JP4333477B2 - 特殊糸の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特殊糸の製造方法に係り、詳しくは紡出糸の太さが予め設定したパターンデータに基づいて変化するように製造する特殊糸の製造方法に関する。
従来、紡出糸の太さが一定ではなく、太さが部分的に太く形成されたスラブ糸あるいは意匠糸と呼ばれる特殊糸がある。この特殊糸を製造する場合、基本構成はリング精紡機と同じでドラフトパート(ドラフト装置)のフロントローラとバックローラとがそれぞれ独立して変速駆動可能な精紡機が使用される。そして、紡出糸の基準となる太さの基準部より太い太糸部(スラブ)の太さ、長さ及び間隔(ピッチP)を設定したパターンに基づいて、制御装置がフロントローラ及びバックローラの一方の速度を変更することによりデザインされたパターンに従った特殊糸が製造される(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、フロントローラの変速でスラブを作成する場合、従来の製造方法では、図6に示すように、デザインパターンDPのスラブ開始位置においてフロントローラの減速を開始し、所定の減速勾配(減速度)A1で所定回転速度N1まで減速する。その後、前記減速開始時からデザインパターンDPのスラブ長Lに対応する紡出時間経過した時点で加速を開始し、所定の加速勾配(加速度)A2で基準回転速度(元の回転速度)N0まで加速する。そして、前記加速開始時からデザインパターンDPのスラブSのピッチPに対応する紡出時間経過した時点で次のスラブSに対する減速を開始する。
また、より太いスラブを作り出すために、フロントローラとバックローラの一方の変速ではなく、フロントローラとバックローラを同時に変速することによりスラブ糸を製造する方法もある。
特開昭62−199821号公報(第2頁、第1図,第2図)
ところが、従来は、太糸部(スラブ)の太さ、長さ及び間隔(ピッチP)を制御する際に、フロントローラやバックローラを駆動する可変速モータの加減速時間を考慮しない。そのため、図6の下側に示すように、紡出されるスラブ糸(特殊糸)SYはスラブ長が(L+La)となって、加速時に紡出される長さLa分だけデザインパターンDPのスラブ糸より長くなり、ピッチは(P−La)となって長さLa分だけデザインパターンDPのスラブ糸より短くなる。そのため、当初のデザイン通りのスラブ糸SYが得られないという問題がある。
また、フロントローラとバックローラを同時に変速してより太いスラブを形成する場合、バックローラの変速開始前にフロントローラのニップ点とバックローラのミドルエプロン先端との間に存在した部分がフロントローラのニップ点を通過するまでは、目的とする太さのスラブが出現しない。そのため、当初のデザイン通りのスラブ糸が得られないという問題がある。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、部分的に基準太さより太い太糸部(スラブ)を有する特殊糸のスラブ長、ピッチを予め設定されたパターンデータ通りに製造することができる特殊糸の製造方法を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別の可変速モータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ又はバックローラのいずれか一方の変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸の製造方法である。この製造方法では、前記紡出糸の太さを変更する際の前記フロントローラの加速期間又はバックローラの減速期間の紡出長を予測する。そして、その紡出長を前記パターンデータのスラブ長から差し引いた分の長さが紡出された時点を、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなる太糸部の紡出時における加速開始時点又は減速開始時点に設定して、前記フロントローラ又はバックローラを駆動する可変速モータを制御する。
