JP4370041B2 - 樹脂タブレット供給装置及び樹脂封止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は樹脂タブレットが装填されたタブレットホルダーをローダーと対峙した受渡し側へ移動させて樹脂タブレットを受渡す樹脂タブレット供給装置及び該樹脂タブレット供給装置を備えた樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置として用いられる樹脂封止装置には、被成形品供給部よりローダーにより被成形品がプレス部に搬入され、アンローダーにより成形品がプレス部より取出されて成形品収納部へ収納されるようになっている。被成形品供給部は、リードフレーム、樹脂基板などの基板を収納する供給マガジンよりプッシャーなどにより供給テーブルに送出する基板供給部と、ポットピッチに応じて保持穴が形成されたタブレットホルダーに樹脂タブレットを保持して供給テーブル上に供給する樹脂タブレット供給部とを備えている。基板供給部及び樹脂タブレット供給部より供給テーブルに供給された基板及び樹脂タブレットは、上方に待機しているローダーに受け渡される。ローダーは、基板及び樹脂タブレットを保持して型開きしたいずれかのプレス部に搬入し、該プレス部はこれらをクランプして樹脂封止が行われる。
【0003】
この樹脂タブレット供給部の装置構成について、図6の模式図を参照して説明する。樹脂タブレットtは、タブレット保管部101に保管されており、ボールフィーダーなどのタブレット送出し部102により整列しながら図6の矢印方向に送出される。先頭側の樹脂タブレットtは、ハンドPにより保持されて検査ステージ103に一旦載置されて良/不良の検査(樹脂量の検査)が行われ、良品であればハンドQにより保持されてタブレットホルダー104の保持穴105に装填される。タブレットホルダー104の保持穴105は、図示しないモールド金型のポットピッチに対応して形成されている。また検査の結果不良品であれば、ハンドQに保持されてタブレット排出部106へ排出される。
【0004】
タブレットホルダー104は、ハンドQにより樹脂タブレットtを装填される装填位置とローダー107に樹脂タブレットtを受け渡す受渡し位置との間を図示しない移動機構により往復移動するようになっている。ローダー107は、図示しない基板供給部から供給された基板とタブレットホルダー104より供給された樹脂タブレットtを受け渡されると、各プレス部108の型開きしたモールド金型109へ搬入する動作を繰り返す。
【0005】
ここでプレス部108を複数備えた場合の樹脂タブレット供給動作のサイクルについて図7に例示する。図7はプレス部108を4プレスまで増設した場合のローダー107及びアンローダー(図示せず)の各プレス部108へ進退するタイミング及びローダー107が樹脂タブレットを受け渡されるタイミングを示している。また、第1のプレス部に樹脂タブレットtを受け渡してから第2のプレス部に樹脂タブレットtを受け渡すまでの時間間隔タイミングをTとして表記した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体パッケージの生産調整や多品種少量生産の要請に伴い、プレス部をモジュール化して増減可能な樹脂封止装置が開発され実用化されている。このため、半導体パッケージの生産量を増やす場合には、被成形品供給部からローダー107により基板や樹脂タブレットをプレス部108へ高速に搬入する搬入動作が求められている。よって、ローダー107に受け渡される基板や樹脂タブレットの供給動作が迅速に行われる必要がある。
【0007】
図6に示す樹脂タブレット供給装置の場合、タブレット送出し部102より供給された樹脂タブレットtがタブレットホルダー104の保持穴105に装填されるまで、ハンドP及びハンドQにより各々一旦保持されているため、複数ハンドによる保持動作が介在するため樹脂タブレットtの供給に時間がかかる。また、装置レイアウトを変更して樹脂タブレットtの移送経路を変更するとすれば、ハンドに複雑な動作が必要になり時間がかかる。
また、タブレットホルダー104がローダー107に樹脂タブレットtを受け渡している間は、タブレット送出し部102から樹脂タブレットtの送り動作を停止させており、待ち時間が生じて効率的な樹脂タブレットtの供給が行えない。
また、検査ステージ103を設けて樹脂タブレットtの良/不良の検査を行い、不良品であればハンドQにより保持してタブレット排出部106へ排出するため樹脂タブレットtの良/不良によって移送経路が異なるためタブレット移送動作に時間がかかる。
また、プレス部108が1プレスより2プレスに増設した場合には、図7に示す樹脂タブレットtの受渡しサイクルTをT→T´(T<T´)に適宜調節して樹脂タブレットtの供給動作もポット数が少なければ間に合わせることが可能であるが、3プレス更には4プレスとプレス部108を増設した場合には、受渡しサイクルTの値が短くなるため、樹脂タブレットtの供給が追従できずマシンサイクルが遅延してプレス部108の増加は困難になる。
