JPH10166852A - 車載用空気清浄装置 - Google Patents

車載用空気清浄装置

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JPH10166852A
JPH10166852A JP33395996A JP33395996A JPH10166852A JP H10166852 A JPH10166852 A JP H10166852A JP 33395996 A JP33395996 A JP 33395996A JP 33395996 A JP33395996 A JP 33395996A JP H10166852 A JPH10166852 A JP H10166852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
dust sensor
signal
vehicle
reference value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33395996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuritsugu Toyomi
百合貢 豊海
Yoshinori Yamazaki
義則 山崎
Hironori Tanaka
浩紀 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH10166852A publication Critical patent/JPH10166852A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダストセンサの出力値の変化を抑制して長期
使用に耐える車載用空気清浄装置を得る。 【解決手段】 空気を送風するファン2とモータ3から
なる送風装置1と空気中の煙,粉塵,臭気などを除去す
るための空気浄化用フィルタ4とを、空気清浄装置A内
に配置する。空気清浄装置Aの送風装置1の上部位置に
空気吸込口5を設置するとともに空気浄化用フィルタ4
の上部位置に空気吐出口6を設置する。空気清浄装置A
の内底中央部にダストセンサ7を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用空気清浄装
置に関するもので、特に自動車などの車両に設置して車
室内の汚染状況を検出して空気清浄をおこなう技術に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、空気を送風するファンと
モータからなる送風装置と、空気中の煙,粉塵,臭気な
どを除去するための空気浄化用フィルタとを配置して車
室内を浄化する車載用空気清浄装置が知られている。こ
れは、空気中の煙や粉塵量を検知るする光学式の粉塵セ
ンサ(以下ダストセンサと指称する。)を配設して空気
清浄運転を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光学式
のダストセンサを循環式の風路内に設置した場合、長期
間使用しているうちに、ダストセンサの内部にほこりが
付着して発光素子・受光素子の輝度とか感度が変化した
り、また内壁からの反射光が変化したりする。これに起
因してダストセンサの出力信号が上昇して、風路内雰囲
気の濃度が低いにもかかわらず高い値を出力してしまう
ことがある。そのために初期の判定とは異なる運転状態
となり、実用的にもあまり好ましくない制御運転動作を
するという問題がある。
【0004】本発明に係る車載用空気清浄装置によれば
前記した従来装置の問題点にかんがみ、ダストセンサの
出力値の変化を抑制することにより長期使用に耐える車
載用空気清浄装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明に係る車載用空気清浄装置において、請求項
1の発明は、光学系の光散乱式ダストセンサにより、車
両のエンジン停止から一定時間経過後のダストセンサの
信号を記憶してこれを基準値として保持しておき、次に
エンジン作動後に空気清浄装置を動作して、空気の汚れ
度に応じてダストセンサの信号を出し、その信号値を上
記基準値と比較して清浄運転を行うことを特徴とするも
のである。
【0006】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、車両の走行距離メータの積算値出力信号に応じて、
または空気清浄装置の運転時間の信号を自ら拾ってダス
トセンサの基準値を段階的に変更することを特徴とする
ものである。次に本発明に係る車載用空気清浄装置の作
用について述べる。請求項1の発明は、車両のエンジン
スイッチを切り、エンジン停止後一定時間経過後の信号
を基準値として記憶して保持する。次にエンジンスイッ
チを作動して空気清浄装置スイッチが入ると、ダストセ
ンサにおける濃度信号が、基準値と判定値との和を超え
たとき汚れ濃度として判定する。
【0007】請求項2の発明は、ダストセンサの初期基
準値を設定する。空気清浄装置が作動し走行距離メータ
が走行距離に達してダストセンサの初期基準値を基準値
に更新する。濃度信号がダストセンサの基準値と判定値
との和を超えたとき汚れ濃度として判定する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る車載用空気清浄装置
について実施の形態を図面を参照しながら説明する。図
1は本発明に係る車載用空気清浄装置の断面正面図であ
る。図1について説明する。空気を送風するファン2と
モータ3からなる送風装置1と空気中の煙,粉塵,臭気
などを除去するための空気浄化用フィルタ4とを、空気
清浄装置A内に配置し、その空気清浄装置Aの送風装置
1の上部位置に空気吸込口5を設置するとともに空気浄
化用フィルタ4の上部位置に空気吐出口6を設置し、空
気清浄装置Aの内底中央部にダストセンサ7を設置する
ものである。なお、図1において8は車用のパネル、9
は取付金具である。
【0009】図2は本発明に係る車載用空気清浄装置の
請求項1の発明において動作時間とダストセンサ出力信
号との関係図であり、図3は同上の電気回路図である。
なお図3中において、Jはエンジンスイッチ、Lは空気
清浄装置スイッチ、Cはダストセンサ7の基準値設定回
路、Dはダストセンサ7の濃度判定回路、Eはリレー判
定回路、Rはリレー、Mはモータ、Bはバッテリ、Gは
発電機である。これらの図を参照しながら請求項1の発
明の動作状態を順を追って説明する。
【0010】エンジンスイッチJを切る。→ダストセン
サ7のタイマ回路動作スタート→T時間経過後の信号S
