JP4325494B2 - ダスト低減装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両の室内における花粉等のダスト類の量を低減するためのダスト低減装置に関する。
近年、患者が増加している花粉症の対策として、自動車の車室内への花粉侵入を防止するための車載空調装置が考えられている(例えば、特許文献1参照)。このような車載空調装置では、空調装置ダクトにおける外気導入口の下流を第1及び第2の吸気路に区分すると共に、第2の吸気路に花粉除去フィルタを配置している。また、空調装置ダクト内には、外気導入口から吸入される外気を第1の吸気路または第2の吸気路に選択的に導くための外記切替ドアが設けられている。
そして、外気切替ドアは、雨滴検知センサ及び磁気検知センサからの各信号に基づいて、晴天または曇天であって花粉症の原因物質となる花粉が飛散する時期に、花粉除去フィルタに外気を導入する位置に位置するように制御される。これにより、車載空調装置の外気導入口が花粉除去フィルタを通過するので、この外気中の花粉が除去された清浄化エアが車室内に送り込まれ、車室内の花粉の量が低減される。
また、特許文献1には、上記構成に加え、空調装置ダクトにおける内気導入口の下流にも花粉除去フィルタを配置した車載空調装置が記載されている。この構成では、外気に含まれる花粉の除去は勿論のこと、内気に含まれる花粉も有効に捕集(除去)ことができるとされている。
特開平8−310230号公報
しかしながら、上記の如き従来の車載空調装置が適用された自動車では、内気導入口に花粉除去フィルタを備えた構成であっても、車室内の花粉を短時間で除去することができない。具体的には、空調装置(オートエアコン)の制御は通常ウォームアップ制御であるため、花粉症患者の多くがアレルゲンとする杉花粉等が飛散する2月〜5月は、ヒータコアの温度すなわちエンジン水温が上昇するまで空調装置が作動しない。このため、乗車時に車室内に侵入した花粉は、空調装置が作動するまで捕集されることなく車室内で飛散または浮遊し続ける。
また、多くの花粉は、車室の床上に自然落下するが、上記の如き従来の車載空調装置では、床上の花粉を回収することができない。そして、上記の如き杉花粉等の発生時期に使用される暖房モードでは、主に足元から暖房空気が吹き出されるため、車室内で床上の花粉が巻き上げられてしまう。さらに車室内に持ち込まれる荷物や着衣等に付着してしまった花粉を、空調装置による空気循環に伴って除去することは困難である。
本発明は、上記事実を考慮して、車室内に存在する花粉等のダスト類を短時間で確実に除去することができるダスト低減装置を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るダスト低減装置は、車室内の下部から空気を吸い込んでフィルタを通過させることで空気中のダストを除去する空気清浄装置と、車両のドア開口部を閉止した後に、前記空気清浄装置を所定期間だけ作動させる制御装置と、シートを構成するヘッドレストに設けられた送風装置と、を備え、前記空気清浄装置を前記シートの下部または下方に配置すると共に、該空気清浄装置の空気吸込部を前記シートを構成するシートクッションの側方に配置し、前記送風装置と前記空気清浄装置とを共に作動させることで、該送風装置から前記空気清浄装置に向かう下向きの空気流が形成されるように構成した。
請求項1記載のダスト低減装置では、例えば乗員の乗車後、自動でまたは手動のスイッチ操作等により空気清浄装置が作動する。空気清浄装置は、車室内の空気を吸い込んでフィルタを通過させ、花粉等のダストを除去した清浄空気を車室内に排出する。すなわち、フィルタによってダストが捕集される。これにより、車室内のダストの量が低減される。
そして、この空気清浄装置が車両の空調装置とは独立して設けられているため、作動の開始時期に制限はなく、例えば乗員の乗車直後に空気清浄装置を作動することができる。このため、乗車に伴ってドア開口部から車室内にダストが入り込んでも、このダストを空気清浄装置によって速やかに除去することが可能となる。また、空気清浄装置が車室の下部から空気を吸い込むため、自然落下するダストや空調(暖房)エアの吹き出しにより巻き上げられたダストを確実に除去することができる。
このように、請求項1記載のダスト低減装置では、車室内に存在する花粉等のダスト類を短時間で確実に除去することができる。
