JP2004179357A - 半導体製造装置及び樹脂モールド装置 - Google Patents

半導体製造装置及び樹脂モールド装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることを目的とする。
【解決手段】半導体製造装置における各ユニット(例えば、後工程であるダイシングユニット3・チップボンディングユニット5・ワイヤボンディングユニット6・樹脂モールドユニット8・シンギュレーションユニット11)は、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、各ユニットにある半導体部品をロボットアーム装置12で連続して作業する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を実施する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体製造装置の半導体製造プロセスを各装置で各別に作業が実施されていた。
【0003】
例えば、半導体製造プロセスである後工程として用いる半導体製造装置は、半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシング装置と、個々のチップを半導体基板にボンディングするチップボンディング装置と、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディング装置と、前記基板におけるチップとワイヤとの樹脂成形体をモールドする樹脂モールド装置と、樹脂成形体が硬化して形成された樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージ(製品)を形成して格納するシンギュレーション装置とで構成されており、前述した各装置で各別に作業を実施している。
また、樹脂モールド装置において、例えば、樹脂成形前の基板は装置内部に取付けた搬送レールにある搬送機構で樹脂成形用金型を搭載したプレス機構に搬送して供給セットしてから、モールドして硬化された樹脂成形後の樹脂成形済基板を前記した搬送機構と別の搬送機構を用いて、前記した搬送レールにある別の搬送機構で樹脂成形後の基板を搬送している。
従って、各装置毎で作業を各別に実施して最終製品を成形するのには、不連続な作業で行われていた。
また、樹脂モールド装置内で樹脂成形前後の基板を搬送させるのには、搬送レールを取付・取外作業が必要となって、樹脂成形前後の基板を搬送する各別の搬送機構を付設して樹脂成形作業を実施していた。
【0004】
なお、前述したような従来例が記載されている特許公報文献等を調査したが発見できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年における半導体部品において、基板の大型化やチップの薄型化やワイヤの極小化・狭ピッチ化の傾向にあって、半導体部品を取り扱うのには緻密な作業を必要とするので、前述した各作業単位で各別に実施する不連続な作業では、作業性を著しく低下させて製品の生産性を低下させると云う弊害が発生する。
【0006】
従って、本発明は、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題を解決するために本発明に係る半導体製造装置は、半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシングユニットと、前記した個々の半導体チップを半導体基板にボンディングするチップボンディングユニットと、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディングユニットと、チップとワイヤとの樹脂成形体をモールドする樹脂モールドユニットと、モールドされた樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージを格納するシンギュレーションユニットとを含む半導体製造装置であって、前記した装置における各ユニットは、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、前記した各ユニットにある半導体部品を連続して搬送するロボットアーム装置を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、前記技術的課題を解決するために本発明に係る樹脂モールド装置は、半導体チップとワイヤとを装着した樹脂成形前の基板を供給する樹脂成形前基板供給機構ユニットと、前記した樹脂成形前の基板と樹脂材料とを樹脂成形用金型に供給して前記した加熱溶融化された樹脂材料で樹脂成形前の基板を樹脂成形するモールドプレス機構ユニットと、前記した金型にて樹脂成形され硬化された樹脂成形後の基板である製品を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニットとを含む樹脂モールド装置であって、前記した装置おける各機構ユニットは、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、前記した各機構ユニットにある樹脂成形前後の基板を連続して搬送するロボットアーム搬送機構ユニットを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