【0008】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、樹脂タブレットの供給動作を高速に処理できる樹脂タブレット供給装置及び該樹脂タブレット供給装置を用いて、プレス部の増設に伴う成形品の増産に対応可能にした樹脂封止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、樹脂タブレットを整列して送り出すタブレット送出し部と、前記樹脂タブレットの保持穴が長手方向に複数形成された一対のタブレットホルダーと、前記タブレット送出し部より送り出された前記樹脂タブレットを装填位置にある前記タブレットホルダーの保持穴に装填するタブレット装填部と、前記樹脂タブレットの装填位置と前記タブレットホルダーがローダーと対峙した受渡し位置との間で前記一対のタブレットホルダーを交互に往復動させて前記受渡し位置において前記保持穴に各々保持された樹脂タブレットが前記ローダーに一括して受け渡される一対のタブレット受渡し機構とを備え、前記受渡し位置において、前記タブレット受渡し機構により一方のタブレットホルダーに装填された樹脂タブレットを一括して前記ローダーへ受け渡すと共に、前記装填位置において、前記タブレット装填部より樹脂タブレットを他方のタブレットホルダーの前記複数の保持穴に順次装填する動作を繰り返すことを特徴とする。
また、前記タブレットホルダーを保持穴のピッチ間隔でピッチ送りするホルダー送り機構を備えており、前記タブレット送出し部より前記樹脂タブレットがほぼ同一の高さ位置を保って送り出されて前記タブレットホルダーの保持穴へ装填され、該樹脂タブレットが装填される度に前記タブレットホルダーをピッチ送りする動作を繰り返すことを特徴とする。
また、前記タブレット装填部は、前記タブレット送出し部から樹脂タブレットを保持して待機位置へ直線的に送り出す送りハンドを備えており、該送りハンドは次の樹脂タブレットを前記待機位置へ送り出す際に、先に待機位置へ供給された前記樹脂タブレットを前記送りハンドに設けられたプッシャーにより送り出して前記タブレットホルダーの保持穴へ装填することを特徴とする。
また、前記タブレット送出し部から前記送りハンドにより送り出された待機位置には、不良樹脂タブレットを排出可能な排出ステージが開閉可能に設けられていることを特徴とする。
【0010】
また、樹脂封止装置においては、上述した樹脂タブレット供給装置より供給された樹脂タブレットがローダーに保持されてプレス部へ搬入され、該プレス部より成形品がアンローダーに保持されて成形品収納部へ搬出されて樹脂封止が行われることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。樹脂封止装置は、被成形品をプレス部に搬入するローダーと、プレス部より成形品を成形品取出部へ取り出すアンローダーとが移動レール部を共用して樹脂封止するように構成されている。
図1は樹脂タブレット供給装置の模式平面図、図2は図1の矢印J方向から見た側面模式図、図3は図2の他の構成を示す模式図、図4(a)(b)は図1の矢印K−K方向の断面模式図及び矢印L方向から見た部分模式図、図5は樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平面図である。
【0012】
図5において、先ず樹脂封止装置の概略構成について説明する。樹脂封止装置は被成形品供給部である被成形品供給ユニットAと成形品収納部である成形品収納ユニットBとの間に各種機能を備えた増設レールユニットCを分離可能に備えている。被成形品供給ユニットA、成形品収納ユニットB及び増設レールユニットCのそれぞれが移動レール部と台座部を有しており、該台座部には各種機能部を備えることが可能である。各種機能部として、供給部、整列部、受渡部、取出部、ディゲート部、収納部、プレス部、フィルムユニット等が適宜設置されている。以下各部の構成について説明する。
【0013】
[被成形品供給ユニットA]
図5において、1は基板供給部であり、供給マガジン2に収納したリードフレーム、樹脂基板などの基板を整列部であるターンテーブル3へ向きを揃えて供給し、該ターンテーブル3から受渡部である供給位置4まで図示しない送り出し機構により送り出される。供給位置4には、基板の加熱手段を設けても良い。5は樹脂タブレット供給装置であり、樹脂タブレットを送り出すリニアフィーダ(図示せず)から樹脂タブレットをタブレットホルダー6へ装填し、該タブレットホルダー6を供給位置まで移動して供給する。
【0014】
7はプレス部であり、モールド金型8及び該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しながら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装備されている。プレス部7は、供給側台座部9に設けられている。
【0015】
13は供給側移動レール部であり、供給位置4で基板を受け取って保持し、タブレットホルダー6より樹脂タブレットを受け取って保持するローダー14やプレス部7などから成形品を取出すアンローダー15が共用して移動可能になっている。ローダー14及びアンローダー15は、供給側移動レール部13を含む移動レール部を所要位置へ移動してプレス部7含む所要のプレス部に一方向から進退移動するようになっている。
【0016】
