JPH0813260A - 紡機の起動方法及び装置 - Google Patents

紡機の起動方法及び装置

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JPH0813260A
JPH0813260A JP14056794A JP14056794A JPH0813260A JP H0813260 A JPH0813260 A JP H0813260A JP 14056794 A JP14056794 A JP 14056794A JP 14056794 A JP14056794 A JP 14056794A JP H0813260 A JPH0813260 A JP H0813260A
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JP
Japan
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ring rail
spindle
drive system
rotation speed
lifting
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JP14056794A
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English (en)
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Masayoshi Tsuboi
将嘉 坪井
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】停電や異常停止など予期せぬ機台停止後の機台
の再起動時における糸切れをより少なくする。 【構成】リフティング駆動系はサーボモータにより駆動
され、スピンドル駆動系は主モータにより駆動される。
機台の異常停止後における再起動時に、スピンドル駆動
系とリフティング駆動系とが同期して駆動され、スピン
ドルの回転速度が所定値αに達するまでリングレールが
停止位置から下方に移動される。スピンドルの回転速度
が所定値αに達すると、リングレールの位置が正規の昇
降動作を継続可能な位置か否かが判断される。可能な位
置であれば下降を継続した後、リングレールが正規の昇
降運動の下降端に達した後、正規の昇降プログラムに移
行する。可能な位置でなければリングレールを正規の昇
降運動を継続可能な範囲へ移動させ、その後、正規の昇
降プログラムに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリング精紡機、リング撚
糸機等の紡機の起動方法及び装置に係り、詳しくは停電
や異常停止など予期しない機台停止が生じた後の起動方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の紡機においては機台運転中にリ
ングレールの昇降運動を繰り返しながら次第にリングレ
ールを上昇させて管糸を形成する。そして、機台の起動
時に糸切れが発生し易く、機台の起動時にリングレール
が上昇方向へ移動を開始する場合に糸切れが多発するこ
とは公知の事実である。特にリング精紡機ではリング撚
糸機より多く糸切れが発生する。そこで、従来、玉揚げ
後の機台再起動時には、リングレールをボビンの巻取り
開始位置より上方まで移動させた後、リングレールを下
降させ、下降途中で糸の巻取りを開始する方法が一般に
行われている(例えば、特開昭60−52627等)。
【0003】又、運転途中に玉揚げ以外の目的で機台停
止を行った場合、再起動時には停止時のリングレールの
昇降運動を継続する状態でリングレールが昇降動され
る。すなわち、リングレールが上昇途中で機台が停止し
た場合は、再起動時にリングレールが上昇方向に移動さ
れて巻取りが開始され、下降途中で機台が停止した場合
は、再起動時にリングレールが下降方向に移動されて巻
取りが開始される。前記のようにリングレールが上昇方
向に移動する状態で巻取りが開始されると、糸切れが発
生し易いため、従来、停止時期が判っている場合は、再
起動時にリングレールが下降方向に移動を開始する状態
で機台停止するようにしていた。
【0004】ところが、停電あるいは非常時に機台停止
が行われると、機台再起動時のリングレールの移動方向
が上昇方向となる場合があり、再起動時に糸切れが多発
する場合がある。この不都合を解消するため、特開昭6
0−94624号公報には、予期せぬ機台停止が生じた
場合、再起動時にリングレールが下降方向へ移動する状
態で巻取りを開始する装置が提案されている。この公報
に開示された装置には、停止時におけるリフティング機
構の状態が起動時にリングレールを下降させる方向か上