この発明では、紡出糸の太さを変更する際のフロントローラの加速期間又はバックローラの減速期間の紡出長が予測される。そして、その紡出長を前記パターンデータのスラブ長から差し引いた分の長さが紡出された時点が、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなる太糸部の紡出時における加速開始時点又は減速開始時点に設定される。従って、特殊糸のスラブ長、ピッチを予め設定されたパターンデータ通りに製造することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記紡出糸の太さの変更が前記バックローラの変速により行われる。リング精紡機では満管時期をフロントローラの回転数の積算値から推定して、その時期に合わせて玉揚げ準備を行ったり、機台に沿って走行している清掃装置を玉揚げ作業に支障とならない位置に自動的に退避させたりしている。フロントローラの変速によりドラフト比を変更してスラブを形成する方法では、満管時期の推定が難しく、前記玉揚げ準備や清掃装置を自動的に退避位置へ移動させるのに支障をきたす。しかし、この発明では、紡出糸の太さの変更がバックローラの変速により行われるため、満管時期の推定を今までのリング精紡機と同様に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記紡出糸の太さの変更が前記フロントローラの変速により行われる。バックローラの変速によりドラフト比を変更してスラブを形成する方法では、スラブの出現状態が明確にならず、スラブ長が短い(数十mm程度)場合、スラブが明確にならない。しかし、この発明では、紡出糸の太さの変更がフロントローラの変速により行われるため、スラブ長が短い場合でもスラブが明確になる。
請求項4に記載の発明は、ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別のモータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ及びバックローラの変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸の製造方法である。この製造方法では、前記バックローラはエプロンを有するミドルローラを備え、前記紡出糸の太さを変更する際、前記バックローラの加速開始時点及び減速開始時点を、前記エプロンの下流端から前記フロントローラのニップ点までの距離をその間に存在するフリースが移動する時間の分、前記フロントローラの減速開始時点及び加速開始時点より早くする。
この発明では、紡出糸の太さを変更する際に、パターンデータに基づいてフロントローラ及びバックローラの変速が行われる。その際、バックローラの加速開始時点及び減速開始時点は、バックローラのエプロンの下流端からフロントローラのニップ点までの距離をその間に存在するフリースが移動する時間の分、フロントローラの減速開始時点及び加速開始時点より早くなる。従って、フロントローラの減速が開始された時点からスラブ(太糸部)が明確に出現し、フロントローラの加速が終了した時点でスラブ(太糸部)が明確に終了する。従って、特殊糸のスラブ長、ピッチを予め設定されたパターンデータ通りに製造することができる。
本発明によれば、部分的に基準太さより太い太糸部(スラブ)を有する特殊糸のスラブ長、ピッチを予め設定されたデザインパターン通りに製造することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をフロントローラの変速によりスラブを形成する特殊糸製造装置に具体化した第1の実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は特殊糸のデザインパターン、フロントローラの速度変化及び特殊糸の関係を示す模式図、図2は特殊糸製造装置の構成図である。
特殊糸製造装置は基本的にリング精紡機と同じに構成されている。図2に示すように、スピンドル1はモータ2により駆動される駆動プーリ3と、被動プーリ4と、両プーリ3,4間に巻き掛けられたタンゼンシャルベルト5とを備えたスピンドル駆動系により回転駆動されるようになっている。モータ2にはインバータ6を介して駆動される可変速モータが使用され、ロータリエンコーダ2aを備えている。スピンドル列に沿ってラインシャフト7が回転自在に配設されている。ラインシャフト7にはトラベラTが走行するリング8aを備えたリングレール8と、スネルワイヤ9を備えたラペットアングル(図示せず)とを昇降させる昇降ユニット10が所定間隔で配設されている(1個のみ図示)。
