JP4327425B2 - 有機発光ダイオードデバイス - Google Patents

有機発光ダイオードデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP4327425B2
JP4327425B2 JP2002234508A JP2002234508A JP4327425B2 JP 4327425 B2 JP4327425 B2 JP 4327425B2 JP 2002234508 A JP2002234508 A JP 2002234508A JP 2002234508 A JP2002234508 A JP 2002234508A JP 4327425 B2 JP4327425 B2 JP 4327425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
transport layer
light emitting
doped
oled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002234508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003086380A (ja
Inventor
キーサン ハトワー トゥカラム
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JP2003086380A publication Critical patent/JP2003086380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4327425B2 publication Critical patent/JP4327425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces
    • H05B33/20Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces characterised by the chemical or physical composition or the arrangement of the material in which the electroluminescent material is embedded
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/11OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED] characterised by the electroluminescent [EL] layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/11OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED] characterised by the electroluminescent [EL] layers
    • H10K50/125OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED] characterised by the electroluminescent [EL] layers specially adapted for multicolour light emission, e.g. for emitting white light
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/14Carrier transporting layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/615Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene
    • H10K85/626Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene containing more than one polycyclic condensed aromatic rings, e.g. bis-anthracene
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/615Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene
    • H10K85/622Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene containing four rings, e.g. pyrene
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/615Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene
    • H10K85/623Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene containing five rings, e.g. pentacene
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/615Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene
    • H10K85/624Polycyclic condensed aromatic hydrocarbons, e.g. anthracene containing six or more rings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/917Electroluminescent

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、白色光を発する有機発光ダイオード(OLED)デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
OLEDデバイスは、基板と、アノードと、有機化合物でできた正孔輸送層と、適当なドーパントを含む有機発光層と、有機電子輸送層と、カソードとを含む。OLEDデバイスが魅力的である理由に、その駆動電圧が低いこと、輝度が高いこと、画角が広いこと、そしてフルカラー式フラット発光ディスプレイが実現可能であることが挙げられる。Tangらの米国特許第4,769,292号及び同第4,885,211号に、こののような多層形OLEDデバイスが記載されている。
【0003】
高効率白色発光性OLEDデバイスは、LCDディスプレイの薄膜光源バックライト、自動車用ドームライト及びオフィス照明のようないくつかの用途向けの低コスト代替品と考えられている。白色発光性OLEDは明るく、高効率である上、一般に国際照明委員会(CIE)色度座標が約(0.33, 0.33)であることが必要である。いずれにしても、本明細書によれば、白色光とは、ユーザーが白色であると知覚する光をいうものとする。
【0004】
下記の特許明細書及び刊行物に、一対の電極の間に正孔輸送層と有機発光層とを挟み込んでなる白色発光性OLEDデバイスの製法が記載されている。
J. Shi(米国特許第5,683,823号)に、発光層が、ホスト発光材料に均一分散させた赤色及び青色発光材料を含む白色発光性OLEDデバイスが報告されている。当該デバイスは良好な電場発光特性を示すが、赤色及び青色ドーパントの濃度は、ホスト材料の0.12%及び0.25%というように非常に少量である。このような濃度は、大規模製造時に制御することが困難である。
【0005】
Satoらの特開平7-142,169号公報に、正孔輸送層の隣に青色発光層を配置し、次いで赤色蛍光層を含有する領域を有する緑色発光層を配して製造した白色発光性OLEDデバイスが記載されている。
Kidoらは、Science, Vol. 267, p. 1332 (1995)及びAPL Vol. 64, p. 815 (1994)に、白色発光性OLEDデバイスを報告している。当該デバイスでは、それぞれ青色光、緑色光又は赤色光を発する、キャリヤ輸送特性の異なる3種の発光層を使用することにより白色光を発生させている。
【0006】
Littmanらの米国特許第5,405,709号に、正孔-電子再結合に応じて白色光を発することができ、かつ、青緑色から赤色にかけての可視光領域に蛍光を含む、別の白色発光デバイスが記載されている。
最近では、Deshpandeらが、Applied Physics Letters, Vol. 75, p. 888 (1999)に、正孔遮断層により分離された赤色、青色及び緑色の各発光層を使用した白色OLEDデバイスを報告している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのOLEDデバイスは、極微量のドーパント濃度を要求するため、大規模製造プロセスの場合には制御が困難である。また、ドーパント濃度の小さな変動により発光色が変わるという問題もある。
本発明の目的は、有効な白色発光性OLEDデバイスを提供することにある。
本発明の別の目的は、構造がシンプルで、製造環境下で再現され得る高効率で安定な白色発光性OLEDデバイスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
まったく意外なことであるが、NPB正孔輸送層に黄色ドーパントを、TBADNホスト発光層に青色ドーパントを、そしてAlq電子輸送層に緑色ドーパントをドープすることにより、輝度効率及び動作安定性が高い白色発光性OLEDデバイスが得られることを見出した。
【0009】
本発明の目的は、
(a) 基板と、
(b) 該基板の上に配置されたアノードと、
(c) 該アノードの上に配置された正孔注入層と、
(d) 該正孔注入層の上に配置された正孔輸送層と、
(e) 該正孔輸送層の上に直接配置された、青色発光性化合物がドープされている発光層と、
(f) 該青色発光層の上に配置された電子輸送層と、
(g) 該電子輸送層の上に配置されたカソードと
を含んで成り、
(h) 該正孔輸送層、該電子輸送層又は該電子輸送層と該正孔輸送層が、該青色発光層に接している層の一部分又は全体に相当する領域において、スペクトルの黄色域で発光する化合物により選択的にドープされており、かつ、
