JP4327986B2 - 樹脂封止装置 - Google Patents

樹脂封止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4327986B2
JP4327986B2 JP2000121022A JP2000121022A JP4327986B2 JP 4327986 B2 JP4327986 B2 JP 4327986B2 JP 2000121022 A JP2000121022 A JP 2000121022A JP 2000121022 A JP2000121022 A JP 2000121022A JP 4327986 B2 JP4327986 B2 JP 4327986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
unit
press
gate break
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000121022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001300976A (ja
Inventor
剛 若林
淳二 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP2000121022A priority Critical patent/JP4327986B2/ja
Publication of JP2001300976A publication Critical patent/JP2001300976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4327986B2 publication Critical patent/JP4327986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は被成形品供給部より被成形品をプレス部に搬入するローダーと、プレス部より成形品を成形品収納部へ取り出すアンローダーとが移動レール部を共用して移動することにより樹脂封止する樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置として用いられる樹脂封止装置には、被成形品供給部よりローダーにより被成形品がプレス部に搬入され、アンローダーにより成形品がプレス部より取出されて成形品収納部へ収納されるようになっている。
【0003】
この成形品収納部の構成について、図5を参照して説明すると、アンローダー101には成形品107を保持するチャック機構102のほかに、ゲートブレイク機構や成形品を冷却するため圧縮空気を噴出する冷却機構(図示せず)などが装備されている。アンローダー101はプレス部103より成形品107を保持してディゲート部104に搬送して公知のバタフライ機構を有するフレーム保持パレットに載置する(特開平3−290218号参照)。フレーム保持パレットは、移動テーブル(図示せず)上に載置されている。
【0004】
アンローダー101は成形品107を保持したままフレーム保持パレット上に押さえて基板の反りを押えつつ冷却機構により冷却した後、該フレーム保持パレットの両側を上方に押しあげられて、成形品ゲート部分に応力を集中させてゲートブレイクが行われる。ゲートブレイクが行われると、成形品ゲート・ランナなどの不要樹脂は下方に落下してスクラップボックスへ回収され、成形品107のみがアンローダー101のチャック機構102より移動プレートに受け渡される。アンローダー101は成形品を受け渡すと、上昇して次の成形品取出し動作に備える。
【0005】
移動テーブルは、成形品107を載置したまま成形品収納部105へ搬送し、一旦成形品ピックアップ(図示せず)により保持された後、移動テーブルがディゲート部104へ移動すると、成形品ピックアップより成形品107を必要に応じて回転して収納マガジン106へ向きを揃えて収納していた(実開平2−85114号公報、特開平6−143327号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体パッケージの生産調整や多品種少量生産の要請に伴い、プレス部をモジュール化して増減可能な樹脂封止装置が開発され実用化されている。このため、半導体パッケージの生産量を増やす場合には、プレス部から取出された成形品の迅速な収納動作が求められている。
【0007】
図5に示す樹脂封止装置の場合、アンローダー101がチャック機構102のほかに、ゲートブレイク機構や冷却機構を備えているため、ゲートブレイク動作を行うために時間がかかり、プレス部103を増設する場合には、樹脂封止動作にアンローダー101の成形品取出動作が追従できないという不具合が生ずる。
また、アンローダー101は、チャック機構102、ゲートブレイク機構及び冷却機構をなどを備え重量が増大しているうえに、プレス部103の増加に伴って移動量が増えるとサイクルタイムが遅延するうえに故障が発生し易い。