昇降ユニット10はラインシャフト7に一体回転可能に嵌着固定されたねじ歯車11と、リングレール8を支持するポーカピラー12の下部に形成されたスクリュー部12aに螺合するとともにねじ歯車11と噛合するナット体13とを備えている。ラインシャフト7はサーボモータ14の駆動軸に歯車機構(図示せず)を介して連結されており、サーボモータ14が正逆回転駆動されることによりリングレール8が昇降するようになっている。なお、これらの構成は例えば特開平2−277826号公報に開示された装置と基本的に同様である。サーボモータ14はロータリエンコーダ14aを備え、サーボドライバ15を介して制御される。ラインシャフト7、昇降ユニット10、ポーカピラー12等がリフティング駆動系を構成する。
ドラフトパート16を構成するフロントローラ17(ボトムローラのみ図示)は可変速モータとしての第1サーボモータ18に連結されている。バックローラを構成するミドルローラ19(ボトムローラのみ図示)は可変速モータとしての第2サーボモータ20に連結され、バックボトムローラ21は歯車列22を介してミドルローラ19と連結されている。即ち、フロントローラ17とミドルローラ19以降の他のドラフトローラ即ちバックローラとは、それぞれ別の可変速モータで駆動されるようになっている。両サーボモータ18,20はロータリエンコーダ18a,20aをそれぞれ備えている。ミドルローラ19はエプロン19aを備えている。フロントローラ17に一体回転可能に固定された歯車17aの近傍にはフロントローラ17の回転に対応してパルス信号を出力するセンサS1が配設されている。
前記各モータ2,14,18,20を制御する制御装置23は、演算手段としてのCPU(中央処理装置)24を備えている。制御装置23はプログラムメモリ25、記憶装置としての作業用メモリ26、入力装置27、入力インタフェース28、出力インタフェース29、モータ駆動回路30,31、第1サーボモータ駆動回路32及び第2サーボモータ駆動回路33を備えている。CPU24は入力インタフェース28を介してロータリエンコーダ2a,14a,18a,20a、センサS1及び入力装置27とそれぞれ接続されている。CPU24は出力インタフェース29及びモータ駆動回路30を介してインバータ6に、出力インタフェース29及びモータ駆動回路31を介してサーボドライバ15にそれぞれ接続されている。CPU24は出力インタフェース29、第1サーボモータ駆動回路32及びサーボドライバ34を介して第1サーボモータ18に接続され、出力インタフェース29、第2サーボモータ駆動回路33及びサーボドライバ35を介して第2サーボモータ20にそれぞれ接続されている。
CPU24はプログラムメモリ25に記憶された所定のプログラムデータに基づいて動作する。プログラムメモリ25は読出し専用メモリ(ROM)よりなり、前記プログラムデータと、その実行に必要な各種データとが記憶されている。
プログラムデータとしては巻き取り運転中のモータ2及びサーボモータ14の制御プログラム、フロントローラ17の変速によりスラブを形成する際の第1サーボモータ18の変速制御のための加速時間及び減速時間や加速期間における紡出長を求め、それらの値に基づいて第1サーボモータ18を変速制御するためのプログラムがある。各種データには種々の繊維種、基準太さの紡出糸番手及びドラフト率等の紡出条件と、定常運転時のスピンドル回転速度、第1サーボモータ18及び第2サーボモータ20の回転速度、リングレール8の昇降速度との対応データ等がある。また、各種データとしてスラブを形成する際の第1サーボモータ18の変速制御時の加速勾配及び減速勾配や、特殊糸のパターンデータに対応するスラブ太さD(%)にするためのフロントローラ17の回転速度の演算式等がある。
作業用メモリ26は読出し及び書替え可能なメモリ(RAM)よりなり、入力装置27により入力されたデータやCPU24における演算処理結果等を一時記憶する。作業用メモリ26はバックアップ電源(図示せず)を備えている。
入力装置27は特殊糸のパターンデータ、基準太さの紡出糸番手、基準太さの紡出糸の紡出時のスピンドル回転速度、リフト長、チェイス長等の紡出条件データの入力に使用される。
図1の上側に示すように、特殊糸SYのパターンデータとしてのデザインパターンDPは、紡出糸の基準となる太さの基準部Y0より太いスラブ(太糸部)Sの長さであるスラブ長Lと、スラブSの太さD(%)と、スラブS間の長さ即ち基準部Y0の長さであるスラブSのピッチPで構成されている。スラブSの太さD(%)は、基準部Y0の太さを100%とした場合の%で表され、たとえば、太さが1.5倍であれば150%、2倍であれば200%となる。