昇させる方向かを判別する判別手段が設けられている。
【0005】そして、リフティング機構が再起動時にリ
ングレールを下降方向へ移動させる状態で停止した場合
は、その状態で再起動を行う。一方、リングレールを上
昇方向へ移動させる状態で停止した場合は、リフティン
グ機構の構成により再起動の方法が異なる。例えば、カ
ムの回転により揺動されるレバーを介してリングレール
を昇降させる構成のリフティング機構を備えた装置で
は、機台再起動時にスピンドルの始動前にカムを回転さ
せてリングレールを上昇させる。そして、カムがリング
レールを下降させる状態となった時点でスピンドルを始
動させる。又、リングレールを吊架するチェーンの巻取
り及び繰り出し可能なチェーンホイールの正逆回転駆動
によりリングレールを昇降させる構成のリフティング機
構の場合は、モータの回転方向を再起動時に下降方向に
変更する。そして、再起動時にスピンドルの始動と同時
にリングレールを下降方向に移動させる。
【0006】特開平2−234925号公報には、リン
グレールをスピンドル4の始動直前あるいは始動と同時
に、先ずある程度のストローク分だけ降下させ、引き続
きスピンドルが既に始動している間、再び本来の水準に
上昇させる始動方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭60−94
624号公報に開示された装置では、機台の再起動の際
にリングレールが下降方向に移動される状態で糸の巻取
りが開始されるため、リングレールが上昇方向へ移動さ
れる状態で糸の巻取りが開始される場合に比較して糸切
れは低下する。しかし、この構成では糸切れの発生を十
分抑えることはできない。再起動時にリングレールが上
昇方向に移動すると糸切れが多発するのは、リングレー
ルの上昇時にはバルーンが拡がり、その際スピンドルの
回転速度が小さいとトラベラの姿勢が不安定となり易い
ためと考えられる。従って、再起動時に下降方向に移動
しても、上昇移動に変更される時点でスピンドルの回転
速度がある程度以上に達していなければ、上昇移動時に
糸切れが発生する。その結果、機台の再起動時にリング
レールが下降する距離(時間)が短い場合は、リングレ
ールの上昇移動時におけるスピンドルの回転速度が遅い
ため糸切れが発生する。
【0008】又、機台の再起動の際にリングレールが上
昇方向に移動される状態でリフティング機構が停止され
たときには、スピンドルの始動前にリングレールが所定
位置まで上昇され、再起動時にリングレールの下降と同
時にスピンドルが始動される。すなわち、糸の巻取りが
なされない状態でリングレールが上昇されるため、その
際にトラベラの姿勢が悪くなり、リングレールの下降移
動と同時にスピンドルが始動されるにも拘らず糸切れが
発生する場合がある。
【0009】一方、特開平2−234925号公報に開
示された方法は、機台の停止時間が比較的長い場合、特
にこわい繊維からなる糸あるいは高度に撚りを掛けた糸
に生じた縮れに起因する糸切れを防止するための方法で
ある。従って、機台の再起動時にリングレールを所定ス
トローク分降下させる際のスピードは、縮れを伸ばすた
めに通常の巻取り運転時の降下速度よりずっと速くする
必要がある。しかし、糸に縮れがない状態でリングレー
ルが高速で移動するとトラベラの姿勢が悪くなり、糸切
れ発生を招くという問題がある。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は停電や異常停止など予期せぬ機
台停止後の機台の再起動時における糸切れをより少なく
することができる紡機の起動方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、リフティング駆動系がス
ピンドル駆動系と別のモータで駆動される紡機におい
て、機台の異常停止後における再起動時に、スピンドル
駆動系とリフティング駆動系とを同期して駆動させ、ス
ピンドルが所定の回転速度に達するまでリングレールを
停止位置から下方に移動させた後、正規の昇降動作を継
続するようにリフティング駆動系を駆動するようにし
た。
【0012】又、請求項2に記載の発明では、リフティ
ング駆動系がスピンドル駆動系と別のモータで駆動され
る紡機において、スピンドルの回転速度を検出する回転
速度検出手段と、リングレールの位置を検出する位置検
出手段と、異常停止後の再起動時にスピンドルの回転速
度が所定の値に達するまでリングレールを下降移動さ
せ、その後、正規の昇降動作を継続させるようにリフテ
ィング駆動系のモータを駆動制御する制御手段とを備え
た。
【0013】又、請求項3に記載の発明では、リフティ
ング駆動系がスピンドル駆動系と別のモータで駆動され
る紡機において、スピンドルの回転速度を検出する回転
