。
【0022】機枠10は、その外側面がシートクッショ
ン150の強度メンバの一部を構成するベースプレート
110に溶接やボルト等で固定され、蓋体60は、その
外側面がシートバック160の強度メンバの一部を構成
するアームプレート120に溶接やボルト等で固定され
るようになっている。また、機枠10及び蓋体60と同
軸状の位置には、アームプレート120をフロント
(F)方向に付勢して、シートバック160を前方に倒
すためのうず巻スプリング130が装着されている。
【0023】機枠10は、全体として円板状に形成され
たものであって、円形状の内周面14aを外周近傍位置
に同軸状に形成することにより、円形凹部14を有する
ように構成したものである。また、機枠10には、その
軸心位置に、操作軸30を挿通するための回転中心孔1
7が形成されている。
【0024】また、円形凹部14の底面からは、第1ガ
イド凸部11A、第2ガイド凸部11B、凸部13、軸
部16が2つずつ突設されている。軸部16は、ロック
ツース20を揺動自在に支持するようになっている。第
1ガイド凸部11Aは、軸部16回りに揺動するロック
ツース20の第1外周面27を摺動自在に案内するガイ
ド面11aを有しており、第2ガイド凸部11Bは、同
じく軸部16回りに揺動するロックツース20の第2外
周面28を摺動自在に案内するガイド面11bを有して
いる。第1外周面27、第2外周面28、ガイド面11
a、11bは、軸部16によるロックツース20の回転
中心に対して同軸状の円弧状に形成されている。また、
第1ガイド凸部11Aには、回転中心側を向く面に上述
した摺接面11cが形成されている。
【0025】凸部13は、一方の第1ガイド凸部11A
と他方の第2ガイド凸部11Bとの間、及び他方の第1
ガイド凸部11Aと一方の第2ガイド凸部11Bとの間
に配置されており、ロックスプリング70の基部70a
を保持するようになっている。
【0026】ロックスプリング70は、うず巻スプリン
グ状に形成されており、カム状板40を、図1において
反時計方向に回転するように付勢するようになってい
る。また、ロックスプリング70は、カム状板40を反
時計方向に回転させることにより、ロックツース20の
外歯ギヤ21を内歯ギヤ61に常時噛合させるように付
勢するようになっている。
【0027】また、上記第1ガイド凸部11A、第2ガ
イド凸部11B、凸部13、軸部16は、プレスを用い
たエンボス加工により機枠10に一体に形成されてい
る。
【0028】蓋体60も、機枠10と同様に円板状に形
成されたものであり、機枠10の内周面14aに回転自
在に嵌合するリム部60aの内周面に沿って、上述した
内歯ギヤ61が設けられている。この蓋体60には、そ
の軸心位置に、操作軸30を挿通するための回転中心孔
62が形成されている。
【0029】また、蓋体60及び機枠10は、その外周
部がリング状のホルダ80によって挟持するように覆わ
れており、これにより軸方向に分離されることなく相互
に回転可能に保持されている。
【0030】ロックツース20は、軸部16の一方の側
であって内歯ギヤ61に対向する部分に上述した外歯ギ
ヤ21を有し、また、この外歯ギヤ21の背面側にカム
状板40のロックカム面41から力を受ける被ロックカ
ム面25を有している。即ち、ロックツース20は、そ
の被ロックカム面25でロックカム面41から力を受け
ることにより、軸部16を中心にして時計方向に揺動
し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合するようになっ
ている。
【0031】外歯ギヤ21は、軸部16に接近した位置
まで形成され、この外歯ギヤ21と、内歯ギヤ61の歯
は、その圧力角を60〜90°に設定されている。しか
も、外歯ギヤ21は、軸部16側の歯の高さを、他の歯
の高さと比較して低く形成すると共に、軸部16側の歯
の歯先円の半径を、他の歯の歯先円の半径よりも大きく
形成してある。
【0032】また、軸部16を挟んで外歯ギヤ21とは
反対側の外周面22は、内歯ギヤ61と干渉しないよう
に扁平に切断されている。この外周面22の背面側にカ
ム状板40のロック解除カム面44から力を受ける被ロ
ック解除カム面26を有している。即ち、ロックツース
20は、その被ロック解除カム面26でロック解除カム
面44から力を受けることにより、反時計方向に揺動
し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61から離れるようになっ
ている。
【0033】操作軸30は、機枠10及び蓋体60のそ
れぞれの回転中心孔17,62に遊嵌されており、ベー
スプレート110及びアームプレート120にそれぞれ
形成された支持孔112,122にも遊嵌により挿通さ
れている。また、操作軸30は、そのセレーション35
がベースプレート110の外方に突出し、セレーション
32がアームプレート120の外方に突出している。な