16はアンローダー15の吸引ダクトに接続可能な供給側吸引ダクトであり、供給側移動レール部13に併設されている。供給側吸引ダクト16の一端は集塵機17に連結しており、他端にはダクト連結部16aが設けられている。ダクト連結部16aには増設レールユニットCの吸引ダクト30が連結可能になっている。アンローダー15は、プレス部7より成形品を取り出す際に、アンローダー側吸引ダクトが供給側吸引ダクト16のダクト連結部16aに形成された連結孔(図示せず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移動する際に上下金型面をクリーニングしながら吸引動作を行い、樹脂かすなどの塵を集塵機17へ集塵するようになっている。
【0017】
[成形品収納ユニットB]
図5において、18は成形品取出部であり、いずれかのプレス部よりアンローダー15により取出された成形品を下方に待機している移動テーブル19へ受け渡される。アンローダー15は、チャック機構やクリーニング機構及び吸引機構などが設けられているが、ゲートブレイク機構や冷却機構などは省略され、軽量化が図られている。よって、アンローダー15は成形品を移送手段として設けた移動テーブル19へ受け渡すと次の成形品の取出し動作に移行する。
【0018】
移動テーブル19は、アンローダー15より成形品が受け渡される成形品取出部18から、成形品のゲートブレイクが行われるディゲート部20を経て、成形品が収納される成形品収納部21までの間を往復移動する。ディゲート部20において、移動テーブル19のゲートブレイクトレイ32へ載置されて移送された成形品は、成形品クランプ機構によりクランプされて冷却されると共に、ゲートブレイクトレイ32と共に基板両側を回動させることによりゲートブレイクが行われ不要樹脂が分離される。分離された不要樹脂は図示しないスクラップボックスへ回収される。次いで、移動テーブル19は成形品のみを載置して成形品収納部21へ移送する。成形品収納部21において、移動テーブル19により移送された成形品は、成形品ピックアップ22により一旦保持される。そして、移動テーブル19が成形品取出部18へ向かって移動すると、成形品ピックアップ22は必要に応じて旋回して、下方に設けられた収納マガジン23へ下動して向きを揃えて成形品を収納する。
【0019】
24はプレス部であり、モールド金型8及び該モールド金型8を型締め型開きする公知の型開閉機構及びモールド金型8のキャビティに樹脂圧を印加しながら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装備されている。
【0020】
26は収納側移動レール部であり、プレス部24へ被成形品及び樹脂タブレットを搬入するローダー14やプレス部24などから成形品を取出すアンローダー15が共用して移動可能になっている。
【0021】
27は収納側吸引ダクトであり、収納側移動レール部26に併設されている。収納側吸引ダクト27の一端は、後述する増設レールユニットCの吸引ダクト30に設けられたダクト連結部30aに連結しており、他端にはダクト連結部27aが設けられている。アンローダー15は、プレス部24より成形品を取り出す際に、アンローダー側吸引ダクトが収納側吸引ダクト27のダクト連結部27aに形成された連結孔(図示せず)に連結して、型開きしたモールド金型8に進退移動する際に金型面をクリーニングしながら吸引動作を行い、樹脂かすなどの塵を被成形品供給ユニットAに設けられた集塵機17へ集塵するようになっている。
【0022】
[増設レールユニットC]
増設レールユニットCは、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に挿脱可能に設けられている。28は増設側移動レール部であり、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に増設レールユニットCを増設した際にローダー14及びアンローダー15が共用して移動可能になっている。この増設側移動レール部28は、供給側移動レール部13と収納側移動レール部26との間を連結してローダー14及びアンローダー15が移動可能になっている(図5参照)。
29は増設側台座部であり、増設側移動レール部28を支持すると共にプレス部31やフィルムユニットなどの様々な機能を有する機能部を搭載可能になっている。増設レールユニットCは、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に移動レール部どうしが連続するように挿入された後、増設側台座部29と供給側台座部9との間、増設側台座部29と収納側台座部25との間、増設側台座部29どうしの間を各々ボルト締めして連結されている。
【0023】
また、増設側移動レール部28には増設側吸引ダクト30が併設されており、一端側にはアンローダー15のローダー側吸引ダクトに接続可能なダクト連結部30aが設けられている。増設側吸引ダクト30は、被成形品供給ユニットAと成形品収納ユニットBとの間に増設レールユニットCを増設した際に、供給側移動レール部13及び収納側移動レール部26に各々設けられた供給側吸引ダクト16及び収納側吸引ダクト27間にダクト連結部16a及びダクト連結部30aを介して各々連結して集塵機17へ連通するようになっている(図5参照)。
【0024】
[樹脂タブレット供給装置の詳細説明]