速度検出手段と、リングレールの位置を検出する位置検
出手段と、繊維種、紡出糸番手等の紡出条件に対応する
スピンドル回転速度の所定値を記憶する記憶手段と、異
常停止後の再起動時にスピンドルの回転速度が前記所定
値に達するまでリングレールを下降移動させ、その後、
正規の昇降動作を継続させるようにリフティング駆動系
のモータを駆動制御する制御手段とを備えた。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明では、リフティング駆動
系と、ローラパート及びスピンドル駆動系とがそれぞれ
別のモータで駆動される。紡機機台の異常停止後におけ
る再起動時には、スピンドル駆動系とリフティング駆動
系とが同期して駆動されるとともに、スピンドルが所定
の回転速度に達するまでは、リングレールは停止位置か
ら下方に移動させられる。そして、スピンドルが、トラ
ベラの姿勢が安定し糸切れの生じにくい所定の回転速度
に達した後、正規の昇降動作を継続するようにリフティ
ング駆動系が駆動される。起動後スピンドルの回転速度
が所定の値に達するまでは、トラベラの姿勢が不安定な
ため、バルーンが拡がる上昇方向にリングレールを移動
させると糸切れが発生し易くなる。しかし、スピンドル
の回転速度が所定の値に達した後にリングレールが上昇
されるため、糸切れが発生し難くなる。
【0015】請求項2に記載の発明では、リフティング
駆動系と、ローラパート及びスピンドル駆動系とがそれ
ぞれ別のモータで駆動される。紡機機台の異常停止後に
おける再起動時には、スピンドル駆動系とリフティング
駆動系とが同期して駆動される。スピンドルの回転速度
が回転速度検出手段により検出される。リングレールの
位置が位置検出手段により検出される。制御手段は回転
速度検出手段の出力信号に基づいてスピンドルの回転速
度が所定の値に達するまでリングレールを下降移動さ
せ、その後、正規の昇降動作を継続させるようにリフテ
ィング駆動系のモータを駆動制御する。
【0016】請求項3に記載の発明では、記憶手段に繊
維種、紡出糸番手等の紡出条件に対応するスピンドル回
転速度の所定値が記憶される。紡機機台の異常停止後に
おける再起動時に、制御手段はスピンドル駆動系とリフ
ティング駆動系とを同期して駆動させる。そして、制御
手段はスピンドルの回転速度が紡出条件に対応する前記
所定値に達するまでリングレールを下降移動させ、その
後、正規の昇降動作を継続させるようにリフティング駆
動系のモータを駆動制御する。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を具体化した第1実施例を図
1〜図6に従って説明する。図1に示すように、ドラフ
トパートを構成するフロントローラ1の回転軸1aの端
部に歯車2が嵌着されている。回転軸1aは歯車2と、
主モータMにより回転駆動されるドライビングシャフト
3との間に配設された歯車列(図示せず)を介して回転
駆動されるようになっている。スピンドル4はドライビ
ングシャフト3に固定されたチンプーリ5との間に巻き
掛けられたスピンドルテープ(図示せず)を介して回転
駆動されるようになっている。フロントローラ1及びス
ピンドル4は、フロントローラ1からのフリースの送り
出し量(紡出量)と、スピンドル4の糸巻取り量とが常
に同量となるように回転される。両者の回転数比は紡出
条件(撚数)に対応して設定されている。回転軸1a、
歯車2、歯車列、ドライビングシャフト3及び主モータ
Mによりドラフトパート駆動系が構成され、ドライビン
グシャフト3、チンプーリ5、スピンドルテープ及び主
モータMによりスピンドル駆動系が構成されている。す
なわち、スピンドル駆動系とドラフトパート駆動系とが
共通の主モータMにより駆動される。主モータMにはイ
ンバータ6を介して駆動される可変速モータが使用され
ている。
【0018】歯車2の近傍にはフロントローラ1の回転
に対応してパルス信号を出力するセンサSが配設されて
いる。センサSはスピンドル4の回転速度を検出する回
転速度検出手段としての役割と、紡出量を検出する紡出
量検出手段の役割とを果たす。
【0019】リフティング駆動系はラインシャフト7を
介してリングレール8及びラペットアングル9を昇降動
させるようになっている。ラペットアングル9にはスネ
ルワイヤ9aが取付けられており、フロントローラ1か
ら送り出された糸Yがリング8a上を摺動するトラベラ
10までスネルワイヤ9aを経て導かれるようになって
いる。ラインシャフト7は精紡機機台の長手方向に沿っ
て配設され、所定間隔でねじ歯車11(図1では1個の
み図示)が一体回転可能に嵌着されている。リングレー
ル8は複数のポーカピラー12(図1では1本のみ図
示)により支持されている。ポーカピラー12は上下方