即ち、基本的に、半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を実施する半導体製造装置を備えることを特徴とする。
なお、前記した装置おける各ユニット(例えば、後工程であるダイシングユニット・チップボンディングユニット・ワイヤボンディングユニット・樹脂モールドユニット・シンギュレーションユニット)は、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、各ユニットにある半導体部品をロボットアーム装置で連続して作業する。
また、ユニット単位である樹脂モールドユニットである樹脂モールド装置においても、前記した装置における各機構ユニットは、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、各機構ユニットにある樹脂成形前後の基板をロボットアーム搬送機構ユニットで連続して作業する。
従って、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、実施例図に基づいて、説明する。
【0011】
まず、図1に基づいて、第一実施例を説明する。
なお、図1は、本発明に係る半導体製造装置の概略平面図である。
【0012】
例えば、本発明に係る半導体製造装置は、図1に示すように、半導体製造プロセスにおける前工程(ウェーハ製造工程)を経て後工程として用いられる、半導体ウェーハ1を切断分離して個々の半導体チップ2(ダイ)を形成するダイシングユニット3と、個々の半導体チップ2を半導体基板4にボンディングするチップボンディングユニット5と、前記基板4とチップ2とをワイヤ(接続電極)で接続するワイヤボンディングユニット6と、前記基板4におけるチップ2とワイヤとの樹脂成形体7をモールドする樹脂モールドユニット8と、樹脂成形体7が硬化して形成された樹脂成形済基板9を切断分離して個々の半導体パッケージ10(製品)を形成して格納するシンギュレーションユニット11とを設けていると共に、各作業単位をユニット化して構成されている。
【0013】
また、前述した各ユニット(各作業単位)は、取捨選択し且つ独立した状態で配置されて作業を実施されると共に、各ユニットの供給・取出作業ができる所定位置にロボットアーム装置12を設けていると共に、ロボットアーム装置12自体を着脱自在に取付・取外しできるように設けられている。
なお、ロボットアーム装置12は、XYZ軸方向における任意の方向・位置に動作するように構成されていると共に、ロボットアーム装置12に備えた先端部材13にて半導体部品や後述で示す半導体部品を供給・格納した状態の治具等を固定して各ユニットへ搬送するように構成されている。
また、各ユニットにロボットアーム装置12で搬送される半導体部品とは、ウェーハ1・チップ2・チップ装着基板14・樹脂成形前基板15・樹脂成形済基板9・半導体パッケージ10を示している。
また、半導体基板4は、例えば、図例に示す所定個所に複数列で複数個のチップ2とチップ2に対応して基板4と接続させる複数本のワイヤを装着する任意の形状である大型の基板4を採用している。
従って、前記した大型の基板4を用いることで、基板一枚単位での多くの製品を成形することができると共に、各ユニットへ一枚単位からの基板4をロボットアーム装置12で連続して搬送させることができるので、作業性を向上させて製品の生産性を向上させることができる。
【0014】
また、ダイシングユニット3は、半導体ウェーハ1を受取るウェーハ供給機構ユニット16と、供給されたウェーハ1を切断分離するウェーハダイシング機構ユニット17と、切断分離された個々の半導体チップ2を格納するチップ格納機構18ユニットとを少なくとも設けている。
また、チップボンディングユニット5は、半導体チップ2をロボットアーム装置12より受取るチップ供給機構ユニット19と、チップ2を所定個所にボンディングする半導体基板4を供給する半導体基板供給機構ユニット20と、半導体基板4上の所定個所にチップ2をダイボンディングするダイボンディング機構ユニット21と、チップ2を装着した半導体基板4(チップ装着基板14)を格納するチップ装着基板格納機構ユニット22とを少なくとも設けている。
また、ワイヤボンディングユニット6は、前記したチップ装着基板14をロボットアーム装置12より受取るチップ装着基板供給機構ユニット23と、チップ装着基板14の個々のチップ2に複数本のワイヤを基板4搭載側にワイヤボンディングするワイヤボンディング機構ユニット24と、チップ2・ワイヤとが装着した半導体基板4(樹脂成形前基板15)を格納する樹脂成形前基板格納機構ユニット25とを少なくとも設けている。
また、樹脂モールドユニット8は、前記した樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12より受取る樹脂成形前基板供給機構ユニット26と、チップ2・ワイヤ部分の樹脂成形体7を樹脂成形用金型にて加熱溶融化された樹脂材料にてモールドされるモールドプレス機構ユニット27と、前記金型にてモールドされ硬化した樹脂成形後の樹脂成形済基板9を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニット28とを少なくとも設けている。