ここで、樹脂タブレット供給装置5の各部の構成について図1〜図4を参照して説明する。図1において、33はタブレット送出し部であり、樹脂タブレットtをタブレット保管部34よりリニアフィーダー35により整列して送り出す。先頭側の樹脂タブレットtの端面は、タブレットストッパー36aに突き当てられて停止している。また、2番目の樹脂タブレットtは押さえストッパー36bに押さえられている(図4(a)参照)。
【0025】
37はタブレット装填部であり、タブレット送出し部33より送り出された先頭側の樹脂タブレットtからタブレットホルダー6の保持穴39に装填する。タブレット装填部37には、リニアフィーダー35により送り出された先頭位置Xの樹脂タブレットtを開閉可能な送りハンド40に保持して排出ステージ43上の待機位置Yへ直線的に送り出す。この送りハンド40のタブレット搬送方向下流側の側面には送りプッシャー41が設けられており、次の樹脂タブレットtを待機位置Yへ送り出す際に、先に待機位置Yへ供給された樹脂タブレットtを送りハンド40に設けられた送りプッシャー41により次ステージである後述する回転テーブル48へ送り出すようになっている(図4(a)(b)参照)。これにより、樹脂タブレットtを簡易な機構により高速に供給できる。
【0026】
42はタブレット受渡し機構であり、樹脂タブレットtが装填されたタブレットホルダー6を装填位置Mからローダー14と対峙した受渡し位置Sへ移動させて保持穴39に保持した樹脂タブレットtを受渡すようになっている。
本実施例では、タブレットホルダー6及びタブレット受渡し機構42を2個有し、各タブレットホルダー6をタブレット受渡し機構42により装填位置Mと受渡し位置Sとの間を交互に移動させてローダー14に樹脂タブレットtを受け渡すようになっている。これによって、タブレット送出し部33からタブレット装填部37への樹脂タブレットtの送り動作を中断することがないので樹脂タブレットtの供給動作を高速化できる。
【0027】
次に各部の構成について詳述する。先ずタブレット装填部37の構成について説明する。図4(a)において、リニアフィーダー35により送り出され、タブレットストッパー36aに突き当てられた樹脂タブレットtは先頭位置Xより送りハンド40に保持され、タブレットストッパー36aが下方に退避すると送りハンド40により排出ステージ43に送り出されて待機位置Yに一旦載置される。また、押さえストッパー36bが上方に退避してリニアフィーダー35により2番目の樹脂タブレットtが先頭位置Xに送り出される。送りハンド40は、ハンド保持部38に取付けられており、該ハンド保持部38はハンド移動用シリンダ44に連繋している。ハンド移動用シリンダ44を作動すると、ハンド保持部38がスライドガイド45に沿って往復移動し、送りハンド40に保持した先頭位置Xの樹脂タブレットtを待機位置Yへ送り出す動作を繰り返すようになっている(図2参照)。
【0028】
また、排出ステージ43は排出ステージ開閉シリンダ45により開閉可能に設けられている。樹脂タブレットtは、タブレットストッパー36aに突き当てられた先頭位置Xから先頭タブレットを送りハンド40で送り出した直後、2個目のタブレット先端の位置で良否を検出する。先頭タブレットが長かったり短かったりすると、先端位置が許容範囲Δu以上にずれるため、不良タブレットか否か判定できる(図4(a)参照)。不良品の場合には排出ステージ開閉シリンダ45により排出ステージ43を開放して排出トレイ46に沿って落下させ、排出ボックス47に回収される(図3参照)。このように、樹脂タブレットtの良/不良に関わらず、送りハンド40によるタブレット送り動作が変わりなく行えるため、樹脂タブレットtの供給動作を迅速に行える。
【0029】
また、従来のように検査ステージ上へ樹脂タブレットを送り出して検査する場合、先ずタブレットをハンドにより検査ステージへ置く。次にタブレットの良否を検査する。そして、そのタブレットが不良品ならばハンドにより排出する。このようにステップを順に踏むので時間がかかっていた。これに対して本実施例では、タブレットの良否を先頭から2個目のタブレットで判定するので、送り出しと検査がほぼ同時に行えるのでタブレット供給動作を高速化できる。また、樹脂タブレットtは待機位置Yへ送り出されたときには良否が既に判明しているので、不良タブレットは即座に排出できる。よって、不良タブレットの排出に要する時間的ロスを最小限に抑えられる。尚、タブレットの良否の検査は待機位置Yで行っても良い。
【0030】
図2において、排出ステージ43のタブレット搬送方向下流側には、回転テーブル48が設けられている。回転テーブル48は、周方向に90度ずつ位相がずれた4位置にタブレット搭載部48aが設けられており、各タブレット搭載部48aには、排出ステージ43の待機位置Yより送りプッシャー41により送り出された樹脂タブレットtを載置可能になっている。回転テーブル48は、回転用駆動モータ49により回転駆動され、タブレット搭載部48aに搭載された樹脂タブレットtを図2の反時計回り方向に90度回転してタブレットホルダー6の保持穴39と対向した供給位置Zまで回転させる。また、回転テーブル48の上側には、装填用プッシャー50が設けられており、タブレット搭載部48aに載置された樹脂タブレットtをタブレットホルダー6の保持穴39に装填するようになっている。
【0031】
