JP4326788B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を実施する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体製造装置の半導体製造プロセスを各装置で各別に作業が実施されていた。
【0003】
例えば、半導体製造プロセスである後工程として用いる半導体製造装置は、半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシング装置と、個々のチップを半導体基板にボンディングするチップボンディング装置と、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディング装置と、前記基板におけるチップとワイヤとをモールドする樹脂モールド装置と、樹脂成形体が硬化して形成された樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージ(製品)を形成して格納するシンギュレーション装置とで構成されており、前述した各装置で各別に作業を実施している。
また、樹脂モールド装置において、例えば、樹脂成形前の基板は装置内部に取付けた搬送レールにある搬送機構で樹脂成形用金型を搭載したプレス機構に搬送して供給セットしてから、モールドして硬化された樹脂成形後の樹脂成形済基板を前記した搬送機構と別の搬送機構を用いて、前記した搬送レールにある別の搬送機構で樹脂成形後の基板を搬送している。
従って、各装置毎で作業を各別に実施して最終製品を成形するのには、不連続な作業で行われていた。
また、樹脂モールド装置内で樹脂成形前後の基板を搬送させるには、搬送レールの取付・取外作業が必要となって、樹脂成形前後の基板を搬送する各別の搬送機構を付設して樹脂成形作業を実施していた。
【0004】
なお、前述したような従来例が記載されている特許公報文献等を調査したが発見できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年における半導体部品において、基板の大型化やチップの薄型化やワイヤの極小化・狭ピッチ化の傾向にあって、半導体部品を取り扱うのには緻密な作業を必要とするので、前述した各作業単位で各別に実施する不連続な作業では、作業性を著しく低下させて製品の生産性を低下させると云う弊害が発生する
【0006】
本発明は、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題を解決するための本発明(請求項1)に係る半導体製造装置は、半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシングユニットと、前記した個々の半導体チップを半導体基板にボンディングするチップボンディングユニットと、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディングユニットと、チップとワイヤとをモールドする樹脂モールドユニットと、モールドされた樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージを格納するシンギュレーションユニットとを含む半導体製造装置であって、前記した各ユニットを平面から見て矩形形状に設けると共に、前記各ユニットを等間隔に且つ直線状に配置し、更に、前記各ユニット間の各部位に半導体部品搬送用のロボットアーム装置を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、前記技術的課題を解決するための本発明(請求項2)に係る半導体製造装置は、請求項1に記載した発明における樹脂モールドユニットに、半導体チップとワイヤとを装着した樹脂成形前の基板を供給する樹脂成形前基板供給機構ユニットと、前記した樹脂成形前の基板と樹脂材料とを樹脂成形用金型に供給して樹脂成形前の基板を樹脂成形するモールドプレス機構ユニットと、前記した金型にて樹脂成形された樹脂成形後の基板を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニットとを備えると共に、前記した樹脂成形前基板供給機構ユニットに搬送された樹脂成形前基板を前記したモールドプレス機構ユニットに搬送し、更に、このモールドプレス機構ユニットにて樹脂成形された樹脂成形後の基板を前記した樹脂成形済基板格納機構ユニットに搬送するロボットアーム搬送機構ユニットを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
【実施例】
まず、図1に基づいて、第一実施例を説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る半導体製造装置の概略平面図である。