また、本ダスト低減装置では、例えば乗車のために開放したドア開口部を閉止すると、制御装置がこれを検知して空気清浄装置を作動させる。このように、空気清浄装置は、乗車直後に対応するドア開口部の閉止直後に作動するため、乗車後の短期間でダスト類を除去することができる。なお、空気清浄装置が作動する所定期間は、例えば、ドア開口部が閉止してから設定された時間が経過するまでの期間、ダストセンサからダスト量が所定値以下であることに対応する信号が入力されるまでの期間、乗員が停止スイッチを操作したことに対応する信号が入力されるまでの期間等とすることができる。
さらに、本ダスト低減装置では、車室内におけるシート(すなわち、乗員)の上部またはシートの上方に配置された送風装置と空気清浄装置とが、送風装置からシート乗員に添って空気清浄装置に向かう空気の流れを生成する。これにより、乗員の着衣に付着したダストや乗員廻りのダストを効果的に除去することができる。なお、本請求項4における空気清浄装置は、その空気吸込部がシート(請求項2記載のシートと同一のシートであるとは限らない)の下部または下方に配置されていれば良い。
請求項2記載の発明に係るダスト低減装置は、請求項1記載のダスト低減装置において、前記空気清浄装置を前記車室内におけるシートの内部またはシートの下側に配置した。
請求項2記載のダスト低減装置では、空気清浄装置がシートの内部または下側に配置されているため、車室内の空間を有効利用してダスト低減装置を設けることができる。また、車室内の下部から空気を吸い込む空気清浄装置の本体と吸込部とを近接して(一体にして)配置することができ、吸い込みに伴う圧力損失を低減して空気清浄装置の空気吸い込み能力を十分に発揮させる設計とすることができる。
以上説明したように本発明に係るダスト低減装置は、車室内に存在する花粉等のダスト類を短時間で確実に除去することができるという優れた効果を有する。
参考例
先ず、参考例に係るダスト低減装置としての花粉除去装置10が車両としての自動車12に適用された例について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1には自動車12の車室内部が斜視図にて示されている。この図に示される如く、自動車12の車室内には空気清浄装置14が設けられている。本参考例では、空気清浄装置14は、助手席シート15の下側のフロア16上に設置されている。図2に示される如く、空気清浄装置14は、互いに連通した本体14Aと吸込部14Bとを備えている。本体14A内には、花粉除去フィルタ18とファン20とが配設されている。
空気清浄装置14は、ファン20が作動すると、吸込部14Bから空気を吸い込み、この空気を花粉除去フィルタ18を通過させて本体14Aから排出する構成とされている。すなわち、空気清浄装置14は、吸込部14Bから吸い込んだ空気中の花粉Pを花粉除去フィルタ18に吸着させ、花粉Pが除去された空気を清浄空気として車室内に送り出すようになっている。
この空気清浄装置14(ファン20)は、制御装置としての花粉除去ECU22によって、所定の条件で作動するように制御される構成とされている。本参考例では、花粉除去ECU22は、カーテシスイッチ24と電気的に接続されている。カーテシスイッチ24は、ドア26(図1参照)の操作時に車内灯等を点灯するために、ドア26によるドア開口部28の開閉に応じた信号(ON/OFF信号でも良い)を出力するスイッチである。
花粉除去ECU22は、カーテシスイッチ24からドア開口部28が閉止されたことに対応する信号(以下、閉信号という)が入力されると、所定期間だけファン20を作動するようになっている。この所定期間は、例えば、花粉除去ECU22に内蔵するタイマによりカウントされる閉信号の入力時点から設定時間が経過するまでの期間、図示しない花粉センサが車室内の花粉量(濃度)が設定値以下になったことに対応する信号を出力するまでの期間等とすることができる。また、花粉除去ECU22は、ドア開口部28の閉止後に自動的に空気清浄装置を作動する以外にも、例えば、空調装置の操作パネルに設けた花粉除去スイッチの手動操作を検出して、ファン20を作動させることも可能とされている。
次に、本参考例の作用を説明する。
上記構成の花粉除去装置10が適用された自動車12では、乗車に伴って開放されたドア開口部28がドア26によって閉止されると、カーテシスイッチ24から花粉除去ECU22に閉信号が入力する。閉信号が入力した花粉除去ECU22は、上記所定期間だけファン20を作動する。すると、空気清浄装置14の吸込部14Bから車室内の空気が吸い込まれ、乗車に伴い花粉Pと共に車室内に侵入した空気を含む空気は、花粉除去フィルタ18を通過して本体14Aから清浄空気として排出される。