また、実装基板の微細配線化、高集積化に伴い、半導体パッケージも小型化して高密度実装化しており、QFN(Quad・Flat・Non−leaded)のようにインナーリードの一部をパッケージから露出させたり、BGA(ボールグリッドアレイ)タイプ、フリップチップ実装タイプの半導体パッケージにおいては、接続端子(バンプ、はんだボールなど)の端部を露出させて樹脂封止するため、プレス部103にリリースフィルムを張設するフィルムユニットを装着する場合がある。この場合、アンローダー101が重量化して複雑化した構成であると、このフィルムユニットとの干渉を避けて型開きしたプレス部103に進入する必要があり、移動量が増えるうえに故障も発生し易い。
また、成形品ピックアップがディゲート部104に移動してゲートブレイク後の成形品を取出すようにしても、成形品ピックアップのディゲート位置と成形品収納位置との間を移動させる移動機構がコストアップの要因となる。
【0008】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、成形品の取出し収納動作を高速に処理して、プレス部の増設に伴う成形品の増産に対応可能にした樹脂封止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、被成形品供給部から被成形品及び樹脂タブレットを保持してプレス部へ搬入するローダーと、プレス部から成形品を保持して成形品収納部へ取り出すアンローダーとが、移動レール部を共用して移動し所要のプレス部に一方向から進退動することにより樹脂封止が行われ、前記被成形品供給部と前記成形品収納部との間に増設レールユニットを増設してプレス部を増設可能な樹脂封止装置であって、前記成形品収納部は、前記プレス部より取出された前記成形品の受け渡しのみを行う前記アンローダーから該成形品を受け渡される成形品取出部と、前記成形品取出部から移送された前記成形品のゲートブレイクが行われるディゲート部と、前記ディゲート部から移送された前記成形品を揃えて収納する成形品収納部と、前記成形品取出部から前記ディゲート部を経て前記成形品収納部までの間を直線的に設けられたガイドレールに沿って往復移動する移送手段とを備え、前記移送手段は、前記成形品取出部において前記アンローダーから成形品を受け渡されるとバタフライ機構を備えたゲートブレイクトレイに載置したまま移動テーブルが、前記成形品取出部から前記ディゲート部を経て前記成形品収納部へ移動し、前記ディゲート部において、成形品カルが上下クランプ機構によりクランプされて冷却されるとともに、前記ゲートブレイクトレイを成形品カル側近傍の支点を中心に両側へ各々回動させてゲートブレイクが行なわれて不要樹脂が除去され、成形品のみが前記ゲートブレイクトレイに載置されたまま前記成形品収納部へ移送されることを特徴とする。
また、前記移動テーブルは、不要樹脂を回収するゲートブレイクボックスの上に前記ゲートブレイクトレイが幅方向中央部に設けられた支点を中心に両側へ各々回動可能に軸支されていることを特徴とする。
また、前記成形品収納部には、前記ゲートブレイクトレイに載置されたまま移送された成形品をピックアップして保持し、収納マガジンに収納可能な成形品ピックアップが上下動可能かつ旋回可能に設けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。樹脂封止装置は、被成形品をプレス部に搬入するローダーと、プレス部より成形品を成形品取出部へ取り出すアンローダーとが移動レール部を共用して樹脂封止するように構成されている。
図1は樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平面図、図2は成形品収納ユニットの部分平面図、図3は図2の成形品収納ユニットの左側面図、図4は図2の成形品収納ユニットの正面図である。
【0011】
図1において、先ず樹脂封止装置の概略構成について説明する。樹脂封止装置は被成形品供給部である被成形品供給ユニットAと成形品収納部である成形品収納ユニットBとの間に各種機能を備えた増設レールユニットCを分離可能に備えている。被成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットB及び増設レールユニットCのそれぞれが移動レール部と台座部を有しており、該台座部には各種機能部を備えることが可能である。各種機能部として、供給部、整列部、受渡部、取出部、ディゲート部、収納部、プレス部、フィルムユニット等が適宜設置されている。以下各部の構成について説明する。
【0012】
[被成形品供給ユニットA]
図1において、1は基板供給部であり、供給マガジン2に収納したリードフレーム、樹脂基板などの基板を整列部であるターンテーブル3へ向きを揃えて供給し、該ターンテーブル3から受渡部である供給位置4まで図示しない送り出し機構により送り出される。供給位置4には、基板の加熱手段を設けても良い。