【0012】
本発明に係る半導体製造装置は、半導体製造プロセスにおける前工程(ウェーハ製造工程)を経た後工程において用いられる。そして、該半導体製造装置には、図1に示すように、半導体ウェーハ1を切断分離して個々の半導体チップ2(ダイ)を形成するダイシングユニット3と、個々の半導体チップ2を半導体基板4にボンディングするチップボンディングユニット5と、前記基板4とチップ2とをワイヤ(接続電極)で接続するワイヤボンディングユニット6と、前記基板4におけるチップ2とワイヤとをモールドする樹脂モールドユニット8と、モールドされた樹脂成形体7が硬化した樹脂成形済基板9を切断分離して個々の半導体パッケージ10(製品)を形成して格納するシンギュレーションユニット11が設けられており、各作業単位をユニット化して構成されている。
【0013】
また、前記各ユニット(3・5・6・8・11)は、図1に示すように、直線状に配置されると共に、該各ユニット間の各部位には半導体部品搬送用のロボットアーム装置12が設けられている。なお、ここで半導体部品とは被加工物を意味しており、具体的には、後述する半導体ウェーハ1・半導体チップ(ダイ)2・チップ装着基板14・樹脂成形前基板15・樹脂成形済基板9・半導体パッケージ10を意味する。
また、前記各ユニット(3・5・6・8・11)は、必要に応じて任意に選択して配置されるものであり、また、前記ロボットアーム装置12自体も前記各ユニット間の各部位に対して着脱自在に取付・取外しできるように設けられている。
なお、ロボットアーム装置12は、XYZ軸方向における任意の方向・位置に動作するように構成されている。また、ロボットアーム装置12の先端部材13にて半導体部品や後述する半導体部品を供給・格納した状態の治具(各供給・格納機構ユニット)等を支持・固定して次工程側となるユニットへ搬送設置することにより、該ユニットにおける供給機構ユニットとして兼用することができるように構成されている。
また、各ユニットにロボットアーム装置12で搬送される半導体部品として、ウェーハ1・チップ2・チップ装着基板14・樹脂成形前基板15・樹脂成形済基板9・半導体パッケージ10を例示している。
また、半導体基板4は、例えば、図例に示す所定個所に複数列で複数個のチップ2とチップ2に対応して基板4と接続させる複数本のワイヤを装着する任意の形状である大型の基板4を採用している。
従って、前記した大型の基板4を用いることで、基板一枚単位での多くの製品を成形することができると共に、各ユニットへ一枚単位からの基板4をロボットアーム装置12で連続して搬送させることができるので、作業性を向上させて製品の生産性を向上させることができる。
【0014】
また、ダイシングユニット3は、半導体ウェーハ1を受取るウェーハ供給機構ユニット16と、供給されたウェーハ1を切断分離するウェーハダイシング機構ユニット17と、切断分離された個々の半導体チップ2を格納するチップ格納機構18ユニットとを少なくとも設けている。
また、チップボンディングユニット5は、半導体チップ2をロボットアーム装置12より受取るチップ供給機構ユニット19と、チップ2を所定個所にボンディングするための半導体基板4を供給する半導体基板供給機構ユニット20と、半導体基板4上の所定個所にチップ2をダイボンディングするダイボンディング機構ユニット21と、チップ2を装着した半導体基板4(チップ装着基板14)を格納するチップ装着基板格納機構ユニット22とを少なくとも設けている。
また、ワイヤボンディングユニット6は、前記したチップ装着基板14をロボットアーム装置12より受取るチップ装着基板供給機構ユニット23と、チップ装着基板14の個々のチップ2に複数本のワイヤを基板4搭載側にワイヤボンディングするワイヤボンディング機構ユニット24と、チップ2及びワイヤを装着した半導体基板4(樹脂成形前基板15)を格納する樹脂成形前基板格納機構ユニット25とを少なくとも設けている。
また、樹脂モールドユニット8は、前記した樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12より受取る樹脂成形前基板供給機構ユニット26と、チップ2・ワイヤ部分の樹脂成形体7を樹脂成形用金型にて加熱溶融化された樹脂材料にてモールドするモールドプレス機構ユニット27と、前記金型にてモールドされて硬化した樹脂成形後の樹脂成形済基板9を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニット28とを少なくとも設けている。
また、シンギュレーションユニット11は、前記した樹脂成形済基板9をロボットアーム装置12より受取る樹脂成形済基板供給機構ユニット29と、供給された樹脂成形済基板9を切断分離する基板ダイシング機構ユニット30と、切断分離された個々の半導体パッケージ10(製品)を格納する製品格納機構ユニット31とを少なくとも設けている。