(i) 該電子輸送層が、該青色発光層に接している層の一部分又は全体に相当する領域において、スペクトルの緑色域で発光する化合物により選択的にドープされている
ことを特徴とする、実質的に白色光を発する有機発光ダイオードデバイスにより達成される。
【0010】
さらに本発明の目的は、
(a) 基板と、
(b) 該基板の上に配置されたアノードと、
(c) スペクトルの黄色域で発光するルブレン系化合物によりドープされている正孔輸送層と、
(d) 該正孔輸送層の上に直接配置された、青色発光性化合物がドープされている発光層と、
(e) 該青色発光層の上に直接配置された、スペクトルの黄色域で発光するルブレン系化合物によりドープされている電子輸送層と、
(f) 該黄色発光層の上に直接配置された、スペクトルの緑色域で発光する緑色化合物によりドープされている電子輸送層と、
(g) 該電子輸送層の上に配置されたカソードと
を含んで成ることを特徴とする、実質的に白色光を発する有機発光ダイオードデバイスによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図7は、当然、略図的性質のものである。各層は極めて薄く、その厚さは非常に異なるため、適当な比例作図を行うことができないからである。
OLEDの発光層は、その層内で電子-正孔再結合が起こる結果電場発光として知られている光を発する有機又は有機金属材料を含む。以下、用語「有機」には、純粋な有機材料と有機金属材料の両方が包含されるものとする。従来技術の最も簡素な構成は、図1に示したように、発光層140がアノード120とカソード150の間に挟み込まれている構成である。発光層は、発光効率の高い単一高純度材料であることができる。この目的に合う周知な材料はトリス(8-キノリノラト-N1,O8)アルミニウム(Alq)であり、優れた緑色の電場発光が得られる。当該発光層には、EL効率や発光色を変更する機能を有する他の材料(通常「ドーパント」という。)を少量含めることもできる。基板110は、OLEDの機械的支持体であると共に、OLEDを電源につなぐ導線の支持体にもなる。層110〜150の全体でOLED100を構成する。電場発光に対してカソード、又はアノードと基板の両方、が透明であることにより、当該光の観察が可能である。用語「透明」とは、電場発光の80%以上を透過せしめ得ることを意味する。この構造体の変形として、基板上に、アノードではなく、カソードを搭載したものがある。その変形の場合には、電場発光に対してアノード、又はカソードと基板の両方、が透明である。カソードとアノードを電源(図示なし)につなぐと、アノードから正孔が注入され、またカソードからは電子が注入され、そして両者が発光層内で再結合することにより電場発光が得られる。
【0012】
従来技術のより精巧な構造体として、図2に示したように、正孔輸送層240と電子輸送層260の間に発光層250を配置したものがある。これらの層はそれぞれ有機材料を主成分とする。これら二つの輸送層は、それぞれアノード220からの正孔及びカソード270からの電子を発光層へ送り込む。任意の正孔注入層230により、アノードから正孔輸送層への正孔注入が促進される。発光層は、電子-正孔再結合及び得られる電場発光のための主要部位として機能する。この点で、個別の有機層の機能は区別されており、したがって別個独立に最適化することができる。このため、発光層は、所望のEL色及び高発光効率について最適化することができる。発光層は、EL効率や発光色を変更する機能を有する発光性ドーパントを少量含有することもできる。同様に、正孔輸送層及び電子輸送層を、それぞれの電荷輸送特性について最適化することもできる。基板210はOLEDの機械的支持体であると共に、OLEDを電源につなぐ導線の支持体にもなる。層210〜270の全体でOLED200を構成する。電場発光に対してカソード、又はアノードと基板の両方、のいずれかが透明である。この構造体の変形として、基板上に、アノードではなく、カソードを搭載したものがある。その変形の場合には、電場発光に対してアノード、又はカソードと基板の両方、のいずれかが透明である。この構造体の別の変形として、発光層と電子輸送層を合体させて両機能を発揮する単一層を形成したものがある。この構造体のさらに別の変形として、アノードと正孔輸送層の間に正孔注入層を追加挿入することもできる。この追加の層は、正孔の正孔輸送層への注入を促進する機能を有する。同様に、正孔輸送層を組成の異なる2以上の二次層を含むものとし、それらの組成を、アノードとの電荷注入界面と、当該正孔輸送層の残部の電流伝送特性とを、別個独立に最適化するように選定することも可能である。
【0013】
アノード220とカソード270の間に電位差(図示なし)を印加すると、カソードから電子が電子輸送層260に注入され、その層内を移動して発光層250に達する。同時に、アノード220から正孔が正孔輸送層240に注入され、その層内を移動して発光層に達する。正孔と電子は、発光層250において、多くの場合正孔輸送層と発光層の間の接合部付近で、再結合する。再結合過程で放出されたエネルギーの一部が電場発光として放出され、これが透明なアノード又はカソード及び/又は基板を通って出てくる。
【0014】
有機OLEDデバイスは、アノードがカソードよりも高い電位にある場合に前方向にバイアスされるダイオードと見ることができる。有機OLEDデバイスのアノード及びカソードは、Tangらの米国特許第4,885,211号に開示されている各種形態のいずれかのように、それぞれ従来の都合のよい任意の形態をとることができる。仕事関数の低いカソードと仕事関数の高いアノードを使用した場合には動作電圧を実質的に低下することができる。好適なカソードは、仕事関数が4.0 eV未満の金属と別の一種の金属、好ましくは仕事関数が4.0 eVより高いものとを組み合わせて構成されたものである。Tangらの米国特許第4,885,211号に記載のMg:Agが、好適なカソード構造体を構成する。Van Slykeらの米国特許第5,059,862号に記載のAl:Mgは、別の好適なカソード構造体である。Hungらの米国特許第5,776,622号は、有機OLEDデバイスの電子注入性を高めるためにLiF/Al二層形の使用を開示している。Mg:Ag、Al:Mg又はLiF/Alのいずれでできているカソードも不透明であるため、カソードを介してディスプレイを観察することはできない。最近では、一連の刊行物(Guら、APL 68, 2606[1996]; Burrowsら、J. Appl. Phys. 87, 3080(2000); Parthasarathyら、APL 72, 2138 9198; Parthasarathyら、APL 76, 2128[2000]; Hungら、APL, 3209[1999])に透明カソードが開示されている。半透明金属薄膜(〜100Å)の上にインジウム錫酸化物(ITO)を組み合わせたものをベースにしたカソード。銅フタロシアニン(CuPc)の有機層も金属薄膜を置き換えた。
【0015】
OLEDの基板210は、ガラス、石英又はプラスチック材料で構築することができ、また、必要に応じ、電場発光から不正分光成分を除去するためのカラーフィルタのような追加の機能を発揮させる追加の層を組み込むこともできる。
常用のアノード220は導電性の透明金属酸化物で形成される。アノード材料としては、その透明性、良導電性及び高仕事関数のため、インジウム錫酸化物(ITO)が広く用いられている。ITOは、本発明における好適なアノード材料である。
【0016】
好適な実施態様においては、アノードと正孔輸送層との間に正孔注入層230が配置される。このような正孔注入層における好適な材料は、譲受人共通の米国特許第6,208,075号及び同第6,127,004号に記載されているもののようなフルオロカーボン(CFx)である。
【0017】
本発明の正孔輸送層における有用な材料として、Van Slykeの米国特許第4,539,507号に記載されているような第三アミン類が挙げられる。当該第三アミン類は、ドープされていない正孔輸送層又は正孔輸送層のドープされていない二次層の単一材料として使用することができる。それらは、ドープされている正孔輸送層又は正孔輸送層のドープされている二次層のホスト材料として使用することもできる。現在のところ、この種の材料が好適である。最も好適な材料は、Van Slykeの米国特許第4,539,507号に記載されているように、NPB、すなわち4,4’-ビス[N-(1-ナフチル)-N-フェニルアミノ]ビフェニルである。
【0018】
本発明の電子輸送層における有用な材料として、米国特許第4,885,211号に記載されているように、上記したもののような、8-ヒドロキシキノレートアニオンとの金属錯体が挙げられる。当該材料は、高いレベルの性能を示すと共に、容易に薄層として加工される。当該材料は、ドープされていない電子輸送層又は電子輸送層のドープされていない二次層の単一材料として使用することができる。それらは、ドープされている電子輸送層又は電子輸送層のドープされている二次層のホスト材料として使用することもできる。現在のところ、この種の材料が好適である。最も好適な材料は、Alq自体(一般に8-キノリノール又は8-ヒドロキシキノリンとも称される。)である。本発明の電子輸送層には当該技術分野で知られている他の材料を使用することもできる。その一例として、Shiらの米国特許第5,645,948号に記載されているTPBIがある。透明カソードを使用する場合には、電子輸送層において同様に透明な材料を使用することが好ましい。
【0019】
好適な実施態様の発光層は、蛍光色素をドープしたホスト材料からなる。この方法を採用することにより、高効率ELデバイスを構築することができる。同時に、共通のホスト材料において発光波長の異なる蛍光色素を使用することにより、ELデバイスの色を調節することができる。譲受人共通のTangらの米国特許第4,769,292号に、Alqをホスト材料として使用したELデバイスについて、このドーパント計画がかなり詳細に記載されている。
【0020】
発光層のための常用ホスト材料の別の種類として、9,10-ジアリール置換型アントラセン、例えば、9,10-ビス(4-(2,2-ジフェニルエテニル)フェニル)アントラセン、並びに下記構造式を有するADN及びTBADNが挙げられる。譲受人共通のShiらの米国特許第5,935,721号に、9,10-ジ-(2-ナフチル)アントラセン(ADN)をホスト材料として使用した青色発光性OLEDデバイスについて、このドーパント計画がかなり詳細に記載されている。