お、セレーション35に取り付けられた操作レバー31
には、更に操作ノブ33が取り付けられている。
【0034】カム状板40は、その回転中心孔42に操
作軸30の圧入軸部30aを圧入により固定するように
なっており、外周面には上述したロックカム面41、ロ
ック解除カム面44がそれぞれ2つずつ形成されてい
る。更に、カム状板40の外周面には、ロックスプリン
グ70の外側端70bが係止する係止部43が形成され
ている。
【0035】ロックスプリング70は、うず巻スプリン
グによって構成されており、その基部70aが凸部13
によって保持され、その外側端70bがカム状板40の
係止部43に係止して、カム状板40を図1において反
時計方向に回転させるべく該カム状板40に付勢力を付
すようになっている。なお、カム状板40は、軸対称の
2ヶ所の位置に設けられた係止部43を介して、2つの
ロックスプリング70からの付勢力を接線方向に効率よ
く受けるようになっている。
【0036】アームプレート120は、シートバック1
60側への取付部121と、うず巻スプリング130の
内側部131を保持する保持手段140を有している。
【0037】この保持手段140は、アームプレート1
20の回転中心孔122の下部側に設けられており、回
転中心孔122を中心とする所定の曲率半径の軌跡に沿
って、アームプレート120を半円状に切り起こして形
成されている。この切り起こし部141の一側端側に形
成された凹部(図示せず)にうず巻スプリング130の
内側端132が係止されている。
【0038】また、うず巻スプリング130の外側端1
33は、ベースプレート110に設けた係止ピン111
に係止されている。そして、このうず巻スプリング13
0によりアームプレート120は常時フロント(F)方
向に回転するように付勢されている。
【0039】なお、図9において、123は前倒れスト
ッパで、アームプレート120、すなわちシートバック
160がフロント(F)方向に回転したとき、ベースプ
レート110の係止ピン111に前倒れストッパ123
が当接し、これによりシートバック160のフロント
(F)方向の回転を規制している。また、本実施例に限
られるのではなく上記構造とは逆に機枠10にアームプ
レート120を取り付け、蓋体60をシートクッション
150側に取り付けても良い。
【0040】つぎに、上述した車両用シートリクライニ
ング装置Eの作用、効果等について説明する。
【0041】車両用シートリクライニング装置Eを組み
立てるには、まず機枠10側にカム状板40及びロック
スプリング70を設置する。この状態ではロックスプリ
ング70の付勢力により、ロックスプリング70の外側
端70bが第1ガイド凸部11Aの摺接面11cに係合
しており、カム状板40の係止部43とは係合していな
い。
【0042】次に、カム状板40の回転中心孔42に形
成したセレーション42aに噛合するセレーションを有
するシャフト状の保持具(図示せず)を用いて、カム状
板40を時計方向に回転させ、これによってカム状板4
0の係止部43にロックスプリング70の外側端70b
が係合することになり、この状態でロックツース20を
機枠10側に設置した上で、機枠10の円形凹部14に
蓋体60を嵌合する。即ち、保持具のセレーション部を
回転中心孔42に挿入して時計方向に回転した状態で
は、ロック解除カム面44、被ロック解除カム面26を
介してロックツース20が反時計方向に回転し、外歯ギ
ヤ21が仮想上の蓋体60の内歯ギヤ61の位置より半
径方向の内側に移動することになる。そこで、機枠10
の内周面14aとロックツース20の外歯ギヤ21との
間にリム部60aを挿入するようにして、蓋体60を機
枠10の円形凹部14に嵌合する。その後、保持具に作
用させていた力を抜くことにより、ロックスプリング7
0の付勢力により、カム状板40を介して、ロックツー
ス20が時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ6
1に噛合した状態になる。即ち、ロックツース20は、
外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合し終わるまで時計方
向に揺動する。蓋体60を組み付けた後は、保持具を取
り外す。
【0043】次に、機枠10及び蓋体60の外周部をホ
ルダ80で覆う。これにより、機枠10及び蓋体60
は、軸方向に分離されることなく相互に回転可能に支持
された状態になる。
【0044】このようにして、機枠10、ロックツース
20、カム状板40、蓋体60、ロックスプリング7
0、ホルダ80を全て組み立てた後に、セレーション3
2、4部における回転方向の所定の位置を機枠10の所
定の位置に合わせた状態で、操作軸30の圧入軸部30
aをカム状板40の回転中心孔42に圧入する。
【0045】このようにして組立が完成した車両用シー
トリクライニング装置Eは、シートの左右両側の位置に