【0015】
なお、各ユニットにおける各供給・格納機構ユニットには、各半導体部品を供給・格納するための治具(図示なし)が設けられている。
また、各ユニットは、一体型のユニット本体に所要の各機構ユニットを取付・取外しするような構造でもよいし、或いは、各機構ユニットを分割構造にして分割された各機構ユニットを組合せたり、離間した状態で各ユニット及び各機構ユニットを形成するような構造にしてもよい。
例えば、前述した各ユニットに設けた各機構ユニットに別の機構ユニットを任意に選択して追加したり、シンギュレーションユニット11のユニット本体を任意に選択して追加することができる。
【0016】
以下、ウェーハ1から半導体パッケージ10への半導体製造プロセスを各ユニットにて連続して作業する場合について説明する。
前工程からウェーハ1をダイシングユニット3におけるウェーハ供給機構ユニット16に受渡してから、まず、ウェーハ供給機構ユニット16からウェーハダイシング機構ユニット17にウェーハ1を移動し、次に、ウェーハダイシング機構ユニット17にてウェーハ1を固定して切断分離し、次に、ウェーハダイシング機構ユニット17から切断分離されたチップ2を切断分離されたままの状態でチップ格納機構ユニット18に格納する。
このとき、前工程からのウェーハの搬送手段は、ロボットアーム装置12を採用してもよいし、任意に選択できる。
次に、ダイボンディングユニット5・ワイヤボンディングユニット6・樹脂モールドユニット8・シンギュレーションユニット11の記述順序(図1参照)で各ユニットにある各半導体部品をロボットアーム装置12にて連続して作業を行う。
【0017】
即ち、チップ格納機構ユニット18からチップ2をロボットアーム装置12の先端部材13にてダイボンディングユニット5のチップ供給機構ユニット18に受渡し、次に、チップ2をダイボンディング機構21へ移動させると共に、前述の大型の基板4を半導体基板供給機構ユニット20からダイボンディング機構ユニット21へ移動し、次に、ダイボンディング機構ユニット21にて基板4上の所定個所にチップ2をダイボンディングしてチップ装着基板14を形成し、その後、チップ装着基板格納機構ユニット22に移動して格納する。
次に、前述の格納機構ユニット22からチップ装着基板14をロボットアーム装置12でワイヤボンディングユニット6におけるチップ装着基板供給機構ユニット23に受渡し、次に、チップ装着基板14をワイヤボンディング機構ユニット24へ移動し、次に、ワイヤボンディング機構ユニット24にてチップ装着基板14のチップ2にワイヤをワイヤボンディングして樹脂成形前基板15を形成し、その後、樹脂成形前基板格納機構ユニット25に移動して格納する。
次に、前述の格納機構ユニット25から樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12で樹脂モールドユニット8における樹脂成形前基板供給機構ユニット26に受渡し、次に、樹脂成形前基板15をモールドプレス機構ユニット27へ移動し、次に、モールドプレス機構ユニット27にて樹脂成形体7を金型にて加熱溶融化された樹脂材料でモールドして硬化させることにより樹脂成形済基板9を形成し、その後、樹脂成形済基板格納機構ユニット28に移動して格納する。
次に、前述の格納機構ユニット28から樹脂成形済基板9をロボットアーム装置12でシンギュレーションユニット11における樹脂成形済基板供給機構ユニット29に受渡し、次に、樹脂成形済基板9を基板ダイシング機構ユニット30へ移動し、次に、基板ダイシング機構ユニット30にて樹脂成形済基板9を切断分離して半導体パッケージ10(製品)を形成し、その後、製品格納機構ユニット31に移動して格納する。
【0018】
なお、製品格納機構ユニット31に格納された半導体部品は、その後、バーンイン試験(温度電圧試験)・検査・マーキング加工部等へ搬送されることになるが、該製品格納機構ユニットから次工程側の該加工部等への搬送手段にロボットアーム装置12を採用してもよい。この場合は、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化すると共に、その各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることができる。
【0019】
次に、図2に基づいて、第ニ実施例を説明する。
なお、前述の第一実施例における同じ構成部材には同一符号を記する。
【0020】
樹脂モールドユニット8は、図2に示すように、第一実施例と同様の機構ユニットである樹脂成形前基板供給機構ユニット26とモールドプレス機構ユニット27と樹脂成形済基板格納機構ユニット28と、更に、前記した各機構26・27・28を外周囲に配置し且つ第一実施例のロボットアーム装置12と同様に、ユニット8にロボットアーム搬送機構ユニット32が設けられている。