本発明の青色発光層のための好適なホスト材料には、下記化合物が含まれる。
【0021】
a) ADN
【化6】
Figure 0004327425
【0022】
又は
b) 第三ブチルADN(TBADN)
【化7】
Figure 0004327425
【0023】
以下、本発明を実施するに際し使用されることが企図される青色蛍光ドーパントを列挙する。
【0024】
i) ペリレン
【化8】
Figure 0004327425
【0025】
ii) 2,5,8,11-テトラ-t-ブチルペリレン
【化9】
Figure 0004327425
【0026】
及び
iii) その他の共役ベンゼノイド
【化10】
Figure 0004327425
【0027】
発光層における黄色ドーパントとして使用するのに好適な材料はルブレン系材料である。該材料は、多環式ベンゾイド発色団ユニットを含有する炭化水素系化合物である。Hamadaらは、Applied Phys. Lett. Vol. 75, 1682 (1999)に、正孔輸送層にルブレンを、Alq発光層にDCM2ドーパントを、それぞれドープしたことによる赤色発光性OLEDデバイスを報告している。
以下、ルブレン系材料の一部とそのイオン化ポテンシャルを示す。
【0028】
【化11】
Figure 0004327425
【0029】
発光層のためのホスト材料の選択は、色中性ドーパントの他、当該層にドーパントとして用いられる色素がある場合のその選択及び/又は望まれる発光色に左右される部分がある。高効率緑色発光を得るために用いられるクマリン又はキナクリドン系の色素については8-ヒドロキシキノレートの誘導体との金属錯体を含むホスト材料、例えば、Alqが有用であり、また赤色発光用には誘導体DCMが有用である。好適な緑色発光性クマリンは、Chenらの米国特許第6,020,078号に記載されているようなC545Tである。好適な緑色発光性キナクリドンは、Shiらの米国特許第5,593,788号に記載されているようなCFDMQAである。
【0030】
本発明とその有利な効果は、後述の具体例によりさらに説明される。用語「パーセント」は、ホスト材料に対する特定のドーパントの体積%をさす。
図3〜9に、本発明により製造された白色発光性OLEDデバイスの構造と、その動作時の各種パラメータのグラフを示す。本発明とその有利な効果は、後述の具体例によりさらに説明される。
【0031】
図3に本発明のOLEDを示す。このOLED300は図2に示した従来技術のOLED200と類似するが、正孔輸送層340が黄色ドーパントでドープされ、また発光層350が青色ドーパントでドープされている点で異なる。電子輸送層は2つの二次層からなる。青色発光層に隣接する二次層361は緑色発光性ドーパントを含有するが、二次層362はドープされていない。追加の成分には、基板310、アノード320、任意の正孔注入層330及びカソード370が含まれる。
【0032】
図4に本発明の別のOLEDを示す。このOLED400はOLED300と類似するが、正孔輸送層が2つの層441及び442からなる点で異なる。青色発光層に最も近い層442は黄色ドーパントでドープされているが、層441はドープされていない。当該層又は二次層をさらに二次分割することは本発明の範囲内であるが、但し、黄色ドープされた正孔輸送層が青色発光層450に隣接することが条件となる。青色発光層に隣接する電子輸送層461は緑色発光性ドーパントでドープされているが、層462はドープされていない。追加の成分には、基板410、アノード420、任意の正孔注入層430及びカソード470が含まれる。
【0033】
図5に本発明のさらに別のOLEDを示す。このOLED500はOLED300と類似するが、電子輸送層が3つの二次層561、562及び563からなる点で異なる。青色発光層550に隣接する二次層561は黄色発光性ドーパントを含有する。二次層562は緑色発光性ドーパントを含有するが、二次層563はドープされていない。正孔輸送層540はドープされていない。追加の成分には、基板510、アノード520、任意の正孔注入層530及びカソード570が含まれる。
【0034】
図6に本発明のさらに別のOLEDを示す。このOLED600はOLED500と類似するが、正孔輸送層640が黄色ドーパントを含有する点で異なる。電子輸送層は3つの二次層661、662及び663からなる。青色発光層650に隣接する二次層661は黄色発光性ドーパントを含有する。二次層662は緑色発光性ドーパントを含有するが、二次層663はドープされていない。正孔輸送層640も黄色発光性ドーパントを含有する。このように、本デバイス構造は、正孔輸送層と、青色発光層に隣接する電子輸送層との双方に黄色ドーパントを有する。追加の成分には、基板610、アノード620、任意の正孔注入層630及びカソード670が含まれる。
【0035】
図7に本発明のさらに別のOLEDを示す。このOLED700はOLED600と類似するが、正孔輸送層が2つの二次層741及び742からなる点で異なる。青色発光層750に最も近い二次層742は黄色ドーパントでドープされているが、二次層741はドープされていない。電子輸送層は3つの二次層761、762及び763からなる。青色発光層750に隣接する二次層761は黄色発光性ドーパントを含有する。二次層762は緑色発光性ドーパントを含有するが、二次層763はドープされていない。このように、OLED700のデバイス構造は、本発明のOLED400及び500の特徴を含む。追加の成分には、基板710、アノード720、任意の正孔注入層730及びカソード770が含まれる。
【0036】
正孔輸送層の厚さは20〜約200nm、好ましくは70〜150nmの範囲内にある。発光層の厚さは20〜約100nm、好ましくは20〜75nmの範囲内にある。電子輸送層の厚さは20〜約100nm、好ましくは20〜75nmの範囲内にある。正孔輸送層が、黄色ドーパントを含有し、かつ、発光層に隣接して配置される二次層を含む場合、当該二次層の厚さは2〜約200nm、好ましくは10〜100nmの範囲内にある。正孔輸送層が、黄色ドーパントを含まず、かつ、アノードに隣接して配置される二次層(図4の二次層441又は図6の二次層641)を含む場合、当該二次層の厚さは2〜約200nm、好ましくは10〜100nmの範囲内にある。同様に、電子輸送層が、黄色ドーパントを含有し、かつ、発光層に隣接して配置される二次層を含む場合、当該二次層の厚さは2〜50nm、好ましくは10〜35nmの範囲内にある。緑色ドーパントを含有する電子輸送層二次層の厚さは2〜50nmの範囲内にあり、ドープされていない電子輸送層の厚さは2〜50nm、好ましくは20〜40nmの範囲内にある。カソード層の厚さは20〜200nm、好ましくは50〜200nmの範囲内にある。
【0037】
【実施例】
本発明とその有利な効果を以下の具体例によりさらに例示する。ドーパントの濃度をパーセントで記述する場合、それは当該層中のすべての材料に対する当該ドーパントの体積百分率をさすものとする。実施例の結果をまとめた表も提供する。
例1
図3に示した構造を有するOLEDデバイスを構築した。厚さ80nmのITO層を被覆した基板を、順次、市販の洗剤で超音波処理し、脱イオン水でリンスし、そしてトルエン蒸気で脱脂した。これらの基板を酸素プラズマで約1分間処理した後、CHF3のプラズマ蒸着により1nmのフルオロカーボン層を被覆した。同一手順を、本発明において記載した他のすべてのデバイスを製造するのに採用した。
【0038】
これらの基板を、有機層及びカソードを蒸着するための蒸着室に装填した。
デバイス1は、150nmのNPB正孔輸送層(HTL)と、TBADNホストに2%のTBP青色ドーパントをドープしてなる20nmの青色発光層(EML)と、35nmのAlq電子輸送層(ETL)と、カソードの一部として0.5nmのLiF及び200nmのAlとを順次蒸着させることにより製作した。上記の配列でOLEDデバイスの蒸着が完了した。
【0039】
次いでこのOLEDを、周囲環境から保護するため窒素を充填した乾燥グローブボックスにおいて気密包装した。これらのOLEDデバイスを製造するために用いたITOパターン化基板は、いくつかのアイコン(又は試験パターン)を含有した。デバイスの各アイコンを電流電圧特性及び電場発光収率について試験した。デバイス1の輝度特性を表1に示す。このデバイスは青色発光性であり、その輝度収率は2.5cd/A、色度座標CIEx,y(0.16, 0.20)を示した。
【0040】
周囲環境における封入されたOLEDデバイスの動作安定性は、OLEDデバイスを20mA/cm2の一定電流で動作させた時の駆動電圧及び輝度の経時変化を測定することによりわかった。本発明の各種構造体に従い製造された白色OLEDデバイスは高い動作安定性を示す。
【0041】
例2
デバイス2は、デバイス1と同一の順序で製造したが、但し、NPB正孔輸送層を2つの二次層からなるものとし、最初の120nmのNPBはドープせず、その後の30nmのNPBに3%ルブレンをドープし、20nmの青色発光層を続けた。150nmのNPB正孔輸送層に3%ルブレン系黄色ドーパントをドープした。このデバイスは色度座標CIEx,y(0.33, 0.35)を示し、白色発光性であった。ルブレンをドープしたNPB正孔輸送層からの黄色発光と、TBPをドープしたTBADN層からの青色発光とが総合して白色発光が得られる。色座標と輝度効率は、個々のドーパント濃度を調整することにより、さらに最適化することができる。
【0042】
例3
デバイス3は図3と類似の構造を有し、デバイス2と同一の順序で製造したが、但し、10nmのAlq層に0.12%のC545T緑色ドーパントをドープした後、25nmのドープされていないAlqを続けた。このデバイスは、デバイス2と同等のCIEx,y座標及び有意に改良された輝度収率を示した。また、図8にも示したように、520nm付近の緑色発光ピークにも着目すべきである。この緑部分はデバイス2のスペクトルには存在しなかった。デバイス3は総合的に白色発光性を示すが、その輝度収率はデバイス2よりもはるかに高くなった。このように、Alq電子輸送層に緑色ドーパントを含めることにより効率の高い白色光を得ることができた。白色OLED光をRGBカラーフィルタと組み合わせて使用することによりフルカラーOLEDデバイスを製造する場合には、各色の個別の寄与が特に重要である。フルカラーOLEDに対する個々のRGB寄与は、本発明を使用することにより設計することができる。
【0043】
例4