向に移動可能に機台フレーム(図示せず)に支承される
とともに、その下部にスクリュー部12aが形成されて
いる。スクリュー部12aは機台フレームの所定高さ位
置に回転可能に支持されたナット体13に螺合してい
る。ナット体13の外周にはねじ歯車11と噛合するね
じ歯車(図示せず)が一体に形成されている。
【0020】ラインシャフト7はサーボモータ14の駆
動軸に歯車列(図示せず)を介して連結されている。サ
ーボモータ14は制御手段としての制御装置15により
サーボドライバ16を介して駆動制御される。サーボモ
ータ14にはロータリエンコーダ14aが内蔵されてい
る。ロータリエンコーダ14aはリングレール8の位置
検出手段を構成する。ラインシャフト7はサーボモータ
14により駆動され、回転速度及び回転方向が自由に変
更可能となっている。ラインシャフト7、ポーカピラー
12、ナット体13、サーボモータ14によりリフティ
ング駆動系が構成されている。
【0021】リフティング駆動系はスピンドル及びドラ
フトパート駆動系と独立して駆動される。リフティング
駆動系の慣性力はスピンドル及びドラフトパート駆動系
の慣性力に比較して小さいため、両駆動系が完全に独立
した構成の場合、停電時に機台が惰性運転となったとき
両駆動系は同期した状態での作動が不能となる。停電時
に両駆動系を同期状態で作動可能とするため、両駆動系
は停電時のみ接続状態となる電磁クラッチを備えた回転
伝動機構(図示せず)を介して連結されている。回転伝
動機構はドラフトパート及びスピンドル駆動系の回転
を、リフティング駆動系にリングレールを上昇させる方
向の回転として伝達するようになっている。この構成は
実公平3−48223号公報に開示された装置と、基本
的に同じである。
【0022】図2に示すように、制御装置15は、演算
手段及び制御手段としての中央処理装置(以下、CPU
という)17を備えている。制御装置15は記憶手段と
してのプログラムメモリ18、作業用メモリ19、入力
装置20、入出力インタフェース21、主モータ駆動回
路22及びサーボモータ駆動回路23を備えている。C
PU17は入出力インタフェース21及び主モータ駆動
回路22を介してインバータ6に接続され、入出力イン
タフェース21及びサーボモータ駆動回路23を介して
サーボドライバ16に接続されている。CPU17はプ
ログラムメモリ18に記憶された所定のプログラムデー
タに基づいて動作する。プログラムメモリ18は読出し
専用メモリ(ROM)よりなり、前記プログラムデータ
と、その実行に必要な各種データとが記憶されている。
各種データとしては種々の繊維種、紡出糸番手等の紡出
条件と、スピンドル回転速度の所定値との対応データが
ある。スピンドル回転速度は紡出条件によって異なる
が、ほぼ5000〜25000rpmである。作業用メ
モリ19は読出し及び書替え可能なメモリ(RAM)よ
りなり、入力装置20により入力されたデータやCPU
17における演算処理結果等を一時記憶する。作業用メ
モリ19はバックアップ電源を備えている。入力装置2
0は繊維種、紡出糸番手、紡出運転時のスピンドル回転
数、紡出長、リフト長、チェイス長等の紡出条件データ
を入力する。繊維種は綿、化繊、混紡の違いの他、同じ
綿であってもカード処理綿、コーマ処理綿等の違いも意
味する。
【0023】CPU17は入出力インタフェース21を
介してセンサSと接続され、センサSからの出力信号に
基づいて紡出量と、スピンドル4の回転速度とを演算す
る。CPU17は入出力インタフェース21を介してロ
ータリエンコーダ14aと接続され、ロータリエンコー
ダ14aからの出力信号に基づいてリングレール8の移
動量及び位置を演算する。
【0024】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。機台の運転に先立ってまず、繊維種、紡出糸
番手、撚数、通常紡出運転時のスピンドル回転数、紡出
長、リフト長、チェイス長等の紡出条件データが入力装
置20により入力される。リフティング駆動系とドラフ
トパート及びスピンドル駆動系とは完全に独立した状態
で、しかも同期した状態で駆動される。
【0025】通常運転時、制御装置15は入力装置20
により入力されて作業用メモリ19に記憶された紡出条
件に従って、サーボモータ14を主モータMと同期して
駆動制御する。サーボモータ14が駆動されると歯車列
を介してラインシャフト7が回転され、ねじ歯車11を
介してナット体13が回転される。そして、ナット体1
3に螺合されたポーカピラー12が上昇あるいは下降移
動され、リングレール8等が昇降動される。サーボモー
タ14の正転時にリングレール8等が上昇移動され、逆
転時に下降移動される。又、フロントローラ1から送出
された糸Yはスネルワイヤ9a及びトラベラ10を経て