ここで、空気清浄装置14は、自動車12の空調装置とは独立して設けられているため、従来の花粉除去フィルタを備えた空調装置のようにエンジン水温が上昇するまで作動を待つことなく、所望のタイミングで作動することができる。本参考例では、花粉除去装置10は、ドア開口部28の閉止直後(閉止と同時)に空気清浄装置14を作動し、乗車後の短期間で花粉Pを除去することができる。しかも、花粉除去ECU22が空気清浄装置14を自動的に作動する構成であるため、ドア開口部28の閉止後、確実にかつ速やかに空気清浄装置が作動する。
また、空気清浄装置14、特に吸込部14Bをフロア16上に配置し車室内下部から空気を吸い込むようにしたため、フロア16上に自然落下した花粉P、ヒータの足元吹き出しによって巻き上げられた花粉Pを速やかに除去することができる。特に、空気清浄装置14の本体14Aもフロア16上に配置されているため、空気清浄装置14の本体14Aと吸込部14Bとを近接して配置することができ、空気吸い込みに伴う圧力損失を低減して空気清浄装置14の空気吸い込み能力を十分に発揮することができる。さらに、空気清浄装置14が助手席シート15の下側に配置されているため、車室内の空間を有効利用して花粉除去装置10を設けることができる。
このように、本参考例に係る花粉除去装置10では、自動車12の車室内に存在する花粉Pを短時間で確実に除去することができる。
また、上記参考例では、1つの空気清浄装置14が助手席シート15の下側に配置された例を示したが、例えば、空気清浄装置14を運転席シート若しくはリヤシートの下側、またはフロア16の下面側に配置しても良く、空気清浄装置14を互いに離間して複数設けても良い。また、1つの空気清浄装置14において、複数の吸込部14Bを有して構成されても良いことは言うまでもない。さらに、本発明は、車室内の下部から空気を吸い込む構成であれば足り、空気清浄装置14が全体としてフロア16上に配置される構成に限定されることはない。
本発明の実施形態)
本発明の実施形態に係るダスト低減装置としての花粉除去装置30について、図3に基づいて説明する。なお、上記参考例と基本的に同一の部品・部分については上記参考例と同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示される如く、花粉除去装置30は、空気清浄装置14を備えており、この空気清浄装置14の吸込部14Bは、運転席シート32の側方に配置されて上側から空気を吸い込むようになっている。なお、図示を省略した本体14Aは、上記参考例と同様に助手席シート15の下側に配置されている。本実施形態では、空気清浄装置14は、図3に示した吸込部14Bの他に、フロア16上の花粉Pまたはフロア16から巻き上げられた花粉Pを吸い込むのに適した吸込部14B(図示省略)を有している。
また、花粉除去装置30は、自動車12の車室内の上部に設けられた送風装置34を備えている。本実施形態では、送風装置34は、少なくともその吹出部が運転席シート32の上部を構成するヘッドレスト36に設けられており、前向き乃至下向きに空気を吹き出すようになっている。これにより、送風装置34と空気清浄装置14とが共に作動しているときには、矢印Aにして示すように、送風装置34から空気清浄装置14の吸込部14Bへと向かう略下向きの空気流が生成される構成である。
この花粉除去装置30は、花粉除去ECU22(図3では図示省略)によって制御されるようになっている。本実施形態では、花粉除去ECU22は、運転席にアクセスするドア開口部28用のカーテシスイッチ24から閉信号が入力されたときに、空気清浄装置14及び送風装置34を所定期間だけ共に作動するようになっている。また、花粉除去ECU22は、運転席以外の座席にアクセスするドア開口部28のカーテシスイッチ24から閉信号が入力したときには、空気清浄装置14のみ(または、空気清浄装置14及び対応する座席に設けた送風装置34)を所定期間だけ作動するようになっている。さらに、花粉除去ECU22は、ドア開口部28の閉止後に自動的に空気清浄装置を作動する以外にも、例えば、空調装置の操作パネルに設けた花粉除去スイッチの手動操作を検出して、空気清浄装置14及び送風装置34を作動させることも可能とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の花粉除去装置30を備えた自動車12では、乗車に伴って開放された運転席用のドア開口部28がドア26によって閉止されると、該ドア開口部28に対応するカーテシスイッチ24から花粉除去ECU22に閉信号が入力する。閉信号が入力した花粉除去ECU22は、上記所定期間だけファン20及び送風装置34を作動する。