デバイス4は、デバイス3と同一の順序で製造したが、但し、10nmのAlq層におけるC545T濃度は0.25%とした。輝度収率がさらに増大した。
例5
デバイス5は、デバイス4と同一の順序で製造したが、但し、10nmのAlq層におけるC545T濃度は0.5%とした。このデバイスの輝度効率は5.1cd/Aを示した。CIEx,y座標は0.34, 0.42を示し、デバイスの色は若干緑味を帯びた白色となった。このように、Alq電子輸送層の緑色ドーパント濃度、正孔輸送層の黄色ドーパント濃度及び青色発光層の青色ドーパントTBP%の最適化により、効率及び発光色を最適化することができる。
【0044】
図8に、デバイス2〜5のELスペクトルを示す。図中、Alq系ETL層のC545Tドーパント濃度は0%から0.5%に増加されている。Alq電子輸送層の緑色ドーパント濃度が増加するにつれ、緑色発光領域付近のスペクトル成分が顕著に増加する。
図9に、Alq系電子輸送層中の緑色C545Tドーパント%を関数にした輝度収率を示す。同様に、白色発光性OLEDの色に悪影響を及ぼすことなく白色OLEDの輝度効率を高めることができる。
【0045】
【表1】
Figure 0004327425
【0046】
例6
デバイス6は図5と類似の構造を有し、デバイス1と同一の順序で製造したが、但し、20nmの青色発光性TBADN+2%TBPを蒸着した後、2%ルブレンをドープした10nmのAlq層を蒸着し、次いでドープされていない25nmのAlq層を蒸着した。このデバイスはCIEx,y座標0.29, 0.30を示し、白色発光性であった。ルブレンをドープしたAlq電子輸送層からの黄色発光と、TBPをドープしたTBADN層からの青色発光とが総合して白色発光が得られた。個々のドーパント濃度を調整することにより、色座標及び輝度効率をさらに最適化することができる。
【0047】
例7
デバイス7は図5と類似の構造を有し、デバイス6と同一の順序で製造したが、但し、2%ルブレンをドープした10nmのAlq層を蒸着した後、0.12%CFDMQA緑色ドーパントをドープした10nmのAlq層を続け、次いでドープされていない15nmのAlq層を蒸着した。このデバイスはCIEx,y座標0.33, 0.38を示し、白色発光性であった。このデバイスはデバイス6よりも高い輝度効率を示した。
【0048】
【表2】
Figure 0004327425
【0049】
例8
デバイス8は図6と類似の構造を有する。150nmのNPB正孔輸送層に2%黄色発光性ルブレンドーパントをドープし、かつ、10nmのAlq電子輸送層に1%ルブレンをドープした。青色発光層は20nmのTBADN+2%TBPとした。このデバイスは白色発光性を示し、デバイス1及び6と同等の効率を有するが、デバイス1及び6のいずれよりもはるかに高い動作安定性を示すことがわかった。
【0050】
例9
デバイス9は図6と類似の構造を有し、デバイス8と同一の順序で製造したが、但し、10nmのAlqを1%ルブレンでドープし、次いで10nmのAlqを0.12%C545T緑色ドーパントでドープし、その後ドープされていない15nmのAlqを続けた。このデバイスは全体として白色発光性を示すが、デバイス8よりも効率が高くなった。動作安定性はデバイス8と同等であった。
【0051】
例10
デバイス10は図7と類似の構造を有し、デバイス9と同一の順序で製造したが、但し、NPB正孔輸送層は2つの二次層を有した。最初にドープされていない120nmのNPBを蒸着し、次いで2%ルブレンをドープした30nmのNPBを蒸着した。このデバイスは全体として白色発光性を示し、デバイス9と同等の効率を有した。
【0052】
【表3】
Figure 0004327425
【0053】
白色OLED発光を使用して、RGBカラーフィルタを用いたフルカラーデバイスを製造することができる。カラーフィルタは、基板又は白色OLEDデバイスのいずれかに付着される。この場合、白色OLEDは背面照明として用いられる。一般に、RGBカラーフィルタは、マイクロリソグラフィによるパターン形成法を用いて、基板上に統合される。この全色光を作り出す技術は、そのために用いられる精密シャドーマスク技法よりも有利な点がいくつかある。本技術は、精密なアラインメントが不要であり、コストも低く、しかも製造が容易である。基板自体に、個々の画素をアドレスするための薄膜トランジスタ(TFT)が含まれる。Tang及びHseihの米国特許第5,550,066号及び同第5,684,365号に、TFT基板のアドレス方法が記載されている。白色OLEDを使用したフルカラーデバイスのその他の製造技法のいくつかが、P.F. Burrowsら、IEEE Trans. Electron Device 44, 1188 (1997)に記載されている。
【0054】
【発明の効果】
以下、本発明の特徴と有利な効果を列挙する。
1)白色光を得るための簡易なOLEDデバイスが提供される。
2)R、G及びBの各色成分を個別に調整することができる。
3)予めパターン化しておいた基板にRGBカラーフィルタを備えた白色OLEDデバイスを使用してフルカラーデバイスを提供することができる。
4)青色、黄色及び緑色の各ドーパント濃度を制御し易いOLEDデバイスが提供される。
5)本発明により製造されるOLEDデバイスは、再現性が高く、しかも終始一貫して高い光効率を提供することができる。
6)本発明によるデバイスは、動作安定性が高く、しかも所要駆動電圧が低くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の有機発光デバイスを示す略図である。
【図2】別の従来技術の多層型有機発光デバイスを示す略図である。
【図3】本発明による白色発光性OLEDデバイスを示す略図である。
【図4】本発明による別の白色発光性OLEDデバイスの構造を示す略図である。
【図5】本発明によるさらに別の白色発光性OLEDデバイスを示す略図である。
【図6】本発明による別の白色発光性OLEDデバイスの構造を示す略図である。
【図7】本発明による別の白色発光性OLEDデバイスの構造を示す略図である。
【図8】緑色発光層における緑色ドーパント濃度を関数としてEL分光分布をプロットしたグラフである。
【図9】緑色発光層における緑色ドーパント濃度を関数として輝度効率をプロットしたグラフである。
【符号の説明】
100、200、300、400、500、600、700…有機発光ダイオード(OLED)
110、210、310、410、510、610、710…基板
120、220、320、420、520、620、720…アノード
140、250、350、450、550、650、750…発光層
150、270、370、470、570、670、770…カソード
230、330、430、530、630、730…正孔注入層
240、340、440、540、640…正孔輸送層
260、360、460、560…電子輸送層
361、362、461、462、541、542、561、562、563、661、662、663、741、742、761、762、763…二次層

Claims (4)

  1. (a) 基板と、
    (b) 該基板の上に配置されたアノードと、
    (c) 該アノードの上に配置された正孔注入層と、
    (d) 該正孔注入層の上に配置された正孔輸送層と、
    (e) 該正孔輸送層の上に直接配置された、青色発光性化合物がドープされている発光層と、
    (f) 該青色発光層の上に配置された電子輸送層と、
    (g) 該電子輸送層の上に配置されたカソードと
    を含んで成り、
    (h) 該正孔輸送層が、該青色発光層に接している層の一部分又は全体に相当する領域において、スペクトルの黄色域で発光する化合物により選択的にドープされており、かつ、
    (i) 該電子輸送層が、該青色発光層に接している層の一部分又は全体に相当する領域において、スペクトルの緑色域で発光する化合物により選択的にドープされている
    ことを特徴とする、実質的に白色光を発する有機発光ダイオードデバイス。
  2. 該青色発光層が、下記化合物:
    Figure 0004327425
    及び
    Figure 0004327425
    からなる群より選択されたホスト材料を含む、請求項1記載の有機発光ダイオードデバイス。
  3. 該青色発光層が、下記化合物:
    i)
    Figure 0004327425
    ii) 2,5,8,11-テトラ-t-ブチルペリレン
    Figure 0004327425
    及び
    iii) 下式の共役ベンゼノイド
    Figure 0004327425
    からなる群より選択された青色ドーパントを含む、請求項1記載の有機発光ダイオードデバイス。
  4. (a) 基板と、
    (b) 該基板の上に配置されたアノードと、
    (c) 該アノードの上に配置された正孔注入層と、
    (d) 該正孔注入層の上に配置された正孔輸送層と、
    (e) 該正孔輸送層の上に直接配置された、青色発光性化合物がドープされている発光層と、
    (f) 該青色発光層の上に直接配置された、スペクトルの黄色域で発光する化合物によりドープされている電子輸送層と、
    (g) 該黄色発光層の上に直接配置された、スペクトルの緑色域で発光する化合物によりドープされている電子輸送層と、
    (h) 該電子輸送層の上に配置されたカソードと
    を含んで成ることを特徴とする、実質的に白色光を発する有機発光ダイオードデバイス。
JP2002234508A 2001-08-15 2002-08-12 有機発光ダイオードデバイス Expired - Lifetime JP4327425B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/930050 2001-08-15
US09/930,050 US6627333B2 (en) 2001-08-15 2001-08-15 White organic light-emitting devices with improved efficiency

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003086380A JP2003086380A (ja) 2003-03-20