組み付けられることになる。この組み付けの際に、各操
作軸30のセレーション32にシャフト50のセレーシ
ョン51を嵌合させる。
【0046】また、運転席の場合には、シートの右側
(ドア側)に位置する操作軸30のセレーション34に
操作レバー31のセレーション35を嵌合させて、ボル
ト(図示せず)等により、操作レバー31を操作軸30
に固定する。また、助手席の場合には、シートの左側
(ドア側)に位置する操作軸30に操作レバー31を取
り付ける。
【0047】このようにしてシートに組み付けられた車
両用シートリクライニング装Eにおいては、通常時は図
1に示すように、カム状板40がロックスプリング70
の付勢力により反時計方向に回転しているので、ロック
カム面41によってロックツース20の被ロックカム面
25が押圧され、ロックツース20が軸部16を介して
時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が蓋体60の内歯ギヤ
61に噛合した状態になっている。即ち、シートバック
160の回転が阻止された状態になっている。この状態
においては、線L1と線L2、線L3と線L4がそれぞ
れ図1に示すように、ほぼ重なった状態になる。
【0048】一方、操作レバー31の操作ノブ33を操
作して操作軸30を時計方向に回転させると、カム状板
40のロックカム面41とロックツース20の被ロック
カム面25との係合が解かれると共に、ロック解除カム
面44がロックツース20の被ロック解除カム面26を
押圧することになる。
【0049】このため、ロックツース20は、軸部16
を中心として反時計方向に揺動し、外歯ギヤ21と蓋体
60の内歯ギヤ61との噛合が解かれてロック解除状態
となり、蓋体60に取り付けられたアームプレート12
0,すなわちシートバック160がうず巻スプリング1
30の付勢力によりフロント(F)方向に回転する。
【0050】このロック解除状態から再びロック状態に
復帰させるには、所望するシートバック160の傾動位
置で把持している操作ノブ33を放す操作を行う。そう
すると、ロックスプリング70の付勢力によりカム状板
40が反時計方向に回転し、これによりロックツース2
0が時計方向に回転し、その外歯ギヤ21が内歯ギヤ6
1と噛合してロック状態となる。
【0051】そして、上記車両用シートリクライニング
装置Eによれば、セレーション32、34における回転
方向の所定の位置を機枠10における所定の位置に合わ
せた状態で、操作軸30の圧入軸部30aをカム状板4
0の回転中心孔42に圧入するようになっているので、
機枠10に対する操作軸30の回転方向の角度が一定に
なる。即ち、カム状板40の回転によりロックツース2
0の歯21を内歯ギヤ61に噛合し終え、これによりカ
ム状板40が停止した時点で、上述のように回転中心孔
42に操作軸30を圧入することにより、ロック状態に
おける操作軸30の回転方向の位置、即ち操作軸30の
角度を一定にすることができる。そして、機枠10がシ
ートクッション150側に固定されているので、操作レ
バー31の延在方向がシートクッション150に対して
常に一定になり、見栄えが良くなるという利点がある。
【0052】また、機枠10をシートクッション150
における左右両側の各位置に連結し、蓋体60をシート
バック160における左右両側の各位置に連結している
ので、シートバック160を左右の各位置で所定の角度
に確実かつ安全に保持することができる。
【0053】更に、左右に位置する操作軸30は機枠1
0を基準にしてセレーション32の回転方向の位置が一
定になるので、それぞれのセレーション32を介して操
作軸30にシャフト50を容易に連結することができ
る。即ち、左右の操作軸30のセレーション32の回転
方向の位置、即ち角度がずれることがないので、これら
の操作軸30のセレーション32とシャフト50のセレ
ーション51との回転方向の遊びを小さくしても、操作
軸30のセレーション32とシャフト50のセレーショ
ン51とを容易に嵌合することができる。
【0054】従って、例えば運転席でいえば、右側の操
作レバー31を操作した際の、左右両側の歯21と内歯
ギヤ61との噛合及び噛合解除のタイミングのずれやば
らつきを小さくすることができる。よって、シートバッ
ク160の角度を設定する際のフィーリングが向上する
という利点がある。
【0055】ただし、上述した操作軸30のセレーショ
ン32とシャフト50のセレーション51との回転方向
の遊びがあまりにも小さくなりすぎると、例えばシート
クッション150の左側などの一方の側にベルトアンカ
などが取り付けられ、そのベルトアンカから大きな力が
作用した場合、シートクッション150の強度メンバー
等の弾性変形によりその一方の側の操作軸30が回転し
て、その回転がシャフト50を介して他方の側の操作軸
30に伝わり、同他方の側の歯21と内歯ギヤ61との
噛合が解除されてしまうというような不具合を生じるこ