すると、送風装置34から吹き出され運転者に添って略下方(吸込部14B)に向かう空気が、運転者廻り浮遊していた花粉Pや運転者の着衣や体表に付着していた花粉Pと共に空気清浄装置14の吸込部14Bに吸い込まれる。これにより、乗車してきた運転者と共に車室内に侵入した花粉Pは、花粉除去フィルタ18に付着して除去され、空気清浄装置14の本体14Aからは清浄空気が排出される。
このように、本実施形態に係る花粉除去装置30では、自動車12の車室内に存在する花粉Pを短時間で確実に除去することができる。また、送風装置34の作動によって、運転者の顔面前方の花粉Pが吹き飛ばされ、運転者が花粉Pを吸い込むことが抑制される。さらに、花粉除去装置30は、運転席シート32用の吸込部14Bの他にフロア16用の吸込部14Bを有し、上記参考例に係る花粉除去装置10の作用効果(作動時期にかかる作用効果を含む)を併せて奏する。
なお、上記実施形態では、運転席シート32に送風装置34を設けた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、運転席シート32に代えて、または運転席シートと共に、助手席シート15及び後席シートの一部または全部に送風装置34を設けても良い。また、送風装置34は、ヘッドレスト36に設けられる構成には限定されず、例えば、ルーフ等に送風装置34を設けても良い。
また、上記実施形態では、空気清浄装置14が複数の吸込部14Bを有する構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、フロア16用の吸込部14Bが送風装置34からの空気を吸い込む機能を兼ねるようにしても良く、フロア16の近傍で空気を吸い込む吸込部14Bを備えない構成としても良い。また、空気清浄装置14が運転席シート32用の吸込部14Bとフロア16用の吸込部14Bとを有する構成では、空気清浄装置14の作動終了時が送風装置34の作動終了時よりも遅くても(フロア16近傍の空気を吸い込む機能のみを果たす場合があっても)良い。
さらに、上記実施形態では、空気清浄装置14及び送風装置34が花粉除去ECU22によって制御される構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、空気清浄装置14及び送風装置34が手動操作のみによって、互いに連動してまたは独立して作動するようにしても良い。
なお、上記の実施形態では、ダスト類としての花粉Pを車室内から除去する例を示したが、上記各種装置によって、花粉の他に、空気中を飛散若しくは浮遊し、または乗員(着衣)や持ち込み品に付着する各種ダスト類の車室内への侵入を抑制することができる。空気清浄装置14を用いる構成では、花粉除去フィルタ18を除去対象のダスト類に応じて適宜変更、追加等すれば、該除去対象のダスト類の除去能力が向上する。
参考例に係る花粉除去装置が適用された車室内を示す斜視図である。 参考例に係る花粉除去装置を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る花粉除去装置が適用された車室内を示す斜視図である。
符号の説明
10 花粉除去装置(ダスト低減装置)
12 自動車(車両)
14 空気清浄装置(離脱手段、捕集手段)
15 助手席シート(シート)
18 花粉除去フィルタ(フィルタ)
22 花粉除去ECU(制御装置)
28 ドア開口部
30 花粉除去装置(ダスト低減装置)
32 運転席シート(シート)
34 送風装置

Claims (2)

  1. 車室内の下部から空気を吸い込んでフィルタを通過させることで空気中のダストを除去する空気清浄装置と、
    車両のドア開口部を閉止した後に、前記空気清浄装置を所定期間だけ作動させる制御装置と、
    シートを構成するヘッドレストに設けられた送風装置と、
    を備え
    前記空気清浄装置を前記シートの下部または下方に配置すると共に、該空気清浄装置の空気吸込部を前記シートを構成するシートクッションの側方に配置し、
    前記送風装置と前記空気清浄装置とを共に作動させることで、該送風装置から前記空気清浄装置に向かう下向きの空気流が形成されるように構成したダスト低減装置。
  2. 前記空気清浄装置を前記車室内におけるシートの内部またはシートの下側に配置した、請求項1記載のダスト低減装置。
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