装填用プッシャー50は、装填用シリンダ51を作動させて、装填用プッシャー50をガイドロッド52に沿って回転テーブル48の中心側から径方向外側に向かってスライドさせて、樹脂タブレットtを保持穴39に送り込む。また、タブレットホルダー6は、保持穴39に樹脂タブレットtが装填される度に、次の保持穴39が回転テーブル48のタブレット搭載部48aに対向するよう後述するホルダー送り機構65により長手方向(上下方向)にピッチ送りされる。このとき、送りハンド40は、回転テーブル48が90度回転する毎に、排出ステージ43の待機位置Yに次の樹脂タブレットtを移送して、送りプッシャー41により先に待機位置Yに載置されていた樹脂タブレットtを回転テーブル48のタブレット搭載部48aに送り込む。
【0032】
また、図4(a)に示すように、樹脂タブレットtがタブレット送出し部33より送り出され、タブレット装填部37により回転テーブル48を介してタブレットホルダー6の保持穴39へ装填されるまで、ほぼ同一の高さ位置を保って移送されるようになっている。このため、樹脂タブレットtを簡易な機構により高速に移送でき、タブレット供給動作を迅速に行うことができる。
また、回転テーブル48は複数(本実施例では4箇所)のタブレット搭載部48aを有しているので、待機位置Yから回転テーブル48のタブレット搭載部48aへのタブレットの送りと該タブレット搭載部48aの供給位置Zからタブレットホルダー6へのタブレットの送りを同期して行えるので、タブレットの移送方向を変えても供給速度は低下しない。
尚、回転テーブル48及び装填用プッシャー50は、装置レイアウトや、設置スペースの関係で樹脂タブレットtの移送方向を変更するため設けられているが、これらは省略されていても良い。この場合には、樹脂タブレットtを待機位置Yより送りハンド40及び送りプッシャー41のみでタブレットホルダー6の保持穴39に同一高さを保って直線的に装填するのが望ましい。また、排出ステージ43の高さ位置は、樹脂タブレットtが移送し易いように移送方向下流側が低くなるように若干の傾斜をつけてもよい。
【0033】
次に、タブレット受渡し機構42の構成について図1及び図2を参照して説明する。タブレットホルダー6は、ホルダーアーム部55に一体に保持されている。ホルダーアーム部55は、可動ブロック53を挿通して設けられた可動軸54に連繋している。可動ブロック53には回動アクチュエータ56が設けられており、該回動アクチュエータ56により可動軸54を所定範囲で回動可能になっている。具体的には、タブレットホルダー6をその長手方向が上下方向となる上下姿勢位置から、保持穴39がローダー14に対峙する水平姿勢位置へ90度回動可能になっている(図2参照)。また、可動軸54にはスライド用シリンダ57が設けられており、タブレットホルダー6を回転テーブル48のタブレット搭載部48aに対向する装填位置Mから上下動を行う移送位置Nへ水平方向にスライド可能になっている(図1参照)。
【0034】
次に、ホルダー送り機構65について説明する。ホルダー送り機構65は、タブレットホルダー6に樹脂タブレットtを装填する度に該タブレットホルダー6をピッチ送りするほかに、タブレットホルダー6の上下動を行う。以下、この構成について具体的に説明する。可動ブロック53は装置フレーム58の上下方向に2箇所に立設されたガイドロッド59に連繋しており、該ガイドロッド59に沿って上下にスライド可能になっている。図1に示すように可動ブロック53の一部には無端状のタイミングベルト60が連結されており、該タイミングベルト60は上下に設けられたプーリ61、62間に掛け渡されている。このプーリ61、62のうち一方は図示しない駆動モータ(サーボモータ)により回転駆動され、可動ブロック53と共にタブレットホルダー6を上下動させる。即ち、タブレットホルダー6が装填位置Mにある場合には、保持穴39に樹脂タブレットtが装填される度に次の保持穴39をタブレット搭載部48aに対向させるべく、可動ブロック53を上方にピッチ送りする。そして、樹脂タブレットtの装填が完了すると、スライド用シリンダ57を作動させて可動軸54をスライドさせて装填位置Mから移送位置Nへ水平方向に移動させた後、移送位置Nより上方の受渡し位置Sへ移動させる。また、回動アクチュエータ56によるタブレットホルダー6の上下姿勢位置から水平姿勢位置への回動は、他の機構との干渉を避けるため移送位置Nより若干上方へ移動した位置で行われる。
上述したように、ホルダー送り機構65は、上下方向にタブレットホルダー6をポットピッチ送りさせているので、1の駆動源でタブレットホルダー6のポットピッチ送りと、タブレット装填側と受渡し側との往復動を行える。また、タブレットホルダー6を水平方向にポットピッチ送りするようにしても良い。この場合には、別途ホルダー送り機構を設ければ良い。
【0035】
また、図1において、可動ブロック53に可動軸54を介して連繋するホルダーアーム55部には受渡し用シリンダ63が設けられており、該受渡し用シリンダ63のシリンダロッドには、突き上げ手段である各保持穴39のピッチで形成された櫛歯状の突き上げロッド64が突き上げ可能に設けられている。タブレットホルダー6がローダー14と対峙した受渡し位置Sへ移動した状態で、受渡し用シリンダ63を作動させると、突き上げロッド64が各保持穴39の底部側より樹脂タブレットtを突き上げてローダー14側の保持部に受け渡すようになっている。
【0036】