ボビンBに巻き取られる。
【0026】CPU17はロータリエンコーダ14aか
らの出力信号に基づいてリングレール8の移動量及び位
置を演算する。CPU17は予め入力された1チェイス
の上昇量あるいは下降量と対応する距離だけリングレー
ル8が移動した時点でサーボモータ14の回転方向を変
更するようにサーボモータ14を駆動制御する。
【0027】運転中に停電等の異常事態によりメイン電
源が遮断されると、主モータM及びサーボモータ14等
へのメイン電源からの通電が停止され、主モータM及び
サーボモータ14は惰性回転となり、機台は惰性運転と
なる。ドラフトパート及びスピンドル駆動系とリフティ
ング駆動系との間に設けられた回転伝動機構に装備され
たクラッチが接続状態となる。そして、ドラフトパート
及びスピンドル駆動系の惰性回転が終了するまで、リフ
ティング駆動系はリングレール8を上昇させる方向に駆
動される。
【0028】停電が解消すると、CPU17は異常停止
後の再起動動作を図3のフローチャートに従って実行す
る。CPU17は先ずステップS1で紡出条件に対応し
たスピンドル回転速度の所定値αをプログラムメモリ1
8に記憶されたデータから選択して作業用メモリ19に
記憶させる。次にCPU17はステップS2で機台を再
起動させる。すなわち、主モータM及びサーボモータ1
4を駆動させる。このときサーボモータ14はリングレ
ール8を下降させる方向に駆動される。次にCPU17
はステップS3でセンサSの出力信号に基づいてスピン
ドル4の回転速度を演算し(回転速度演算工程)、ステ
ップS4でスピンドル4の回転速度が所定値α以上か否
かを判断する(第1の判断工程)。CPU17はステッ
プS4でスピンドル4の回転速度が所定値α未満であれ
ばステップS3に戻り、所定値α以上であればステップ
S5に進む。
【0029】CPU17はステップS5でロータリエン
コーダ14aからの出力信号に基づいてリングレール8
の位置を演算する。そして、CPU17はステップS6
で当該位置が、停電発生に伴って中断したリングレール
8の昇降運動を継続可能な位置、すなわち正規の昇降運
動を継続可能な位置であるか否かを判断する(第2の判
断工程)。正規の昇降運動を継続可能な位置とは、リン
グレール8が正規の昇降運動の範囲、すなわち図4等で
直線L1,L2に挟まれる範囲内に位置する場合をい
う。CPU17は当該位置が正規の昇降運動を継続可能
な位置であれば、ステップS7に進みリングレール8の
下降を継続させる。次にCPU17はステップS8でリ
ングレール8の位置を演算するとともに、正規の昇降運
動の下降端(上昇反転位置Pu )に達したか否かの判断
を行う(第3の判断工程)。そして、上昇反転位置Pu
に達したらCPU17はステップS9でサーボモータ1
4の回転方向を変更させてリングレール8の移動方向を
上昇方向へ変更した後、ステップS10ヘ進み正規の昇
降運動を行わせるプログラムに移行する。
【0030】CPU17はステップS6で当該位置が正
規の昇降運動の範囲の外にある場合はステップS11に
進み、リングレール8の位置が正規の昇降運動の範囲よ
り下にあるか否かの判断を行う(第4の判断工程)。リ
ングレール8の位置が昇降運動の範囲より上にあればC
PU17はステップS7に進む。ステップS11でリン
グレール8の位置が昇降運動の範囲より下にあればCP
U17はステップS12に進み、サーボモータ14の回
転方向を変更させてリングレール8の移動方向を上昇方
向へ変更する。次にCPU17はステップS13に進
み、リングレール8の位置を演算するとともに、正規の
昇降運動の下降端に達したか否かの判断を行う(第5の
判断工程)。そして、正規の昇降運動の下降端に達した
らCPU17はステップS10に進み正規の昇降運動を
行わせるプログラムに移行する。すなわち、リングレー
ル8が上昇を継続しながら、正規の昇降運動に移行す
る。
【0031】機台停止時にはリングレール8が上昇移動
する状態で惰性運転が行われるため、機台停止時におけ
るリングレール8の位置により、スピンドル4の回転速
度が所定値α例えば約7000rpmに達した時のリン
グレール8の位置が異なる。従って、リングレール8が
正規の昇降運動を開始するまでの過程は複数通りとな
る。その結果、機台再起動時のリングレール8の停止位
置により、前記フローチャートのどのステップを経て正
規の昇降運動を開始するかが決まる。
【0032】図4〜図6は、機台停止の際及び再起動の
際のリングレール8の位置(高さ)の変化を示す線図で
ある。なお、鎖線は異常停止がない場合の変化を示す。
例えば、停電発生位置Pb が図4(a)に示すようにリ
ングレール8の上昇途中あるいは、図4(b)に示すよ
うに下降途中の場合は、リングレール8の停止位置Ps