JP4327425B2 true JP4327425B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=25458857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002234508A Expired - Lifetime JP4327425B2 (ja) 2001-08-15 2002-08-12 有機発光ダイオードデバイス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6627333B2 (ja)
EP (1) EP1286569B1 (ja)
JP (1) JP4327425B2 (ja)
KR (1) KR100880064B1 (ja)
CN (1) CN1244166C (ja)
DE (1) DE60220484T2 (ja)
TW (1) TW550970B (ja)

Families Citing this family (126)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721656B1 (ko) 2005-11-01 2007-05-23 주식회사 엘지화학 유기 전기 소자
TW519852B (en) * 2001-10-18 2003-02-01 Opto Tech Corp Organic light emitting device capable of projecting white light source and its manufacturing method
US7488986B2 (en) * 2001-10-26 2009-02-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device
US6773830B2 (en) * 2001-11-08 2004-08-10 Xerox Corporation Green organic light emitting devices
US6692846B2 (en) * 2002-06-20 2004-02-17 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent device having a stabilizing dopant in a hole-transport layer or in an electron-transport layer distant from the emission layer
US20040058193A1 (en) * 2002-09-16 2004-03-25 Eastman Kodak Company White organic light-emitting devices with improved performance
TWI302563B (en) 2002-09-24 2008-11-01 Du Pont Electrically conducting organic polymer/nanoparticle composites and methods for use thereof
ATE404609T1 (de) 2002-09-24 2008-08-15 Du Pont Wasserdispergierbare polythiophene hergestellt unter verwendung von kolloiden auf basis von polymersäuren
WO2004029133A1 (en) 2002-09-24 2004-04-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Water dispersible polyanilines made with polymeric acid colloids for electronics applications
US7317047B2 (en) 2002-09-24 2008-01-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Electrically conducting organic polymer/nanoparticle composites and methods for use thereof
US20040142098A1 (en) * 2003-01-21 2004-07-22 Eastman Kodak Company Using compacted organic materials in making white light emitting oleds
JP4265393B2 (ja) * 2003-02-24 2009-05-20 株式会社デンソー 有機elパネルの製造方法
US6967062B2 (en) 2003-03-19 2005-11-22 Eastman Kodak Company White light-emitting OLED device having a blue light-emitting layer doped with an electron-transporting or a hole-transporting material or both
JP3970253B2 (ja) * 2003-03-27 2007-09-05 三洋電機株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子
US20040199052A1 (en) 2003-04-01 2004-10-07 Scimed Life Systems, Inc. Endoscopic imaging system
US7091941B2 (en) 2003-04-11 2006-08-15 Eastman Kodak Company Color OLED display with improved power efficiency
US7390438B2 (en) 2003-04-22 2008-06-24 E.I. Du Pont De Nemours And Company Water dispersible substituted polydioxythiophenes made with fluorinated polymeric sulfonic acid colloids
JP2004327373A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Shoka Kagi Kofun Yugenkoshi 光色純度調整可能な有機elフルカラーパネル及びその製造方法
US7037601B2 (en) 2003-05-28 2006-05-02 Eastman Kodak Company White light-emitting device structures
WO2004107471A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-09 Eastman Kodak Company White light-emitting device structures
TWI220100B (en) * 2003-06-05 2004-08-01 Au Optronics Corp OLED display and pixel structure thereof
NL1023679C2 (nl) * 2003-06-17 2004-12-20 Tno Lichtemitterende diode.
DE10330761A1 (de) * 2003-07-07 2005-02-03 Covion Organic Semiconductors Gmbh Mischungen von organischen zur Emission befähigten Halbleitern und Matrixmaterialien, deren Verwendung und Elektronikbauteile enthaltend dieses
US7211823B2 (en) * 2003-07-10 2007-05-01 Universal Display Corporation Organic light emitting device structure for obtaining chromaticity stability
US6885025B2 (en) * 2003-07-10 2005-04-26 Universal Display Corporation Organic light emitting device structures for obtaining chromaticity stability
EP1651012B1 (en) * 2003-07-11 2013-04-17 Idemitsu Kosan Co., Ltd. White organic electroluminescence device
KR20050015902A (ko) * 2003-08-14 2005-02-21 엘지전자 주식회사 유기 el 소자 및 그 제조방법
US6875524B2 (en) * 2003-08-20 2005-04-05 Eastman Kodak Company White light-emitting device with improved doping
US6905788B2 (en) * 2003-09-12 2005-06-14 Eastman Kodak Company Stabilized OLED device
US9034482B2 (en) 2003-09-19 2015-05-19 Merck Patent Gmbh Organic electroluminescent element
JP4285741B2 (ja) * 2003-10-24 2009-06-24 独立行政法人産業技術総合研究所 有機電界発光素子およびその作製方法
KR100958637B1 (ko) * 2003-11-19 2010-05-20 삼성모바일디스플레이주식회사 유기 전계발광 소자
US20050137459A1 (en) 2003-12-17 2005-06-23 Scimed Life Systems, Inc. Medical device with OLED illumination light source
CN101980395B (zh) * 2003-12-19 2014-05-07 出光兴产株式会社 有机电致发光器件
US20050136289A1 (en) * 2003-12-22 2005-06-23 Chu Hye Y. White organic light emitting device