5は樹脂タブレット供給部であり、樹脂タブレットを送り出すリニアフィーダ(図示せず)から樹脂タブレットをタブレットホルダー6へ装填し、該タブレットホルダー6を供給位置まで移動して供給する。
【0013】
7はプレス部であり、モールド金型8及び該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しながら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装備されている。プレス部7は、供給側台座部9に設けられており、モールド金型8にリリースフィルム10を張設するフィルムユニットFが取付け可能になっている。尚、成形品収納ユニットB及び増設レールユニットCにプレス部を備えた場合にも、フィルムユニットFを同様に取付可能になっている(図示せず)。
【0014】
フィルムユニットFは、プレス部7の奥側にフィルム供給部11、手前側にフィルム巻取り部12を備えており、リリースフィルム10は移動レール部と直交する方向に張設されている。リリースフィルム10は、QFNのようにインナーリードの一部をパッケージから露出させたり、BGAタイプ或いはフリップチップ実装タイプの半導体パッケージにおいては、接続端子(バンプ、はんだボールなど)の端部を露出させて樹脂封止したり、複数チップを一括成形する場合などに好適に用いられる。リリースフィルム10は、モールド金型8の加熱温度に耐えられる耐熱性を有するもので、金型面より容易に剥離するものであって、柔軟性、伸展性を有するフィルム材、例えば、PTFE、ETFE、PET、FEP、フッ素含浸ガラスクロス、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリジン等が好適に用いられる。リリースフィルム10は、モールド金型8のパーティング面に形成された吸着穴よりエアーを吸引することで、金型面に密着して張設される。尚、プレス部7は、必ずしも具備されているものではなく、該プレス部7の代わりに必要に応じて供給側台座部9に他の機能部を搭載しても良い。被成形品供給ユニットAの台座幅を狭くしてプレス部7を省略しても良い。また、インラインのように外部から被成形品が供給される場合には、被成形品供給ユニットAに設けられた供給部、整列部等は省略しても良い。
【0015】
13は供給側移動レール部であり、供給位置4で基板を受け取って保持し、タブレットホルダー6より樹脂タブレットを受け取って保持するローダー14やプレス部7などから成形品を取出すアンローダー15が共用して移動可能になっている。ローダー14及びアンローダー15は、供給側移動レール部13を含む移動レール部を所要位置へ移動してプレス部7含む所要のプレス部に一方向から進退移動するようになっている。供給側移動レール部13は、他のユニットとのレールどうしの接続性や拡張性を考慮して一方側端(図1の右側)に延出部13aが設けられ、他方側端(図1の左側)にレールの長さを短くして生じた空隙部13bが設けられている。
【0016】
16はアンローダー15の吸引ダクトに接続可能な供給側吸引ダクトであり、供給側移動レール部13に併設されている。供給側吸引ダクト16の一端は集塵機17に連結しており、他端にはダクト連結部16aが設けられている。ダクト連結部16aには増設レールユニットCの吸引ダクト30が連結可能になっている。アンローダー15は、プレス部7より成形品を取り出す際に、アンローダー側吸引ダクトが供給側吸引ダクト16のダクト連結部16aに形成された連結孔(図示せず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移動する際に上下金型面をクリーニングしながら吸引動作を行い、樹脂かすなどの塵を集塵機17へ集塵するようになっている。
【0017】
[成形品収納ユニットB]
図1において、いずれかのプレス部よりアンローダー15により取出された成形品は、成形品取出部18に待機している移動テーブル19へ受け渡される。アンローダー15は、チャック機構やクリーニング機構及び吸引機構などが設けられているが、ゲートブレイク機構や冷却機構などは省略され、軽量化が図られている。よって、アンローダー15は成形品を移送手段として設けた移動テーブル19へ受け渡すと次の成形品の取出し動作に移行する。移動テーブル19は、アンローダー15より成形品が受け渡されると、成形品取出部18から成形品のゲートブレイクが行われるディゲート部20を経て、成形品が収納される成形品収納部21までの間を往復移動する。ディゲート部20において、移動テーブル19のゲートブレイクトレイ39上に載置されて移送された成形品は、成形品クランプ機構によりクランプされて冷却されると共に、ゲートブレイクトレイ39(図3参照)と共に基板両側を回動させることによりゲートブレイクが行われ不要樹脂が分離される。分離された不要樹脂は図示しないスクラップボックスへ回収される。次いで、移動テーブル19は成形品のみを載置して成形品収納部21へ移送する。成形品収納部21において、移動テーブル19により移送された成形品は、成形品ピックアップ22により一旦保持される。そして、移動テーブル19が成形品取出部18へ向かって移動すると、成形品ピックアップ22は必要に応じて旋回して、下方に設けられた収納マガジン23へ下動して向きを揃えて成形品を収納する。