がリングレール8の下降反転位置Pd すなわち直線L1
に近い位置となる。この場合は、機台再起動後、スピン
ドル4の回転速度が所定値αに達した時のリングレール
8の位置Pαは、正規の昇降運動の範囲内となる。そし
て、CPU17はスピンドル4の回転速度が所定値αに
達した後、リングレール8が上昇反転位置Pu に達する
まで下降を継続させる。そして、リングレール8が上昇
反転位置Pu に達すると、リングレール8を反転させる
とともに正規の昇降運動を開始する。すなわち、この場
合、CPU17はステップS7〜ステップS9を経て正
規の昇降プログラムに移行する。
【0033】又、停電発生位置Pb が図5に示すように
リングレール8の下降反転位置Pd近傍の場合は、リン
グレール8の停止位置Ps が正規の昇降運動の範囲より
かなり上となる。この場合、紡出条件によっては、機台
再起動後、スピンドル4の回転速度が所定値αに達した
時のリングレール8の位置Pαは、図5に示すように正
規の昇降運動の範囲より上になる場合がある。この場
合、CPU17はリングレール8が上昇反転位置Pu に
達するまで下降を継続させる。そして、リングレール8
が上昇反転位置Pu に達すると、リングレール8を反転
させるとともに正規の昇降運動を開始する。すなわち、
この場合、CPU17はステップS11及びステップS
7〜ステップS9を経て正規の昇降プログラムに移行す
る。
【0034】又、図6に示すように、停電発生位置Pb
がリングレール8の上昇反転位置Pu 近傍で、停止位置
Ps が1チェイスの途中の場合は、機台再起動の後、ス
ピンドル4の回転速度が所定値αに達した時のリングレ
ール8の位置Pαは、正規の昇降運動の範囲より下とな
る場合がある。この場合、CPU17はスピンドル4の
回転速度が所定値αに達すると、サーボモータ14の回
転方向を変更させてリングレール8を反転させる。そし
て、リングレール8の位置が図6における直線L2と対
応する位置に達した後、CPU17はリングレール8の
正規の昇降運動を開始する。すなわち、この場合、CP
U17はステップS11〜ステップS13を経て正規の
昇降プログラムに移行する。
【0035】起動後、スピンドル4の回転速度が所定値
αに達するまでは、トラベラ10の姿勢が不安定なた
め、その間にリングレール8をバルーンが拡がる上昇方
向に移動させると糸切れが発生し易くなる。しかし、前
記のように機台の再起動時におけるリングレール8の位
置に拘らず、スピンドル4の回転速度が所定値αに達し
た後にリングレール8が上昇されるため、糸切れが発生
し難くなる。その結果、糸継ぎ作業が減るだけでなく、
無駄な紡出を減少させることができる。
【0036】(実施例2)次に第2実施例を図7に従っ
て説明する。この実施例では異常停止後の機台再起動の
際にリングレール8を昇降させる制御プログラムが第1
実施例と若干異なっており、駆動機構の構成は同じであ
る。この実施例ではリングレール8の停止位置Ps が正
規の昇降運動の範囲内で、しかも停電発生位置Pb がリ
ングレール8の上昇途中の場合、機台再起動後のリング
レール8の昇降運動が前記実施例と異なる。すなわち、
この場合機台再起動後、スピンドル4の回転速度が所定
値αに達した時のリングレール8の位置Pαが正規の昇
降運動の範囲内であば、CPU17はリングレール8を
直ちに反転させるとともに正規の昇降運動を開始する。
従って、図7に示すように、再起動後の下降途中におい
て、リングレール8は位置Pαから本来のパターンに沿
った巻取りに戻るため、前記実施例に比較して少しでも
巻形状を本来のものに近づけられるという効果がある。
その他の場合は前記実施例と同様な手順でリングレール
8は正規の昇降運動に移行する。
【0037】(実施例3)次に第3実施例を図8及び図
9に従って説明する。この実施例では停電時にドラフト
パート及びスピンドル駆動系の回転をリフティング駆動
系に伝達する回転伝動機構の構成が、前記両実施例と異
なっている。すなわち、この実施例では回転伝動機構は
ドラフトパート及びスピンドル駆動系の回転を、リフテ
ィング駆動系にリングレール8を下降させる方向の回転
として伝達するようになっている。又、CPU17は機
台再起動後、スピンドル4の回転速度が所定値αに達し
た時にリングレール8を直ちに反転させるようになって
いる。
【0038】従って、この実施例では運転中に停電等の
異常事態によりメイン電源が遮断されて機台が惰性運転
となると、ドラフトパート及びスピンドル駆動系の惰性
回転が終了するまで、リフティング駆動系はリングレー
ル8を下降させる方向に駆動される。その結果、機台再
起動後、スピンドル4の回転速度が所定値αに達した時
のリングレール8の位置Pαは、正規の昇降運動の範囲
内となる場合と、正規の昇降運動の範囲より下となる場