CPU24は作業用メモリ26に記憶されたデザインパターンDPの各スラブSの太さD(%)に基づいて、そのスラブSに対応する減速後の回転速度N1(rpm)を(1)式で演算する。但し、基準部Y0の紡出時の回転速度をN0(rpm)とする。
N1=100(N0/D)…(1)
CPU24は、前記回転速度N1と予め設定された減速勾配A1から減速時間Tdを(2)式により演算し、回転速度N1と予め設定された加速勾配A2から加速時間Taを(3)式により演算する。
Td=|N1−N0|/A1…(2)
Ta=|N1−N0|/A2…(3)
CPU24は前記減速期間及び加速期間のフロントローラ17の平均回転速度Ne(rpm)を演算する。そして、減速期間の紡出長Ldを(4)式により演算し、加速期間の紡出長Laを(5)式により演算する。但し、フロントローラ17の外径をd(mm)とする。
Ld=Td・d・π・Ne/60…(4)
La=Ta・d・π・Ne/60…(5)
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。機台の運転に先立ってまず、入力装置27により紡出条件が入力される。紡出条件としては特殊糸のデザインパターンDP、基準太さの紡出糸番手、基準太さの紡出糸の紡出時のスピンドル回転速度、リフト長、チェイス長等のデータが入力される。
そして、機台の起動に伴い制御装置23からの指令により、モータ2、サーボモータ14、第1サーボモータ18及び第2サーボモータ20が駆動制御される。CPU24は各ロータリエンコーダ2a,14a,18a,20aの出力信号に基づいて各モータの回転速度を演算する。そして、CPU24はスピンドル駆動系、ドラフトパート駆動系及びリフティング駆動系を紡出条件に対応した所定の速度で同期駆動するための指令信号を出力インタフェース29、各駆動回路30〜33を介してインバータ6及び各サーボドライバ15,34,35に出力する。スピンドル駆動系、ドラフトパート駆動系及びリフティング駆動系はそれぞれ独立した状態で同期駆動され、ドラフトパート16から送出された糸Yはスネルワイヤ9及びトラベラTを経てボビンBに巻き取られる。
CPU24は、基準太さの糸の紡出時には、センサS1からの出力信号に基づいてフロントローラ17の回転数、即ち紡出糸長を演算する。CPU24は、スラブSの紡出を行う際には、スラブSの太さD%に対応するフロントローラ17の回転速度N1と、所定減速勾配A1で回転速度N1まで減速するのにかかる減速時間Tdとを演算する。また、回転速度N1から基準回転速度N0まで加速するのにかかる加速時間Taとを演算する。また、加速時間Taの間に紡出されるスラブの紡出長Laを演算する。
CPU24は、減速開始から減速時間Tdの間、第1サーボモータ18に減速指令を出力する。また、減速開始からのスラブSの紡出長をセンサS1の出力信号に基づいて演算する。CPU24は、減速開始からのスラブSの紡出長がデザインパターンDPのスラブ長Lから加速期間の紡出長Laを差し引いた値(L−La)に達した時点を、スラブSの紡出時における下流部の加速開始時点TFasとして、第1サーボモータ18に加速指令を出力する。そして、前記加速時間Taの間加速が行われ、フロントローラ17の回転速度が基準回転速度N0に復帰して、スラブSの紡出が終了する。従って、紡出された特殊糸SYのスラブSの長さは、デザインパターンDPのスラブ長Lと同じになる。以下、同様にして特殊糸SYの紡出が行われる。
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1)紡出糸の太さを変更する際のフロントローラ17の加速期間の紡出長Laを予測する。そして、その紡出長LaをデザインパターンDPのスラブ長Lから差し引いた分の長さ(L−La)が紡出された時点を、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなるスラブSの紡出時における加速開始時点に設定してフロントローラ17を駆動する第1サーボモータ18を制御する。従って、特殊糸SYのスラブ長L、ピッチPを予め設定されたデザインパターンDP通りに製造することができる。