とが有り得る。このため、上述した回転方向の遊びは最
小限の範囲で設けることが好ましい。しかし、その最小
限の範囲の遊びに加えて、従来必要であった組立上の遊
びを加わえる必要がないので、シートバック160の角
度を設定する際のフィーリングが悪化するのを最小限に
抑えることができる。
【0056】また、ロックツース20が、機枠10に突
設された軸部16と2つの円弧状ガイド面11a,11
bにより回転可能に支持されているため、衝突等により
シートバック160に作用した負荷がロックツース20
に作用しても軸部16と一方の円弧状ガイド面で支持す
ることができ、受け面を大きくできるので負荷による圧
壊荷重を高くでき、強度を大幅に向上することができ
る。
【0057】一方、ロックツース20が機枠10におけ
る周方向に180度離れた位置に配置され、ロックカム
面41がカム状板40における回転中心孔42回りに1
80度離れた位置に配置され、カム状板40は各ロック
カム面41を結ぶ線に対して略直交する線上の位置であ
って回転中心孔42回りに180度離れた位置に被拘束
外周面45を有し、機枠10は各ロックツース20の被
ロックカム面25を結ぶ線に対して略直交する線上の位
置であって周方向に180度離れた位置にガイド部11
Aを有し、このガイド部11Aには、各被拘束外周面4
5に摺接する摺接面11cが形成されているので、カム
状板40の回転の自由性及び各被ロックカム面25が設
置されている方向へのカム状板40の移動の自由性を損
なうことなく、各被ロックカム面25が配置されている
方向とは略直交する方向へのカム状板40の移動を防止
して、該カム状板40を安定的に保持することができ
る。
【0058】そして、カム状板40は各ロックツース2
0との押圧力のバランスがとれた位置に移動することが
できるので、各ロックツース20の外歯ギヤ21を内歯
ギヤ61に確実に噛合させることができる。しかも、こ
の押圧力のバランスをとるために、カム状板40の例え
ば回転中心孔にガタを有する操作軸を嵌合するような従
来の構成をとる必要がないので、そのガタにより異音が
発生したり、この異音を防止するために、部品点数や組
立工数が増加したりするのを防止することができる。
【0059】更に、ガイド部11Aによってカム状板4
0の位置が安定するので、上述したように、機枠10、
蓋体60、ロックツース20、カム状板40等の全体を
組み立てた上で、カム状板40の回転中心孔42に操作
軸30を圧入するのが容易になるという利点がある。
【0060】また、各被拘束外周面45がカム状板40
の回転中心孔42を中心とする円弧状に形成され、該カ
ム状板40の回転範囲において常にガイド部11Aの摺
接面11cに摺接するようになっているので、カム状板
40の回転の自由性及びロックツース20が配置されて
いる方向へのカム状板40の移動の自由性をより確実に
維持することができるという利点もある。
【0061】なお、上記実施例では、車両用シートリク
ライニング装置Eをシートの左右両側に設けるように構
成したが、この車両用シートリクライニング装置Eは、
シートの一方の側に設けるように構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、ロック
ツース(20)が機枠(10)における周方向に180
度離れた位置に配置され、ロックカム面(41)がカム
状板(40)における回転軸回りに180度離れた位置
に形成され、カム状板(40)には各ロックカム面(4
1)を結ぶ線(L1)に対して略直交する線(L2)上
の位置であって回転軸回りに180度離れた位置に被拘
束外周面(45)を設け、機枠(10)には各ロックツ
ース(20)の被ロックカム面(25)を結ぶ線(L
3)に対して略直交する線(L4)上の位置であって周
方向に180度離れた位置にガイド部(11A)を設
け、このガイド部(11A)には各被拘束外周面(4
5)に摺接する摺接面(11c)を設けているので、カ
ム状板(40)の回転の自由性及びロックツース(2
0)が設置されている方向へのカム状板(40)の移動
の自由性を確保することができると共に、ロックツース
(20)が設けられている方向とは略直交する方向への
カム状板(40)の移動を防止して、カム状板(40)
の位置の安定化を図ることができる。
【0063】即ち、カム状板(40)は各ロックツース
(20)との押圧力のバランスがとれた位置に移動する
ことができるので、各ロックツース(20)の歯(2
1)を内歯ギヤ(61)に確実に噛合させることができ
る。しかも、この押圧力のバランスをとるために、カム
状板(40)の例えば回転中心孔にガタを有する操作軸
を嵌合する必要がないので、そのガタによる異音の発生
を防止することができると共に、その異音を防止するた
めのスプリングなどの部品の点数やその部品を組み込む
ための工数を低減することができる。
【0064】更に、ガイド部(11A)によってカム状
板(40)の位置が安定するので、機枠(10)、蓋体