【0018】
24はプレス部であり、モールド金型8及び該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しながら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装備されている。プレス部24は、収納側台座部25に設けられており、フィルムユニットFなどを設けることも可能である。尚、プレス部24は、必ずしも具備されているものではなく、該プレス部24の代わりに必要に応じて収納側台座部25に他の機能部を搭載しても良い。また、成形品収納ユニットBの台座幅を狭くしてプレス部24を省略しても良い。また、インラインのように外部へ成形品が搬出される場合には、成形品収納ユニットBに設けられたディゲート部、収納部等は省略しても良い。
【0019】
26は収納側移動レール部であり、プレス部24へ基板及び樹脂タブレットを搬入するローダー14やプレス部24などから成形品を取出すアンローダー15が共用して移動可能になっている。収納側移動レール部26は、他のユニットとのレールどうしの接続性や拡張性を考慮して一方側端(図1の右側)に延出部26aが設けられ、他方側端(図1の左側)にレールの長さを短くして生じた空隙部26bが設けられている。
【0020】
27は収納側吸引ダクトであり、収納側移動レール部26に併設されている。収納側吸引ダクト27の一端は、後述する増設レールユニットCの吸引ダクト30に設けられたダクト連結部30aに連結しており、他端にはダクト連結部27aが設けられている。アンローダー15は、プレス部24より成形品を取り出す際に、アンローダー側吸引ダクトが収納側吸引ダクト27のダクト連結部27aに形成された連結孔(図示せず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移動する際に金型面をクリーニングしながら吸引動作を行い、樹脂かすなどの塵を被成形品供給ユニットAに設けられた集塵機17へ集塵するようになっている。
【0021】
[増設レールユニットC]
増設レールユニットCは、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に挿脱可能に設けられている。28は増設側移動レール部であり、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に増設レールユニットCを増設した際にローダー14及びアンローダー15が共用して移動可能になっている。この増設側移動レール部28は、供給側移動レール部13と収納側移動レール部26との間を連結してローダー14及びアンローダー15が移動可能になっている(図1参照)。増設側移動レール部28は、他の増設レールユニットCや被成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットBとの接続用に一方側端(図1の右側)に延出部28aが設けられ、他方側端(図1の左側)にレールの長さを短くして生じた空隙部28bが設けられている。
【0022】
29は増設側台座部であり、増設側移動レール部28を支持すると共にプレス部31やフィルムユニット10などの様々な機能を有する機能部を搭載可能になっている。増設レールユニットCは、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に移動レール部どうしが連続するように挿入された後、増設側台座部29と供給側台座部9との間、増設側台座部29と収納側台座部25との間、増設側台座部29どうしの間を各々ボルト締めして連結されている。尚、増設レールユニットCごと他の増設レールユニットCに変更することは可能であるが、各種機能部の大きさを考慮しておけば、該機能部だけの交換も可能である。
また、増設側台座部29には、レール台座部29aとベース台座部29bとを備えており、レール台座部29aは増設側移動レール部28を支持しており、ベース台座部29bは、プレス部31を支持している。レール台座部29aとベース台座部29bとは一体に形成されていても或いは分離可能に構成されていても良い。
【0023】
また、増設側移動レール部28には増設側吸引ダクト30が併設されており、一端側にはアンローダー15のアンローダー側吸引ダクトに接続可能なダクト連結部30aが設けられている。増設側吸引ダクト30は、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に増設レールユニットCを増設した際に、供給側移動レール部13及び収納側移動レール部26に各々設けられた供給側吸引ダクト16及び収納側吸引ダクト27間にダクト連結部16a及びダクト連結部30aを介して各々連結して集塵機17へ連通するようになっている(図1参照)。