US20050147844A1 (en) * 2004-01-05 2005-07-07 Eastman Kodak Company White oled devices with color filter arrays
KR100712098B1 (ko) * 2004-01-13 2007-05-02 삼성에스디아이 주식회사 백색 발광 유기전계발광소자 및 그를 구비하는유기전계발광표시장치
US7252893B2 (en) * 2004-02-17 2007-08-07 Eastman Kodak Company Anthracene derivative host having ranges of dopants
EP1718124A4 (en) * 2004-02-19 2009-06-24 Idemitsu Kosan Co ORGANIC LIGHT EMITTING DEVICE WITH WHITE COLOR
US7662485B2 (en) * 2004-03-16 2010-02-16 Eastman Kodak Company White organic light-emitting devices with improved performance
US7351358B2 (en) 2004-03-17 2008-04-01 E.I. Du Pont De Nemours And Company Water dispersible polypyrroles made with polymeric acid colloids for electronics applications
JP4947909B2 (ja) * 2004-03-25 2012-06-06 三洋電機株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子
US8147962B2 (en) 2004-04-13 2012-04-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Conductive polymer composites
US7192659B2 (en) 2004-04-14 2007-03-20 Eastman Kodak Company OLED device using reduced drive voltage
CN100386903C (zh) * 2004-04-23 2008-05-07 中国科学院长春应用化学研究所 白色有机电致发光器件及制备方法
US7247394B2 (en) 2004-05-04 2007-07-24 Eastman Kodak Company Tuned microcavity color OLED display
JPWO2005117500A1 (ja) 2004-05-27 2008-04-03 出光興産株式会社 白色系有機エレクトロルミネッセンス素子
US9040170B2 (en) * 2004-09-20 2015-05-26 Global Oled Technology Llc Electroluminescent device with quinazoline complex emitter
US20060088729A1 (en) * 2004-10-25 2006-04-27 Eastman Kodak Company White organic light-emitting devices with improved performance
KR100635575B1 (ko) * 2004-11-17 2006-10-17 삼성에스디아이 주식회사 풀 칼라 유기 전계 발광 표시 소자 및 그 제조방법
WO2006080553A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Hole-injecting material, material for light-emitting element, light-emitting element, organic compound, monomer, and monomer mixture
WO2006090772A1 (ja) 2005-02-25 2006-08-31 Toray Industries, Inc. 発光素子材料および発光素子
TWI307250B (en) * 2005-03-23 2009-03-01 Au Optronics Corp Organic electroluminescent device
CN101184732B (zh) * 2005-03-28 2012-05-16 株式会社半导体能源研究所 蒽衍生物、发光元件用材料、发光元件、发光装置和电子器件
US20060240277A1 (en) * 2005-04-20 2006-10-26 Eastman Kodak Company Tandem OLED device
US8057916B2 (en) * 2005-04-20 2011-11-15 Global Oled Technology, Llc. OLED device with improved performance
US20060240281A1 (en) * 2005-04-21 2006-10-26 Eastman Kodak Company Contaminant-scavenging layer on OLED anodes
TWI333392B (en) * 2005-05-25 2010-11-11 Au Optronics Corp Emission layer and organic light emitting diode using thereof
US7479330B2 (en) * 2005-05-26 2009-01-20 Au Optronics Corporation Anthracene derivatives for organic electroluminescent device
CN101208369B (zh) 2005-06-28 2013-03-27 E.I.内穆尔杜邦公司 高功函数透明导体
WO2007002740A2 (en) 2005-06-28 2007-01-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Buffer compositions
US7531959B2 (en) * 2005-06-29 2009-05-12 Eastman Kodak Company White light tandem OLED display with filters
KR100672535B1 (ko) * 2005-07-25 2007-01-24 엘지전자 주식회사 유기 el 소자 및 그 제조방법
KR100806812B1 (ko) * 2005-07-25 2008-02-25 엘지.필립스 엘시디 주식회사 유기 el 소자 및 그 제조방법
TWI279165B (en) * 2005-08-09 2007-04-11 Au Optronics Corp White organic light emitting diode
US7635858B2 (en) * 2005-08-10 2009-12-22 Au Optronics Corporation Organic light-emitting device with improved layer conductivity distribution
KR100646795B1 (ko) * 2005-09-08 2006-11-23 한양대학교 산학협력단 불순물이 계단형 농도로 첨가되는 정공수송층을 포함하는유기발광소자 및 그 제조방법
KR100708714B1 (ko) * 2005-09-30 2007-04-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 표시장치 및 그 제조방법
US7645524B2 (en) * 2005-10-19 2010-01-12 Eastman Kodak Company OLED device with improved high temperature operation
TWI299636B (en) * 2005-12-01 2008-08-01 Au Optronics Corp Organic light emitting diode
US20070126350A1 (en) * 2005-12-06 2007-06-07 Lee Jeong I White organic light emitting device
JP5268247B2 (ja) * 2005-12-20 2013-08-21 キヤノン株式会社 4−アミノフルオレン化合物及び有機発光素子
JP2009524189A (ja) 2006-01-18 2009-06-25 エルジー・ケム・リミテッド 積層型有機発光素子
US8216680B2 (en) 2006-02-03 2012-07-10 E I Du Pont De Nemours And Company Transparent composite conductors having high work function
US8152718B2 (en) * 2006-02-07 2012-04-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device light source
KR101279315B1 (ko) * 2006-04-18 2013-06-26 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 고에너지-포텐셜 이중층 조성물
US9118020B2 (en) * 2006-04-27 2015-08-25 Global Oled Technology Llc Electroluminescent devices including organic eil layer
WO2007130047A1 (en) 2006-05-08 2007-11-15 Eastman Kodak Company Oled electron-injecting layer
KR20070112547A (ko) * 2006-05-22 2007-11-27 삼성전자주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
CN101473012B (zh) 2006-06-15 2013-12-18 东丽株式会社 发光元件材料和发光元件