(2)紡出糸の太さの変更がフロントローラ17の変速により行われる。ミドルローラ19の変速によりドラフト比を変更してスラブSを形成する方法では、ミドルローラ19が加速されてドラフト比が小さくなっても、ミドルローラ19のエプロン19a先端とフロントローラ17のニップ点との間に存在するフリースの影響でスラブSの出現状態が明確にならない。そのため、スラブ長が短い(数十mm程度)場合、スラブSが明確にならない。しかし、この実施形態では紡出糸の太さの変更がフロントローラ17の変速により行われるため、スラブ長Lが短い場合でもスラブSが明確になる。
(3)紡出糸の太さの変更を行う際のフロントローラ17の減速勾配A1及び加速勾配A2がそれぞれ一定に設定されているため、減速時間Td及び加速時間Taの演算が簡単になる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図3(a),(b)及び図4にしたがって説明する。この実施形態では、より太いスラブSを紡出する際に、フロントローラ17及びミドルローラ19の両方を変速する点が前記第1の実施形態と大きく異なっている。特殊糸製造装置の機械的構成は、第1の実施形態と同じであり、ドラフトパート16の制御方法が第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分について説明する。
図3(a)はこの実施形態のフロントローラ17及びミドルローラ19の変速開始タイミングを示すタイミングチャートであり、図3(b)は従来方法でのフロントローラ17及びミドルローラ19の変速開始タイミングを示すタイミングチャートである。なお、図3(a),(b)において上側がミドルローラ19、下側がフロントローラ17のタイミングチャートを示す。
スラブSの太さを基準部Y0の太さに対して大きく変更する場合は、フロントローラ17の回転速度の変更だけでは所望の太さに対応するドラフト比が得られない場合がある。そのため、この実施形態ではスラブSを紡出する際にフロントローラ17を基準部Y0の紡出時より減速し、ミドルローラ19を基準部Y0の紡出時より加速する。しかし、図3(b)に示すように、フロントローラ17及びミドルローラ19をデザインパターンDPのスラブ開始時点と同時に変速を開始した場合は、フロントローラ17の変速が開始されても目的とする太さのスラブが直ぐには出現しない。
なぜならば、図4に示すように、変速開始前にフロントローラ17のニップ点NPとミドルローラ19のエプロン19a先端との間に存在した部分がニップ点NPを通過するまでは、両ローラ17,19が同時に変速を開始してもニップ点NPから送出されるフリースのドラフト比は、所望の値にならず、目的とする太さのスラブが出現しない。その結果、フロントローラ17のニップ点NPとミドルローラ19のエプロン19a先端との間の距離をLm(mm)とすると、両ローラ17,19が同時に変速を開始した場合、目的とする太さのスラブSの出現ポイントが距離Lmに対応する分ずれるからである。
この実施形態では、紡出糸の太さを変更する際、図3(a)に示すように、ミドルローラ19の加速開始時点TMas及び減速開始時点TMdsを、フロントローラ17の減速開始時点TFds及び加速開始時点TFasより所定時間早く設定する。前記所定時間は、エプロン19aの先端(下流端)からフロントローラ17のニップ点NPまでの距離Lmをその間に存在するフリースFが移動する時間である。
CPU24は、フロントローラ17に関しては前記第1の実施形態と同様に変速制御を行う。一方、ミドルローラ19に関しては、先ず基準回転速度NB0と、加速完了後の回転速度NB1と、予め設定された加速勾配B1とから加速時間TMaを(6)式により演算し、基準回転速度NB0と、回転速度NB1と、予め設定された減速勾配B2とから減速時間TMdを(7)式により演算する。
TMa=|NB1−NB0|/B1…(6)
TMd=|NB1−NB0|/B2…(7)
また、CPU24は、加速期間及び減速期間のミドルローラ19の平均回転速度NMeを演算し、加速期間における前記距離Lmの分の紡出時間TaLm及び減速期間における前記距離Lmの分の紡出時間TdLmを演算する。そして、CPU24は、パターンデータに基づいてフロントローラ17及びミドルローラ19の変速を行う際、ミドルローラ19の加速開始時点TMasをフロントローラ17の減速開始時点TFdsより紡出時間TaLmの分、早くなるように制御する。また、ミドルローラ19の減速開始時点TMdsをフロントローラ17の加速開始時点TFasより紡出時間TdLmの分、早くなるように制御する。従って、フロントローラ17の減速が開始された時点からスラブSが明確に出現し、フロントローラ17の加速が終了した時点でスラブSが明確に終了する。従って、特殊糸のスラブ長L、ピッチPを予め設定されたパターンデータ通りに製造することができる。