【0024】
本実施例では、図1に示すように、プレス部31を搭載した増設レールユニットCを被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に2台分増設してスペースを形成している。増設レールユニットCと被成形品供給ユニットAとは、増設側移動レール部28と供給側移動レール部13とが、空隙部28bに延出部13aが嵌め込まれて連結しており、供給側吸引ダクト16のダクト連結部16aに増設側吸引ダクト30の一端が連結している。また、増設レールユニットCと成形品収納ユニットBとは、延出部28aが空隙部26bに嵌め込まれて連結しており、増設側吸引ダクト30のダクト連結部30aに収納側吸引ダクト27の一端が連結している。また、増設レールユニットCどうしは、一方(図1の左側)の延出部28aが他方の空隙部28bに嵌め込まれて連結しており、一方のダクト連結部30aに他方の増設側吸引ダクト30の一端が連結している。
【0025】
[成形品収納ユニットBの詳細説明]
ここで、成形品収納ユニットBの各部の構成について図2〜図4を参照して説明する。図2において、収納側台座部25には、成形品取出部18、ディゲート部20及び成形品収納部21は、直線的に配置されている。成形品は、移動テーブル19に載置されて、成形品取出部18からディゲート部20を経て成形品収納部21にわたって両側に直線状に設けられたガイドレール32に沿ってテーブル移動用シリンダ33により往復移動するようになっている。ガイドレール32には、成形品取出位置及び成形品収納位置に対応した端部ストッパー34a、34b、ディゲート位置に対応した中間ストッパー35が設けられており、各位置で移動テーブル19が突き当たって停止するようになっている。中間ストッパー35はストッパー上下シリンダ36に連繋しており、必要に応じて移動テーブル19の通過位置に進退するようになっている。ストッパー上下シリンダ36は、サイドフレーム37に取付けられている。
【0026】
図3において、移動テーブル19にはゲートブレイクボックス38が搭載されており、該ゲートブレイクボックス38上にはゲートブレイクトレイ39が搭載されている。このゲートブレイクトレイ39に成形品が搭載されてディゲート部20へ移送される。ゲートブレイクトレイ39は幅方向中央部側(成形品カル側)に設けられた支点を中心に回動可能に軸支されたバタフライ機構を備えている。ゲートブレイクトレイ39の回動によりゲートブレイクされた成形品カル及び成形品ランナゲートを含む不要樹脂は、ゲートブレイクボックス38を経て下方のスクラップボックスへ落下して回収される。
【0027】
図4において、ディゲート部20には、ゲートブレイクトレイ39に載置されてゲートブレイク位置に移送された成形品の成形品カルをクランプする成形品クランプ機構が上下に設けられている。40は上クランプ機構であり、カル押え上プレート41を含む上可動部42を上下動可能に具備している。上可動部42は、上フレーム43に設けられた上可動部作動シリンダ44に連繋している。該上可動部作動シリンダ44を作動させると、上可動部本体46に上フレーム43を挿通して設けられたガイドロッド45に案内されて上可動部42は上下動する。また上可動部本体46にはカル押え上シリンダ47が設けられており、該カル押え上シリンダ47のシリンダロッドはカル押え上プレート41に連繋している。カル押え上シリンダ47を作動するとカル押え上プレート41が上下動するようになっている。カル押え上プレート41には、成形品を冷却するための圧縮空気を噴出するエアーノズル(図示せず)が設けられている。
【0028】
図4において、ガイドレール32の下方には下クランプ機構48が設けられている。下クランプ機構48には、ベースプレート49上にレール方向両側にカル押え下シリンダ50が設けられている。カル押え下シリンダ50のシリンダロッドには、カル押え下プレート51が連繋支持されている。また、カル押え下プレート51には、トレイ押動シリンダ52が設けられており、該トレイ押動シリンダ52のシリンダロッド先端には押当ローラ53が回動自在に取付けられている。トレイ押動シリンダ52を作動させると、シリンダロッドが上動して押当ローラ53がゲートブレイクトレイ39に突き当たって押動し、該ゲートブレイクトレイ39が成形品カル側近傍の支点を中心に回動するようになっている。
【0029】
ゲートブレイク位置に移送された成形品は、上下クランプ機構40、48により、成形品カルがカル押え上下プレート41、51によりクランプされた状態で、トレイ押動シリンダ52を作動させて押当ローラ53によりゲートブレイクトレイ39の両側を押動して回動させてゲートブレイクが行われる。そして、ゲートブレイクトレイ39の押動を解除し、カル押え上下プレート41、51を上下に離間させると成形品カルなどの不要樹脂は下方に落下して回収される。
【0030】