US20080032123A1 (en) * 2006-08-02 2008-02-07 Spindler Jeffrey P Dual electron-transporting layer for oled device
US7837780B2 (en) * 2006-11-10 2010-11-23 Global Oled Technology Llc Green color filter element
US20080191172A1 (en) 2006-12-29 2008-08-14 Che-Hsiung Hsu High work-function and high conductivity compositions of electrically conducting polymers
US8795855B2 (en) 2007-01-30 2014-08-05 Global Oled Technology Llc OLEDs having high efficiency and excellent lifetime
US7723722B2 (en) 2007-03-23 2010-05-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Organic compound, anthracene derivative, and light-emitting element, light-emitting device, and electronic device using anthracene derivative
US20080251768A1 (en) 2007-04-13 2008-10-16 Che-Hsiung Hsu Electrically conductive polymer compositions
US20080286445A1 (en) * 2007-05-17 2008-11-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Composition, and method of fabricating light-emitting element
US8241526B2 (en) 2007-05-18 2012-08-14 E I Du Pont De Nemours And Company Aqueous dispersions of electrically conducting polymers containing high boiling solvent and additives
KR100858824B1 (ko) * 2007-05-31 2008-09-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 소자 및 이의 제조 방법
KR100866359B1 (ko) 2007-07-19 2008-10-31 한국생산기술연구원 백색 유기 발광 소자
KR101528945B1 (ko) 2007-07-27 2015-06-15 도레이 카부시키가이샤 발광 소자 재료 및 발광 소자
US20090053559A1 (en) * 2007-08-20 2009-02-26 Spindler Jeffrey P High-performance broadband oled device
JP5267009B2 (ja) * 2007-09-28 2013-08-21 大日本印刷株式会社 発光デバイス
US8324800B2 (en) * 2008-06-12 2012-12-04 Global Oled Technology Llc Phosphorescent OLED device with mixed hosts
WO2009158555A2 (en) 2008-06-26 2009-12-30 E.I. Du Pont De Nemours And Company Organic light-emitting diode luminaires
WO2010005066A1 (en) * 2008-07-08 2010-01-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Carbazole derivative, light-emitting element material, light-emitting element, and light-emitting device
JP5214360B2 (ja) * 2008-07-29 2013-06-19 シャープ株式会社 色変換方式有機elディスプレイ
KR101326668B1 (ko) * 2008-12-16 2013-11-07 엘지디스플레이 주식회사 전자 수송-주입 물질 및 이를 이용한 유기전계발광소자
DE102009012346B4 (de) 2009-03-09 2024-02-15 Merck Patent Gmbh Organische Elektrolumineszenzvorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung
JP2012520381A (ja) 2009-03-12 2012-09-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー コーティング用途向け導電性ポリマー組成物
JP5495606B2 (ja) * 2009-04-08 2014-05-21 キヤノン株式会社 新規縮合多環化合物およびそれを有する有機発光素子
EP2421918B1 (en) 2009-04-21 2020-08-26 LG Chem, Ltd. Electrically conductive polymer compositions and films made therefrom
US8945427B2 (en) 2009-04-24 2015-02-03 E I Du Pont De Nemours And Company Electrically conductive polymer compositions and films made therefrom
JP2013502742A (ja) * 2009-08-24 2013-01-24 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 有機発光ダイオード照明器具
US20110204336A1 (en) * 2009-08-24 2011-08-25 E.I. Du Pont De Nemours And Company Organic light-emitting diode luminaires
WO2011028479A2 (en) 2009-08-24 2011-03-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company Organic light-emitting diode luminaires
KR20120068882A (ko) * 2009-08-24 2012-06-27 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 유기 발광 다이오드 조명기구
WO2011028482A2 (en) * 2009-08-24 2011-03-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company Organic light-emitting diode luminaires
JP2013502741A (ja) * 2009-08-24 2013-01-24 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 有機発光ダイオード照明器具
JP5162554B2 (ja) * 2009-09-25 2013-03-13 パナソニック株式会社 有機電界発光素子
US8674343B2 (en) 2009-10-29 2014-03-18 E I Du Pont De Nemours And Company Organic light-emitting diodes having white light emission
KR101182442B1 (ko) * 2010-01-27 2012-09-12 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 디스플레이 장치 및 그의 제조 방법
JP2012227042A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Panasonic Corp 白色有機電界発光素子
KR101302296B1 (ko) 2011-09-09 2013-09-03 호서대학교 산학협력단 전자수송층의 백색발광을 포함한 백색 유기전계발광소자
JP2014131987A (ja) * 2012-12-05 2014-07-17 Samsung R&D Institute Japan Co Ltd アミン誘導体、有機発光材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
KR102113149B1 (ko) * 2012-12-28 2020-05-20 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 소자, 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치 제조 방법
KR102126544B1 (ko) * 2013-12-30 2020-06-24 엘지디스플레이 주식회사 유기 전계 발광 소자 및 유기 전계 발광 표시 장치
TWI606623B (zh) 2014-01-10 2017-11-21 樂金顯示科技股份有限公司 有機發光裝置及照明設備
US10952600B2 (en) 2014-07-10 2021-03-23 Covidien Lp Endoscope system
CN104505463A (zh) * 2014-09-28 2015-04-08 桂林电子科技大学 一种双层发光层结构的白光oled器件
JP5848480B1 (ja) * 2014-10-28 2016-01-27 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