また、シンギュレーションユニット11は、前記した樹脂成形済基板9をロボットアーム装置12より受取る樹脂成形済基板供給機構ユニット29と、供給された樹脂成形済基板9を切断分離する基板ダイシング機構ユニット30と、切断分離された個々の半導体パッケージ10(製品)を格納する製品格納機構ユニット31とを少なくとも設けている。
【0015】
なお、各ユニットにおける各供給・格納機構ユニットには、各半導体部品を供給・格納する各供給・格納治具を設けており、各ユニット・各機構ユニットで兼用して使用することができると共に、ロボットアーム装置12にて各ユニットへ搬送できるように各供給・格納治具自体も各機構ユニット内を移動できるように構成されている。
また、各ユニットは、一体型のユニット本体に所要の各機構ユニットを取付・取外しするような構造でもよいし、或いは、各機構ユニットを分割構造にして分割された各機構ユニットを組合せたり、離間した状態で各ユニット及び各機構ユニットを形成するよな構造にしてもよい。
例えば、前述で示すような各ユニットに少なくとも設けた各機構ユニットに別の機構ユニットを追加したり、シンギュレーションユニット11のユニット本体を追加したりして取捨選択できると共に、各ユニット・各機構ユニットにおける半導体製造装置のレイアウトは、図1に示す単数列に配置しなくても、ロボットアーム装置12の供給・取出作業ができる所定位置に各ユニットや各機構ユニットが独立した状態で配置されていれば、任意に選択できる。
【0016】
従って、ウェーハ1から半導体パッケージ10への半導体製造プロセスを各ユニットにて連続して作業する場合、前工程からウェーハ1をダイシングユニット3におけるウェーハ供給機構ユニット16に受渡してから、まず、ウェーハ供給機構ユニット16からウェーハダイシング機構ユニット17にウェーハ1を移動し、次に、ウェーハダイシング機構ユニット17にてウェーハ1を固定して切断分離し、次に、ウェーハダイシング機構ユニット17から切断分離されたチップ2を切断分離されたままの状態でチップ格納機構ユニット18に格納する。
このとき、前工程からのウェーハの搬送手段は、ロボットアーム装置12を採用してもよいし、任意に選択できる。
次に、ダイボンディングユニット5・ワイヤボンディングユニット6・樹脂モールドユニット8・シンギュレーションユニット11の記述順序(図1参照)で各ユニットにある各半導体部品をロボットアーム装置12にて連続して作業を実施するので、後述にて簡潔に作業の流れを説明する。
【0017】
次に、チップ格納機構ユニット18からチップ2をロボットアーム装置12の先端部材13にてダイボンディングユニット5のチップ供給機構ユニット18に受渡し、次に、チップ2をダイボンディング機構21へ移動させると共に、前述の大型の基板4を半導体基板供給機構ユニット20からダイボンディング機構ユニット21へ移動し、次に、ダイボンディング機構ユニット21にて基板4上の所定個所にチップ2がダイボンディングされチップ装着基板14が形成してから移動してチップ装着基板格納機構ユニット22に格納する。
次に、前述の格納機構ユニット22からチップ装着基板14をロボットアーム装置12でワイヤボンディングユニット6におけるチップ装着基板供給機構ユニット23に受渡し、次に、チップ装着基板14をワイヤボンディング機構ユニット24へ移動し、次に、ワイヤボンディング機構ユニット24にてチップ装着基板14のチップ2にワイヤをワイヤボンディングして樹脂成形前基板15を形成してから移動して樹脂成形前基板格納機構ユニット25に格納する。
次に、前述の格納機構ユニット25から樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12で樹脂モールドユニット8における樹脂成形前基板供給機構ユニット26に受渡し、次に、樹脂成形前基板15をモールドプレス機構ユニット27へ移動し、次に、モールドプレス機構ユニット27にて樹脂成形体7を金型にて加熱溶融化された樹脂材料でモールドされて硬化して樹脂成形済基板9を形成してから移動して樹脂成形済基板格納機構ユニット28に格納する。
次に、前述の格納機構ユニット28から樹脂成形済基板9をローボットアーム装置12でシンギュレーションユニット11における樹脂成形済基板供給機構ユニット29に受渡し、次に、樹脂成形済基板9を基板ダイシング機構ユニット30へ移動し、次に、基板ダイシング機構ユニット30にて樹脂成形済基板9を切断分離して半導体パッケージ10(製品)を形成してから移動して製品格納機構ユニット31に格納する。
【0018】
次に、製品におけるバーンイン試験(温度電圧試験)・検査・マーキングへと搬送されて、この搬送手段にロボットアーム装置12を採用してもよい。
従って、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることができる。
【0019】
次に、図2に基づいて、第ニ実施例を説明する。
なお、図2は、本発明に係る他の樹脂モールドユニットの概略平面図である。また、前述の第一実施例における樹脂モールドユニットに準ずるものは同一符号を記する。
【0020】