また、ロボットアーム搬送機構ユニット32が搬送する半導体部品は、樹脂成形前基板15と樹脂成形済基板9である。
また、モールドプレス機構ユニット27には、樹脂成形前基板15の樹脂成形体7を加熱溶融化された樹脂材料35にて一括モールドする樹脂成形用金型を搭載したモールドプレス部34と、加熱溶融前の樹脂材料35を前記金型に供給する樹脂材料供給部36とが設けられている。
【0021】
従って、ロボットアーム搬送機構ユニット32を用いて樹脂成形前後の基板9・15を樹脂モールドユニット8にて連続して作業する場合、第一実施例と同様に、ワイヤボンディングユニット6の樹脂成形前基板格納機構ユニット25から樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12の先端部材13にて取出して固定した状態で樹脂モールドユニット8における樹脂成形前基板供給機構ユニット26に受渡し、そして、まず、樹脂成形前基板供給機構ユニット26からモールドプレス機構ユニット27へ樹脂成形前基板15をロボットアーム搬送機構ユニット32の先端部33にて固定してモールドプレス部34の金型内に移動して供給セットすると共に、樹脂材料供給部36から所定量の樹脂材料35を金型内に供給セットし、次に、予め加熱された金型にて樹脂材料35を溶融状態にして樹脂成形前基板15の樹脂成形体7部分を浸漬させて型締めし且つ樹脂材料35の所要時間経過後に硬化させて樹脂成形済基板9を形成し、次に、該金型を型開きすると共に、ロボットアーム搬送機構ユニット32の先端部33にて樹脂成形済基板9を金型内から取出して樹脂成樹脂成形済基板格納機構28に格納する。
つまり、ユニット単位である樹脂モールドユニット8においても、ユニット8内にロボットアーム搬送機構ユニット32を設けて連続して作業するように構成されている。
なお、他のユニット内にもロボットアーム搬送機構ユニット32と同様のロボットアーム搬送機構ユニットを設けるようしてもよい。
【0022】
なお、第一・第二実施例における樹脂モールドユニット8では樹脂モールド成形時において不要樹脂材料を発生させない(即ち、成形後に廃棄されることになる樹脂成形部分の形成を防止するための)基板浸漬成形方法を採用して樹脂モールド成形しているが、樹脂成形前基板15を樹脂通路を介して加熱溶融化された樹脂材料35を供給するようなトランスファー成形方法を採用してもよい。この場合、不要樹脂材料と樹脂成形済基板15とをディゲートするディゲート機構を樹脂モールドユニット8内に設けるようにする。
また、樹脂モールド成形時に基板浸漬成形やトランスファー成形を用いる際には、金型内に離型フィルムを供給して樹脂モールドする離型フィルム成形や、加熱溶融化された樹脂材料35にボイド等の発生を防止するために少なくとも樹脂材料35が接触する金型面を外気遮断範囲として外気遮断範囲の空気等を強制的に吸引して真空引き状態とする真空引き成形を併用するようにしてもよい。
【0023】
また、半導体基板4は、基板4上にチップ2・ワイヤを装着した基板4に限定して第一・第二実施例に説明してきたが、基板4上にバンプ(接続電極)を介してチップ2を装着するようなフリップチップ基板を使用することができる。
この場合、前述のダイボンディングユニット5・ワイヤボンディングユニット6を使用せずに、フリップチップボンディングユニット(図示しない)を設けるようにする。
【0024】
次に、図3に基づいて、第三実施例を説明する。
なお、前述の第二実施例における同じ構成部材には同一符号を記すると共に、樹脂モールド成形は、第一・第二実施例と同様の作業を実施するものとする。
【0025】
図3に示すように、樹脂モールドユニット8は、第二実施例と同様の機構である樹脂成形前基板供給機構ユニット26とモールドプレス機構ユニット27と樹脂成形済基板格納機構ユニット28とを設けており、前記した各機構26・27・28を外周囲に配置し且つロボットアーム搬送機構ユニット32を設けており、ユニット8全体が円柱型の形状となるような構成をしている。
また、ロボットアーム搬送機構ユニット32においても、前述した第一実施例におけるロボットアーム装置12と同様の動作・構成・構造・レイアウト等で設けられているのに加えて、ロボットアーム搬送機構ユニット32を略中央部分に配置させて、先端部33が取出・供給作業ができる円周上における所定位置に各機構ユニット26・27・28を任意に選択して配置している。
なお、図3における樹脂モールドユニット8の形状は、半円柱型になっているが、更に、追加する場合は、二点鎖線で示す三個の各機構ユニットを設けるよう構成にされていると共に、図例に示す六分割に限定されることなく、任意に各機構ユニットを分割して設けてもよい。