図3において、成形品収納部21には成形品ピックアップ22が設けられている。成形品ピックアップ22には以下に述べるように上下動機構と旋回機構が一体に装備されている。上フレーム43には支持プレート54が水平方向に吊下げ支持されている。この支持プレート54には、上下動用のチャック用シリンダ55及び収納用シリンダ56が取付支持されている。これらチャック用シリンダ55及び収納用シリンダ56のシリンダロッドは、ピックアップ本体57に連繋している。また収納用シリンダ56のシリンダロッドはスプリング56aにより常時上方に付勢されている。ピックアップ本体57の本体プレート58には、ガイドロッド59が支持プレート54及び上フレーム43を挿通して設けられている。また、本体プレート58には、旋回用の回動アクチュエータ60が一体に設けられている。また、回動アクチュエータ60の下方には成形品押さえ板61及び該押さえ板61より下方に突出して成形品をチャックする開閉チャック爪62が2個併設されている。ピックアップ本体57は、チャック用シリンダ55又は収納用シリンダ56を作動させるとガイドロッド59にガイドされて上下動し、回動アクチュエータ60を作動させると押さえ板61及び開閉チャック爪62が180度ずつ回動可能になっている。図3及び図4において、収納マガジン23はエレベーション機構63により、下方のマガジンより順次上方のマガジンへ収納するよう高さ位置が可変に支持されている。
【0031】
成形品は移動プレート19のゲートブレイクトレイ39に搭載されたまま収納位置に移送されると、チャック用シリンダ55を作動しピックアップ本体57をゲートブレイクトレイ39の上まで下動させて、開閉チャック爪62によりチャックされてピックアップ本体57を一旦上動して待機させる。そして、移動プレート19が再度収納位置より成形品取出位置に向かって退避すると、収納用シリンダ56を作動させてピックアップ本体57を収納マガジン23の上まで下動させて、開閉チャック爪62に保持した成形品のうち一方を開放して収納する。そして、ピックアップ本体57を上動させて回動アクチュエータ60により180度回転させてから、収納用シリンダ56を作動させてピックアップ本体57を同一の収納マガジン23の上まで下動させて開閉チャック爪62に保持した残りの成形品を開放して収納する。尚、2つの収納マガジン23に同時に収納する場合には、回動アクチュエータ60の回動動作は省略できる。
【0032】
上記構成によれば、アンローダー15がプレス部より成形品を取出して成形品取出部18に待機する移動テーブル19に該成形品の受け渡しのみを行うため、従来アンローダー15に一体に装備されていたゲートブレイク機構や冷却機構などを省略できるので、軽量化が実現でき、高速移動が可能になった。また、アンローダー15が成形品を移動テーブル19に受け渡すだけで次の成形品の取出し動作に移行できるので、マシンサイクルを高速化できるうえに、増設レールユニットCを増設してプレス部の数を増やしても、成形品収納動作が追従できるため、半導体パッケージの増産にも対応可能となる。
また、移動テーブル19が成形品取出部18に待機してアンローダー15より成形品を受け渡され、該成形品取出部18からディゲート部20を経て、成形品が収納される成形品収納部21までの間を往復移動する構成のほうが、成形品ピックアップなどを移動させる構造より簡素化でき、安価に製造可能である。
また、増設レールユニットCにはプレス部に限らず他の機能部を搭載できるので、装置の拡張性(多機能化)や汎用性を高めることができる。
【0033】
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、増設レールユニットに搭載される機能部の種類は例示したものに限定されず他の機能部でも良い。また、移動テーブル19に設けられたゲートブレイクトレイ39や成形品ピックアップ22は2個どり用のものを例示したが、モールド金型8の交換に合わせて適宜交換可能である。
また、フィルムユニットFが装備される樹脂封止装置は、被成形品供給ユニットAと成形品供給ユニットBとが分離するように構成されているが、これらを一体に備えた樹脂封止装置であっても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る樹脂封止装置を用いると、アンローダーがプレス部より成形品を取出して成形品取出部に待機する移送手段に受け渡しのみを行うため、従来アンローダーに一体に装備されていたゲートブレイク機構や冷却機構などを省略できるので、軽量化が実現でき高速移動が可能になった。また、アンローダーが成形品を成形品取出部に受け渡すだけで次の成形品の取出し動作に移行できるので、マシンサイクルを高速化できるうえに、プレス部の数を増やしても成形品収納動作が追従できるため、半導体パッケージの増産にも対応可能となる。
また、移送手段がアンローダーより成形品を受け渡され、成形品取出部からディゲート部を経て、成形品が収納される成形品収納部までの間を往復移動する構成のほうが、成形品ピックアップなどを移動させる構造より簡素化でき、安価に製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平面図である。