合とのいずれかとなる。そして、例えば図8に示すよう
に、リングレール8の位置Pαが正規の昇降運動の範囲
内となる場合、リングレール8は直ちに反転するととも
に正規の昇降運動に以降する。この場合は再起動後の下
降途中において、リングレール8は位置Pαから本来の
パターンに沿った巻取りに戻るため、少しでも巻形状を
本来のものに近づけられるという効果がある。又、図9
に示すように、リングレール8の位置Pαが正規の昇降
運動の範囲より下となる場合は、反転後リングレール8
が図9における直線L2と対応する位置に達した後、リ
ングレール8は正規の昇降運動へ移行する。この実施例
では機台再起動後、スピンドル4の回転速度が所定値α
に達した時に必ずリングレール8を反転させるため、第
1実施例に比較してリングレール8の昇降制御が容易と
なる。なお、機台再起動後、リングレール8の位置Pα
が正規の昇降運動の範囲内の場合、リングレール8を直
ちに反転させずに直線L2と対応する上昇反転位置Pu
に達するまで下降を継続させ、上昇反転位置Pu に達し
たときに反転させるとともに正規の昇降運動を開始させ
てもよい。
【0039】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1)異常停止後の再起動時にリングレール8の下降移
動を継続させる基準となるスピンドル回転速度の所定値
αは、必ずしも各紡出条件毎に設定しなくてもよく、糸
の太さが極端に異なる場合のみ所定値αを変更する構成
としてもよい。この場合、種々の繊維種、紡出糸番手等
の紡出条件と、スピンドル回転速度の所定値との対応デ
ータをプログラムメモリ18に記憶しておく代わりに、
機台の運転条件を入力装置20で入力する際に所定値α
を入力する構成とする。この構成の場合は、所定値αの
補正が容易となる。
【0040】(2)スピンドル4の回転速度検出手段と
して主モータMの回転速度を検出するロータリエンコー
ダを使用したり、ドラフトパート駆動系及びスピンドル
駆動系の部材のうちのスピンドル4と同期して回転する
部材の回転速度を検出する回転センサを使用してもよ
い。
【0041】(3)機台の再起動時にスピンドル4が所
定の回転速度に達したことを確認する方法として、スピ
ンドル4の回転速度を検出する代わりに、リングレール
8の下降量や再起動後の経過時間に基づいてスピンドル
回転速度が所定値αになったことを間接的に確認する構
成としてもよい。この場合、紡出条件に対応してスピン
ドル回転速度の所定値αと対応するリングレール8の下
降量や再起動後の経過時間を予め求めておき、その値を
プログラムメモリ18あるいは作業用メモリ19に記憶
しておく。そして、CPU17はリングレール8の下降
量あるいは経過時間に基づいて、スピンドル4の回転速
度が所定値αに達したことを確認する。所定値αに対応
するリングレール8の下降量は、紡出条件によっても異
なるが、ほぼ10mm程度である。リングレール8の位
置検出手段は必須のものであるので、この構成の場合
は、スピンドルの回転速度検出手段を別に設ける必要が
なくなり、構成が簡単になるとともにコストも安くな
る。
【0042】(4)リフティング駆動系のモータとし
て、サーボモータ12に代えてインバータを介して変速
制御される可変速モータを使用するとともに、その出力
軸とラインシャフト7との間に一対の電磁クラッチの励
消磁によりラインシャフト7の回転方向を変更する機構
を設けてもよい。又、主モータMとして定速度電動機を
使用してもよい。
【0043】(5)ドラフトパート及びスピンドル駆動
系の回転を停電時のみリフティング駆動系に伝達する回
転伝動機構として、回転伝動機構に上昇用電磁クラッチ
及び下降用電磁クラッチを装備してもよい。そして、停
電時に両電磁クラッチ及び制御装置15を作動させるた
めのバッテリを設けて、リングレール8の停止時まで正
規の昇降運動を行わせる構成としてもよい。
【0044】(6)又、リフティング駆動系とドラフト
パート及びスピンドル駆動系とが停電時に連結されない
構成としてもよい。 (7)リングレール8を昇降する駆動手段として、実公
平3−29334号公報に開示された装置のように、リ
ングレール8を支持するポーカピラー12の下部にラッ
クを形成し、ラインシャフト7にねじ歯車11に代えて
ピニオンを取付けてもよい。
【0045】(8)リングレール8の位置検出手段とし
てロータリエンコーダ以外のものを使用してもよい。例
えば、リングレールの昇降範囲の近傍に多数の永久磁石
がそのN極とS極とが交互に配列されたいわゆるマグネ
ットスケールを配設するとともに、その検出部をリング
レールに一体移動可能に固定した構成の装置を採用して
もよい。又、リニアポテンショメータを移動量検出手段
として使用してもよい。又、ロータリエンコーダの取付