即ち、樹脂モールドユニット8以外においても、ロボットアーム搬送機構ユニット32を略中央部分に設け、且つ、円柱型の形状となる任意に選択した各機構ユニットを先端部33が取出・供給作業ができる円周上における所定位置に配置させる。
また、ユニット8全体の形状については、円柱型でなくても多角柱型でもよい。
【0026】
上記したように、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることができる。
【0027】
なお、第一実施例乃至第三実施例における半導体製造装置に限定されることなく、半導体製造プロセス全体にわたり各作業単位にユニット化して各ユニットをロボットアーム装置(ロボットアーム搬送機構ユニットを含む)にて連続して半導体部品を搬送するような構成を採用することができる。
【0028】
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて、任意にかつ適宜に変更・選択して採用できるものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る半導体製造装置の概略平面図である。
【図2】 図2は、本発明に係る半導体製造装置における樹脂モールドユニットの概略平面図である。
【図3】 図3は、本発明に係る半導体製造装置における樹脂モールドユニットの他の構成例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェーハ
2 半導体チップ(ダイ)
3 ダイシングユニット
4 半導体基板
5 チップボンディングユニット
6 ワイヤボンディングユニット
7 樹脂成形体
8 樹脂モールドユニット
9 樹脂成形済基板
10 半導体パッケージ(製品)
11 シンギュレーションユニット
12 ロボットアーム装置
13 先端部材
14 チップ装着基板
15 樹脂成形前基板
16 ウェーハ供給機構ユニット
17 ウェーハダイシング機構ユニット
18 チップ格納機構ユニット
19 チップ供給機構ユニット
20 半導体基板供給機構ユニット
21 ダイボンディング機構ユニット
22 チップ装着基板格納機構ユニット
23 チップ装着基板供給機構ユニット
24 ワイヤボンディング機構ユニット
25 樹脂成形前基板格納機構ユニット
26 樹脂成形前基板供給機構ユニット
27 モールドプレス機構ユニット
28 樹脂成形済基板格納機構ユニット
29 樹脂成形済基板供給機構ユニット
30 基板ダイシング機構ユニット
31 製品格納機構ユニット
32 ロボットアーム搬送機構ユニット
33 先端部
34 モールドプレス部
35 樹脂材料
36 樹脂材料供給部

Claims (2)

  1. 半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシングユニットと、前記した個々の半導体チップを半導体基板にボンディングするチップボンディングユニットと、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディングユニットと、チップとワイヤとをモールドする樹脂モールドユニットと、モールドされた樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージを格納するシンギュレーションユニットとを含む半導体製造装置であって、
    前記した各ユニットを平面から見て矩形形状に設けると共に、前記各ユニットを等間隔に且つ直線状に配置し、更に、前記各ユニット間の各部位に半導体部品搬送用のロボットアーム装置を設けたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記した樹脂モールドユニットに、半導体チップとワイヤとを装着した樹脂成形前の基板を供給する樹脂成形前基板供給機構ユニットと、前記した樹脂成形前の基板と樹脂材料とを樹脂成形用金型に供給して樹脂成形前の基板を樹脂成形するモールドプレス機構ユニットと、前記した金型にて樹脂成形された樹脂成形後の基板を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニットとを備えると共に
    前記した樹脂成形前基板供給機構ユニットに搬送された樹脂成形前基板を前記したモールドプレス機構ユニットに搬送し、更に、このモールドプレス機構ユニットにて樹脂成形された樹脂成形後の基板を前記した樹脂成形済基板格納機構ユニットに搬送するロボットアーム搬送機構ユニットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
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