【図2】成形品収納ユニットの部分平面図である。
【図3】図2の成形品収納ユニットの左側面図である。
【図4】図2の成形品収納ユニットの正面図である。
【図5】従来の樹脂封止装置の平面図である。
【符号の説明】
A 被成形品供給ユニット
B 成形品収納ユニット
C 増設レールユニット
F フィルムユニット
1 基板供給部
2 供給マガジン
3 ターンテーブル
4 供給位置
5 樹脂タブレット供給部
6 タブレットホルダー
7、14、24 プレス部
8 モールド金型
9 供給側台座部
10 リリースフィルム
11 フィルム供給部
12 フィルム巻取り部
13 供給側移動レール部
14 ローダー
15 アンローダー
16 供給側吸引ダクト
17 集塵機
18 成形品取出部
19 移動テーブル
20 ディゲート部
21 成形品収納部
22 成形品ピックアップ
23 収納マガジン
24 プレス部
25 収納側台座部
26 収納側移動レール部
27 収納側吸引ダクト
28 増設側移動レール部
29 増設側台座部
29a レール台座部
29b ベース台座部
30 増設側吸引ダクト
31 プレス部
32 ガイドレール
33 テーブル移動用シリンダ
34a、34b 端部ストッパー
35 中間ストッパー
36 ストッパー上下シリンダ
37 サイドフレーム
38 ゲートブレイクボックス
39 ゲートブレイクトレイ
40 上クランプ機構
41 カル押え上プレート
42 上可動部
43 上フレーム
44 上可動部作動シリンダ
45、59 ガイドロッド
46 上可動部本体
47 カル押え上シリンダ
48 下クランプ機構
49 ベースプレート
50 カル押え下シリンダ
51 カル押え下プレート
52 トレイ押動シリンダ
53 押当ローラ
54 支持プレート
55 チャック用シリンダ
56 収納用シリンダ
57 ピックアップ本体
58 本体プレート
60 回動アクチュエータ
61 押さえ板
62 開閉チャック爪
63 エレベーション機構

Claims (3)

  1. 被成形品供給部から被成形品及び樹脂タブレットを保持してプレス部へ搬入するローダーと、プレス部から成形品を保持して成形品収納部へ取り出すアンローダーとが、移動レール部を共用して移動し所要のプレス部に一方向から進退動することにより樹脂封止が行われ、前記被成形品供給部と前記成形品収納部との間に増設レールユニットを増設してプレス部を増設可能な樹脂封止装置であって
    前記成形品収納部は、前記プレス部より取出された前記成形品の受け渡しのみを行う前記アンローダーから該成形品を受け渡される成形品取出部と、前記成形品取出部から移送された前記成形品のゲートブレイクが行われるディゲート部と、前記ディゲート部から移送された前記成形品を揃えて収納する成形品収納部と、前記成形品取出部から前記ディゲート部を経て前記成形品収納部までの間を直線的に設けられたガイドレールに沿って往復移動する移送手段とを備え、
    前記移送手段は、前記成形品取出部において前記アンローダーから成形品を受け渡されるとバタフライ機構を備えたゲートブレイクトレイに載置したまま移動テーブルが、前記成形品取出部から前記ディゲート部を経て前記成形品収納部へ移動し、
    前記ディゲート部において、成形品カルが上下クランプ機構によりクランプされて冷却されるとともに、前記ゲートブレイクトレイを成形品カル側近傍の支点を中心に両側へ各々回動させてゲートブレイクが行なわれて不要樹脂が除去され、成形品のみが前記ゲートブレイクトレイに載置されたまま前記成形品収納部へ移送されることを特徴とする樹脂封止装置。
  2. 前記移動テーブルは、不要樹脂を回収するゲートブレイクボックスの上に前記ゲートブレイクトレイが幅方向中央部に設けられた支点を中心に両側へ各々回動可能に軸支されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂封止装置。
  3. 前記成形品収納部には、前記ゲートブレイクトレイに載置されたまま移送された成形品をピックアップして保持し、収納マガジンに収納可能な成形品ピックアップが上下動可能かつ旋回可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂封止装置。
JP2000121022A 2000-04-21 2000-04-21 樹脂封止装置 Expired - Lifetime JP4327986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000121022A JP4327986B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 樹脂封止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000121022A JP4327986B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 樹脂封止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001300976A JP2001300976A (ja) 2001-10-30