この実施形態においては、前記第1の実施形態の効果(1),(3)と同様な効果が得られる他に、次の効果が得られる。
(4)紡出糸の太さを変更する際に、デザインパターンDP(パターンデータ)に基づいてフロントローラ17及びミドルローラ19の変速が行われる。その際、ミドルローラ19の加速開始時点TMas及び減速開始時点TMdsは、ミドルローラ19のエプロン19aの下流端からフロントローラ17のニップ点NPまでの距離Lmをその間に存在するフリースFが移動する時間の分、フロントローラ17の減速開始時点TFds及び加速開始時点TFasより早くなる。従って、フロントローラ17の減速が開始された時点からスラブ(太糸部)Sが明確に出現し、フロントローラ17の加速が終了した時点でスラブ(太糸部)Sが明確に終了する。その結果、特殊糸SYのスラブ長L、ピッチPを予め設定されたパターンデータ通りに製造することができる。
(5)紡出糸の太さの変更を行う際のミドルローラ19の加速勾配B1及び減速勾配B2がそれぞれ一定に設定されているため、加速時間TMa及び減速時間TMdの演算が簡単になる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を図5に従って説明する。この実施形態では、スラブSを紡出する際に、フロントローラ17を変速する代わりにミドルローラ19(バックローラ)を変速する点が前記第1の実施形態と異なっている。特殊糸製造装置の機械的構成は、第1の実施形態と同じであり、ドラフトパート16の制御方法が第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分について説明する。図5は図1におけるフロントローラ17の速度変化に代えてミドルローラ19の速度変化を示した図である。
スラブSの紡出時には、ミドルローラ19を含むバックローラ(以下、ミドルローラ19で代表する)の加速時間TMa及び減速時間TMdが演算される。また、減速期間に紡出される紡出長Ldが演算される。そして、ミドルローラ19は加速開始から加速時間TMaの間、加速勾配B1で加速され、加速時間TMa経過後、回転速度がNB1になる。そして、加速開始からのスラブSの紡出長がデザインパターンDPのスラブ長Lから減速期間の紡出長Ldを差し引いた値(L−Ld)に達した時点で、ミドルローラ19の減速が開始される。そして減速時間TMdの間減速が行われ、ミドルローラ19の回転速度が基準回転速度NB0に復帰する。そして、スラブSの紡出が終了する。従って、紡出された特殊糸SYのスラブSの長さは、デザインパターンDPのスラブ長Lと同じになる。
リング精紡機では満管時期をフロントローラ17の回転速度の積算値から推定して、その時期に合わせて玉揚げ準備を行ったり、機台に沿って走行している清掃装置を玉揚げ作業に支障とならない位置に自動的に退避させたりしている。フロントローラ17の変速によりドラフト比を変更してスラブSを形成する方法では、満管時期の推定が難しく、前記玉揚げ準備や清掃装置を自動的に退避位置へ移動させるのに支障をきたす。しかし、この実施形態では、紡出糸の太さの変更がミドルローラ19の変速により行われるため、満管時期の推定を今までのリング精紡機と同様に行うことができる。また、フロントローラ17を変速すると、スピンドル1の回転速度が一定の場合には撚り数が変化するため、撚り数の変動が好ましくない場合にはスピンドル1の回転速度も変更する必要があり、制御が複雑になる。しかし、紡出糸の太さの変更をミドルローラ19の変速により行う場合は、スピンドル1の変速は必要ない。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 入力装置27でデザインパターンDPを入力する際、スラブ長Lと、スラブSの太さD(%)と、スラブSのピッチPとを順に入力する構成に代えて、プログラムメモリ25に予め記憶されている複数種のデザインパターンDPの中から入力装置27で選択する構成としてもよい。
○ スラブ長L、スラブSの太さD(%)、スラブSのピッチPをそれぞれ複数ずつプログラムメモリ25に記憶させておき、乱数表を使用してスラブ長L、スラブSの太さD(%)、スラブSのピッチPの組合せを決定してデザインパターンDPを作製してもよい。