ここで、樹脂タブレットtの供給動作の流れについて、図1及び図2を参照して説明する。タブレット送出し部33より整列して送り出された樹脂タブレットtは、先頭位置Xより送りハンド40に保持されて排出ステージ43へ送り込まれ待機位置Yに一旦載置される。樹脂タブレットtが良品である場合には、送りハンド40が次の樹脂タブレットtを排出ステージ43の待機位置Yへ送り込む際に、送りプッシャー41により先に待機位置Yに載置された樹脂タブレットtを回転テーブル48のタブレット搭載部48aに送り込む。回転テーブル48は90度回転して樹脂タブレットtを供給位置Zへ移送する(図1参照)。そして、装填用プッシャー50により保持穴39へ装填されると共に送りプッシャー41により次の樹脂タブレットtが待機位置Yよりタブレット搭載部48aに載置される。回転テーブル48は更に90度回転して樹脂タブレットtを供給位置Zへ移送し、タブレットホルダー6は、ホルダー送り機構65によりピッチ送りされて、次の保持穴39を回転テーブル48のタブレット搭載部48aに対向させる。以上の動作繰り返すことで、タブレットホルダー6の保持穴39に全て樹脂タブレットtが装填される。
【0037】
次にスライド用シリンダ57を作動させてタブレットホルダー6を装填位置Mより移送位置Nへ移動させた後、ホルダー送り機構65により可動ブロック53をガイドロッド59に沿って上動させ、所定位置で回動アクチュエータ56によりタブレットホルダー6を上下姿勢位置より水平姿勢位置へ90度回転させた状態で受渡し位置Sまで移送する。また、空になった他方のタブレットホルダー6は装填位置Mへ戻って樹脂タブレットtの装填動作が行われる。
【0038】
そして、受渡し位置Sの上方に待機したローダー14に、受渡し用シリンダ63を作動させて、各保持穴39より樹脂タブレットtを突き上げロッド64により突き上げて受渡しが行われる。樹脂タブレットtの受渡しが行われると、逆の手順で再度装填位置Mに戻って樹脂タブレットtの装填動作が行われ、樹脂タブレットtの装填を終えた他方のタブレットホルダー6が受渡し位置Sへ交互に移送される。
【0039】
尚、複数のタブレットホルダー6のうち、1のタブレットホルダー6を他のタブレットホルダーへ移載する移載専用とし、他のタブレットホルダー6をローダー14へ移送する移送専用としても良い。即ち、図2の場合、右側側のタブレットホルダー6aを移載専用とし、左側のタブレットホルダー6bを移送専用とする。タブレットホルダー6aは樹脂タブレットtが装填されたら、タブレットホルダー6bに樹脂タブレットtをポットピッチを保って一度に移載する。タブレットを移載する機構は、タブレットホルダー6aをタブレットホルダー6bの上に保持穴39どうしが重なり合うように移動させて、タブレットホルダー6aの底板を開閉させたり、タブレットホルダー6a及びタブレットホルダー6bを180度回転させるなどして移載すれば良い。そして、タブレットホルダー6bは移送位置Nと受渡し位置Sとを往復動してローダー14へ専ら樹脂タブレットtの受渡しを行うようにしても良い。
【0040】
ここで、タブレット受渡し機構42の他の構成について図3を参照して説明する。尚、図2と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
図2のように、可動ブロック53に、回動アクチュエータ56、受渡し用シリンダ63、スライド用シリンダ57を一体に設けると、可動部が大型化、複雑化し、重量が重くなるので高速化には不利な点がある。そこで、可動ブロック53より、回動アクチュエータ56、受渡し用シリンダ63を省略し、スライド用シリンダ57を装置本体側に設け(外付けにし)、カムとバネを用いて簡易な構成にすることで、軽量化し、高速化を図る上で有利になる。
【0041】
図3において、可動ブロック53には、回転板66が一体に設けられており、該回転板66にはカムローラ67が設けられている。可動ブロック53及び回転板66は可動軸54に固定されている。可動ブロック53を挿通して設けられた可動軸54の一方側の軸端部には押当板68が設けられている。回転板66と押当板68との間にはバネ69が弾装されており、タブレットホルダー6が常時移送位置N側となるように可動軸54を付勢している。上述したように、スライド用シリンダ57は装置本体側に外付けされており、該スライド用シリンダ57を作動させると、シリンダロッドが押当板68を押して該押当板68に連繋する可動軸54をバネ69の付勢力に抗してスライドさせて、タブレットホルダー6を装填位置Mへ移動させる。スライド用シリンダ57の作動を解除すると、タブレットホルダー6は、バネ69の付勢力により移送位置Nへ復帰するようになっている。
【0042】
また、可動軸54の他方側にはホルダー支持ブロック70が連繋しており、可動軸54と一体に回転可能になっている。ホルダー支持ブロック70にはガイドロッド71が貫通して設けられており、該ガイドロッド71の上端はタブレットホルダー6に連結支持している。タブレットホルダー6とホルダー支持ブロック70との間には、バネ72が弾装されており、タブレットホルダー6をガイドロッド71と共に常時上方に付勢している。また、ホルダー支持ブロック70には、突き上げ手段である櫛歯状の突き上げロッド64が一体に取付けられている。
【0043】