例えば、樹脂モールドユニット6は、図2に示すように、第一実施例と同様の機構ユニットである樹脂成形前基板供給機構ユニット26とモールドプレス機構ユニット27と樹脂成形済基板格納機構ユニット28と、更に、前記した各機構26・27・28を外周囲に配置し且つ第一実施例のロボットアーム装置12と同様に、ユニット6にロボットアーム搬送機構ユニット32を設けている。
また、ロボットアーム搬送機構ユニット32においても、前述した第一実施例におけるロボットアーム装置12と同様の動作・構成・構造・レイアウト等を設けられて構成されている。
ここで、ロボットアーム搬送機構ユニット32が搬送する半導体部品とは、樹脂成形前基板15と樹脂成形済基板9とを示していると共に、半導体基板4は、第一実施例と同様の大型の基板4を採用している。
また、モールドプレス機構ユニット27は、樹脂成形前基板15の樹脂成形体7を加熱溶融化された樹脂材料35にて一括モールドする樹脂成形用金型を搭載したモールドプレス部34と、加熱溶融前の樹脂材料35を前記金型に供給する樹脂材料供給部36とを設けている。
【0021】
従って、ロボットアーム搬送機構ユニット32を用いて樹脂成形前後の基板9・15を樹脂モールドユニット8にて連続して作業する場合、第一実施例と同様に、ワイヤボンディングユニット6の樹脂成形前基板格納機構ユニット25から樹脂成形前基板15をロボットアーム装置12の先端部材13にて取出して固定した状態で樹脂モールドユニット8における樹脂成形前基板供給機構ユニット26に受渡してから、まず、樹脂成形前基板供給機構ユニット26からモールドプレス機構ユニット27へ樹脂成形前基板15をロボットアーム搬送機構ユニット32の先端部33にて固定してモールドプレス部34の金型内に移動して供給セットすると共に、樹脂材料供給部36から所定量の樹脂材料35を金型内に供給セットし、次に、予め加熱された金型にて樹脂材料35を溶融状態にして樹脂成形前基板15の樹脂成形体7部分を浸漬させ型締めし、次に、樹脂材料35が所要時間経過後に硬化して形成された樹脂成形済基板9を金型に固定状態で型開きし、次に、ロボットアーム搬送機構ユニット32の先端部33にて樹脂成形済基板9を金型内から取出して固定してモールドプレス機構ユニット27から樹脂成樹脂成形済基板格納機構28に格納する。
つまり、ユニット単位である樹脂モールドユニット8においても、ユニット8内にロボットアーム搬送機構ユニット32を設けて連続して作業するように構成されているので、第一実施例の樹脂モールドユニット8内や他のユニット内にもロボットアーム搬送機構ユニット32を同様に設けるよう任意に選択できる。
【0022】
なお、第一・第二実施例において、不要樹脂材料を発生させない基板浸漬成形を採用して樹脂モールド成形しているが、樹脂成形前基板15を樹脂通路を介して加熱溶融化された樹脂材料35を供給するようなトランスファー成形の金型構造にしてもよい。
この場合、不要樹脂材料と樹脂成形済基板15とをディゲートするディゲート機構を樹脂モールドユニット9内に設けるようにする。
また、樹脂モールド成形時に基板浸漬成形やトランスファー成形を用いる際には、金型内に離型フィルムを供給して樹脂モールドする離型フィルム成形や、或いは、加熱溶融化された樹脂材料35にボイド等の発生を防止するために少なくとも樹脂材料35が接触する金型面を外気遮断範囲として外気遮断範囲の空気等を強制的に吸引して真空引き状態とする真空引き成形とを、一方もしくは両方の成形を併用して実施してもよい。
【0023】
また、半導体基板4は、基板4上にチップ2・ワイヤを装着した基板4に限定して第一・第二実施例に説明してきたが、基板4上にバンプ(接続電極)を介してチップ2を装着するようなフリップチップ基板に採用してもよい。
この場合、前述のダイボンディングユニット5・ワイヤボンディングユニット6を使用せずに、フリップチップボンディングユニット(図示しない)を設けるようにする。
【0024】
次に、図3に基づいて、第三実施例を説明する。
なお、図3は、本発明に係る他の樹脂モールドユニットの概略平面図である。また、前述の第二実施例における樹脂モールドユニットに準ずるものは同一符号を記すると共に、樹脂モールド成形は、第一・第二実施例と同様の作業を実施するものとする。
【0025】
例えば、樹脂モールドユニット8は、図3に示すように、第二実施例と同様の機構である樹脂成形前基板供給機構ユニット26とモールドプレス機構ユニット27と樹脂成形済基板格納機構ユニット28とを設けており、前記した各機構26・27・28を外周囲に配置し且つロボットアーム搬送機構ユニット32を設けており、ユニット8全体が円柱型の形状となるような構成をしている。
また、ロボットアーム搬送機構ユニット32においても、前述した第一実施例におけるロボットアーム装置12と同様の動作・構成・構造・レイアウト等で設けられているのに加えて、ロボットアーム搬送機構ユニット32を略中央部分に配置させて、先端部33が取出・供給作業ができる円周上における所定位置に各機構ユニット26・27・28を取捨選択し且つ独立した状態になるような配置にしている。
なお、図3における樹脂モールドユニット8の形状は、半円柱型になっているが、更に、追加する場合は、二点鎖線で示す三個の各機構ユニットを設けるよう構成にされていると共に、図例に示す六分割に限定されることなく、任意に各機構ユニットを分割して設けてもよい。