(60)、ロックツース(20)、カム状板(40)等
の全体を組み立てた後に、例えばカム状板(40)の回
転中心孔に操作軸を圧入により固定することも可能にな
るという利点がある。
【0065】請求項2記載の発明においては、各被拘束
外周面(45)がカム状板(40)の回転軸を中心とす
る円弧状に形成され、該カム状板(40)の回転範囲に
おいて常にガイド部(11A)の摺接面(11c)に摺
接するようになっているので、カム状板(40)の回転
の自由性及びロックツース(20)が設けられている方
向へのカム状板(40)の移動の自由性をより確実に確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る車両用シートリクライ
ニング装置を示す要部正面視説明図である。
【図2】同車両用シートリクライニング装置を示す図で
あって、図1のII-II断面説明図である。
【図3】同車両用シートリクライニング装置を示す図で
あって、図1のIII-III断面説明図である。
【図4】同車両用シートリクライニング装置のロックツ
ースを示す正面視拡大説明図である。
【図5】同車両用シートリクライニング装置を示す図で
あって、図3の一点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。
【図6】同車両用シートリクライニング装置の要部分解
斜視説明図である。
【図7】同車両用シートリクライニング装置の正面視説
明図である。
【図8】同車両用シートリクライニング装置を示す図で
あって、図7のVIII-VIII断面説明図である。
【図9】同車両用シートリクライニング装置を示す図で
あって、図8のIX−IX矢視説明図である。
【符号の説明】
10 機枠 11A 第1ガイド凸部(ガイド部) 11c 摺接面 20 ロックツース 21 外歯ギヤ(歯) 25 被ロックカム面 40 カム状板 41 ロックカム面 45 被拘束外周面 60 蓋体 61 内歯ギヤ 150 シートクッション 160 シートバック E 車両用シートリクライニング装置 L1、L2、L3、L4 線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B099 AA05 BA04 CA05 CA23 CA31 CB06 DA04 DA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠(10)と、この機枠(10)に回
    転可能に取り付けられ、内周面に沿って内歯ギヤ(6
    1)を有する蓋体(60)と、前記機枠(10)に取り
    付けられ、前記内歯ギヤ(61)に噛合可能な歯(2
    1)を有するロックツース(20)と、所定の角度回転
    した際に、前記ロックツース(20)の被ロックカム面
    (25)を押圧して該ロックツース(20)を内歯ギヤ
    (61)側に移動させ前記歯(21)を内歯ギヤ(6
    1)に噛合させるロックカム面(41)を有する回転式
    のカム状板(40)とを備え、 前記機枠(10)及び蓋体(60)の一方をシートクッ
    ション(150)側に連結し、他方をシートバック(1
    60)側に連結した状態で、前記ロックツース(20)
    の歯(21)を内歯ギヤ(61)における異なる位置に
    噛合させることによりシートバック(160)の傾きを
    変更するようになっており、 前記ロックツース(20)は、機枠(10)における周
    方向に180度離れた位置に配置され、 前記ロックカム面(41)は、カム状板(40)におけ
    る回転軸回りに180度離れた位置に形成され、 前記カム状板(40)には、各ロックカム面(41)を
    結ぶ線(L1)に対して略直交する線(L2)上の位置
    であって回転軸回りに180度離れた位置に被拘束外周
    面(45)を設け、 前記機枠(10)には、各ロックツース(20)の被ロ
    ックカム面(25)を結ぶ線(L3)に対して略直交す
    る線(L4)上の位置であって周方向に180度離れた
    位置にガイド部(11A)を設け、 このガイド部(11A)には、前記各被拘束外周面(4
    5)に摺接する摺接面(11c)を設けていることを特
    徴とする車両用シートリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 各被拘束外周面(45)は、カム状板
    (40)の回転軸を中心とする円弧状の曲面に形成さ
    れ、該カム状板(40)の回転範囲において常にガイド
    部(11A)の摺接面(11c)に摺接するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の車両用シートリ
    クライニング装置。
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