可動ブロック53は、図示しない駆動源(サーボモータ)により回転駆動されるプーリ61、62間に掛けわたされているタイミングベルト60に連繋して上下動する。また、モータ軸やプーリ61、62の取付板には、カム板(図示せず)が各々設けられており、該カム板にカムローラ67が当接することで回転板66が90度回転して、タブレットホルダー6が上方で水平姿勢位置となり下方で上下姿勢位置になるように回動する。
【0044】
可動ブロック53が上昇してタブレットホルダー6が上下姿勢位置から90度回転して水平姿勢位置となった後、更に上昇して受渡し位置Sへ移動して上方で待機しているローダー14に胴突いた(突き当たった)後、また更にタイミングベルト60を回転し続けると、可動ブロック53が更に上昇して、ホルダー支持ブロック70もバネ72の付勢力に抗して上昇する。このとき、ホルダー支持ブロック70に一体に設けられた突き上げロッド64がタブレットホルダー6の各保持穴39の底部側より樹脂タブレットtを突き上げてローダー14側の保持部に受け渡す。このように、突き上げロッド64の作動に、タイミングベルト60の駆動がそのまま適用できるため、機構的に簡略化が図れる。可動ブロック53が下動してタブレットホルダー6とローダー14が離れれば、バネ72の付勢力により、タブレットホルダー6はガイドロッド71と共に上方位置へ復帰して突き上げロッド64が保持穴39より退避する。
【0045】
上記構成によれば、樹脂タブレット供給装置5は複数設けられたタブレットホルダー6のうち樹脂タブレットtが装填された少なくとも1のタブレットホルダー6をタブレット受渡し機構42により受渡し位置Sへ往復動させてローダー14に樹脂タブレットtを受け渡すことにより、タブレット送出し部33からタブレット装填部37への樹脂タブレットtの送り動作を中断することがないので樹脂タブレットtの供給速度を向上できる。
また、タブレット送出し部33より樹脂タブレットtがほぼ同一の高さ位置を保って送り出されてタブレットホルダー6の保持穴39へ装填され、該樹脂タブレットtが装填された後タブレットホルダー6をピッチ送りする動作を繰り返すことにより、タブレット供給動作を速めることができる。
また、タブレット装填部37は、タブレット送出し部33から先頭側の樹脂タブレットtを保持して待機位置Yへ直線的に送り出す送りハンド40を備えており、該送りハンド40は次の樹脂タブレットtを待機位置Yへ送り出す際に、先に待機位置Yへ供給された樹脂タブレットtを送りハンド40に設けられた送りプッシャー41により送り出してタブレットホルダー6の保持穴39へ装填するので、樹脂タブレットtを簡易な機構により高速に供給できる。
また、タブレット送出し部33から送りハンド40により送り出された待機位置Yには、不良樹脂タブレットを排出可能な排出ステージ43が開閉可能に設けられているので、樹脂タブレットtの良/不良に関わらず、タブレット移送動作が変わりなく行えるため、樹脂タブレットtの供給動作を迅速に行える。
また、樹脂封止装置においては、樹脂タブレットtの供給動作が高速化できるため、プレス数が複数であってもローダーへのタブレットの供給が追従できる。よって、半導体パッケージを増産するためプレス数を3つ4つと増やしても対応可能である。
【0046】
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、増設レールユニットに搭載される機能部の種類はプレス部に限定されず他の機能部でも良い。樹脂封止装置は、被成形品供給ユニットAと成形品供給ユニットBとが分離するように構成されているが、これらを一体に備えた樹脂封止装置であっても良い。また、被成形品は、樹脂タブレットtと別にプレス部へ搬送しても良い。また、タブレットホルダー6は2個設けた他が必要に応じて更に増設しても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係る樹脂タブレット供給装置を用いると、複数設けられたタブレットホルダーのうち樹脂タブレットが装填された少なくとも1のタブレットホルダーをタブレット受渡し機構により受渡し側へ往復動させてローダーに樹脂タブレットを受け渡すことにより、タブレット送出し部からタブレット装填部への樹脂タブレットの送り動作を中断することがないので樹脂タブレットの供給動作を高速化できる。
また、タブレット送出し部より樹脂タブレットがほぼ同一の高さ位置を保って送り出されてタブレットホルダーの保持穴へ装填され、該樹脂タブレットが装填された後タブレットホルダーをピッチ送りする動作を繰り返すことにより、タブレット供給速度を速めることができる。
また、タブレット装填部は、タブレット送出し部から先頭側の樹脂タブレットを保持して待機位置へ直線的に送り出す送りハンドを備えており、該送りハンドは次の樹脂タブレットを待機位置へ送り出す際に、先に待機位置へ供給された樹脂タブレットを送りハンドに設けられたプッシャーにより送り出してタブレットホルダーの保持穴へ装填するので、樹脂タブレットを簡易な機構により高速に供給できる。
また、タブレット送出し部から送りハンドにより送り出された待機位置には、不良樹脂タブレットを排出可能な排出ステージが開閉可能に設けられているので、樹脂タブレットの良/不良に関わらず、タブレット移送動作が変わりなく行えるため、樹脂タブレットの供給動作を迅速に行える。