つまり、樹脂モールドユニット8以外においても、ロボットアーム搬送機構ユニット32を略中央部分に設け、且つ、円柱型の形状となる取捨選択し且つ独立した状態にできる各機構ユニットを先端部33が取出・供給作業ができる円周上における所定位置に各機構ユニットを配置させる構造に任意に選択できる。
更に、円柱型の形状をした各ユニットの略中央部分に第一実施例におけるロボットアーム装置12を配置し、且つ、先端部材13が取出・供給作業ができる円周上における所定位置に各ユニットを配置させる構造に任意に選択できる。
また、ユニットの形状については、円柱型でなくても多角柱型でもよい。
【0026】
即ち、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させることができる。
【0027】
なお、第一実施例乃至第三実施例における半導体製造装置に限定されることなく、基本的に、半導体製造プロセス全体にわたり各作業単位にユニット化して各ユニットをロボットアーム装置(ロボットアーム搬送機構ユニットを含む)にて連続して半導体部品を搬送するような構成にて作業を任意に選択して実施することができると共に、各ユニット・各機構ユニットの構成条件は、図1乃至図3に限定されることなく、配置・形状・寸法・材質・材料・制御等における追加や変更や削除を任意に選択して行ってもよい。
【0028】
また、本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて、任意にかつ適宜に変更・選択して採用できるものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、半導体製造装置における半導体製造プロセスを各作業単位にユニット化して各ユニットにて連続して作業を効率良く実施して、製品の生産性を向上させるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る半導体製造装置の概略平面図である。
【図2】図2は、本発明に係る半導体製造装置における他の樹脂モールドユニットの概略平面図である。
【図3】図3は、本発明に係る半導体製造装置における他の樹脂モールドユニットの概略平面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェーハ
2 半導体チップ(ダイ)
3 ダイシングユニット
4 半導体基板
5 チップボンディングユニット
6 ワイヤボンディングユニット
7 樹脂成形体
8 樹脂モールドユニット
9 樹脂成形済基板
10 半導体パッケージ(製品)
11 シンギュレーションユニット
12 ロボットアーム装置
13 先端部材
14 チップ装着基板
15 樹脂成形前基板
16 ウェーハ供給機構ユニット
17 ウェーハダイシング機構ユニット
18 チップ格納機構ユニット
19 チップ供給機構ユニット
20 半導体基板供給機構ユニット
21 ダイボンディング機構ユニット
22 チップ装着基板格納機構ユニット
23 チップ装着基板供給機構ユニット
24 ワイヤボンディング機構ユニット
25 樹脂成形前基板格納機構ユニット
26 樹脂成形前基板供給機構ユニット
27 モールドプレス機構ユニット
28 樹脂成形済基板格納機構ユニット
29 樹脂成形済基板供給機構ユニット
30 基板ダイシング機構ユニット
31 製品格納機構ユニット
32 ロボットアーム搬送機構ユニット
33 先端部
34 モールドプレス部
35 樹脂材料
36 樹脂材料供給部

Claims (2)

  1. 半導体ウェーハを切断分離して個々の半導体チップを形成するダイシングユニットと、前記した個々の半導体チップを半導体基板にボンディングするチップボンディングユニットと、前記基板とチップとをワイヤで接続するワイヤボンディングユニットと、チップとワイヤとの樹脂成形体をモールドする樹脂モールドユニットと、モールドされた樹脂成形済基板を切断分離して個々の半導体パッケージを格納するシンギュレーションユニットとを含む半導体製造装置であって、
    前記した装置における各ユニットは、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、前記した各ユニットにある半導体部品を連続して搬送するロボットアーム装置を設けたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 半導体チップとワイヤとを装着した樹脂成形前の基板を供給する樹脂成形前基板供給機構ユニットと、前記した樹脂成形前の基板と樹脂材料とを樹脂成形用金型に供給して前記した加熱溶融化された樹脂材料で樹脂成形前の基板を樹脂成形するモールドプレス機構ユニットと、前記した金型にて樹脂成形され硬化された樹脂成形後の基板である製品を格納する樹脂成形済基板格納機構ユニットとを含む樹脂モールド装置であって、
    前記した装置における各機構ユニットは、取捨選択し且つ独立した状態で配置すると共に、各機構ユニットにある樹脂成形前後の基板を連続して搬送するロボットアーム搬送機構ユニットを設けたことを特徴とする樹脂モールド装置。
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