KR102615636B1 (ko) * 2016-01-13 2023-12-20 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 소자
KR20170101128A (ko) 2016-02-26 2017-09-05 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 유기 화합물, 발광 소자, 발광 장치, 전자 기기, 및 조명 장치
CN106098958B (zh) * 2016-08-26 2018-04-03 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 白光有机电致发光器件及其制备方法
CN110461211A (zh) 2017-03-24 2019-11-15 柯惠有限合伙公司 内窥镜和治疗方法
CN114566602A (zh) * 2022-03-03 2022-05-31 安徽熙泰智能科技有限公司 一种适用于micro-OLED的彩色器件结构

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4539507A (en) 1983-03-25 1985-09-03 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent devices having improved power conversion efficiencies
US4885211A (en) 1987-02-11 1989-12-05 Eastman Kodak Company Electroluminescent device with improved cathode
US4769292A (en) 1987-03-02 1988-09-06 Eastman Kodak Company Electroluminescent device with modified thin film luminescent zone
US5059862A (en) 1990-07-26 1991-10-22 Eastman Kodak Company Electroluminescent device with improved cathode
US5405709A (en) 1993-09-13 1995-04-11 Eastman Kodak Company White light emitting internal junction organic electroluminescent device
JP3451680B2 (ja) 1993-11-15 2003-09-29 三菱化学株式会社 有機電界発光素子
EP0666298A3 (en) * 1994-02-08 1995-11-15 Tdk Corp Organic electroluminescent element and compound used therein.
US5503910A (en) * 1994-03-29 1996-04-02 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Organic electroluminescence device
US5684365A (en) 1994-12-14 1997-11-04 Eastman Kodak Company TFT-el display panel using organic electroluminescent media
US5550066A (en) 1994-12-14 1996-08-27 Eastman Kodak Company Method of fabricating a TFT-EL pixel
US5779937A (en) * 1995-05-16 1998-07-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Organic electroluminescent device
EP0765106B1 (en) * 1995-09-25 2002-11-27 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Light-emitting material for organic electroluminescence device, and organic electroluminescence device for which the light-emitting material is adapted
US5593788A (en) 1996-04-25 1997-01-14 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent devices with high operational stability
US5683823A (en) * 1996-01-26 1997-11-04 Eastman Kodak Company White light-emitting organic electroluminescent devices
JP3752734B2 (ja) * 1996-07-12 2006-03-08 双葉電子工業株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子および有機エレクトロルミネッセンス素子材料
US5776622A (en) 1996-07-29 1998-07-07 Eastman Kodak Company Bilayer eletron-injeting electrode for use in an electroluminescent device
US5645948A (en) 1996-08-20 1997-07-08 Eastman Kodak Company Blue organic electroluminescent devices
JP3999837B2 (ja) * 1997-02-10 2007-10-31 Tdk株式会社 有機エレクトロルミネッセンス表示装置
JP3994482B2 (ja) * 1997-08-27 2007-10-17 双葉電子工業株式会社 マルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法
US6111270A (en) * 1998-04-27 2000-08-29 Motorola, Inc. Light-emitting apparatus and method of fabrication
US6208075B1 (en) 1998-11-05 2001-03-27 Eastman Kodak Company Conductive fluorocarbon polymer and method of making same
US6020078A (en) 1998-12-18 2000-02-01 Eastman Kodak Company Green organic electroluminescent devices
US6127004A (en) 1999-01-29 2000-10-03 Eastman Kodak Company Forming an amorphous fluorocarbon layer in electroluminescent devices
US6225467B1 (en) * 2000-01-21 2001-05-01 Xerox Corporation Electroluminescent (EL) devices

Also Published As

Publication number Publication date
EP1286569B1 (en) 2007-06-06
TW550970B (en) 2003-09-01
EP1286569A1 (en) 2003-02-26
DE60220484T2 (de) 2008-02-07
KR20030015870A (ko) 2003-02-25
CN1244166C (zh) 2006-03-01
US6627333B2 (en) 2003-09-30
US20030068524A1 (en) 2003-04-10
CN1407635A (zh) 2003-04-02
KR100880064B1 (ko) 2009-01-22
DE60220484D1 (de) 2007-07-19
JP2003086380A (ja) 2003-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4327425B2 (ja) 有機発光ダイオードデバイス
JP4979859B2 (ja) 有機発光ダイオードデバイス
KR100884436B1 (ko) 정공 수송층 및/또는 전자 수송층 내에 색상 중립도펀트를 포함하는 유기 발광 장치
TWI487157B (zh) 具有藍光發射層之白光有機發光二極體
US6720092B2 (en) White organic light-emitting devices using rubrene layer
US7901795B2 (en) OLEDs doped with phosphorescent compounds
US6727644B2 (en) Organic light-emitting device having a color-neutral dopant in an emission layer and in a hole and/or electron transport sublayer
TWI338032B (en) White light-emitting device structures
JP2010537383A (ja) 安定化した白色発光oled装置
WO2011011501A1 (en) Oled device with stabilized yellow light-emitting layer
TWI507505B (zh) Organic electroluminescent device using 2-methylanthracene compound

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081003

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4327425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term