JP4327986B2 true JP4327986B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=18631738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000121022A Expired - Lifetime JP4327986B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 樹脂封止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4327986B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3609824B1 (ja) * 2003-10-30 2005-01-12 第一精工株式会社 樹脂封止成形装置
JP4791851B2 (ja) * 2006-02-24 2011-10-12 Towa株式会社 電子部品の樹脂封止成形装置
JP4916810B2 (ja) * 2006-08-07 2012-04-18 住友重機械工業株式会社 樹脂封止装置
JP5359779B2 (ja) * 2009-10-26 2013-12-04 アピックヤマダ株式会社 樹脂タブレット供給装置及び樹脂封止装置
JP5732669B2 (ja) * 2010-08-12 2015-06-10 アピックヤマダ株式会社 ディゲート装置及びそれを備えた樹脂モールド装置
JP5285737B2 (ja) * 2011-04-15 2013-09-11 Towa株式会社 電子部品の樹脂封止成形方法及び樹脂封止成形装置
JP2012044199A (ja) * 2011-10-04 2012-03-01 Sumitomo Heavy Ind Ltd 樹脂封止装置
JP7445974B2 (ja) * 2020-10-20 2024-03-08 アピックヤマダ株式会社 樹脂封止装置
JP7430149B2 (ja) * 2021-02-25 2024-02-09 Towa株式会社 樹脂成形装置および樹脂成形品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001300976A (ja) 2001-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100221110B1 (ko) 릴리스필름을 사용하는 자동몰드장치
US7153116B2 (en) Resin molding machine
JP4327986B2 (ja) 樹脂封止装置
EP1514662B1 (en) Resin molding machine
JP7203414B2 (ja) 樹脂供給取出装置、ワーク搬送装置及び樹脂モールド装置
KR101236878B1 (ko) 전자 부품을 갖는 캐리어를 공급 및 취출하는 방법 및 장치
KR100675466B1 (ko) 수지봉지 성형장치
JP4370041B2 (ja) 樹脂タブレット供給装置及び樹脂封止装置
JP2000108159A (ja) 樹脂封止装置
JP4037564B2 (ja) 半導体装置封止装置
JP4327985B2 (ja) 樹脂封止装置
JP3911402B2 (ja) 半導体封止装置
JP5274849B2 (ja) 樹脂成形装置
JP4362296B2 (ja) ワーク搬入装置及び樹脂封止装置
JP4347932B2 (ja) 樹脂封止装置
JPH07241874A (ja) 電子部品の樹脂封止装置
KR102494911B1 (ko) 수지 밀봉 장치 및 워크 반송 방법
JP4078231B2 (ja) 成形品収納装置及び樹脂封止装置
JP4167049B2 (ja) 半導体装置封止装置のキャリア駆動機構
JP4347991B2 (ja) 樹脂封止装置
JP3699801B2 (ja) 半導体製造部品供給機構
JP4058357B2 (ja) ヒートスプレッダー搬送装置及び樹脂封止装置
KR20040056040A (ko) 반도체 리드프레임 피커이송장치
KR0182077B1 (ko) 반도체패키지 제조용 자동몰딩프레스에서 인풋 그립퍼의 펠렛 안착장치
JP2023106682A (ja) 樹脂封止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4327986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term