け位置は、ラインシャフトの回転と同期して回転される
部品であれば、適宜の位置に取付けてよい。
【0046】(9)スピンドル4をチンプーリ5に巻き
掛けられるスピンドルテープで駆動する構成に代えて、
タンゼンシャルベルトにより駆動する構成としてもよ
い。又、リング撚糸機に適用してもよい。
【0047】前記実施例及び変更例から把握できる請求
項記載以外の発明について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項1〜請求項3に記載の発明において、リフ
ティング駆動系とドラフトパート及びスピンドル駆動系
との間に、停電時にのみドラフトパート及びスピンドル
駆動系の回転をリングレールを上昇させる方向の回転と
してリフティング駆動系に伝達する回転伝達機構を設け
た。この場合、機台再起動時にスピンドルの回転速度が
所定値に達したときにおけるリングレールの位置が、正
規の昇降運動の範囲から外れる割合が少なくなる。特に
糸の巻取り量が少ない段階における異常停止時にリング
レールが糸巻取り範囲から外れることが少なくなる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、停電や異常停止など予期せぬ機
台停止後の機台の再起動時における糸切れをより少なく
することができる。又、請求項3に記載の発明では、紡
出条件が大幅に変動した場合でも、紡出条件を入力する
だけで糸切れが少なくなる条件で再起動が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した第1実施例の駆動系の概
略構成図である。
【図2】 制御装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 作用を説明するフローチャートである。
【図4】 停電後のリングレールの位置変化を示す線図
である。
【図5】 停電後のリングレールの位置変化を示す線図
である。
【図6】 停電後のリングレールの位置変化を示す線図
である。
【図7】 本発明を具体化した第2実施例の停電後のリ
ングレールの位置変化の一例を示す線図である。
【図8】 本発明を具体化した第3実施例の停電後のリ
ングレールの位置変化を示す線図である。
【図9】 同じく停電後のリングレールの位置変化を示
す線図である。
【符号の説明】
4…スピンドル、7…リフティング駆動系を構成するラ
インシャフト、8…リングレール、14…リフティング
駆動系を構成するサーボモータ、14a…位置検出手段
としてのロータリエンコーダ、15…制御手段としての
制御装置、17…演算手段及び制御手段としてのCP
U、18…記憶手段としてのプログラムメモリ、S…回
転速度検出手段としてのセンサ、α…所定値、M…主モ
ータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフティング駆動系がスピンドル駆動系
    と別のモータで駆動される紡機において、 機台の異常停止後における再起動時に、スピンドル駆動
    系とリフティング駆動系とを同期して駆動させ、スピン
    ドルが所定の回転速度に達するまでリングレールを停止
    位置から下方に移動させた後、正規の昇降動作を継続す
    るようにリフティング駆動系を駆動する紡機の起動方
    法。
  2. 【請求項2】 リフティング駆動系がスピンドル駆動系
    と別のモータで駆動される紡機において、 スピンドルの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 リングレールの位置を検出する位置検出手段と、 異常停止後の再起動時にスピンドルの回転速度が所定の
    値に達するまでリングレールを下降移動させ、その後、
    正規の昇降動作を継続させるようにリフティング駆動系
    のモータを駆動制御する制御手段とを備えた紡機の起動
    装置。
  3. 【請求項3】 リフティング駆動系がスピンドル駆動系
    と別のモータで駆動される紡機において、 スピンドルの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 リングレールの位置を検出する位置検出手段と、 繊維種、紡出糸番手等の紡出条件に対応するスピンドル
    回転速度の所定値を記憶する記憶手段と、 異常停止後の再起動時にスピンドルの回転速度が前記所
    定値に達するまでリングレールを下降移動させ、その
    後、正規の昇降動作を継続させるようにリフティング駆
    動系のモータを駆動制御する制御手段とを備えた紡機の
    起動装置。
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