1 を検出する(図2参照)。→信号S1 を基準値S1と
して記憶する(図2参照)。→エンジンスイッチJが入
る。→空気清浄装置スイッチLが入る。→ダストセンサ
7において濃度信号xが基準値S1と判定値aとの和を
超えたとき汚れ濃度として判定する(S1+a<x)
(図2参照)。→空気清浄装置Aが作動する。→再びエ
ンジンスイッチJを切る。→ダストセンサ7において信
号S2 を検出後、基準値S2として再び記憶する(図2
参照)。→以降順次にエンジンスイッチJを切ることに
よりS3,S4,S5─を再び記憶する。→ダストセン
サ7において濃度信号xが基準値S2,S3─と判定値
aとの和を超えたとき、汚れ濃度として判定する(S
2,S3─+a<x)(図2参照)。
【0011】図4は本発明に係る車載用空気清浄装置の
請求項2の発明において走行距離とダストセンサ出力信
号との関係図であり、図5は同上の電気回路図である。
請求項2の発明は請求項1の発明の空気清浄装置のう
ち、ダストセンサ7の基準値設定回路Cに関するもので
あり、ダストセンサ7において走行距離メータHの積算
値信号を基準値変更回路Oに取り入れるもので、その基
準値を順次変更するものである。また走行距離メータH
の信号だけではなく、空気清浄装置Aの運転時間の信号
Pを自ら判定して取り込むものである。なお図5におい
て、図3に対応する箇所には図3と同一の符号を付して
いる。これらの図を参照しながら請求項2の発明の動作
状態を順を追って説明する。
【0012】ダストセンサ7の初期基準値K1 を設定す
る(図4参照)。→濃度信号yがダストセンサ7の初期
基準値K1 と判定値aとの和を超えたとき汚れ濃度とし
て判定する(K1 +a<y)(図4参照)。→空気清浄
装置Aが作動する。→走行距離メータHが走行距離t1
に達する(図4参照)。→ダストセンサ7の初期基準値
を基準値K2 に更新する。→濃度信号yがダストセンサ
7の基準値K2 と判定値aをとの和を超えたとき汚れ濃
度として判定する(K2 +a<y)(図4参照)。→以
降は走行距離t2 ,t3 により基準値K3 ,K4 ─と更
新していく。
【0013】上記のように請求項1の発明では、車両の
エンジンスイッチJを切ってエンジン停止後、一定時間
T経過後の信号S1 を基準値S1として記憶して保持す
る。次にエンジンスイッチJを作動して空気清浄装置ス
イッチLが入るとダストセンサ7において濃度信号x
が、基準値S1と判定値aとの和を超えたとき汚れ濃度
として判定するものである。また請求項2の発明では、
ダストセンサ7の初期基準値K1 を設定する。空気清浄
装置Aが作動して走行距離メータHが走行距離に達して
ダストセンサ7の初期基準値K1 を基準値K1に更新す
る。濃度信号yがダストセンサ7の基準値K1と判定値
aとの合計値を超えたとき汚れ濃度として判定するもの
である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る車載用空気清浄装置によれ
ば請求項1の発明及び請求項2の発明は共に、ダストセ
ンサの内部に汚れが付着した場合でも、汚れ付着による
信号の変化を自動的に補正して汚れ濃度を判定でき、常
に安定した汚れ濃度を判定できてダストセンサの保守管
理とか交換などをする必要がなく長期使用に耐える利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用空気清浄装置の断面正面図
である。
【図2】請求項1の発明において動作時間とダストセン
サ出力信号との関係図である。
【図3】同上の電気回路図である。
【図4】請求項2の発明において走行距離とダストセン
サ出力信号との関係図である。
【図5】同上の電気回路図である。
【符号の説明】
1 送風装置 2 ファン 3 モータ 4 空気浄化用フィルタ 5 空気吸込口 6 空気吐出口 7 ダストセンサ A 空気清浄装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系の光散乱式ダストセンサにより、
    車両のエンジン停止から一定時間経過後のダストセンサ
    の信号を記憶してこれを基準値として保持しておき、次
    にエンジン作動後に空気清浄装置を動作して空気の汚れ
    度に応じてダストセンサの信号を出し、その信号値を上
    記基準値と比較して空気清浄運転を行うことを特徴とす
    る車載用空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 車両の走行距離メータの積算値出力信号
    に応じて、または空気清浄装置の運転時間の信号を自ら
    拾ってダストセンサの基準値を段階的に変更することを
    特徴とする請求項1記載の車載用空気清浄装置。
JP33395996A 1996-12-13 1996-12-13 車載用空気清浄装置 Withdrawn JPH10166852A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33395996A JPH10166852A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 車載用空気清浄装置

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JPH10166852A true JPH10166852A (ja) 1998-06-23

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ID=18271907

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JP33395996A Withdrawn JPH10166852A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 車載用空気清浄装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100665926B1 (ko) 2005-07-29 2007-01-09 현대자동차주식회사 차량용 실내 공기청정기
CN100364795C (zh) * 2004-06-21 2008-01-30 丰田自动车株式会社 用于车辆的粉尘减少装置
KR20200079810A (ko) * 2018-12-26 2020-07-06 김창영 도로 분진 청소 차량의 분진 제거 성능 평가 장치 및 시스템

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Effective date: 20040302