○ フロントローラ17の減速勾配A1及び加速勾配A2あるいはミドルローラ19の加速勾配B1及び減速勾配B2を一定ではなく、スラブSの太さによって異なる値に設定するようにしてもよい。この場合、スラブSの先端及び後端の形状を調整することができる。
○ 綿の紡出時と化繊の紡出時とで加速勾配や減速勾配を変更してもよい。同じ太さのスラブSを紡出する場合でも、紡出原料が綿と化繊とではフロントローラ17やバックローラの加圧力が異なり、綿の方が加圧力が小さく、モータに加わる負荷も小さくなる。負荷が大きいと加速が遅くなり、減速は早くなる。そのため、フロントローラ17の減速勾配A1や加速勾配A2、あるいはミドルローラ19の加速勾配B1や減速勾配B2が同じでも、綿の紡出と化繊の紡出とでは、第1サーボモータ18や第2サーボモータ20の変速制御時におけるモータの適正な変速勾配が異なる。この違いは、予め異なる太さのスラブSについて、太さと変速勾配の関係を求めておくことにより、その間の太さに関しては比例計算で求めることができる。従って、綿の紡出時と化繊の紡出時とで加速勾配を変更する方が好ましい。
○ フロントローラ17の減速勾配A1及び加速勾配A2の絶対値を同じにしたり、ミドルローラ19の加速勾配B1及び減速勾配B2の絶対値を同じにしたりしてもよい。
○ ミドルローラ19とバックボトムローラ21とを歯車列22で連結する構成に代えて、ミドルローラ19とバックボトムローラ21とを別の可変速モータで駆動する構成としてもよい。第2の実施形態あるいは第3の実施形態のようにミドルローラ19の変速を行う構成において、スラブSの太さDが太い場合でも、フリースFがミドルローラ19から円滑に送出される。
○ デザインパターンDPの示すスラブSの太さD(%)が所定の値(例えば、200%)以上のときに、フロントローラ17及びミドルローラ19の両方を変速してスラブSを紡出し、スラブSの太さD(%)が所定の値未満のときは、フロントローラ17のみ又はミドルローラ19の変速のみで紡出を行う構成としてもよい。この場合、スラブSの太さD(%)に拘わらず、フロントローラ17及びミドルローラ19の両方を変速する構成に比較して、制御が簡単になる。
○ スラブSの太さがフロントローラ17又はミドルローラ19(バックローラ)の一方の変速のみでは対応できない太さのスラブSを主として有する特殊糸(スラブ糸)SYを製造する場合は、フロントローラ17の加速開始時点を従来と同様に、デザインパターンDPのスラブ長Lに対応する時点としてもよい。この場合でも、ミドルローラ19の加速開始時点及び減速開始時点は、エプロン19aの下流端から前記ニップ点NPまでの距離Lmをその間に存在するフリースFが移動する時間の分、フロントローラ17の減速開始時点及び加速開始時点より早くする。従って、フロントローラ17の減速開始で太いスラブSが出現し、フロントローラ17の加速終了で太いスラブSがなくなる。
○ 第3の実施形態のようにスラブSの紡出時にフロントローラ17の変速を行わない構成の場合、スピンドルとフロントローラ17とを同じモータで駆動する構成としてもよい。
前記実施形態から把握される発明(技術的思想)について、以下に記載する。
(1)請求項4に記載の発明において、前記紡出糸の太さを変更する際の前記フロントローラの加速期間の紡出長を予測し、その紡出長を前記パターンデータのスラブ長から差し引いた分の長さが紡出された時点を、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなる太糸部の紡出時における前記フロントローラの加速開始時点に設定して、前記フロントローラ及びバックローラを駆動する。
(2)請求項1〜請求項4及び前記技術的思想(1)のいずれか一項に記載の発明において、綿の紡出時と化繊の紡出時とで、同じ太さのスラブの紡出時における可変速モータの加速勾配及び減速勾配を異ならせる。
(3)ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別の可変速モータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ及びバックローラの少なくとも一方の変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸製造装置であって、