また、樹脂封止装置においては、樹脂タブレットの供給動作が高速化できるため、プレス数が複数であってもローダーへのタブレットの供給が追従できる。よって、半導体パッケージを増産するためプレス数を3つ4つと増やしても対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂タブレット供給装置の模式平面図である。
【図2】図1の矢印J方向から見た側面模式図である。
【図3】図2の他の構成を示す模式図である。
【図4】図2の矢印K−K方向の断面模式図及び矢印L方向から見た部分模式図である。
【図5】樹脂封止装置のレイアウト構成を示す平面図である。
【図6】従来の樹脂タブレット供給装置の模式平面図である。
【図7】複数プレス部を有する場合の樹脂タブレットの受渡しサイクルを示す説明図である。
【符号の説明】
A 被成形品供給ユニット
B 成形品収納ユニット
C 増設レールユニット
1 基板供給部
2 供給マガジン
3 ターンテーブル
4 供給位置
5 樹脂タブレット供給装置
6 タブレットホルダー
7、24、31 プレス部
8 モールド金型
9 供給側台座部
13 供給側移動レール部
14 ローダー
15 アンローダー
16 供給側吸引ダクト
17 集塵機
18 成形品取出部
19 移動テーブル
20 ディゲート部
21 成形品収納部
22 成形品ピックアップ
23 収納マガジン
25 収納側台座部
26 収納側移動レール部
27 収納側吸引ダクト
28 増設側移動レール部
29 増設側台座部
30 増設側吸引ダクト
32 ゲートブレイクトレイ
33 タブレット送出し部
34 タブレット保管部
35 リニアフィーダー
36a タブレットストッパー
36b 押さえストッパー
37 タブレット装填部
38 ハンド保持部
39 保持穴
40 送りハンド
41 送りプッシャー
42 タブレット受渡し機構
43 排出ステージ
44 ハンド移動用シリンダ
45 スライドガイド
46 排出トレイ
47 排出ボックス
48 回転テーブル
48a タブレット搭載部
49 回転用駆動モータ
50 装填用プッシャー
51 装填用シリンダ
52、59 ガイドロッド
53 可動ブロック
54 可動軸
55 ホルダーアーム部
56 回動アクチュエータ
57 スライド用シリンダ
58 装置フレーム
60 タイミングベルト
61、62 プーリ
63 受渡し用シリンダ
64 突き上げロッド
65 ホルダー送り機構
66 回転板
67 カムローラ
68 押当板
69、72 バネ
70 ホルダー支持ブロック
71 ガイドロッド

Claims (5)

  1. 樹脂タブレットを整列して送り出すタブレット送出し部と、
    前記樹脂タブレットの保持穴が長手方向に複数形成された一対のタブレットホルダーと、
    前記タブレット送出し部より送り出された前記樹脂タブレットを装填位置にある前記タブレットホルダーの保持穴に装填するタブレット装填部と、
    前記樹脂タブレットの装填位置と前記タブレットホルダーがローダーと対峙した受渡し位置との間で前記一対のタブレットホルダーを交互に往復動させて前記受渡し位置において前記保持穴に各々保持された樹脂タブレットが前記ローダーに一括して受け渡される一対のタブレット受渡し機構とを備え、
    前記受渡し位置において、前記タブレット受渡し機構により一方のタブレットホルダーに装填された樹脂タブレットを一括して前記ローダーへ受け渡すと共に、前記装填位置において、前記タブレット装填部より樹脂タブレットを他方のタブレットホルダーの前記複数の保持穴に順次装填する動作を繰り返すことを特徴とする樹脂タブレット供給装置。
  2. 前記タブレットホルダーを保持穴のピッチ間隔でピッチ送りするホルダー送り機構を備えており、前記タブレット送出し部より前記樹脂タブレットがほぼ同一の高さ位置を保って送り出されて前記タブレットホルダーの保持穴へ装填され、該樹脂タブレットが装填される度に前記タブレットホルダーをピッチ送りする動作を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の樹脂タブレット供給装置。
  3. 前記タブレット装填部は、前記タブレット送出し部から樹脂タブレットを保持して待機位置へ直線的に送り出す送りハンドを備えており、該送りハンドは次の樹脂タブレットを前記待機位置へ送り出す際に、先に待機位置へ供給された前記樹脂タブレットを前記送りハンドに設けられたプッシャーにより送り出して前記タブレットホルダーの保持穴へ装填することを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂タブレット供給装置。
  4. 前記タブレット送出し部から前記送りハンドにより送り出された待機位置には、不良樹脂タブレットを排出可能な排出ステージが開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載の樹脂タブレット供給装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の樹脂タブレット供給装置より供給された樹脂タブレットがローダーに保持されてプレス部へ搬入され、該プレス部より成形品がアンローダーに保持されて成形品収納部へ搬出されて樹脂封止が行われることを特徴とする樹脂封止装置。
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