前記紡出糸の太さを変更する際の前記フロントローラの加速期間又はバックローラの減速期間の紡出長を予め演算する演算手段と、前記紡出長を前記パターンデータのスラブ長から差し引いた分の長さが紡出された時点を、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなる太糸部の紡出時における加速開始時点又は減速開始時点に設定する設定手段と、前記可変速モータの変速駆動を前記加速開始時点又は減速開始時点で開始して基準太さの糸の紡出状態の速度へ復帰させるように制御する制御装置とを備えた特殊糸製造装置。
(4)ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別の可変速モータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ及びバックローラの変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸製造装置であって、前記バックローラはエプロンを有するミドルローラを備え、前記紡出糸の太さを変更する際における前記バックローラの加速開始時点及び減速開始時点を、前記エプロンの下流端から前記フロントローラのニップ点までの距離をその間に存在するフリースが移動する時間の分、前記フロントローラの減速開始時点及び加速開始時点より早くするように前記可変速モータを制御する制御装置を備えた特殊糸製造装置。
第1の実施形態のデザインパターン、フロントローラの速度変化、特殊糸の関係を示す模式図。 特殊糸製造装置の構成図。 (a)は第2の実施形態のフロントローラ及びミドルローラの変速タイミングを示すタイミングチャート、(b)は従来方法のタイミングチャート。 フロントローラ及びミドルローラの関係を示す模式図。 第3の実施形態のデザインパターン、ミドルローラの速度変化、特殊糸の関係を示す模式図。 従来のデザインパターン、フロントローラの速度変化、特殊糸の関係を示す模式図。
符号の説明
DP…パターンデータとしてのデザインパターン、F…フリース、L…スラブ長、La,Ld…紡出長、Lm…距離、NP…ニップ点、S…太糸部としてのスラブ、SY…特殊糸、TFas,TMas…加速開始時点、TFds,TMds…減速開始時点、16…ドラフトパート、17…フロントローラ、18…可変速モータとしての第1サーボモータ、19…バックローラを構成するミドルローラ、19a…エプロン、26…記憶装置としての作業用メモリ。

Claims (4)

  1. ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別の可変速モータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ又はバックローラのいずれか一方の変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸の製造方法であって、
    前記紡出糸の太さを変更する際の前記フロントローラの加速期間又はバックローラの減速期間の紡出長を予測し、その紡出長を前記パターンデータのスラブ長から差し引いた分の長さが紡出された時点を、前記紡出糸の基準太さの部分より太くなる太糸部の紡出時における加速開始時点又は減速開始時点に設定して、前記フロントローラ又はバックローラを駆動する可変速モータを制御する特殊糸の製造方法。
  2. 前記紡出糸の太さの変更が前記バックローラの変速により行われる請求項1に記載の特殊糸の製造方法。
  3. 前記紡出糸の太さの変更が前記フロントローラの変速により行われる請求項1に記載の特殊糸の製造方法。
  4. ドラフトパートを構成するフロントローラとバックローラとがそれぞれ別の可変速モータで駆動され、記憶装置に記憶された紡出糸の太さの変化を示すパターンデータに基づいてフロントローラ及びバックローラの変速を行って前記パターンデータに対応する特殊糸を製造する特殊糸の製造方法であって、
    前記バックローラはエプロンを有するミドルローラを備え、前記紡出糸の太さを変更する際、前記バックローラの加速開始時点及び減速開始時点を、前記エプロンの下流端から前記フロントローラのニップ点までの距離をその間に存在するフリースが移動する時間の分、前記フロントローラの減速開始時点及び加速開始時点より早くする特殊糸の製造方法。
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